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コロカル編集部
石川&金沢生まれの工芸品や旬の地元グルメ、
ワークショップに映画上映に音楽ライブなどなど。
毎年盛りだくさんの内容で開催されてきた〈春ららら市〉。
新型コロナウイルスの影響で、昨年2020年は残念ながら中止となりましたが、
今年は無事開催されることとなりました!
4月3日(土)・4日(日)の2日間、
金沢市の「しいのき緑地」と「本多の森公園」の2会場に
約140店のお店がテントでずらりと出店します。
記念すべき10回目となるこのイベントの開催にあたり、
実行委員会のおひとり、〈乙女の金沢展〉プロデューサーの岩本歩弓さんから
コロカルにコメントをいただきました。
「金沢市、また、石川県には、数千人とも言われる工芸作家がいます。
また、小粒でピリリの、小さくとも魅力あふれるお店がたくさんあります。
11年前に、そんな作家や店舗があつまる野外イベントはできないかと打診されました。
まわりの作家さんたちにも話を聞いてみると、
県外のクラフトフェアなどにも参加しているけれど、
遠方では交通費や宿泊費などの経費もかかる上に天候のリスクもあるから、
地元で開催されるならぜひ、といった声が多く、それならば企画してみようと思いました。
はじめは、約50店舗ほどだったでしょうか。
徐々に参加者も増え、いまでは3倍近くのお店が出店されています。
それまでは、地元作家の作品を買える地元のお店は少なく、
“地元の人ほど地元で作られているものを知らない”、そんな状態だったと思います。
いまでは、春ららら市で作家さんの器を買い集めるのを
楽しみにしてくださっている方も多く、
ふだん行けないお店の料理を楽しんでくださる方など、
来られる方がみなさんそれぞれの楽しみ方で満喫されていて、本当にうれしいです」
(岩本さん)
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「春ららら市初登場の〈工房ヒゲキタ〉による『うちのシロ』さん。
2020年秋の野外イベント『妄想旅行』に初登場し、大きな注目と人気を集めました」
(岩本さん)
「それまでは自作のプラネタリウム&3D映像で
楽しませてくれていた〈ヒゲキタ〉さんですが、
コロナ時代にはぎゅうぎゅうに入るプラネタリウムは難しく、
急きょティラノサウルスの着ぐるみ(!?)、シロさんを完成されたようです。
シロさんは、プラ段ボールでできているとは信じられないほどいい動きをするので、
昨年秋のイベントの時も、子どもたちは楽しそうに付いて回っていました。
石川が誇る尊敬すべき発明家です。
もちろん、作家や飲食店、ワークショップなども、いつもどおり盛りだくさんですし、
今年は遠方からのアーティストを呼べず残念ですが、ライブも開催します」(岩本さん)
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「感染防止対策としては、来場して
検温&消毒を済ませた方は〈らららステッカー〉を貼っていただきます。
ステッカーを見えるところに付けている方のみ、
お買い物していただける仕組みになっています」(岩本さん)
ちなみに、これまではしいのき緑地で開催されてきましたが、
今年は、しいのき緑地と本多の森公園の2か所がイベント会場に。
「しいのき緑地には、美しい石垣を面前に広々とした芝生が広がり、
本多の森公園は、昨年移転オープンした国立工芸館の目の前で、
歴史ある建物と森の中で、居心地よく過ごせるはずです。
この2か所をめぐりながら、また、その周囲にある兼六園や
美術館などの文化施設をもめぐりながら、
金沢のまちを1日じゅうお楽しみいただけると思います。
作家さんや飲食店の方々も、
春ららら市限定の品や、新作などを引っさげてご出店予定。
お金を握りしめて(できれば1万円札じゃなく、細かいお金ご持参で)、
遊びにいらしてくださーい!」(岩本さん)
金沢に春の訪れを告げる代名詞ともなった、春ららら市。
当日までは会場マップや公式インスタグラムや公式ツイッターでめぐり方の予習をしつつ、
ぜひ会場に足を運んでみてください。
きっとお気に入りの作家さんやお店が見つかるはずです。
information
春ららら市 2021
開催日:2021年4月3日(土)・4日(日)
時間:10:00〜17:00
会場1:しいのき緑地(石川県金沢市広坂町2-1-1 しいのき迎賓館横)
会場2:本多の森公園(石川県金沢市出羽町3)
Web:春ららら市 2021 ※出店者、ライブスケジュール、ワークショップの内容が確認できます。感染予防対策を含む、参加にあたっての各種注意点もご確認ください
主催:百万石まちなかめぐり実行委員会
企画:乙女の金沢展(乙女の金沢展ホームページ)
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