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埼玉県うまれのメープルシロップは栄養たっぷり!「秩父百年の森 カエデ樹液プロジェクト」

特集・木のある暮らし × コロカルニュース

posted:2014.12.8   from:埼玉県秩父市  genre:食・グルメ / 買い物・お取り寄せ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  「木のある暮らし Life with Wood」からのニュースです。
日本の木材を活用した新しい商品、ユニークな商品、ヘルシーな商品の情報や、
木に触れる、木の良さを知るイベントやプロジェクトのことなどをキャッチ!

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

埼玉県でメープルシロップが採れるってご存知ですか?!
その場所は、埼玉県西部に位置する、山々に囲まれた「秩父」。
ここで行なわれている「秩父百年の森」プロジェクトでは、秩父における
カエデ樹液の取組みを10年にわたって行っているんです。
その内容は、秩父連山に自生するカエデの木から樹液を採取し、
色々な商品を開発して、その利益を山に還元するというもの。
今年の9月には、秩父で採れたメープルシロップを使った料理のフェスティバル
「第1回 ちちぶメープルフェスティバル」も行われました。

なぜ秩父でメープルシロップなんでしょう?
もともとの発想は、「秩父の名物お菓子を作りたい!」という願いからでした。
いろいろ調べていくうちに、日本にある楓の28種類のうち、
秩父にはそのうち21種類が自生していることがわかりました。
そこで樹液を採取してみたところ、秩父の楓のシロップは
カナダ産にも劣らない良い風味があること、さらにカナダ産には無いカリウムや
カルシウムなどのミネラルが多く含まれているということがわかったんです。

そこから、「秩父百年の森」では「和メープル」と名付けた
秩父のカエデ樹液を使って商品を開発。
サイダーやゼリー、はちみつ漬けの梅酒など、
秩父うまれのメープルシロップをたくさんの人に
食べてもらうための取り組みを続けています。
今年も、今月末に樹液を採取するカエデの木を選定。
1月中旬に採取用タンクを設置し、2月から本格的な樹液の採取を行うのだそう。

和メープルを使った商品はこんなにいろいろ!

和メープルの商品は、武甲酒造のWebサイトにて通信販売を行っています。
また、「秩父百年の森」では、森林整備活動や交流活動などを通して、
秩父の森を守る支援をする会員を募集中。
ご興味がある方は是非こちらから!

・武甲酒造 秩父のカエデ樹液「和メープル」

NPO秩父百年の森 カエデ樹液プロジェクト

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