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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
ささみフライとごはんが一体になったおにぎり「オニササ」。
尖頭形のかたちに、なんだかすごみがあります。
沖縄県の石垣島で生まれ、
今や沖縄中で食べられているというこちらのおにぎり、
食べてみると意外なほどおいしい!
ただのB級グルメフードとあなどれないんです。
こちらが「オニササ」元祖の店といわれている、石垣島の「知念商会」さん。
店内はいつも地元の人でにぎわっています。
学校の近くにあり、地元の中高生にも大人気だそう。
店内には、お惣菜がずらり。
でも、あの「オニササ」の姿が見当たりません。
じつは「オニササ」は、自分でこしらえるおにぎりなんです。
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ではさっそく「オニササ」をつくってみましょう。
まずショーケースの中から、好きなおにぎりを選びます。
基本は、なつかしのふりかけがかかった「のりたま」。
次に、ささみフライにお好みで味つけをします。
マヨネーズとソースがおすすめです。
準備ができたら、いよいよフライとごはんを合体させます。
このようにビニールの中に入れて・・
ぎゅっ・・とつぶします!
こんなことして良いのでしょうか。
大丈夫です!
いい感じに密着するように押しましょう。
ごはんと具が一体化したら完成です。
袋から取りだして、頭からいただきます。
フライとごはん、のりたま、ソース、マヨネーズがあいまって、
なんとも完成度の高い味!
これは、石垣島の新しいソウルフードといってもいいかも。
現在では、県内のコンビニでも完成形の「オニササ」が売られているそうです。
でもやっぱり、お店で自分だけのおにぎりをつくってみたいですね。
「オニササ」という名は、地元の学生さんが言いだしたのが
はじまりといわれているそう。
学校の帰りにより道した懐かしさが
よみがえってくるようなエピソードです。
今回ご紹介した「知念商会」のことは、
クリエイティブの力で島を盛り上げていくプロジェクト
「石垣島 Creative Flag」の宮良賢哉さんからおしえていただきました。
沖縄にはこのほかにも、
かまぼこの中に炊き込みごはんが入った「おにぎりかまぼこ」など、
変わり種のおにぎりが色々あるそうです。
沖縄のソウルフード、まだまだ奥が深そうですね。
知念商会
住所 沖縄県石垣市登野城1249-18
電話 0980-82-9664
営業時間 7:00~21:00
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