学生経営のセレクトショップ 〈アナザー・ジャパン〉が 東京駅前に開業!
学生経営×地方創生がキーワード
“学生が本気で商売を学び実践する”、
47都道府県地域産品を集めるセレクトショップ
〈アナザー・ジャパン〉が、8月に東京駅前の
〈TOKYO TORCH〉内に開業し注目を浴びています。
〈三菱地所株式会社〉と〈株式会社中川政七商店〉が進める
アナザー・ジャパンは、三菱地所がプラットフォームを提供、
中川政七商店が教育し学生の経営に伴走するという
新しいかたちのプロジェクト。
若い世代がそれぞれの地域を深く学び、
経営を実践することで地方創生を目指す、
「日本を元気にする循環の始まりの場所」として始動しました。

東京駅八重洲口日本橋出口より徒歩5分! 赤いロゴが目印。撮影:西岡潔
アナザー・ジャパン最大の特徴は、
店舗スタッフ18名が各地域出身の学生であるということ。
学生を“セトラー(開拓者)”と名づけ、
経営・企画展運営・店舗運営・プロモーション・接客販売という
ショップ経営の一連を担います。
北海道・東北、中部、関東、近畿、
中国・四国、九州・沖縄の6エリアに分けられ、
2か月ごとに特集地域が入れ替わる企画展です。
そのトップバッターは「キュウシュウ」!
2022年8月2日から10月2日まで
〈アナザー・キュウシュウ〉として、
学生自らがセレクトした九州各地の商品約350点を販売します。

店内の様子。撮影:西岡潔
現在開催中の企画展アナザー・キュウシュウは、
“キュウシュウという宴が、あなたを待ってる。”
をコンセプトに地域産品が揃えられました。
宴といえば、かかせないお酒。
九州の地酒やクラフトビール、
おつまみなどの食品に、乾杯のための酒器も並びます。
また、お香や風鈴など、宴の時間や空間を
五感で楽しむ「宴の彩り」、
下駄や花火、郷土玩具など夏の宴を盛り上げる
「宴のお祭り」といったセレクトで、
キュウシュウの宴を演出します。

限定色の〈有限会社ながさわ結納店〉水引の箸置きや、西日本唯一の国産線香花火製造所〈筒井時正玩具花火製造所〉の花火、6つの窯元の特色ある器、装い華やかなアクセサリーなど豊富なラインナップに。

尾崎人形の絵付けの様子。小さなお子さんも一緒に楽しめそう。
物販だけでなく、週末には、
佐賀県の〈尾崎人形〉の絵付け体験や、
竹鈴(竹細工)づくりなどの
ワークショップも複数企画されているとのこと。
ワークショップなどのイベント詳細は、
こちらの公式LINEで最新情報を配信中!
早めの予約がおすすめです。

「淹れる」をテーマに、喫茶文化をリスペクトしたカフェを併設。撮影:西岡潔
地域産品をぐるりと見て回ったら、
〈KITASANDO Kissa〉で一息つきましょう。
カジュアルなカウンタースタイルで、
九州・沖縄産の食材を使ったデザートやドリンク、
夜はアルコールドリンクの提供もあるとのことで
仕事帰りにも気軽に使えそうですね。
この機会に新たなキュウシュウを味わってみてはいかがでしょう?
九州を駆け抜け、迎えたオープン!

オープン直前の店内で説明を行う比嘉さん。
アナザー・キュウシュウを担当するのは、
大学生の安見茜音さん、比嘉涼夏さん、山口晴さんの3人です。
アナザー・ジャパンを通して出会った福岡、沖縄、長崎出身の彼女たち。
4月から本格的にプロジェクトが始動し、
サポートにつくエリアメンターとともに地域に足を運び、
企画展のコンセプトを固めていったそう。
九州・沖縄のエリアメンターを務めた
〈BRIDGE KUMAMOTO〉代表の佐藤かつあきさんは、
4月の研修で3人と一緒に熊本県内各地を
回ったときのことを振り返ります。
「ネットでなんでも情報が手に入る現代で、
その土地でしか得られないものは土地の空気と人。
そこから学び取ろうとする彼女たちの探究心と、
弱音を吐くことなく、ひたすら前向きに挑む姿に
目を見張りました」(佐藤さん)

移動中もディスカッションの繰り返し! 阿蘇、南阿蘇、熊本市、宇城市、玉名市をたった1日で駆け抜けた。
企画展トップバッターのキュウシュウ・チーム。
なんと総移動距離338キロの旅の車中で
コンセプトは生まれたのだそう。
「人に会うことが最も学びになる」という
佐藤さんの言葉を受け、訪れた先で生産者や職人、
お店の方々と意見交換をし、
移動中はアイデアを出し合う“壁打ち”を行ったそう。
つながり、あたたかさ、ふるさと……といったワードは、
九州でない地域でも当てはまる。
では「九州らしさとは何か?」と模索は続きます。
そんなとき車中で語ったのは3人が過ごしてきた故郷の暮らし。
恒例の家族の集まり、お盆の精霊流し、
笑い合い盃を交わす情景は、
九州らしい賑やかな「宴」にぴったりとハマったといいます。
詳しくはnoteのインタビューでご覧あれ!

生産者と直接会うことで理解が深まる。左から、キュウシュウ・チームの安見さん、比嘉さん、山口さん、洋蘭生産者の宮川さん。
開業までの短期間を奔走してきたキュウシュウ・チーム。
今回のプロジェクトを通して、
「今やっているこの仕事が店舗のこの部分に繋がっているんだなと、
実際に動いていく中で自分のやるべきことが明確になっていきました。
責任感、クオリティが上がっていることを実感できました」と
話してくれた山口さん。
比嘉さんは、
「与えられた仕事をこなすのではなく、たくさんの業務をどう振り分けるか、
全体像を把握しながら順調に進めていくことを考えてやれたことが
個人的な成長につながりました」と話します。
オープン前日には、
「私たちが丁寧に魅力をお伝えして、
お客様と商品のマッチングをしたい」
「気分がパッと明るくなるような楽しい時間を過ごしてほしい」と、
ポジティブなメッセージをくれました。

撮影:西岡潔
これまでの常識を飛び越え、
企業と学生が一丸となって未来へチャレンジする。
アナザー・ジャパンを通して地域、
そして経営を自らの力で学んでいった学生は、
将来、どのように郷土と関わっていくのでしょう。
情熱を持って突き進む、次世代の活躍のフィールドは無限大。
「日本を元気にする循環」が、今ここから始まっています。
information
アナザー・ジャパン
営業時間:ショップ 11:00〜20:00/カフェ 平日 8:30〜21:30、土・日・祝 10:00〜19:00
定休日:なし(隔月2日間、企画展入れ替え日のみ休業予定)
所在地:東京都千代田区大手町2-6-3 TOKYO TORCH銭瓶町ビルディング1F ぜにがめプレイス
Web:アナザー・ジャパン | 学生による地域産品セレクトショップ
note:アナザー・ジャパン
Instagram:@another_jpn_tt
Twitter:@another_jpn_tt
企画展スケジュール
2022年8月2日(火)〜2022年10月2日(日)
アナザー・キュウシュウ
2022年10月5日(水)〜2022年12月4日(日)
アナザー・ホッカイドウトウホク
2022年12月7日(水)〜2023年2月5日(日)
アナザー・チュウブ
2023年2月8日(水)〜2023年4月2日(日)
アナザー・カントウ
2023年4月5日(水)〜2023年6月4日(日)
アナザー・キンキ
2023年6月7日(水)〜2023年8月6日(日)
アナザー・チュウゴクシコク
