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Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
全国津々浦々、ご当地のレシピがある雑煮。
なかでも香川県のお雑煮は、
いりこ(煮干し)を使った出汁をベースに、
甘い白味噌で味を整え、
中に黒餡が入った“あん餅”を入れるという変わり種!
そんな讃岐のお雑煮が、ネット通販出来るようになりました。
白味噌の雑煮出汁と、あんこ入りの餅がセットになった
〈金運のあんもち雑煮〉が、
香川県観音寺市で創業134年の老舗、藤田株式会社より発売中です。
お値段は2食入りで1080円(税込)。
セットに入っているのは、あんもち雑煮のだしと、あんもち。
このだしは、伊吹島の沖合で捕れた
カタクチイワシによる〈伊吹いりこ〉を贅沢に使い、
白味噌と合わせて化学調味料・保存料を
一切使わず仕上げたオリジナルです。
香川の珍しいお雑煮はこれまでたくさんのメディアで
取り上げられてきましたが、
基本的にお雑煮は家庭料理なので、
県内でも1年を通じてお雑煮を食べる機会は少ないもの。
それがお土産として販売されるということで、
県外の方にも広く楽しんでもらえるメニューになりそうです。
ちなみに観音寺市の洋菓子店〈パティスリーブラン〉では、
あん餅雑煮と一緒に開発された新メニュー〈あん餅雑煮プリン〉も
販売されているのだそう。
こちらは店頭販売のみで、お取り寄せはできません。
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ちなみに、通信販売可能な〈金運のあんもち雑煮〉には
寛永通宝が1枚入っています。
これは、観音寺の琴弾公園にある、
寛永通宝を模して作られた大きな砂絵にちなんでのもの。
近年では観音寺市にある宝くじ売り場で、8億円の1等当たりくじが
同じ日に2口販売されたこともあり、
江戸時代から現在まで続く金運の町なんだとか。
そんなことから、本物の寛永通宝をご祈祷してもらって、
もれなくパッケージにセットしています。
アタリが出たら、同宝くじ売り場で発券されたロトくじも
抽選でプレゼントされるのだそう。
いろいろ夢のあるお雑煮です。通信販売はこちらから。
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金運のあんもち雑煮
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