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posted:2018.9.18 from:東京都大田区 genre:ものづくり / アート・デザイン・建築
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
「鉄工島FES 2017 PBC Live」(c) 鈴木雄介
東京ベイゾーン・羽田空港の対岸たった100mにある人工島・京浜島。
ここには、世界的にも貴重な技術をもった鉄工所や職人が集まっています。
この島を舞台にした〈鉄工島 FES 2018〉が今年も開催!
2018年11月4日(日)の昼夜にわたり、音楽とアートの祭典が繰り広げられます。
京浜島は、大田区のモノづくりの最前線。
現役で稼働する鉄工所を舞台に、“工場 × アーティスト” をテーマとして、
多種多様なジャンルのライブやアート展示が展開されます。
2016年京浜島に誕生した滞在制作型アートファクトリー〈BUCKLE KÔBÔ〉をハブに、
京浜島内を回遊しながらサーキット形式で楽しめるイベントです。
ものづくりの未来を鉄工所から考える「ラウンドテーブル」や、
京浜島の職人の表情を映し出す「鉄工島ポートレートセッション」、
「都市防災ブートキャンプ」などのプログラムを実施予定です。
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〈鉄工島 FES 2018〉では、七尾旅人、石野卓球、KAKATO(環ROY×鎮座DOPENESS)
らによる音楽ライブのほか、BUCKLE KÔBÔ 立ち上げからここを拠点に活動を展開する
SIDE COREが、コムアイ(水曜日のカンパネラ)とコラボレーションした
野外展示プロジェクトを発表。アートによって京浜島の風景を再発見する試みを行います。
また、アーティスト和田永による、古い電化製品を電子楽器として
蘇生させるプロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」も出演。
京浜島に滞在しながら、京浜島の職人たちと共に廃家電を楽器として蘇生させ、
演奏を披露する滞在制作型プロジェクトを行います。
ただいま、一般でチケットを販売しているほか、
クラウドファンディングサイトでもサポートを募集中。
東京に息づくものづくりの息吹を、体感してみてはいかがでしょうか。
information
鉄工島 FES 2018
日時:2018年11月4日(日)11:00~20:00(予定)
会場:大田区・京浜島内4会場/BUCKLE KÔBÔ(東京都大田区京浜島2-11-7)、須田鉄工所ほか
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