〈出町久屋〉 金箔入の透明なお醤油も。 熊本のユニークなお醤油をここで!

〈金箔入透明醤油〉〈透明醤油でつくったトリュフ醤油〉
気になる新商品がずらり!

2022年12月12日(月)に、
明治2年より熊本で醤油や味噌の製造・販売を手がける〈株式会社フンドーダイ〉が、
東京・合羽橋に初のアンテナショップ〈出町久屋(でまちひさや)〉をオープンしました。

フンドーダイはお醤油作りから端を発し、地域に根ざした基礎調味料メーカーとして、
地元・九州の味を国内外に発信、令和3年には農林水産大臣賞も受賞。
今も昔も醤油をはじめ、多くの人に愛される調味料をつくり続けています。

出町久屋は、そんなフンドーダイのお醤油や他調味料の新商品をはじめ、
日本有数の農業国である熊本の食を紹介し、
お醤油業界を盛り上げるユニークなショップです。

株式会社フンドーダイが、東京・合羽橋に初のアンテナショップ〈出町久屋(でまちひさや)〉をオープン

温かみを感じられる木材の棚に、お醤油や味噌などの基礎調味料がずらり。

ユニークな新商品もいくつか登場

店内は、温かみを感じられる木材の棚に、お醤油や味噌などの基礎調味料がずらり。
ユニークな新商品もいくつか登場しています。

金箔入透明醤油 864円

金箔入透明醤油 864円

醤油の味わいはそのままに、自社製法でつくった
金箔入りの透明なお醤油〈金箔入透明醤油〉。
素材の色を最大限に生かす、具材も服も汚さない新感覚の醤油です。

おかずは左上から、金の出汁巻き卵、金の西京焼、金の筍、金の紋甲いかろう焼き、金のいくら(ヤマメ卵)、金箔入り水饅頭(金柑甘露煮)、金の数の子、金のねじり梅人参、金の南京、金の栗きんとん、金の蟹入り柚子釜。

おかずは左上から、金の出汁巻き卵、金の西京焼、金の筍、金の紋甲いかろう焼き、金のいくら(ヤマメ卵)、金箔入り水饅頭(金柑甘露煮)、金の数の子、金のねじり梅人参、金の南京、金の栗きんとん、金の蟹入り柚子釜。

左から、「酒井商会」店主 酒井英彰さん、「創和堂」料理長 前田亮さん。

左から、〈酒井商会〉店主 酒井英彰さん、〈創和堂〉料理長 前田亮さん。

こちらは、渋谷にある人気和食店〈酒井商会〉〈恵比寿 創和堂〉協力のもと、
〈透明醤油〉を使用した〈めでたすぎる黄金のおせち〉(非売品)。
真ん中左は、希少なヤマメの卵を使用した黄金のイクラ。
出汁巻き玉子や数の子なども食材の色はそのままに、
きらびやかな金色がおめでたい気分を盛り上げてくれます。

勝手に作る商店街サンド:
のんべえとキャプテン翼のまち!
葛飾区立石・四つ木商店街編

商店街サンドとは

〈商店街サンド〉とは、
ひとつの商店街(地域)で売られているパンと具材を使い、
その土地でしか食べられないサンドイッチをつくってみる企画。
必ずといっていいほどおいしいものができ、
ついでにまちの様子や地域の食を知ることができる、一石二鳥の企画なのだ。

私の地元の商店街!

今回やってきたのは東京都葛飾区。

葛飾区といえば、舞台となった漫画“こち亀”こと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』や、
映画『男はつらいよ』からわかるように、人情味あふれる地域である。
そのなかでも今回は、立石・四ツ木エリアをぜひ取り上げたい。
なにせ私の地元なのである。

呑んべ横丁の看板(立石)。立石駅前は再開発で激変していっているので、今のうちに行っておいてほしい。

呑んべ横丁の看板(立石)。立石駅前は再開発で激変していっているので、今のうちに行っておいてほしい。

どちらかといえば、というかダントツで立石の方が有名で、
特に〈呑んべ横丁〉を代表とするいい感じの飲み屋さんが集まる、
お酒好きにはたまらないまちとして知られている。

まずは四ツ木から!サッカーブームの火付け役・キャプテン翼がすごい

その立石に行く前に、私の実家がある四ツ木も紹介させてほしい。
ひと昔前は本当に何もない地味なまちだったのだけど、
10年ほど前、かなり大きな変化が起きたのだ。それがキャプテン翼である。

思い切った京成線四ツ木駅! 電車のチャイムは翼君の声だ。「ボールはともだち。こわくないよ!」といつも励ましてくれる。

思い切った京成線四ツ木駅! 電車のチャイムは翼君の声だ。「ボールはともだち。こわくないよ!」といつも励ましてくれる。

キャプテン翼の作者である高橋洋一さんがこの辺りの出身ということで、
四ツ木駅がキャプ翼だらけに変わったのだ。
改札をくぐると天井で翼君がオーバーヘッドキックしていたりする。
子どもの頃、翼君に憧れてサッカーを習っていた私にはうれしい変化だ。

脚が長すぎる日向小次郎と(サッカーのレフェリーぽい服装にしてみました)。

脚が長すぎる日向小次郎と(サッカーのレフェリーぽい服装にしてみました)。

前のコンビニには小次郎が蹴ったらしきボールがめりこんでいます。

前のコンビニには小次郎が蹴ったらしきボールがめりこんでいます。

また、四ツ木から立石まで、あちこちに設置されている銅像もおもしろい。
キャプ翼はヨーロッパでも大人気なので、
一時はそれらしき外国人がわざわざ銅像巡りしに来る姿がよく見られたくらいだ。

翼君の「ボールはともだち」という言葉を信じて
小学生時代の私もサッカーの練習後はしっかりボールを磨いていたものだ。
あの頃は作者が同じ地元だとは知らずにいたんだよなあ。

そんなキャプ翼推しのエリアでイチオシは
地元の洋菓子屋〈パティスリーコトブキ〉さんがつくる〈キャプテン翼サブレ〉である。

お土産にピッタリのキャプテン翼サブレ。キャッチコピーは「シュート!するおいしさ」

お土産にピッタリのキャプテン翼サブレ。キャッチコピーは「シュート!するおいしさ」

生まれ変わっている四ツ木

だいたいの所がそうであるように、四ツ木の商店街も時代と共にだいぶ寂れてしまった。
はじめて訪れる人には「何もないな」という印象だろう。確かにそうだ。

しかし! 最近はオシャレなカフェや、
道路拡幅計画により外観がリニューアルしたお店がちょこちょこでき、
少しずつ生まれかわっているのだ。

寂しい感じが漂う商店街。昔は八百屋や魚屋、肉屋さんがあって活気あったんだけど……

寂しい感じが漂う商店街。昔は八百屋や魚屋、肉屋さんがあって活気あったんだけど……

そんななか2年前、四ツ木らしからぬオシャレなカフェができて驚いた。大人気の〈SCRATCH COFFEE〉。いろいろイベントもやっていて地元を盛り上げている。

そんななか2年前、四ツ木らしからぬオシャレなカフェができて驚いた。大人気の〈SCRATCH COFFEE〉。いろいろイベントもやっていて地元を盛り上げている。

 コーヒーとマフィンがおススメです!

コーヒーとマフィンがおススメです!

熱烈なファンがいる老舗もまだまだ残っている。
うなぎの〈魚政〉や大衆酒場〈ゑびす〉、蕎麦〈松のや〉、割烹料理〈玉子家〉などなど。

この商店街サンドの企画の肝であるパンは、1950年開業の〈長楽製パン〉さんで買い求めたい。

人気のため12時でも売り切れのパン多し。

人気のため12時でも売り切れのパン多し。

お店の方とサンドにあうパンを相談させてもらう。

お店の方とサンドにあうパンを相談させてもらう。

このダブルチーズのパンを使おう!

このダブルチーズのパンを使おう!

 オーラを放つ生食パンも!

オーラを放つ生食パンも!

無事パンをゲットしました!

無事パンをゲットしました!

キッチハイクのカタログギフト 〈NIPPON LOCAL FOOD GIFT〉 第1弾は5つの地域のeギフト

アプリ〈giftee®〉にて購入可能

地域の食材がおうちに届く食体験サービスで有名な〈キッチハイク〉が企画・制作する
日本各地に息づくユニークな食文化を贈る“えらべるギフト”
〈NIPPON LOCAL FOOD GIFT〉

地域の食材がおうちに届く食体験サービスで有名な〈キッチハイク〉

日本各地に息づくユニークな食文化を贈る“えらべるギフト”

キッチハイクが、このギフトサービスのOEM開発を
〈ソウ・エクスペリエンス株式会社〉に委託し、カタログギフト事業を設立。
11月4日に第1弾として、新潟県南魚沼市、岐阜県飛騨エリア、
北海道厚沢部町、高知県土佐清水市、熊本県天草市の
5つの地域のeギフトをリリースし、11月17日より
カジュアルギフトサービスアプリ〈giftee®〉で販売をスタートさせました。

5つの地域のeギフト

気になるギフトの内容はというと、地域により、
4900円の風コース、9800円の土コースの
2パターンが用意されています。

対談・現代ニッポンの
新名物となるのは?
〈ザ・コンランショップ〉中原慎一郎、
〈中川政七商店〉高倉泰

さまざまな土地で昔から親しまれている名物はいろいろあるが、
これからの日本を代表する“新名物”は何だろう?
例えばインバウンドの観光客が
東京や京都以外のまちを訪れることが多く見られるようになり、
日本人も知らないようなその土地の名物を買う。
新名物といっても、新しく生み出されたものである必要はなく、
すでにあるものでも視点を変えれば新しい価値が見えてくるのではないか。
日本のローカルには、まだまだそんな名物がたくさんあるのではないか。

そこで〈ザ・コンランショップ〉代表の中原慎一郎さん、
〈中川政七商店〉大日本市ディレクターの高倉泰さんが
それぞれの視点で“日本の新しい名物”をピックアップ。
目利きのふたりが“新名物” にふさわしいアイテムの魅力や背景、
そしてこれからの名物に必要なことを語った。

現代のライフスタイルに添った伝統的なプロダクト

中原慎一郎さん(以下、中原): 僕はつくっている人や発信している人から始まらないと、
なかなか自分のなかで名物にならないので、今回もそういった視点で選びました。

高倉泰さん(以下、高倉): “人”ですか?

中原: はい。昔からあるものを掘り起こして魅力を伝えたり、
素材やつくり方を変えて新鮮に見せてくれる人っているじゃないですか。
僕はそういうのがおもしろいなと思っていて。
アーティストの和泉侃(いずみかん)さんが手がけるお香の〈√595〉もそうです。
和泉さんは現代の感性で伝統的なお香を再解釈し、新しい角度で魅力を伝えている方です。
豊かな植生が残る淡路島へ移住して、
原料の調達から調香、製品づくりを行っているんです。
沈香(じんこう)といった伝統的な香料だけでなく、
胡椒、麦などの成分も取り入れてつくっているのがおもしろい。
お香って昔からあるものだけど、
彼の感性を通じて、現代の暮らしにあった香りのあり方が広がっているなと感じます。

香りを通して身体感覚を蘇生させることをテーマに活動するアーティスト・和泉侃がディレクションを手がける√595。インセンスの香りの種類は Soothe、Humidity、Jinkohの3つ。stick incense 3520円、paper incense(ポストカードつき) 2200円

香りを通して身体感覚を蘇生させることをテーマに活動するアーティスト・和泉侃がディレクションを手がける√595。インセンスの香りの種類は Soothe、Humidity、Jinkohの3つ。stick incense 3520円、paper incense(ポストカードつき) 2200円

高倉: 東京から移住して淡路島で制作しているというのがすごいですね。
案外、外の人のほうがその土地の歴史や魅力に気づきやすいのかもしれません。
僕は今回のテーマを聞いて、
工芸の魅力を生かしながら現代的な用途や様式に生まれ変わり、
今のライフスタイルに受け入れられているものが
日本の新名物になるんじゃないかと思いました。
ひとつ目から自社製品で申し訳ないのですが(笑)、
〈中川政七商店〉の「花ふきん」を紹介します。
奈良は蚊帳の一大産地だったのですが、使う機会が減ってしまい、
その技術をどうにか残せないかというところから開発が始まったアイテムです。
風を通すほど織り目が粗い蚊帳の生地は吸水性や速乾性にすぐれ、
その特性を生かした結果、多くの人に親しまれるアイテムになりました。

蚊帳生地を2枚重ねで仕立てた布巾。タオルのような吸水性と速乾性にすぐれ、こまめに手洗いして衛生的に保てるのがうれしい。

蚊帳生地を2枚重ねで仕立てた布巾。タオルのような吸水性と速乾性にすぐれ、こまめに手洗いして衛生的に保てるのがうれしい。各770円

別府温泉の湯をご自宅で。 オリジナルメッセージつきの 入浴剤セット発売!

別府温泉のエキスを詰めこんだ入浴剤

11月になってさらに気温が下がってきました。
寒さでこわばった体を癒すため、
自宅で湯船に浸かる人も増えてきたのではないでしょうか。

バスタイムをより楽しむためには、入浴剤がぴったりです。
今回は、ギフトにもおすすめな入浴剤〈HAA for bath〉を紹介します。

新発売の入浴剤セット「HAA for bath 日々(5個入り)」 各3300円

新発売の入浴剤セット〈HAA for bath 日々(5個入り)〉 各3300円

「HAA for bath」は〈株式会社HAA〉が販売するオリジナルの入浴剤です。
同社は「日常に、深呼吸を届ける」をコンセプトに、
大分にある鉄輪温泉(かんなわおんせん)の湯治文化をモチーフにした製品を開発しています。

湯治とは温泉宿に泊まって体を労わる養生法。
鉄輪温泉は湯治場として古くから知られ、
名物「蒸し湯」を堪能しに、多くの旅人が訪れたそうです。

しかし日々忙しく過ごしている現代人は
定期的に温泉地へ行くことは難しい場合も多いでしょう。
そこで、日常的に湯治を取り入れられるよう開発されたのが「HAA for bath」です。

別府温泉のミネラルがたっぷり含まれた温泉の結晶「湯の花」を使用

HAA for bathは、
別府温泉のミネラルがたっぷり含まれた温泉の結晶「湯の花」を使用しています。

湯の花は350年ほど前から存在する温泉の結晶で、
別府の山で採取される青粘土(モンモリロナイト)に反応して生成されます。
自然にできるものではなく、職人が丁寧に育てながら
夏場は40日、冬場は60~70日の時間をかけてつくり上げています。
この生成製法は、江戸時代から変わっておりません。

HAA for bathでは採取した湯の花に温泉水を混ぜ、
純粋なエキスをじっくりと時間をかけて精製・抽出しています。
さらに、セスキ炭酸ナトリウムやホウ酸などを混ぜて熟成させ、
強酸性から弱アルカリ性のエキスに。
丁寧につくることで、生後3か月以上の赤ちゃんでも入れる
肌にやさしい入浴剤に仕上げていきます。

原料づくりから製品完成まで3カ月の期間をかけてつくられる「HAA for bath」。
湯船に入れるだけで、とろとろの湯ざわりになり、ご自宅で気軽に温泉気分が味わえます。
やわらかな湯質は肌あたりがよく、
体も心もゆっくりとほぐれていくような心地よさがやみつきに。
温浴効果で体も芯から温まるので、冷え性の方にもおすすめですよ。

播州織ブランド〈HaTaKaKe〉より 白シャツシリーズが新登場!

リラクシングに白シャツをまとう

兵庫県北播磨地区で、200年以上の歴史を誇る播州織。
先に染め上げた糸を織り上げる「先染め織物」という手法を用い、
織り重なる色糸の細やかな柄や豊かな風合いで、
国内の多くのアパレル製品に採用されている生地です。

そんな播州織を約90年以上扱ってきたテキスタイルメーカー〈島田製織〉の
リラックスウェアブランド〈HaTaKaKe〉より、今秋、
先染め織物でつくる白シャツシリーズ〈HaTaKaKe shiro〉の第1弾が発表されました。

オーガニックコットンの適度なハリ感を持たせたポプリン生地

リラクシングな時間はもちろん、
幅広いシーンでより多くの人に着用されるシャツを。
との思いでつくられた本シリーズ。
オーガニックコットンの適度なハリ感を持たせたポプリン生地は、
シンプルでありながら品のある佇まいです。
今回は、先染めを活かしたクリームがかかった優しい白の展開。

月1開催の〈Bocchi ツキ市〉が、 〈伝売日本市〉とW開催。 日本中の食と工芸を体験!

千葉県のみならず、日本中の食と工芸を体験、購入できるチャンス

2022年11月12日(土)と13日(日)に、
「日本各地の地場産業を、日本の隅々まで伝えたい」という活動理念のもと、
さまざまな地で日本中の食と工芸を体験・購入できる催しを行ってきた〈伝売日本市〉と、
ピーナッツや生産過程について伝える機会として月に1度自主開催してきた
ピーナッツブランド〈Bocchi(ぼっち)〉主催の〈Bocchi ツキ市〉が、同時開催されます。

〈Bocchi〉が落花生の栽培から収穫、加工まで一貫して行ってできた〈畑で採れたピーナッツペースト〉。ピーナッツの甘味や香り、素材そのものが持つピュアな味わいは、お菓子だけでなく料理にも使いやすいのです。

〈Bocchi〉が落花生の栽培から収穫、加工まで一貫して行ってできた〈畑で採れたピーナッツペースト〉。ピーナッツの甘味や香り、素材そのものが持つピュアな味わいは、お菓子だけでなく料理にも使いやすいのです。

会場は、今秋にできたばかりの、
千葉県旭市にあるBocchi新施設〈落花生フードロス削減対応施設〉。
産物の売上全国6位(2020年:市町村別農業産出額)の旭市にあふれる「食」「農」と、
日本各地に受け継がれてきた「技術」のコラボレーションを体験できる機会です。

日本一透明な海水を13時間焚き続ける
〈おくだ荘の井田塩〉
小さな民宿の伝統的な塩づくり

舞台は「井田ブルー」を臨む西伊豆

その地域に住んでいると気づかない、灯台下暗しな地元の魅力がある。
そんな地域の魅力を再発見し、全国へ届けているのが、
民宿〈おくだ荘〉を営む弓削さん一家だ。

舞台となるのは、静岡県沼津市井田。
「井田ブルー」と名づけられた透き通る青色が美しい海水浴場がある、
山と海に囲まれた西伊豆の地だ。

(写真提供:おくだ荘)

(写真提供:おくだ荘)

この井田の海水に着目し製塩業を始めたのは、民宿〈おくだ荘〉の初代・三樹夫さん。
4年半前に三樹夫さんが他界してからは、娘の美幸さんとその夫の豊さん夫婦を中心に、
3人のお子さんとの分業体制で事業を拡大している。

この日は美幸さんと豊さん、次男の直豊さんの3人にお話をうかがった。

写真左から、美幸さん、直豊さん、豊さん。

写真左から、美幸さん、直豊さん、豊さん。

民宿が塩をつくり始めた理由

おくだ荘の民宿経営が始まったのは、今から50年ほど前の1973年。
民宿の営業と並行して製塩業をはじめたのが、今から17年ほど前だ。

製塩業は、“約1500年前に井田で塩をつくっていた”という
文献を見つけたことをきっかけに、村おこしの一環としてスタートした。

最初はひとつの釜からはじまって、すぐ生産が間に合わなくなってふたつに。
経営が軌道に乗りはじめた頃、知り合いの土産店から発注を受け、専売で塩を卸した。

製塩工場。現在は4基の釜で製塩を行う。

製塩工場。現在は4基の釜で製塩を行う。

はじめは一種類のみを販売していたが、
天候や季節、薪の状態などによっても味が左右される塩を無駄にしないために、
新たに〈おくだ荘の井田塩〉として複数種の塩を販売することに。

3年前からは通販もスタートし、
今では全国でも名だたる高級料亭や寿司屋からも指名を受ける人気っぷりだ。

そんな井田塩は、沖縄・宮古島と並び「透明度日本一」とも称される井田の海水を
13時間焚くことでつくられる。

井田の海水浴場では、なんと熱帯魚と一緒に泳げてしまう。この日も大量の小魚が浅瀬を泳いでいた。

井田の海水浴場では、なんと熱帯魚と一緒に泳げてしまう。この日も大量の小魚が浅瀬を泳いでいた。

「海水を汲みに行くと、必ず1回は味を見ます。
本当においしいと、飲めちゃうんですよ!
ここは小さい集落なのに上下水道が完備されていて排水がないので、
山の水しか海に流れこまないんです」(美幸さん)

「そのうえ岩山だから、よほどの雨が降らない限り、茶色い水が流れてこないんです。
富士山の湧き水が海底から出ているところもあって、海水が透明なんですよね」(豊さん)

1日で150〜200キロほどの薪を消費する。

1日で150〜200キロほどの薪を消費する。

薪材に使われるのは、地元の天然スギやヒノキ。
本来、暖炉やキャンプ、建築などに使われるはずが、
汚れや傷があって出荷できなかったものを譲ってもらっているのだという。

この薪を使い、4基の釜を使って焚く。

約1500年前の文献から着想を得てはじまった〈おくだ荘の井田塩〉では、
昔の焚き方に近い製法で焚くために「平窯式製塩」という製塩方法を採用している。
およそ100年前は、山から木を切り出して海岸で塩を焚いていたと、
美幸さんは祖母から聞いていたという。

平窯式製塩の製法はシンプルだが、多くの時間と労力を要する。

まず井田の海から汲んできた透明な海水を釜に入れ、薪で熱して蒸発させる。
その後、隣の釜であたためた海水を複数回足していき、徐々に塩の濃度を高めていく。

そうして姿をあらわした塩の結晶を網ですくい、
苦汁(ニガリ)を含んだ水分を絞ることで、
サラサラとした〈おくだ荘の井田塩〉が完成するのだ。

15〜20時間で、1釜あたり5キロとれるかとれないか。

手間はかかるが、こうした自然製法を採用することで、
富士山の恵みを豊富に含んだ井田の海水に含まれるさまざまなミネラル分を
そのまま生かすことができ、深い旨みにつながっている。

洲本〈コモード56商店街〉
淡路島の玉ねぎの
一番おいしい食べ方とは?
あなたのまちの商店街へ。
焼酎ハイボールのアテ探し旅

全国の商店街には、その土地を物語る魅力がいっぱい!
酒ライターの岩瀬大二さんが、
タカラ「焼酎ハイボール」〈ドライ〉に合う最高のアテを探すべく、
全国の商店街を巡ります。今回は、兵庫県洲本市〈コモード56商店街〉です。

御食国(みけつくに)の中心地へ

今回は久々に関東を離れて西へ。
目指すは淡路島。

淡路市から明石海峡大橋、神戸市を臨む。

淡路市から明石海峡大橋、神戸市を臨む。

この地で狙う焼酎ハイボールのアテは名物の海産物と玉ねぎ。
島の中南部、洲本市の〈コモード56商店街〉へと向かう。
なにやらお洒落なカタカナ表記だけれど
実は、江戸時代から続く由緒ある場所だ。

形成されたのは400年前頃。
洲本城の城下町に、淡路島の商人たちが集められ、
洲本の商業の発展を支えてきたという。
訪れたのは9月も終わろうとしているタイミングだけど、
淡路島の太陽はまだ元気で、開放感たっぷり。
夏の名残に、少しだけ風に秋を感じながら、商店街へ向かおう。

やわらかい島の空気感と城下町の頃を感じさせる風情がともにあるなんだか不思議な雰囲気。昭和36年にアーケードが設置され、2010年頃から元々の白壁や古い建物を生かしながらのリニューアルが進められ、伝統とこれからを感じさせるまち並みに。

やわらかい島の空気感と城下町の頃を感じさせる風情がともにあるなんだか不思議な雰囲気。昭和36年にアーケードが設置され、2010年頃から元々の白壁や古い建物を生かしながらのリニューアルが進められ、伝統とこれからを感じさせるまち並みに。

洲本市役所側から商店街に入ると、
まずまっすぐに伸びた通りに驚く。
城下町時代の都市計画の見事さや、当時の賑わいが感じられる。
平日の静かな商店街を、30秒も歩けば目的の店。
淡路島の海産物を扱う問屋〈出口商店〉だ。

懐かしくもあり、モダンでもあり。出口商店の存在は、この商店街のひとつのアイコンでもあるようだ。

懐かしくもあり、モダンでもあり。出口商店の存在は、この商店街のひとつのアイコンでもあるようだ。

創業は1860年、万延元年。
歴史の年表をめくれば、「桜田門外の変」の頃。
洲本城下は、江戸時代の文化や商いでにぎわっていた。
「そのころ、この商店街のすぐ近くに武家屋敷があって、
周辺には関所が設けられ、
武家など特別な人たちが買い物をする場所だったんです」
と5代目の出口雅也さん。

淡路自慢の海産物をはじめ、着物、小物など
そこに集められた商人たちの目利きによって、
この地は淡路島随一の商店街となっていった。
昭和に入ると、商店街はさらに活況を生んだ。

「私の子どもの頃、昭和40年代は、
島にスーパーマーケットもありませんでしたから、
島中から買い物客が集まってきました。
夕方は人とぶつかり合いながらでないと歩けませんでしたね」

なかでも淡路島の人は海産物とともに育ってきた人たち。
商人も目利きなら買う人だって目利き。
長年、そんなお客様に認められ、鍛えられてきたのだから
モノの良さは証明されているようなものだろう。
「生産者の方とも “安く”ではなく“いいもの”が欲しいと言っています」
代々それを守ってきたからこその信頼関係。
生産者と問屋とお客様、3者がいてこそのうまい海の幸。
こういう話がまた焼酎ハイボールのアテにもなる。

5代目の出口雅也さん。一度淡路島を出て電子パーツの貿易商社に勤務してから後を継いだ。工場から生まれる製品と自然から生まれる製品は、違うようでも「信頼」されるものを提供するという共通点がある。外の世界を知ったからこそ、できること、わかることも多いという。

5代目の出口雅也さん。一度淡路島を出て電子パーツの貿易商社に勤務してから後を継いだ。工場から生まれる製品と自然から生まれる製品は、違うようでも「信頼」されるものを提供するという共通点がある。外の世界を知ったからこそ、できること、わかることも多いという。

いい素材があるからいい乾物、加工品もある。海苔、わかめ、佃煮もまた淡路の日常の食卓とともに。もちろんアテにも。

いい素材があるからいい乾物、加工品もある。海苔、わかめ、佃煮もまた淡路の日常の食卓とともに。もちろんアテにも。

瀬戸内の厳選された「いりこ」(片口いわしを塩ゆでして乾燥させたもの)。出汁だけに使われるわけではなく、サイズや乾燥の度合いによっても風味や用途が変わるという。お客様も当たり前のように、用途によって選んで買うという。買う人も目利き。

瀬戸内の厳選された「いりこ」(片口いわしを塩ゆでして乾燥させたもの)。出汁だけに使われるわけではなく、サイズや乾燥の度合いによっても風味や用途が変わるという。お客様も当たり前のように、用途によって選んで買うという。買う人も目利き。

さて、今日のアテにと選んだのは「イカナゴのくぎ煮」。
イカナゴは東日本では小女子(コウナゴ)、西日本では新子(シンコ)
とも呼ばれる小魚で、これを醤油、砂糖、みりん、ショウガなどで
炊きこむというシンプルなものだが、ブレンド、炊き方、
そしてなにより、イカナゴの質などで味は違う。
商店、飲食店はもちろん、それぞれの家庭にも、
自分だけのくぎ煮があるという。

淡路、兵庫では郷土食として昔から日常的に親しまれていたが、
全国的にその名が知られたのは、
「阪神・淡路の大震災のときでしたでしょうか」と出口さん。
震災時の炊き出しや、全国からの支援のお返しに使われ、
報道を通じてその名が広がったようだ。
物語もまた味わいを深める。のちほどじっくり堪能しよう。

青森の風景を思い出す オリジナル万年筆インク& ガラスペンが発売中!

青森を思い出す色彩

〈イカスミ〉〈工場夜景〉〈種差海岸〉〈蕪島〉。
青森県八戸の景色を象徴する名がついた
オリジナル万年筆インク〈8シリーズ〉の第1弾が発売中です。

青森県八戸の景色を象徴する名がついたオリジナル万年筆インク

企画したのは八戸市に本社を置く〈株式会社金入(カネイリ)〉。
〈東北スタンダードマーケット〉、〈カネイリミュージアムショップ〉など、
東北の手仕事を紹介するショップを運営している同社は、
1947年に八戸市の商店街で文具書店として創業した歴史をもちます。

「文房具で地元八戸を盛り上げたい」
そんな想いから八戸ご当地万年筆インク〈8シリーズ〉は誕生しました。

ブラックインク〈イカスミ〉。

ブラックインク〈イカスミ〉。

ユニークな名前の〈イカスミ〉は、
日本有数の水揚げ量を誇る八戸漁港で水揚げされるイカから連想したブラックインク。
濃紺色の〈工場夜景〉は、工場の光に照らされた夜空の色がイメージされます。
八戸市は北東北最大の工業都市としても知られ、工場夜景も人気です。

濃紺色の〈工場夜景〉。

濃紺色の〈工場夜景〉。

薬の富山でつくられる クリーンビューティなコスメをセレクト 土産ブランド〈美のこわけ〉販売開始

自然環境と製薬業の歴史、実直なものづくりが組み合わさったお土産

〈美のこわけ〉は、富山の新しい土産ものブランドです。
富山のおいしいものをセレクトした〈幸のこわけ〉、
工芸品をセレクトした〈技のこわけ〉に次ぐ、
第3弾のお土産ブランドとして誕生しました。

企業やブランドを問わず薬都・富山で作られる化粧品やアロマアイテムなど、
健やかな美に貢献するクリーンビューティアイテムをセレクトしています。

ウェルビーイングやSDGsへの意識の高まりとともに、
コスメアイテムでも地球環境や労働環境へ配慮し、かつ肌や髪に負担の少ない
“クリーンビューティ”という考え方が注目されています。

富山県は300年以上前の江戸時代から薬の製造が盛んな土地柄。
富山の象徴である立山連峰や富山湾の恵みのもと、
漢方に使われてきた植物やハーブを取り入れた
化粧品やアロマアイテムもつくられ始めています。

実直なものづくりを得意とする富山のメーカーが作る美容アイテムは、
まさに“クリーンビューティ”。

美のこわけには、富山県内の7つの企業やブランドが参加し、
まずギフトやお試しに最適なボックス入りのセット商品2種類の販売が始まりました。

「塩炭酸タブレット」2個と「ブレンドティーバッグ」2包、「アロマスプレー Kuromoji」が入った「ぬくもる[温活セット]」。

〈塩炭酸タブレット〉2個と〈ブレンドティーバッグ〉2包、〈アロマスプレー Kuromoji〉が入った〈ぬくもる[温活セット]〉。

温活&スキンケアセットの「うるおう[温活&スキンケアセット]」。「スパイシーバスソルト」、「へちまローション」、 「トウキ葉美容オイル」、「シルクインナーマスク」、「Taromaハンド&ネイルクリーム ゆず」がセットに。

温活&スキンケアセットの〈うるおう[温活&スキンケアセット]〉。〈スパイシーバスソルト〉、〈へちまローション〉、〈トウキ葉美容オイル〉、〈シルクインナーマスク〉、〈Taromaハンド&ネイルクリーム ゆず〉がセットに。

「シオクリビト」
ヒトから入ってモノも好きになる
一期一会を楽しむ
ネットショッピングの新しいカタチ

モノに愛着を持つ近道は、ヒトを知ること

福島県中通りに位置する塙町。
周囲に田んぼが広がるのどかな景色の中に、目的地〈こんにゃく屋生田目屋〉はあった。
取材対象者はこんにゃくのほか、さまざまな食品を製造・販売している
〈ケーフーズ生田目〉の取締役、セレスタ・サントスさんだ。
といっても今回は、
コロカル編集部がサントスさんにお話をうかがうわけではなく、
〈こんにゃく屋生田目屋〉を“取材する人たちを取材する”少々特殊なパターン。

サントスさんを取材しているのは、
「シオクリビト」という福島県商工会連合会のECサイト
(商品を販売するためのウェブサイト)を制作するスタッフだ。

多くの人にとって、今や日常生活を送るうえで欠かせないものとなっている、
インターネットショッピング。
コロナ禍で不要不急の外出を控える日々を経て、
その必要性はますます高まっているのではないだろうか。
ECモールやECサイトも、誰もが利用したことのあるような大手から、
個人で運営しているものまで無数に存在する。
ネットショッピングは、商品を直接手に取って吟味できないぶん、
安さやスピードを重視しがち。
しかしシオクリビトはそんな潮流に逆行するような、
ゆえにECサイトのあり方を根本から考えさせられるウェブサイトといえる。

シオクリビトページイメージ

シオクリビトのページ。

シオクリビトのページ。

一例をあげると、ECサイトなのに商品ではなく生産者の紹介がメインだったり、
トップページがなかったり、商品名を検索できない代わりに
取材中の名場面・名台詞を検索できたり、
購入すると頼んだもの以外のオマケや生産者からの手紙がついてきたり……。

一般的なECサイトの枠に収まらないことは、取材の様子からも伝わってくる。
まずインタビュアーが尋ねたのは、
ネパール出身のサントスさんの生い立ちについて。
たしかに、なぜ福島でこんにゃくを製造販売しているのか、
気になるところである。
サントスさんは、7人きょうだいの長男でかなりやんちゃだったことや、
父親に厳しくしつけられたエピソードをおもしろおかしく話し始める。

セレスタ・サントスさん。

セレスタ・サントスさん。

ネパールではどんな家に住んでいたのか。なぜ日本に来ようと思ったのか。
来日して間もない頃はどんな生活を送っていたのか。
言葉の面で苦労をしたこと。日本の好きなドラマなどなど。
こんにゃくの話はなかなか出てこないが、
サービス精神旺盛なサントスさんの話にどんどん引き込まれる。

インタビュアーの永井史威さんと、カメラマンの佐々木航大さん。

インタビュアーの永井史威さんと、カメラマンの佐々木航大さん。

さらに奥様とのなれ初め(奥様の父親がケーフーズ生田目の社長であることが、
ここでようやく判明)、
日本で初めて食べたこんにゃくの味、
娘と自転車で散歩する幸せなひとときなどに話が広がっていった。

こんにゃく工場を見学

工場でこんにゃく製造の話を聞く。

工場でこんにゃく製造の話を聞く。

自転車を持ち出して、いつもの散歩ルートを一緒に歩く。

自転車を持ち出して、いつもの散歩ルートを一緒に歩く。

取材時間は約3時間、サントスさんの人柄にすっかり魅せられていた。
そしてこのやり取りこそ、シオクリビトが大切にしていることだった。

長崎・小値賀島のゴミを100%使用。 アップサイクルの石けんケース 〈mu〉

シャボン玉石けんと九州産業大学、
小値賀島のプラスチックメーカーが制作

「健康な体ときれいな水を守る」という企業理念のもと、
洗剤の開発・販売のほか、洗浄剤の排水問題に取り組んできた、
無添加石けんのパイオニア〈シャボン玉石けん〉。

2021年9月には福岡県宗像市・地島にて、
地域全体でシャボン玉石けん製品を使用する
「生活排水の環境及び生物に対する影響に関する実証実験プロジェクト」を実施。
持続可能な社会の実現に向けて積極的な取り組みを行っています。

そんな同社が、九州産業大学、五島列島の北部の小値賀島、
プラスチックメーカー〈テクノラボ〉とコラボし、
2022年8月に小値賀島の海洋ゴミのアップサイクルにより誕生した石けんケースと
〈シャボン玉浴用〉がセットになった〈mu(ムー)〉を発売しました。

倉庫の中に家を建てた!?
古いものに囲まれる暮らしを
実現した骨董屋〈温古知新〉

硫黄山の麓にある骨董屋〈温古知新〉に惹かれるのは、なぜ?

日本最大の屈斜路カルデラの中にあり、屈斜路湖と摩周湖の中間に位置する活火山。アイヌ語では、「アトサヌプリ(裸の山の意)」と呼ばれる。

日本最大の屈斜路カルデラの中にあり、屈斜路湖と摩周湖の中間に位置する活火山。アイヌ語では、「アトサヌプリ(裸の山の意)」と呼ばれる。

森と湖と火山があるまち、弟子屈には
有名な観光地として、摩周湖と屈斜路湖に加え、硫黄山がある。
毎日噴煙を上げている活火山は、
ネオンイエローの噴気孔を間近で眺めることができる、ダイナミックな場所だ。

明治時代には硫黄の採掘が行われ、輸送のために北海道で2番目に鉄道が敷かれた。その後のJR釧網本線や釧路の繁栄につながったといわれる。

明治時代には硫黄の採掘が行われ、輸送のために北海道で2番目に鉄道が敷かれた。その後のJR釧網本線や釧路の繁栄につながったといわれる。

ここから徒歩で約20分。
車ならほんの数分のところに、週末だけ営業する骨董屋がある。
店の名前は〈温古知新〉。「温故」ではなく、「温古」。
経営者のひとり、池上典古(のりこ)さんの名前に由来する。
「名前に『古』という字を使ってくれた。
親には本当に感謝しています」とうれしそうに話す。

ブロック塀の壁を白くペイントした大きな倉庫の広さは、約180平方メートル。この建物が、〈温古知新〉のショップ兼、池上さんの住居である。

ブロック塀の壁を白くペイントした大きな倉庫の広さは、約180平方メートル。この建物が、〈温古知新〉のショップ兼、池上さんの住居である。

というのも、典古さんは骨董屋の仕事が大好き。
訪ねるたびに、「楽しくてしょうがないの」と言いながら
いきいきと働く姿に、弟子屈町民はたくさんの元気をもらっている。
「古いものを当たり前に使っていた家に育ったので、
大人になっても古道具に囲まれた生活がしたい、
これが私の夢だったんです」

昭和5年に開業した川湯温泉駅(当時は川湯駅)は、赤い三角屋根のノスタルジックな建物。天皇陛下のための貴賓室も残されている。

昭和5年に開業した川湯温泉駅(当時は川湯駅)は、赤い三角屋根のノスタルジックな建物。天皇陛下のための貴賓室も残されている。

大阪出身の典古さんは、23歳のとき
硫黄山の麓のまち、弟子屈町川湯にやって来た。
1990年代、日本全国を巡りながら、
行く先々で働いて、お金を貯めては次の目的地へ。
そんな旅人になろうと、まずは北海道を目指したのだそう。

「当時好きでたまらなかった真っ赤なランクルを買って、
実家の駐車場に停めて眺めながら、毎日教習所に通ったの。
いま考えると、すごいよね。免許取る前に、車を買っちゃった(笑)」

釧路から網走まで。道東エリアを南北に走る、JR釧網本線は路線距離約166キロ。弟子屈町内の川湯温泉駅は、そのほぼ中間にある。

釧路から網走まで。道東エリアを南北に走る、JR釧網本線は路線距離約166キロ。弟子屈町内の川湯温泉駅は、そのほぼ中間にある。

知人の紹介で住み込みのアルバイトを始めたのが、
川湯のクリスチャンセンターだった。

「夏休みになると都会の小学生がやって来て、2週間のキャンプ生活。
釣りをしたり、硫黄山に登ったり。そのお手伝いが楽しくて……」

旅のスタート地点だったはずなのに、すっかり定住してしまった。
4月に免許を取って、6月からアルバイトを始めて、
12月には結納(!)を交わしていたというから驚き!!

釧網本線に沿うように走る国道391号線から駅に向かう道に入ると、温古知新の看板が立っている。駅前にはほかに、ケーキ屋、雑貨店、酒屋が並ぶ。

釧網本線に沿うように走る国道391号線から駅に向かう道に入ると、温古知新の看板が立っている。駅前にはほかに、ケーキ屋、雑貨店、酒屋が並ぶ。

典古さんを川湯に留まらせたのは
もちろんご主人の忠昭さんの功績だけど、川湯の力も大きかった。

「本州とは何もかもが違う。車で走っても気持ちがいいし、
星空はすごくきれいだし、見るものすべてに感動していた。
こんな場所で生活できるなんて、本当に幸せ」

その思いは、30年近く経ったいまも変わらない。

学生経営のセレクトショップ 〈アナザー・ジャパン〉が 東京駅前に開業!

学生経営×地方創生がキーワード

“学生が本気で商売を学び実践する”、
47都道府県地域産品を集めるセレクトショップ
〈アナザー・ジャパン〉が、8月に東京駅前の
〈TOKYO TORCH〉内に開業し注目を浴びています。

〈三菱地所株式会社〉と〈株式会社中川政七商店〉が進める
アナザー・ジャパンは、三菱地所がプラットフォームを提供、
中川政七商店が教育し学生の経営に伴走するという
新しいかたちのプロジェクト。

若い世代がそれぞれの地域を深く学び、
経営を実践することで地方創生を目指す、
「日本を元気にする循環の始まりの場所」として始動しました。

東京駅八重洲口日本橋出口より徒歩5分! 赤いロゴが目印。撮影:西岡潔

東京駅八重洲口日本橋出口より徒歩5分! 赤いロゴが目印。撮影:西岡潔

アナザー・ジャパン最大の特徴は、
店舗スタッフ18名が各地域出身の学生であるということ。

学生を“セトラー(開拓者)”と名づけ、
経営・企画展運営・店舗運営・プロモーション・接客販売という
ショップ経営の一連を担います。

北海道・東北、中部、関東、近畿、
中国・四国、九州・沖縄の6エリアに分けられ、
2か月ごとに特集地域が入れ替わる企画展です。

そのトップバッターは「キュウシュウ」!

2022年8月2日から10月2日まで
〈アナザー・キュウシュウ〉として、
学生自らがセレクトした九州各地の商品約350点を販売します。

店内の様子。撮影:西岡潔

店内の様子。撮影:西岡潔

現在開催中の企画展アナザー・キュウシュウは、
“キュウシュウという宴が、あなたを待ってる。”
をコンセプトに地域産品が揃えられました。

宴といえば、かかせないお酒。
九州の地酒やクラフトビール、
おつまみなどの食品に、乾杯のための酒器も並びます。

また、お香や風鈴など、宴の時間や空間を
五感で楽しむ「宴の彩り」、
下駄や花火、郷土玩具など夏の宴を盛り上げる
「宴のお祭り」といったセレクトで、
キュウシュウの宴を演出します。

限定色の〈有限会社ながさわ結納店〉水引の箸置きや、西日本唯一の国産線香花火製造所〈筒井時正玩具花火製造所〉の花火、6つの窯元の特色ある器、装い華やかなアクセサリーなど豊富なラインナップに。

限定色の〈有限会社ながさわ結納店〉水引の箸置きや、西日本唯一の国産線香花火製造所〈筒井時正玩具花火製造所〉の花火、6つの窯元の特色ある器、装い華やかなアクセサリーなど豊富なラインナップに。

尾崎人形の絵付けの様子。小さなお子さんも一緒に楽しめそう。

尾崎人形の絵付けの様子。小さなお子さんも一緒に楽しめそう。

物販だけでなく、週末には、
佐賀県の〈尾崎人形〉の絵付け体験や、
竹鈴(竹細工)づくりなどの
ワークショップも複数企画されているとのこと。

ワークショップなどのイベント詳細は、
こちらの公式LINEで最新情報を配信中!
早めの予約がおすすめです。

「淹れる」をテーマに、喫茶文化をリスペクトしたカフェを併設。撮影:西岡潔

「淹れる」をテーマに、喫茶文化をリスペクトしたカフェを併設。撮影:西岡潔

地域産品をぐるりと見て回ったら、
〈KITASANDO Kissa〉で一息つきましょう。

カジュアルなカウンタースタイルで、
九州・沖縄産の食材を使ったデザートやドリンク、
夜はアルコールドリンクの提供もあるとのことで
仕事帰りにも気軽に使えそうですね。

この機会に新たなキュウシュウを味わってみてはいかがでしょう?

コスメブランド〈SHIRO〉から、 北海道旭川の白樺を使った フェイスミストが登場

白樺のフレッシュな樹液と若葉が原料

北海道の地に多く自生する白樺。
生命力が強く荒地でも真っ先に芽吹き、約100年も生きるといいます。
朽ちた白樺は他の植物の養分となることから、「母なる木」との別名も。

そこで、エシカルかつモダンで人気コスメブランド〈SHIRO〉が
北海道旭川市江丹別町に自生する白樺の樹液と生まれたての若葉を原料にした
フェイスミストを7月21日より限定発売しました。

コスメブランド〈SHIRO〉が、北海道旭川市江丹別町に自生する白樺の樹液と若葉を原料にしたフェイスミストを限定発売。

冬の間、雪の中で寒さに耐えた白樺は、雪解けの頃、
芽吹くために一気に土から栄養を吸い上げるのだそう。
そうして栄養満点になった白樺は、キラキラと輝く透き通った樹液が溢れ、
枝からは元気のよい新芽が芽吹きます。

ちなみに癖がなくほんのりと甘い白樺の樹液は、
北欧では1000年も前から健康のために飲まれているんだとか。
また、栄養を多く吸い上げた白樺の木から芽吹く若葉には、
ビタミンとポリフェノールがたっぷり含まれています。

ボーダレスな視点を生かした 〈ALONGU 明論具〉が誕生。 多様な食文化を受け入れる器、38種

和食の現在地を楽しむテーブルウェア

“陶磁器のまち”長崎県波佐見町にルーツをもつ〈東京西海株式会社〉。

東京から波佐見焼の価値を伝える同社から、
新たなテーブルウェアブランドが立ち上がりました。

その名も〈ALONGU 明論具(アロング)〉。

「極東」と呼ばれる日本には、欧米、中東、アジアなどの文化が流れ着き入り混じります。

「多様性に溢れた日常の食文化を受け止め、
さまざまな国籍性や地域性が混在する“和食の現在地”を楽しみ、
未来の和食を兆す器の姿を模索していく」

そんなテーブルウェアとしてALONGU 明論具は生まれました。

ALONGU 明論具の食器は、全38種類(磁器9型4色、木製品1型2色)のラインナップ。

ALONGU 明論具の食器は、全38種類(磁器9型4色、木製品1型2色)のラインナップ。

テクスチャに個性が光る波佐見焼のプレート皿、
湯呑、茶碗、ボウルと、素材にナツメを使用した木製のスープボウルを取り揃えます。

料理に馴染む淡色から濃色までのカラーバリエーション、
波佐見焼ならではのセットで揃えやすい価格帯も魅力として、
日常使いのしやすさを兼ね備えています。

CUP 湯呑:Φ 90 × 60 mm 990円(税込)BOWL 鉢:Φ 200 × 70 mm 2860円(税込)

CUP 湯呑:Φ 90 × 60 mm 990円(税込)BOWL 鉢:Φ 200 × 70 mm 2860円(税込)

デザイナーには、〈JIN KURAMOTO STUDIO〉代表の倉本仁さんが就任。

これまで家具、家電製品、アイウェアから自動車まで
多彩なジャンルのデザイン開発に携わってきた倉本さんですが、
手がけてきた数々のプロダクトのなかで「食器」という分野は今回が初といいます。

〈HAY〉の〈KNIT〉や〈arflex Japan〉の〈JK〉、〈audio technica〉のワイヤレスイヤフォンなどの家電製品を手掛けてきた倉本さん。

〈HAY〉の〈KNIT〉や〈arflex Japan〉の〈JK〉、〈audio technica〉のワイヤレスイヤフォンなどの家電製品を手掛けてきた倉本さん。

倉本さんは、
「多様性に溢れた“僕らの日常の食文化”を
さらりと受け止めてくれる器をつくりたい」と考え、
和食器のような様式でありながら、パスタやサラダを盛り付けてもしっくりと落ち着く
サイズと雰囲気に仕上げたといいます。

そしてアートディレクションを担うのは、
グラフィックデザイナーの真崎嶺さん。

パーソンズ美術大学でイラストレーションを、クーパー・ユニオンにてタイプデザインを学び、現在はバーモント美術大学でグラフィック デザインの修士号を取得している真崎さん。著書には『サラリーマンはなぜサーフボードを抱えるのか』(Bathboys湯)がある。

パーソンズ美術大学でイラストレーションを、クーパー・ユニオンにてタイプデザインを学び、現在はバーモント美術大学でグラフィック デザインの修士号を取得している真崎さん。著書には『サラリーマンはなぜサーフボードを抱えるのか』(Bathboys湯)がある。

ニューヨークで育ち2017年から東京で活動する
日系アメリカ人の真崎さんの視点を通し、
ALONGU 明論具の世界観は、国籍をまたぎボーダレスに表現されます。

四国のものづくりから生まれた 肌にも環境にもやさしい オリーブ染めのシャツ

棄てられる枝葉を有効活用して

〈株式会社オギタヘムト〉が、自社ブランド〈hadae(ハダエ)〉から
“肌にも環境にもやさしいシャツ”をコンセプトにした
〈オリーブ染めのカジュアルシャツ〉を発売。
この自然派のシャツが今夏の愛用品になりそうです。

hadae(ハダエ) オリーブ染シャツ 29700円 ※サイズ展開はM/L/LL

hadae(ハダエ) オリーブ染シャツ 29700円 ※サイズ展開はM/L/LL

原料には、香川の県木・県花でもあるオリーブの枝葉が使われています。
この枝葉はオリーブの木を剪定する際に大量に出るもので、
ほとんどが廃棄処分されてしまっている現実があります。

オリーブの剪定枝。多くは焼却処分されてしまっています。

オリーブの剪定枝。多くは焼却処分されてしまっています。

香川県三豊市に本社をおくオギタヘムト。

今治タオルのシャツに草木染を施す製品の開発を行った際、
同市内にある〈三豊オリーブ〉と出会い、
オリーブの剪定枝の廃棄問題に直面しました。

そこから棄てられる枝葉を少しでも減らせるようにと
その一部を譲り受け、染料として有効活用しています。

ムラができないよう、1枚ずつ繰り返し染色。

ムラができないよう、1枚ずつ繰り返し染色。

さらに副原料にもこだわりがあります。
化学素材を避け、口にしても大丈夫な成分だけ使用。
環境だけでなく、肌にもやさしい仕上がりになっています。

3色展開。手前からグレー、カーキ、イエロー。

3色展開。手前からグレー、カーキ、イエロー。

オリーブ染めのカジュアルシャツのカラーは全部で3色。
植物由来の染料を生かした、やさしい色合いがすてきです。

こだわりのシャツには愛媛県今治製のタオル生地を使用。
一見普通のシャツに見えますが、内側が超微細なパイルで肌あたりがよく、
何度も繰り返し着たくなる、そんな着心地になっています。

この細かく織られたパイルが肌との間に空気の層をつくってくれるので
夏は吸湿性が高く、冬は熱を逃がしにくいという利点も。
どの時期でも心地よく着ることができるのもうれしいところですね。

80年代生まれの3職人がコラボ 長崎・波佐見に誕生した 茅葺き屋根の花屋〈花 西海〉

創業50年目の節目に

日本屈指のやきもののまち・波佐見。
ここで1972年に創業した〈西海園芸〉は、2022年、創業50年目を迎えました。

その節目のプロジェクトとして、庭師の山口陽介さんが考えたのが、
自社で運営する花屋の店舗を改装し、会社のシンボルスポットとして蘇らせること。

そして構想から約2年、何度も試行錯誤を繰り返しながら、
波佐見の風土やくらしに根付いた工法を取り入れた
「茅葺き屋根」の花屋〈花 西海〉が誕生しました。

茅葺き屋根には、地元産の小麦藁を1町(1ha=3000坪)分使用

茅葺き屋根には、地元産の小麦藁を1町(1ha=3000坪)分使用

地元の素材でつくり、地元に還っていくものを

このプロジェクトを進めるにあたり、山口さんが声を掛けたのが、
神戸出身の茅葺き職人・相良育弥さんと、東京出身の左官・都倉達弥さん。
2016年に日本在住の米国人フォトジャーナリスト、エバレット・ブラウン氏が
「日本の面影」と題した湿板写真展を開催した際、
その被写体に選ばれたことがきっかけで出会った3人。
共に80年代生まれの職人という共通点もあり、すぐに意気投合、
以来、親交を深めてきました。

左から山口さん、相良さん、都倉さん。2022年には3人でドイツへ。工科大学でワークショップを再開予定。

左から山口さん、相良さん、都倉さん。2022年には3人でドイツへ。工科大学でワークショップを再開予定。

そんな3人の技を随所に生かした、茅葺き屋根の建物。
茅葺きには、小麦の収穫後に残る小麦藁を使用。
採集は、地域の方々の協力にも支えられました。
「作業しながら、大先輩たちが『昔の波佐見を思い出す』と、
さまざまな話を聞かせてくれたのも、いい思い出です」と山口さん。
さらに岩や土、植物も全て地元で調達。
外壁には波佐見の土、店内の壁にはやきものを作る際に使う石膏を配合し、
「地元の素材で作り、地元に還す」「循環させていく」
というテーマをかたちにすることができました。

散策しながら、四季折々の表情を感じて。

散策しながら、四季折々の表情を感じて。

時間によって、変化を見せる佇まい。

時間によって、変化を見せる佇まい。

創業70年〈樋口紙器工業所〉の 新生ブランド〈copaco〉から オーダーメイドの紙時計が先行発売!

スマホひとつでつくれる、オリジナルの紙時計

大分県別府市で1952年に創業した〈株式会社樋口紙器工業所〉。

包装資材を製造している樋口紙器工業所は、
長年紙と向き合ってきたパッケージメーカーとして、
その技術を生かした自社ブランド〈copaco(コパコ)〉を立ち上げました。

〈樋口紙器工業所〉が立ち上げた〈copaco(コパコ)〉。ブランドコンセプトは「人の心を動かす紙の道具」でたくさんの笑顔をつくっていくこと。

copacoのブランドコンセプトは、
「人の心を動かす紙の道具」でたくさんの笑顔をつくっていくこと。

第1弾のプロダクトとして、
“スマホひとつで作れるオーダーメイドの紙時計”
〈わたしだけの掛け時計〉と、
“写真やポストカードを貼って楽しむ紙時計”
〈わたしによりそう置き時計〉がリリースされます。

まずは、掛け時計のご紹介から。

商品名:〈わたしだけの掛け時計〉販売予定価格: 5830円(税込)

商品名:〈わたしだけの掛け時計〉販売予定価格: 5830円(税込)

送る方も送られる方も、温かい気持ちになるようなデザインが施されたパッケージ。

送る方も送られる方も、温かい気持ちになるようなデザインが施されたパッケージ。

掛け時計の本体重量は約180gと軽く落ちても割れないため、子ども部屋での使用や災害時などにも安心。

掛け時計の本体重量は約180gと軽く落ちても割れないため、子ども部屋での使用や災害時などにも安心。

〈わたしだけの掛け時計〉は、
お気に入りの写真やイラストを使って、
だれでも簡単にオリジナルの掛け時計を作ることができるのだそう。

オーダーも簡単!

スマホで完成イメージを確認しながら写真をレイアウトし、
フレームの色(全8色)、時計針の色(全4色)、
文字盤のデザイン(10種)、色(15色)から好きなものを選べます。

こちらの動画で、スマホでの操作方法がわかりやすく解説されています。

一方、〈わたしによりそう置き時計〉は、
写真やポストカード、ToDoリストなどを
磁石で貼り付けることができる紙製の置き時計。

盤面に直接印刷されていないので、
季節や気分に応じてさまざまなものを貼って楽しめちゃいます!

家族や友人への贈り物としても喜ばれそうですね。

商品名:〈わたしによりそう置き時計〉販売予定価格:5830円(税込)

商品名:〈わたしによりそう置き時計〉販売予定価格:5830円(税込)

強度と耐久性を高めるため細部にまで加工を施し、紙製ながら時計として十分な強度を持っている。縦置き、横置きどちらでも使用可能。

強度と耐久性を高めるため細部にまで加工を施し、紙製ながら時計として十分な強度を持っている。縦置き、横置きどちらでも使用可能。

本体にはステンレス板が内蔵されており小さいメモなどを磁石で貼りつけられるので便利。

本体にはステンレス板が内蔵されており小さいメモなどを磁石で貼りつけられるので便利。

お部屋のインテリアとしてはもちろん、
紙製ならではの落ち着いた質感でワークスペースにも上品にマッチしそうです。

勝手に作る商店街サンド:
海まですぐ! さわやかすぎる
湘南ゴールドサンド完成!
神奈川県・鵠沼海岸商店街編

商店街サンドとは

ひとつの商店街(地域)で売られているパンと具材を使い、
その土地でしか食べられないサンドイッチをつくってみる企画。
必ずといっていいほどおいしいものができ、
ついでにまちの様子や地域の食を知ることができる、一石二鳥の企画なのだ。

江ノ島のお隣、鵠沼海岸でつくる!

今回やってきたのは神奈川県の鵠沼海岸(くげぬまかいがん)。
一大観光地である江ノ島のお隣にある。

私は年に数回、鎌倉とセットで江ノ島に遊びに行くのだけれど、鵠沼海岸は初めてだ。

鵠沼海岸は、サーフィンやビーチバレーの発祥の地として知られ、
多くのビーチスポーツがとても盛んな地域だそうだ。
また、芥川龍之介など日本を代表する多くの文人たちにも愛された場所らしい。

あいにくの天気ながら、サーファーがたくさん! 奥に見えるのが江ノ島です。

あいにくの天気ながら、サーファーがたくさん! 奥に見えるのが江ノ島です。

今回の案内人は地図のプロ!

今回の案内人は、「手書き地図推進委員会」を運営する川村行治さん。
手書き地図推進委員会とは、いろんなまちを地元の人たちと歩き、
あらためて再発見したものを一緒に手書きで地図におこすという活動だ。
そして、そんな川村さんのお友だちの牧村正治(マッキー)さんも来てくれた。

真ん中が川村さん、右がマッキーさん。

真ん中が川村さん、右がマッキーさん。

実は私は手書き地図推進委員会のメンバー。
そこで、以前このあたりに会社があった川村さんに声をかけたのだが、
前日くらいに「自信がない」と言い出して、超地元のマッキーさんを呼んでくれたのだ。

いい笑顔のアニキたち。同世代に孫ができ始めたらしい。そうはまったく見えない。

いい笑顔のアニキたち。同世代に孫ができ始めたらしい。そうはまったく見えない。

鵠沼海岸の「くげ」の漢字がいろいろ

さて、さっそくマッキーさんが地元の人ならではの情報を教えてくれた。
鵠沼の「鵠」の漢字の左側の「告」っぽいところの表記がいろいろあるというのだ。

駅の看板はよくみると「牛」に口。

駅の看板はよくみると「牛」に口。

目の前にあるアパートは「告」。

目の前にあるアパートは「告」。

牛と口がくっついているパターン。

牛と口がくっついているパターン。

大きい字の方は「牛」と「口」だけど、赤文字は「告」だ!

大きい字の方は「牛」と「口」だけど、赤文字は「告」だ!

この統一されていない感、すでにまちの大らかさを感じてたのしいぞ。
さてさて、そんなおふたりについていって、食材探しをスタート!

駅前からさわやかです!

駅前からさわやかです!

駅前から早くも湘南っぽさを感じるお店が並んでいる。
雑貨屋さんやカフェなど、つい入りたくなるようなお店だ。
マッキーさんは店員さんたちと顔見知りで、さわやかに挨拶していた。
そう、さわやかだ!
そんなこと感じる駅前ってあまりない気がするぞ。

まずはじめに見つけたのは、お肉屋&果物屋さんのお店。

まずはじめに見つけたのは、お肉屋&果物屋さんのお店。

さっそく、サザエさんに出てきそうな、昭和を感じさせるいいお店をみつけた。
昔は奥で魚も売っていたそうだ。
なにかサンドイッチに入れられそうなものはないか物色する。
すると、ひときわキラキラと輝く子を発掘!

湘南ゴールド!  みかんのように簡単にむけて、レモンほどすっぱくはないそうだ。

湘南ゴールド!  みかんのように簡単にむけて、レモンほどすっぱくはないそうだ。

柑橘好きなので迷わず購入! しぼって食材にかけたらいけるかもしれない。

柑橘好きなので迷わず購入! しぼって食材にかけたらいけるかもしれない。

湘南ゴールドは、お酒になっていたり、
最近ではコンビニでグミになっているのも見かけるほど有名ブランドみたいだ。
でも実際に見るのは初めて。
サンドにする、と店主さんに話すと
「湘南ゴールドを(食材に)かけるだけに使うのはすごく贅沢!」と笑っていた。

これはエコ! 何度も使える有田焼の コーヒーフィルター

水の不純物を取り除き、まろやかな味に

ハンドドリップしてコーヒーを煎れる際、
使い捨てのペーパーフィルターがエコじゃないと気になる方も多いのでは?
そんな方におすすめのアイテムをご紹介。

独自の技術で有田焼のコーヒーフィルター〈セラフィルター〉を展開する
〈Three Rivers〉より、既存のサイズよりひとまわり小さい、
コーヒーフィルター〈セラフィルター001〉が登場しました。

39Arita セラフィルター001 各3300円 W約85mm H約65mm 約90g

39Arita セラフィルター001 3300円 W約85mm H約65mm 約90g

有田焼の円錐コーヒーフィルター〈セラフィルター001〉。
ペーパーレスで繰り返し使えるエコなフィルターです。
今回発売されたのは、コップ1杯分(ひとり分)に対応したもの。

遠赤外線効果と多孔質セラミックスの力で、
水のカルキ臭や不純物をある程度取り除くので、
このフィルターで淹れたコーヒーは、角がとれてまろやか。
コーヒー以外に、緑茶や紅茶、焼酎にも、
浄水器で通した水の代わりとして使うのもいいんだそう。

メンテナンスは、コーヒーの粉を捨てたあとに水洗いし、
お湯をかけてから、自然乾燥するだけ。
年に1回のお手入れとして、ガスコンロ上に網などを置いて、
中火に15分程度かける(オーブンに15〜30分かけるのでも可)だけで
機能を落とさず使い続けられるといいます。

贈り物にもピッタリ! 有田焼カップ酒〈NOMANNE〉に 新柄「桜錦」「変わりだるま」が 仲間入り

16年ぶりに新柄が登場

有田焼カップ酒〈NOMANNE(ノマンネ)〉の新柄が発売されました。

〈NOMANNE〉シリーズは、白磁のカップに
伊万里焼・有田焼の古典的な文様が描かれた美しいワンカップ。
中には佐賀県産酒米を用いた純米酒が入っています。

古伊万里酒造の4代目、前田くみ子さんが、
日本酒のよさと伊万里・有田焼の伝統的な美しさを
多くの人に伝えたいとの思いから開発された商品です。

16年ぶりに新柄が発売された、有田焼カップ酒〈NOMANNE(ノマンネ)〉。

2006年に佐賀県産品ブランド化支援事業アイデアコンテストにて
「佐賀の地酒が入った有田焼カップ酒の販売戦略」で銅賞を受賞し、
翌2007年には国土交通省主催の魅力ある日本のお土産コンテスト食品部門にて
銅賞、香港賞をダブル受賞した、県が誇る物産品でもあります。

2007年、日本のお土産コンテスト食品部門にて銅賞、香港賞をダブル受賞した、県が誇る物産品〈NOMANNE〉。

お酒がなくなっても、コップや花瓶やペン立てなどにも使え、おみやげやプレゼントに人気だそう。

初見の美しさはもちろん、お酒がなくなっても
コップや花瓶やペン立てなどにも使え、
おみやげやプレゼントとしても人気があるのだそう。

ちなみに「NOMANNE(のまんね)」という名前は、
伊万里の方言で「のみませんか」「のんでみて」という意味。

京焼・清水焼の職人28人による 〈珈琲とうつわ 2nd〉 京都伝統産業ミュージアムで開催!

若手の職人や女流作家も多数参加

京都市左京区にある〈京都伝統産業ミュージアム〉で、
2022年4月23日(土)から5月1日(日)まで、
京焼・清水焼のコーヒーカップやマグカップなどを集めた
展示販売会〈珈琲とうつわ 2nd〉が開催されます。

今年1月に開催した第1回目が好評に終わったという本イベント。

京焼・清水焼の職人や作家たちの作品と、
会期中はドリップコーヒーと焼菓子の特別出店が予定されています。

毎日の生活をより心豊かにしてくれる「うつわ」。

珈琲とうつわ 2ndは、「コーヒーを楽しむ」をテーマに、
京都を代表する伝統工芸品である、京焼・清水焼の伝統を受け継ぐ工房、
職人や作家たちによる作品を展示販売します。

コーヒーカップだけでなく
「こんなモノもあり!」と思わせる、個性豊かなうつわを提供。

“ひとときの癒しの時間を共有できる友だちのようなうつわ”に
出会ってもらいたいと企画されました。

今回、参加する職人や作家は全部で28人。