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posted:2021.4.1 from:福岡県北九州市 genre:旅行
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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近頃は、天守閣への宿泊や天守閣の貸し切りなど、
お城の楽しみ方にもさまざまな工夫が凝らされています。
北九州市の小倉城は、〈小倉城ナイトキャッスル〉と題して、
週末限定で夜間に開城。天守閣最上階のバーでオリジナルカクテルを味わいながら、
小倉のまちの夜景を楽しむことができます。
緊急事態宣言等により営業できない状態が続いていましたが、
2021年4月9日(金)より営業を再開します。
〈小倉城ナイトキャッスル〉は2019年11月にスタートしました。
夜間の天守閣を特別に開城して、1階から4階には日中と違ったライティングを施し、
天守閣最上階にはバーをオープン。夜間ならではの特別な小倉城を楽しめる企画です。
5階の天守閣BARでは、
小倉藩に関わりのある人物にちなんだ名前のカクテルなどを味わいながら
小倉の夜景を堪能でき、来城者からは好評を博しています。
また、2020年の8月と12月には小倉城近くにある
地図の博物館〈ゼンリンミュージアム〉とのコラボレーション企画を実施。
近隣の観光施設との連携も積極的に行っています。
〈小倉城ナイトキャッスル〉の2021年の営業は、3月からを予定していましたが、
緊急事態宣言や福岡県による時短営業要請延長により延期を余儀なくされました。
3月19日に福岡県による時短営業要請が終了したことに伴い、
4月9日(金)より営業を開始します。
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小倉城は2019年3月、30年ぶりにリニューアル。
内装を一新し、体験型観光施設へと変貌を遂げました。
天守閣内にはエレベーターを設置。
さまざまな年代の方がより楽しめるようになりました。
リニューアルに伴い新たに建てられた〈しろテラス〉には、
お土産コーナーや休憩スペースだけでなく、観光案内コーナーも設けられています。
小倉城は初代小倉藩藩主・細川忠興が慶長7(1602)年に築城。
最上階が下階より広くなっている「唐造り(からづくり)」と呼ばれるつくりは、
築城当時は全国で唯一の珍しいものでした。
天保8(1837)年の火災により焼失した天守閣は、昭和34(1959)年に再建。
以降、北九州市のシンボルとして市民に親しまれています。
200本の桜の木に囲まれながら春に行われる小倉城桜まつり、
紅葉が色づく秋に行われる小倉城(しろ)まつりや小倉城竹あかりなど、
小倉城で行われるイベントには多くの市民が訪れます。
〈小倉城ナイトキャッスル〉の見どころは、
何といっても天守閣5階のバーからの夜景。夜の小倉のまちを一望できます。
北九州市は新日本三大夜景に認定されており、
市内には皿倉山(北九州市八幡東区)や高塔山(北九州市若松区)、
門司港レトロ展望室(北九州市門司区)などの夜景スポットがありますが、
ここ小倉城天守閣からの夜景も、これらのスポットに勝るとも劣らない美しさです。
また、天守閣1階から4階までの各フロアも見学可能。
いつもと違う照明で照らされている天守閣を楽しめます。
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5階天守閣BARでは、ドリンク(ノンアルコールあり)とフードが提供されています。
人気が高いのが、歴史上の人物にちなんだ名前のカクテル。
その名も、〈武蔵Red〉、〈小次郎Blue〉、そして〈ガラシャPink〉。
〈武蔵Red〉、〈小次郎Blue〉は「巌流島の戦い」で
一戦交えた宮本武蔵と佐々木小次郎にちなんだもの。
〈ガラシャPink〉は小倉藩初代藩主・細川忠興の妻・細川ガラシャが由来です。
また、小倉藩2代藩主・細川忠利が作らせたとされる
日本最古の国産ワインを再現した〈伽羅美酒(がらみしゅ)〉や、
江戸時代から続く小倉城下の郷土食・ぬかだきを使った
オリジナル商品〈ぬかだきディップ〉も好評です。
2021年の〈小倉城ナイトキャッスル〉営業日は
4月9日(金)、10日(土)、17日(土)、24日(土)、30日(土)、
5月1日(土)、8日(土)、15日(土)、22日(土)、29日(土)を予定。
以降の営業については小倉城ナイトキャッスル公式ホームページでご確認ください。
まるでお殿様になった気分が味わえる〈小倉城ナイトキャッスル〉、
ぜひ一度体験してみてください。
information
小倉城 ナイトキャッスル
住所:福岡県北九州市小倉北区城内2−1
営業時間:夏季(4月~10月)19:00-22:00、冬季(11月−3月)18:00~22:00 ※ラストオーダーは閉店30分前まで
利用料金:1500円/人(1ドリンク付)
予約・お問い合わせ:小倉城ナイトキャッスル公式Webサイトから
ご予約開始日時につきましては小倉城公式webサイトもしくはSNS等でご確認ください。
*価格はすべて税込です。
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