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知られざる埼玉の魅力が凝縮!
〈埼玉県新商品AWARD 2020〉の
受賞商品決定

コロカルニュース

posted:2021.3.31  from:埼玉県  genre:食・グルメ / 買い物・お取り寄せ

PR 埼玉県物産観光協会

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Yu Ebihara

海老原 悠

えびはら・ゆう●コロカルエディター/ライター。生まれも育ちも埼玉県。地域でユニークな活動をしている人や、暮らしを楽しんでいる人に会いに行ってきます。人との出会いと美味しいものにいざなわれ、西へ東へ全国行脚。

川越や秩父などの有名観光地を擁し、
東京から東北・北陸に行く際の交通の要衝であるのにもかかわらず、
都心から近すぎるがゆえに、あまりお土産品のイメージがない埼玉県。

そこで埼玉県の魅力ある商品を発掘し、国内外へ発信することを目的とした、
〈埼玉県新商品AWARD 2020〉が初開催され、
コロカル編集部の松原亨編集長が「グローバル賞」の審査員として参加しました。

グローバル賞は、「SAITAMA BRAND」に対する国外からのイメージの認知と
価値を向上する上質なものに贈られる賞で、
埼玉県産の原料の使用や、地域特性を生かしたもの、
品質やネーミング、デザイン性にすぐれたもの、環境に配慮したものなど、
総合的に判断され、13商品がグローバル賞に選ばれました。

今回は栄えある第1回のグローバル賞のなかからピックアップした商品と、
〈埼玉県新商品AWARD 2020〉の大賞を受賞した商品をご紹介します。

金賞とグローバル賞のW受賞〈秩父ルージュとブドウの搾りかすを使った焼肉のタレ〉

秩父ルージュとブドウの搾りかすを使った焼肉のタレのパッケージ

埼玉県内で飲食店を経営する〈ノースコーポレーション〉が開発した、
〈秩父ルージュとブドウの搾りかすを使った焼肉のタレ〉が金賞とグローバル賞に選出。
ワインの副産物である搾りかすが使われており、
サステナブルな商品であるということも評価されました。

商品開発について、ノースコーポレーションのシェフ門平光正さんは、
「レストランでお肉料理とワインのマリアージュを楽しむように、
ご家庭でも楽しめるソースをつくりたいと考えていました」と話します。

そこで、レストランに隣接する〈兎田ワイナリー〉のワインの醸造過程で出る
ブドウの搾りかすを使用することで、香りが豊かで味わいの深いタレに仕上がりました。

お肉の味が引き立つように搾りかすの加工方法を工夫。
またお肉に適量のタレがまとうように濃度を調節しながら、
エレガントな風味で余韻が長くなるように何度も試作を重ねたのだと言います。

「焼肉のタレとしておもしろい商品。ワインと一緒に合わせるといいかもしれません。
これほどまでにブドウのアロマがある焼肉のタレだと、
いわゆる牛焼肉だけではなく、鹿やウサギなどジビエにも合いそうです」
と審査員をした松原。

秩父ルージュとブドウの搾りかすを使った焼肉のタレをお肉にかけて

受賞に際し、門平さんは、
「私の地元秩父の食材を使用した商品を評価していただき、とてもうれしく思います。
これからも地域の食材を生かし生産者と共に、
より埼玉の魅力を伝えていきたいと思います」とコメント。

受賞おめでとうございました!

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金賞とグローバル賞のW受賞〈金笛木桶バウム〉

金笛木桶バウム

川越の老舗醤油店〈笛木醤油〉の新作スイーツが、
金賞とグローバル賞で、W受賞を果たしました。

「2019年に本社川島町に〈金笛しょうゆパーク〉を開業するにあたり、
もっとしょうゆのおいしさや可能性をお伝えしたいという想いから
スイーツの開発に乗り出しました」と笛木小春さん。

醤油づくりで大切にしてきた「木桶仕込み」と形状が似ている点や、
焼き上げにかける職人のクラフトマンシップに加え、
地元川島町の新鮮な卵を活用し、老若男女愛されるスイーツをと考え
「バウムクーヘン」の製造に乗り出しました。

ですが、単にしょっぱいのではなく薫りや風味で醤油を感じつつ、
バウムクーヘンとしてのおいしさを表現するまで非常に苦労したのだそう。

「醤油の風味が口に広がるけど、後味はしつこくない。
そのバランスがうまく取れているからおいしくできているなと思いました」と松原。

地元川島町の養鶏場の規格外の卵を使用し、
地産地消とフードロスを推進している点も高く評価。
醤油づくりで大切にされてきた、
「素材にこだわり、丁寧に手間ひまを惜しまない」という点が、
バウムづくりにも継承されているのを感じました。

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グローバル賞〈ローズバリアスプレー〉

ローズバリアスプレー

手指を清潔に保つこともできる爽やかなバラの香りのマスクスプレーが受賞しました。
開発したのは〈ROSE LABO〉。
埼玉県深谷市で農薬不使用の食用バラを栽培し、
そのバラを使った加工食品と化粧品を展開する農家で、
ローションや美容液などが数々の美容雑誌に掲載されています。

きっかけは、「コロナ禍でも真摯に対応する深谷市役所の方々に感銘を受け、
社会の役に立つ製品開発を目指したこと」。
そして、「飲食店営業自粛の影響により出荷先を失った、新鮮な食用バラの
フラワーロス削減のため」と代表取締役社長の田中綾華さん。

ローズバリアスプレーをマスクに

スキンケア処方なので、手指を乾燥などによる荒れから守り、
配合成分にこだわり「天然由来成分100%」の処方を実現。
マスクにシュッとひと吹きすれば、上品で華やかな香りが漂い、
息苦しいマスクや消毒が癒しの時間になりそうです。

大賞は〈秩父ルージュ 2019 秩父市兎田地区収穫 兎雪 YUKI 富士の夢&マスカット・ベーリーA ウィスキー樽熟成&ミズナラオークチップ浸漬〉に決定!

秩父ルージュ 2019 秩父市兎田地区収穫 兎雪 YUKI 富士の夢&マスカット・ベーリーA ウィスキー樽熟成&ミズナラオークチップ浸漬と料理

第1回の大賞に選ばれたのは、秩父市兎田地区にて収穫された
〈富士の夢〉と〈マスカット・ベーリーA〉からつくられた赤ワインです。

小中高の先輩後輩である、〈兎田ワイナリー〉の深田直哉さんと、
〈ノースコーポレーション〉のシェフ門平光正さん
(グローバル賞を受賞した〈秩父ルージュとブドウの搾りかすを使った焼肉のタレ〉でも
ご登場!)が、
「秩父ジビエ料理に合うワイン」をテーマに醸造や熟成などを相談しつくられた赤ワイン。
〈富士の夢〉主体ならではの色調の濃さと山ぶどうらしい野性味に、
〈マスカット・ベーリーA〉の優しい香りが漂います。

秩父ルージュ 2019 秩父市兎田地区収穫 兎雪 YUKI 富士の夢&マスカット・ベーリーA ウィスキー樽熟成&ミズナラオークチップ浸漬パッケージ

「“ジビエに合うワイン”がテーマでしたので、
ウィスキー樽での熟成後に香りや味にボディとアクセントを加えるため、
ローストしたミズナラを浸漬させるなど、
料理とのマリアージュを想定し味わいを工夫したのがポイントです」と、深田さん。

秩父のジビエとのマリアージュをイメージして、オール秩父でつくられたワイン。
食通の方へのお土産にピッタリです。

個性豊かな商品の数々に、
埼玉県民の筆者ですら知らなかった特産や新名物の存在に気づかされました。
そして、それらを生み出す生産者の努力や工夫は、
手に取らないとはかりしれないものもあるでしょう。
みなさまも埼玉県でぜひ一度お試しください。

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