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posted:2022.1.12 from:福岡県大川市 genre:ものづくり
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
日本有数の木工家具の産地である福岡県大川市で生まれた
国産材を活用する家具ブランド〈SHIKI(シキ)〉。
日本の繊細で豊かな美の感性を独自に解釈し、
新たなカタチで提案することでその美しさを感じて欲しい
というコンセプトのもと、洗練されたインテリアを展開しています。
そんな〈SHIKI〉から昨秋、ふとしたシーンや余白の時間に寄り添い、
木と日常生活をつなぐ新たなインテリア〈MITSUKI(ミツキ)〉が誕生しました。
製造・販売を〈志岐〉が、デザインを〈FANFARE〉が担当。
一番の特徴はすっと伸びた3つ脚。
この”3”という要素は、縁起のよい場面やことわざ、節目など、
古くから日本のさまざまなシーンに登場します。
また点と線は3つをつなぐことではじめて形状化する、
つまりは安定をもたらす要素を示す数字でもあり、
木が3つで森という字も完成しますよね。
そんな「木と親密に」「生活の中にたくさんの木(森)を」、
形状の安定性をもたらす「3」、
そして3つ脚の特徴からMITSUKIと命名されました。
こちらはMITSUKI誕生のきっかけとも言えるコートラック。
元々は森をイメージしたインスタレーションとして製作されました。
無垢材を生かしたフォルムは改良を重ねてミニマルに洗練され、
枝からひとつなぎで伸びた脚は、まっすぐ伸びる森の木々を連想させます。
枝部分は溝をつくることでハンガーなどのずれ落ちを防止する工夫が。
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好きな場所で気軽にひと息つける、軽やかなスツール。
汎用性の高いサイズ感で、シーンを選ばずに使えるコーヒーテーブル。
そして木の温もりを感じられる軽快なベンチ。
どんな場所にも馴染むフォルムで、
木との暮らしを日常に取り入れることができます。
こちらはミニマルで堅牢なサイクルラックです。
サイドには鍵や工具と物を置けるミニテーブルを設置。
MITSUKIには、このような木と親和性の高い
アウトドア・アクティビティで活用できる家具も展開されています。
箱物家具を得意とするSHIKIと
MITSUKIの特徴を組み合わせたミニマルなストレージシェルフ。
正方形で構成された収納スペースは統一感があり、
壁を省いたオープンなつくりは空間をゆるやかに仕切る役割も。
いずれも大川家具をモダンにアップデートしたスマートなデザインのものばかり。
家具の新調を検討されている方はぜひチェックしてみてはいかが?
information
株式会社 志岐(SHIKI)
Web:公式サイト
Instagram:@shiki_japan_official
*価格はすべて税込です。
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