1万種から選びぬかれた苺「いばらキッス」。バレンタインに茨城産のキッスはいかが?

バレンタインデーが近づいてきたこの時期は、
いちごが美味しい季節でもありますね。
今日ご紹介する「いばらキッス」は、
平成22年に誕生したばかりの茨城県オリジナル品種のいちご。
日本一の品種を目指し、8年の歳月をかけて開発されました。
「とちおとめ」を母親に、レッドパールと章姫(あきひめ)を交配した「ひたち1 号」を父親とした系統で、
なんと1万種以上の交配の組み合わせの中から選びぬかれたという逸品です。

特徴は高い糖度。
また、ほどよい酸味もあり濃厚でジューシーな味わい。
果肉がしっかりしているので輸送性も高く、
その味・品質ともにいま茨城でイチオシの品種だそうです。
それでも、まだまだ市場に出回る量は少なく希少なのだとか。

果実の大きさや形の良さも評判が高い。でもなかなか手に入りません!

そんな「いばらキッス」が2/14(土)に銀座にて限定販売されることに。
茨城県の農産物の素晴らしさを全国にPRする「いばらき美菜部」の皆さんによって
バレンタインデー仕様にラッピングされたいちごキッスが個数限定で販売されます。

「バレンタインデーにはチョコレート」が定番ですが、
今年は少し視点を変えて、バレンタインにピッタリな名前の「いばらキッス」を
贈るのもいいかもしれません。
また、チョコが苦手なお相手にも喜ばれそうですね!

●開催概要
・開催日時 / 2015年2月14日(土)12:00~16:00 完売次第終了
・場所 / スワンカフェ 銀座店  東京都中央区銀座2-12-16
・内容 / いばらき美菜部のメンバーにより、茨城県のオリジナル品種
「いばらキッス」をバレンタイン仕様パッケージで販売
・主催:いばらき美菜部
・協力:茨城県農林振興公社
・後援:茨城県農林水産部販売流通課

焼芋家の店主が焼く「やきいも日和」のつぼ焼いも。ほかほかでも、冷たいままでも!

神奈川県の大磯を拠点に展開している「やきいも日和」。
焼芋家のチョウハシトオルさんが
こだわりのやきいもを届ける、やきいも屋さんです。

こちらのやきいもがしっとり・ねっとりとして
おいしいと大人気。
イベントに出店すると、すぐに売り切れてしまいます。

おいしさの秘密は、大正時代から伝わる“つぼ焼き”。

特製のつぼに蓋をして、
練炭の熱と壺からの遠赤外線で
じっくりと蒸し焼きにすると、
外は芳ばしく、
中はしっとりとしたやきいもができるのだそう。

その歴史は石焼き芋より古く、
昭和初期の頃は
八百屋さんの店先で売られていました。

でも一度に焼ける量が少なく、手間がかかるため、
現在もつぼ焼を行っているやきいも屋さんは、
とても少なくなってしまったのだとか。
つぼ焼にこだわったやきいもづくりは、
“古き良き日本の食文化”を受け継いでいきたいという
思いからはじまった活動でもあるんです。

和歌山県田辺市の 「くまぐすあんぱん」。 南方熊楠にちなんだあんぱんは、 酵母と酒種の力でふっくら!

和歌山が生んだ世界的な博物学者、南方熊楠さん。
菌類や民俗学などのすばらしい研究の成果や
ユニークなキャラクターで
今もなお私たちを魅了してやまない学者です。

そんな熊楠さんは、あんぱんが大好きだったそうで
あんぱんを買う時は6個買っていたとか、
好きな女性に30個プレゼントしたことがあるとか、
かわいらしいエピソードが残っています。

和歌山県田辺市のパン工房/カフェ「ララ・ロカレ」では
そんな熊楠さんにちなんだあんぱんをつくっています。
その名も「くまぐすあんぱん」。
こちらが、ふっくら・しっとりと
焼き上がっていて、とってもおいしい!

いちおしは「酒種あんぱん」。
ブリオッシュをベースにした生地であんを包んだ、
風味ゆたかなあんぱんです。

酒種あんぱん 150円(税別)

海から生まれた海洋酵母を使用しており、
焼き上がりはソフトで口溶け抜群。
酒種が入っていることによって風味が増し、
しっとりとした高級感のある仕上がりになるそうです。

じつは熊楠さんの実家は「世界一統」という酒蔵だそうで、
そちらの酒粕を使った限定「くまぐすあんぱん」をつくったこともあるそう。
「世界一統」は明治17年に創業し、
現在も伝統を生かした日本酒づくりを行っています。

御殿場・御殿流白和え

濃厚な白和えの味を支える、意外な材料。

[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-tasty-012"]前回[/ff_textlink_by_slug]に引き続き、静岡県の御殿場市よりお届けします。
ご登場いただくのは、引き続きこのお三方。
ナガイちゃん(私の大学の同級生)のお母様、永井すみ代さん。
おばあちゃんの永井いささん。
ご近所に住む、佐藤ちゑさんです。

今回はお母さんに御殿場流の白和えを教えていただきます。
お母さん、ここいらではよく知れた白和えの名人とか。
では続きをどうぞ。

母「東京じゃ、白和えっていうと胡麻使うんだって?」

はい。

母「リエコ(ナガイちゃん)が言ってた。

東京で白和え食べたら、胡麻だったからびっくりしたって」

テツ「あの、お母さん何を使うんですか?」

母「ピーナツ使うのよ、このあたりじゃ」

ほー、それは食べたことないですね。

母「これ、材料」

お母さん、とってもご準備がよくて助かります。

母「それとこれ、スキッピー」

なぬ! 久々に見たぞスキッピー!

子どものとき、好きすぎてパンにつけずにそのまま舐めてたっけな~。

母「ほんとはね、ちゃんとピーナツを擦ってペーストにするんだけど、今日はいいよね」

はい、いいです。

★御殿場流白和え

材料 
絹ごし豆腐 ほうれん草 にんじん こんにゃく 味噌 砂糖 スキッピー(粒なし)

豆腐を水切りしておく(1~2時間)。
にんじんを短冊切りにして茹で、醤油、みりん、酒、砂糖で下味をつけて冷ましておく。
こんにゃくも同様の下処理をしておく(濃いめに下味をつけるのがポイント)。
ほうれん草を塩を入れたお湯でさっと茹で、水気を絞って切っておく。

1. 味噌と砂糖、スキッピーをすり鉢でよくすり合わせる。

2. ボウルに冷ましておいたにんじん、こんにゃくとほうれん草を入れ、も加えてしっかりと混ぜ合わせる。

3. 水切りしておいた豆腐を入れ、ざっくりと混ぜ合わせる。

テツ「けっこう手間がかかるんですね。切ったり茹でたり、練ったり」

母「そうなのよ、1~2時間かかるよね。
だから、いっぺんにたくさん作って、近所に配ったりするの」

ちゑ「この人の白和えは美味しいよ~、美味しくてすぐ食べちゃうよ」

母「おばちゃん、今日もたくさん作ったから持って帰ってね」

ちゑさん、嬉しそうに頷く。

テツ「仕上がったものを撮らせていただきますね」

母「はいはい、どうぞー」

カシャ、カシャ
うーん、つやつやでホワっとしていて、美味しそ~。

母「こんなのも作ってみたけど、どうかな」

! 

朱色のお膳の上に、ずらりとおかずが並んでいる。

テツ「お母さん! すごいですねこれは!」

母「大丈夫? こんな感じで」

テツ「大丈夫どころか、素敵すぎます~」

母「煮豆と、あとこれはちゑさんが作った八頭の茎の酢の物、それとおにぎりね」

うわー、感激~。

母「これ撮り終わったら、みんなで食べましょう」

はい!

パシャパシャ

円空ゆかりのまち 岐阜県関市「うまい仏」展。 うまい棒で作った仏像を見に 3日で1万3千人が来場!

みなさんご存知のスナック菓子、「うまい棒」。
そのうまい棒を使って仏像を彫刻したという
「うまい仏(うまいぶつ)」のお披露目が
1月23日(金)~25日(日)の3日間にわたり名古屋で開催されました!

生涯に約12万体もの仏像を彫ったという円空上人ゆかりのまち・岐阜県関市が主催となった
『うまい仏~円空が眠るまち・岐阜県関市 現代アート展~』では
うまい仏の3作品展示と、現代美術作家である河地貢士(かわち こうし)さんによる
うまい仏彫刻ワークショップを開催。
来場者数はなんと約1万3千人。
幅広い年代の方々がそのインパクトある作品に熱心に見入り、
写真撮影をしていました。

いつも食べてるあのうまい棒が、ありがたいお姿に…! うまい仏(2015年新作)。現在販売されている18種のスナック菓子を素材に制作。

見入るお客さんたち。味によって彫りごたえが違いそうですね。

煩悩の数にひとつ足りない107体のうまい仏が集合した「百七体旨仏像」(一番最初の写真)。その108体目はパフォーマンスとして彫刻されました。

円空最後の作品である「歓喜天」を模したうまい仏。厨子に納められさらに有難いオーラが。

円空上人は美濃・竹ヶ鼻(現在の岐阜県羽島市)で生まれた
江戸時代前期の行脚僧。
円空仏と呼ばれる穏やかな笑みをたたえた彫刻作品は
芸術的に高く評価されています。
晩年を過ごした関市には、全国に残る約5000体の円空仏のうち約290体が残っており、
円空館や洞戸円空記念館で展示を見ることができるそう。
300年以上前に彫られた円空仏と、現代のうまい仏。
ぜひ見比べてみたいですね。

河地貢士「うまい仏」

「2015北見厳寒の焼き肉まつり」。北海道北見市の名物!マイナス10度の野外焼肉フェスティバル

二月に入り、いよいよ寒さが厳しさを増してきました。
できればお家から出たくないと思ってしまうくらいですが、
北海道の北見市では「北見厳寒の焼き肉まつり」という催しが行われています。
零下10度前後にもなる北見の夜空の下、
約400台の七輪を囲んで焼き肉大会が行なわれるイベントです。
今年の開催は 2015年2月6日(金)なのですが、残念ながら
1,500枚のチケットはすでに完売!
全国から北見の焼き肉ファンが詰めかけるのだそう。

1,500円のチケットで、サガリ+ホルモン+豚肩ロース+(各100g)+北見産たまねぎ+塩コショウ+焼酎・ソフトドリンク飲み放題(割り箸・タレ皿・コップ付)がついてきます。

沖縄県・石垣島の おにぎり「オニササ」。 ささみフライとのりたまごはんの 相性が抜群!

ささみフライとごはんが一体になったおにぎり「オニササ」。
尖頭形のかたちに、なんだかすごみがあります。
沖縄県の石垣島で生まれ、
今や沖縄中で食べられているというこちらのおにぎり、
食べてみると意外なほどおいしい!
ただのB級グルメフードとあなどれないんです。

こちらが「オニササ」元祖の店といわれている、石垣島の「知念商会」さん。

店内はいつも地元の人でにぎわっています。
学校の近くにあり、地元の中高生にも大人気だそう。

店内には、お惣菜がずらり。
でも、あの「オニササ」の姿が見当たりません。
じつは「オニササ」は、自分でこしらえるおにぎりなんです。

「鹿沼のカフェフェス」開催。お茶の文化がある栃木県鹿沼で、音楽とカフェ、ものづくりの祭典

2015年3月28日(土)、栃木県の鹿沼市で
「鹿沼のカフェフェス」が開催されます!
これは、日本じゅうから選りすぐりのカフェとショップが集結する、
音楽とカフェ、ものづくりの祭典。
極上の音楽の音色と、極上のカフェの“香り”が漂うイベントです。
もともと鹿沼は、昔から「お茶」文化が盛んなまち。
時代が変わり、いまお茶を楽しむ場所は「喫茶」という空間から「カフェ」
へと移り変わり、この町の暮らしに根づいているんです。

ライブには高野寛 × 畠山美由紀 × おおはた雄一、原田知世
おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)、
tico moon(ティコムーン)らすてきなミュージシャンのほか、
鹿沼市立東中学校オーケストラ部も出演!
そのほか、出店される皆さんをご紹介。

メインビジュアルはイラストレーター・柴田ケイコさんによるもの。栃木県の名産品・イチゴの上でカフェと音楽を楽しむ人々が描かれています。出店カフェにてチケットを購入いただいた方への特典バッヂもカワイイです。

今日のおやつ: 冬限定の「苺ひよ子」。 100年の歴史の「ひよ子」 のなかで福岡だけで買える!

今日のおやつは、福岡県のお土産の「ひよ子」。
東京名物のイメージが強い「ひよ子」ですが、実は
福岡生まれなんですよね。
これは、福岡県だけで、冬限定で販売されている「苺ひよ子」。
福岡産の苺「あまおう」を混ぜ込んだ、
風味豊かな苺餡に、九州産の小麦粉を使った
ほんのりミルク味の生地がおいしい。
福岡県でしか買えない、いまだけの味です。

大正元年(1912年)に筑豊飯塚で生まれたひよ子には、
100年以上の歴史があります。

茨城発のクラフトビール研究バー「常陸野ブルーイング・ラボ」が神田・マーチエキュートに登場

茨城県那珂市の木内酒造といえば、
ふくろうマークでおなじみの
クラフトビール「常陸野ネストビール」で知られる醸造所。
このたび、東京・秋葉原駅ちかくの「マーチエキュート神田万世橋」に、
木内酒造によるビール・ラボ&レストラン「常陸野ブルーイング・ラボ」がオープンしました!
ここではさまざまなクラフトビールと常陸野の食材を使ったごはんが味わえるほか、
ビールの製造工程などを学べるという、クラフトビール好きにはたまらない場所です。

「マーチエキュート神田万世橋」があるのは、JR中央線の神田~御茶ノ水間。大正時代に中央線の始発駅として建設された万世橋駅を商業施設にリノベーションした場所です。

喜久盛酒造仕込み蔵移転ファンド

廃業した仕込み蔵に再び灯る、復興という名の明かり。

10月、酒づくりのシーズンが到来し、今年で創業120年を数える老舗蔵が
新たなスタートを切ろうとしていた。岩手県北上市にある喜久盛酒造だ。

喜久盛酒造の酒蔵の外観。隣接する自宅や醤油蔵、倉庫なども含めて3000坪の敷地がある。高校生の頃からレスリングをやっていた藤村さんは、敷地内の空いている農作業小屋を改造して道場をつくり、震災前はよく格闘技愛好家に教えていた。

自宅と隣接する広大な酒蔵は、東日本大震災で半壊。
先代のときに操業を停止したという醤油蔵は、100年以上の歴史を持ち、
かつては映画のロケに使われたり、雑誌に取り上げられるほど趣きのある建物だったが、
屋根が崩落して全壊認定。現在も瓦礫は撤去されることなく、
あの日から時が止まったようにそのままのかたちで残っている。

「北上市は震度6だったのですが、私の代になってから
震度6の地震には、東日本大震災の前にすでに2回ほど遭っていました。
それでも2回とも酒蔵は無傷だったので、
古い建物は地震にも強いのだと思っていたのですが、
3.11は揺れている時間が長かったこともあり、
ケタ違いのダメージを受けてしまいました。
4月に起きた最大余震の影響も大きかったですね」
と、5代目蔵元の藤村卓也さんは当時を振り返る。

3.11から約1か月後に起きた最大余震で、大きく崩れ落ちた土塀。酒蔵は半壊してしまったものの、従業員とその年に仕込んだお酒は無事だったことが、何よりの救いだった。

地震の被害に加え、雪の重みでつぶれてしまった屋根。その下にあった冷蔵庫もつぶれてしまった。屋根裏は柱が傾いていて、とても危険な状態だ。

1990年代までは醤油の醸造も行っていた。全壊した醤油蔵は、映画のロケ地として貸し出したこともあるほど絵になる場所だったそうだが、震災で見る影もなくなっている。

酒蔵の修復に莫大な費用がかかることは、建築に無知な者でも容易に想像できた。
それでも北上市内の建築業者に修繕費用の見積もりを依頼すると、
金額ではなく、思いがけない答えが返ってきた。
「うちでは直せない」ときっぱり断られてしまったのだ。
100年以上前の建物であることに加え、
増改築を繰り返してかなり複雑な構造になっていたため、
近代建築を扱う一般的な業者には手に負えない、というのが理由だった。
その後さまざまなつてをたどって、古民家を専門に扱っている盛岡市の業者から、
ようやく見積もりを出してもらえることに。
しかし、その時点で震災からすでに丸2年以上の歳月が流れていたため、
修復に関する補助金の申請を行うことができず、
自分たちで捻出しなければいけない状況だった。

他県の復興支援団体が喜久盛酒造へ視察に訪れたとき、全壊した醤油蔵を見て、
解体費用を自治体から援助してもらえるのでは、とアドバイスしてくれた。
それを聞いた藤村さんは、古い酒蔵を直すのではなく、全壊した醤油蔵を取っ払って、
その場所に現在の出荷量に見合ったコンパクトな蔵を新築したほうが、
予算を安く抑えられるのではないかと考えた。
しかしながら自治体によって対応が異なり、
北上市からは解体費用を援助してもらえないことが判明。
半壊後、規模を縮小しながら営業を続けていた酒蔵を直すことしか、
道は残されていないように思えた。

藤村酒造店(現在の喜久盛酒造)の創業間もない頃の代表銘柄「凱旋」。日清戦争勝利に因んだネーミングで、時代がうかがえる。後ろに写っているのは、税務署に提出していた申告書。どんなお酒をつくっていたのかが詳細に記されている。

藤村酒造店時代の広告。戦時中に企業合併した北上・花巻の酒蔵は、戦後に分離。3代目だった祖父の藤村久喜(きゅうき)さんが、「久喜が逆立ちしても盛り上げる」という意味を込めて、社名を喜久盛酒造に変更した。

酒蔵に足を踏み入れると目に飛び込んでくる標語。祖父が蔵元だった頃は日本酒全盛の時代で、従業員を多数雇い、事業をかなり拡大させていた。

そんななか、隣の花巻市にある白雲の社長が亡くなり、
2014年3月に自主廃業したことを耳にする。
太平洋戦争中、喜久盛酒造の前身である藤村酒造店と白雲をはじめとする複数の蔵は、
同じ税務署管内の酒造メーカーとして企業合併していた時代もあった。
しかも喜久盛酒造と白雲は、市が違うといっても車でわずか5分の距離。
ご近所の蔵で、なおかつ国の政策とはいえ一時は同じ企業だったよしみもあったので、
藤村さんはご遺族に白雲の蔵を貸してもらえないかと
思いきって相談すると、ふたつ返事で承知してくれた。

白雲の社長は、酒蔵と隣接する自宅にひとりで暮らし、
酒づくりは基本的に杜氏とふたりで行っていた。
2013年の秋、まさにこれから酒づくりをしようという準備段階で
亡くなってしまったため、蔵もきれいで、醸造機械の類は年季が入っていたものの、
メンテナンスをすれば充分に使える状態だった。
さらに喜久盛酒造と比べてコンパクトな白雲の蔵は、
現在の出荷量を考えても作業しやすい手頃なサイズといえた。
修繕費用がかなりかかってしまうことを考えても、喜久盛酒造の蔵には手を加えず、
白雲に移転して酒づくりを続けるのが賢明だと藤村さんは判断した。

喜久盛酒造の広大な敷地内には4つの井戸があり、幸いなことに震災後も水質・水量は変わっていない。移転後は白雲の水を使うことになるが、水質はほとんど変わらないという。

移転先の白雲の仕込み蔵。社長は趣味人だったらしく、蔵にはステレオが置かれていたり、庭先には乗り古したバイクがあったり、自室には社長自ら描いた絵が無数に残されていたという。酒に関しても、自分のつくりたいものだけをとことんつくるような人だった。

さて、喜久盛酒造のつくる肝心の日本酒なのだが、これがかなりのインパクト。
現在一番の人気銘柄となっている「タクシードライバー」は、
藤村さんが代表になって間もない2005年に商品化したもの。
誕生したきっかけが、また面白い。
「知人の紹介で、『映画秘宝』という雑誌のアートディレクターをしている
高橋ヨシキさんと飲む機会があったんです。
お会いしてすぐに好きな映画の話になりまして、
自分はイタリアのグァルティエロ・ヤコペッティ監督の『世界残酷物語』という
ドキュメンタリーが、DVD-BOXを買うくらい好きなんです。
その話を真っ先にしたら、パッケージデザインをしたのがヨシキさんだった。
それで一気に意気投合して、映画の話で盛り上がりつつ、
これを機に新しい酒の銘柄を考えましょう、という話になりました。
バカ話をしながら、いくつか出てきたアイデアのなかで、
一番商品化しやすかったのが『タクシードライバー』だったんです」
その数日後には、高橋さんの手による
ラベルデザインの原型ができあがっていた。

高橋ヨシキさんがデザインした「タクシードライバー」のラベル。映画好きはもちろん、ミュージシャンなどにもファンが多いという。それにしても、すごいインパクト……!

「タクシードライバー」は藤村さんいわく、どっしりとしたタイプのお酒。
岩手のお酒は全般的に、さらりとした飲みやすいタイプが多いため、
県内の同業者には「岩手で一番濃い」と言われている。
「正直、地元の受けはそれほどよくないのですが、
大阪など濃い味の好まれるエリアでは、早い段階から結構飲まれているんです」

「タクシードライバー」は、震災後に東京の有名な地酒専門店に
取り上げられたのをきっかけにブレイク。
それまでは1年かけて売っていた在庫が3か月で完売して、
増産した翌年も3か月で早々に完売。
昨年度はさらに3倍の量を仕込んだものの8か月で完売して、
現在は今年の新酒を待つのみだ。

「これまでの蔵は、祖父の代にかなり事業を拡大して増築していたので、
壊れた部分とかろうじて使える部分がありました。
震災後も崩壊した部分はそのままにしておき、
比較的被害の少なかった部分でなんとか営業を続けてきました。
この3年間は、生産規模をかなり縮小せざるを得なかったため、
つくりたいものをなかなか満足につくることができませんでしたが、
こうして蔵を移ることで、ようやくやりたいことをできる状況にはなったと思います」

白雲の仕込み蔵。全体的にコンパクトなので、動線が短くて作業しやすく、少ない容量をたくさん仕込む現在の喜久盛酒造のスタイルに合っている。藤村さんはここで喜久盛のお酒だけでなく、「白雲」という銘柄も引き継ぐつもりだ。

この制御盤は、藤村さんの祖父の代に喜久盛酒造が白雲に譲ったものだとか。藤村さんは移転して初めてそのことを知ったのだが、ご近所の蔵だけに世代を超えてこうした付き合いがいくつもあるのだろう。

藤村さんの「やりたいこと」を実現すべく、
この秋から喜久盛酒造に頼もしい人物が新たに加わった。
杜氏の盛川泰敬さんだ。花巻出身の盛川さんは、
この業界に入って20年近く、他県の蔵で酒づくりをしてきた。
喜久盛酒造は、盛川さんにとって初めてとなる地元岩手の酒蔵だ。
「中学生のとき、『ドブロクをつくろう』という本に夢中になって
何十回も読み、酒づくりをしたいと思うようになりました。
お酒を飲むことも好きですが、世の中には自分に合う酒と合わない酒がある。
できるだけ合う酒を飲みたいと思ったら、自分でつくるのが一番ですし、
それができるのは杜氏だからこそですよね」

蔵元の藤村さん(左)と、杜氏として今年からともに酒づくりをする盛川さん(右)。白雲の蔵には、お酒をしぼる槽(ふね)という昔ながらの道具が残っている。機械でしぼるところが圧倒的に多くなっているなか、木槽の扱いは熟練した技術を必要とする。

盛川さんに合う酒、つまりつくりたい酒は、純米酒。
そして喜久盛酒造は、今年から県内初の全量純米蔵として再スタートを切る。
それが、藤村さんのやりたかったことだ。
「杜氏のつくりたい酒と、自分の求める方向性が、ようやく合致した感じです」

一度は明かりの消えてしまった蔵で、いままさに新たな仕込みが始まっているものの、
自治体から満足な復興支援が受けられなかったこともあり、
醸造機器類や酒米の購入費用、人権費用などは、まだまだ足りていないのが実情だ。
そこで藤村さんは、ミュージックセキュリティーズの
「被災地応援ファンド」を活用して醸造に必要な資金を募ることに。

「このファンドは被災した喜久盛酒造の復興と、
後継者が途絶えて自主廃業してしまった白雲さんの再生という二重の意味を持ちます。
かつては北上と花巻の両地域に十数軒の造り酒屋があったのですが、
震災前の時点で喜久盛と白雲、南部関の3つにまで減ってしまいました。
岩手は酒どころのイメージがあるかもしれませんが、造り酒屋だけでなく、
酒販店も後継者不足で廃業を迫られているところが増えています。
岩手の日本酒文化を絶やさないためにも、がんばってまいります」

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●ミュージックセキュリティーズ株式会社では、喜久盛酒造が移転先で設備を整え、
本格的な生産態勢を整えるために必要な資金をファンドを通じて募集しています。

■投資家特典
1口につきタクシードライバー純米酒1本(720ml、約1,500円相当)をご送付。
3口以上お申込の方には焼酎古酒(*)(720ml、約6,000円相当)を追加ご送付。

*三代目蔵元 藤村久喜(現代表の祖父)が昭和50年代に焼酎の製造免許を取得し、自社製品の酒粕を蒸留してつくった米焼酎と甲類焼酎をブレンドした「甲乙混和焼酎」。焼酎製造免許は既に返上してしまったために今後はつくることができません。今回ご提供するのは30年以上熟成された喜久盛酒造がつくる最後の焼酎です。

ご送付例
・1口 「タクシードライバー」1本
・3口 「タクシードライバー」3本、焼酎古酒1本(720ml)
・5口 「タクシードライバー」5本、焼酎古酒1本(720ml)

company profile


map

喜久盛酒造株式会社

住所:岩手県北上市更木3-54
TEL:0197-66-2625
http://kikuzakari.jp/

Fund Information

ファンド名:

喜久盛酒造仕込み蔵移転ファンド

1口申込金額:

10,500円(出資金5,000円、寄付金5,000円、取扱手数 料500円)

募集総額:

1300万円

資金使途:

醸造機器等、車両等 600万円
酒米購入費 330万円
人件費 370万円

【おことわり】

喜久盛酒造株式会社および株式会社マガジンハウスは、「喜久盛酒造仕込み蔵移転ファンド」の募集・売出しの取扱い、売買、売買の媒介・取次ぎ・代理等を行うものでなく、また、それらに向けた勧誘を行うものでもありません。本ファンドへの出資申込取扱は、ミュージックセキュリティーズ株式会社(MS社、第二種金融商品取引業者関東財務局長[金商 第1791号])に委託しており、MS社の上記WEBサイトでの、会員登録および出資申込手続を行っていただきます。

なお、本ファンドは、以下の留意点、リスクがありますので上記の「ファンドの詳細・お申込みはこちら」をクリックしていただき、匿名組合契約書および匿名組合契約説明書をよくお読みのうえ、お申込みください。

・出資金1口5,000円あたり当社への取扱手数料500円、喜久盛酒造への応援金(寄付金)5,000円が必要となるほか、別途金融機関へのお振込手数料が必要となります。
・出資金が一切戻ってこない可能性、ファンド期間中途中解約を行えないなどのリスクがございます。

濃口醤油のような 再仕込醤油「はつかり醤油」 埼玉・松本醤油店

情緒あるまちに残る醤油蔵

ふと仕事を忘れてぶらりと散策したくなるほど
情緒あふれる川越のまちなかに「松本醤油商店」がありました。
蔵の表にある「醸ん楽座」という直売店には観光客が出たり入ったり。

「大正時代は埼玉に蔵元が123軒あったけれど、いまや12軒のみ。
特にうちみたいにまちなかにある蔵は、
駐車場に変えたりして醤油業からいち早く撤退していきました」
そう話すのは松本醤油商店の松本公夫社長。

「うちが残った理由ですか? まずは醤油を造ることが好きだったことですね。
先祖から受け継いだものから大切にしないと、という自覚もあります。
あとは婿という意地ですね」と柔らかく笑いました。

松本公夫社長。まっすぐな想いが伝わってくる。

社員も生き生きと働く。

地元で造った醤油を地元の人が使うというのが当たり前だったけれど、
「大手メーカーの醤油が入ってきました。
しかも、いまでこそうちみたいな昔ながらの造りが評価されていますが、
当時は『大手メーカーの醤油こそ質が高い』という人が多く、
地元の醤油は評価されにくい傾向にありました」
という言葉に、醤油蔵として残る苦労が表れます。

地元埼玉産大豆も積極的に使う。

大豆を蒸すNK管。醤油造りは一から手がける。

坂井〈海女小屋〉 福井の酒蔵めぐりのしめに サザエやサワラのたたきを

イラストを拡大

地元客と、一期一会の女子トーク。

さんかく屋根の懐かしい建物に、地元の酒の銘柄「冨久駒」といっしょに
「海女小屋」の看板がポワンと光ってた。
福井県坂井市をめぐる旅、昼間にみぞれまじりの雨の中、冨久駒の久保田酒蔵を見学。
弁当忘れても傘忘れるな、日本海の天気は変わりやすい。
雨はやんでいたけれど、まちの暗さと寒さがしんみり、さぁ早くお店に入りましょう。
店内は宴席できるような広めの畳席とカウンター。先客もカウンター。
私たちもカウンターへ。私の座った席の前には、小さな水槽が。
水槽の中には、サザエがぴったり張りついてる。その色だけ妙に色っぽいような。

お通しに、パリパリしたもが出てきたのだけれど、なんですかコレ? 
メカブの唐揚げです。駄菓子屋にあるような赤い蓋の大きな入れ物から
出してくれる海藻チップ、なかなか、いいおつまみ。
ビールを飲みつつ、メニューを斜めにみて思案してると、
適当に刺身盛り合わせましょうか? と。そうですね、おねがいします。

今日のお弁当: 「しゃもじかきめし」。 広島の食材、ぷりっぷりのかきが ぎっしり凝縮!

今日のお弁当は、広島県広島駅の「しゃもじかきめし」。
かき生産量全国1位、シェア60%を誇る広島ならではの
かきづくしのお弁当。

宮島名物の「開運しゃもじ」をかたちどった
おめでたい色のお弁当箱に、広島の食材がぎっしり。
広島産のお米を使った「かきめし」、
ジューシーなかきフライ、かきのゆず味噌和え、じゃこ煮、
広島菜の漬物が入っています。
10月~翌3月までの期間限定販売。
お値段は税込1,200円。
旨味たっぷりの、とくべつなお弁当です。

箱を開けると、おめでたい色のしゃもじ型お弁当箱が!

お弁当を開けてみると...

冬季限定!長野県・飯山名物「バナナボート」。ふわふわ・しっとりな和菓子屋のケーキ

長野県のもっとも北にある、
奥深い森や高原に囲まれた城下町、飯山。
この古き良き情景が息づくまちには、
冬になると店頭に並ぶ
“和菓子屋のケーキ”なるお菓子があるそうです。
こちらがそのお菓子「バナナボート」!

和菓子と洋菓子のあいまった姿が
何ともインパクト大です。
それは、ふわふわのスポンジ生地に生クリームを塗り、
バナナを包んだオムレット。
50年ほど前に和菓子屋さんでつくられて以来、
町内の和菓子屋さんやケーキ屋さん、パン屋さんに広がり、
いまでは12のお店で販売されているそう。
冬季限定なのは、まだ冷蔵設備がない時代に
広がった名残なのだとか。
こちらは、老舗の和菓子屋「喜楽堂」さんの「バナナボート」。

東京で和菓子を学んだ3代目のご主人が、1枚1枚生地を焼いています。
甘さ控えめのクリームと、完熟バナナの相性は抜群。
下は、ケーキ屋さん「ジャンクーゴ若木屋」さんの変わり種バナナボート。

カスタードと生クリームをサンドした、ケーキ屋さんならではの一品です。
そのほかにも、練乳クリームとカスタードクリームを
メープル風味の生地で包んだ「パティスリー・ヒラノ」さん(一番上写真)や、
外側にクレープを重ね巻きした「京香屋製菓店」さん、
飯山の「菜の花みゆき卵」を使用した「サン・ローラン」さんなど、
お店ごとに個性があって楽しい!

バナナボートを扱っているお店は、
信州いいやま観光局のホームページでチェックできます。
バナナボート特集のページはこちら

信州にはバナナボートのほかにも、
笹ずしや産地銘柄豚「みゆきポーク」、「富倉そば」など、
おいしいものがたくさんあるとのこと。
また、1月下旬から3月上旬にかけては、
かまくらの中で名物「のろし鍋」が楽しめる
「レストランかまくら村」もオープンします。
バナナボートと合わせて、ぜひチェックしてみてください。

信州いいやま観光局

秩父の森でカエデ樹液を味わう! 三十槌の氷柱、和メープル特別 限定料理を楽しむエコツアー

コロカルニュースでご紹介した、埼玉・秩父うまれのメープルシロップ
2月14日と28日(土)、その「和メープル」が味わえる、
「和メープルエコツアー in 秩父」が開催されます。
雪の残る秩父のカエデの森を、ガイド付きで散策し、
採れたてのカエデ樹液を味わうほか、
冬の秩父の観光名所、「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」を見学。
ランチは和メープル特別限定料理を楽しむという充実のツアーです。

メープルシロップを採取するカエデ

カエデの木に穴をあけたそばから、ポタポタと樹液が流れ落ちます。さらさらしたほんのり甘い栄養たっぷりの自然のミネラルウォーターのような感じ、なんだそう。

スタイリッシュなムービーでもご紹介

ツアーの参加料金は、ガイド料、昼食代、
おみやげ代など含んで1名様5,000円。
宿泊ご希望の方は別料金でアレンジ可能なのだそう。
お申し込み・問い合わせは下記まで。

■和メープルエコツアー in 秩父
問い合わせ:NPO法人 秩父百年の森 担当:井原(tapandsap@gmail.com)
詳細:pdf資料
ちちぶメープル

「じゃがいも焼酎 北海道清里」。 北海道清里発のじゃがいも焼酎を みつばち先生がリニューアル。

北海道の東、知床半島の麓に位置する清里町。
透明度日本一にも選ばれた斜里川の清涼な水と、
極寒の気候に負けない肥沃な大地が豊かなじゃがいもを誇る
この地で、じゃがいも焼酎の祖「清里焼酎」が醸されています。
「清里町を代表する特産品を開発しよう。」という声を受けて
清里焼酎が開発されたのは昭和50年のこと。
それから40年、コンセプト・デザインをリニューアルした
新しい清里焼酎が誕生しました。
プロデュースを手がけたのは、コロカルでもご紹介した「みつばち先生」こと
鈴木輝隆さん。→コロカルの記事はこちら

リニューアルを手がけたクリエイターは、
大黒大悟さん、天宅正さん、高田唯さん、3人のデザイナーと、
カメラマンの阪野貴也さん、コピーライターの是方法光さん。
有機的な3つの塊で構成したシンボルマークは、
清里の原動力である「自然」「農業」「人」の3要素を象徴的に表現しています。
ボトルデザインは、清里の清廉なイメージが基本形。
たくさんあったお酒の種類も、「スタンダード」「樽」「原酒」の3種に集約し、
ミニマルなデザインで洗練された世界観を表現しています。

スタンダードなじゃがいも焼酎「北海道清里」は、独特の爽やかな風味、白麹仕込みのほのかな甘みと優しい味わいが特徴。

オーク樽でじっくり寝かせた「北海道清里 樽」は、ホワイトオークで熟成することで、琥珀色に染まったじゃがいも焼酎。じゃがいもの甘みとオークの香りが渾然と溶け合い、ウィスキーのような洗練された味わいが楽しめます。

味わいがギュッと濃縮された「北海道清里 原酒」は、雑味の少ない美味しい部分のみで蒸留を止め、焼酎としての限界アルコール度数44度に仕上げました。

さらに熟成を重ねた長期貯蔵古酒「北海道清里 原酒5年」もあります。

清里焼酎では酒蔵を無料で見学することも可能だそう。
全国からのお買い求めは、Webショップより。

じゃがいも焼酎 北海道清里

「WASHOKU 錦繍楼」銀座にオープン。とり野菜味噌鍋も! 石川県産食材を使ったレストラン

2015年1月15日(木)、東京・銀座に、
能登牛や加賀野菜をはじめとした、様々な石川県産食材を使ったレストラン
「WASHOKU 錦繍楼(きんしゅうろう)」がオープンします。
場所は石川県のアンテナショップ「いしかわ百万石物語・江戸本店」の上階。
「和」と「洋」の融合をテーマに、石川県の新鮮な食材を中心に使った、アラカルト、コースなど
30種類以上の料理が提供されます。
石川県の名物「とり野菜味噌鍋」や、石川産のお麩を使った「車麩のフレンチトースト」、
能登牛、さらに石川県の珍味や地酒、ワインのほか、伝統工芸の取り扱いもあるのだそう。

石川県の名物「とり野菜味噌鍋」もあります。

石川県産食材をふんだんに使い、和洋の要素を大胆にアレンジした「錦繍楼コース」(1人3500円 ※2名様より)

「WASHOKU 錦繍楼」店内

この「WASHOKU 錦繍楼」の運営は、東京・大阪でスペシャリティーレストランや
カフェ、スイーツブティックを手がけるシダックスレストランマネジメント株式会社。
今後は石川県以外にも、新しいWASHOKUの世界を追随できるような、
日本の伝統食材などを使用していくのだそう。
どんなお料理に出会えるのか楽しみです。

■WASHOKU 錦繍楼
所在地:東京都中央区銀座2-2-18 TH銀座ビル3階
TEL:03-3562-7631
休業日:月曜日
営業時間:昼11:30~15:00 夜17:00~22:00

徳島製粉「金ちゃんヌードル」。徳島で生まれたご当地カップヌードルは、飽きないおいしさ!

今日のおやつは、徳島県の徳島製粉がつくる「金ちゃんヌードル」。
中部地方より西日本で販売されているメジャーな商品なのですが、
わたくし今までこの「金ちゃんヌードル」の存在を知りませんでした。
お味はシンプルでさっぱりとしたしょうゆ味。
何度食べても飽きが来ない、安心のスタンダード。
麺の歯ごたえも良く、リピートしてしまいそうなおいしさです。

メーカーの「徳島製粉」は、徳島県で唯一の製粉会社。
「金ちゃんヌードル」は昭和46年から製造販売されています。
当時、大手パン企業の進出によって小麦粉の売上が下がった徳島製粉が、
自ら小麦粉を使った製品作りに乗り出したことが誕生のきっかけでした。
「金ちゃん」という名前は、創業当時より製造している小麦粉の銘柄「金鶴」
から名付けられています。

なんとも懐かしいフォントで愛らしいデザイン。蓋に作り方が書いてあります

蓋を開けると、かやくと粉末スープ、太めの麺が。容器はプラスチックのカップが二重になっていて、お湯が入っても持つ手が熱くなりません。

麺の上にかやくとスープを乗せてお湯を注ぎ、3分間待ちます。

かき混ぜたら出来上がり!いい香りが漂います。

麺が太めで、スープがあっさり。具だくさんです。

「金ちゃんシリーズ」はこのほかにもカレー味や塩味、
そのほか焼きそばや袋麺もあります!
ご近所に売っていない方は、こちらで通信販売も可能です。

徳島製粉「金ちゃんヌードル」

御殿場・みくりや蕎麦

代々受け継がれてきた、家庭の味。

昨年のはじめ、大学の同窓会に出席した。
久しぶりに再会して互いの近況を報告し合あうと、
東京から離れて地方で暮らしている友人が何人かいることがわかった。
そのうちのひとりがナガイちゃん。
ナガイちゃんの生まれ育った場所は富士山の麓、静岡県は御殿場市。
大学卒業後に東京で数年暮らしたあと、
御殿場へ戻って実家のそばで暮らしているという。
ふむふむ、御殿場か〜、美味しいものがありそうな予感。

テツ「御殿場って、どんな郷土料理があるの?」

ナガイ「うーん、何だろ~。母親のほうが詳しいから聞いてみようか」

テツ「ぜひ、お願いします」

数日後、ナガイちゃんが連絡をくれた。

ナガイ「みくりや蕎麦っていうのがあるんだけど、知ってる?」

テツ「いや、初耳です」

ナガイ「近所のおばあちゃんが、それの名人なんだけど」

テツ「それ、教わりたい!」

ナガイ「いいよー、母親に言っておくー」

わーい! 
同窓会が開かれたおかげで、「みくりや蕎麦」なるものに出会えることとなった。

ーーー

迎えた当日。
新宿から高速バスに乗り一時間半、御殿場へ到着。

テツ「こんにちは~」

母「あ、いらっしゃーい!」

張りのある声で元気いっぱいに出迎えてくれたのは、
ナガイちゃんのお母さん、永井すみ代さん

母「どうぞどうぞ、上がって」

奥の居間へとおじゃますると、おばあちゃんがふたりお茶をすすっていた。

母「こちら近所のおばちゃん、佐藤ちゑさん」

ゆっくりと、上品に会釈をしてくれた。

母「で、こちらがうちのおばあちゃん」

永井いささん。
割烹着にもんぺ姿。
昔ばなしに出てくるような、典型的な優しいおばあちゃんという雰囲気。
こういうおばあちゃんに憧れていたの~、心が躍る。

札幌・センチュリーロイヤルホテルで「日本三大七味が合う」ビュッフェ開催中

お蕎麦にうどんに鍋ものに、と大活躍の七味唐辛子。
赤唐辛子・山椒・陳皮・黒胡麻・麻の実・けしの実など
どれも風邪にきく香辛料で作られており、
寒くなってきたこの時期には積極的にとりたい薬味です。

その七味の三大老舗・有名店といえば
1625年創業の東京浅草寺「やげん堀」、
1655年創業の京都清水寺「七味屋本舗」
そして1720年創業の長野善光寺「八幡屋礒五郎」。
同じ七味唐辛子でも、
地域の食文化によって入っているものが微妙に違っています。

比べると色も違いますね

日本で一番古いレシピをもつ浅草「やげん堀」は
濃口醤油にあうように生唐辛子と焙煎唐辛子の2種類が入った辛めの配合。
京都「七味屋本舗」は薄口醤油の風味を大事に
山椒と青のりが入っています。
また、長野「八幡屋礒五郎」は辛口醤油にあうように生姜が配合され、
フレッシュな風味が特徴です。

札幌にあるセンチュリーロイヤルホテルではただいま、
この特徴的な三大七味にぴったりな料理をテーマにランチビュッフェを開催中。
こだわり豆腐のステーキ 、真鱈のチーズ焼き 、
4種の豆のペペロンチーノ、北斗市 寒締めキャベツのジェノベーゼ、
蟹味噌入りバーニャカウダソースなど
冬に食べたくなるあったかメニューをベースに
シェフが特別に考案した料理他全60品がいただけます。

昭和48年に開業のセンチュリーロイヤルホテル。2014年「朝食の美味しいホテル」北海道大会でみごと優勝したホテルでもあります。

「野菜のかき氷」などの特別メニューを提供したり、高知県とコラボしたビュッフェなど色々と挑戦しています。

個性ある七味でぜひ食べ比べてみてください!

≪日本三大七味に合う料理を提供するランチビュッフェの開催概要≫
■開催期間:2015年1月31日(土)まで
■開催店舗:2階 ユーヨーテラス サッポロ
■プラン名:1月のランチビュッフェ
■ご利用時間:11:30~15:00(ラストオーダー)
■価格:大人 1名様 1,945円(税込2,100円)、4歳~小学生以下 973円(税込 1,050円)
【プレミアムドリンク】
ビュッフェ料金+310円(税込)で、野菜ドリンク、フルーツ酢等のヘルシーソ フトドリンクが
飲み放題でご利用いただけます(90分単位)。※ドリンクの内容は不定期に変更。
さらに210円(税込)を追加するとワイン(赤・白)が飲み放題となります。
■ご予約・お問い合わせ先:011-221-3006(ユーヨーテラス サッポロ直通)

センチュリーロイヤルホテル・ランチビュッフェ

今日のおやつ:津軽の名物、手焼きの「小山せんべい」。ビスケットのようにサクサク!

今日のおやつは、青森県弘前市「小山せんべい店」さんがつくる「小山せんべい」。
小麦のたねを手焼きした、素朴な甘さのおせんべいのなかに、
アーモンドやピスタチオ、ピーカンナッツなどの高級ナッツが
ふんだんに散りばめられています。
まるでビスケットのようにサクサクでリッチな味わい。
口当たりも軽く、コーヒーや紅茶と一緒に、何枚でも食べられてしまいそうです。

レトロなパッケージがカワイイ

素朴な焼き色がたまりません

小山せんべいさんは昭和23年創業。
手焼きの実演販売にこだわっており、弘前市の本店のほか、
JR青森駅構内にあるお土産ショップ、JR新青森駅構内「あおもり旬味館」、
新幹線の八戸駅などで職人さんたちが腕をふるうのが見られるそう。
インターネット上での通販は行っていませんが、
電話注文は受付中。詳細はWebサイトにて。

元祖 津軽路 手焼きせんべい「小山せんべい店」
住所:弘前市大浦町5-3
TEL:0172-36-8088

湘南T-site「食とものづくりスタジオ FERMENT」で日菓の和菓子デザインワークショップ開催!

神奈川県藤沢市にオープンした「湘南T-site」にある、
食とものづくりスタジオ FERMENT」。
ここはデジタル工作機器や、ちょっと特別な調理器具などの機材をつかった
ものづくりを楽しめるスペースです。
2015年1月12日 (月)には、京都を拠点に活動する和菓子作家・日菓(にっか)の
和菓子デザインワークショップが開催されます。
京風の上生菓子をつかって、日菓ならではの和菓子デザインを体験するプログラムです。

日菓のおふたり

ワークショップのテーマは「新春」。
当日は、テーマに添ったデザインを持ち寄り、日菓とともに図案化して
実際に制作します。実際に京都の上生菓子に使われる「こなし」を
つかってかたちをつくる本格派。
当日は2つの和菓子を製作。ひとつはその場でお茶と一緒に召し上がり、
残りのひとつはお持ち帰りが可能です。

日菓のおかし

テーマを簡略化する和のデザインの考え方を通して、和菓子の奥深さや
粋に触れるこころみを行うワークショップ。お申込み・詳細はこちらから

日菓の和菓子デザインワークショップ

今日のおやつ:金沢・まめや金澤萬久の「金のカステラ 干支 未」。縁起よくかわいらしい!

新年あけましておめでとうございます!
本日のおやつは、石川県金沢市の「まめや金澤萬久」さんの
かわいいカステラ、「金のかすてら [干支・未(ひつじ)]」。
これはカステラ表面に金箔を1枚張りしたお菓子「金のかすてら」に、
特別な技術で型抜きをしたお菓子。
このお正月だけ限定販売されるもので、今年の干支の羊があしらわれています。
金沢は日本の金箔生産量の98%以上を占めるまち。
受け継がれる工芸と和菓子の伝統が融合したすてきなお菓子です。

こちらがパッケージ。「金のかすてら[干支・未(ひつじ)]」 税込・1,296円

羊が3匹並んでいます。

まわりのカステラを剥がしていくと、羊が現れます!

かわいいだけでなく、しっとりとしていてコクのある、おいしいカステラです。
販売は1月中旬までですが、ただいま大好評のため生産が追いつかず、
一時休止中とのこと。1月中旬の販売を目途に増産予定とのことです。
詳しくはWebサイトをご参照ください。

まめや金澤萬久