真っ白な霧に包まれた島、春の訪れの合図

春の訪れを告げる、幻想的な光景。

3月中旬のある日、朝起きてみると窓の外が真っ白。
あたり一面に霧が立ち込めていました。

霧に覆われた風景はいつもと違って幻想的。
いつもは見えるその先の風景が何も見えず、近くのものだけが浮かびあがる。

朝起きて、家のすぐ裏からの景色。肥土山の集落が真っ白。

霧の中のなばな。しっとりしてます。

梅の木。なんだか神秘的。

この時期、瀬戸内海沿岸では船が動けなくなるほどの濃霧の日がたびたびあります。
南からの暖かく湿った空気が、まだ水温の低い海の上を移動するときに冷やされて、
霧が発生するそう。
つまり、この時期の霧は春の訪れの合図。

と、悠長に言っている場合ではなく、そんな日に限って
どうしても高松に行かなくてはならない用事が。
船動いているのかなと調べてみると、
案の定停船勧告が出ていて、船は始発からストップ。
高松、小豆島間のフェリーや高速艇は、
通勤・通学で利用している方も多いのですが、みな立ち往生。
ようやく動き始めた午後イチのフェリーには、長い行列ができていました。

昼過ぎ、動き出したフェリーに乗る人たち。それでも後ろはまだ真っ白です。

『民藝の教科書』監修者・久野恵一さんによる 『手仕事のある暮らし展』開催!

4月18日(土)〜26日(日)、
東京・三鷹にあるギャラリー「Caparison」にて
民藝店 「手しごと」さんの主催による
「手仕事のある暮らし展」が開催されます。

「手しごと」さんのオーナーは、人気シリーズ
「民藝の教科書」(グラフィック社刊)の監修者、久野恵一さん。
優れた手仕事に直にふれてほしいと、
全国各地でイベントを開催してきました。

過去に開催された「手仕事のある暮らし展」の様子(東京都三鷹市 Caparison)

このイベントでは、見事な手仕事を観賞できるとともに、
お買い物もできます。
日本各地の工人による手しごとの数々と、
岡山県倉敷市に伝わる敷物、倉敷緞通(くらしきだんつう)の
瀧山雄一さんによる手織りの織物が並びます。

いまの民藝にふれられる「手しごと」のお店

「手しごと」さんは、世田谷の閑静な住宅街にあります。
「現代のライフスタイルに適う民藝の良品を、
みなさまの日々の暮しにお届けしたい。」
という久野さんの思いから、2014年5月にオープンしました。

ここでは、これまでに「手しごと」さんで取り扱ってきた作品の一部をご紹介します。

沖縄県読谷村にある北窯から、宮城正享さんの器。爽やかな模様がすてきです。

富山県にあるわたなべ木工の欅白木パン皿。使いこむことで味わい深い色となったパン皿を見て、久野さんが再現したものだそう。

島根県の永見窯でつくられた灰釉面取鉢。釉薬の流れ具合いがうつくしいです。

※掲載商品は作家が一つひとつ手づくりで制作しているお品のため、品切れの場合もあります。ご了承下さい。

見慣れた景色もこんなに美しい! 東京・多摩川で日常に存在する「美」を捉える、遠藤湖舟展覧会

東京で活動する写真家の遠藤湖舟(こしゅう)さんの展覧会、
『「天空の美、地上の美。」~見つめることで「美」は姿を現す~』が開催されます。
2015年3月25日(水)からは東京・日本橋高島屋、
次いで4月8日(水)から京都高島屋、
5月8日(金)から大阪高島屋など各地を巡回。

すごく幻想的な遠藤さんの作品。まるでコンピュータグラフィックス
のようでもありますが、その撮影場所は実は
自宅の近くの多摩川を始めとした都内近郊。
天体から足元の草花まで、都会の自然が見せる
一瞬の「美」を捉える作家です。

水面の一瞬のゆらぎを捉えた「ゆらぎ」シリーズより。近所の用水路で撮影。紫は花の色、緑は葉、青は空が映っている。

枯れかけの紅葉が水面ではピンク色に。

真っ青な青空

上質な手しごとを、もっと身近に。埼玉県・狭山稲荷山公園にて「みどりのクラフト」初開催!

4月11日(土)、埼玉県の狭山稲荷山公園にて
クラフト市「みどりのクラフト」が開催されます。

見晴らしのよい公園に
「カフェと暮らしの道具 acht8」さん、
「コーヒーとおやつとごはん Tuuli」さん、
絵描きのTAKAHASHI AYACOさん、
手づくりのリネンウェア「talo」さんが厳選した
41組の作家さん、生産者さんのお店が並びます。

金属の素材そのものの性質を生かしたアクセサリーとオブジェ「Shima」

栃木県益子町に暮らし、うつわを中心に制作している中園晋作さん。

埼玉県入間市で農薬や化学肥料を使わずに野菜を栽培している「FAM FARM」

第8話・ 神戸に「イカナゴのくぎ煮」の 季節がやってきた!

第8話
神戸に〈イカナゴのくぎ煮〉の
季節がやってきた!

春がやってきました。
神戸の春の風物詩といえば、「イカナゴのくぎ煮」。
獲れたての「イカナゴ」の稚魚を醤油でコトコト煮詰める料理。
神戸のおかあさんたちにとっては春の一大イベントです。
グレアムさんもチャレンジするみたいですよ。

臼杵・きらすまめし

昔の人の知恵が生きる、大分の郷土料理。

生まれも育ちも東京という私にとって、九州という土地は格別魅力的に見える。
柔らかく雄大な山並み、線香花火のように熱された夕陽。
見たことのない景色がそこには広がっていて、
それらに触れると体の細胞がすべて解放されるような感覚にとらわれてしまう。
海のものにも山のものにも恵まれた、その豊かな食にも魅了される。
以前訪れた天草諸島の宿で、何気なく購入した乾燥ひじきがすごかった。
水に戻した瞬間、海そのものの香りがバーッと立ち上り、
自分が海中にいるような気分になった。
九州を訪れるたびに、ここで暮らしたらどんなにか素敵だろうと思いを馳せている。

九州の中でまだ足を踏み入れていなかった唯一の県、それが大分県。
一度は訪れてみたいと思っていたところに、コロカルの出張が舞い込んできた。
取材で訪れたのは、大分県の西に位置する竹田市。
そこでもまた、素晴らしい光景に遭遇してしまった。
ひとつは満天の星空。
満天という言葉では収まりきらないほど、無数の星が手に届きそうな星空で、
そんな大きい星空に包み込まれていると、自分の体がとても小さいように思えた。
そんな不思議な感覚だった。

そしてもうひとつ、椎茸が栽培されている山林。
暗い林の奥のほうまで、見渡す限りほだ木が並んでいた。
その木々には愛らしい椎茸がたくさん生えていて、そこへちょうど木漏れ日が当たり、
それはそれは美しく神秘的で、完全にその光景にノックアウトされた。
おそらく、ここ数年で最も解き放たれた瞬間だったと思う。

さて、そんな竹田市での濃密な3日間を過ごしたあと向かったのは、
東沿岸部に位置する臼杵市。
以前から気になっていた郷土料理「きらすまめし」を習うのがその目的。
このきらすまめし、大分県のホームページで見たのだけれど、
一見してどんな食べ物なのかよくわからなかった。
が、なんだかその響きが気に入った。
調べてみると、きらすまめしは臼杵市だけでつくられている料理なのだそう。
今回の大分出張のついでに、このきらすまめしを教わりたいと
臼杵市在住の方にお願いをした。

閉校前の小学校、子どもたちと撮影ワークショップ

みんなで思い出の場所を撮る。

いろは(娘)の通っている小学校は、この3月で閉校します。
移住者が増えて、来年はまた瀬戸内国際芸術祭も開催されて、
わいわいと賑やかそうな小豆島ですが、それでもやっぱり人口は減少しています。
いま島の人口は約3万人、最近は毎年約400〜500人ずつ減少しているそうです。

小豆島にはふたつの町があって、それぞれに4つの小学校があります。
この3月で私たちが暮らす町の小学校4校は閉校となり、
次の4月からは統合されて1校に。
小学校の閉校・統合なんて他人ごとだと思ってたけど、
ここ小豆島ではまさにいま起こっていること。
学校や病院の数がじわりじわりと減っていっています。

その今年閉校となる小学校のひとつ、渕崎小学校で
先日子どもたちと撮影ワークショップを行いました。
当たり前のようにあった小学校がなくなってしまう、
その前に自分たちが通った小学校の写真を撮ろう。
そして、記憶に残そうという思いから。

138年間の歴史に幕を閉じる渕崎小学校。自分たちの通った学校の写真を撮ります。

カメラの使い方の説明。子どもたちにとってデジカメでちゃんと写真を撮るのはなかなかない経験。

小学校で子どもたちに参加してもらってワークショップを開催する。
いろんなことが初めてで、何をどんなふうに進めていったらいいのか
わからないことだらけ。
学校の先生方との調整、保護者の方への連絡、機材の準備、そして当日の段取り。
いろんな人に相談しながら準備を進めました。

親子で参加してもらい、カメラを1台ずつ貸し出し。
学校の中で好きな場所、思い出の場所、友だち、先生……、
とにかく撮りたいものを撮ってみよう。
そしてその写真を使って「ありがとう渕崎小学校」のポスターをつくろう。
最後にどうしてその写真を撮ったのかひとりずつ発表しよう。
という内容のワークショップ。

オリンパスのミラーレス一眼「OLYMPUS OM-D E-M5」、コンパクトカメラ「STYLUS TG-3 Tough」をひとり1台貸し出し。

小豆島カメラのメンバーが使い方を説明。

お父さんと一緒に参加してくれた子も。

「とにかくたくさん撮ろう。1枚のポスターをつくるのに
1枚の写真じゃなくて100枚くらい写真を撮ってきてー」

モフモフの秋田犬天国、 秋田で2つのワンコ祭り。 大館「アメッコ市」& 湯沢「犬っこまつり」

モフモフの秋田犬(あきたいぬ)天国、秋田にて
先月、2つのお祭りが行われました。

ひとつめはこちら、大館市の「大館アメッコ市」。
「この日にアメを食べると風邪をひかない」という言い伝えのもと、
天正16年(1588年)から400年に渡って行われている行事です。
今年は2月14日(土)と15日(日)の二日間に渡って開催。
会場である大館市の「おおまちハチ公通り」には
約100店のアメ屋などの露店が軒を連ね、
アメを買い求めるために訪れる観光客約10万人で通りが埋め尽くされます。

こちらがアメッコ市の会場おおまちハチ公通り。アメが綺麗!

色とりどりのアメが並ぶ露天

「アメッコ市」では、秋田犬のパレードにふれあいコーナー、
からみアメのサービス、郷土芸能獅子舞、大館曲げわっぱ太鼓の演奏や
ご当地ゆるキャラショーなどなど、多彩な催しが行われます。
ちなみに、ハチ公と秋田犬のふるさとというだけあって、
出演したゆるキャラ11体のうち8体が秋田犬モチーフのキャラと犬率高め。
今年は開催日前日には大雪が降り、また当日も吹雪で
大変だったそうです。

こちらが「秋田犬ふれあいコーナー」。

ふれあいコーナーには、夏子のこどもたちも!

オリジナルの「ハチ公アメ」も登場しました

季節の移ろいを感じる暮らし

季節を感じながら、畑で作業する。

小豆島で暮らすようになって、マチでの暮らしと大きく変わったこと、
それは外で過ごす時間が圧倒的に増えたこと。

朝起きて、まず外に出る。
外の空気に触れて、それから朝の支度。
子どもを学校に送り出し、いざ畑へ。
畑から戻って家のことをしてても、なんだかんだ外と中を行ったり来たり。

外で過ごす時間が長いと、すごく季節の移り変わりに敏感になる。
まだまだ寒い冬だと思っていたら、立春を過ぎたあたりから、なんだか陽射しが暖かい。
空気は冷たいんだけど、明らかにそれまでとは違った陽射し。
春に向かって季節が動いているんだなと感じます。

気づけば力強い春の陽射し。

あちこちで梅の花が咲いています。

金柑の収穫。1~3月頃が収穫シーズンです。

そして、畑。
畑は季節そのもの。
野菜や植物は、気温や日照時間にすごく敏感に反応します。

秋に種をまいた春キャベツ。ようやく収穫。

あやめ雪という品種のかぶ。とう立ちする前にぎりぎり収穫。

第7話・神戸の中華街は 春節祭で大賑わい

第7話
神戸の中華街は、
春節祭で大賑わい

神戸の中華街・南京町では、旧暦の正月に「春節祭」を開催しています。
獅子舞演舞や歌舞団・雑技団のパフォーマンス、
京劇の扮装でのパレードなどそれはそれは
賑やかな催しが数日に渡って繰り広げられるんです。
グレアムさんは、お友達の哲学者・マークさんを
祭りの雑踏の中で発見し、追いかけます。

まつどやさしい暮らしラボ

松戸市民とコロカルがコラボレーション!

小雨降り、特に冷え込む日となった2月7日。松戸市役所にて男女10名の市民が集まった。
彼らは「まつどやさしい暮らしラボ」の市民ライター。
松戸が誇れるひと・モノ・こと、おいしい場所、イベントなど、
あらゆる情報を取材し、発信している“特命記者”だ。
ラボという名の通り、松戸を研究し、「やさしい暮らし」について考えるという
ユニークな試み。2014年の秋から本格始動し、
松戸にまつわるモノ・ひと・ことを取材や撮影、記事にして、
「まつどやさしい暮らしラボ」のサイト内で発信している。

20代〜70代と年代も違えば、バックグラウンドも経験もそれぞれ違うけれど、
自分の住んでいるまちを心から愛する、やさしいメンバーだ。

きっかけは「まつどやさしい暮らしラボ」から、
コロカルに一件の依頼があったことにある。
『ウェブライティングとカメラ撮影のコツを教えてください!』
編集部一同びっくりしつつも、なんともありがたい依頼!
いいですね! ぜひやりましょう! とふたつ返事で決まった今回の企画。
「コロカルニュース」を中心に、数多くの
(なんとコロカルだけで1000本近くの!)記事を手がけている
ライター・斎藤あきこと、
連載「美味しいアルバム」など、
料理写真や地域住民の笑顔と魅力あふれる人物写真に定評がある、
カメラマンの津留崎徹花が講師役を拝命。
かくして、「コロカル編集部による、ウェブライティング&カメラ講座」のはじまりはじまり。

マイホーム

銀行から融資を見送られ、備前の古民家暮らしをあきらめたのが前々回の話。
常識的に考えて、1000万円の融資も受けられないのであれば、
普通はマイホームの購入自体をあきらめると思う。元来が淡白な性格で、
モノに対しては周囲が驚くほど執着のないぼくの場合はなおさらのこと。
しかし一方で、周囲があきれるほどのポジティブさももちあわせている。
「800万円あたりなら大丈夫なのでは?」
そして見つけたのである。深夜のネットで、まさしく800万円の物件。
場所は浅口市鴨方町。倉敷市の西に隣接する人口約1万8千人の町。
岡山のなかにあってもかなり地味なところなんだけど、
この半年で身につけたぼくの嗅覚が
その物件の放つオーラのようなものをかぎつけたのだった。
早速、不動産屋さんに電話を入れて、週末に見学の予約をした。
しかし、慎重には慎重を期すべし。
「物件を見て舞い上がって即決しないこと」と最近読んだ本に書いてあったし。
不動産屋さんには本のアドバイスにあった通り、
たとえ気に入ったにしてもすぐには決められないと伝えていた。
そんなことをわざわざ伝えなくてもいいことなんだけど、
たまたまそのときは「初めて物件を見るような素人じゃないんですよ」的な
見栄を張りたい気分だったのだ。そして見学日当日。
物件を見た帰りに立ち寄った不動産事務所。線の細い女性担当のMさんが
ぼくに感想を求めた。
「あ、あれ、買います、買うことにします」
絶対やっちゃいけないと本にあった「即決」をしたのだった。
そこはまさに『となりのトトロ』の世界だった。
のどかな村の小高い丘の上に築50年の母屋と蔵があり、
さらには客間として充分に使える古民家の離れまであった。
東側には地続きにぽつぽつと柿の木を植えた広大な畑、
そして家の北側には雑木林が控えている。
家と畑がそれぞれ300坪、裏の山林が400坪で敷地はしめて約1000坪。
ぼくが見ていたのは、『となりのトトロ』のさつきとメイのように、
裏山や野原のような畑でチコリとツツがはしゃぎまわる光景だった。
幼い子どもをもつ親として望むべくもない環境。
これを買わずして、オレ、なにを買うのだ?

東京都町田市「セーフティボックスサルビア」。おじいちゃん、おばあちゃんが安全を見守る!

東京都西部にあり、駅前に
にぎやかな繁華街が広がるまち、町田。
大通りにはデパートが立ち並び、
細い路地を一本入れば、大判焼き屋さんや
中華料理屋さんが軒を並べる、
親しみやすさにあふれたまちです。

そんな町田の駅周辺はつい10年前まで、
110番の通報件数が多いことで知られていました。
まちの一角に特殊飲食店街があり、
交通の便も良かったことなどから、
人口が増えるとともに
治安が悪化してしまったのです。

町田市民間交番運営委員会 事務局長の吉川直樹さん、委員長の宮代善司さん

そんな状況を見かねて「自分たちでまちの安全を守ろう!」と
市民の皆さんが立ち上がり、
町田市中央地区商業振興対策協議会と
町田市が中心となって開設したのが、
民間交番「セーフティボックスサルビア」。
サルビアロータリークラブから建物が寄贈され、
繁華街のまんなかに誕生。
運営には商店会や法人団体、町内会も参加し、
皆さんの希望がかたちになりました。

民間交番に立つのは、
70才以上のボランティアの方たち。
なんと、無償でこの活動に尽力されています。
現在20名の方が在籍し、一番高齢の方は84才だとか。
中には開設当初からこのしごとを続けている方もいます。

ここでは道案内をしたり、問い合わせに応じたりしながら、
日々、まちの安全を見守っています。
また、市と連携し、月4回のパトロールも実施。
この拠点ができた頃から駅周辺の整備や
美化活動が進んだことも幸いし、
刑法犯認知件数はここ10年の間で約3分の1まで減少したそう!

田舎のカフェ、オープンから1年

少しずつ、成長していく場所。

去年の2月22日、私たちは小豆島の田舎でカフェをオープンしました。
そして今年もまたその日が。
HOMEMAKERSカフェ、1周年です。

カフェオープンから1年経ちました。カフェはこんな感じの外観です。

カウンターから眺めるキッチン。常連さんはカウンター。

カフェ1周年のタイミングにあわせて発売した「シトラスジンジャーシロップ」。カフェの定番メニューです。

自分たちができる範囲でやろうと始めたカフェ。
ランチメニューは旬のサラダつきのカレーライスのみ、デザートは焼き菓子1種類。
それでも毎回仕込みと開店の準備はバタバタ。
営業日は、週末土、日曜日限定でスタートしました。

オープンして1か月、出だしはまずまず好調で、
島内島外からたくさんの人たちが足を運んでくれました。
一方で、土曜も日曜もカフェを営業するのは、
子育て中の私たちにとっては何か違うと感じるものでした。
家族と過ごす時間を増やすために小豆島に来たのに、
子どもが休みの日に私たちはずっと仕事。
これはよくないとすぐに変更、4月からは営業日を金、土曜日にしました。

金曜日は平日。
オフィス街にあるわけじゃないので、
ランチにどっと人があふれるわけもなく、静かです。
観光シーズンには島外からのお客さんがぼちぼち来てくれますが、
オフシーズンはほんとに静かです(笑)。

静かーなカフェ。開店の準備を終えてお客さんを待っています。

やっぱり田舎のカフェというのは、
マチのカフェと比べたら圧倒的にのんびりしてます(うちだけかも、笑)。
それでも、うちの場合は自宅の一部を改修しているので家賃ゼロ。
そしてたくちゃん(夫)と私のふたりでやっているので人件費ゼロ。
暇な時には、事務作業をしたり、家のことをしたりと無駄な時間も少ない。
いまのところはそんな感じで続けていられるのかもしれません。

淡路はたらくカタチ研究島 後編

淡路島はたらくカタチ研究島 前編はこちら

地域と商品の魅力をデザインする。彼らはどんなパッケージ・商品をつくったのか?

淡路島の雇用創出をサポートする、淡路はたらくカタチ研究島。
厚生労働省の委託を受け、淡路地域雇用創造推進協議会が手がけており、
さまざまなバックグラウンドを持つ島民や移住希望者に対して、
淡路島でどんな仕事をつくり、どうライフスタイルを構築するかを、
ワークショップや講義を通じて学ぶ機会をつくっている。
そして、2013年からは、島民が主体となって「仕事をうみだす」ということを目的に、
研究島の事務局員と提案者、専門家、デザイナーがタッグを組んで、
商品の企画・開発・試験販売までを行っている。
後編では2年目となる2014年に開発された商品の全貌をお伝えする。

商品を開発するうえで大切にしていることは、
デザイナーを企画段階から巻き込むということだった。
デザイナーは淡路島在住デザイナーや、近県のデザイナーなど、
研究島のスーパーバイザー・服部滋樹さんや江副直樹さんと
つながりのあるデザイナーも多く参画した。
どの商品も、商品の持つ魅力や物語をそのまま伝えられるよう、
パッケージデザインにこだわったが、
表面的なデザインではなくしっかりと商品の背景を知ってつくったことが伺える。

前回お伝えした、鶏糞や菜種かすなどを肥料にした「島の土」は、
関西を中心に活躍するデザイナーの原田祐馬さん(UMA Design Farm)が担当した。
「コンセプトをつくる打ち合わせから原田さんに入っていただき、
ネーミングや、ブランディングに関してもアドバイスをいただきながら
開発しました」と話すのは、
淡路はたらくカタチ研究島の実践支援員・大村明子さん。
できあがったのは、非常にコンパクトでシンプル、素朴なデザイン。
500g入りの家庭菜園用と、主に島内の農家向けの15kg入りのパッケージができた。
500gの方には鶏糞を発酵させた肥料で農作物に栄養を与え、
その農作物をエサに鶏が育つという、
商品提案者・北坂養鶏場の北坂 勝さんが望む
「島の循環」の説明をイラストで入れた。
さらに、洲本市で菜種油をつくる生産者も「島の土」プロジェクトに参画し、
搾りかすを利用した肥料を製造。同時開発と相成った。

日本蜜蜂のはちみつをつくっていた淡路島日本蜜蜂研究会は、
淡路島在住のデザイナー森 知宏さん(森のいえ)とタッグを組んだ。
森さんは、昨年度に同事業で開発された
「かおりのまちのかおり」という線香の販売者でもある。
春のみつと秋のみつの違いが色でわかるパッケージは、
ごくシンプルに文字情報を少なくし、採取した年と季節のシールを蓋に貼った
(写真左の濃い色が秋のはちみつ、右の淡い色が春のはちみつ)。
「日本蜜蜂は多種多様な樹々からみつを集めるという性質があるので、
毎年・毎季同じ味にならないという変化を楽しんでもらえれば」
と淡路はたらくカタチ研究島の実践支援員の藤澤晶子さん。
春のスッキリとキレのいい甘さもいいけれど、
秋のまったりと濃厚でひとさじごとに印象が違うような複雑な味わいもよい。
日本蜜蜂たちがそれぞれ集めた樹々のみつが折り重なって
味わい深いものになっていくのだと感じられる。
今後は販売先の選定や少ないながらも安定した製造といった課題に挑む。

淡路島のギフトセット「GOTZO(ゴッツォ)」は、その内容でずいぶんと悩み、
試作とフィードバックを繰り返していたが、
なのはな油、ローズマリーとタイムのドライハーブ、淡路島産海塩、
日本蜂蜜のはちみつを使ったマリネビネガーのコンパクトなセットに決定した。
神戸を中心に活動する近藤 聡さん(明後日デザイン制作所)
がデザインをした箔押しの箱も、
ギフトセットという用途にふさわしい高級感・スペシャル感が出ている。
淡路島の素材をおいしく食べるというテーマで厳選された調味料たちは、
手作業で丹念につくられたものばかり。
淡路島の質の高い食材を更にレベルアップさせてくれる名脇役の集まりだ。
塩は、淡路の海水を丹念に釜炊きした海塩。
野菜や魚などを漬けて楽しみたいはちみつビネガーは、
洲本市のフレンチレストランのシェフ成瀬孝一さんの監修のもと製造。
淡路島のハーブ園育ちのローズマリーとタイムは、塩との相性も抜群で、
肉や魚のグリルに最適。
なのはな油は、油を搾り取った残りかすを「島の土」でも使用し、
島の循環のかたちを見せた。
淡路島で活躍する料理家のどいちなつさんのレシピ集もついていて、
すぐに試したくなる優れもの。料理のレパートリーが一気に広がりそうなセットだ。

鹿児島のかわいい「田の神様(タノカンサア)」。しゃもじと茶碗を持った、田んぼの神様

鹿児島のスロークラフトをあつめた
プロジェクト「MIGOTE(みごて)」。
みごてとは、「見事な、綺麗な」という意味の鹿児島のことば。
鹿児島の工芸品の技術と地域資源を融合し、
全国に広めていこうというプロジェクトです。
MIGOTEには陶器や織物などさまざまなラインナップがありますが、
本日ご紹介するのは、「田の神さあ(タノカンサア)」の人形。
薩摩焼で作られた、しゃもじとご飯茶碗を持ったカワイイ神様です。

タノカンサア

タノカンサアとは、鹿児島県や宮崎県南部に伝わる、
田んぼを守り、米作りの豊作をもたらす農業神。
現地では、田んぼのあぜみちにこの石像が
飾られているんですよ。

地元の新名物創作料理、 そしてアルゼンチンからの来客

「GARAGE」走る!

昨秋、東京拠点の事務所・gift_labを恵比寿から清澄白河に移していたわれら。
デザイン事務所としてはこの新たな地で既に稼働していたのですが、
2015年2月7日、新拠点 gift_lab GARAGEに併設した、
LOUNGE & EXHIBIT(カフェ&ギャラリーショップ)が
ようやくグランドオープンにこぎつけました!

GARAGE グランドオープニングの様子。

山ノ家の人気メニュー、妻有豚のキーマカレーと旬菜のキッシュをメインに
「ほぼ山ノ家」のメニューを元気に提供しています。
地酒や手作りのどぶろく、雪下にんじんのジュースなど、
越後妻有で私たちが出会ったおいしいものを味わっていただけます。
山ノ家でそこはかとなく「東京」を楽しんでいただけるとしたら、
ここでは、そこはかとなく越後の「里山」を楽しんでいただけるのではないかと。

まったく何の地縁もなくスタートした山ノ家同様、このGARAGEも
「清洲寮」(GARAGEが1階に入居した、同潤会アパートメントと同年に
建てられたレトロな集合住宅)とばったり出会ったがゆえに、
何の地縁もなく、ここ清澄白河に「入植」したわれら。
本当にありがたいことに、山ノ家がある十日町市松代地区同様、
ここでも地域のみなさんの温かいサポートやネットワークに支えられて
一歩、一歩、ですが、おおむね順調に走り出しました。

グランドオープニングに駆けつけてくださった、
東京の旧拠点恵比寿で出会った方々、
私たちのこうした現在のライフスタイルを方向づけたとも言える
CET(セントラルイースト東京)プロジェクトで出会った面々、
そして、山ノ家の立ち上げを通じて出会えたみんな、
新拠点清澄白河で出会えた地域の方々、
そうしたさまざまな局面と場所で出会えたすべてが
一同に集う状況を目の当たりにすると、山ノ家とgift_lab GARAGE、
里山と東京を行き交う拠点として、双方交流の場を持つ、
呼応する「場」がつくれたことをとてもうれしく思いつつ、
ふたつの「場」がそれぞれに生まれていったことは、
必然であったのだろうかとも感じる今日このごろです。

地元の新名物創作料理開発に参画?

少し雪をかぶった山ノ家。

さて、ここで、2012年初冬の「山ノ家」に時計を戻します。
11月下旬、山ノ家初の地域連携イベント「米をめぐるワークショップ」が
さまざまな幸運に助けられて、何とか活況に遂行できた。
何かがひとつ動き始めると、シンクロニシティが起きるものらしく
秋の間、晴れわたった透きとおるような里山の青空とは裏腹に、
しんみりとどんよりと静まり返っていた山ノ家がにわかに活気づいていく。

実は、「米をめぐるワークショップ」の直前の準備をバタバタと
慣れない手つきで進めていたさなか、地元老舗の蕎麦製造業を営む
「日の出そば」の瀬沼さんがひょっこりと山ノ家を訪れ、
ある相談を持ちかけて来たのでありました。

「このあたりの食材を使って“新しい地元名物の創作料理をつくろう!”
というプロジェクトがあるのだが、おまえたちもいっしょにやらないかい?」
(と、このあたりの方言で話しかけられたのであるが、うまく再現できないため、
まったく臨場感はないのだが「通訳」しています。すみません)

え、私たちのような新参者が参加してよいのでしょうか……?

東京都町田市「しぜんの国保育園 small village」。子どもたちがまんなかにいる保育園とは

東京都内にありながら、いまも里山が残る町田市。
にぎやかな駅前から北へ車を走らせると、
多摩丘陵が広がります。
「しぜんの国保育園」は、そんな緑豊かな場所にあります。

こちらでは、米づくりをしたり、
アーティストとふれあったり、
日本古来の行事を行ったりしながら、
芸術・自然・食を大切にした保育活動を行っています。

園長の齋藤紘良さん。エントランスにある「small village cafe」にて。ここは地域に開かれたカフェとして、園児の父母や地域の方が利用できるようになっています。

この園の園長であり、
ミュージシャンでもある齋藤紘良(こうりょう)さんは、
「子どもたちがまんなかにいて、地域の人たちや
外部の人たちが集まってくる、村のような場所をつくりたい。
そういった保育を実践しながら、
子どもたちがどんな幸せを得られるのか、
考えていきたいんです」と語ります。

園舎は大きな窓から緑が見え、光がたくさん入る、とってもすてきな建物。

写真 品田裕美

設計を手がけたのは、ナフ・アーキテクト&デザインさん。
建物は2014年のGOOD DESIGN賞を、
コクヨファニチャーさんと共同開発した家具は
キッズデザイン賞を受賞しています。
中を歩いてみると、山の勾配を生かした廊下があったり、
給食室がのぞける窓があったりと、
子どもたちのことをよく考えたつくりに。

写真 品田裕美

写真 品田裕美

木をテーマにデザインされた図書室。本棚には、昔この場所に生えていた木を使用しています。丸太のクッションは「sunshine to you!」デザイナーの木原佐知子さんとコラボレーションしたもの。

島の未来を撮り続ける、小豆島カメラ

今年も島を飛び出し、大きなイベントに参加。

先日、横浜にて「御苗場Vol.16 横浜」と「CP+2015」が開催されました。
日本最大級のカメラ・写真イベント。
私たち小豆島カメラのメンバーも参加してきました。

「御苗場Vol.16 横浜」の地域エリアで香川県の一員として参加。

今回は男木島、女木島の写真とあわせて。香川には魅力的な島がほんとにたくさんあります。

小豆島カメラは、写真家MOTOKOさんの呼びかけで始まった、
島で暮らす自分たちの手で「地元を発信し、元気にする」写真を撮るプロジェクトです。
写真イベント「御苗場」に参加するのは2回目。
去年2月、私たちは初めてそこで自分たちが撮った小豆島の写真を展示しました。

あれから1年。4月からスタートした
小豆島カメラ」Webサイトでの1日1枚写真公開はいまも継続中。
すでに300枚以上の日々の小豆島が公開されています。

春。はるみ(柑橘)をおすそ分けしてくれるいわちゃん。

夏。採れたてのゴーヤをバトンに、ヒマワリ畑を走り回る。

秋。中山の棚田で育ったお米とそれを育てた土地の人。

冬。無病息災を祈って火を焚く、とんど。

第6話・神戸元町の バレンタイン・デー

第6話
神戸元町のバレンタイン・デー

神戸の元町にやってきた、グレアムさんと
お友達のアーティスト、鈴木まりやさん。
ちょうどバレンタインの日ということで、
アーティスト二人がなにかを思いついたようです。
ちなみにどの店舗もオープンスタイルなので、
きっと寒いはず、とグレアムさんは心配そう。

「TOTTORI TOTTORU -濱田英明写真展-」写真家の濱田英明さんが鳥取の魅力を撮る!

2月21日(土)から大阪にて、
3月21日(土)から香川にて、
写真家の濱田英明さんによる
鳥取の写真展「TOTTORI TOTTORU」がはじまります。

濱田さんは兵庫県の淡路島に生まれ、
大阪を拠点に活動する写真家さん。
昨年出版された、とってもかわいい兄弟の
写真集「ハルとミナ」が人気になりました。

そのほかにも「KINFOLK」をはじめとする海外誌や
「瀬戸内国際芸術祭 小豆島 醤の郷+坂手港プロジェクト」など、
さまざまな雑誌、広告、プロジェクトの写真を手がけています。

©Hideaki Hamada

そんな濱田さんは
鳥取県出身の写真家・植田正治氏の命日に
初めて鳥取を訪れて以来、
数回にわたって鳥取を撮影してきたそう。

濱田さんは山陰らしいくるくると変わる天気や
ものづくりに関わる人びとのすがたを
どのようにとらえたのでしょうか。

写真 ©Hideaki Hamada

「日本全国!地域仕掛け人市」無料開催。好きな地域で働きたい、暮らしたい人必見!

まちの復興や、魅力の掘り起こし、
田舎ならではのブランド作り。
いま日本各地の地域で、さまざまなチャレンジが起こっています。
一方で、自分も地域に飛び込んでみたいという人、そのきっかけを探している人、
地域での仕事や体験プログラムを探している人も多いはず。
その両者の想いをマッチングするイベント「日本全国!地域仕掛け人市」が
2月21日(土)に品川で開催されます。

地域仕掛け人市では、全国30の地域で活躍している50人の
仕掛け人・プロデューサーが大集合。
彼らが実践している新しい価値や仕事づくり、
その面白みや体験を生で聞くことができます。

いつか地域に根ざした暮らしを夢見ながらも、
なかなか飛びこめないのはまだ「実感」が無かったり
地域ですでに暮らしている人の「顔」が見えないからではないでしょうか。
自分がこれまで培ってきた経験を、地域の中に入ったときどのように活かせるのか。
外からやってきたからこそ地域に対して気づける点は?
いろんなヒントが、仕掛け人を通して実感できるかもしれません。
今すぐにでもなくても、いずれ地域でチャレンジしてみたい人には
一歩動き出す良い機会になりそうです。
参加費は無料なのでぜひ!

●開催概要
【日 時】 2015年2月21日(土)13:00-19:30
【場 所】 品川グランドホール(品川駅直結徒歩3分)
      東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー 3F
      http://www.tg-hall.com/contact/
【主 催】 日本全国!地域仕掛け人市実行委員会
【実行委員団体】一般社団法人いなかパイプ/NPO法人ETIC./
        NPO法人学生人材バンク/公益社団法人中越防災安全推進機構
        七尾留学推進協議会/NPO法人北海道エンブリッジ
【参加費】無料

 ●ブース出展地域
 当日会場にて、直接担当者や地域の経営者がお話します。
 ぜひ人柄や雰囲気、チャレンジできる内容をお聞きください!
 ◇北海道札幌市 ◇岩手県・宮城県・福島県 ◇岩手県釜石市
 ◇宮城県仙台市 ◇山形県鶴岡市 ◇埼玉県比企郡ときがわ町
 ◇群馬県みなかみ町 ◇長野県塩尻市 ◇新潟県長岡市
 ◇石川県七尾市 ◇静岡県浜松市三ヶ日 ◇岐阜県岐阜市
 ◇三重県尾鷲市 ◇岡山県岡山市 ◇島根県 ◇鳥取県鳥取市
 ◇高知県四万十町 ◇鹿児島県鹿児島市
本事業は、全国中小企業団体中央会委託事業「平成26年度地域中小
企業の人材確保・定着支援事業」の委託を受けて実施しています。

 ・日本全国!地域仕掛け人市

大きな鍋でつくるジンジャーシロップ

島の生産者さんの力を借りて。

2年前、初めて生姜を育てて、初めてジンジャーシロップをつくりました。
この冬は2シーズン目。
昨年末には何十本かつくり、お世話になった方々への贈りものに。
そして今回は大きな大きな鍋でのジンジャーシロップづくりに挑戦です。

収穫した生姜をきれいに洗ってすりおろします。

使用するスパイスたち。いつもよりずっとたくさん。

すりおろした生姜とスパイスを大鍋に入れていよいよ混ぜていきます。

ドレッシングやジャムなどを缶・瓶に詰めて商品として販売するには、
缶詰瓶詰食品製造業などの許可が必要です。
ジュースなら清涼飲料水製造業、お菓子なら菓子製造業。
この頃はあちこちで6次産業化がうたわれ、生産から食品加工、流通、販売まで
自分たちの手で行うことがなんとなくいいように言われますが、
農家や漁師が食品をつくって販売する、
そして最終的にちゃんと儲けるということはそんなに簡単じゃなくて、
設備も人もノウハウもいるとても難しいことだと感じています。

私たちは農業が主な仕事。
基本的には野菜や果物を育てて、それを販売する。
育てたものがそのままのかたちですべて売れればいちばんいいのですが、
野菜は保存できる期間が限られているし、
かたちの悪いものなどそのままでは売れないものも。
そういうものを加工することで、長期間販売できるようにする。
新たな価値をつけて売れるものにする。

私たちは生姜を育てて販売していますが、保管の問題などもあり、
一部をジンジャーシロップとして加工しています。
自分たちが飲んだり、カフェのメニューとしてお出ししたり、贈りものにしたり。
これを商品として販売するのにはどうしたらいいんだろう。
自分のところでつくって売るには、許可もとらないといけないし、
何より製造できる本数がしれてる……。
1度につくれるのは30本程度、つくるのに丸1日はかかる。
それじゃ商売にならないし、何より本業である農業の時間がなくなってしまう。

あーだこーだと考えた結果、だいだいぽん酢づくりなどでもお世話になっている
島のお醤油屋さん「高橋商店」に相談し、設備をお借りしてつくらせていただくことに。

小豆島のお醤油屋、高橋商店さん。

香川“島旅”撮影ツアー、飛行機と船で小豆島へ

東京から週末1泊2日、カメラを手に。

寒い日が続いています。
そんなよく冷え込んだ冬の週末、東京から飛行機と船に乗って
同世代の女性の方々が小豆島に遊びに来てくれました。

極寒の土庄港でお出迎え。この日は風も強く寒い日でした。

今回来てくださった皆さんは、「香川“島旅”撮影ツアー」の参加者の方々。
香川県、ジェットスター・ジャパン、「Have a nice PHOTO!」による企画で、
東京から週末1泊2日で香川を楽しむツアー。

去年の冬に就航した高松と東京(成田)を結ぶジェットスター。
料金も安いし、時間も早い。
成田空港から高松空港へは約1時間半、
そして高松空港から小豆島へはバスと船で約2時間。
東京から4時間もみれば瀬戸内海の島に着いちゃいます。
私もいつか利用してみたいと思ってるルートです。

ツアー1日目の午後は、小豆島カメラのメンバーが島を案内。
有名な観光地ではなく、思わず写真を撮りたくなる山岳霊場「西之瀧」や、
オリーブ農家さんに会いにオリーブ畑へ。
もっともっと訪れてほしい場所、会ってほしい人はいるのですが、
それはまた次回ということで。

山岳霊場、西之瀧から撮影。

高いところから眺める瀬戸内海の風景は、何度見ても見飽きない。

オリーブ畑にて。生産者の堤さんに会いに。

オリーブ畑でも撮影。