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posted:2021.10.6 from:京都府京都市中京区 genre:ものづくり
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Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
古きよき文化を残しつつ、新たな美が更新されてきた京都。
今秋、そんな京都に衣服ブランド
〈A-POC ABLE ISSEY MIYAKE〉の路面店がオープンしました。
A-POC ABLE ISSEY MIYAKEとは、
デザイナーの宮前義之氏率いるエンジニアリングチームが、
1本の糸から独自のプロセスで服を創り出す〈A-POC(エイポック)〉による
ものづくりを継承・発展させ、次世代の衣服を提案するブランドです。
そんな同ブランドの新店の空間デザインを、吉岡徳仁氏が担当。
京都の趣ある町屋に、アルミニウムを用いた現代的なデザインに仕上がっています。
「テクノロジーと手仕事を融合させるイッセイ ミヤケのものづくりのように、
この空間には歴史と未来のコントラストが表現されている」と吉岡氏。
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また、同店のオープンに合わせ、現代美術家、宮島達男氏との新プロジェクト
〈TYPE-II Tatsuo Miyajima project〉もスタート。
これは、宮島氏のデジタル数字をモチーフにした衣服を作製し、
日常でアートを纏う体験を提案するというもの。
今回は2柄のブルゾンが発表されました。
メインビジュアルは、ダンサーの菅原小春氏の強靭な身体表現を
写真家の吉田多麻希氏が撮影。
フォトコラージュによって時間を纏う体験を暗示しているそうです。
歴史ある京都に誕生した、新たなファッションスポット。
伝統と次世代のクリエーションが交わった空間へ、ぜひ足を運んでみて。
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