2018年10月20日(土)〜28日(日)、東京・表参道の
スパイラルガーデンにて、Selected Art Fair 2018
〈蒐集衆商(しゅうしゅうしゅうしょう)〉が開催されます。
これは「生活とアートの融合」をテーマに活動するスパイラルが
2017年にスタートさせたアートフェア。

spiral take art collection 2017〈蒐集衆商〉会場風景 撮影 : 吉澤健太

『古高取茶碗』17世紀頃、陶器、W104mm × H 80mm 650,000円(税抜)出展ギャラリー:アルテクラシカ by 石黒ギャラリー
今年は「蒐集する悦び」と「コレクションの魅力」に焦点をあて、
暮らしにとり入れやすい作品をセレクトするそう。
南條史生さんや皆川明さん、遠山正道さんなどの
キュレーターやデザイナー、コレクター、ギャラリーが選んだ
絵画、彫刻、骨董、工芸、家具が展示販売されます。

アルヴァ・アアルト『Armchair 31/42』1930年代 Artek W630 × D770 × H630mm 1,500,000円(税抜)出展ギャラリー:SNORK modern and contemporary
会場は目利きが選んだ作品を紹介する「セレクター エリア」と、
ギャラリーがセレクトした作品を展示販売する
「ギャラリーエリア」のふたつにわかれ、
初めて作品を買う方からコレクターまで楽しめる構成になっています。

手塚愛子『Fragile Surface(daydream)2018-004』unravelled fabric H420 × W280mm
セレクターエリアで作品を紹介するのは、
〈ミナ ペルホネン〉代表/デザイナーの皆川明、
〈エル・デコ〉ブランドディレクターの木田隆子、
〈設計事務所ima〉の小林恭とマナ、
アートプロデューサー/ライターの住吉智恵、
〈スマイルズ〉代表の遠山正道、
〈森美術館〉館長の南條史生、
〈太宰府天満宮〉権宮司の西高辻信宏、
〈matohu(まとう)〉デザイナーの堀畑裕之と関口真希子。
出展作家は、大巻伸嗣、鹿児島睦、金氏徹平、川俣正、
鬼頭健吾、古賀充、曽谷朝絵、ダミアン・ハースト、手塚愛子、
中谷ミチコ、久村卓、前田エマ、三田村光土里、
森本美絵、山口藍、レアンドロ・エルリッヒなどなど。

レアンドロ・エルリッヒ『Frozen Cloud XIII』(2018)MDF、アクリル、塗装 W230 x D325 x H175mm 1,350,000円(税抜) Courtesy of Art Front Gallery セレクター:小林恭+マナ(設計事務所ima)
ミナ ペルホネン代表の皆川明さんがセレクトしたのは、
フィンランドで買いつけたアフガニスタン製のラグ『The Drawing Rug』。
蝶や植物、乗りものなどの手刺繍が施されたラグなのだそうです。ぜひ見てみたいですね!
皆川さんは今回のセレクトについて、次のようにコメントを寄せています。
「アフガニスタンのハンドステッチで描かれたラグは、
あたたかなモチーフとユーモアのある景色がひと針ひと針刺繍されています。
それぞれのモチーフは、刺繍する人の個性が素直に表れている景色で、
空間を和ませてくれます」(皆川さん)
神戸市立兵庫図書館では11月11日(日)〜12月9日(日)、
兵庫と福岡を拠点とする画家・田岡和也氏が折紙と水性マーカーで描いた
兵庫の日常風景計100点の展示が開催されます。
その名も〈兵庫景〉。
今年は見慣れた日常の風景が、豪雨や地震、台風等の天災により
一瞬で変容する光景を目の当たりにする機会が多くありました。
兵庫区は1995年に阪神淡路大震災という大きな災害を経験。
人々が地域で力を合わせ、その場所で生きて過ごしてきた事で、復興を成し遂げ
今の平穏な風景に戻った歴史があります。
〈兵庫景 田岡和也展〉は、見慣れた日常の風景について思いをめぐらせながら、
その何気無い日常こそが宝ものだと感じられる、そんな作品展です。

大八うどん(©kazuya taoka)

焼芋屋(©kazuya taoka)
何気ない日常をポップに切り取る田岡氏は、香川県のこんぴらさんのふもと生まれ。
現在は福岡と兵庫を行ったり来たりの二重生活。
兵庫区は奥様の実家がある場所で、離れてみてその場所のよさを実感中とのこと。

制作中の田岡和也さん。
青森県八戸市南郷地域を舞台とした、
アートプロジェクト〈なんごう小さな芸術祭〉が、10月20日に始動。
展示や公演、ワークショップ、ツアーなど、さまざまなアートプログラムを通じて、
地域の魅力を再発見する、秋の小さな芸術祭です。

里山の自然が残る南郷地域。
かつて「南郷村」だったそのエリアは、2005年に八戸市と合併しました。
八戸市の南側にあり、市のおよそ3分の1を占める広さがあります。
海に面しているため漁業が盛んな八戸市ですが、
それとは対照的に、丘陵地帯にある南郷では、農業が主要産業です。
「ジャズとそばの郷」とも呼ばれ、
来年30周年を迎える〈南郷サマージャズフェスティバル〉や、
そばの名産地として知られています。

南郷アートプロジェクトは、2011年にスタート。
ちょうど、東日本大震災があった年の秋に行われました。
八戸市役所のまちづくり文化推進室の大澤苑美さんは、
立ち上げに携わった一人です。
「南郷の地域資源でアートプロジェクトを立ち上げる、ということが
前年度のうちに決まっていたとはいえ、被災した地域を目の当たりにして、
新たなプロジェクトをスタートすることに、
まったく躊躇がなかったわけではありません」
自粛ムードの漂う世相のなか、プロジェクトの実行に
踏み切ったのには、こんな思いがありました。
「1990年から始まった〈南郷サマージャズフェスティバル〉は、
旧南郷村が主体となり運営してきたイベントです。
そこには、『何もないけど、音出して元気にすっぺ』という
南郷の人々のマインドがありました」
山側に位置する南郷では、震災による津波の被害は及ばなかった場所。
そこで、一刻でも早く“創造的な復興”を目指そうと考えたといいます。
「何もないけど、アートで元気にすっぺ」と。
こうしてスタートした南郷アートプロジェクトも、
今年で8年目を迎えます。
2018年9月、京都・八坂にオープンしたコンセプトストア
〈日東堂(にっとうどう)〉。日本独自の細やかな技術にフォーカスした
日用品や生活道具を取り扱うお店です。

日東堂にあるガラスの和室「美庵」
この日東堂を運営するのは、粘着クリーナー〈コロコロ〉で知られる〈ニトムズ〉。
クリエイティブディレクションを水野学さん(good design company)が手がけています。
築40年の建造物をリノベーションした店舗の一階は、物販スペース。
コロコロをはじめとした4ブランドの製品と共に、
日常を丁寧に支える日本の道具を取り揃えています。
また併設するコーヒースタンド〈KYOTO COFFEE〉は、
フードプロデューサー小川弘純さんの監修の下、
5種類の厳選した豆をブレンドしたオリジナルブレンドをご用意。
ミルクは、京都にあるクローバー牧場が提供する、
牛の飼育管理、搾乳、生乳の処理を一環して行い、
厳しい検査をクリアしたものだけが対象となる特別牛乳を採用しています。
2階は、物品・カフェメニューの購入者に向けた憩いの場。
八坂の塔(法観寺)を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
2018年10月12日(金)、東京・新宿御苑にて、
〈GYOEN NIGHT ART WALK 新宿御苑 夜歩(よあるき)〉が開催されます。
GYOEN NIGHT ART WALK 新宿御苑 夜歩は、
夜の新宿御苑を歩きながら光と音による
さまざまなインスタレーションを体験できるイベント。

参加アーティストの後藤映則さんによる作品(参考作品)。後藤さんは武蔵野美術大学卒業。〈Ars Electronica Festival 2018〉や〈THE ドラえもん展 TOKYO〉などの展覧会に参加されています。
2020年のオリンピック・パラリンピックに向けた
日本文化の発信拠点として、いつもの夜は閉園している
新宿御苑が特別に開放されます。
展示範囲は約2キロ圏内と大規模。
都市のまんなかにありながら、深い木立や広々とした芝生広場を
有する公園内にランドスケープアートが展示され、
これまでにない「夜歩き」が体験できそうです。

Ryo Kishiさんの作品。(参考作品)Kishiさんは2010年東京大学大学院修了。技術やツールにこだわることなく現象に着目した実験製作を行い、ARS ELECTRONICAなど国内外の展示会で作品を発表し文化庁メディア芸術祭新人賞など受賞されています。
空間演出を手がけるのは、さまざまなインスタレーションや
フェスティバル、イベントなどを手がける
〈Rhizomatiks(ライゾマティクス)〉の建築部門
〈Rhizomatiks Architecture(ライゾマティクス・アーキテクチャー)〉。
これまでに〈ミラノ万博〉の展示デザイン部門で金賞を受賞した
ライブパフォーマンスシアターのクリエイティブ・ディレクション(2015)や、
銀座〈メゾンエルメス〉のウィンドウ・ディスプレイ(2016)などを手がけています。
総合プロデューサーは〈一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン〉代表理事
/〈美術出版社〉取締役会長の井上智治さん、
総合ディレクターはクリエイティブ・ディレクター/
〈ライゾマティクス・アーキテクチャー〉代表の齋藤精一さんが務めます。
当日はライゾマティクス・アーキテクチャーによるインスタレーションのほか、
パラスポーツの疑似体験ができる車いすレースのVRや、
若手アーティストによるインスタレーション作品も体験できるそう!
今回は、京丹後市丹後町にある食堂〈レストこのしろ〉が
地元住民の手によって蘇ったストーリーと、
移住者のご夫婦が自ら住まいづくりにチャレンジした
DIYリノベーションのケーススタディをお届けします。
〈レストこのしろ〉は丹後の地元の人に愛されている定食屋さんです。
京都の最北端に位置し、海が一望できる大変魅力的なローケーションにあります。

丹後松島。周りには青い海と青い空と山が広がり、自然豊かな環境。
オーナーはIターン移住者である山本ユミさんと、京丹後市出身の平井宏明さんです。

〈レストこのしろ〉オーナーの山本ユミさんと平井宏明さん。
この店のオススメは、海が一望できるカウンター席です。
6席しかないのでいつも人気で、
カウンターに座ることができたらとてもラッキーな気分になります。
お店の出入り口には、地域の特産物コーナーも設けられています。
お店で使用される食材も地元のものを積極的に採用している、地域に密着したお店です。
営業は、金・土・日・月曜日の週末を中心に行い、
大人数での貸切を受け入れたり、音楽ライブなどのイベントを行ったりと、
場の提供も含めて精力的に運営されています。
また、地域のお弁当の配食サービスも行っており、
いまや丹後町に欠かせない存在になりつつあります。

6月の日・月曜日 4:30~7:00限定「朝陽モーニング」 で見られる景色は最高です。
もうひとつ忘れてはならないのが、レストこのしろのモーニングです。
海が見える丹後ならではの「朝陽モーニング」として、
6月限定で早朝の4時30分から開店しており、
日本海から上がってくる日の出を見ながら、最高の朝ごはんを食べることができます。
近くには、日本の棚田百選に選ばれた「袖志の棚田」があり、
2016年11月に行った「袖志の棚田米をみんなで食べる会」 では、
袖志の棚田の新米と羽釜で炊いたお米を提供して、
多くの方がおいしいお米を食べにレストこのしろを訪れました。
そんな地域に愛されているレストこのしろですが、
リノベーションする前の2016年12月には閉店の話が出ていました。
以前は地元のおばちゃんたちが運営するレストランであり、
現在と同様、地域に愛されるお店でした。

前オーナーが2016年12月に引退されることが決まっており、
一時はお店を閉める方向に話が進んでいました。
僕も含めて、地元の人々はレストこのしろがなくなることが
とても残念だと思っていました。
そんなとき、当時レストこのしろで働いていた、現オーナーの山本ユミさんが、
寂しがる地元の方たちを見て、この場所がなくなることはもったいないと思い、
前オーナーさんからお店を引き継ぐ決意をされました。
そして、いままでのように地域に愛される雰囲気を残しながらも、
自分たちらしい営業スタイルにチャレンジしたいとリニューアルオープンを計画し、
〈blueto〉がその相談を受けさせていただいたのです。
いま全国で空き家が問題になっていますが、学校もしかり。
現在、毎年500ものペースで廃校が増えているそうです。
一方で、廃校を再生させ、カフェやシェアオフィスなどに活用するなど、
全国でさまざまな試みがなされています。
そんな廃校再生のストーリーが1冊の本になりました。
それが『廃校再生ストーリーズ』(美術出版社)。

この本では章ごとに、
起業家たちが集い、ものづくりの拠点となった「創る場所になった廃校」、
新しい学びの場に生まれ変わった「もう一度、学び舎になった廃校」、
道の駅や水族館など「町の新名所になった廃校」、
地場産業や地域活性の拠点「地域の資源を生かした廃校」、
そして病院や老人ホームなど「暮らしの一部になった廃校」を取材して紹介。

そのほか、〈Open A〉代表で〈公共R不動産〉ディレクターの馬場正尊さんや、
映画監督の河瀬直美さん、デザイナーのナガオカケンメイさんの
コラムも収録されています。

以前、コロカルでも紹介した、徳島県三好市の〈ハレとケデザイン舎〉も紹介されています。
「鉄工島FES 2017 PBC Live」(c) 鈴木雄介
東京ベイゾーン・羽田空港の対岸たった100mにある人工島・京浜島。
ここには、世界的にも貴重な技術をもった鉄工所や職人が集まっています。
この島を舞台にした〈鉄工島 FES 2018〉が今年も開催!
2018年11月4日(日)の昼夜にわたり、音楽とアートの祭典が繰り広げられます。

「鉄工島FES 2017 Art 藤元明」(c) 越間有紀子
京浜島は、大田区のモノづくりの最前線。
現役で稼働する鉄工所を舞台に、“工場 × アーティスト” をテーマとして、
多種多様なジャンルのライブやアート展示が展開されます。
2016年京浜島に誕生した滞在制作型アートファクトリー〈BUCKLE KÔBÔ〉をハブに、
京浜島内を回遊しながらサーキット形式で楽しめるイベントです。

「鉄工島FES 2017 メインゲート」(c) 鈴木雄介

「鉄工島FES 2017 Art SCENERY_SHUHALLY 松村宗亮」(c) 鈴木雄介
ものづくりの未来を鉄工所から考える「ラウンドテーブル」や、
京浜島の職人の表情を映し出す「鉄工島ポートレートセッション」、
「都市防災ブートキャンプ」などのプログラムを実施予定です。
イラストレーター/紙版画作家の坂本千明さんの
絵本デビュー作となる絵本『おべんとう たべたいな』が、
2018年9月14日(金)に発売されます。
定番のおかずから、なつかしいおかずまで、いろいろ登場。
おこさんに、料理することや、材料、道具にも興味を持ってもらえそうな絵本です。
「おこめと のりで なにできる?」
「ウインナーに きりこみ いれたら なにできる?」
というように、ページをめくるたびに
おべんとうのおかずが、どんどんできあがっていくこの絵本。
「あのページの唐揚げが食べた〜い!」とか
「今晩、アスパラのベーコン巻き、作ってあげるね」
なんて会話が、親子で会話が弾みそうです。



『おべんとう たべたいな』より
この本が作られるきっかけは、坂本千明さんのおべんとうの絵に一目惚れした編集者が、
幼児向けのおべんとう絵本を作りたいと、熱心に口説き落としたのが始まりだとか。
坂本さんはどんな風に作画しようか悩んだそうですが、その制作過程で、
子どもに限らずどんな世代が見ても「おいしそう」と感じてもらえるものを、
と考え方をチェンジ。紙版画でどこまで表現できるか挑戦するつもりで、
自分自身が食べたいと思ったものを、とことん描きこんだのだそうです。
普段何気なく目にしている路線図ですが、
よ〜く見ると、いろんなデザインがあっておもしろいんです!
そんな路線図を眺めて、ただ「いいねえ」と楽しむ
書籍『たのしい路線図』が発売されました!

見慣れた人にはおなじみの路線図ですが、いろいろな路線図をあらためて見てみるのもおもしろい。
以前コロカルでも、『デイリーポータルZ』とのコラボで
路線図の投稿企画を展開したことがありますが、
その企画でも活躍した路線図ファンの井上マサキさんと
ライターの西村まさゆきさんが著者の本なのです。
『たのしい路線図』には、著名デザイナーが手がけたものから、
駅員さんの手づくり路線図まで、井上さんと西村さんが集めた、
日本全国の鉄道路線図を約200点収録!
いつのまにか、“路線図愛”が目を覚ますかも!?



全国各地、いろいろなデザインの路線図を掲載。
「世界の路線図を変えたロンドン地下鉄」や、
「東京の地下鉄路線図が今のカタチになるまで」などの歴史。
路線図鑑賞のポイントや、全国の地下鉄路線、路線図のユニバーサルデザイン、
駅員さんによる「DIY路線図」などを収録。
都営大江戸線の路線図を丸くした人こと、
グラフィックデザイナーの大西幹治さんのインタビューなども。
レアな路線図グッズも紹介されています。
2018年6月30日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が、
世界文化遺産に登録されました。
キリスト教禁教下でも信仰を守り続けた、潜伏キリシタンの伝統のあかしとなる遺産群。
その構成資産のひとつが、長崎県佐世保市にある「黒島の集落」です。
今なお、島民の約8割がカトリック信者であり、美しき祈りの場〈黒島天主堂〉は、
漫画/映画『坂道のアポロン』でも重要なシーンを彩りました。
そんな黒島に息づく信仰の歴史や人々の営みにふれ、心を洗う旅へ。
黒島を含む九十九島の大自然や、軍港のある港町・佐世保ならではの楽しみもご案内します。
船の旅は、それだけで心踊るものです。
佐世保市の相浦桟橋から「フェリーくろしま」に乗って約50分、いざ黒島へ。
船内には、黒島天主堂を思わせるステンドグラス風の意匠がほどこされ、
遠い祈りの島へやってきたのだと、いよいよ気持ちが高まってきます。

西海国立公園に指定されている大小208の島しょ群「九十九島(くじゅうくしま)」の中で、最も大きな島である黒島。豊かな自然に恵まれ、樹木に黒々と覆われた姿から「黒島」の名になったという説も。
黒島は1周12.5キロほど、
小さな島ながらも湧き水や肥沃な赤土に恵まれ、半農半漁で生活してきた島です。
最盛期には2000人以上が暮らしていましたが、現在の人口は400人余り。
その約8割がカトリック信者であり、
島のシンボル、大切な祈りの場となっているのが黒島天主堂です。

黒島港から約1.5キロ、島の中心近くにたたずむ黒島天主堂。
黒島天主堂が、なぜこれほどまでに、訪れる人々の胸を深く打ち、心を魅了するのか……。
その理由は、苦難を乗り越えて信仰を復活させた人々の物語にあります。
潜伏キリシタンについて、誰しも一度は、日本史の授業で耳にしたことがあるでしょう。
16世紀半ば、日本にキリスト教が伝来した当初、
長崎や天草地方の大名たちは、南蛮貿易がもたらす利益に目を向けて、次々と改宗。
「キリシタン大名」を名乗り、その領民たちもほとんどがキリシタンとなりました。
ところが、天下統一を目指す豊臣秀吉は、
信徒たちの強い結束に次第に脅威を感じるようになり、
1587年に伴天連(バテレン)追放令を発布。
続く江戸幕府は、当初キリスト教を黙認していたものの、
やがて不信を募らせ、1614年に禁教令を発布。
1614年にはついに宣教師が国外に追放され、厳しい取り締まりと弾圧の時代が始まったのです。
以後、長崎と天草地方の信徒たちは、
宣教師の不在や、「崩れ」と呼ばれる幾多の大規模なキリシタン摘発事件にも屈せず、
約250年もの長期間にわたり、潜伏キリシタンとして信仰を守り続けます。
その中には、少しでも安心して信仰を守り続けられる地を求め、
離島などへ移住した人々も多く、黒島もそのひとつでした。

天主堂に掲げられている十字架や御像の数々は、天主堂建設を率いたマルマン神父が、海外から黒島の信徒のために持ち込んだもの。「マルマン神父さまはこれらの御像を通し、黒島の人々の苦しみに寄り添う想いを伝えたかったのではないでしょうか」と、大山司祭。
時は下って幕末、西欧諸国から次々と開国を迫られた江戸幕府は、
ついに鎖国を解き、下田や函館、長崎を開港しました。
そして1865年、長崎の居留地に住む西洋人のために〈大浦天主堂〉が建立されると、
潜伏キリシタンのひとりの女性が、フランス人司祭に信仰を告白します。
「ワレラノムネ アナタノムネトオナジ」
もうキリシタンはいないと思われていた日本で、
いまだ、信仰を守る人々が潜伏していると知った司祭たちは衝撃を受けました。
禁教令から2世紀もの時を超えて起こった、奇跡の「信徒発見」。
このできごとは、黒島で潜伏中だった信徒たちの耳にも届きました。
そして、1865年5月、黒島の出口大吉親子をはじめとする20人の代表者が、
夜の闇に紛れて、命がけで大浦へと渡り、
黒島に600名の潜伏キリシタンがいることを伝えたといいます。
その後もたびたび長崎へ出向き、教えを受けた出口大吉は、
洗礼を授ける資格を得て、黒島の信仰復活に尽力しました。

黒島の信仰復活に尽くし、「ひらとの使徒」と言われる出口大吉。1872年、外国人神父が禁教令
下の黒島を訪れ、出口家で初めてミサが行われました。出口家の跡地には現在、「信仰復活の地」の記念碑が建っています。
アンティーク好き待望のイベント
〈from West 〜人とモノが集う場所〜〉(以下、from West)が、
2018年9月29日(土)・30日(日)に岡山のRSKバラ園で開催します。

会場へのアクセスは車での来場がオススメ。
今年で3回目となる〈from West〉は
味わいのあるアンティーク品をコレクションした、中四国最大規模の蚤の市です。
岡山はもちろん、日本全国からアンティークショップやクラフト作家、
飲食店など、約100店舗が出店。
一生モノの掘り出し物をゲットすべく、朝早くから多くのひとが訪れるイベントです。

お店によって、アンティークのタイプはさまざま。状態も自分の目で確かめられるのがいいところ。
この市が特に「アンティーク」にこだわっているのは、楽しみ方が幅広いから。
使い方を考えるワクワク感、今あるものと組み合わせるケミストリー、
そしてモノの歴史をたどり想像する面白さ。
そうしたアンティークの楽しみ方を知ってほしいという思いが、
この蚤の市にはあふれています。
米どころ・新潟。そのなかでも、新潟市最大の農地面積を誇る
西蒲区を舞台に、稲わらでつくった巨大なオブジェを展示するイベント
〈わらアートまつり〉が2018年8月26日(日)に開催されます!
武蔵野美術大学の学生と地域の方々のコラボレーションによって作られる、
毎年大人気のイベントです。

2017年の作品「ライオン」

こちらは「ウシ」。躍動感がすごい……!!
昨年は9月2日、3日に開催され、「10×獣」をテーマにした5作品が完成。
過去最大級の大型作品「ライオン」の展示など、来場者を驚かせました。
今年は、武蔵野美術大学の学生39名が
区内に一週間滞在しながら、新潟市民と協働で作り上げます。
細部までこだわり抜いた作品が作れるのも、美大の学生ならでは。
リアリティのある作品を作るために、稲わら以外にも竹や麦わら帽子など、
様々な材料を使ってアイデアを出し合いながら完成させます。
こんにちは。京都府の京丹後市にて、建築設計やリノベーション、
空き家の活用などを行っている〈blueto建築士事務所〉の吉岡大です。
vol.2では、僕がサラリーマン時代に始めた空き家活用の事例として
〈桃山ノイエ〉と〈島津ノテラス〉を紹介しました。
この2軒を経て、空き家が移住者の受け皿として非常に有効なことがわかりました。
今回は空き家活用の続編として、〈甲山ノイエ〉と
〈島津ノイエ〉のリノベーションをお伝えします。
リノベに適した空き家を見極めるチェックポイントや具体的なDIYの方法、
そして物件が持つ100年越しのストーリーを引き継ぎ、
移住者が丹後で活躍できる場となった経緯をご紹介していきます。
2016年の冬、10年間空き家だった物件と出会いました。
初めて中に入ると動物の糞や蛇の抜け殻などがあり、
普通の人なら絶対に住むことができないだろうと思うような物件でした。
所有者さんはある日突然この空き家を相続されましたが、都会に住んでおり
メンテナンスになかなか来られないため、手放したいとのことでした。
見た目はボロボロで、誰もが嫌がる空き家でしたが、
僕にはこの家がとても魅力的に思えました。

〈甲山ノイエ〉ビフォー。
空き家見学でいつも注意していることが大きくふたつあり、
このふたつが揃っていると、おおよその空き家は再生可能です。
ひとつ目は、屋根がしっかりとしていること。
今回の物件では、築年数は50年以上でしたが、屋根瓦は新しく、
比較的最近に瓦の取り替え工事を行ったと聞いて安心しました。
ふたつ目は、柱や梁や基礎といった構造材の歪みが少ないこと。
構造材は人間でいうところの背骨のようなもので、一度歪めば修復は困難です。
この物件は床板や畳が白蟻に食べられていましたが、
構造材の柱や梁は地元の山から切り出した貴重な檜や松を使用しており、
白蟻の被害はまったく見受けられませんでした。
青森県八戸市の臨海部にある、大規模な集合工場地帯。
クレーンやプラント、タンクなどが立ち並ぶ圧巻の工業景観の中に、
シンボルともいうべき大きな煙突があります。
2016年に役目を終えてまもなく解体がはじまる、その大煙突に
明かりを灯すアートプロジェクトを開催します。

取り壊しが決まっている、発電所の煙突。
東北初の火力発電所として誕生し、今年60周年を迎える
〈東北電力八戸火力発電所〉。その3号発電機の煙突は
120m の高さを誇り、八戸市の工業地帯において、
長らくシンボル的な存在であると同時に、市内で最も背の高い構造物でもあります。
なくなってしまう「大煙突のある風景」を記憶に残すための
ライトアップイベントを8月17日・18日の2日間に渡り開催します。

先日、説明会も行われました。
企画したのは〈八戸工場大学〉。
工場好きの市民と行政が協働で運営している〈八戸工場大学〉は、
講義、課外活動、サークル活動の3本柱で成り立つプログラム。
今回のアートプロジェクトは、火力発電所との共催で運営します。
プラモ好きにも、文字好きにもたまらない?!
切り離す前のランナー状態では地名を“文字”で表現し、
組み立てるとその土地を象徴する“建物”に変化する組立キット
〈ゴトプラ〉が発売されます。切り離す前も、組み立てた後も楽しい!


〈ゴトプラ〉東京タワー クリアブルー
今回発売された〈ゴトプラ〉は、
東京タワーと大阪城の2種類。お値段はいずれも680円(税別)。
『東京』は組み立てると、全高140mmのなかなかなボリュームの東京タワーに変身!
パーツは15個程度のため、組み立ても簡単です。
カラーはレッド、クリアブルー、蓄光の3種類。
青森県八戸市の中心街に、市民のための
コミュニティ広場〈八戸まちなか広場 マチニワ〉がオープン。
光・風・緑をタイトルした3つの広場と
ステージで区画分けされ、それぞれまたは全体を、
3時間からの時間区分で貸し出します。
小さなお店を出したり、ステージでパフォーマンスを発表したり、
ワークショップを開催したりと、市民のアイデア次第で、活用方法は広がりそう。
広場の中央部にあるのは、シンボルオブジェ「水の樹」。

シンボルオブジェ「水の樹」。パイプと受け皿で樹に見立てた。
これは、松任谷由実やMr.Childrenのアートワークをはじめ、
数々のデザイン、ディレクションなどを手がけてきた
アートディレクターの森本千絵さんが監修したものです。
森本さんは青森県三沢市出身。
2011年、〈八戸ポータルミュージアム はっち〉の
オープニングプロジェクトをきっかけに、八戸とのご縁ができました。

〈八戸ポータルミュージアム はっち〉は、〈マチニワ〉の向かいにある。
〈はっち〉とは、八戸中心街の活性化を願って創られた地域観光交流施設。
このオープニングプロジェクトでは、八戸出身の作家・木村友祐さんと
クリエイティブディレクター・佐藤尚之さん指導のもと、
市民によって市民を取材した文章と、
写真家の梅 佳代さん、浅田政志さん、津藤秀雄さんが、
八戸の人々を撮影した写真を展示する企画展が開催されました。
このトークイベントに、森本さんがプライベートで足を運んだことをきっかけに
〈はっち〉との繋がりができたといいます。
企画展の期間は、2011年2月26日〜3月16日。
東日本大震災のあった3月11日は、まさに写真展の真っ只中だったのです。
そこで、この企画展を記録に残そうと、写真集『八戸レビュウ』を制作。
森本さんに、冊子制作の装丁を依頼することとなりました。
八戸では、震災によって全壊した建物は218棟。
その多くは、魚市場や食品加工場など、沿岸部にあった漁業関連の施設でした。

〈マチニワ〉のロゴも森本千絵さんがデザイン。
青森県南部にある八戸市は、太平洋に面した地の利を生かし、
漁業や工業によって支えられ、発展した街。
かつて、八戸青年会議所の「街の魅力発信委員会」は
「海の樹」という地図を提唱していました。

海からの滋養をもらい、成長する八戸を象徴する絵。
八戸の道路を塗りつぶし、海側を下に向けると、
海に根を張り、栄養を得て育つ、一本の樹のように見えます。
これが、今回の「水の樹」のモチーフとなりました。
震災によって、八戸は津波の被害を受けましたが、
海からの恩恵への感謝は忘れない。
八戸の人たちのそんな気持ちが、「水の樹」には現れているようでした。
今年、編集者である私、水島七恵は、菓子研究家の長田佳子(foodremedies)と
イラストレーターの塩川いづみとともに、〈腑〉(はらわた)というプロジェクトを始めた。
お菓子を食べておいしいと感じる心と絵を見ること、描くことで何かを受け取る心。
その心が交わる場所を、好奇心を持って探求したい。
それも普段の仕事とは違った視点とプロセスをもって、新しい風景のなかに見つけたい。
そんな3人のささやかな想いが〈腑〉を生み、
私たちは食べる・描く・編むをはじめとするさまざまな行為を通して、
心と体の同時性を探求していこうと考えた。

コーヒー染めした布の上に、柿渋液をたっぷり含ませた筆を走らせる。

そんな〈腑〉の始まりの場所は、北海道・洞爺湖町。
きっかけは洞爺湖畔にあるまちの商店、〈toita〉の店主・高野知子さんと
長田の交流だった。
以前〈toita〉で行われたイベントに参加した長田は、洞爺湖のある風景と、
そこで出会った人たちの営みに、感銘を受けていた。
「いづみさんと七恵さんにも洞爺の景色をまず見てほしい」
長田の意思に塩川と私は導かれながら、
「お菓子と絵を通して見えてくる洞爺の景色とは何か」を自然と考えるようになった。
つまり〈腑〉は、洞爺を想う過程で生まれたプロジェクトでもある。

北海道虻田郡洞爺湖町と有珠郡壮瞥町にまたがる洞爺湖には、昔から女神が住んでいるという言い伝えがある。
「最初、〈腑〉のテーマをうかがったとき、
かなり攻めてきたな〜という印象を持ちました(笑)。
けれどもともと私自身が人間の探究に興味を持っていたこともあって、
これはおもしろいことになるんだろうなって。
〈腑〉という名のもと、3人は洞爺湖町という素材を
どのように扱ってテーマに落とし込んでいくのか、非常に興味深く思いました」
当時のことをこう振り返る知子さんは、〈腑〉の心強い伴走者でもある。
知子さんに協力いただきながら、
やがて私たちは『食とドローイング』をテーマにすえて、
洞爺に自生する植物を使った「たたき染め」のワークショップを行いたいと考えた。
それに自生する植物や食材は、お菓子の材料となり、絵の具にもなる。
こうして〈腑〉の初の試みとなる『食とドローイング』が、
5月27日、〈toita〉が運営するイベントスペース〈toitaウラ〉で行われることになった。

春の遅い洞爺湖畔は、5月から6月にかけて植物たちが一斉に茂り出す。
前回は、富山県に移住して、情緒ある漁師町と
そこを流れる内川の昭和レトロな風景に出会い、
空き家だった「六角の家」をリノベーションしようと思った経緯について
お話させていただきました。
今回は、実際にリノベーションに着手して経験したいろいろなこと、
そして建築素人だった僕が学んだ数々の知識や技術的なことについて、
ご紹介していきます。
当時の僕は、建築的な知識がほぼなく、この六角の家は
「古い木造の家」というくらいの認識でした。
古民家の定義もさることながら、町家と長屋の違いもわからないし、
現代的な木造住宅と伝統的な木造住宅がどう違うのかも知りませんでした。
その一方、ロケーションという観点では、全国各地の超過疎地を巡り、
地域活性化のお手伝いをしてきたときの感覚や自分なりの方程式があって、
それが大変役に立ちました。
人通りがあるか、駅に近いか、近くにランドマークがあるか、
などの見方は僕のものさしの中にはありません。
人知れず、毎年春になったらきれいな花を咲かせる山桜のごとく、
当たり前のように日々の暮らしや仕事などの営みを繰り返し、
継承されてきた素朴な生活風景に魅力を感じてしまいます。
僕は、リノベーションという行為が、
地域やそこに暮らす人々との関係にまで影響を及ぼすプロジェクトになってこそ
「リノベーション」なんじゃないかと思い、
当初から建築行為をプロジェクトの中心に置かないようにしようと考えました。
建築にあまり詳しくなかったのが結果的に良かったのだと思います。

前回、この六角の家が建っている三叉路が曳山祭りの見せ場のひとつになっていて、
曳山が角を曲がりやすいように交差点の角が切られているとお伝えしましたが、
これこそが地域との大事な接点だと思いました。
もし六角の家が取り壊されてしまったら、長年続いてきた
「曳山であそこを曲がるのは大変なんだ」という語りぐさがひとつ消えてしまいます。

ここがカフェとして再利用され、毎年、曳山がこの角を曲がるのに苦労する、
曳手は緊張する。そういう様子をカフェの店内から見守る。
そんな場所として地域の営みとつながることができれば最高です。
もうひとつは、ベンガラ色に塗装された屋根つきの木造橋、
「東橋(あづまばし)」が六角の家のすぐ近くにあるというロケーション。
この橋は歩行者専用の小さな橋です。
いまのように改築される以前は、屋根のないシンプルな木造橋でした。
この地域はいまでも銭湯が数軒ありますが、その昔は、
お風呂のある家が少なかったため、もっとたくさんの銭湯があったそうです。
この橋は、銭湯を利用する人が風呂桶を抱えて行き来し、
すれ違いざまに他愛のない会話が繰り広げられた日常使いの通路です。
人の往来は極端に少なくなりましたが、この建物が畳屋だった頃の様子を
語ってくれる先輩方とお会いできるのは、この東橋があるおかげです。

内川には直接面していないけど、三叉路と東橋によって
六角の家がまちとつながっている、そんなロケーションに魅力を感じました。
秋田県内でも最も高齢化と人口減少のすすむ上小阿仁村。
この秋田で一番小さな村が毎年夏に大胆な試みをします。
それが〈かみこあにプロジェクト〉。
今年で7年目を迎えます。

上小阿仁村の八木沢集落の田園。
地域そのものが里山美術空間であるというコンセプトを基に、
村人が中心となり秋田公立美術大学の学生が協力し開催される手づくりの芸術祭です。
多様な人々との交流を図りながら、高齢化、人口減少に立ち向かい、
地域の魅力発信とにぎわい創出を目指します。
2012年に「大地の芸術祭 越後妻有アート トリエンナーレ2012」の
飛び地開催としてスタートし、
7回目を迎える今年は、八木沢会場、沖田面会場、小沢田会場の村内の3つのエリアにおいて
番楽や獅子踊りなどの伝統芸能競演や棚田を舞台にした野外音楽イベント、
廃校した小学校の音楽室でのライブパフォーマンスのほか、
県内外のアーティスト24組による現代アート作品の展示やワークショップが行われます。

木村剛士『alias sculpture』(2017年作品)。

ワークショップ風景。
2017年のかみこあにプロジェクトでは10年前に廃校になった旧沖田面小学校で
15組のアーティストのアート作品が展示されました。
小学校の使われなくなった机を利用した作品や
教室に展示された作品たちが廃校となった小学校に光を差しました。

長門あゆみ『ほころびの部屋』(2017年作品)。

草彅裕『太陽の種』(2017年作品)。
デザイン:dream network activity(香川県)
大人気のマスキングテープ〈mt〉。
岡山城をマスキングテープでラッピングした〈mt art project〉も
大きな話題となりました。コロカルでの紹介記事はこちら。
ただいま、「mtで学ぶ、mtでつながる」マスキングテープ〈mt〉の学校、
〈mt school〉が北陸3県を巡回中!
7月の富山教室を終え、8月2日から14日までは、石川に上陸。
コロカルでもおなじみのイベント『乙女の金沢 春ららら市』を企画・運営する
「乙女の金沢」とのコラボ企画として開催されます!
なかでも目玉企画となるのが、その名も「mt工芸修行」。まさかの「修行」です!!
金沢および石川のさまざまな工芸作家・クリエイターを
「師匠」としてお招きし、1日2修行ずつが行われます。
「creava・藤丸枝里子師匠と取り皿に染付で絵付けしよう」
開催日:8/2(木)、8/7(火)、8/9(木)、8/11(土)
費用:2500円(追加ひとつ1000円/配送の場合は配送料別途)
所要時間:30分~1時間ほど ※随時受付・予約も可

「gris-gris leathers・佐藤晃紀師匠と革を染めてブレスレットを作ろう」
開催日:8/2(木)、8/12(日) 費用:2000円
所要時間:1時間ほど ※随時受付


「ガラス作家・田聡美師匠とガラスとレジンのアクセサリーを作ろう」
開催日:8/3(金)、8/4(土)、8/5(日) 費用:1500円
所要時間:30分ほど ※限定数 ※随時受付

「能登デザイン室・奈良雄一師匠と時計をつくろう」
開催日:8/7(火)PM、8/8(水) 費用:4200円
所要時間:30分~1時間ほど ※随時受付 ※協力:タカタレムノス

この夏、東京・新宿に、“暮らしを自由にするオフィス”をコンセプトにした
あたらしいかたちのシェアオフィス〈12 SHINJUKU(ジュウニ シンジュク)〉がオープン!
8月中旬から入居開始を予定しています。

入居者専用 LDK完成予定イメージ
“暮らしを自由にするオフィス”ってどういうことでしょう?
それは、リビング、キッチン、ソファ、シャワーなどの
住まいの機能が導入されたオフィス。
「職住近接」の新しいワークスタイルを目指します。
〈12 SHINJUKU〉という名前も、
住居の1st PLACEと、オフィスの2nd PLACEを足して12ということから
名付けられているんです。

BOOK SHELF完成予定イメージ

8F LOUNGE完成予定イメージ
オフィスプランは、1人から使えるフリーデスクから、
十数名規模のオフィスまで、多様なプランがあります。
共用部には、リラックスしたり、食事ができる入居者専用の
リビングダイニングキッチン、ルーフトップ、シャワールーム、
ブックシェルフなどを完備しています。
料金は、1ヶ月の料金が、フリーデスクが3.1万円、
スモールオフィスが13万円台から(予定)。
「海の京都」といわれる京丹後市にて、建築設計やリノベーション、
空き家の活用などを行っている〈blueto建築士事務所〉の吉岡大です。
vol.1では、京丹後市の魅力やbluetoの設立についてご紹介しました。
今回はそこから少し時を遡り、僕がサラリーマン時代のお話になります。
会社勤めをしながら手がけた〈桃山ノイエ〉と〈島津ノテラス〉。
2軒の空き家のリノベーションが、
どのように移住者の受け皿へとつながっていったのかを振り返っていきます。
独立する以前は、工務店で働いていました。
当時は仕事が忙しく、ほとんど地域の人や周りの同年代の人と
関わることがありませんでした。
そんな忙しい日々の中で、「mixひとびと丹後(通称ミクタン)」
というイベントに出会いました。
丹後地域内で実施されてきた、地域体験型の交流イベントです。

地域体験型の交流イベント「mixひとびとtango」。
「mixひとびとtango」では、丹後に暮らす人々が
日頃の活動や趣味、得意分野を生かした企画を立て、
普段なかなか見られない職人さんの工房や、工場、酒蔵、
あるいはごく普通のおうちなどを開放し、丹後を訪れた参加者たちを案内します。
そこに参加することで、行ったことのない場所や、
自分の特技や仕事や趣味を生かして活動する人々と出会いました。
いきいきと丹後で活動する若い人たちを間近で見て、
ワクワクと胸が高鳴ったことを覚えています。
いままで丹後に暮らしていながら、
地元の本当の良さを知らず過ごしていたことに気がつき、
僕も何かを始めたいと思うようになりました
(残念ながら2018年をもって「mixひとびとtango」は終わりを迎えました)。
全国で話題になった、「商店街ポスター展」というプロジェクト。
電通関西支社の若手クリエーターたちが、
ローカルな商店街を取材をして各店舗のユニークなポスターを作り、
まちおこしを図るというプロジェクトです。
この仕掛け人であるコピーライター・写真家の
日下慶太さんによる、初めての著書『迷子のコピーライター』が出版されました。
日下さんの破天荒な人生と人としての魅力がほとばしる一冊です。





「商店街ポスター展」では、
電通のコピーライターとデザイナーがタッグを組み、
消えつつある昔ながらの商店街を盛り上げる
ポスターを制作。作られたポスターは、商店街のアーケード中に展示され、
商店街はさながらギャラリーのように賑やかに。
最初に行われたのは、2013年、大阪市浪速区の〈新世界市場〉。
その後、大阪市阿倍野区、兵庫県伊丹市、宮城県女川町、鹿児島、大分でも開催されました。
作られた作品のどれもが、ユーモアがあり、クスっとしてしまうようなもの。
制作費もなく、タレントも使用せず、無名の新人がポスターを制作したとしても、
大きく話題になるポスターが制作できるという画期的な試みでした。
約200種類ものポスターが掲示された商店街には活気が生まれ、
広告というものが持つ、本来のちからを感じさせてくれる取り組みです。
本書『迷子のコピーライター』には、この商店街ポスターを300点近く掲載!
地元のまちおこしの、参考にされてみてはいかがでしょうか?