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posted:2021.11.22 from:青森県青森市 genre:ものづくり
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Haruna Sato
佐藤春菜
さとう・はるな●北海道出身。国内外の旅行ガイドブックを編集する都内出版社での勤務を経て、2017年より夫の仕事で拠点を東北に移し、フリーランスに。編集・執筆・アテンドなどを行なう。暮らしを豊かにしてくれる、旅やものづくりについて勉強の日々です。
青森県の伝統工芸品〈津軽びいどろ〉から、
バリエーション豊富な〈色色豆皿〉が発売になりました!
桜やねぶた、りんご、雪景色など、
青森の四季折々の風景にインスピレーションを受けた
カラフルな商品を次々と生み出している津軽びいどろ。
県内の飲食店や宿泊施設で器や照明などのインテリアとしても使われ、
おみやげや贈りものとしても人気です。
新商品の色色豆皿は、「コロナ禍でのおうち時間を少しでも豊かに楽しく過ごしてほしい」
そんな思いから企画が始まりました。
お菓子やおつまみをのせたり、アクセサリートレイにしたり、
ワンプレートの仕切り役になってくれたりと、いろんな使い方が想像できて、
ついつい集めたくなってしまう豆皿。
選ぶ楽しみがあることはもちろん、
どんなシーンにも合うように考えられた色色豆皿には16の色が揃います。
すでに家庭にある津軽びいどろや、
木・陶などガラス以外の素材にも調和する色合いや風合いにこだわり開発されました。
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津軽びいどろを生産する〈北洋硝子〉は青森市にあり、
その生産は1949年、漁業用の浮玉(うきだま)製造から始まりました。
浮玉がプラスチック製に切り替わっていく時代の流れの中で、
浮玉製造で培ってきた「宙吹き」の技法を用いた食器や花器の生産を開始。
独自の色調合を掛け合わせた津軽びいどろは1977年に誕生します。
もともとは無色透明のガラスを吹いていましたが、
津軽半島に位置する七里長浜の砂を原料に加えてみたところ、
生まれたのが深みある緑色のガラス。
以来、津軽びいどろでは色づくりを重ね、流通が不便な地理的条件も重なり、
独自の、さらには青森ならではの風土から影響を受けた、
豊かな色彩を生み出してきました。
多彩な色で構成される色色豆皿は、その特徴を生かしたシリーズでもあります。
色色豆皿は、日々の暮らしを楽しくするアイテムとして、
ちょっとしたプレゼントにもおすすめ。
職人がひとつひとつつくり上げる津軽びいどろには同じものはなく、
手仕事のあたたかみも詰まっています。
information
津軽びいどろ(北洋硝子)
住所:青森県青森市富田4-29-13
TEL:017-782-5183
営業時間(ショップ):9:00〜16:00
定休日:土・日曜(不定休)
工業見学:10:00〜16:00(12:00〜13:00、日曜・祝日を除く。要事前予約)
※見学のみ、体験は行っていない
Web:津軽びいどろ
Web:津軽びいどろオンラインショップ
*価格はすべて税込です。
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