5つのレシピ、教えます!
傷んだ梅も余さず使いきる、
私の“簡単”梅仕事
“簡単”梅仕事! 5つのレシピ

左上が(1)、右上が(2)、左下が(3)、右下が(4)の梅。
まず、梅を種類別に分けてみましょう。
(1)ピカピカときれいで、粒の大きい梅
(2)小さく傷がついている梅
(3)収穫の際に割れてしまった梅
(4)熟して黄色くなった梅
これを処分したりせず、全部活用するためにはどういう加工方法がベストなのか、
過去の経験からご紹介していきます。
(1)ピカピカときれいで、粒の大きい梅

迷わず、梅干しにしましょう!
梅干しは長期保存するので、傷があったり、病気のあるものだと、
仕込みの間や保存中にカビたりしがち。
我が家では一番コンディションのいい梅は、梅干しに回しています。
実が大きいと食べ応えもありますしね。


◎重石を使わない! ちはる流てきとう梅干しのつくり方
・青梅の場合は黄色くなるまで追熟させ、熟した梅を洗って水気をとる
・梅の重量の18~20%の塩を用意して、瓶に梅→塩→梅→塩と交互に入れる
・瓶を転がして梅酢(梅から染み出してくる液体)が上がってくるのを待つ
・赤紫蘇を入れたい場合は、塩もみをして入れる
・土用の日に天日干しする
コツ:梅酢が上がるまではカビやすいので、できるだけ毎日瓶を転がして塩を行き渡らせましょう。
使用する瓶は丁寧にアルコール消毒しましょう!
梅は焼酎などのアルコールを軽くまぶしておくと傷みにくいです。
(2)小さく傷がついている梅

梅シロップにしてみましょう。
梅のエキスを抽出するので、梅の実に多少の傷があってもなんのその。
ただ、ゆっくりと砂糖が溶けていく間に傷む可能性があるので、
あまり傷みの激しいものは避けたほうがいいかな、と思います。
◎目分量でつくる! ちはる流てきとう梅シロップのつくり方
・青梅を洗って水気をとる
・爪楊枝で梅に穴を開ける
(このほうが味がしみ出しやすいですが、気分が乗らなかったら省きます(笑))
・瓶の4分の3くらいまで梅を入れ、きび砂糖を満タンに入れる
・おしまい! お砂糖が溶けて、梅がシワシワしてきたら飲み頃です
コツ:梅に砂糖が付着していないとカビやすいので、気がついたときに混ぜましょう。
(3)収穫の際に割れてしまった梅

大きさも十分、きれいなのに割れてしまった!
そんなときは梅肉エキスにしましょう。
風邪を引きそうなとき、お腹を壊したとき、ちょっと元気のないときに
大活躍してくれる、我が家の健康を守ってくれる貴重な存在です。
つくる途中で梅を割るので、割れていても問題なし。
ただし、青梅でないと有効成分が少ないので、熟しているものは避けましょう。

◎文明の利器を使う! ちはる流てきとう梅肉エキスのつくり方
※青梅1キロから、20~50グラムほどしかつくれないので、梅は大量に用意しましょう。量が足りないという方は番外編へ!
・ジップロックに入れて梅を棒で打ち、果肉と種を分離させる
・果肉をフードプロセッサーで砕く
・果肉をサラシで濾して、梅のエキスと果肉を分ける
・濾した梅のエキスを煮詰めて、黒くなるまで水分を飛ばす
・できあがり!
コツ:梅の酸が強いので、煮詰める際はホーロー鍋や土鍋、ヘラは木製のものをメインで使いましょう。アルミはNG!
エキスを絞り終わった梅の果肉は、
お砂糖とレモン汁を混ぜてジャムにするのが◎。
(4)ちょっと傷んだ、熟して黄色くなった梅

梅のコンポートにしてみましょう。
甘い香りが芳しい完熟梅、本来なら梅干しにしたいところですが、
傷んだ梅はトラブルのもとになります。
梅シロップにしてもいいのですが、完熟梅になると青梅ならではの香りと酸味がぬけて、
いまいちパンチの足りない味になってしまうような気がしています。
そこで、くつくつと煮てコンポートにしてしまうのがオススメ。

◎お砂糖は自分がおいしいと感じる量で! ちはる流てきとうコンポートのつくり方
・完熟梅を煮る
・あく抜きのために茹でこぼし、もう一度煮る(グツグツしすぎると形が崩れるので注意!)
・お好みの量のお砂糖を入れ、20分ほど煮る(ワインなど入れてもおいしいです)
・できあがり!
冷蔵庫で保存して、ひんやりデザートにどうぞ。
番外編:(1)~(4)どれにも当てはまらなかった梅たち

使えるところだけ切り取って、梅ジャムをつくりましょう!
・傷んだ部分を切り取り、あく抜きのために茹でこぼす(青梅なら2〜3回、完熟梅は1〜2回繰り返し)
・種を除き、果肉をお砂糖で煮る(お砂糖の量はお好みで)
・できあがり!
梅ジャムは、煮込むだけの簡単な加工方法です。
パンに塗っても、炭酸で割って飲んでも、
瓶に詰めてお友だちにプレゼントするもよし。
我が家では、最終的に残った梅たちは梅ジャムに変身していきます。
ですので、ピッカピカの立派な梅で梅ジャムをつくっている人を見かけると、
「も、もったいなーい!」と思ってしまいます(笑)。
いえ、もちろんおいしいと思うのですが。
というわけで、参考になったでしょうか?
おいしい梅ライフをお過ごしくださーい!
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ブログ:ちはるの森