小豆島産オリーブ100%使用! 〈井上誠耕園〉の 美容オイルが気になる!

とれたてのオリーブを使った2種の美容オイル

“オリーブの島”と呼ばれる小豆島。
瀬戸内海に浮かぶこの島は、古くからオリーブの生産が盛んで
名産地として知られています。

〈井上誠耕園〉の農園で実ったオリーブ。

〈井上誠耕園〉の農園で実ったオリーブ。

そんな小豆島では、オリーブを使ったさまざまな加工品が有名です。
オリーブは食べるのもよいですが、この冬注目したいのは美容ケア用品。

小豆島でオリーブの自然農園を営む〈井上誠耕園〉から
旬のオリーブを使った美容オイル2種を紹介します。

小豆島産エキストラヴァージンオリーブオイル(2021年度・秋産) 10mL2970円/20mL5830円 ※数量限定

小豆島産エキストラヴァージンオリーブオイル(2021年度・秋産) 10ml 2970円/20ml 5830円 ※数量限定

まずひとつ目は、
昨年秋に採れたオリーブを100%使ったエキストラヴァージンオリーブオイルです。

オリーブは傷がつくと酸化が進んでしまうため、収穫はすべて手作業で行われます。
熟練した職人さんがひと粒ひと粒の熟度を見極めながら、上質なオリーブだけを厳選。
さらに搾油後は機械ではなく、ゆっくりと自然ろ過することで、
オリーブのよさをそのまま生かせる濃厚な美容オイルに仕上がりました。

こだわってつくられたオリーブオイルは肌なじみがよく、
溶け込むような上質な使い心地が魅力です。

井上誠耕園産果実100% エッセンシャルオリーブオイル 8mL3300円/30mL11000円 ※数量限定

井上誠耕園産果実100% エッセンシャルオリーブオイル 8ml 3300円/30ml 11000円 ※数量限定

そして、もうひとつ注目してもらいたいのが、
1本の木のうち10分の1程度しかとれない“天成りオリーブ”を使った
エッセンシャルオリーブオイルです。

“天成りオリーブ”は木のてっぺんに実るオリーブを指します。
太陽に一番近い場所で育つことで
はちきれんばかりに大きく育ち、黒く完熟した状態になるそうです。

〈井上誠耕園〉のエッセンシャルオリーブオイルは小豆島産オリーブ100%使用した、まさに贅沢仕様の商品。

エッセンシャルオリーブオイルは、
その希少なオリーブから搾ったオイルを100%使用した、まさに贅沢仕様の商品。
特に今年の秋は晴れの日が続いたことで、
より香り高く、濃厚で滑らかな使い心地のオイルに仕上がったそうです。

特徴は3つ脚。 大川の家具ブランド〈SHIKI〉より 新シリーズ〈MITSUKI〉が登場

日常の余白に寄り添う

日本有数の木工家具の産地である福岡県大川市で生まれた
国産材を活用する家具ブランド〈SHIKI(シキ)〉。

日本の繊細で豊かな美の感性を独自に解釈し、
新たなカタチで提案することでその美しさを感じて欲しい
というコンセプトのもと、洗練されたインテリアを展開しています。

国産材を活用する家具ブランド〈SHIKI(シキ)〉から誕生した〈MITSUKI(ミツキ)〉。

そんな〈SHIKI〉から昨秋、ふとしたシーンや余白の時間に寄り添い、
木と日常生活をつなぐ新たなインテリア〈MITSUKI(ミツキ)〉が誕生しました。

製造・販売を〈志岐〉が、デザインを〈FANFARE〉が担当。

一番の特徴はすっと伸びた3つ脚。
この"3"という要素は、縁起のよい場面やことわざ、節目など、
古くから日本のさまざまなシーンに登場します。
また点と線は3つをつなぐことではじめて形状化する、
つまりは安定をもたらす要素を示す数字でもあり、
木が3つで森という字も完成しますよね。

そんな「木と親密に」「生活の中にたくさんの木(森)を」、
形状の安定性をもたらす「3」、
そして3つ脚の特徴からMITSUKIと命名されました。

〈MITSUKI〉コートラック 幅400mm 奥行400mm 高さ1600mm 34430円

〈MITSUKI〉コートラック 幅400mm 奥行400mm 高さ1600mm 34430円

〈MITSUKI〉誕生のきっかけとも言えるコートラック。

こちらはMITSUKI誕生のきっかけとも言えるコートラック。
元々は森をイメージしたインスタレーションとして製作されました。
無垢材を生かしたフォルムは改良を重ねてミニマルに洗練され、
枝からひとつなぎで伸びた脚は、まっすぐ伸びる森の木々を連想させます。
枝部分は溝をつくることでハンガーなどのずれ落ちを防止する工夫が。

越前漆器や越前和紙。
福井の伝統工芸が、
世界的ブランドを動かす

伝統産業が息づく福井の地

福井県には、越前打刃物、越前箪笥、越前焼、越前漆器、越前和紙、若狭塗箸などの
伝統工芸品、そして眼鏡や繊維業など、ものづくりの精神がいまなお息づいている。

そのひとつ、越前漆器は歴史が古く、約1500年前から続いているといわれている。
お椀やお膳、重箱、お盆、菓子箱など、食に関連した漆器を中心に栄えてきた。
現在では量産態勢を整え、旅館などで使用する業務用漆器の有数の産地となっている。

その理由としては、まず地理的に京都に近いこと。
そして漆は水分を得て固まるので、
曇りが多く、雪が降るこのエリアは冬でも湿度が高いという、
自然環境が整っていたことがあげられる。

旅館などで使用される漆器のお椀。

旅館などで使用される漆器のお椀。

鯖江市にある〈漆琳堂〉は1793年創業。現在は料亭や業務用など漆器製造が主である。

「バイヤーさんがこのショールームに来て、お椀などをオーダーされていきます。
ここに展示してあるものはサンプル。
同じ物でも構いませんが、大抵は、柄や形など、
少しずつアレンジしていくオーダーメイドです」と
8代目を継ぐ現当主の内田徹さんが教えてくれた。

たくさんの同じようなお椀が並んでいるが、よくよく見てみると、
細いもの、低いもの、フチが反っているもの……、少しずつ形が異なっている。

「例えば一年を通して使うものなのか、春や秋など季節に合わせて使うものなのか。
それによっても条件は変わってきますので、すり合わせながら決めていきます」

1階はショールーム兼ショップでさまざまな商品が並んでいる。
2階は漆塗り工房になっていて、見学が可能だ(要予約、有料)。

史上初の工芸産地体験型イベント 〈日本工芸産地博覧会〉 大阪の万博記念公園で開催!

53のつくり手が一挙集結

日々の暮らしを支える汁椀や箸、眼鏡、ジーンズなど、
日本各地で生まれ、受け継がれてきた伝統工芸品。
それらは、全国約300もの産地で生み出されています。

2021年11月26日(金)〜28日(日)、大阪の万博記念公園で開催される〈日本工芸産地博覧会 大阪2021〉。

この度、そんな北は北海道、南は沖縄まで53のつくり手が大集結する、
なんとも贅沢な体験型イベント〈日本工芸産地博覧会 大阪2021〉が
2021年11月26日(金)〜28日(日)に大阪の万博記念公園で開催されます。
意外にも、このような全国の工芸産地が集う体験型イベントは史上初です。

産地へ足を運んだような実演やワークショップを開催

大阪を拠点に活動するクリエイティブユニット〈graf〉が総合ディレクション
(クリエイティブディレクション・会場構成・アートディレクション・企画)を担当。

目指したのは、産地のまるごと体験。
コンセプトは「日本の工芸が、今を生きる姿を見よ。
ここでの体験が全て、未来の産地をつくる」です。

約10000平方メートルの屋外スペースに、
ガラス、金属、石工、陶磁器、木工、漆、紙など、
以下、53の工芸産地が集います。

越前漆器の木地作りで培った技術力と伝統をベースにした木製雑貨ブランド〈Hacoa〉。ワークショップでは「無垢の鉛筆づくり」を開催予定。

越前漆器の木地作りで培った技術力と伝統をベースにした木製雑貨ブランド〈Hacoa〉。ワークショップでは「無垢の鉛筆づくり」を開催予定。

1816年創業、銅板を金鎚で叩いて整形する鎚起銅器の技を継承し金属加工を行う〈玉川堂〉。ワークショップでは金鎚で「銅器小皿製作体験」を開催予定。

1816年創業、銅板を金鎚で叩いて整形する鎚起銅器の技を継承し金属加工を行う〈玉川堂〉。ワークショップでは金鎚で「銅器小皿製作体験」を開催予定。

1932年創業、一貫して手仕事によるガラス製造を続ける〈Sghr 菅原工芸硝子〉。ワークショップでは「ガラス端材の箸置きづくり体験」を開催予定。

1932年創業、一貫して手仕事によるガラス製造を続ける〈Sghr 菅原工芸硝子〉。ワークショップでは「ガラス端材の箸置きづくり体験」を開催予定。

約170年、南部鉄瓶等をつくり続けてきた南部鉄器の老舗〈OIGEN〉。ワークショップでは「鉄瓶による白湯の飲み比べ」を開催予定。

約170年、南部鉄瓶等をつくり続けてきた南部鉄器の老舗〈OIGEN〉。ワークショップでは「鉄瓶による白湯の飲み比べ」を開催予定。

かもしか道具店/Sghr 菅原工芸硝子/Hacoa/
マルヒロ/玉川堂/能作/育陶園/HIDA/堀田カーペット/奥出雲前綿屋鐵泉堂/
中川政七商店/ササキ工芸/OIGEN/注染手ぬぐい にじゆら/中村節朗石材/
アルテマイスター/菊井鋏製作所/ヤマチク/弘前こぎん研究所/指勘建具工芸/
和ろうそくkobe松本商店/谷口眼鏡/高野竹工/中井産業/チエモク/増田桐箱店/
清原織物/すずも提灯/SOUKI/まくらのキタムラ/ISHIDASEIBOU/笠盛/
鍋島虎仙窯KOSEN/FLAT(髙田織物)/箸蔵まつかん/和泉木綿/
琉球びんがた普及伝承コンソーシアム/堺一文字光秀/HEP/幸呼来Japan/
乾レンズ/タケフナイフビレッジ/五十嵐製紙/漆琳堂/佐藤繊維/京都絞美京/
CHROMES/絞り染め体験工房 角野晒染/京からかみ 丸二/京都川端商店/
伝統みらい/京都 宮井/エコノレッグ

各ブースでは、実際の産地を見学しているような
臨場感ある実演やワークショップを実施。
ここまでのネームバリューの高い工芸産地を一挙に見れるのはとても貴重。
あらためて各工芸をしっかりと学ぶことができそうですね。

食卓を彩る青森の手仕事 〈津軽びいどろ〉から 〈色色豆皿〉が新登場!

おうち時間をカラフルに

青森県の伝統工芸品〈津軽びいどろ〉から、
バリエーション豊富な〈色色豆皿〉が発売になりました!
桜やねぶた、りんご、雪景色など、
青森の四季折々の風景にインスピレーションを受けた
カラフルな商品を次々と生み出している津軽びいどろ。
県内の飲食店や宿泊施設で器や照明などのインテリアとしても使われ、
おみやげや贈りものとしても人気です。

りんごをモチーフにつくられた〈津軽自然色りんご〉シリーズ。写真は〈赤りんごカップ〉と〈青りんごカップ〉。各1,650円(税込)。

りんごをモチーフにつくられた〈津軽自然色りんご〉シリーズ。写真は〈赤りんごカップ〉と〈青りんごカップ〉。各1650円(税込)。

新商品の色色豆皿は、「コロナ禍でのおうち時間を少しでも豊かに楽しく過ごしてほしい」
そんな思いから企画が始まりました。

お菓子やおつまみをのせたり、アクセサリートレイにしたり、
ワンプレートの仕切り役になってくれたりと、いろんな使い方が想像できて、
ついつい集めたくなってしまう豆皿。

選ぶ楽しみがあることはもちろん、
どんなシーンにも合うように考えられた色色豆皿には16の色が揃います。

〈若葉〉〈淡雪〉〈勿忘草〉〈花風〉〈水鞠〉〈夏海〉〈春茜〉〈夜雲〉〈清夏〉が〈色色豆皿〉のためにつくられた新色。名前を見るだけでも風景を想像できて楽しいラインナップは、オンラインショップで見ることができます。各1,100円(税込)。

〈若葉〉〈淡雪〉〈勿忘草〉〈花風〉〈水鞠〉〈夏海〉〈春茜〉〈夜雲〉〈清夏〉が色色豆皿のためにつくられた新色。名前を見るだけでも風景を想像できて楽しいラインナップは、オンラインショップで見ることができます。各1100円(税込)。

すでに家庭にある津軽びいどろや、
木・陶などガラス以外の素材にも調和する色合いや風合いにこだわり開発されました。

〈色色豆皿〉は、すでに家庭にある津軽びいどろや木・陶などガラス以外の素材にも調和するよう開発。

【細尾真孝×山井梨沙】
新しい糸を開発して
「環境×織物」の実現を目指す

『FIELDWORKS』は、新潟県を拠点にキャンプを中心とした
ローカルなライフスタイルを提案するスノーピーク代表取締役社長の山井梨沙さんが、
ローカルでありプラネット的なモノ・コト・ヒトに出会いながら、
コロナ後の暮らしのスタンダードを探し求める「フィールドワーク」の記録。
2回目となる今回は、地域産業である家業を継ぐことについて、
京都・西陣織の老舗〈細尾〉で革新的な試みを続ける細尾真孝さんに話を聞いた。

“〈HOSOO

〈HOSOO GALLERY〉にて展示を囲む。

デヴィッド・リンチと遊牧民がつないだ出会い

山井梨沙(以下、山井): 初めて会ったのは、2016年、東京の表参道にある〈GYRE〉で
開催されていた細尾さんと映画監督のデヴィッド・リンチとのコラボレーション展。
織物で渦を表現するような空間インスタレーションの展示をしていました。
音もオリジナルの曲がサラウンドでかかっていて、ものすごい体験だった。
当時、FedExの営業担当の方が〈細尾〉も担当していて、
ぜひ細尾さんに会わせたいと言ってくれて、
もともとデヴィッド・リンチの作品も好きだったから一緒に展示に行ったんです。
その後、別件で細尾さんと打ち合わせをしたときに、
『ドラゴンボール』の「ホイポイカプセル」のように投げたらバーンと出てくるような家を、
織物でつくりたいと相談してくれたんです。
だからもう、知り合って5年近くになるんですね。

細尾真孝(以下、細尾): そうそう、当時、織物で家ができないかと思っていて、
ちょうどその格納にホイポイカプセルを思いついたときだったんです。
建築は構造があったうえで機能を持つんですけど、
織物に構造と機能を与えるにはどうしたらよいのかと考えたら、
まずは織物を家として利用しているところ、
例えばモンゴルの遊牧民が暮らすゲルを見に行ってみようということで、
初めての打ち合わせのときにそのことを話したんです。
そしたら山井さんが「私、遊牧民とコンタクト取れるかも!」と言ってくれたのが
我々の出会いですね、ざっくり言うと(笑)。

ホイポイカプセルならではの急展開

山井: コロカルさんでも以前取材されていたように、
西陣織の老舗の跡取りで、〈クリスチャン・ディオール〉や〈シャネル〉などとも
一緒に仕事をしている、かなりクリエイティブで革新的な人だとは聞いていましたけど、
初回からホイポイカプセルについて打ち合わせるという展開になったので、
かなりインパクトがありました(笑)。
細尾さんからモンゴルというキーワードが出てくる2週間くらい前に、
写真家の山内 悠さんからモンゴルでの撮影話を聞いていて、
ちょうどスノーピークとしてもキャンプの原点を遡りに
モンゴルに行きたいと思っていたんですよ。
そんな運命的なタイミングで細尾さんからモンゴルの話を聞いたので、
すぐに「行きましょう!」ということになり、
半年後には山内さんを連れ立ち、一緒にモンゴルへの旅に出ました。

〈pirkamonrayke〉 北海道〈ササキ工芸〉の 産地間連携プロジェクト 第一弾は京都の伝統産業との協業

photograph: Masaki Ogawa

産地間が手を結び、日本のものづくりの新たな境地へ

日本のものづくり文化や技術を今に伝える、
ユニークなブランドがまたひとつ誕生しました。

北海道〈ササキ工芸〉の産地間連携プロジェクト、〈pirkamonrayke(ピリカモンライケ)〉。

その名も〈pirkamonrayke(ピリカモンライケ)〉。

アイヌ語で「良い仕事をする」という意味を持つこのプロジェクトブランドは、
北海道旭川で木製小物の製造を行う〈ササキ工芸〉が日本有数の産地と協力し、
日本のものづくりの新たな可能性を世界に提示するというもの。

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photograph : DESIGN FOR INDUSTRY

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photograph : DESIGN FOR INDUSTRY

photograph : DESIGN FOR INDUSTRY

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Twitterで大反響! 燕のような見た目の 南部鉄器〈スワローポット〉

南部鉄器 鉄瓶 スワローポット0.6L 19800円

30年の時を経てこのたび復刻!

岩手の伝統工芸品〈南部鉄器〉。

質実剛健で沸かしたお湯は冷めにくく、味もまろやかになることから、
料理好きの間では信頼の置ける湯沸かし道具として親しまれています。

〈南部鉄器〉の老舗工房〈及富〉。

〈南部鉄器〉の老舗工房〈及富〉。

そんな南部鉄器を手がけて約170年の老舗工房〈及富(おいとみ)〉から、
ユニークな鉄瓶が発売されています。名前は〈スワローポット〉。

南部鉄器の老舗工房〈及富〉から発売された鉄瓶〈スワローポット〉は底の広いどっしりとしたフォルム。

通常の南部鉄器の鉄瓶とは異なる、底の広いどっしりとしたフォルム。

実はこちら、6代目の菊地章さんが開発し、昭和後期に一度発売されましたが、
その当時は伝統的なスタイルが主流で人気が出ず、廃盤になったもの。

それから30年以上経ち、章さんの息子の海人さんが2020年にTwitterで紹介したところ、
大反響となりこのたび復刻させたのだそうです。

内部は鉄瓶の仕上げに欠かせない、釜焼き製法を採用。
そのおかげでポットから鉄が溶け出し、お湯の味もまろやかに。
鉄分補給にも貢献してくれます。

無駄をつくらない、 無理をしないものづくり。 IDÉEの新プロジェクト 〈H& by POOL〉

着る人とつくる人を繋ぎ、生産背景も丁寧に紡ぐ

大量に生産される素材やハギレ・端材などを使用し、
企業やクリエイターとタッグを組み、価値ある商品を生み出す、
インテリアショップ、〈IDÉE〉が手がけるプロジェクト〈POOL(プール)〉。

そんなPOOLから新しく始まった〈H& by POOL(ハンド バイ プール)〉は、
生産地や倉庫で行き場をなくした残反、残糸、端切れなどを集め、
日本のものづくりの技術とクリエーションにより、
新たなプロダクトとして展開するプロジェクトです。

IDÉEの新プロジェクト〈H& by POOL〉。ハギレ・端材などを使用、企業やクリエイターとタッグを組み、価値ある商品を生み出している。

〈minä perhonen〉デザイナーの皆川明氏の監修による〈H& by POOL〉では、国内外の生産地と連携し、素材や技術の開発に力を注いでいる。

無駄をつくらない、無理をしないものづくり。
そして、着る人とつくる人をつなぎ、生産背景も丁寧に紡ぐことで、
失われゆく技術を守り、伝統をかたちにしていくと言います。

監修は POOLと同じく〈minä perhonen〉デザイナーの皆川明さん。

国内外の生産地と連携し、素材や技術の開発に力を注ぎ、
流行にとらわれないデザインとものづくりを行っている皆川さん。

そんな皆川さんが今回監修したアイテムは、
モダンで洗練されたものばかり。

コーデュロイジャケット 38500円、コーデュロイパンツ 28600円

コーデュロイジャケット 38500円、コーデュロイパンツ 28600円

こちらは、静岡県内の機屋倉庫で使われず眠っていた反物に、
染色を施したコーデュロイジャケットとストレートパンツ。
素材は綿で、ネイビーとチャコールの2色展開。
ユニセックスでの着用も可能となっています。

ギャザースカート 30800円

ギャザースカート 30800円

このギャザースカートは、岐阜県の機屋倉庫で
残反として余っていた生地を使用しています。
透け感のあるレーヨン生地で、黒地に赤いチェック柄が織られているのが特徴。
歩くたびにふわりとなびくギャザーが女性らしい印象を与えてくれることでしょう。

ぽってりとした丸みが愛らしい リサ・ラーソンデザインの 〈くまもとのくま〉

熊本のためにデザイン

ぽってりとした丸み、プリッとしたお尻……。
手のひらにすっぽりおさまるかわいらしい〈くまもとのくま〉は、
スウェーデン在住の陶芸家リサ・ラーソンさんが、
2016年に発生した熊本地震のチャリティーのためにデザインしたもの。
栃木県・益子で生産されています。

焼き立てのパンのように、ムクムクでプリッとしたお尻がチャームポイント。 写真:トンカチ

焼き立てのパンのように、ムクムクでプリッとしたお尻がチャームポイント。 写真:トンカチ

リサさんと益子の出会いは1970年。
大阪万博のスウェーデン代表として来日した際、
陶芸家・濱田庄司と出会い、日本の陶芸について教えを受けたことがきっかけでした。

以来「いつか益子焼の作品をつくってみたい」と思っていたリサさん。
約60年後にその思いが結実し、リサさんデザインの益子焼の器が展開されるようになります。

これまでリサさんがデザインした商品の一例。 写真:トンカチ

これまでリサさんがデザインした商品の一例。 写真:トンカチ

〈As it is〉 金属加工の聖地、新潟・燕三条発。 機能と美を追求した 虹色のカトラリーブランド

〈As it is〉Matteのカトラリー。

テクノロジーの力でユニークな発色を実現

ものづくりのまち新潟県燕市でステンレスを中心に、
金属素材の表面処理を手がける〈中野科学〉。

そんな中野科学から誕生したのが〈As it is〉。
挑戦的なテクノロジーで、機能と美を追求する虹色のカトラリーブランドです。

ブランド名の「As it is」は、ありのままという意味。

金属製品の表情となるツヤ・マット感・ヘアラインなどの
質感をそこなうことなく、大胆な発色を生み出すことに重きを置き、
金属が空気中の酸素と結びつき生まれる、薄く透明な酸化膜を利用した技術を採用。

各スプーン Mirror (大)40mm×186mm 60g 2200円(小)28mm×134mm 30g 1650円、各フォーク Mirror(大)23mm×188mm 50g 2200円(小)17mm×138mm 25g 1650円

各スプーン Mirror(大)40mm×186mm 60g 2200円(小)28mm×134mm 30g 1650円、各フォーク Mirror(大)23mm×188mm 50g 2200円(小)17mm×138mm 25g 1650円

1/10,000mm単位で調整して生まれたのが、光の干渉によって虹色に輝く質感です。
この膜のおかげで劣化・腐食しにくく、色もはげないため長く愛用できるそう。

現在、紫、黄色、緑、青、黒の5色展開。
表面加工は、より艶やかなミラーとマットの2パターン。
どれもほかでは見ることのできない発色と質感で、使うたびにワクワクしそうです。

陶芸、提灯、茶筒、木桶、金網。 京都の5つの工房の 軌跡を見つめる展覧会

〈朝日焼〉。

京都の伝統と革新の歴史を知る

京都の老舗工房に焦点を当てた展覧会『SHOKUNIN pass/path』が、
2021年11月6日(土)より、京都伝統産業ミュージアムでスタートします。

「職人は手の中に脳がある」と説いたのは、
イタリアのデザイナー、エンツォ・マーリ。
職人が言語を介さず、手でつないできた思想や哲学体系がある
ということを物語る言葉です。

そんなエンツォの言葉を、〈中川木工芸〉〉の中川周士氏と〈開化堂〉の八木隆裕氏が、
2017年のミラノサローネでの展示のタイトルとして採用。
それを起点に、本展覧会は始まることになったといいます。

「職人」という言葉は、
英語の「Craftsman」や「Artisan」とは異なる意味や性格を持ちます。
本展のテーマは、そんな「職人性」の探究によって、つくり手の現在地を示し、
これからの工芸の座標を映し出すことを目指すというものです。

今回選出されたのは、こちらの5つの工房。

〈中川木工芸〉

〈中川木工芸〉の木桶。

〈中川木工芸〉中川周士氏

中川木工芸 中川周士氏。

ひとつはミラノサローネに参加した〈中川木工芸〉。
約700年前、室町時代ごろに大陸から伝来した木桶の製作技法。
中川木工芸は、その当時の伝統的な技法を用いて、
おひつや寿司桶など白木の美しい木製品を製作しています。

2001年には、2代目の清司氏が国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に。

近年は、デザイン性に富んだ革新的な作品制作にも挑戦し、
日本国内のみならず海外からも高い評価を得ています。

〈開化堂〉

〈開化堂〉の茶筒。

〈開化堂〉八木隆裕氏

開化堂 八木隆裕氏。

文明開化の1875年(明治八年)、英国から輸入されたブリキを使い、
丸鑵(マルカン)製造の草分けとして京都で創業した〈開化堂〉。

以来、一貫した手法で1世紀を過ぎた今も、
初代からの価値観と手法を守り、つくり続けています。
へこみや歪みができても修理し使い続けることができるため、
二世代、三世代にわたり同社の茶筒を使っているお客さんもいるそう。

岩手のつくり手が一堂に会する ホームスパンの祭典 〈Meets the Homespun 2021〉開催

ホームスパンの産地・岩手で10月最後の土日に開催

岩手県盛岡市の〈岩手銀行赤レンガ館〉で、
〈Meets the Homespun 2021〉が開催されます。

会場となる〈岩手銀行赤れんが館〉。 写真:まちの編集室

会場となる〈岩手銀行赤れんが館〉。 写真:まちの編集室

農閑期の副業として、羊毛を染め、手で紡ぎ、手織する技術が、
約100年に渡り育まれてきた岩手県は、ホームスパンの産地。
伝統を受け継ぐ工房や作家が、美しい製品や作品を生み出し続けています。

〈蟻川工房〉の手紡ぎ・手織りの様子。 写真:まちの編集室

〈蟻川工房〉の手紡ぎ・手織りの様子。 写真:まちの編集室

〈Meets the Homespun〉は、2017年に初開催。
2019年には、「漆器」「編みかご」「南部鉄器」とともに、
岩手の伝統工芸品を紹介するイベント
〈赤レンガ伝統工芸館 ~ IWATE Traditional Crafts Year 2019 ~〉
の一部として、ワークショップや展示を行いました。

燕三条のものづくりを伝える 「燕三条 工場の祭典」が、 地元で初の展覧会を開催!

〈燕三条 工場の祭典〉が新潟県三条市の工場跡地にて開催

刃物や金属洋食器などの金属製品を中心に、
さまざまな日本の名品が生まれている新潟県・燕三条エリア。
“ものづくりのまち”としても広く知られています。
そんな燕三条のものづくりの文化と歴史を伝えるイベント〈燕三条 工場の祭典〉が、
今年は地元である新潟県三条市の工場跡地にて開催。
会期は2021年11月5日(金)〜21日(日)まで。

2013年より毎秋、ものづくりの現場を開放し、
一般の方々に工場の見学や作業の体験するイベントを開催してきた燕三条 工場の祭典。
今までは、イタリア・ミラノ、イギリス・ロンドン、シンガポール、台湾・ 台北、
そして東京をはじめとする多数の都市で開催してきました。

〈BATONER〉が描いた 山形の雪景色。 青山にフラッグシップショップが誕生

ブランド設立10年を間近に

1951年創業。以来、ニットの産地・山形県寒河江市で、
数々のメゾンやアパレルメーカーのニットを手がけてきた
ニットメーカーの〈奥山メリヤス〉

そんな奥山メリヤスが、2013年に満を辞してスタートさせたのが、
オリジナルブランド〈BATONER(バトナー)〉です。

全工程を自社工場で行なっているため、
価格に対して非常にハイクオリティで洗練されたニットが揃っていると、
国内はもちろん、海外でも高い評価を得ています。

東京・青山のキラー通り沿いにオープンした〈BATONER〉のフラッグシップショップ。

そんなBATONERのフラッグシップショップが、
このたび、東京・青山のキラー通り沿いにひっそりとオープンしました。

まるでギャラリーのように閑静な雰囲気の店内。入り口の目の前には自動編み機が。
規則的な機械音も、どこからともなく聞こえてきます。

このお店が誕生したきっかけは、なんとも偶然。

デザイナーで奥山メリヤスの社長である奥山幸平さんが
ブランド設立10年目を間近に店舗の建設を考えていた矢先、
通い慣れたキラー通り沿いにあった、お店の撤去を目にしたことから。

「昔からこの通りがなんとなく好きなんです。
表参道から歩ける距離だけど、落ち着きがあって、
家具屋さんやお花屋さん、美術館など、
ライフスタイルに寄り添ったさまざまなお店がある。
仕事合間のクールダウンにいつもこの辺を散歩しますね」

奥山さんは入居を決め、それから約1年でお店が誕生します。

〈市場街 2021〉 富山県高岡のクラフト文化に出合う。 リアルとオンラインで同時開催!

職人の手仕事を定点カメラで生配信するオンライン企画も

400年以上もの間、加賀藩主前田利長が築いた高岡城の城下町として
鋳物や漆器の技術を受け継いできたまち、富山県高岡市。

そんな高岡市を中心に毎年行われる、
歴史ある総合クラフトイベントが〈市場街(いちばまち)〉です。

10年目となる今年は、10月22日(金)から10月24日(日)に開催。
オンライン配信をメインに、一部現地での展示・販売も交え、
より全国的に楽しめるイベントとなっています。

それではここで、一部内容をダイジェストにご紹介。

配信が行われるバーチャルスタジオ。

配信が行われるバーチャルスタジオ。

10月23日(土)18:00よりオンラインにて開催されるのが、
昨年大好評だった、職人の手仕事を定点カメラで生配信する『定点観職』第2弾。
今年は〈シマタニ昇龍工房〉島谷好徳氏がおりんを鍛金する様子を生配信。
後半にはサウンドクリエイター、若狭真司氏による
おりんの音を使った音楽作品のインスタレーションライブも行われます。
奥深い職人技に、若狭氏によるおりんの音の新たな解釈など、
新旧が交わった配信はきっと刺激的に違いないはず。

〈A-POC ABLE ISSEY MIYAKE〉 京都店がオープン! 宮島達男との協同アイテムも発表

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

デザイナー宮前義之氏らのブランド〈A-POC ABLE ISSEY MIYAKE〉に路面店登場

古きよき文化を残しつつ、新たな美が更新されてきた京都。
今秋、そんな京都に衣服ブランド
〈A-POC ABLE ISSEY MIYAKE〉の路面店がオープンしました。

A-POC ABLE ISSEY MIYAKEとは、
デザイナーの宮前義之氏率いるエンジニアリングチームが、
1本の糸から独自のプロセスで服を創り出す〈A-POC(エイポック)〉による
ものづくりを継承・発展させ、次世代の衣服を提案するブランドです。

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

©ISSEY MIYAKE INC. Photo: Masaya Yoshimura, Copist

そんな同ブランドの新店の空間デザインを、吉岡徳仁氏が担当。
京都の趣ある町屋に、アルミニウムを用いた現代的なデザインに仕上がっています。

「テクノロジーと手仕事を融合させるイッセイ ミヤケのものづくりのように、
この空間には歴史と未来のコントラストが表現されている」と吉岡氏。

都会でも「塩」や「納豆」がつくれる!?
糸島の“つくる文化”を体験する
暮らしのDIYキット

こんにちは。
「食べもの・お金・エネルギー」を自分たちでつくる
〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。

朝ごはんをつくっていたら、首都圏の緊急事態宣言延長のニュースを目にしました。
東京都で「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が発令されなかったのは、
2021年でたった28日。
これを見ると、みなさん本当〜〜〜〜〜〜〜〜〜にがんばってる! と、
胸がいっぱいになってしまいました。

ステイホームの時間が長いからこそ、おうちで少しでもリフレッシュしたいですよね。
いとしまシェアハウスでも、このコロナ禍でまちと里山をつなぐ活動を
どうにか継続できないかとあれこれと悩み、
新たに〈暮らしのDIYキットBe〉をスタートさせました。

手づくり味噌キットのイメージ写真

大定番の「手づくり味噌」キット。同じ材料なのに、つくる人によって味が違ってくるのが不思議です。

コロナ禍で誕生した、楽しく自給率をUPさせるDIYキット

「人を呼べないなら、こちらから届けたらいいんじゃない?」
というアイデアから生まれた、暮らしのDIYキットBe。
「味噌づくり」「ミツロウクリームづくり」「塩づくり」「豆乳づくり」など、
以前シェアハウスでイベント開催していた内容を
まちにいながら体験できるDIYキットとしてつくってみることに。

さまざまなDIYにチャレンジできる定期便を用意したり、
初心者でも安心して楽しめるように
リアルタイムで質問ができるオンラインワークショップも開催することにしました。

今までつくってきたDIYキットは

・ハチの巣からつくる「ミツロウクリーム」

・手にも環境にもやさしい「手づくり洗剤キット&無農薬へちまたわし」

・ワラからつくる野生の「納豆づくり」

・海水からつくるmy「塩づくり」

・野草でつくる「虫さされ薬&化粧水&薬用酒」

・混ぜるだけでできる「手づくり味噌」

………などなど。

スタートして1年以上が経ち、
こんなにもいろんなものを“つくれる人”が増えたんだ! ということを、
とてもとてもうれしく感じています。

「クラフトコーラづくり」キットのイメージ写真。

野草とスパイスの「クラフトコーラづくり」キットには、自分でつくる麦わらストローも一緒に入れました。

ただ、シェアハウスでのイベントを自宅で、とはいえ、
広い場所があって、かまどで火を焚けて、道具もたくさんある我が家の暮らしと、
都会での暮らしでは環境がまったく違います。
なので、キットではどんな場所でも気軽につくれるように、
使う道具を少なくしたり、素材の下処理をしたり、材料を事前に計っておくなど、
すぐに取りかかれるような小さな工夫がしてあります。

海水から塩をつくるキットでできた、大きな塩の結晶の写真

海水から塩をつくるキット。ゆっくり加熱すると大きな塩の結晶ができます。

例えば、海水から塩をつくるキット。
海水に含まれる塩分はたったの3〜4%なので、
海水をそのまま送ると、残り96%以上の水を蒸発させるために
長時間海水を煮なければならず、
大きな鍋が必要なうえに、ガス代も時間もかかります。

かまどで海水を煮詰めている写真

約80%の水分を減らす作業。予想以上に燃料が必要で、時間もかかって驚きました。つくってみると塩がいかに貴重品かわかります。

そこで、プランクトンが減り、透明度が増す冬の海水を汲みに行き、
庭のかまどでぐつぐつと煮て、
水分を約80%飛ばした「塩分濃度の高い海水」をキットに入れることにしました。
こうすることで、おうちではちょっとの時間煮込むだけで
塩の結晶を取り出すことができます。

オンラインワークショップに参加してくれた方が投稿した
SNSのハッシュタグ投稿を追いかけると
「実験みたいでおもしろい!」
「家の塩と味比べをして楽しかった!」
など、うれしい声をたくさんいただき、ついニヤニヤしてしまいました。

そうなんです、楽しいんです、塩づくり。
我が家のような田舎のかまどで塩が炊かれるのではなく、
全国あちこちの“まち”のキッチンで塩がつくられていると思うと、
私までワクワクしてしまいます。
なんと、これをきっかけに自分で塩づくりを始められた方もいるんです。
うれしすぎる。

自家製の野草をミックスしたキットの写真

キットに含まれる材料は、いつも我が家で使う自家製の野草などをミックスして入れています。

〈日本百貨店〉リニューアル記念。 日本各地のおもしろ名品が集う 〈いろいろニッポン見っけ市〉が開催

全国のスグレモノが一挙集結

創業から約10年間、日本各地のつくり手と使い手の出会いの場として
さまざまな情報発信をしてきた〈日本百貨店〉。

そんな日本百貨店が、2021年9月に
ブランドロゴや公式サイト、オンラインショップなどを大幅リニューアルしました。

2021年9月、ブランドロゴや公式サイト、オンラインショップなどを大幅リニューアルした〈日本百貨店〉。

リニューアル前の〈日本百貨店〉。

リニューアル前の〈日本百貨店〉。

今後は、「ニッポンの百貨をおもしろく。」をコンセプトに、
より一層、ユニークで遊び心あふれる切り口で
日本のモノヅクリ文化のおもしろさ、豊かさを届けることを目指すといいます。

これを記念し、日本百貨店の魅力あふれるセレクトが楽しめる
〈いろいろニッポン見っけ市〉の開催や、
オンラインショップでのお買い物が40%オフになるキャンペーンを実施。

いろいろニッポン見っけ市は、日本百貨店の集大成のような内容で展開。
つくり手のこだわりや歴史に焦点を置き、「ニッポンの面白い!」を
ピックアップした食品や雑貨を実店舗にて販売します。

岐阜県に息づく伝統的な手仕事 〈和傘CASA〉の日傘で 日差しを緩やかに遮る

岐阜県で唯一の和傘専門店

日本三大清流と呼ばれる長良川が流れる岐阜県岐阜市。
なかでも江戸時代に長良川の湊として栄えた川原町は、
今でも昔ながらの日本家屋が立ち並ぶ趣あるエリアです。

この川原町に和傘専門店、〈和傘CASA(カーサ)〉があります。

岐阜市川原町にある和傘専門店「和傘CASA(カーサ)」。

同店は岐阜和傘を取り扱う、
県内唯一の和傘セレクトショップです。

岐阜和傘とは岐阜でつくられる伝統的な和傘のこと。
その昔、水運の要所としてさまざまな物資が流通したこのエリアでは
岐阜ならではの工芸品が数多く生まれました。

なかでも和紙や竹を用いてつくられる岐阜和傘は、
江戸時代後期から製造が始まり、
昭和20年代には年間1500万本もの和傘が生産されたそうです。

県内唯一の和傘セレクトショップ「和傘CASA(カーサ)」。店内では番傘、蛇の目傘から日傘まで常時60本近く用意。

今でも日本の和傘の7割は岐阜でつくられていますが
後継者不足をはじめとした問題で職人数は徐々に減少。
県民さえ岐阜和傘の存在を知らないという現状に危機感を覚え、
同店は2018年に文化継承と、魅力発信を目指してオープンしました。

築100年の町家をリノベーションした店内では、
番傘、蛇の目傘から日傘まで
日常使いできる多種多様な和傘を常時60本近く用意。
さらに岐阜和傘の手仕事を見て、触れて、体験できる空間も広がっています。

和紙や竹を用いてつくられる岐阜和傘。江戸時代後期から製造が始まり、昭和20年代には年間1500万本もの和傘が生産されたそう。

もともと岐阜県内には和傘の問屋はあったものの
一般の方が購入できるようなお店はなかったといいます。

同店が目指すのは職人とユーザーをつなげる架け橋のような存在。
お店を訪れた方には和傘の魅力や職人の想いを伝え、
職人には購入者の喜びの声を届けています。
この活動を通し、岐阜和傘の歴史や文化を発信して
和傘産業の活性化をサポートしているのです。

最前線のデザインを実践的に学べる 「おおいたクリエイティブ 実践カレッジ」受講生を募集中

デザイン経営を実践したい方、グラフィックやプロダクトなどのデザイナーや、
ディレクター、クリエイター、学生などのクリエイティブに携わる方で、
デザイン経営を実践したい、事業に取り入れたいと考えている方に朗報。

現在大分県では、「おおいたクリエイティブ実践カレッジ」受講生を募集しています。
募集期間は8月2日まで。

プログラムは2回に分かれ、
30名ほどが参加できるBasicプログラムは、
デザイン経営を実践してきた講師による講義と、
企業が抱える課題の企画提案、発表を行うプログラム。

Basicプログラムからさらに人数を絞って5名ほどで、
2021年11月から開催されるAdvancedプログラムは、
参加者一人あたり県内外の3社の企業とマッチングし、
デザイン経営の実践と価値創造を目指すOJTプログラムです。

〈天童木工〉80周年記念。 気鋭デザイナーとの新作家具を発表

薄くスライスした単板を重ね合わせる技術・成形合板の
パイオニアである山形県の木工家具メーカー〈天童木工〉。

戦後日本の居住空間の発展に大きく貢献してきた同社は、
2020年6月21日に、創立80周年を迎えました。

これを記念し、昨年より、天童木工の80年を振り返るとともに、
天童木工のものづくりの指針にもなっている
「ジャパニーズモダン」の思想を見つめなおす
〈TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT〉が始動。

今夏、同プロジェクトのメインコンテンツとなる、
気鋭デザイナーとの共作による新作家具が発表されました。

3者3様の天童木工の今を体現する家具

建築・インテリア・プロダクトそれぞれの視点から、
天童木工の今を体現するべく集められた
中村拓志氏、二俣公一氏、熊野亘氏の3名。

Swing chair Design by Hiroshi Nakamura ソリ脚チェア ナラ[ST色] W590 D533 H725 SH460 123200円   ※張地D 「コリーヌ2」限定

Swing chair Design by Hiroshi Nakamura ソリ脚チェア ナラ[ST色] W590 D533 H725 SH460 123200円 ※張地D 「コリーヌ2」限定

Swing chair Design by Hiroshi Nakamura ソリ脚チェア ナラ[ST色] W590 D533 H725 SH460 123200円 ※張地D 「コリーヌ2」限定

Swing chair Design by Hiroshi Nakamura ソリ脚チェア ナラ[ST色] W590 D533 H725 SH460 123200円 ※張地D 「コリーヌ2」限定

Swing chair Design by Hiroshi Nakamura ソリ脚チェア ナラ[ST色] W590 D533 H725 SH460 123200円 ※張地D 「コリーヌ2」限定

中村 拓志(NAP建築設計事務所)1999年明治大学大学院理工学研究科建築学専攻博士前期課程修了。同年「隈研吾建築都市設計事務所」入所。 2002年「NAP建築設計事務所」を設立し、現在に至る。地域の風土や産業、敷地の地形や自然、そこで活動する人々のふるまいや気持ちに寄り添う設計を信条としている。

中村拓志(NAP建築設計事務所)1999年明治大学大学院理工学研究科建築学専攻博士前期課程修了。同年〈隈研吾建築都市設計事務所〉入所。 2002年〈NAP建築設計事務所〉を設立し、現在に至る。地域の風土や産業、敷地の地形や自然、そこで活動する人々のふるまいや気持ちに寄り添う設計を信条としている。

中村氏が手がけたのは、成形合板ならではのしなりと柔らかな張りから、
たおやかで美しいフォルムとゆったりとした座り心地を追求した〈Swing chair〉。

身体を包み込むようなT字型の背は、肘置きの機能も兼ね備え、
快適なデスクワークをサポートしてくれます。

脚部は回転脚、無垢脚、ソリ脚、3タイプをラインナップ。
用途や空間に合わせて、ぜひお好みの一脚を選んでみてください。

〈小松マテーレ〉の 工場直販型ファクトリーショップが 石川県能美市にオープン

キーワードは“アップサイクル”

1943年の創業以来、日本を代表する繊維産地である北陸を拠点に、
染色技術を基盤とした繊維加工事業を行ってきた〈小松マテーレ〉。

mono-bo

工場直販型ファクトリーショップ〈mono-bo(モノーボ)〉。

2021年6月、同社は工場直販型ファクトリーショップ〈mono-bo(モノーボ)〉を
本社敷地内にオープンさせました。

fa-bo

ファブリックラボ〈fa-bo(ファーボ)〉

本社内にある建築家・隈研吾氏が設計したファブリックラボ
〈fa-bo(ファーボ)〉の関連施設として、
今回オープンさせた新しいラボをmono-boと命名。

アップサイクルの視点で捉え直したモノづくりを行う新ブランド
〈mate-mono(マテモノ)〉の商品などを販売するスペースを中心に、
小松マテーレの新しいモノづくりの現場を伝える工房などが入った
“サスティナブルなモノづくり”を実践する複合型施設となっています。
ここから時代の変化に応じて、繊維の魅力を多角的に発信していくそうです。

fa-boの繊細で美しい放射状の外観イメージからインスピレーションを得てデザインしたバッグ。カーテン生地の裏面の絶妙な光沢感に着目し、プリーツ加工を施すことで、fa-boの美しい外観を表現。fa-boバッグ 5500円

fa-boの繊細で美しい放射状の外観イメージからインスピレーションを得てデザインしたバッグ。カーテン生地の裏面の絶妙な光沢感に着目し、プリーツ加工を施すことで、fa-boの美しい外観を表現。〈fa-boバッグ〉5500円

マスクインナーの製造過程で発生する裁断切れ端を紐状にカットし、手編みで仕上げた個性的なバッグ。「エアロテクノ」搭載で、抗ウイルス機能が備わっています。あんだバッグ01 3300円

マスクインナーの製造過程で発生する裁断切れ端を紐状にカットし、手編みで仕上げた個性的なバッグ。「エアロテクノ」搭載で、抗ウイルス機能が備わっています。〈あんだバッグ01〉3300円

カシマサッカースタジアムでも使用されている芝生の養生シートとしてつくられたメッシュ素材を、軽くて、プルンとした反発が特徴なシアーバッグに。本来は屋外で使用する生地のため、耐久性もあり。すけるバッグ01 大:3850円、小:3300円

カシマサッカースタジアムでも使用されている芝生の養生シートとしてつくられたメッシュ素材を、軽くて、プルンとした反発が特徴なシアーバッグに。本来は屋外で使用する生地のため、耐久性もあり。〈すけるバッグ01〉大:3850円、小:3300円

無縫製で裁断のロスがなく、縫製工程も省略された伸縮性のあるチューブ状のバッグ。1点ごとに染められる「製品染め」技術で、カラーごとにフレキシブルに生産ができるため、余剰在庫も発生しないそう。のびるバッグ01 3960円

無縫製で裁断のロスがなく、縫製工程も省略された伸縮性のあるチューブ状のバッグ。1点ごとに染められる「製品染め」技術で、カラーごとにフレキシブルに生産ができるため、余剰在庫も発生しないそう。〈のびるバッグ01〉3960円

〈グッドネイバーズ・ジャンボリー〉の
オフィシャルTシャツを染める
奄美大島の〈金井工芸〉へ

リバーバンクの森から南海の島へ

グッドネイバーズ・ジャンボリー(以下、GNJ)には
毎年多数のクラフトマンやアーティスト、シェフなどが
全国あちこちから参加してくれます。
今回はそのなかのひとり、奄美大島の染色作家、〈金井工芸〉金井志人さんの工房に
コロナ禍の緊急事態宣言の合間をぬって訪ね、
考えたことなどを書いてみたいと思います。

奄美大島から加計呂麻島を望む。

奄美大島から加計呂麻島を望む。

GNJでは毎回20〜30組ほどのものづくりのワークショップを開いています。
初期は鹿児島で活動しているクラフトマンから
その場でできる比較的簡単なものづくりを教わり、
一緒に体験して持って帰るということを行っていました。
しかし次第に参加してくれるクラフトマンも全国から集まってくれるようになり、
またGNJに協力してくれる企業のブースなども出るようになって
大がかりになってきました。

毎年工夫をこらして企画されるさまざまなクラフトワークショップ。

毎年工夫をこらして企画されるさまざまなクラフトワークショップ。

さまざまな企画をしていくなかで僕らが一番大事にしているのは、
ほかの地域でもできることではなくて、
「いま」「ここ」でしか体験できないものにしようということです。
具体的には鹿児島という地域ならではとか、GNJでしか実現できない組み合わせとか。
クラフトワークショップ企画担当の実行委員、
飯伏正一郎くん(自身もRHYTHMOSという
革細工のブランドを主宰するクラフトマン)を中心に、
各クラフト作家や協賛社のみなさんとディスカッションを重ねてつくってきました。

毎年人気のワークショップとなるのが、オフィシャルTシャツを制作してくれている、
ユナイテッドアローズ・グリーンレーベルリラクシング〉と
奄美の染色工房とのコラボレーションワークショップです。

毎年色違いで展開されるオーガニックコットンのGNJオフィシャルTシャツ。

毎年色違いで展開されるオーガニックコットンのGNJオフィシャルTシャツ。

会場が廃校だということもあって、
オフィシャルTシャツはカレッジTシャツをモチーフに毎年色違いでつくっています。
それをワークショップ用として、特別に白地に白いラバープリントでつくってもらい、
GNJの会場で自分で泥染めをします。
プリント部分は染まらないので、くっきりとロゴが浮き出た自分だけのTシャツが完成。
イベントが終わると、その日のうちに持って帰れるというもの。

奄美の泥を持ち込んで染色のワークショップを展開。

奄美の泥を持ち込んで染色のワークショップを展開。