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posted:2015.1.23 from:長野県飯山市 genre:食・グルメ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
長野県のもっとも北にある、
奥深い森や高原に囲まれた城下町、飯山。
この古き良き情景が息づくまちには、
冬になると店頭に並ぶ
“和菓子屋のケーキ”なるお菓子があるそうです。
こちらがそのお菓子「バナナボート」!
和菓子と洋菓子のあいまった姿が
何ともインパクト大です。
それは、ふわふわのスポンジ生地に生クリームを塗り、
バナナを包んだオムレット。
50年ほど前に和菓子屋さんでつくられて以来、
町内の和菓子屋さんやケーキ屋さん、パン屋さんに広がり、
いまでは12のお店で販売されているそう。
冬季限定なのは、まだ冷蔵設備がない時代に
広がった名残なのだとか。
こちらは、老舗の和菓子屋「喜楽堂」さんの「バナナボート」。
東京で和菓子を学んだ3代目のご主人が、1枚1枚生地を焼いています。
甘さ控えめのクリームと、完熟バナナの相性は抜群。
下は、ケーキ屋さん「ジャンクーゴ若木屋」さんの変わり種バナナボート。
カスタードと生クリームをサンドした、ケーキ屋さんならではの一品です。
そのほかにも、練乳クリームとカスタードクリームを
メープル風味の生地で包んだ「パティスリー・ヒラノ」さん(一番上写真)や、
外側にクレープを重ね巻きした「京香屋製菓店」さん、
飯山の「菜の花みゆき卵」を使用した「サン・ローラン」さんなど、
お店ごとに個性があって楽しい!
バナナボートを扱っているお店は、
信州いいやま観光局のホームページでチェックできます。
バナナボート特集のページはこちら
信州にはバナナボートのほかにも、
笹ずしや産地銘柄豚「みゆきポーク」、「富倉そば」など、
おいしいものがたくさんあるとのこと。
また、1月下旬から3月上旬にかけては、
かまくらの中で名物「のろし鍋」が楽しめる
「レストランかまくら村」もオープンします。
バナナボートと合わせて、ぜひチェックしてみてください。
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