〈DAILY SUPPLY SSS〉 東京・池上に〈L PACK.〉の コーヒースタンド+日用品店+ ギャラリーがオープン!

池上に誕生した、アートと日常の交差点

2022年3月19日、東京都大田区池上に、
アーティストユニットL PACK.のショップ/ギャラリー
〈DAILY SUPPLY SSS(デイリーサプライエスエスエス)〉が移転オープンします。

池上では、3年間にわたってまちづくり拠点〈SANDO BY WEMON PROJECTS〉を
運営してきたL PACK.。
同拠点は2022年1月にクローズしましたが、同じ池上の地に
横浜にあったDAILY SUPPLY SSSを移し、新たな試みを展開していくようです。

L PACK.のことを初めて知ったという方のために、少しご紹介を。
彼らは小田桐奨さんと中嶋哲矢さんによるユニット。

アーティストユニットL PACK. 左から中嶋哲矢さん、小田桐奨さん。Photo : Koichi Tanoue

アーティストユニットL PACK. 左から中嶋哲矢さん、小田桐奨さん。Photo : Koichi Tanoue

静岡文化芸術大学の空間造形学科で出会い、建築を学んだ二人は、
人が集う場を「建築」として提案したいと考えるように。
2007年よりアーティストユニットとして活動を始め、
最小限の道具と現地の素材を組み合わせた「コーヒーのある風景」をつくり、
まちの要素の一部となることを目指してきました。
主な活動に、廃旅館をまちのシンボルにコンバージョンする「竜宮美術旅館」(横浜 2010〜2012)や、
室内の公共空間を公園に変えるプロジェクト「L AND PARK」(東京 2011〜2012)、
旧寿司店を再生し、まちの社交場に変換させた
〈アッセンブリッジ・ナゴヤ〉での「UCO」(名古屋 2016〜)などがあります。

Photo : Koichi Tanoue

Photo : Koichi Tanoue

2017年には、建築家の敷浪一哉さんとともに
横浜市神奈川区にあった空き店舗を再活用し、
日用品店DAILY SUPPLY SSSをオープン。
さらに2019年には〈池上エリアリノベーションプロジェクト〉のまちづくり拠点、
SANDO BY WEMON PROJECTSを立ち上げ、プロジェクトメンバーとともに運営を行ってきました。

建築をバックグラウンドに持ち、「場」をつくることを軸に活動してきたふたりですが、
特徴的なのは、建物の再生からカフェのメニューづくり、
調理、接客まで、すべてを自分たちで行っていること。
その土地で出会った人たちと共同しながら設計を練り、
自らの手を動かしてリノベーションを行い、
オープン後も店に立ち、まちの人たちに接しながら
アップデートを繰り返していくという、新しいかたちの活動を続けているのです。
そんな彼らが開いたDAILY SUPPLY SSSがこれからどんなお店になっていくのか、楽しみですね。

じつはこちら、2月からプレオープンしているのですが、外観はこんな感じ。

Photo : Koichi Tanoue

Photo : Koichi Tanoue

ここはかつて、〈Flower Shop wnico(フラワーショップ ニコ)〉が入っていた建物。
その後は3年ほど空き家になっていたのですが、
昨年の秋にL PACK.が借り受け、リノベーションを開始。
当時はSANDO BY WEMON PROJECTSも運営していたため、
小田桐さんがSANDOを切り盛りし、中嶋さんが新店の改装デザインから工事までを行ったといいます。
何とも離れ業のコンビネーション!

DAILY SUPPLY SSSのリノベーションと工事を手がけた中嶋哲矢さん。Photo : Koichi Tanoue

DAILY SUPPLY SSSのリノベーションと工事を手がけた中嶋哲矢さん。Photo : Koichi Tanoue

立地は池上駅から徒歩2分の、交差点の角。
通りに面してコーヒースタンドがあり、
散歩中のおじいさんや子ども連れの家族が立ち寄ったり、
ママさんが自転車に乗ったままコーヒーをオーダーしたり。
とても風通しのいい、まちに開かれた空間になっています。

Photo : Koichi Tanoue

Photo : Koichi Tanoue

オープンしたばかりのスタンドでコーヒーを淹れる小田桐奨さん。Photo : Koichi Tanoue

オープンしたばかりのスタンドでコーヒーを淹れる小田桐奨さん。Photo : Koichi Tanoue

「先日幕を閉じたSANDO BY WEMON PROJECTSでは、
カフェを拠点にさまざまなイベントを行い、たくさんの出会いがありました。
今後は、池上で出会ったたくさんの人たちと一緒に、
お店とお客さんという関係を超えて、
おもしろいことをしていきたいなと思っています」(小田桐さん)

コーヒー豆はL PACK.が自ら焙煎しており、中南米やアフリカ、
東南アジアの豆を厳選し、常時5〜6種類用意。
浅煎りから深煎りのものまであり、最近はデカフェも人気です。

Photo : Koichi Tanoue

Photo : Koichi Tanoue

コーヒースタンドではドリップコーヒーやカフェ・ラテなどがオーダーできるほか、
エスプレッソをトニックで割った、ちょっと珍しいドリンクも。
そのほかに、ジュースやハーブティもあります。
フードは自家製ドーナツに、地元のソーセージと特注のパンを使ったホットドック。
ドーナツは、早くも人気になっているようです。

日用品は、諸国のプロダクトや洗剤、食器、掃除用具、食品などを販売。
今後は、はかり売りの商品も登場するようです。

Photo : Koichi Tanoue

Photo : Koichi Tanoue

埼玉のお土産の決定版! 〈埼玉県新商品AWARD 2021〉の 受賞商品は?

埼玉県の魅力ある商品を発掘し、国内外へ発信することを目的とした、
〈埼玉県新商品AWARD〉。
第1回では贈り物としてはもちろん、
おこもり時間を有意義に過ごせるようなすぐれた県産品が受賞しました。

この〈埼玉県新商品AWARD〉の第2回が開催され、
大賞、金賞、入賞、そしてグローバル賞が発表。
今回も『colocal』より、編集長の松原亨が審査に参加しました。
埼玉を代表するにふさわしい、すてきな商品が勢揃いです。

和梨のビールが新しい! 大賞は〈コエド 夏果2021〉

〈埼玉県新商品AWARD〉第2回大賞は和梨のクラフトビール〈コエド 夏果2021〉。

県内外からもファンが多いクラフトビール〈コエド〉。
2021年夏の限定商品が大賞を受賞しました。
〈夏果2021〉と名付けられたビールには、和梨が原材料に含まれています。

醸造所のある東松山市は、約60年前より和梨の栽培が始まり
観光のひとつとして定着してきましたが、広く知られてはおらず、
より多くの方に東松山の和梨と埼玉県の魅力、また新しいビール文化を
知ってもらうためにと和梨を使ったのだそうです。

和梨でビール? とその味わいや工程に関心も大きいと思います。
上品な甘みとみずみずしさが特徴の埼玉県品種〈彩玉〉の梨を贅沢に使用。
甘みと水分量が豊富で非常に食べやすい果物ですが、
すっきりした味わいで果肉の香りも落ち着いているため、
どのように風味を引き出すかが課題だったのだとか。
そこで細かくピューレ状に加工してからビールに漬けたことで、
和梨の風味をビールへ溶け込ませることができたのだそうです。

クラフトビール〈コエド 夏果2021〉は上品な甘みとみずみずしさが特徴の埼玉県品種〈彩玉〉の梨を贅沢に使用。

こうしてできたビールは、
和梨のほのかな甘みとオーツ麦由来の滑らかな口当たりを感じられる仕上がりとなりました。
残念ながら現在は完売ということで、またの登場に期待したいところですね。

2022年は、 水木しげる先生・生誕100周年。 だから、グッズが欲しい!

©水木プロダクション

「妖怪のまち」が、 なんだか騒がしい?

鳥取県境港市と言えば、
日本海に突き出た大砂州・弓浜半島の先端、
国内トップレベルの漁港として知られるまち。

さらに、忘れてはならないのが、
日本を代表する漫画家・水木しげる先生の故郷だということ。
幼少期から学生時代までをこの地で過ごした水木先生は、
東京を拠点に活躍しながら、境港市のまちおこしにも尽力。
1993(平成5)年には、市内に〈水木しげるロード〉が誕生し、
2003(平成15)年にはロード内に〈水木しげる記念館〉も開館。
鳥取県の空港・米子空港も、今では〈米子鬼太郎空港〉として親しまれるなど、
境港市の誇りなのです。

そんな境港市が2022年、ちょっとソワソワ……。
というのも、今年は水木しげる先生の生誕100周年。
〈水木しげる記念館〉前には、巨大タペストリーが登場し、
誕生日の3月8日前後には、さまざまなイベントの開催が予定されています。

〈水木しげる記念館〉には、これまでにのべ400万人以上が来館

〈水木しげる記念館〉には、これまでにのべ400万人以上が来館。

アロマとハーブで美しく健康に。 立山連峰の麓に建つ複合施設〈Healthian-wood〉

オープンから2年。今後も事業の拡張が予定される話題のスポットに

富山の象徴でもある立山連峰。
その麓にある富山県立山町に美と健康をテーマとした
複合施設〈Healthian-wood(ヘルジアン・ウッド)〉があります。
富山といえば古くから漢方薬などくすりが有名な土地。
Healthian-woodはアロマテラピーや食事から体と心の健康を支え、
地域活性化も目指す施設として2020年3月にオープンしました。


富山県立山町にオープンした、美と健康をテーマとした複合施設〈Healthian-wood(ヘルジアン・ウッド)〉。

〈Healthian-wood〉は、精油(アロマオイル)の抽出工房と
精油の原料となるハーブ畑を立山町につくろうという思いから始まりました。
アロマやハーブによって日頃眠っている五感を刺激し、
人間性の回復ができるような美しい村となることを目指しています。

JR富山駅や富山空港からそれぞれ車で30分程のところにある敷地は、
東京ドーム2個分の約10ヘクタールと広大です。

立山連峰の美しい山並みを背景にした田園風景の中に
ハーブ園、アロマ工房、レストランとイベントスペースの建物が点在します。

これは富山の伝統的な集落形態、散居村に倣ったもの。
それぞれに特徴のある建物はウッドデッキで結ばれています。

ハーブ園のではラベンダーやローズマリー、レモングラスなど
代表的なハーブに加えて、
日本ハッカやヒメハッカなどの和ハーブを合わせて
25種類以上が栽培されています。

敷地内の畦道には、よもぎやセリのように和ハーブも自生。
これまで日本ではさまざまな生活シーンで和ハーブを取り入れてきたことに
想いを馳せることもできます。

アロマ工房ではアロマの力が体の内側からはもちろん、
心にも働きかけることで、癒しと美しさを追求する体験を提供しています。

ハーブバスソルト作りに使われる精油。

ハーブバスソルトづくりに使われる精油。

アロマ工房内には精油を抽出する設備を配置。
敷地内で育ったローズマリーのほか、立山山麓で栽培されているヒノキの間伐材、
そして周辺の住宅が保有している柚子の木に実った果実など、
地元の材料からも精油や芳香蒸留水を抽出しています。

特にヒノキや柚子は地産地消や
アップサイクルの考えも取り入れた富山の地らしい精油。
タイミングが合えば実際に抽出しているところや、
準備作業を見学することもできます。

専門資格を持つ講師が務めるワークショップも頻繁に開催。
ハーブバスソルトづくりや、藍やラベンダーの茎を使った草木染めなどが楽しめ、
ハーブを身近に生活に取り入れることや
健康と心の豊かさを見直す機会を提案しています。

〈Healthian-wood(ヘルジアン・ウッド)〉のアロマ工房ではオリジナルブランド〈Taroma®〉の精油や基礎化粧品なども販売されている。

アロマ工房はショップも兼ねていて、オリジナルブランド〈Taroma®〉の精油や基礎化粧品、ハンドクリームやハーブティーが販売されています。
サンプルを手に取って好きな香りやテクスチャーのお土産選びも可能です。

福岡〈HIGHTIDE〉 愛着をいだくステーショナリー シリーズ〈attaché〉に 再生ガラスのアイテムが新登場!

光に透けて輝く、再生ガラスのペーパーウェイト

手紙を書くとき、読書をするとき。

気分を明るく、和ませてくれるアイテムがあったなら。

福岡の文具メーカー〈HIGHTIDE〉が手掛ける、
「目に入るだけで口元がほころび、
手に取る度に少し気持ちが豊かになる」
ステーショナリーシリーズ〈attaché(アタシェ)〉に、
新しいプロダクトが仲間入りしました。

Recycled Glass Paper Weight 2200円(税込)約 φ3.8 × 高さ6.3(cm)重さ130g

Recycled Glass Paper Weight 2200円(税込)約 φ3.8 × 高さ6.3(cm)重さ130g

こちらは透明感のあるブルーが美しい、
再生ガラスを使ってつくられたペーパーウェイト。

カラーは全部で3種類。

ほんのり色づいた透明、 涼しげな淡いブルー、
特徴的なジョージアグリーンの展開です。

それぞれの瓶の持つ色をそのままに、沖縄でガラス技術を学んだ職人の手により丹精込めて仕上げられている。

それぞれの瓶の持つ色をそのままに、沖縄でガラス技術を学んだ職人の手により丹精込めて仕上げられている。

こちらのペーパーウェイト は、
福岡にあるガラス工房で職人が
ひとつひとつ丁寧に手づくりしています。

近隣の牧場から透明の牛乳瓶を、
九州圏内の飲料メーカーからラムネ瓶とコーラ瓶を調達し、
ラベルを剥がし洗浄して乾燥させるのだそう。
それからガラスを細かく砕き、いくつもの工程を経て
やっと「素材」として使えるようになるのです。

「資源を無駄にせず、環境になるべく優しく暮らしをつないでいく」

再生ガラスペーパーウェイトはそんな想いを込めて制作されました。

牛乳瓶で作られた透明色のRecycled Glass Paper Weight

牛乳瓶でつくられた透明色のRecycled Glass Paper Weight。

ラムネ瓶で作られたブルーのRecycled Glass Paper Weight

ラムネ瓶でつくられたブルーのRecycled Glass Paper Weight。

コーラ瓶で作られたジョージアグリーンのRecycled Glass Paper Weight

コーラ瓶でつくられたジョージアグリーンのRecycled Glass Paper Weight。

福岡の文具メーカー〈HIGHTIDE〉による、再生ガラスでつくられたペーパーウェイト。

丸いつまみのついた分銅のようなフォルムが
かわいらしく、手元で小さく輝きます。

すべて手づくりだからこそまったく同じ形はないので、
微妙な個体差も味として楽しんでほしいもの。

愛着を持ちながら、長く大切にしたくなるアイテムです。

〈永山本家酒造場〉の〈ドメーヌ貴〉
自社の田んぼでつくったお米100%の
テロワールのある日本酒

ヨーロッパのワイナリーに憧れて

「最近は、タテのラインがおもしろい」と言うのは、
山口県宇部市にある〈永山本家酒造場〉の永山貴博さん。
“タテのライン”とは、宇部空港を通り、山口県を南北に縦断するラインである。
そのライン上には個性的なお店が点在し、永山本家酒造場もそこにある。

永山本家酒造場は1888年創業の酒蔵。
目の前を、カルスト台地として有名な秋吉台から瀬戸内海へと流れ込む厚東川が流れ、
ミネラルが豊富なその水で日本酒を仕込んでいる。
周辺にはのどかな田園風景も広がり、酒米を育てている。きれいな水とお米。
お酒を醸すのに適した土地なのだ。それゆえ全盛期には4軒の酒蔵が並んでいたという。

厚東川はカルスト台地が水源。

厚東川はカルスト台地が水源。

オフィスとショップが入る建物は、
昭和3年に建てられた村役場をリノベーションしたもの。
国の登録有形文化財に認定されている味のある意匠で、
1階が日本酒などの直売所、2階がカフェになっている。

2017年に国の登録有形文化財に認定された。

2017年に国の登録有形文化財に認定された。

現在の当主が5代目の永山貴博さん。
2002年に〈貴〉という純米酒を発売し、同社の看板ブランドに育てた。

永山貴博さん。自ら杜氏となり〈貴〉をつくり出した。

永山貴博さん。自ら杜氏となり〈貴〉をつくり出した。

永山さんは、日本酒づくりにおいて、味や製法はもちろんのこと、
その根本に思い描く理想の環境がある。

「2007年頃、ヨーロッパのワイナリーを視察したときに、
周辺にぶどう畑が広がっている風景を見て、
日本酒づくりにもこういう風景がほしいし、“できるはず”と思いました」

ぶどうとワイン、お米と日本酒。その関係性はよく似ている。

「酒蔵で重視されるのは、麹や時間、温度などの醸造技術。
一方ヨーロッパのワイナリーでは醸造よりも、ぶどう畑の土の話ばかりしていました」

それはもう、農業の領域といっていい。
いい土をつくることが、いいワインをつくることにつながるというわけだ。
それが、日本の酒蔵とワイナリーの大きな違いであった。

酒づくりの現場。20〜40代のスタッフが多く働いている。

酒づくりの現場。20〜40代のスタッフが多く働いている。

「ワインのように、現地でとれる原料に気を使いながらお酒をつくる。
日本酒も本来は、そういう農産物加工品であるべきだと思っています」

ここから、現在でも永山本家酒造場のホームページに掲げてある
「テロワールを求めて」というコンセプトが誕生した。
テロワールとは、地域の自然環境のアイデンティティのこと。
その土地でとれるものの個性を大切にしながら料理や加工していく食文化のひとつだ。

「若いスタッフの柔軟性は勉強になる」と永山さん。

「若いスタッフの柔軟性は勉強になる」と永山さん。

「自分たちの土地でできたお米でお酒をつくってあげる、
それが“地酒”の存在理由だと思います」

その土地でとれる原料でつくるからこそ地酒である、というのが永山さんの哲学。
その信念に基づくと、自ずと製造方法の方向性が定まってくる。

「いい素材をつくり、その良さを引き出したい。
それはどこまでその素材を信じられるか、ということ。
あくまで素材の味があるはずので、
いたずらに磨いたり、香りを高くするべきではないと思います」

自分たちのつくりたい味や醸造技術を押しつけるのではなく、
土地でとれたお米をそのまま生かす。
そうすれば自然とお米に合わせた、その土地ならではのお酒ができあがるはずだ。

環境と肌へのやさしさを追求。 東北生まれのSDGsコスメ 〈and OHU(アンオフ)〉

未利用資源を有効活用し、エシカル消費を後押し

東北6県にてドラッグストアの〈薬王堂〉を展開する〈薬王堂ホールディングス〉が、
発酵ベンチャーの〈ファーメンステーション〉と共同して、
新しいスキンケアシリーズ〈and OHU(アンオフ)〉を開発しました。

スキンケアシリーズ〈and OHU(アンオフ)〉。植物由来の原料や燃焼時のCO₂を約60%削減など環境に配慮した容器を採用している。

スキンケアシリーズ〈and OHU(アンオフ)〉。植物由来の原料や燃焼時のCO₂を約60%削減など環境に配慮した容器を採用している。

同シリーズは、東北地方に眠る未利用資源を原料としているのが特徴。
ファーメンステーションが持つ独自の技術を生かし、
これまで活用されてこなかった自然素材や副産物を再生利用する仕組みを実現しました。
さらに生産工程で出る発酵粕なども無駄なく使うことで、
環境に配慮したものづくりを進めています。

2社がタッグを組んだきっかけは、共通の知り合いを通じた出会いでした。
薬王堂ホールディングス常務取締役の西郷孝一さんは、
ファーメンステーション代表取締役 酒井里奈さんの熱い想いに
徐々に共感を強めていったと言います。

「未利用資源を再生・循環させる、ほかの人がしないような取り組みを
もう10年以上続けている酒井さんを単純に素晴らしいなと思いましたね。
僕は使っていなかったり、捨てられていたりする資源だけでなく、
多くの人にその存在を知られていないものも未利用資源だと思っているんです。
この商品開発を通して地球環境に貢献するだけでなく、
地域の生産者さんとの関わりを深め、東北を盛り上げていきたい、
そんな想いが合致して今回の共同開発が実現しました」

実は企画段階ではスキンケア製品ではなく、
ウェットティッシュの製造を考えていたそう。
あえてスキンケア製品にしたのは、
“多くの人に東北の資源を知ってもらいたい”という2人の共通の想いがありました。

「もちろんウェットティッシュやアロマスプレーなどでも
サステナブルをコンセプトにした商品は作ることができます。
でもこの原料の素晴らしさをより実感できるものはほかにあるなと感じていて。
化粧品なら直接肌に使えて、その機能性の高さを実感できるし、
何より性別問わずいろいろな人に利用してもらえます。
最終的に未利用資源をなくすためには、
多くの人に使ってもらうことも大事だと考えているんです」と酒井さん。

環境に配慮したモノづくりから誕生した、東北生まれのスキンケアシリーズ〈and OHU(アンオフ)〉。

ファーメンステーションでは、生産者のもとへ直接足を運んで厳選した素材を使い、
丁寧に時間をかけて原料を手作りしています。
だからこそ素材の良さがそのまま残り、
機能性が高く肌にやさしいスキンケア製品の開発に成功したと言えるでしょう。

小豆島の農家〈HOMEMAKERS〉が
1年間に育てた野菜全品種!

2021年の総まとめ! 今年育てた野菜は何種類?

2021年も残り数日となりました。
1年365日、今年もほぼ毎日野菜と向き合って過ごしてきました。
種をまき、苗を植え、手入れをして、収穫……。
ふと、「私たちいったい何種類の野菜を育てているんだろう?」と
そんな思いが頭の中に。

年間だいたい100品種ほどの野菜を育てているのですが、
ちゃんと数えたらいくつになるんだろう。
ちょうどいいタイミングなので、今回は2021年の総まとめ、
私たち〈HOMEMAKERS(ホームメイカーズ)〉が
この1年で育てた野菜全品種を公開します。

毎週月曜日、全畑をまわってその週に収穫・発送する野菜をチェックします。

毎週月曜日、全畑をまわってその週に収穫・発送する野菜をチェックします。

「今週の野菜」をWebサイト、Instagram、LINEでお知らせしてます。こちらも毎週月曜日に更新。

「今週の野菜」をWebサイトInstagram、LINEでお知らせしてます。こちらも毎週月曜日に更新。

2021年1月からシーズン別に見ていこうと思います。
1年に何度も栽培している野菜もあるので、それは1品種としてカウント。

ちなみに、品種というのは、
〈あやめっ娘大根〉〈三太郎大根〉〈宮むらさき大根〉など、
大根でもいろいろな種類があって、そのひとつひとつのことで、
たとえばうちでは4品種の大根を育てています。
大根、にんじん、キャベツなどという、いわゆる野菜の名前は「品目」といいます。
今回は品種を見ていきます。

1月 小寒~大寒

1年の中で一番寒い時期。冬野菜シーズン真っ最中です。
水分の多い野菜は寒い時期に自分自身が凍ってしまわないように
糖度を増して凍らないように寒さ対策をします。
だから寒さは野菜の甘さを増す重要な要素なんです。
寒さのなかでゆっくりと野菜が育ちます。

これぞ冬野菜セット。にんじんも大根もしっかり味がのっていて一番おいしい時期。

これぞ冬野菜セット。にんじんも大根もしっかり味がのっていて一番おいしい時期。

大根とにんじんのサラダ。紅くるり大根の赤色がきれい~。

大根とにんじんのサラダ。紅くるり大根の赤色がきれい~。

あやめっ娘大根

三太郎大根

宮むらさき大根

紅くるり大根

黒田五寸にんじん

バイオレットハーモニーにんじん

パープルターゲットにんじん

ブロッコリー

オレンジカリフラワー

紫カリフラワー(紫雲)

白菜

芽キャベツ

紫キャベツ

子持ち高菜

春菊

ほうれん草

金時草

フェンネル

パクチー

越前漆器や越前和紙。
福井の伝統工芸が、
世界的ブランドを動かす

伝統産業が息づく福井の地

福井県には、越前打刃物、越前箪笥、越前焼、越前漆器、越前和紙、若狭塗箸などの
伝統工芸品、そして眼鏡や繊維業など、ものづくりの精神がいまなお息づいている。

そのひとつ、越前漆器は歴史が古く、約1500年前から続いているといわれている。
お椀やお膳、重箱、お盆、菓子箱など、食に関連した漆器を中心に栄えてきた。
現在では量産態勢を整え、旅館などで使用する業務用漆器の有数の産地となっている。

その理由としては、まず地理的に京都に近いこと。
そして漆は水分を得て固まるので、
曇りが多く、雪が降るこのエリアは冬でも湿度が高いという、
自然環境が整っていたことがあげられる。

旅館などで使用される漆器のお椀。

旅館などで使用される漆器のお椀。

鯖江市にある〈漆琳堂〉は1793年創業。現在は料亭や業務用など漆器製造が主である。

「バイヤーさんがこのショールームに来て、お椀などをオーダーされていきます。
ここに展示してあるものはサンプル。
同じ物でも構いませんが、大抵は、柄や形など、
少しずつアレンジしていくオーダーメイドです」と
8代目を継ぐ現当主の内田徹さんが教えてくれた。

たくさんの同じようなお椀が並んでいるが、よくよく見てみると、
細いもの、低いもの、フチが反っているもの……、少しずつ形が異なっている。

「例えば一年を通して使うものなのか、春や秋など季節に合わせて使うものなのか。
それによっても条件は変わってきますので、すり合わせながら決めていきます」

1階はショールーム兼ショップでさまざまな商品が並んでいる。
2階は漆塗り工房になっていて、見学が可能だ(要予約、有料)。

定番みやげが、かわいくリニューアル もりおかおみやげプロジェクト 〈MOYANE〉始動!

盛岡の老舗みやげがリニューアル

岩手県・盛岡市のおみやげ品をリブランディングするプロジェクト
〈MOYANE〉が始まりました!

〈MOYANE(モヤーネ)〉は、
「もりおか やっぱり いいよね」から文字をとった造語。
これまでもいいと思っていたけれど「やっぱり いいよね」
と盛岡の魅力を再発見することを目指すプロジェクトです。

プロジェクトの第1弾では、
盛岡市民に広く親しまれてきた老舗事業者のお菓子を
リブランディングした商品を発売しました。

明治26年創業・盛岡駄菓子の老舗〈関口屋菓子舗〉で長年愛されてきた〈焼酎糖〉は、そのカラフルな商品の魅力が伝わるように、透明かつ、色のグラデーションを表現したパッケージにリニューアル。12個入り1箱540円(税込)。

明治26年創業・盛岡駄菓子の老舗〈関口屋菓子舗〉で長年愛されてきた〈焼酎糖〉は、そのカラフルな商品の魅力が伝わるように、透明かつ、色のグラデーションを表現したパッケージにリニューアル。12個入り1箱540円(税込)。

コロナ禍でおみやげ品の売り上げが低迷するなか、
「新たなパッケージで商品を手に取ってもらい、
地元の人にも、旅行者にも盛岡の魅力を再発見してもおう」と、
ブランド名や商品パッケージは、岩手在住、20代の若手デザイナーが手がけました。

焼酎洋酒と砂糖でできた〈焼酎糖〉は、砂糖・コーヒー・山ぶどう・抹茶・ペパーミント・ブランデー・メロン・ざくろと8種あり、味ごとに色が異なります。

焼酎洋酒と砂糖でできた〈焼酎糖〉は、砂糖・コーヒー・山ぶどう・抹茶・ペパーミント・ブランデー・メロン・ざくろと8種あり、味ごとに色が異なります。

農耕馬に感謝し、毎年6月の第2土曜日、
着飾った数十頭の馬と馬主が、岩手県滝沢市の鬼越蒼前(おにこしそうぜん)神社から、
盛岡市の盛岡八幡宮まで約14キロの道のりを行進する伝統行事〈チャグチャグ馬コ〉。

その馬コをイメージした人気菓子〈馬ッコ本舗みやざわ〉の
〈チャグチャグ馬ッコ子馬のポルカ〉は、形や味はそのままに、パッケージを一新。
「買って、食べた後にも楽しんでもらいたい」と、
馬コが行進するルートマップや馬コの装飾品を紹介する
イラストなどが添えられています。

〈馬ッコ本舗みやざわ〉の〈チャグチャグ馬ッコ子馬のポルカ〉。香ばしいくるみとお米が詰まった最中で、2個入り450円(税込)。「チャグチャグ」とは、馬コが行進するときに鳴る鈴の音のこと。

〈馬ッコ本舗みやざわ〉の〈チャグチャグ馬ッコ子馬のポルカ〉。香ばしいくるみとお米が詰まった最中で、2個入り450円(税込)。「チャグチャグ」とは、馬コが行進するときに鳴る鈴の音のこと。

毎年つくり続けていく、
〈HOMEMAKERS〉の
ジンジャーシロップ

繰り返しの連続から生まれるもの

今年も残すところ半月となりました。
一年中さまざまな野菜を育てている私たちは、
春夏秋冬、種をまき、苗を育て、草を抜き、土に草をすき込み、
野菜の手入れをし、収穫し、出荷する。
今年もこの作業を繰り返してきました。

ある日の畑作業。〈HOMEMAKERS〉の畑では一年中野菜が育っています。

ある日の畑作業。〈HOMEMAKERS〉の畑では一年中、野菜が育っています。

種をまいて育てた苗を畑に植えます。

種をまいて育てた苗を畑に植えます。

立派な外葉に覆われたキャベツ。今年のキャベツもおいしい!

立派な外葉に覆われたキャベツ。今年のキャベツもおいしい!

農家というのは、本当に繰り返しの連続だなとよく思います。
例えば、種をまくという作業に関して、
「ひと粒の種をまく」が一番小さな単位だとすると、

300粒の種をまく。
時期をずらして1年に5回まく。

だとすると、300粒×5回で1500回繰り返すことになる。

とにかく種をまかないと野菜はできない。当たり前だけど、ひとつの種からひとつのラディッシュが育つ。

とにかく種をまかないと野菜はできない。当たり前だけど、ひとつの種からひとつのラディッシュが育つ。

収穫も同じで、例えばさつまいもの収穫だと、
さつまいものつるを切ってどかす、土を掘る、さつまいもを土の中から出す、
ひとつひとつ収穫コンテナに収納する、コンテナを倉庫に収納する、
これをひたすら繰り返して、ようやく収穫が完了する。

ひとつひとつの作業も繰り返しだし、もう少し大きな視点で見ても繰り返し。
春に生姜を植えて、夏に手入れして、秋に収穫する。
これを毎年繰り返す。私たちはまだ9年目だけど、
何代も続く農家というのはそれを何十年も繰り返してきている。

春になったら生姜の植えつけ。ここから半年間、草抜きや追肥など手入れしていきます。

春になったら生姜の植えつけ。ここから半年間、草抜きや追肥など手入れしていきます。

秋になったら生姜の収穫。ひとつの種生姜から育った新生姜。

秋になったら生姜の収穫。ひとつの種生姜から育った新生姜。

それって農家だけじゃなくて、自動車会社だって
ずっと繰り返し自動車を生産しているわけだし、
飲食店なら仕込みをしてそうじをしてお客さんを迎えるを日々繰り返してる。

その繰り返しのなかで、少しずつノウハウがたまっていき、改善していく。
その会社・店らしさができてくる。
信頼が生まれて、ファンができる。存続していく。

どんなに華やかそうな仕事でも、そのベースには
地味に何度も何度も繰り返しやってる何かがあるんじゃないかなと思います。

うちは毎週火曜日と金曜日に野菜を収穫して発送しているのですが、
出荷の日は朝から夕方までいつもの120%増くらいの勢いでバタバタと動いていて、
「ふぅ、今日も無事に出荷作業終わった〜」とほっとしたのもつかの間、
またすぐに次の出荷の日がやってきます。

それを1年間ほぼ休むことなく繰り返すことで、
新鮮な野菜を届けてくれる農家としてようやく知ってもらえて、
信頼してもらえて、野菜を継続して注文してもらえるんだと思っています。

毎週2回の収穫&発送作業。年間で約100回! 今年もたくさん野菜お届けしました。

毎週2回の収穫&発送作業。年間で約100回! 今年もたくさん野菜お届けしました。

収穫して、洗って、選別して、小分けしてを繰り返します。

収穫して、洗って、選別して、小分けしてを繰り返します。

繰り返し繰り返しというと、飽きちゃいそうですが、
繰り返すことで確実に成長していて、それを感じるときちょっとうれしくなるんですよね。

HOMEMAKERSの野菜セット。日々の繰り返し作業で、このひと箱がようやく完成します。

HOMEMAKERSの野菜セット。日々の繰り返し作業で、このひと箱がようやく完成します。

山形県の名産品が集合! 〈オンラインいいもの発見 やまがた物産展〉で どんないいもの見つけた?

酒類から肉、スイーツまで勢ぞろい!

2021年11月12日(金)から、山形県の名産品が購入できるサイト
〈オンラインいいもの発見やまがた物産展〉がスタートしました。

このECサイトは、2015年より東京・東武百貨店池袋店で毎年開かれていた
〈いいもの発見やまがた物産展〉のオンライン版。
毎回1億円規模の売上を記録する人気の物産展だったものの、
2020年以降は新型コロナウイルスの影響により開催がストップしていました。

そこで山形県商工会連合会は、
毎年の物産展を楽しみにしていたユーザーだけでなく
今まで山形県に訪れたことのない人々にも名産品を届けられるよう、
期間限定で物産品を集めたECサイトを立ち上げることに。
ユーザーは肉から蕎麦、米、スイーツまでさまざまなジャンルの商品を
一気に購入できるようになっています。

また、期間中にはライブコマースも実施。
ジャンルごとに名産品がライブ動画で紹介され、
気に入ったものはそのまま購入できるシステムです。

11月23日(火)に配信された第1回目ではゴルゴ松本さんをMCに、
日本酒をはじめとした酒類や、一緒に味わいたいおつまみなどを紹介。
2回目は12月11日(土)の配信が予定されているそうです。

出身者がおすすめの4商品を紹介

さて、せっかくなので、
山形県出身者の筆者がおすすめの商品を紹介したいと思います。
山形県は庄内・最上・村山・置賜の4エリアに分けられ、
それぞれ名産品が異なっているのが特徴です。

まずは山形県の北西に位置する庄内。
豊かな自然と、この土地ならではの気候風土で農作物がとてもおいしく育つエリアです。

おすすめはその恵みを存分に味わえる、
〈山形庄内おいしい冬の味覚セット(庄内豚&庄内野菜)A〉。

山形庄内おいしい冬の味覚セット(庄内豚&庄内野菜)A 10000円

〈山形庄内おいしい冬の味覚セット(庄内豚&庄内野菜)A〉10000円

農家さんが丹精込めてつくった冬野菜だけでなく、
庄内のブランド豚〈米の娘豚〉がセットになったお得なセットです。
やわらかく、甘みの強ある庄内豚をぜひこの機会に堪能してみて。

料理をつくって、本を読んで、 海に行こう。 新感覚のウェブメディア 『海のレシピプロジェクト』が進行中!

海を愛しながら、暮らしてみよう

海に囲まれた島国日本で生きる私たち。
少し海とは遠い土地で生まれ育ったとしても、
誰しも海との思い出はもっているのではないでしょうか。

「食」「ものがたり」「人」を通して「海」を伝えるウェブメディア
『海のレシピプロジェクト』が始まっています。

千葉県木更津市の海を伝える〈蛤のクラムチャウダー〉。

千葉県木更津市の海を伝える「蛤のクラムチャウダー」。

『海のレシピプロジェクト』が試みるのは、新感覚の“体験型レシピメディア”。
日本全国の海をフィールドに、
「海の食材を用いた料理〈レシピ〉」
「海をテーマにした本や映画、音楽、アートの〈ものがたり〉」
「海と関わり生きる人々の声〈トピックス〉」という
3つの要素をひとつの記事にして伝えています。

〈レシピ〉〈ものがたり〉〈トピックス〉で伝える各地の海。これまで沖縄県西原町、長崎県五島市、福島県いわき市、北海道札幌市、高知県須崎市、神奈川県鎌倉市の海が紹介されています。今後も更新予定です。

〈レシピ〉〈ものがたり〉〈トピックス〉で伝える各地の海。これまで沖縄県西原町、長崎県五島市、福島県いわき市、北海道札幌市、高知県須崎市、神奈川県鎌倉市の海が紹介されています。今後も更新予定です。

鎌倉の海を伝える〈レシピ〉は、料理研究家・大黒谷寿恵さんが考案した〈カリカリしらすと新里芋の梅風味サラダ〉。

鎌倉の海を伝える〈レシピ〉は、料理研究家・大黒谷寿恵さんが考案した「カリカリしらすと新里芋の梅風味サラダ」。

〈レシピ〉の発想の源になった〈ものがたり〉や、
〈トピックス〉には、海の幸が育まれる風景も紹介されているので、
記事を読んでいると、そのシーンに自分も入っていくような、
旅をしている気分にさせてくれます。

写真集『海街diary』(撮影:瀧本幹也, 青幻舎)。鎌倉の〈ものがたり〉として紹介されています。映画『海街diary』(監督・脚本:是枝裕和)には、しらす丼としらすトーストが登場します。

写真集『海街diary』(撮影:瀧本幹也、青幻舎)。鎌倉の〈ものがたり〉として紹介されています。映画『海街diary』(監督・脚本:是枝裕和)には、「しらす丼」と「しらすトースト」が登場します。

海のシーンを想像していると、
自分と海との思い出も蘇ってくるから不思議です。

「黒」ひと筋100年 京都・老舗染め屋が仕掛ける 「黒染め」というアップサイクル

染め直すというアイデア

お気に入りの服を長く大切に着ることは、
個人がいちばん身近にできるサステナブルな取り組みと言えます。
ただ、どうしても洗濯で落ちない汚れや色落ちなどが発生してしまい
まだ着られるのに泣く泣く処分する、なんてことも少なくありません。

買い換えるのではなく、染め直すという
新しい視点をわたしたちに提案しているのが
〈KUROZOME REWEAR〉を手がける〈京都紋付〉です。

日本古来の最上級正装である黒紋付を1世紀にもわたって
染め続けてきた老舗染め屋であり、
現在では世界の名だたるブランドの黒染め加工も請け負っています。

黒く染めれば服は生まれ変わる

「黒」ひと筋100年の京都・老舗染め屋〈京都紋付〉が仕掛ける「黒染め」というアップサイクル。

数ある色のなかでも
質がはっきりと出る「黒」がいちばん難しいと言われているそうです。
〈京都紋付〉が独自に開発した「深黒(しんくろ)加工」は、
生地に特殊な薬品を付着させることで
光の反射を抑え、黒をより暗く深くみせることが可能に。
世界に誇る究極の黒を完成させています。

〈京都紋付〉が独自に開発した「深黒(しんくろ)加工」。生地に特殊な薬品を付着させることで光の反射を抑え、黒をより暗く深くみせることが可能に。

右が深黒加工前、左が加工後の写真。より深い黒に染め上げられているのが分かります。

右が深黒加工前、左が加工後の写真。より深い黒に染め上げられているのがわかります。

「深黒加工」を施した生地は見た目の美しさだけでなく、
長年愛用した衣類が新品のようなソフトな風合いに蘇るのだとか。
洗濯をしても色落ちせず、汚れや水を弾く撥水効果もあるそうです。

一部の化学繊維、ダウン、革製品などは染めることが難しいそうですが
綿、麻、シルク、ウール、レーヨンなどの製品※は
約1か月で染め替えが完了します。
※詳しくはこちらを参照ください。

オゾンの力で清潔な日常を。 MADE IN 長野の空気洗浄機 〈RoomiAir Deux〉

〈RoomiAir Deux〉直径φ107×高さ209mm 約565g 19万8000円

長野生まれのスマートな空気清浄機

新型コロナウイルスの勢いは落ち着きつつありますが、
今後も清潔な生活は心がけていきたいもの。
そんなこれからの生活におすすめな空気清浄機を見つけました。

長野県で生まれたオゾン発生機〈RoomiAir Deux(ルミィエール・ドゥ)〉です。
空気中のウイルスや菌の除菌、悪臭などの分解が可能と言われているオゾン(O3)。
そんなオゾンを用い、水洗いできないスポーツ用車椅子や
医療機器などの洗浄用に開発されたオーク製作所の独自技術「Pure O(ピュアオー)」。
通常のオゾン発生器で生まれる有害な窒素酸化物(NOx)を生成せず、
光で純粋なオゾンのみを生成することができる技術だそうで、
同社の業務用オゾン発生器に用いられ、医療現場などで活躍してきました。
その「Pure O」のテクノロジーを用いて開発された家庭用家電が〈RoomiAir Deux〉。

フル充電で最大4時間駆動し、自由な持ち運びが可能です。

フル充電で最大4時間駆動し、自由な持ち運びが可能です。

主電源を兼ねたLEDライトは、ボディー上部をひねることでガスランプのように点灯。空間に応じたお好みの明るさに調光できます。

主電源を兼ねたLEDライトは、ボディー上部をひねることでガスランプのように点灯。空間に応じたお好みの明るさに調光できます。

日本酒×ポテトチップス!? 越銘醸と湖池屋が繰り出す 至高のペアリングセット

あわせて旨みがふくらむセット〈山城屋Special Class〉300ml + ペアリング専用ポテトチップス〈未完成〉50g × 3袋 2178円(送料別)限定パッケージつき。

驚きのコラボが誕生!?

新潟県長岡市栃尾にある酒蔵〈越銘醸〉の県外専用ブランド〈山城屋〉。
自然豊かな栃尾の良質な伏流水を使用し、
全国で1%しか採用されていない伝統製法「生酛造り」から、
希少な“食中酒”を中心に製造しています。
ミシュランガイド掲載店でも取り扱わるなど、その味は折り紙つき。

そんな山城屋の銘柄の中でも最上級の〈山城屋 Special class〉と、
〈湖池屋〉のポテトチップスのセットがこのたび発売されることに。

〈湖池屋〉は、1953年創業の日本ではじめてポテトチップスを量産化した老舗メーカー。
国産原料や日本独自の技術にこだわったスナックを開発・販売しています。

そんな湖池屋とのコラボレーションのきっかけは、
山城屋の「食事と共に豊かになる人生」というコンセプトに湖池屋が共感したことから。

〈山城屋〉の最上級銘柄『山城屋 Special class』と〈湖池屋〉のポテトチップスのセットが数量限定で予約販売開始。

岩手県・八幡平〈暁ブルワリー〉から オーガニックセゾン〈未来豊穣〉が 限定販売中

〈暁ブルワリー〉が醸造するオーガニックビール〈ドラゴンアイ〉シリーズと限定商品の〈未来豊穣〉。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

鹿踊に願いを込めた〈未来豊穣〉

岩手県八幡平で、オーガニックビール〈ドラゴンアイ〉シリーズを醸造する
〈暁ブルワリー〉から、岩手県遠野産ホップを使用した
オーガニックセゾン〈未来豊穣〉が限定販売中です。

柑橘の香りとしっかりとしたコクのある苦味を感じる〈未来豊穣〉は、JR東日本盛岡支社が、岩手県内11社のクラフトビール事業者と連携し、岩手県産ホップを使用してクラフトビールを発売する企画〈IWATE BEER〉事業の一環。各社から限定クラフトビールが発売されています。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

柑橘の香りとしっかりとしたコクのある苦味を感じる〈未来豊穣〉は、JR東日本盛岡支社が、岩手県内11社のクラフトビール事業者と連携し、岩手県産ホップを使用してクラフトビールを発売する企画〈IWATE BEER〉事業の一環。各社から限定クラフトビールが発売されています。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

ラベルにデザインされているのは、「鹿踊(ししおどり)」の面。
「鹿踊」とは、鎮魂供養や五穀豊穣を願い、力強く踊る岩手県の郷土芸能で、
東日本大震災から10年となった2021年、
「コロナ禍にありながらも、共に前に進み、豊かな実りある明るい未来を築きたい」
という願いを込めて〈未来豊穣〉は完成しました。

花巻市の神社の境内で披露された鹿踊の様子。太鼓を打ちながら、大地を力強く踏み鳴らします。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

花巻市の神社の境内で披露された鹿踊の様子。太鼓を打ちながら、大地を力強く踏み鳴らします。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

100%八幡平の天然水醸造

〈暁ブルワリー 八幡平ファクトリー〉があるのは、
「南部片富士」として親しまれる岩手県最高峰・岩手山の麓、松尾寄木。
7つの湧水があり、「金沢清水」として日本名水百選にも選ばれています。

醸造所のすぐそばに湧き出る天然水。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

醸造所のすぐそばに湧き出る天然水。写真:Akatsuki Brewery Japan

岩手山と森が育てる湧水でつくられるためか、一貫してまろやかさを感じられるビールが生まれます。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

岩手山と森が育てる湧水でつくられるためか、一貫してまろやかさを感じられるビールが生まれます。写真:Akatsuki Brewery Japan

「人にも自然にも自分の体にも優しいビールでありたい」と、
「循環型ブルワリー」を目指し、醸造には、100%金沢清水と、
八幡平で活発な地熱発電を99%利用します。
醸造後の麦芽も近隣の畜産農家へ提供し、飼料や肥料として活用。
八幡平特産のマッシュルームや卵をおいしく育んでくれています。

醸造所がオープンしたのは、2020年9月。現在は商品販売のみで、醸造の様子は一般公開されていませんが、今後は見学もできるようにしたいと考えています。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

醸造所がオープンしたのは、2020年9月。現在は商品販売のみで、醸造の様子は一般公開されていませんが、今後は見学もできるようにしたいと考えています。写真:Akatsuki Brewery Japan

基幹商品の〈ドラゴンアイ〉は、八幡平山頂付近にある鏡沼の雪解けの様子が、
竜の目のように見えることから名づけられた景色の呼び名と同じ名前で、
近年岩手県では話題のスポット。
「この土地にしかない風景が見えるビールを届け続けたい」という思いから命名されました。
パッケージにもドラゴンアイが表現されています。

(手前から)現在販売しているドラゴンアイ 〈スカイ〉(オーガニックピルスナー)、〈マグマ〉(オーガニックIPL)、〈サン〉(オーガニックゴールデンエール)、〈スノー〉(オーガニックペールエール)の4種。有機JAS認証を得たドイツ産の有機無農薬麦芽を使用しています。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

(手前から)現在販売しているドラゴンアイ 〈スカイ〉(オーガニックピルスナー)、〈マグマ〉(オーガニックIPL)、〈サン〉(オーガニックゴールデンエール)、〈スノー〉(オーガニックペールエール)の4種。有機JAS認証を得たドイツ産の有機無農薬麦芽を使用しています。〈ギフト ドラゴンアイ アソート〉(350ml×8本/各種2本)3608円(税込)写真:Akatsuki Brewery Japan

ドラゴンアイが見られるのはわずか2週間。沼の縁に雪解け水が流れ込む自然現象が竜の目のように見えます。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

ドラゴンアイが見られるのはわずか2週間。沼の縁に雪解け水が流れ込む自然現象が竜の目のように見えます。(写真:Akatsuki Brewery Japan)

廃棄される“アスパラガスの茎” を原料にしたエコロジカルな〈翠茎茶〉

アスパラガスの茎を鮮度が高いままお茶に

一般的に茶葉を煮立ててつくられるほうじ茶。
しかしどうやら、アスパラガスからもほうじ茶がつくれるようなんです。

このたび、廃棄される“アスパラガスの茎”を原料にしたほうじ茶
〈翠茎茶(すいけいちゃ)〉が発売されました。

企画・販売をデザインファーム〈REDD〉が、
アスパラガスの生産を東京・練馬区大泉で350年行う〈白石農園〉
加工作業を〈かたくり福祉作業所〉〈社会福祉法人あかねの会〉が担当したこちら。

廃棄される“アスパラガスの茎”を原料にしたほうじ茶〈翠茎茶(すいけいちゃ)〉。

通常、茎の部分を取って出荷されるアスパラガス。
しかし、茎は栄養がたっぷり含まれ、甘みのある上質な素材。
廃棄してしまうのは非常にもったいないんです。

〈翠茎茶〉の原料である“アスパラガスの茎”は栄養がたっぷり含まれ、甘みのある上質な素材。

〈翠茎茶〉は、そんなアスパラガスの茎を鮮度の高いまま回収し、
ムラにならないよう丁寧に乾燥、低温で焙煎して誕生しました。

〈翠茎茶〉はアスパラガスの茎を鮮度の高いまま回収、丁寧に乾燥、低温で焙煎されている。

〈翠茎茶〉はホットや水出し、料理などさまざまなシーンで活用できる。

そうして、人の手で丁寧につくられた〈翠茎茶〉は、
青臭さはなく、香ばしさが引き立つ味わいです。
ノンカフェインなので、こどもや妊婦さんも安心。
飲み方はホットやアイスはもちろん、
お酒の割りものや料理のベースとして使うのもおすすめだそう。

〈BATONER〉が描いた 山形の雪景色。 青山にフラッグシップショップが誕生

ブランド設立10年を間近に

1951年創業。以来、ニットの産地・山形県寒河江市で、
数々のメゾンやアパレルメーカーのニットを手がけてきた
ニットメーカーの〈奥山メリヤス〉

そんな奥山メリヤスが、2013年に満を辞してスタートさせたのが、
オリジナルブランド〈BATONER(バトナー)〉です。

全工程を自社工場で行なっているため、
価格に対して非常にハイクオリティで洗練されたニットが揃っていると、
国内はもちろん、海外でも高い評価を得ています。

東京・青山のキラー通り沿いにオープンした〈BATONER〉のフラッグシップショップ。

そんなBATONERのフラッグシップショップが、
このたび、東京・青山のキラー通り沿いにひっそりとオープンしました。

まるでギャラリーのように閑静な雰囲気の店内。入り口の目の前には自動編み機が。
規則的な機械音も、どこからともなく聞こえてきます。

このお店が誕生したきっかけは、なんとも偶然。

デザイナーで奥山メリヤスの社長である奥山幸平さんが
ブランド設立10年目を間近に店舗の建設を考えていた矢先、
通い慣れたキラー通り沿いにあった、お店の撤去を目にしたことから。

「昔からこの通りがなんとなく好きなんです。
表参道から歩ける距離だけど、落ち着きがあって、
家具屋さんやお花屋さん、美術館など、
ライフスタイルに寄り添ったさまざまなお店がある。
仕事合間のクールダウンにいつもこの辺を散歩しますね」

奥山さんは入居を決め、それから約1年でお店が誕生します。

国産栗をたっぷり使用! 〈MONDIAL KAFFEE 328〉で 新しい栗スイーツが登場

“まさに栗そのもの”な贅沢な味わい

大阪北堀江に本店を構える〈MONDIAL KAFFEE 328(モンディアルカフェ)〉は
代表の今村光博さんが大の栗好きだったことから
オープンした栗スイーツ専門店です。
そんな今村さんが特にこだわった極上スイーツ〈スイートマロン〉の販売が
この秋開始されます。

スイートマロン3564円。国産栗をふんだんに使用し、栗好きも満足する一品に。

〈スイートマロン〉3564円。国産栗をふんだんに使用し、栗好きも満足する一品に。

このスイーツはいわばスイートポテトの栗バージョン。
仕入れの難しい希少な熊本県産高級国産栗をはじめ、
高品質の和栗が惜しみなく使用されています。

魅力は何といっても圧倒的な栗の味わい。
ひと口食べるとまるで栗をそのまま食べているかのような
濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。

〈MONDIAL KAFFEE 328〉の「スイートマロン」は圧倒的な栗の味わいが魅力。

それもそのはず、なんと生地の60%に栗が贅沢に使われているのです。
栗の味わいをとことん堪能できる「スイートマロン」は
まさに栗好きにはたまらないスイーツといえるでしょう。

さらに栗本来の味わいを引き出す、その製法にもこだわりがあります。
通常の3倍もの時間をかけて行う仕込みはすべて手作業。

マロンペーストに砂糖・バター・卵黄を
ひとつずつ投入しながらひたすら混ぜ込み、
独自のなめらかな食感を実現させています。

あえて粗ごしのマロンペーストも入れることで
ほっくりとした口当たりもプラス。
ふたつの食感で栗のおいしさを最大限に表現しているのです。

「スイートマロン」の表面に丸ごとトッピングされた栗にはコクのある国産きび糖を使用。

上に丸ごとトッピングされた栗にはコクのある国産きび糖を使用。
しつこくないほどよい甘さだから年配の人でも食べやすい味わいです。

加えてフレッシュな状態で仕込むことで栗そのものの濃厚さやコクなど、
素材の持つおいしさがより引き出されています。

「香り」を通じて全国各地の素材や 伝統手工を発信する 〈WANOWA〉のアプローチ

地方産業を「地域×香り」で残す

嗅覚は五感の中で唯一脳に直接信号を送ることができると言われています。
そんな「香り」に着目し、地方産業を守り、発信しているのがプロジェクト〈WANOWA〉。

「香り」を通じて全国各地の素材や伝統手工を発信する〈WANOWA〉

地域の農産物・伝統と香りを組み合わせることで
その魅力を後世に残しながら、持続的なものづくりの一助となっています。

ゆず、ひのき、お茶の香りがラインナップ

現在、〈WANOWA〉では
石川県能美市産の国造ゆず、岐阜県中津川市の加子母ひのき、
京都府相楽郡和束産の宇治茶の主原産地である和束茶を使ったアイテムを展開。
売り上げの2%は、各産地で植樹などの生産支援に当てられているそうです。

香りとともに抽出された肌にうるおいを与える効果が期待できる「チャ葉水」を使用した〈ハンドクリーム〉2200円(税込)。

香りとともに抽出された肌にうるおいを与える効果が期待できる「チャ葉水」を使用した〈ハンドクリーム〉2200円(税込)。

東京・谷中銀座の人情に満ちた
「いか焼」
あなたのまちの商店街へ。
焼酎ハイボールのアテ探し旅

全国の商店街には、その土地を物語る魅力がいっぱい!
そこでしかお目にかかれないおいしいものとの出合いも楽しみのひとつです。
酒ライターの岩瀬大二さんが、タカラ「焼酎ハイボール」〈ドライ〉に合う
最高のアテを探すべく、全国の商店街を巡ります。
これぞ! というアテをテイクアウトして、焼酎ハイボールとの相性をレポート。
思わず喉が鳴る至極の組み合わせをご覧あれ!
今回は、東京都台東区の谷中(やなか)銀座商店街です。

岩瀬さん

谷中銀座商店街で、これぞ下町! なアテは見つけられるか?

谷中銀座商店街。
JR山手線の日暮里駅西口から歩けば、
昭和の郷愁に、どこか文化的な香りもする場所。
下町の中の山の手といった、どこか凛とした空気は、
寺町と職人たちの歴史、明治、大正、昭和の風流人たちが
長年かけて醸しだしたもの。
徳川慶喜公をはじめ多くの著名人が眠る〈谷中霊園〉を過ぎ、
歩いていくと、〈夕やけだんだん〉とよばれる夕日の名所が現れる。
そこまでくれば眼下に広がるのが谷中銀座だ。

谷中銀座商店街は、昭和20年頃、戦災を受けてこの地に移ってきた商店や職人により自然発生的に誕生。平成に入って、「谷根千(やねせん)」(谷中・根津・千駄木)に注目が集まると、東京の散策スポットとしても人気に。全国、海外からも風情を求める人が訪れる。

谷中銀座商店街は、昭和20年頃、戦災を受けてこの地に移ってきた商店や職人により自然発生的に誕生。平成に入って、「谷根千(やねせん)」(谷中・根津・千駄木)に注目が集まると、東京の散策スポットとしても人気に。全国、海外からも風情を求める人が訪れる。

活気はあるけれど、情緒もある小路。
夕やけだんだんからは端から端までその全容が見えるが、
一歩入ってみると、まっすぐな道だけれど心地よい迷宮。

そう感じさせるのはなんだろうと谷中銀座商店街の公式サイトを見れば、
「商店街には昔ながらの個人商店を中心に、
さまざまな業種約60店舗が全長170メートルほどの短い通りに立ち並びます」
「肉、野菜、魚、酒、洋服、着物、陶器、お茶など、
店主は皆さまざまなジャンルのプロです」とある。

なるほど、それぞれの店の個性と誇りが狭い通りに溢れている。
画一的なものではない混沌が、逆に谷中銀座としての統一感になっている不思議。
日常の買い物の場でもあるし、日常にはない場所でもある。
デートのために和装をしてみたという感じの初々しいカップルや、
散策を楽しむカメラを持った人生のベテランが歩いている。
もちろん、酒のアテを求める私たちも。

JR日暮里駅から、というのが散策の王道かもしれないが、今日は逆回り。
東京メトロ千代田線の千駄木駅から歩いてみた。
最初は普通にマンションが並んでいる東京の風景で、
少しずつ、昭和の名残の住宅地に入り、5分もすれば谷中銀座にたどり着く。
ここからでも迷宮感がにじみ出てくる。
その入口にある店〈手づくりおかず トーホー〉でアテを探すのが最初の目的。

トーホーの店頭

店頭には揚げもの、煮ものが並び、奥のショーケースには冷菜系もずらり。
基本、この店で手づくりしていて、家庭の味を提供したいという店だ。
お店の人に聞けば「谷中は高齢者と単身者が多いんです。
そのご要望を聞いていたらいつのまにか増えちゃって(笑)」
たった3人で毎日この量を仕込むという大変なチャレンジ。
「要望に応えすぎですよ」と私は笑って返しつつ、
焼酎ハイボールの味わいを思い出していると、
直感が働いて「さば味噌」をチョイス。

「さば味噌」は270円。開店以来継ぎ足してきた味噌、サバの絶妙な煮加減でこの価格は破格。

「さば味噌」は270円。開店以来継ぎ足してきた味噌、サバの絶妙な煮加減でこの価格は破格。

「サバやアジはおススメなんですよ。いいいところに目をつけられましたね」
というお店の人のひと言を、お世辞ととらずに勝手に自慢げな顔になる単純さ。

ずらりと並んだ総菜。お店の人に聞けば「50種類ぐらいです」。左側にはワンコインでボリュームたっぷりの日替わり弁当が並ぶが「定番もありますけど……これも50種類ぐらいですかねえ」。すごい。

ずらりと並んだ総菜。お店の人に聞けば「50種類ぐらいです」。左側にはワンコインでボリュームたっぷりの日替わり弁当が並ぶが「定番もありますけど……これも50種類ぐらいですかねえ」。すごい。

冷菜は定番や懐かしものだけではなくアイデアメニューも。最近の人気は「花椒エリンギ」(180円)なるピリ辛総菜。単身、高齢者も多い場所柄、少量のおひとり様サイズがあるのもうれしい。

冷菜は定番や懐かしものだけではなくアイデアメニューも。最近の人気は「花椒エリンギ」(180円)なるピリ辛総菜。単身、高齢者も多い場所柄、少量のおひとり様サイズがあるのもうれしい。

〈UMA/design farm〉 ディレクションの、 小さくてかわいい 大阪・豊中市〈服部天神宮〉の〈足守〉

大阪府豊中市の〈服部天神宮〉。

延喜元年(901年)に、菅原道真が太宰府への旅路に足の病に冒された際、
天神祠での足病平癒の祈願からたちまち痛みが治ったことから、
「足の神様」が祀られていることで有名な神社です。

「足の神様」が祀られている〈服部天神宮〉に今夏 登場したユニークなお守り〈足守(あしまもり)〉。

今夏より、そんな服部天神宮らしい
ユニークなお守りが登場したのをご存知でしょうか?
その名も〈足守(あしまもり)〉。

ビーズのような見た目の〈足守(あしまもり)〉は靴紐に通すことで、お守りとして身につけることができる。

ビーズのような見た目で、靴紐に通すことで、
お守りとして身につけることができるようになっています。

自宅の睡眠環境をグレードアップ。 〈THE BOLY OSAKA〉発、 “ええホテルの、ええパジャマ”

ホテルオリジナルパジャマのブランドサイトがオープン

2021年8月3日、
大阪のブティックホテル〈THE BOLY OSAKA〉が手がける、
パジャマブランド〈ボリーのPAJAMA〉のブランドサイトがオープンしました。

パジャマブランド「ボリーのPAJAMA」のブランドサイトがオープン、ロゴをはじめVisual IdentityはALL RIGHT GRAPHICSの高田唯氏によるもの。

ブランドサイトのコンセプトは“ええホテルの、ええパジャマ”。
ホテルで過ごす夜をイメージした、
上質なデザインが印象的なサイトになっています。
ロゴをはじめ、Visual Identityを手掛けたのは
〈ALL RIGHT GRAPHICS〉の高田唯氏です。

サイトでは実際にホテルで使用されている
ボリーのPAJAMAを購入できるだけでなく、
商品の魅力について詳しく知ることができます。

〈THE BOLY OSAKA〉は2019年にオープンしたブティックホテル。北浜にあった古いビルをリノベートし、大阪らしい伝統と次世代の新しさを融合させた独自のムードが魅力。

〈THE BOLY OSAKA〉は2019年にオープンしたブティックホテル。北浜にあった古いビルをリノベーションし、大阪らしい伝統と次世代の新しさを融合させた独自のムードが魅力です。

着心地を追求した3つのこだわり

「ボリーのPAJAMA」は京都で100年の歴史を持つ業務用繊維用品メーカーが手掛けている。

ボリーのPAJAMAは京都で100年の歴史を持つ
業務用繊維用品メーカーが手がけています。
そのこだわりは生地・サイズ感・シンプルなデザインの3つ。


「ボリーのPAJAMA」の生地にはコットン100%のヘリンボーンダブルガーゼが使われている。

生地に使われているのは、コットン100%のヘリンボーンダブルガーゼです。

しなやかで光沢のある生地は、着るほどに肌に馴染んでいくのが特徴。
洗うたびにやわらかい質感になり、肌をやさしく包んでくれます。

さらにコットンならではの通気性と吸湿性のよさも魅力。
朝まで快適な肌触りが持続し、
睡眠の質向上をサポートしてくれるはずです。