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〈蒐集衆商〉
当代の目利きが暮らしに
合う作品をセレクト!
新スタイルのアートフェア開催

コロカルニュース

posted:2018.10.20  from:東京都港区  genre:アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

2018年10月20日(土)〜28日(日)、東京・表参道の
スパイラルガーデンにて、Selected Art Fair 2018
〈蒐集衆商(しゅうしゅうしゅうしょう)〉が開催されます。

これは「生活とアートの融合」をテーマに活動するスパイラルが
2017年にスタートさせたアートフェア。

spiral take art collection 2017〈蒐集衆商〉 会場風景

spiral take art collection 2017〈蒐集衆商〉会場風景 撮影 : 吉澤健太

『古高取茶碗』17世紀頃、陶器

『古高取茶碗』17世紀頃、陶器、W104mm × H 80mm 650,000円(税抜)出展ギャラリー:アルテクラシカ by 石黒ギャラリー

今年は「蒐集する悦び」と「コレクションの魅力」に焦点をあて、
暮らしにとり入れやすい作品をセレクトするそう。
南條史生さんや皆川明さん、遠山正道さんなどの
キュレーターやデザイナー、コレクター、ギャラリーが選んだ
絵画、彫刻、骨董、工芸、家具が展示販売されます。

アルヴァ・アアルト『Armchair 31/42』

アルヴァ・アアルト『Armchair 31/42』1930年代 Artek W630 × D770 × H630mm 1,500,000円(税抜)出展ギャラリー:SNORK modern and contemporary

会場は目利きが選んだ作品を紹介する「セレクター エリア」と、
ギャラリーがセレクトした作品を展示販売する
「ギャラリーエリア」のふたつにわかれ、
初めて作品を買う方からコレクターまで楽しめる構成になっています。

目利きの審美眼を拝見!「セレクターエリア」

手塚愛子『Fragile Surface(daydream) 2018-004』unravelled fabric

手塚愛子『Fragile Surface(daydream)2018-004』unravelled fabric H420 × W280mm

セレクターエリアで作品を紹介するのは、
〈ミナ ペルホネン〉代表/デザイナーの皆川明、
〈エル・デコ〉ブランドディレクターの木田隆子、
〈設計事務所ima〉の小林恭とマナ、
アートプロデューサー/ライターの住吉智恵、
〈スマイルズ〉代表の遠山正道、
〈森美術館〉館長の南條史生、
〈太宰府天満宮〉権宮司の西高辻信宏、
〈matohu(まとう)〉デザイナーの堀畑裕之と関口真希子。

出展作家は、大巻伸嗣、鹿児島睦、金氏徹平、川俣正、
鬼頭健吾、古賀充、曽谷朝絵、ダミアン・ハースト、手塚愛子、
中谷ミチコ、久村卓、前田エマ、三田村光土里、
森本美絵、山口藍、レアンドロ・エルリッヒなどなど。

レアンドロ・エルリッヒ『Frozen Cloud XIII』(2018)

レアンドロ・エルリッヒ『Frozen Cloud XIII』(2018)MDF、アクリル、塗装 W230 x D325 x H175mm 1,350,000円(税抜) Courtesy of Art Front Gallery セレクター:小林恭+マナ(設計事務所ima)

ミナ ペルホネン代表の皆川明さんがセレクトしたのは、
フィンランドで買いつけたアフガニスタン製のラグ『The Drawing Rug』。
蝶や植物、乗りものなどの手刺繍が施されたラグなのだそうです。ぜひ見てみたいですね!
皆川さんは今回のセレクトについて、次のようにコメントを寄せています。

「アフガニスタンのハンドステッチで描かれたラグは、
あたたかなモチーフとユーモアのある景色がひと針ひと針刺繍されています。
それぞれのモチーフは、刺繍する人の個性が素直に表れている景色で、
空間を和ませてくれます」(皆川さん)

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テキスタイルデザイナー/陶芸家の石本藤雄さんがビンテージガラスをセレクト!

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個性豊かなギャラリーが集う「ギャラリーエリア」

上出惠悟『鉄瓶 甘蕉把手 色絵梅文』

上出惠悟『鉄瓶 甘蕉把手 色絵梅文』出展ギャラリー:Yoshimi Arts

ギャラリーエリアの展示期間は前期と後期にわかれ、
韓国と日本全国から全19のギャラリーが出展します。

注目は、マリメッコ社でテキスタイルデザイナーを務め、
現在はアラビア社のアート部門で陶芸家として活躍する石本藤雄さんが
故郷の愛媛でプロデュースする 〈Gallery & Saboh MUSTAKIVI(ムスタキビ)〉のアートピースたち。

オイバ・トイッカ『Lollipop』

オイバ・トイッカ『Lollipop』1980代 ガラス H400 x W240mm 1,400,000円(税抜) 出展ギャラリー:MUSTAKIVI

今回は、2017年夏に同ギャラリーで開催された
〈フィンランド・グラスアート展 -- Glass Forest〉のスピンオフ企画として、
期間限定のビンテージグラスマーケットがオープンするそう。
巨匠Oiva Toikka(オイバ・トイッカ)によるBirdシリーズや
『Lollipop』などの希少なアートピースを購入できるまたとない機会です。

うつわがお好きな方は、ぜひ〈アルテクラシカ〉へ。

青木良太『熔岩手銀瓷茶碗』

青木良太『熔岩手銀瓷茶碗』2017年、陶器、W125mm × H 80mm 230,000円(税抜)出展ギャラリー:アルテクラシカ by 石黒ギャラリー

こちらは江戸時代の抹茶茶碗をメインに扱うギャラリー。
創業100年を迎えた古美術商〈石黒ギャラリー〉の3代目・石黒宏一郎さんが
「茶道の枠にとどまらず、より多くの方々に茶碗の奥深さを伝えたい」
という思いからオープンさせました。
今回は現代作家の青木良太さんとコラボレーションしたうつわなどを紹介します。

そのほかにも、質の高い作品がたくさん。
出展ギャラリーは、次の通りです。

前期 
AKIKO TAMADA 
ギャラリー北欧器 
TS4312 
t.gallery 
版画工房 エディション・ワークス 
YUKI-SIS 
Yoshimi Arts 
LAD GALLERY 
Röntgenwerke AG(東京)

後期 
アルテクラシカ by 石黒ギャラリー 
hpgrp GALLERY TOKYO 
Gallery IRRITUM Tokyo 
CRISPY EGG Gallery 
Satelites ART LAB. 
SNORK modern and contemporary 
鳩ノ森美術 
北欧家具talo 
MUSTAKIVI 
WANNMUL

出展作家は榎倉康二、辰野登恵子、ルーシー・リー、
アルヴァ・アアルト、イルマリ・タピオヴァーラ、
パブロ・ピカソなどが登場します。

青山をめぐる連携プログラム

青山周辺で開催される〈DESIGNART TOKYO 2018〉
〈青山道アートフェア 2018〉との連携プログラムもぜひチェックを。
10月20日(土)・21日(日)は、カンファレンスイベント
〈DESIGNART Conference“BRIDGE”〉が開催されます。

これは、DESIGNART TOKYO 2018との連携プログラム。
20日(土)はデザイナー/陶芸家のインゲヤード・ローマンさん、
ミナ ペルホネンの皆川明さん、『エル・デコ』ブランド・ディレクターの
木田隆子さんが「クラフツマンシップ」について語ります。
カンファレンスのチケットは3,500円。詳しくはこちらをご覧ください。

また、10月19日(金)〜28日(日)は青山、表参道、原宿一帯の
お店にて〈青山道アートフェア 2018〉が開催されます。
ぜひ青山を歩いていろんなアートと出会ってみてください。

information

map

Selected Art Fair 2018〈蒐集衆商〉

前期:2018年10月20日(土)〜10月22日(月)

後期:2018年10月25日(木)〜10月28日(日)

時間:11:00〜20:00

休業日:10月23日(火)24日(水)は入れ替えのためクローズ

会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)

住所:東京都港区南青山 5-6-23

アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅 B1出口前、もしくはB3出口より渋谷方向へ1分。B3出口にはエレベーター・エスカレーターがあります。

電話:03-3498-1171(スパイラル代表)

主催:株式会社ワコールアートセンター

企画制作:スパイラル

プログラムパートナー:DESIGNART TOKYO 2018、青参道アートフェア 2018

会場構成:設計事務所ima 小林恭+マナ

グラフィックデザイン:田部井美奈

Web:蒐集衆商 DESIGNART Conference“BRIDGE” 青参道アートフェア

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