上州太田名物〈呑龍黒焼きそば〉 ヌードルライター・山田祐一郎の 「うどんのはなし」番外・群馬編

見た目はパスタ! なのに衝撃的な食感!

群馬が誇るご当地うどんの魅力を探る、
ヌードルライター山田による「うどんのはなし」番外編。

いよいよこのお取り寄せ麺企画も最終の第3回目。
「おっ切り込み」「水沢うどん」と紹介してきましたが、
ここで一転、パンチの効いた群馬麺の魅力に迫りたいと思います。

今回、クローズアップしたのが“上州太田焼そば”です。
上州太田焼そばのれん会〉の公式サイトによると、その成り立ちには、
日本を代表する工業のまちとして栄えた太田ならではの背景があるのだそう。

写真提供:太田市

太田のまちに焼きそばが広まったのは戦後のこと。
その当時、飛ぶように売れていた〈ラビットスクーター〉や
〈スバル360〉を製造していた富士重工業、そしてその関連工場に
全国から多くの人々が出稼ぎに来ていました。
太田の焼きそばは、この人々によってもたらされたそうです。
焼きそばは安くてボリューミー。汁がないので麺ものびません。
いつでも気軽に食べられるということで、
工場でせっせと働く労働者たちに受け入れられたのだとか。

写真提供:太田市

あっという間に太田のまちに根づいた焼きそば。
昭和20~30年代には、「子育て呑竜さま」という愛称で親しまれる大光院参道に、
焼きそば店、焼きそばを提供する屋台が数多くあったそうですよ。

そんな群馬県太田市が誇る名物グルメ、上州太田焼そばは
いまや“日本三大焼きそば”と称され、市内50店舗以上で楽しむことができます。

赤地に黒い文字のパッケージデザインが食欲をそそります。

“黒”と“新食感”というキーワードに導かれ、今回お取り寄せしたのが
上州太田名物 呑龍黒焼きそば〉です。

箱の中には麺とソースが同封されていました。

パッケージの前面で「パスタ感覚」と謳ってありましたが、
実際にご対面した麺は、まさにパスタのそれ。

袋から出してみると、さらにパスタ感が増します。1束が1人前。

完全な乾麺で、さらにソースもレトルトパックなので、しっかり日持ちします。
賞味期限は常温でたっぷり12か月です。

じっくり見れば見るほど、本当にパスタそのもの!

製造元の〈赤城食品株式会社〉は、昭和25年の創業以来、
乾麺づくりに携わってきました。
同社が手がける商品には、この〈呑龍黒焼きそば〉をはじめ、
手延うどん、パスタなどがあります。長年培ってきた麺づくりの技術が、
この焼きそばの麺にも息づいているのですね。

漁師のことは漁師に聞け。 もう一度、漁師を身近な存在に フィッシャーマン・ジャパン 後編

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漁師のたまり場となるTRITON BASE

三陸で、水産業を盛り上げようと活動している〈フィッシャーマン・ジャパン〉。
漁師のイメージアップや商品販売、
さらには都会で漁師直送の食材が食べられる〈FISHERMAN BBQ〉、
水産業に特化した求人サイト〈FISHERMAN JOB〉などの活動を通して、
水産業全体の底上げを図ろうとしている。

そのひとつが〈TRITON PROJECT〉である。
それぞれの浜(港)に、漁師たちの拠点となるような
〈TRITON BASE〉を設置する場づくりだ。
現在はTRITON ONAGAWA、TRITON13、TRITON UTATSUの3つが稼動している。
どれも古民家をリノベーションし、ウッドを基調にしたモダンな内装になっていて、
若者にも受け入れてもらえそうだ。

3つのBASEには統一したコンセプトはあるが、それぞれ地元の漁師たちが管理している。
〈フィッシャーマン・ジャパン〉の代表理事であり、
ワカメ漁師の阿部勝太さんが管理するTRITON13は、石巻の十三浜にある。
3部屋あり、現在はひとりがワカメ漁師として在住している。

「もっと漁師を雇って、まずはこの3部屋を埋めたいですね。
この部屋から漁師を始めて、給料が上がってきたり、結婚したりして、
このTRITON BASEを巣立っていく。そしてまた新しい人が入居する。
漁師が住んでいるということに意味のある交流の場にしていきたいと思っています」
と言う阿部さん。

〈フィッシャーマン・ジャパン〉の発起人でもあり、
事務局を務める長谷川琢也さんも言う。
「期間雇用しかできない漁師さんも多いんです。
だから漁の時期に合わせて、何月から何月まではTRITON ONAGAWA、
何月から何月まではTRITON UTATSUみたいに、
“ローテーション漁師”のような取り組みをしたいという想定も含まれていますね」

十三浜のTRITON13では、地域のおじいちゃんやおばあちゃんが来て、
一緒にバーベキューすることもあるという。
地元の人と移住者の自然な交流が生まれているようだ。

「移住や定住に必要なのは、住居とコミュニティだと思っています。
TRITON BASEは、拠点であり、起点です。
ここに住みながら漁師になって、巣立っていく。
先輩漁師が顔を出したり、僕みたいなのが遊びに行ったり。
そうした交流を通して、ちょっとずつ地元に根が生えていく場所にしたい」(長谷川さん)

現在、4つ目のTRITON OSHIKAを荻浜に施工中。
ここは漁師ではなく、フィッシャーマン・ジャパンが管理する
フラッグシップのベースになる。
コミュニティをつくるというのは、漁師にとってあまり得意なことではないかもしれない。
でも場所があれば自然とやりやすくなっていくのだろう。

しっかりとした仕事が待っている。具体的に漁師を学ぶ

〈フィッシャーマン・ジャパン〉は漁師の学校にも取り組み始めている。
第1回目が、2月12〜14日にかけて、〈牡鹿漁師学校×TRITON SCHOOL〉として開催。
漁師の仕事を学ぶ2泊3日の短期研修プログラムである。
〈宮城県漁業協同組合石巻地区支所〉とTRITON PROJECTが、
これまで牡鹿半島で〈牡鹿漁師学校〉の実績があった
筑波大学の貝島桃代研究室と組んで行われた。
その牡鹿漁師学校のプログラムを下敷きに、上記3者で、プログラムが練られた。

リラックスしたひとときの休憩が、漁師たちのホンネが聞ける貴重な時間。かたわらには缶コーヒーがお約束。

「直接、漁師さんにコンセプトや必要性を話しにいって、
興味を持った方たちにお願いしました。
そして漁師学校としてやりたいことと、私たちが知っている漁師との、
最適な組み合わせを考えていきました。漁師さんと一緒につくりあげた感じはあります」
と言うのは、宮城県漁業協同組合石巻地区支所の三浦雄介さん。

当の漁師たちも、将来に対しての危機感は持っていたようだ。

「私も正直意外だったんですが、みんな担い手の必要性を感じていて、
好意的かつ協力的でした。
“急に来ても漁師の仕事ができるわけでもないし、わかるはずもないから、
一度体験してもらうのはいいことだ”という反応だったんです」(三浦さん)

〈牡鹿漁師学校〉を主宰する筑波大学貝島桃代研究室の佐藤布武さんは、
何度か漁師学校を行っているが、普段は、ひとつの浜で行っている。
今回はいくつかの浜を飛び越えながら行われたことに特徴があるという。

「今回は、普段は分断されている浜に横串を通して、
いろいろな浜を横断的にやってみようと試みました。
また、教科書をつくったんですが、そのために取材が必要。
いろいろな地域を回ることができて、それぞれの特徴や浜同士の交流など、
こちらとしてもいい勉強になりました」(佐藤さん)

筑波大学で建築デザインを学んでいる、貝島桃代研究室の3人。(左から)佐藤布武さん、菊地純平さん、栗原広佑さん。

実は知らずに食べているかも? 愛媛県を代表する栗の産地 西予市城川町で育つ〈城川栗〉

生まれ育った地元で加工され、各地へと旅立つ城川の和栗

愛媛県の山間部、伊予市中山町で育てられた中山栗が使われたスイーツを
前回ご紹介しましたが、
中山町と並んで愛媛県を代表する栗の産地として知られているのが西予市城川町。
四国山脈と支脈に囲まれたこのまちには、
全国でも珍しい地元産の栗を収穫直後に加工できる施設があるのです。
今回は城川町で城川和栗の生産から、
栗製品や業務用製品の製造・加工を手掛けている株式会社城川ファクトリーをご紹介します。

緑あふれる城川町にある加工場。

取材で訪れたのは製造と加工を行う城川自然農場の第二加工場。
こちらでは栗だけではなく、柚子やたけのこ、梅などを使った製品もつくられています。
「この工場ができたのは10年くらい前ですね」
と教えてくれたのは工場長の伊勢本友和さん。
「お客さんからの受注に対して対応できるように、
力を入れて城川和栗をアピールしていこうと現在のかたちになりました」

工場内の様子。機械だけでなくより品質を高めるために一部手作業で行われます。

こちらの工場で主につくられている栗製品は、製菓の材料などに使用される栗のペースト。
「オーダーによって多少は配合が変わってくるのですが、
添加物はいっさい使用しておらず、本当に栗と砂糖だけです」と伊勢本さん。
栗といえば秋の味覚というイメージがありますが、
城川和栗の収穫時期が終わるのは10月の第1週頃と意外と早め。
そして収穫したばかりの栗には風味はあるものの、甘みがないのだそう。

「収穫をしたら、低温の冷蔵庫で加工をするまで生栗を寝かせるんです」
と伊勢本さん。この寝かせる作業によってでんぷん質が糖分へと変化し、甘みとなっていくのです。
寝かされた生栗は加工前に洗われ、ケースごと蒸し器へ運ばれます。

城川和栗からつくられた栗ペースト。添加物は一切使用されておらず、原料は栗と砂糖のみ。

栗が蒸し上がるとまず機械で皮が剥かれ、さらに渋皮も取られてから裏ごしされ、
窯で砂糖と一緒に炊かれてペーストへと加工されていきます。
「それを袋づめして冷凍するんです」

こうして完成した栗のペーストは、事前注文者の元へと出荷されていくのですが
「城川の栗は、東京や大阪の都市部のお店をはじめとして、
百貨店や空港などにも展開しているんです」
と企画開発の村田博史さん。
味わいに定評のある城川和栗、気づかないうちにそのおいしさを楽しんでいるかもしれません。

見学させていただいた工場から歩いて行ける距離にあるのが、
城川ファクトリーが運営する道の駅〈きなはい屋しろかわ〉。
こちらでも城川和栗を使った製品が販売されているというので訪ねてみました。

〈REALBBQ〉 日本には本当のBBQがない!? 一組貸し切りの本格BBQスポット

今日は29日、肉の日!
日本で“BBQ”といえば、スーパーなどで仕入れた
肉や野菜をそのまま焼く「焼肉型」のスタイルが主流ですが、
アメリカのBBQは百年以上の歴史がある食文化で、
BBQ専門のレストランもあれば、
コンテストもたくさん開催されています。

肩バラ肉をホロホロに調理する〈ブリスケット〉など、
タレに漬けこんだビーフやポークの塊などをじっくり焼く
凝ったメニューがあるほか、オーストラリアなどではまた違った
お国柄が出るBBQスタイルがあるのだそう。

牛と豚のTボーンステーキ

サーロインステーキ

そんな“ホンモノ”のBBQを手軽に楽しめるレストラン
〈REAL BBQ〉が、いま都内に続々登場しています。
このお店の特徴は、2時間半1組の貸切プライベート空間で、
手ぶらで本格BBQが楽しめること。

ジャークチキン、鶏もも・豚のコンフィ、サルシッチャ
ポルケッタ、サーロインステーキ、生ハム、バーニャカウダなどのメニューが揃っています。
事前準備はもちろん、食べたあとの片付けや洗い物、ゴミ捨てまでもスタッフさんが
やってくれるので完全に手ぶらで大丈夫です。

ポルケッタ(ローストポーク)

サルシッチャ

ヌードルライター・山田祐一郎の 「うどんのはなし」番外・群馬編 日本三大うどんの 水沢うどんに迫る

水沢うどんでうどんをシンプルに味わう

群馬が誇るご当地うどんの魅力を探る、
ヌードルライター山田による「うどんのはなし」番外編。

第1回目は「おっ切り込み」を取り上げさせていただきました。
いま、この瞬間も鮮明に思い出されるインパクトのあるひもかわうどんの存在感、
そして煮込むことによって得られる味噌スープとの一体感…… 
これぞ、群馬一のご当地うどん! と思っていました。
が、いやいや、とんでもない。群馬のうどんはなかなかディープです。
〈水沢うどん〉を食べて、再び、
わたくしヌードルライター山田の脳天に衝撃が走りました。

第2回目は水沢うどんの魅力に迫ります。

水沢うどんとは、その名が表す通り、群馬県・水沢の名物料理です。
世間一般的には〈讃岐うどん〉〈稲庭うどん〉と並ぶ
“日本三大うどん”のひとつとされています。

その歴史はとても深く、誕生したのは約1300年前といわれています。
水沢地区にある〈水沢寺〉(水沢観世音)の僧侶が、
ご当地・上州産の小麦、榛名山(はるなさん)から湧き出た名水によってつくられる
手打ちうどんの製法を伝え、寺の参詣者に振る舞ったのが始まりです。

現在、水沢寺近くに水沢うどんを提供するお店が立ち並ぶことから
「水沢うどん街道」という愛称で呼ばれているそう。
ちなみに、水沢うどんの元祖とされているのが、天正十年創業の老舗〈田丸屋〉。
ご当地に行かれた方は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

水沢うどんには独自の基準があり、伝統の製法を守ったものだけを
水沢うどんと呼び、商標登録店組合がその品質を守っているそう。
脈々と受け継がれてきた文化的な背景を知り、さらに興味が深まります。

今回の麺は〈万葉亭〉からお取り寄せしました。

お取り寄せしたのは「水沢うどん8人前詰め合わせ」。
前回のおっ切り込みは煮込み料理でしたので、
今回はシンプルに麺そのものが味わえる一品に惹かれたわけです。

シックな黒い箱に入って届きました。

いざ、箱を開けてみると……

中はこんな感じ。2食ずつ1袋に入っているのが便利です。

袋の中には、冷たいざるうどんがオススメの食べ方ということもあり、
2食分のうどん、そして麺つゆ、ゴマが入っていました。

水沢うどんは、粉をこね始め、寝かせ、伸ばし、切るところまで2日間かけているそう。

その土地を丸ごと 食べて学ぶイベントシリーズ 〈ジャポニカ食習帳〉がスタート。 第一弾は青森!

その土地でいただく郷土料理って、なぜにおいしいのでしょうか。
日本には、その土地土地に根ざしたおいしいものがたくさんあります。

2月28日(日)、いろんな“おいしい”を提案・表現するラボ〈COOKCOOP〉さんが
その土地の食材やB面的グルメを学び、味わうイベントを開催します。
そのイベントの名も〈ジャポニカ食習帳〉!
なんだか懐かしいですね。でも、中身は大人向けの、本格派です。

第一回目のテーマは、青森県の津軽地方。
津軽は、津軽海峡、日本海、内海・陸奥湾の海の幸と、
岩木山、八甲田山、白神山地などの山の幸に恵まれた、食のゆたかな土地。
イベントでは、そんな津軽のおいしいものがずらっと食卓に並び、
青森に惚れ込んだ編集者・小林淳一さんの熱い津軽話と一緒に楽しめます。

当日のメニューは、こちら!

・十三湖のしじみ汁

・白神の魚たっぷり じゃっぱ汁

・弘前人御用達、高谷精肉店のホルモン鍋

・青森県深浦町 ふかうら雪にんじんの鱈の子和え

・〈津軽あかつきの会〉のおばあちゃんの漬物いろいろ

・すじこ納豆

・鰺ヶ沢町長谷川自然牧場の卵と青森米〈青天の霹靂〉の卵かけごはん

・津軽・平内町つじむら酒店 辻村さんの厳選地酒(日本酒)

・弘前シードル工房kimoriのシードル

じゃっぱ汁

弘前シードル工房kimoriのシードル

新鮮な魚を贅沢に使った冬の定番“じゃっぱ汁”や
あさりほどの大きさのしじみを使ったしじみ汁、
弘前の人が愛してやまないソウルフード、ホルモンなど、
暖まりそうなメニューがたくさん!

今回から始まる〈ジャポニカ食習帳〉では、
その地域ならではの食文化や、
都心にはなかなか出回らないものなどにフォーカスしていくそうです。
ご予約は、こちらのサイトのからお申し込みを!

COOKCOOP

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ジャポニカ食習帳〈第一回 津軽〉

開催日:2月28日(日)

時間:18:00〜20:00

会場:味坊鉄鍋荘(あじぼうてつなべそう)

住所:東京都台東区上野1-12-9 ※黒門小学校そば

予約方法:公式サイトから申し込み

申し込み締め切り:2月27日 12:00

電話:03-5778-0474

卵かけご飯がさらにおいしくなる! “小さな刃”で白身のドロッを 切りまくる〈まぜ卵〉がすごい

“刃物のまち”として、700年以上の歴史を持つ岐阜県関市。
九州の刀匠・元重が関市に移り住んだことから刀鍛冶の技術が広まり、
いまや包丁・ハサミ・髭剃り・爪切りなど〈刃〉のつくものならなんでもつくっちゃう、
世界的にも注目される刃物の生産地です。

その関市でつくられる商品のうち、
リーズナブルでお土産にピッタリなものを発見!
生卵をかき混ぜるのにつかうグッズで、
その名もズバリ〈まぜ卵(まぜらん)〉です。

軽くて可愛い黄色のまぜ卵380円(税別)。これが優れもの!

まぜ卵はスティック状で、先に小さな日本刀のような刃がついています。
この刃によって、お箸ではなかなか切ることができない白身が
スパっと気持ちよく切れるんです!
しかもかき混ぜている間にあの白いヒモ状の〈カラザ〉もひっかけてくれ、
簡単に取りのぞくことができるという優れもの。
実際に使ってみました!

讃岐うどんの名店の味を支える 自社醸造の甘口醤油 香川・広瀬醤油

うどんとおでんに欠かせない、だしの決め手

日本一小さな県、香川県にあるうどん屋さんは
713軒(平成27年2月『タウン情報かがわ』調べ)。
その激戦のなかで特に人気のうどん屋が〈上原屋本店〉。
麺のおいしさが大前提ながら、地元の醤油屋
〈広瀬醤油〉の醤油もおいしさの鍵を握ります。

波穏やかな瀬戸内海に面する香川県高松市。
海を背に繁華街を通り過ぎたところに、うどん屋上原屋本店と広瀬醤油があります。
まずはじめに訪ねるのは上原屋本店。
国の特別名勝に指定されている庭園の中で
最大の広さをもつ〈栗林公園〉のそばに佇みます。
落ち着く景観を眺めながらたどり着くと景色は一転。
行列は駐車場まではみ出し、店内では並ぶ人、麺を湯で温める人、
汁や調味料をかける人、食べる人、片づける人がテンポよく行き交います。
聞けば少ないときでも300玉。多いときは1日最大数の500玉出るそう。

〈上原屋本店〉はセルフうどんなので、麺を湯で温めるのも、だしを注ぐのもお客さん。この香川らしいシステムが心をくすぐる。

〈上原屋本店〉のおでん。香川のうどん屋は、たいてい年中おでんがセットで置かれている。

いよいよ私の順番が来て「かけ小!」とかけうどんの小さいサイズを頼みます。
味つけは「うるめいわしと昆布でだしを取って、あとはみりんと醤油だけ」
と教えてくれました。使っている醤油を尋ねると
「うちはすべて広瀬醤油の醤油を使っとるよ。うどんもおでんも!」
と教えてくれたので、おでんも皿に取ります。

かけうどんのおだしを注ぐと、当日とったおだしのいい香りが広がります。
食欲がたまらなく刺激され、急いで席については、琥珀色のおだしをすすります。
澄んだ味わいが広がり、ほどよい塩味がコクを与えています。
艶やかな麺をズズッとすすり、しなやかなコシを楽しんでいると、
醤油に後押しされるように小麦の甘さが引き立ちます。
洗練されたハーモニーに大満足。
飴色のおでんは、表面は醤油が深みを与え、中は食材の持ち味が保たれています。
口の中で交わる味わいが絶妙です。
こんなおいしさが500円足らずで楽しめるのなんて、毎日通いたい。

上原屋本店の看板メニュー、かけうどんとおでん。

かけうどんは豊かなだしの風味と、麺のしなやかなコシ、小麦の甘さを楽しむことができる。

上原屋本店のおいしさを支える醤油屋、広瀬醤油を訪ねました。
母屋は明治11年、店舗部分は昭和10年に建てたレトロな外観にそそられます。
扉を開けると、屈託のない笑顔で女将さんが出迎えてくれました。
続いて4代目広瀬善規さんが蔵の奥から出てきてくれ、
快く蔵の中を案内してくれました。

歴史ある建物や道具には手入れが行き届いていて、特に醤油を仕込むもろみ蔵は、
私が数十蔵巡った四国本土の醤油蔵の中で、最も香りも状態もいい。
いい蔵元に出会えた! とうれしくなりました。

目に留まったのは桶の内側がきれいであること。
桶の内側は混ぜるときにもろみが飛び、何層にも重なってついていることが多いもの。
「桶の内側を“鏡”と呼んでいます。
混ぜるたびに汚れる鏡を掃除するのは面倒だけれど、
鏡は蔵の中で最ももろみに近い場所。
鏡を綺麗にしていないと、できた商品の風味を悪くしてしまいます。
ここをきれいにできるかどうかに醤油造りの姿勢が表れるから鏡と呼ぶんです」
と広瀬さん。その言葉に深く共感しました。

広瀬醤油のもろみ蔵。手入れが行き届き、清涼な香りが広がる。

すべての桶の内側がきれい。

100年続く暮らし方。 おばあの食卓を伝える 沖縄・大宜味村〈笑味の店〉

沖縄・大宜味村の美味しいアルバム

フォトグラファーの津留崎徹花が、
あてもなく、ふらりと旅した沖縄・大宜味村。
「大宜味村にある、〈笑味の店〉を訪ねてください」
友人のひと言が、思わぬ出会いを導いてくれました。

金城笑子さんが営むその店で手にした一冊の本。
『百年の食卓』には、笑子さんが伝えたい、
大切な思いがつまっていました。

〈MISO FUTURE LABORATORY〉が 味噌づくりワークショップを開催! 淹れたてのミソスープもどうぞ

2月27日(土)、東京・原宿のCAFE COMPANY INC.にて
味噌づくりワークショップと“スペシャルティミソ”のカッピングイベントが開催されます。

これは、ミソクリエーティブチーム〈大晦日〉と、
いろんな“おいしい”を提案・表現するラボ
〈COOK COOP〉によるプロジェクト〈MISO FUTURE LABORATORY〉の第2弾。
ミソスープスタンドや味噌のテイスティング、
料理研究家・かさぎれいさんによるワークショップが体験できます。

ぜひ一度味わってみてほしいのが、ミソスープスタンドのミソスープ!

これはなんと、コーヒー用のペーパーフィルターに
かつおぶしなどのダシを入れて、昆布のだし汁を注ぎ、
カップに入った味噌を溶かして飲むというもの。
かつおぶしのダシを煮立てないから、雑味のない、おいしいスープができるんです。

パフォーマンスとしても魅力的で、なんとも五感が刺激されるミソスープ。
ミソスープを豆乳で割ったソイ・オレも人気です。
こちら、本当においしいのでぜひ一度ためしてみてほしい!

ワークショップでは、料理研究家のかさぎれいさんが
味噌づくりを教えてくれます。
当日は味噌の基礎知識とつくり方をレクチャー後、実際に約1kgの味噌を仕込むそう。
味噌の種類は米または麦の2種から選べ、でき上がった味噌は持ち帰れます。
保存の仕方から麹の味の特徴まで学べるので、初心者の方にもおすすめです。
ワークショップのお申し込みはこちらから!

今日のおやつ: 芳しい香りにうっとり。 〈余市蒸溜所〉の ウィスキーチョコレート

今日のおやつは、〈ウィスキーチョコレート〉。
北海道余市郡にある〈余市蒸溜所〉で販売されている、
ニッカオリジナルのチョコレートです。
ニッカウヰスキーによる、「ブレンドの大切さ」を象徴する
キャラクター、ヒゲのおじさんこと〈King of Blenders〉を
あしらったパッケージが可愛らしい。

〈余市蒸溜所〉は、日本のウイスキーの父と呼ばれる
ニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝が
ウイスキーづくりの理想郷を求めてたどり着いた場所。
1934年に設立されてから、“日本のスコットランド”と称される
この地で、ウィスキーを作り続けています。

〈ウィスキーチョコレート〉の箱を開けると、
さすがウィスキー工場オリジナルのチョコレートだけあって、
本格的なウィスキーの芳しい香りがぷんと漂います。
チョコレートはちょっとビターな風味で、
舌触りはなめらか。
ウイスキーのおつまみとしてもぴったりです。

種類はこのほかにもブランデーチョコと
アップルワインチョコの3種類があります。
こちら6枚入りは210円。

〈余市蒸溜所〉では現在、15枚入り、25枚のタイプも販売中です。
15枚入り、25枚のタイプのご購入は〈余市蒸溜所〉のほか、
全国のアサヒグループの工場見学の売店でも取り扱いが
ある場合がありますので、お問い合わせを。

また、こちらのチョコレートにはアルコール分が1%配合されていますので、
未成年の方や妊娠中、授乳期の方はご注意ください。

information

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ニッカウヰスキー余市蒸留所

住所: 北海道余市郡余市町黒川町7-6

Webサイト: 公式サイト

〈餃子の王将〉が 憧れのデートスポットに! 王将女子チームによる 女性向け店舗がオープン

京都発の餃子レストランチェーン〈餃子の王将〉といえば、
手頃な価格でボリュームたっぷり、
今まではどちらかというと男性向けのイメージでした。

そんなイメージを覆す、女性をメインターゲットとした
新コンセプトの店舗〈GYOZA OHSHO 烏丸御池店〉が
2016年3月3日のひな祭り、京都市中京区に開店します。
スタイリッシュな内装に色彩豊かな新メニューで、
憧れのデートスポットになりそうな、新機軸のレストランなのに驚きです。

〈GYOZA OHSHO〉は、〈餃子の王将〉でも初となる試み。
社内で〈王将女子チーム〉を結成し、
女性デザイナーによる設計、女性料理研究家によるメニュー開発で、
女性がより多く入店しやすいような店舗創りを目指したんです。
コンセプトは、今後の世界進出を視野に入れた〈ジャパニーズカジュアル〉。

設計を手がけたのは、oriharamiki design officeの折原美紀さん。
店舗の外にはウッド調のスタンディングテーブルを設置し、
店内前面にはバルスタイルをイメージした空間を取り込んでいます。

店舗奥にはセミ個室も。
見えないところにも工夫があり、厨房では新たな試みとして
〈ドライキッチン方式〉を取り入れました。
床に水を流さない設計なので、衛生的で長持ちする厨房設備なのだそう。

さて気になるお料理ですが、お店で提供されるのは、
バランス料理研究家の小針衣里加さんが監修した、
烏丸御池店限定のオリジナルメニュー。

ケーキのようなふわふわ玉子焼き

〈MIZUBASHO PURE〉 世界初! シャンパンの製法でつくった、 群馬生まれの発泡日本酒

群馬を代表する日本酒の銘柄〈水芭蕉〉の
スパークリング、〈MIZUBASHO PURE〉。
力強くきめ細やかな泡立ち。
口にふくむと、ふわっと広がる米の旨みと麹の香り。
爽やかな発泡とドライな口当たりで、
華やかな場にもぴったりな、最高級のスパークリング日本酒です。
ガス圧も“高圧”といわれる4気圧ほどあり、
華やかな吟醸香と、きりっとした後味にきれいな泡という、
一般的なスパークリング日本酒とはちょっと違ったお酒。
つくり手は、群馬県最北部に位置する川場村で
創業明治19年の酒蔵〈永井酒造〉です。

永井酒造のラインナップ。

〈MIZUBASHO PURE〉がほかのお酒と違うのは、
シャンパンと同じ瓶内醗酵でつくられた、
世界初の発泡日本酒だということ。
尾瀬の天然水と山田錦によりつくられた日本酒を、
瓶に入れて二次発酵させた、シャンパーニュ方式でつくられています。

川場村は、総面積のうち83%が山林で占められている山あいの村。

このお酒が生まれたきっかけは、
「世界に通用する日本酒をつくりたい」と考えた六代目蔵元の永井則吉さんらが、
世界で評価されているワインを学ぼうと、
フランス・シャンパーニュ地方に足を運んだこと。
そこでブドウづくりに命をかけた農家と、400年の歴史を持つワイナリー、
それらすべてを誇りに思う住民、そして世界中から集まった人々を見た
永井さんは、「これと同じことを“米”で取り組もう」と決意。
開発に5年の歳月を費やし、このお酒が誕生しました。
その方式は国際特許や国内製造特許、製品特許などを取得する、
固定観念を覆す製法。
ぜひシャンパンのフルート・グラスに注いで、
立ち昇るきめ細かい泡と優雅な泡立ちを堪能しては。

ヌードルライター・ 山田祐一郎が綴る 福岡の「うどんのはなし」。 第三回「牧のうどん」

うどんのはなし 福岡」の出版を機に始まった、
福岡のうどん文化とその名店を紹介する本シリーズ。
第三回は、福岡県糸島市にある「牧のうどん 加布里本店」をご紹介!

「牧のうどん」創業の地、福岡県糸島市にある加布里本店は国道202号線沿いにあります。

どこからともなく聞こえてきます。「ようやくきたか!」「待ってました!」という声が。
今回、ご紹介するのは福岡を代表するうどんチェーン「牧のうどん」です。
福岡におけるこの店の愛され方はなかなか強烈です。
「うどんのはなし」を世に出すにあたり、いろんな方が「ココもおすすめだ!」
「あそこも行っておかないと」とアドバイスをくださいました。
その中で、最も熱量溢れる言葉によって勧められたのが、ここだったのです。
福岡にはたくさんのうどん店がありますが、この「牧のうどん」は
“異色”の存在であるにも関わらず、その「異色」=「他にない個性」が広く認知され、
地域にしっかりと根付いています。

広々とした加布里本店の店内。小上がり、テーブル席もあり、家族連れ、グループ客にも人気です

「牧のうどん」の個性はなんなのか。ちょっと頭に考えを巡らせると、
すぐに「増える」「ゆで具合が選べる」「釜揚げスタイル」という
キーワードが思い浮かびます。……ん、どれも“麺”にちなんだものばかり!?
そうなんです、この麺にこそ、「牧のうどん」の個性の秘密が隠されているのです。
それでは、「増える」「ゆで具合が選べる」「釜揚げスタイル」という
3つのキーワードから、「牧のうどん」の魅力を余すところなく書かせていただこうと思います。

見るからにポワンとやわらかそうな麺!

牧のうどんが開業したのは1976年。それ以前は「畑中製麺所」という製麺所で、
麺の小売りをしていました。
ところがある時、大きな方向転換が起こりました。
話によれば、近くの駐在さんがお昼時に丼を持参し、
「湯がきたての麺が美味しい」と言って食べていたそうで、
そんなに喜んでもらえる麺ならばぜひ多くの人に食べてほしいという具合に、
うどん店のオープンに至りました。

現在の加布里本店の前身にあたる店が「牧」という地名の場所にあったことから、牧にあるうどん店、それが転じて「牧のうどん」になったのは、福岡っ子には割と知られたエピソードです。

さて、話を戻して麺について。駐在さんが愛したその麺こそ、
「釜揚げ」スタイルでした。
一般的なうどん店では「麺切り」「茹で」「冷水で締める(洗い)」
「提供直前に温める」「提供」という調理フローが採用されます。
ここで整理すると、昔古来の博多うどんの提供店(第1回「因幡うどん」を参照)の場合、
「麺切り」「茹で」「冷水締める(洗い)」までの工程を先に済ませておき、
実際の店では「提供直前に温める」「提供」という2工程だけに
特化することで、スピーディーな提供を実現させていました。
「牧のうどん」の釜揚げスタイルの場合、「麺切り」「茹で」「提供」となります。
つまり、「冷水締める(洗い)」「提供直前に温める」の2工程がカットされているのです。

室戸の黒糖の物語

室戸で丹精込めてつくられる黒糖は、夫婦の愛の結晶

備長炭や、歴史的なまち並みで知られる室戸市吉良川町。
吉良川にはふたつの川が流れている。
西の川と東の川と呼ばれ、名前の通りそれぞれが吉良川の西と東を走り海へ行く。
かつて台風の時には氾濫をし、道路を寸断して孤立集落をつくったこともあるという
やんちゃな川だが、その美しい水質は、室戸の豊かな生態系と農業を始めとした
基幹産業を支えている。

その東の川の再奥にあるのが日南(ひなた)集落。携帯の電波も入らない秘境である。
荒々しい波が打ち寄せる沿岸部とはまったく違って、山の裾野でのどかな田園風景が広がる。
このあたりはシキビ(シキミ・墓前に供える木)の組合があるそうで、
言われてみるとそこここにシキビの木が植わっているのが見える。
東の川のほとりにポツポツと立つ民家と、果てしない田園風景。
“ひなた”という名前にふさわしい、穏やかであたたかな雰囲気が集落全体から伝わって来る。

その日南で、伝統的な製法で黒糖をつくっているのが山川ご夫妻だ。
ベニヤでつくられた手づくり感のある製糖小屋に入ると、
朝の日の光と、小屋の中に6つある巨大な桶から立ち上る湯気が、
それはそれは幻想的な雰囲気をつくり出していた。

山川ご夫妻の製糖小屋。旦那さんであるテツオさんが材料を集めてご自身でつくった。

2メートルはあろうかというひしゃくを動かす手を止めて出迎えてくれたのがテツオさん。
奥さんのユリエさんと共に、毎年サトウキビを植え、収穫し、そしてこの製糖の日を迎える。
笑顔に人柄が滲み出るおふたりに、黒糖のつくり方を教わった。

妻のユリコさん。後ろにあるサトウキビはすべてふたりが種まきから収穫までを担ったもの。

ユリエさんの後ろに並ぶサトウキビは、すべて自分の手で植え、収穫したものだ。
よく見ると、長いサトウキビと短いサトウキビがある。

「長いのは海岸沿いの、高岡っちゅう集落に植えたやつ。あそこは日が昇ってから、
夕日が沈むまでずっと日が照っちゅうでしょう。
おかげに潮風も強いき、サトウキビが強くなろうとして太るのんかしら。
日南は奥やきね、日が短い分、あんまり長くならんのよ」

サトウキビを絞る。時には地域おこし協力隊など地元の人が手伝ってくれる。

バボボボボボ、と煙を上げだしたのが、数十年前の動力エンジン。
このエンジンの力で、サトウキビの圧搾機を動かす。
左側から機械にサトウキビを押し込む。
そうすると、強い力でプレスされてぺっちゃんこにされたサトウキビが右側から出てくる。
押し潰して絞り汁を下からジャージャー出すという仕組みだ。

動力エンジン。「もう古いき、気分屋さんでねえ。なかなか動いてくれんときもあるがよ」とユリエさんは言う。

この作業、簡単そうに見えて、意外と骨が折れる。
サトウキビ1本は、重いものだと2キロほどある。
加えて、圧搾機への入り口はなかなか狭く、力を入れて押し込まなければいけない。
サトウキビを押し込むテツオさんとユリエさんの口からは、
力んだ時に出る「ムッ」という息が漏れる。

東京で出逢う小さな鳥取。 大人気イベント 〈co-tori(コトリ)〉 今年も開催

鳥取の手仕事と旬の食材を、
東京・中目黒を街歩きしながら楽しむことができる
イベント、〈co-tori(コトリ)〉が今年もやってきます!

4年目となる今年は、2016年2月27日(土)から幕開け。
2月27日(土)~3月6日(日)まで、器と道具のショップ〈SML〉にて
陶器、和紙、型染め、鋼など鳥取の多彩な手仕事を紹介する
〈TOTTORI craft〉展を開催。
3月2日(水)・3日(木)の夜には、中目黒界隈の飲食店6店舗で
鳥取の日本酒と食材を楽しめる呑み歩き食べ歩きイベント〈co-tori BAL〉を行います。

昨年の会場

〈TOTTORI craft〉展に参加するのは、
牧谷窯、山根窯、福光焼、因州中井窯、
大因州製紙協業組合、延興寺窯、
吉田璋也デザイン ナイフ、山口邦子らの作家たち。

鳥取は民藝運動家 吉田璋也により民藝の思想が実践された地。
現在も「用の美」の精神と過去の技術に学びながらも、
今の時代にあったものづくりの姿勢が根付いているんです。
そんな鳥取の精神を感じることができる展示です。

そして大人気の〈co-tori BAL〉(コトリバル)。
3月2日(水)・3日(木)の二日間限定で、
18:00〜23:00(受付 21:30まで)にわたり、
鳥取の日本酒と食材を楽しむことができる呑み歩き&食べ歩きイベントです。

まずは、co-toriのメイン会場〈SML〉で参加費2500円を支払い、
登録を行ってイベントがスタート。
参加者の方には鳥取の窯元で作られたぐい呑みをプレゼントします。

めぐるお店は中目黒界隈の6店舗。
〈cafe RED BOOK〉、〈Malmö〉 、〈SOAKS〉、
〈nakameguro 燻製 apartment〉、〈バール・デルソーレ〉、
〈stove〉などいずれも個性的でおいしく、くつろげるお店ばかり。

各店舗がco-toriに合わせて用意した
鳥取食材を用いた限定メニューを注文すると、
鳥取産の地酒が1ドリンク無料でお楽しみいただけます。
全店舗を1日で回るもよし、2日間かけて回るもよし。
ぐい呑み片手に、夜の中目黒で鳥取を満喫してはいかが?

知られざる愛媛県の銘産 中山栗のおいしさを生かした 〈アステリスク〉のモンブラン

中山栗のおいしさを活かす〈モンブラン・クレメ〉の秘密

柑橘類、柿、イチゴ、キウイ……さまざまな愛媛の銘産をこれまで紹介してきましたが、
実は栗も愛媛の銘産のひとつ。愛媛県ならではの日照時間の長さと水はけの良い土壌は、
上質な栗を育てるのにも適しているのです。
今回は愛媛県の山間部、伊予市中山町で育てられた
中山栗のおいしさを楽しめるスイーツをご紹介。

2年に1度アメリカで開催されている製菓の国際コンクール〈WPTC〉をはじめ、
数々の世界大会での受賞歴を持つ和泉光一さん。
そんな彼がオーナーシェフを務めるのが東京・代々木上原に店舗を構える〈アステリスク〉。
中山栗が使われているのは2012年の開店以来、
お店の人気商品であり続けている〈モンブラン・クレメ〉です。

まず目を引かれるのが、この〈モンブラン・クレメ〉の高さ。
「9センチくらいあるんじゃないかな? お店の箱の高さのマックスが9センチなので、
これ以上高くすると箱の天井に当たってしまうんですよ」と和泉さん。
「かなりの量の栗を使っていますね。
つくるときは“(栗の)グラムは計るな”って言っています(笑)。
個人店では都内で一番、栗のペーストを使っているでしょうね」

ほかの生洋菓子と並ぶと、その高さが一層際立ちます。

抹茶や餡など、安易に和の素材を使わないというポリシーを持つ和泉さん。
和栗を使った〈モンブラン・クレメ〉のレシピの研究と開発には
相当な時間をかけたのだそう。

「モンブランのフランスのスタイルは確立されたもので、
甘いメレンゲにちょっとバニラの効いたマロンペーストをしぼって……と、
すごく一個で完成されているんです。
海外の栗と和栗とでは香りも違うので、
それをそっくり和栗に置き換えるのは“ちょっと違うな”と僕は思って。
メレンゲベースにする方は、
お砂糖をあまり入れない軽いシャンティ(甘みを加えた生クリーム)をしぼって、
上に濃い味を持ってくるんですけど、和栗だとどうしても風味のパンチが弱いんですよ」
と和泉さん。
「そこで脂肪分の軽い生クリームをあえて使わず、
脂肪分38%くらいの生クリームにお砂糖と、
もともとちょっと甘みのあるマスカルポーネチーズを加えたんです。
このシャンティをしぼることによってクリーミーさをアップさせたので、
“クリーミーな”という意味の〈クレメ〉を名前につけました」

生洋菓子だけでなく焼菓子、チョコレート、コンフィチュールなども並ぶ店内。そのどれもが芸術品のような美しさ……!

こう聞くと、食べ終えた後に胃が重くならいかと心配になる人もいるかもしれませんが、
その心配はまったくもってご無用。ほくほくとした和栗のペーストとクリーム、
そして土台のサクサクした香ばしいメレンゲがあわさった瞬間、
口の中に広がるのは実に程よい甘さ。クリームの口溶けの良さも手伝って、
食べる手がついついとまらなくなるおいしさなのです。

「メレンゲも普通は乾燥焼きさせるんですけど、
日本人はメレンゲの甘さが得意じゃないと思うんですよ。
なので高温の120℃でメレンゲを焼ききって、
中のお砂糖をキャラメリゼ(カラメル化)するんです。だからあまり甘みがない。
あと、ヨーロッパの栗が持つスモーキーな香りが、
メレンゲの中から出てくるようなバランスにしました」

外からも厨房の中がうかがえるスタイルに、お店としての誠実さを感じます。

ただおいしいものを組み合わせるのではなく、
口にしたときの味わいを徹底的に考えて誕生した和泉さんの〈モンブラン・クレメ〉。
開店まもないころに、新聞社で行われたモンブラン調査では見事一位を獲得し、
瞬く間に話題の存在に。
そして今でも〈アステリスク〉のトップセールスをほこる存在なのだそう。

モンブラン好きのみならず、スイーツ好きの心もわしづかみにする
〈モンブラン・クレメ〉。
その素材に愛媛県産の中山栗が使われるようになったのは、
レシピとの相性の良さだけではなく、ひとつのストーリーがありました。

富山の選りすぐりが 代官山T‐SITEに集結! 〈富山マーケット in 代官山2016 〉

富山の名物といえばなんでしょう?
ます寿しに地酒、高岡漆器などの伝統工芸品や
お土産ブランドなどなど、厳選した富山コンテンツを紹介するイベント
〈富山マーケットin代官山2016 ~大人の遊び、33の富山旅。~〉が
2016年2月20日(土)と21日(日)の2日間、
東京・代官山T‐SITE GARDEN GALLERYにて開催されます。

富山県観光連盟と県内14市町が参加する、
春の旅行シーズンに向けての観光PRイベントです。

生産者、卸売・小売業者が直接販売

まずはおいしいもの。
富山名物の〈ます寿司〉は、大正12年創業の老舗ます寿し店、川上鱒寿し店より。
肉厚でふんわりジューシーな仕上げ、柔らかな食感とさっぱりした味に定評ありです。
ます寿し1段は1,400円 。

そして富山の地酒は、〈北陸酒販〉から。
全国平均2割という酒造好適米の使用割合が、北陸酒販ではなんと8割。
立山連峰の恵み名水で醸す自慢の地酒です。
200~300円で有料試飲が出来るほか、ボトル販売も行います。

そして全国から集まる良質の牡蠣を
富山湾・入善町の沖合より取水する海洋深層水で浄化し、
安全性を高め栄養価を保持した〈深層水仕立て牡蠣〉。
それにマリアージュするのは、セイズファームの希少な氷見産ワインです。

続いては富山のいいものセレクト。
ブランディングされた伝統工芸品やお土産ブランドなど。
2頭の蚕が1つの繭玉をつくり出す“しけ絹”から考案された
〈ヨナハスストール〉や、
世界遺産〈五箇山〉で作られる強靭な和紙で作られた
〈FIVEカードケース〉。

ガラスのまち、富山市の〈富山ガラス工房〉で作られた
手のひらサイズの蕎麦猪口〈CHOCO(ちょこ)〉、
富山のあたらしいお土産シリーズ〈幸の小分け〉や
〈べつばら富山〉など、経済産業省が全国47都道府県より認定した〈The Wonder 500™〉
にも選ばれた商品が数多くならびます。

コーヒーの映画と 人気コーヒー店を 〈元・立誠小学校〉で楽しむ休日。 〈京都 珈琲マルシェ〉

ただいま京都木屋町の〈立誠シネマプロジェクト〉にて
上映中の映画、〈A Film About Coffee〉。
“サードウェーブ”など、世界を席巻するコーヒーカルチャーの
新潮流を描いたこのドキュメンタリー映画にちなんだ
イベント〈京都 珈琲マルシェ〉が、2016年2月20日(土)に開催されます。

会場は、〈立誠シネマプロジェクト〉がある〈元・立誠小学校〉の1階にある、
もともとは職員室だった場所をカフェとして運営している〈Traveling Coffee〉。
人気のコーヒーショップを集めた、一日限りのイベントです。

会場となる元・立誠小学校

参加コーヒーショップは、
“世界最高水準のコーヒーの街”ことノルウェーの首都、
オスロに本店を構える〈Fuglen Tokyo〉、
スペシャルティコーヒーを自家焙煎している名古屋の
人気コーヒーショップ〈TRUNK COFFEE〉、
アメリカ西海岸のコーヒー新潮流を代表するひとつの〈Fourbarrel Coffee〉
を日本で初めて扱う〈MERRY TIME〉、
大阪で若者から大人気の〈LiLo Coffee Roasters〉ら、個性豊かな5店舗。

5種類の豊かな味の違いを楽しめる、
飲みくらべチケットも販売されます!
チケットのお値段は1200円。購入者には、映画割引券をプレゼント。
コーヒーの奥深い世界を、ぜひ体験してみてはいかが?

春はすぐそこ! 芽吹いたばかりの 緑の味わいを軽井沢 〈ホテルブレストンコート〉で

軽井沢の美しい自然に囲まれた〈ホテルブレストンコート〉。
1964年にオープンし、多くの著名人や文化人を迎えてきた
リゾートホテルです。

客室は全て独立型のコテージタイプ。
信州の素材をふんだんに取り入れたニッポンのフレンチを
提供するフランス料理の〈Yukawatan〉や、
信州サーモンや信州の野菜を使った手軽なダイニング〈村民食堂〉などの
おいしいレストランがホテル内にあるほか、
信州の豊かな食材の魅力を発信するイベント〈軽井沢ガストロノミーサロン〉
なども開催しています。

そんな、信州の食にこだわる〈ホテルブレストンコート〉から、
春の芽吹きを感じる期間限定宿泊プラン〈軽井沢スプラウト ステイ〉が登場。
4月1日~5月31日の期間限定で、
芽吹いたばかりの緑(スプラウト)を存分に味わうプランです。

芽吹きを五感で味わうアフタヌーンティー

まずこちらは、ホテルにご到着した昼下がりに提供される
アフタヌーンティー。
アイスクリームを添えたフキノトウのパイに、
春の風味が香るあたたかなキッシュ、
そして信州の山野草をアクセントにした小菓子。
かわいらしく美味しそう! 
大きな窓から美しい自然を望むラウンジで、
ゆっくりした時間を過ごせます。

日本生まれの カレーパンが100種以上! 〈カレーパン博覧会2016〉開催

日本で生まれ、愛され続けてきた、カレーパン。
大人もこどももみんな大好きな国民食、カレーパンの祭典
〈カレーパン博覧会2016〉が、2016年3月6日(日)11:00より
東京・二子玉川の〈iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ〉にて開催されます。
なんと100種類以上のカレーパンが一堂に集まる、今までにないお祭りです。

主催するのは〈日本カレーパン協会〉。
2013年4月に有志によって設立された、
「カレーパンを通じて地球に住むすべての人を笑顔にする」
ことを目的に活動する団体です。
〈カレーパン検定〉などユニークな取り組みをしています。

〈カレーパン博覧会2016〉の会場に並ぶのは、
日本カレーパン協会が全国津々浦々から厳選したカレーパン111種類!

カレーパンの人気投票「カレーパン総選挙」で
“クイーンオブカレーパン”を受賞した〈パンメゾン もあ〉や
〈ブーランジェリーボヌール三軒茶屋〉、
〈ベッカライ徳太朗〉などの受賞カレーパンのほか、
食べやすいフルーティで甘口のカレーパン、
数種類のスパイスが香る本格的なカレーパンなどなど、
その多様さに驚きです!

〈金運のあんもち雑煮〉 あんこ入りの丸餅に甘い白味噌! 香川の雑煮、 お取り寄せ開始

全国津々浦々、ご当地のレシピがある雑煮。
なかでも香川県のお雑煮は、
いりこ(煮干し)を使った出汁をベースに、
甘い白味噌で味を整え、
中に黒餡が入った“あん餅”を入れるという変わり種! 
そんな讃岐のお雑煮が、ネット通販出来るようになりました。

白味噌の雑煮出汁と、あんこ入りの餅がセットになった
金運のあんもち雑煮〉が、
香川県観音寺市で創業134年の老舗、藤田株式会社より発売中です。
お値段は2食入りで1080円(税込)。

セットに入っているのは、あんもち雑煮のだしと、あんもち。
このだしは、伊吹島の沖合で捕れた
カタクチイワシによる〈伊吹いりこ〉を贅沢に使い、
白味噌と合わせて化学調味料・保存料を
一切使わず仕上げたオリジナルです。

香川の珍しいお雑煮はこれまでたくさんのメディアで
取り上げられてきましたが、
基本的にお雑煮は家庭料理なので、
県内でも1年を通じてお雑煮を食べる機会は少ないもの。
それがお土産として販売されるということで、
県外の方にも広く楽しんでもらえるメニューになりそうです。

ちなみに観音寺市の洋菓子店〈パティスリーブラン〉では、
あん餅雑煮と一緒に開発された新メニュー〈あん餅雑煮プリン〉も
販売されているのだそう。
こちらは店頭販売のみで、お取り寄せはできません。

あん餅雑煮プリン

二晩限りのプレミアムな 野外レストラン、尾道へ! 〈DINING OUT ONOMICHI with LEXUS〉

食を通じた地域振興プロジェクト〈DINING OUT(ダイニングアウト)〉。
現在、東京・虎ノ門ホテル〈アンダーズ 東京〉でも
スペシャルメニューを提供しているこのプロジェクトの第8弾、
〈DINING OUT ONOMICHI with LEXUS〉が
2016年3月26日(土)と27日(日)の二日間にわたり開催されます。

野外レストランの舞台となる浄土寺

今回選ばれたのは、広島県尾道。
尾道市にある、日本国宝にもなっている最古の寺〈浄土寺〉にて、
世界最速でミシュランを獲得したレストラン〈TIRPSE〉の仕掛け人、
大橋直誉さんがプロデュースする、プレミアムな野外レストランをオープンします。
参加費はダイニング・アウトの参加と1泊朝食付で10万7000円から、
限定60名というプレミアムなイベントです。

地元の生産者と交流する大橋氏

前回実施した有田では、トップシェフのアンドレ・チャンが、
この日のために全てオリジナルで制作された有田焼の器に、
佐賀の食材で独自の趣向を凝らした料理を表現した本イベント。

尾道水道

今回舞台となる広島県・尾道市は、
まち全体が日本遺産に認定されているところ。
中世以来、商人の重要な交通路として重宝された〈尾道水道〉、
3つの山からなる〈尾道三山〉に囲まれ、
尾道水道によって集積した人やもの・文化を外部から
受け入れて融合しながら発展してきました。

この“フュージョン”ともいえるあり方を尾道の“DNA”としてとらえ、
尾道で最も古い浄土寺にて、“最先端のフュージョン”を表現する、というのが
今回のコンセプトなんです。
そのため、今回はじめて、シェフではなくレストラン・プロデューサーが手がけることに。
大橋直誉さんが異なるジャンルのシェフたちを集めてコース料理をプロデュースし、
さらにホスト役として東洋文化研究家のアレックス・カーさんを迎え、
ともに尾道の歴史を紐解いていきます。

福井のおいしいお米製! ビーガンも安心の グルテンフリー食品 〈マイセンファインフード〉

福井県鯖江市の〈株式会社マイセンファインフード〉は、
福井で採れるお米を使った、
グルテンフリー・アレルゲンフリーの食品を手がけるメーカー。
“グルテンフリー”とは、小麦粉に含まれる成分“グルテン”が含まれていない
食品のことで、小麦アレルギーを持つ方や、ダイエットに良いと
アメリカで数年前から注目されているんです。

このたび、マイセンファインフードより発売される、
玄米粉を100%使用した〈おいしい玄米パン〉と
〈大豆と玄米のベジフィレ〉、〈大豆と玄米のベジミンチ〉は、
まさにグルテンフリーなアイテム。
さらに肉、卵、乳製品、白砂糖、アルコール類をも含んでいないので、
ベジタリアンやビーガン、マクロビオティックの方にとってもうれしい食品です。
原料になっているお米は、福井県で微生物自然農法によって育てられ、
自然乾燥でじっくり乾燥させたもの。
お米本来のうまみや滋養成分がたっぷり含まれています。

各648円(税抜)/1斤

まずこちらは、玄米粉で作られたトースト専用の〈おいしい玄米パン〉。
一般的な玄米パンの多くは小麦粉が含まれているものですが、
こちらは残留農薬検査をクリアした玄米から作った玄米粉を100%使用。
トースト専用なのは、お米で出来ているから。
冷めたご飯を温めるようにトーストすることで、外はカリカリ、
中はモチモチになっちゃいます。
お値段は1斤648円(税抜)です。