冬といえば、ジビエのシーズン。
狩猟解禁に合わせて、ジビエ料理を目にする機会が多くなりますよね。
そこで今回ご紹介したいのは、
伊豆のソウルフードとして注目を集めつつある「イズシカ」です。
じつは伊豆市では鹿の増加により
農作物や自然への食害が長らく問題視されてきました。
環境を保全しつつ、捕獲した鹿の命を無駄にしないために
伊豆市では鹿肉を食用に加工し、販売・提供する取り組みがスタート。
市内にはそんな市の取り組みに賛同して、
イズシカを使った料理を展開するお店がたくさんあります。
そのひとつが温泉地として名高い伊豆・修善寺エリアにある
〈伊豆マリオットホテル修善寺〉です。

〈ラフォーレリゾート修善寺〉内にある伊豆マリオットホテル修善寺。自然いっぱいの敷地内には温泉やテニスコート、ゴルフコースなどの施設が。
以前よりイズシカを使ったディナーメニューを提供していたという
〈伊豆マリオットホテル修善寺〉。
この冬は「より多くの人にイズシカの魅力を届けたい」と
気軽に味わえるオリジナルバーガーを開発しました。

イズシカバーガー3150円。高タンパク・低脂肪で鉄分が豊富な「イズシカ」を100%使ったパティが魅力。
主役は新鮮なイズシカを100%使ったパティ。
高タンパク低脂質なイズシカだから、
220gのボリュームながらもヘルシーな一品になっています。
さらにその旨味を際立たせるのが、
伊豆特産の山葵漬けを使ったタルタルソース。
ジビエ独特のクセを和らげ、誰でも食べやすい味わいに仕上げています。
つけ合わせには伊豆みそ入りのマスカルポーネチーズのディップや
山葵の茎を使ったピクルス、イズシカジャーキーなど豪華なラインナップ。
伊豆の食材を心ゆくまで堪能できる特別なセットになっています。
北海道旭川市と稚内市の間にある
人口約4000人あまりの小さなまち美深町(びふかちょう)。
このまちに日本最北のクラフトビールの醸造所、
〈美深白樺ブルワリー〉があるのを知っていますか?

築90年の古いレンガ倉庫を改装した醸造所。
近年賑わいをみせるクラフトビール市場のなかでも
〈美深白樺ブルワリー〉でつくられるものは他とは一線を画しています。
すべての製品にまち特産の「白樺樹液」が
副原料として使わているという点です。
白樺樹液は白樺の幹に小さな穴を開けて採取されますが
収穫期間はわずか1か月間。
雪どけする早春の4月中旬から5月上旬の間しか採れない
大変貴重なものなんです。


白樺樹液を採取する様子。
透明な樹液はミネラルを含み、抗酸化作用もあると言われていて
ほんのり甘くさらっとしたさわやかな飲み心地なんだそうです。

水を使わず、白樺樹液だけで仕込んだ〈SAP〉。Sサイズ 650円、Mサイズ 900円、Lサイズ 1100円。毎年ビールのスタイルを変え、年に1度しか製造しない特別なもの。今年は、麦芽、ホップ、白樺樹液をふんだんに使い、濃厚な飲みごたえに仕上げられています。
2021年11月12日(金)から、山形県の名産品が購入できるサイト
〈オンラインいいもの発見やまがた物産展〉がスタートしました。
このECサイトは、2015年より東京・東武百貨店池袋店で毎年開かれていた
〈いいもの発見やまがた物産展〉のオンライン版。
毎回1億円規模の売上を記録する人気の物産展だったものの、
2020年以降は新型コロナウイルスの影響により開催がストップしていました。
そこで山形県商工会連合会は、
毎年の物産展を楽しみにしていたユーザーだけでなく
今まで山形県に訪れたことのない人々にも名産品を届けられるよう、
期間限定で物産品を集めたECサイトを立ち上げることに。
ユーザーは肉から蕎麦、米、スイーツまでさまざまなジャンルの商品を
一気に購入できるようになっています。
また、期間中にはライブコマースも実施。
ジャンルごとに名産品がライブ動画で紹介され、
気に入ったものはそのまま購入できるシステムです。
11月23日(火)に配信された第1回目ではゴルゴ松本さんをMCに、
日本酒をはじめとした酒類や、一緒に味わいたいおつまみなどを紹介。
2回目は12月11日(土)の配信が予定されているそうです。
さて、せっかくなので、
山形県出身者の筆者がおすすめの商品を紹介したいと思います。
山形県は庄内・最上・村山・置賜の4エリアに分けられ、
それぞれ名産品が異なっているのが特徴です。
まずは山形県の北西に位置する庄内。
豊かな自然と、この土地ならではの気候風土で農作物がとてもおいしく育つエリアです。
おすすめはその恵みを存分に味わえる、
〈山形庄内おいしい冬の味覚セット(庄内豚&庄内野菜)A〉。

〈山形庄内おいしい冬の味覚セット(庄内豚&庄内野菜)A〉10000円
農家さんが丹精込めてつくった冬野菜だけでなく、
庄内のブランド豚〈米の娘豚〉がセットになったお得なセットです。
やわらかく、甘みの強ある庄内豚をぜひこの機会に堪能してみて。
2021年11月1日、〈ハチふる SHIBUYA meets AKITA〉が、
〈渋谷スクランブルスクエア〉14階にオープンしました!

〈ハチふる〉は、渋谷のシンボル「忠犬ハチ公」のふるさと
「秋田」と「秋田犬」の魅力を渋谷のエッセンスとともに伝えるコンセプトショップ。
忠犬ハチ公の犬種である「秋田犬」をモチーフにした、
オリジナル商品を購入することができます。その数50種類以上と豊富な品揃えです。

ロゴがデザインされたオリジナルのキャニスター缶。各1980円(税込)。

渋谷の街並みとハチ公の姿が描かれた〈Maruman〉のオリジナルクロッキーブック 990円(税込)。クロッキーブックは全4種販売されています。
人口減少・高齢化という課題を抱える秋田県。
〈ハチふる〉は、秋田創生のための拠点として開設されました。
秋田産の素材を使用した商品や、地元企業とコラボした商品を新たに開発し、
地域経済の活性化を目指しているのだそう。
渋谷区観光協会から渋谷みやげとして認定されたスイーツブランド
〈HACHEESE〉の洋菓子小箱シリーズは5種から成り、
どのフレーバーにも秋田産の素材を使用しています。

〈HACHHESE〉の洋菓子小箱シリーズ。左から〈いぶりがっこフィナンシェ〉、〈枝豆のマドレーヌ〉、木村酒造(秋田県湯沢市)の福小町の酒粕を使用した〈酒粕蒸ショコラ〉、〈リンゴのケークポム〉、あきたこまちの米粉を使用した〈紅茶&米粉のパンドジェーヌ〉。枝豆とリンゴももちろん秋田産。全国的に見ても生産量が多く、主力の農産物です。2個入り各550円(税込)。
秋田銘菓とコラボした商品も多数。
ここにしかないオリジナル商品もあるので、
秋田に住んでいる人も買い求めたくなってしまいます。

秋田銘菓コラボシリーズ〈金萬×ハチふる〉。10個パック972円(税込)。白餡を、卵と蜂蜜を贅沢に使った皮で包み焼き上げた秋田銘菓〈金萬〉は秋田では誰もが知る商品。ハチふるのロゴの焼印が入る金萬を購入できるのはここだけです。
花火といえば、夏の風物詩に数えられるものですが
冷たく澄んだ冬の空に打ち上げられる花火は、より一層美しく見えるといいます。
いつもとひと味違う花火を楽しむならば、
12月18日(土)に開催される〈富士山花火2021〉がおすすめ。
会場は富士山の南麓2合目にある〈遊園地ぐりんぱ〉。
そう、日本で最も高い場所で開催される花火大会なんです。
〈富士山花火〉の花火を手がけるのは、
静岡県が誇る日本屈指の花火商社〈イケブン〉。
さらに国内有数の花火企業の〈野村花火工業〉と〈片貝煙火工業〉も参加するなど、
ほかに類を見ない大迫力の大会となりそうです。

100年以上の歴史のある花火業界の雄〈イケブン〉は、内閣総理大臣賞や世界的な花火師競技大会で優勝するなど、その技術は折り紙つき。
会場にはソーシャルディスタンスを確保した席が用意されているほか、
〈ドライブイン花火〉チケットという
自家用車から花火を観覧できる用意されています。
人との接触を最小限にできるので、安心して花火を鑑賞することが可能です。
また、花火が打ち上がる場所と観覧エリアが近く、
席によっては目線よりも低い位置からの打ち上げになることも。
花火に包まれているような珍しい体験ができるのも
山の地形を生かした本大会ならではといえます。
屋久島1000年コーラ シロップ 250ml 2200円。そのほか250ml 化粧箱入りや100ml 1100円、720ml 6500円もあり。
クラフトコーラっておいしいですよね。
柑橘やスパイスの効いたパンチのある味わい。
それに炭酸が相まって、飲むとスカッと爽やかな気分に。
現在、空前のクラフトコーラブームでさまざまなものが出ていますが、
地域によって原料が違うので、マニアックに自分好みの1本を探求している方もいるのでは?
そんな数あるクラフトコーラの中から、
今日は世界遺産・屋久島の自然の息吹を感じられる
〈屋久島1000年コーラ シロップ〉をご紹介。
今春にクラウドファウンディングで、
目標金額の3倍以上となる160万円もの資金調達に成功。

日本屈指のパワースポットである屋久島の豊かな自然を体に取り込んで、
体の中からパワーがみなぎってきそうな1本です。
手がけたのは、屋久島の自然の恵みをさまざまなかたちで商品化し、
自社のECサイトで販売する〈Biground〉。
同社は、2020年までクラフトコーラを試験的に製造していました。
しかしこの1年は製造を中止にしていたところ、
「紅茶にクラフトコーラシロップを入れて飲んだら身体が温まった、
と家族が言っています。
食欲がないなかで、おいしく飲めるドリンクはありがたいので、
これからも買い続けたいです」
「もう一度、販売を復活してほしい」
という問い合わせが立て続けに送られてきたため、再販することに。
原材料やコンセプトを練り直し、屋久島らしさを詰め込んで、
〈屋久島1000年コーラ〉が誕生しました。

原料は、屋久島の超軟水をはじめ、屋久島ウコン、種子島の黒糖と粗糖。
1000~1900メートル級の山々が連なる屋久島は、
海からの湿った風が山にぶつかり大量の降雨をもたらし、
「ひと月に35日雨が降る」とも表現され、「雨の島」とも呼ばれるそう。
そんな屋久島の恵みの雨を大地でろ過した超軟水は、
口当たりがよく飲料との相性も抜群。
そして屋久島ウコンは精油成分とミネラルが豊富です。
それらの屋久島や種子島の恵みを濃縮し、
「懐かしい島の味わい」を目指してスパイスが調合されました。
〈鳴門わかめのからだにやさしい塩〉540円。
世界最大級の渦潮(うずしお)が発生する鳴門海峡。
その地で育った歯応えと風味のよい上質な鳴門わかめは、
平安時代には朝廷への献上品として、
江戸時代には地方名産の最高品と名高く、鳴門の経済を支えてきました。

色鮮やかな鳴門わかめ。

鳴門わかめの収穫風景。
しかし、昨今の地球温暖化、海水の栄養不足により、
世界の海と同様、鳴門も大きな影響を受け、同地のわかめ産業も
昔のように豊かな生産が難しくなっているといいます。
そのような状況に一石投じようと、貴重な鳴門わかめを有効活用し、
環境保護と地域活性化にも貢献する新商品開発プロジェクトが発足しました。
今秋、クラウドファンディングサイト〈CAMPFIRE〉にて支援を募ったところ、
目標金額に到達。
〈鳴門わかめのからだにやさしい塩〉という名で商品化され、一般発売されることに。

〈鳴門わかめのからだにやさしい塩〉。
この〈鳴門わかめのからだにやさしい塩〉は、
鳴門わかめを商品化する際に、見た目のせいで規格外品とされ、
廃棄対象となったもわかめをパウダー状に加工したお塩。
一般の塩と比べると塩分相当量が2分の1で、
わかめに含まれるミネラルは失わず、食物繊維も豊富なのだそう。
2021年10月14日から販売が開始された〈道後ジン 六媛(ろくひめ)〉。
愛媛県6市町が提携する〈まつやま圏域未来共創ビジョン〉の取り組みにより
道後地区唯一の造り酒屋〈水口酒造〉との共同開発で生まれたクラフトジンです。

道後ジン 六媛(ろくひめ)に使われる6種の特産品。中央上から時計回りに松前町〈はだか麦〉、松山市〈伊台・五明こうげんぶどう〉、久万高原町のリンゴ〈ふじ〉、伊予市〈中山栗〉、砥部町〈七折小梅〉、東温市のいちご〈赤い雫〉
使用されているのは濃厚な味わいが特徴の伊予市〈中山栗〉や
肉厚で甘い香りが魅力の砥部町〈七折小梅〉など、県内自慢の6種類の特産品。
愛媛が生んだ“お姫(媛)様のような6品目”を使用したことから
商品名には「六媛(ろくひめ)」という名がつけられました。
魅力はなんと言っても特産品それぞれの風味を一気に楽しめるところです。
松前町の〈はだか麦〉を使用した本格焼酎に梅の酸味や栗の香ばしさ、
さらにいちご・ぶどう・りんごのフルーティーさが見事に調和。
単式蒸留器で減圧蒸留を行い、素材の風味や香りを複雑に構成することで、
それぞれの特徴を存分に生かした個性的なクラフトジンが完成。
白ワインを思わせる華やかな香りと甘みに、
ジン特有のスパイシーな切れ味が利いた女性でも飲みやすい1本になっています。
住んでいると自分のまちの魅力に気づきにくいことも少なくありません。
子どものときに遊んだ神社、お年寄りから聞いた昔話、脈々と続く伝統のお祭りなど、
そのまちを訪れた人には新鮮に映る風景もたくさんあります。
その地域にしかない風景や様子を組み合わせ、
ひとつの落語を完成させるというユニークなプロジェクト
〈ご当地落語〉が現在開催されています。

ご当地落語の注目すべき点は、落語家が寄席が行われる5つの温泉地を散策し、
地元の人と触れ合いながら落語のネタを探していくところ。
創作期間はわずか3日間。
4日後には寄席が開催され、
会場となる温泉宿とオンライン配信されるという試みです。

徳之島へ行ったことはありますか?
鹿児島県の南、奄美大島と沖縄本島の間にあり、
今なお手つかずの大自然、世界的にも珍しい生き物が生息している小さな島。
そんな徳之島の魅力を、“食”を通じて届けてくれるのが、
〈Soup Stock Tokyo〉より発売された〈旅する食卓BOX〉の第1弾、
〈旅する食卓BOX - 徳之島 -〉です。
箱の中には、徳之島を代表する食材・琉球イノシシを使った
「ビンダルーカレーキット」(4人分)、
ラッシーのレシピが付いた「冷凍完熟マンゴー」、
おやつにぴったりの「純黒糖」が入っています。

8000円(税込・送料込)。〈Soup Stock Tokyo〉公式オンラインショップにて販売。
さて、この「BOX」の誕生には、あるきっかけがありました。
徳之島のような離島は、教育の機会に制限があり、
その状況を改善するために、さまざまな取り組みが行われています。
この〈旅する食卓BOX〉もそのひとつ。
〈日本航空〉と〈Soup Stock Tokyo〉、そして島の高校生がタッグを組んで、
徳之島の魅力を全国に届けるために、誕生したものなのです。
さらに、「この商品の開発や販売を通じて、高校生が地元の魅力を再発見し、
さまざまな職業の人と触れ合ったことを、将来のキャリアに生かして欲しい」
そんな思いも込められています。

徳之島の魅力をお届けします!
〈BYAKU Narai〉
400年の歴史を誇る長野県は中山道の宿場町、奈良井宿。
ここに2021年8月、約200年前の伝統的建造物である〈旧杉の森酒造〉と
〈旧豊飯豊衣民宿〉を改修し、宿泊施設やレストラン、
酒蔵などの6業態が入居する小規模複合施設がオープンしました。
そのどれもが魅力的で、一部をダイジェストでご紹介。
まず注目したいのが、奈良井に宿る百の物語が味わえる宿〈BYAKU Narai〉。
訪れたゲストが奈良井宿のまちをまるごと楽しめるよう、
今なお色濃く残る江⼾期のまちの景色に溶け込んだ分散型ホテルです。

客室〈百四〉。
客室は、かつて酒蔵であった〈歳吉屋(トシヨシヤ)〉と
曲物職⼈が暮らしていた〈上原屋(ウエハラヤ)〉の特徴を生かした全12部屋。
すべて間取りが異なり、宿泊者を古⺠家ならではのユニークな宿泊体験へと誘います。
四方を山々に囲まれ、独特の歴史や文化を形づくってきた奈良井宿。
非日常の時間が流れるこのまちのさまざまな物語を、ここを起点に堪能できるでしょう。

〈嵓 kura〉。
歳吉屋内のレストラン〈嵓 kura〉は、
〈William Reed Business Media社〉が公表している「世界のベストレストラン50」で
第11位に選出された〈傳〉の⻑谷川在佑氏が監修を行う新郷土料理。


メニューは、地域の生産者が手がける旬の食材や地域ならではの食材を活用し、
地域に受け継がれる郷土料理や調理法といった食文化をアレンジしたもので構成。
ここでしか味わえない、至高の品々をぜひともお試しあれ。
この秋、栃木県は那須にある小さなチーズ工房の新たな挑戦が始まりました。
本州一の生乳生産量を誇る那須。
牛乳やチーズなど、バラエティ豊かな乳製品が数多く作られています。
そんな那須にある〈チーズ工房那須の森(以下、那須の森〉は、
従業員8名で8割が女性という小さな工房。


6種類のチーズを製造し、
それらのチーズは比較的クセが少なく、食べやすいと評判です。
国内のチーズコンテストで何度も入賞しており、
チーズの世界大会「ワールドチーズアワード(WCA)」で
看板商品〈森のチーズ〉がトップ10に入る快挙も。
その那須の森が、チーズづくりで大量に排出される「ホエイ」を、
余すことなく活用するためのプロジェクトをスタート。
現在クラウドファンディングで、支援者を募っています。

那須の森工房長でチーズ職人の安田翔吾さん。
チーズづくりで大量に余るホエイ。
生乳からチーズとなるのは10%ほどで、
残りの90%はホエイとなり、そのほとんどが廃棄されるといいます。


大手企業はホエイを化粧品やプロテイン用のパウダーに加工していますが、
大規模な設備投資を要するため、小さな工房ではなかなか手を出すことはできません。
多くのチーズ工房はホエイを活用し切ることができず廃棄し、
その際にも、経済的な負担や環境的負荷がかかっているのが現状です。
那須の森は、このプロジェクトを通して
チーズ作りにおけるホエイの課題の認知を増やすことで、
ホエイの活用法をより多くの人と見出し、
持続可能で豊かなチーズ文化をつくっていきたいといいます。
日々の暮らしを支える汁椀や箸、眼鏡、ジーンズなど、
日本各地で生まれ、受け継がれてきた伝統工芸品。
それらは、全国約300もの産地で生み出されています。

この度、そんな北は北海道、南は沖縄まで53のつくり手が大集結する、
なんとも贅沢な体験型イベント〈日本工芸産地博覧会 大阪2021〉が
2021年11月26日(金)〜28日(日)に大阪の万博記念公園で開催されます。
意外にも、このような全国の工芸産地が集う体験型イベントは史上初です。
大阪を拠点に活動するクリエイティブユニット〈graf〉が総合ディレクション
(クリエイティブディレクション・会場構成・アートディレクション・企画)を担当。
目指したのは、産地のまるごと体験。
コンセプトは「日本の工芸が、今を生きる姿を見よ。
ここでの体験が全て、未来の産地をつくる」です。
約10000平方メートルの屋外スペースに、
ガラス、金属、石工、陶磁器、木工、漆、紙など、
以下、53の工芸産地が集います。

越前漆器の木地作りで培った技術力と伝統をベースにした木製雑貨ブランド〈Hacoa〉。ワークショップでは「無垢の鉛筆づくり」を開催予定。

1816年創業、銅板を金鎚で叩いて整形する鎚起銅器の技を継承し金属加工を行う〈玉川堂〉。ワークショップでは金鎚で「銅器小皿製作体験」を開催予定。

1932年創業、一貫して手仕事によるガラス製造を続ける〈Sghr 菅原工芸硝子〉。ワークショップでは「ガラス端材の箸置きづくり体験」を開催予定。

約170年、南部鉄瓶等をつくり続けてきた南部鉄器の老舗〈OIGEN〉。ワークショップでは「鉄瓶による白湯の飲み比べ」を開催予定。
かもしか道具店/Sghr 菅原工芸硝子/Hacoa/
マルヒロ/玉川堂/能作/育陶園/HIDA/堀田カーペット/奥出雲前綿屋鐵泉堂/
中川政七商店/ササキ工芸/OIGEN/注染手ぬぐい にじゆら/中村節朗石材/
アルテマイスター/菊井鋏製作所/ヤマチク/弘前こぎん研究所/指勘建具工芸/
和ろうそくkobe松本商店/谷口眼鏡/高野竹工/中井産業/チエモク/増田桐箱店/
清原織物/すずも提灯/SOUKI/まくらのキタムラ/ISHIDASEIBOU/笠盛/
鍋島虎仙窯KOSEN/FLAT(髙田織物)/箸蔵まつかん/和泉木綿/
琉球びんがた普及伝承コンソーシアム/堺一文字光秀/HEP/幸呼来Japan/
乾レンズ/タケフナイフビレッジ/五十嵐製紙/漆琳堂/佐藤繊維/京都絞美京/
CHROMES/絞り染め体験工房 角野晒染/京からかみ 丸二/京都川端商店/
伝統みらい/京都 宮井/エコノレッグ
各ブースでは、実際の産地を見学しているような
臨場感ある実演やワークショップを実施。
ここまでのネームバリューの高い工芸産地を一挙に見れるのはとても貴重。
あらためて各工芸をしっかりと学ぶことができそうですね。
青森県の伝統工芸品〈津軽びいどろ〉から、
バリエーション豊富な〈色色豆皿〉が発売になりました!
桜やねぶた、りんご、雪景色など、
青森の四季折々の風景にインスピレーションを受けた
カラフルな商品を次々と生み出している津軽びいどろ。
県内の飲食店や宿泊施設で器や照明などのインテリアとしても使われ、
おみやげや贈りものとしても人気です。

りんごをモチーフにつくられた〈津軽自然色りんご〉シリーズ。写真は〈赤りんごカップ〉と〈青りんごカップ〉。各1650円(税込)。
新商品の色色豆皿は、「コロナ禍でのおうち時間を少しでも豊かに楽しく過ごしてほしい」
そんな思いから企画が始まりました。
お菓子やおつまみをのせたり、アクセサリートレイにしたり、
ワンプレートの仕切り役になってくれたりと、いろんな使い方が想像できて、
ついつい集めたくなってしまう豆皿。
選ぶ楽しみがあることはもちろん、
どんなシーンにも合うように考えられた色色豆皿には16の色が揃います。

〈若葉〉〈淡雪〉〈勿忘草〉〈花風〉〈水鞠〉〈夏海〉〈春茜〉〈夜雲〉〈清夏〉が色色豆皿のためにつくられた新色。名前を見るだけでも風景を想像できて楽しいラインナップは、オンラインショップで見ることができます。各1100円(税込)。
すでに家庭にある津軽びいどろや、
木・陶などガラス以外の素材にも調和する色合いや風合いにこだわり開発されました。

ホテルメトロポリタン仙台イースト内にある
〈FOREST KITCHEN with Outdoor Living〉に、
2021年10月15日(金)、新たにテラススペースがオープンしました。

4名掛けのソファー席が3席と、テーブル席を3席完備した新しいテラススペース。落ち着いた空間で、誰でも気軽に利用できる。
〈FOREST KITCHEN with Outdoor Living〉は、
東北6県の素材を使ったイタリアンや
地域の郷土料理などが楽しめるホテルダイニング。
新設されたテラススペースでも
東北6県のご当地フルーツをふんだんに使ったカクテルや
地元食材をもちいたアペタイザーが味わえます。
注目メニューは「日替わり東北6県フルーツカクテル」。
青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県、
それぞれの特産品を使ったオリジナルのカクテルが用意されています。
特にこれからの時期は岩手県のぶどうや、
ちょうど旬を迎えた青森県のりんごを使用したカクテルがおすすめです。

岩手県産のぶどうをふんだんに使ったカクテル。日替わり東北6県フルーツカクテル「Iwate Grape」1000円。
〈Iwate Grape〉は甘みの強い岩手県産のぶどうをたっぷり使い、
赤ワインやブルーベリーシロップでブレンドさせたカクテル。
程よい酸味と甘みが感じられ、
男女問わず楽しめるスッキリとした飲み口が特徴です。
名産地として名高い岩手県のブドウを存分に堪能できる1杯になっています。

青森県産のりんごと、ココナッツ風味のリキュールを加えた1杯。日替わり東北6県フルーツカクテル〈Aomori Apple〉1000円。
〈Aomori Apple〉は全国トップクラスの収穫量を誇る、青森県産の旬のりんごを使用。
りんごの旨みが詰まった青森県産のジュースに、
アップル・ブランデーと呼ばれる蒸留酒「カルヴァドス」、
ココナッツ風味のリキュールをブレンドさせました。
カルヴァドスは度数の強いお酒ですが、
りんごジュースやリキュールによって女性でも飲みやすい味わいになってます。
そのほか桃・サクランボ・和梨・洋梨など
魅力的なフルーツカクテルを日替わりでラインナップ。
毎日でも通いたくなりそうなバーですね。
- 福島県産の桃を使用したテラスバーの人気カクテル。桃の甘さにジンとトニックウォーターの苦味が合わさった、ほんのりビターな1杯。日替わり東北6県フルーツカクテル〈Fukushima Peach〉1000円。
- 山形県のサクランボが持つ芸術的な甘味とほのかな酸味に、ジンジャーの香りをプラス。氷が溶けるごとに変化する味わいも楽しんで。日替わり東北6県フルーツカクテル〈Yamagata Cherry〉1000円。
- 宮城県産の和梨を使ったショートカクテル。その繊細な味を引き立てるため、グレープフルーツをはじめとした柑橘系のジュースをブレンド。日替わり東北6県フルーツカクテル〈Miyagi Pear〉1000円。
- 秋田県の洋梨を使ったリキュールに、オレンジリキュールと炭酸を加えたサワースタイル。洋梨の芳醇な香りとその風味が引き立つカクテルに。日替わり東北6県フルーツカクテル〈Akita European Pear〉1000円
抹茶の味や香りは好きだけど、
器具を揃えて作法を覚えてと少し敷居の高さを感じるのも事実。
健康にもいいと聞くし、もっと家でも気軽に楽しめたら……!
そんな願いを叶えるべく、2021年10月16日より、抹茶専門ブランド〈千休〉が
抹茶の定期便〈MATCHA HOME〉をスタートさせました。
このサブスクリプションサービスでは
自宅で抹茶を気軽に楽しめる、お得なセットが毎月届きます。

MATCHA HOMEのコースは全部で2種類。
ひとつは、抹茶ビギナーもチャレンジしやすい〈抹茶インスタントコース〉です。

抹茶インスタントコース月額3980円(送料無料)。ほんのり甘い抹茶ラテ・カプチーノ「はなえみ」のセットが届く。
〈抹茶インスタントコース〉では、
お湯や牛乳に溶かして飲める抹茶ラテ・カプチーノが14本セットで毎月届きます。
道具がなくても簡単に飲めるので
自宅やオフィスでも気軽に抹茶を楽しめるコースです。

抹茶スターターコース月額3980円(送料無料)。初回は京都産宇治抹茶が20グラム入った抹茶缶とオリジナルの茶筅がセットに。
もっと本格的に抹茶を楽しみたい人にぴったりなのが〈抹茶スターターコース〉。
高品質の京都・宇治抹茶とオリジナルの茶道具がセットになって届きます。
初回特典の茶道具はオリジナルの国産茶筅です。
抹茶の点て方や保存方法、道具のお手入れ方法までわかるマニュアル動画もついてくるので
初めての人でもご自宅で抹茶をおいしく堪能できます。
栄養たっぷりで昔から日本の食卓で親しまれてきたしらす。

そんなしらす、それも高知産のしらすの名店が、東京の六本木にあります。
その名も〈土佐しらす食堂二万匹〉。

このインパクトのある名前は、もともと、
高知の観光特使も務める店主の岩本梨沙さんが大のしらす好きで、
「しらすが大好きすぎてしらすに埋もれたい!
埋もれるならどのくらいだろう、二万匹くらいかな?」
と想定してこの名前になったのだそう。
岩本さんのしらす愛溢れるお店なだけあって、
とある食通の方に「日本の飲食のサービスマンでも5本の指に入る!」と言われたりと、
評判のお店です。

お店で取り扱うしらすは、
全国随一のしらすの漁場・高知県安芸市の安芸漁港で水揚げされたもの。
ここは、2、3センチほどの「小すじ」といわれる
高級しらすが獲れる貴重な産地です。

朝日が昇る前に出港し、港から30分ほどの場所で漁をするしらす漁船。
鮮度が命で、水揚げ後はすぐに氷水で冷やされ漁港近くの〈カワクボファクトリー〉で加工されます。
お子さんから年配の方まで安心して食べて欲しいという想いから、
添加物などは一切使用しない、こだわりたっぷりの製法でつくる釜揚げしらすは、
ふわふわで旨みが格段に強いのだそうです。
現在お店の営業は再開されていますが、コロナ禍で営業をストップしていた時、
そんなしらすの魅力をより多くの人に伝えようと、
オリジナルの〈しらすのオイル漬け〉を開発・販売。
今も毎週数量限定で手づくりし、ECで販売しています。
晩秋、さつまいものおいしい季節がやってきました。
10月頃から本格的な収穫期を迎えるさつまいもは、
これからの季節がまさに食べ頃。
さらに1か月以上熟成させることで糖度を増していきます。
そんなさつまいもを使ったスイーツブームはまだまだ加熱中!
全国各地のオープンして1年未満の新しくておいしい、
焼き芋&さつまいもスイーツのお店をご紹介します。

岐阜市神田町の街角に2021年3月にオープンしたのは、
壺焼き芋専門店〈moi,(モーイ)〉。
イエローカラーが印象的な内装やかわいらしい商品パッケージで、
おいしい壺焼き芋やさつまいもスイーツがいただけるとあって
岐阜市街では注目の的となっているのだそう。

学生に人気の「moi, ソフト」480円(税込)

看板メニューの「つぼやきいも」380円(税込)
〈moi,〉の扱うさつまいもは、
千葉県産の紅はるかとシルクスイートの2種類。
かめ壺の中でじっくりと丁寧に蒸し焼きにする
〈つぼやきいも〉は、七輪による遠赤外線によって
“とろみのある”おいしい焼き芋に仕上がるといいます。

イエローが映える、明るい内装。
フィンランド語で「やあ!元気!」という挨拶の「Moi!」から、
「人々が行き交う交差点を見守るお店にふさわしい」と
名付けられた〈moi,〉。
地域の人が気軽に挨拶を交わすことができる、
そんな明るい雰囲気やスタッフさんの
和気藹々とした空気感が伝わってきます。
オープンから約半年、
「老若男女問わず、地域の人たちから愛されるお店になれるように」
とマネージャーの大坪聖志さん。
こんなお店が近くにあったら、立ち寄らずにはいられませんね。
さらに、11月下旬から1月頃までの約2か月間は
糖度が50度を超える〈熟成蜜芋べにはるか〉を販売予定とのこと。
今年収穫したさつまいもの熟成された甘みを存分に味わえるチャンス!
ぜひ一度、足を運んでご賞味を。
撮影:阿野太一
いま世界の美術館では、文化遺産を収集・保存・展示するだけでなく、
対話のための空間が求められています。
そんな世界の変化にいち早く応える美術館が、青森県八戸市に誕生しました。
「種を蒔き、人を育み、100年後の八戸を創造する美術館
出会いと学びのアートファーム」をテーマとし、
2021年11月3日にリニューアルオープンした〈八戸市美術館〉。
「もの」としての美術品展示を中心とした従来の美術館とは異なり、
アートを介した人の活動に焦点を当て、
「もの」や「こと」を生み出す新しいかたちの美術館です。
前身である旧八戸市美術館は1986年から約30年間活動し、
元税務署を改修した建物の老朽化や展示・収蔵機能の不足から、
2016年に新美術館建設推進室が設置されました。
八戸市では、すでに2011年から活動している〈八戸ポータルミュージアム はっち〉や
〈南郷アートプロジェクト〉など「アートのまちづくり」が進められてきました。
そのような流れのなか、同館建設アドバイザー兼運営検討委員会委員を務めた
建築家・佐藤慎也さんが、新しい八戸市美術館の館長に就任。
多様な人々が活動し、新たな文化を創造する美術館として、
八戸市全体の活性化にもつながる第一歩を踏み出しました。

11月2日に開催された内覧会。手前が佐藤慎也館長。その隣が、開館記念『ギフト、ギフト、』のディレクター、吉川由美さん。
美術館では、江戸末期〜明治の絵師・橋本雪蕉、
現代美術家・豊島弘尚などの八戸ゆかりの作品を中心に、
棟方志功、舟越保武といった著名作家の作品など、
約3000点のコレクションを収蔵しています。
全面建て替えとなった建築は、
西澤徹夫建築事務所・タカバンスタジオ設計共同体が手がけました。
八戸の文化資源を糧として拾い上げ、調査研究することで実らせ、
新しく価値づけすることで育て、そして誰でもアクセスできるかたちに
収穫=展示・収蔵する。市民や美術館スタッフ、アーティストが
互いに学び合うために、大きく2種類の空間がつくられました。
そのひとつは、同館を象徴する「ジャイアントルーム」。
エントランスに入ってすぐに3層吹き抜けの巨大空間が広がり、
進行中のプロジェクトのプロセスなどが見られます。
9メートルのカーテンによる間仕切りや家具で自在に空間をつくることもでき、
複数のグループが話し合ったり、イベントを行ったりと、
同時多発的にさまざまな活動を行えます。

面積約834平方メートル、天井高約17メートルの「ジャイアントルーム」。床にレールがあり、用途に応じて自由に区切って使える。(撮影:阿野太一)
もうひとつは、展示や制作などの機能を備えた「個室群」。
展覧会を行う「ホワイトキューブ」、
コレクションを展示する「コレクションラボ」、
映像展示に適した「ブラックキューブ」、
パフォーミングアーツや展示、講演を行う「スタジオ」などが、
ジャイアントルームに面しています。
これらの部屋を自由に組み合わせて使うこともできます。
また、アーティストとの制作活動に取り組むなど、
美術館活動に主体的に関わる人を「アートファーマー」と呼び、
美術館とともに企画をつくり、地域の新しい価値観を生み出す
市民や団体、教育機関、企業などを「共創パートナー」と呼びます。
美術館広場からも、ガラス越しに活動の様子が眺められます。
SDGs未来都市に選ばれた北海道下川町。
東京23区と同等の広さを持ち、まちの約9割が森林で覆われているそうです。
そんな下川町の魅力を体験できる〈A-frame cabin iwor〉が完成しました。
1日1組限定でテント型のキャビンを1棟貸し出し、
まち自慢の自然のなかで贅沢なひとときを過ごせます。

建物内部の様子。
三角形のキャビンはオーナーの〈ぐるっとしもかわ〉代表・大石陽介さん自身が、
まちの人たちの力を借りて設計・制作。
地元の材木をはじめ、町内で採れたものや加工したものなどを使い、
制作期間約180日、100名以上の協力関係者に力を借りて建設したのだそうです。
規格に合わないような地域材を活用したり、炭焼き時の副産物である木酢液に木材を漬け込み、防腐・防虫効果のある外壁材へと仕上げたりと、SDGs未来都市・下川町ならではの工夫が随所に施されています。
また、施設内には下川町で活躍する作家や事業所などで
丁寧につくられたアメニティ類も多数設置。
無農薬ハーブを原料にしたスキンケア商品が人気の
〈SORRY KOUBOU〉の化粧品キットや、
まちの喫茶店〈アポロ〉の自家焙煎コーヒーなど、
キャビンにいながらまるでまちの店を回ったかのようなひとときを過ごせます。

キャビンで過ごすだけでもまちの魅力を体感できますが、
A-frame cabin iwor最大の特徴は
完全オーダーメイドで行われるローカルツアーが実施されているところ。
宿泊者の希望に合わせた自由気ままな旅が可能なんです。
海に囲まれた島国日本で生きる私たち。
少し海とは遠い土地で生まれ育ったとしても、
誰しも海との思い出はもっているのではないでしょうか。
「食」「ものがたり」「人」を通して「海」を伝えるウェブメディア
『海のレシピプロジェクト』が始まっています。

千葉県木更津市の海を伝える「蛤のクラムチャウダー」。
『海のレシピプロジェクト』が試みるのは、新感覚の“体験型レシピメディア”。
日本全国の海をフィールドに、
「海の食材を用いた料理〈レシピ〉」
「海をテーマにした本や映画、音楽、アートの〈ものがたり〉」
「海と関わり生きる人々の声〈トピックス〉」という
3つの要素をひとつの記事にして伝えています。

〈レシピ〉〈ものがたり〉〈トピックス〉で伝える各地の海。これまで沖縄県西原町、長崎県五島市、福島県いわき市、北海道札幌市、高知県須崎市、神奈川県鎌倉市の海が紹介されています。今後も更新予定です。

鎌倉の海を伝える〈レシピ〉は、料理研究家・大黒谷寿恵さんが考案した「カリカリしらすと新里芋の梅風味サラダ」。
〈レシピ〉の発想の源になった〈ものがたり〉や、
〈トピックス〉には、海の幸が育まれる風景も紹介されているので、
記事を読んでいると、そのシーンに自分も入っていくような、
旅をしている気分にさせてくれます。

写真集『海街diary』(撮影:瀧本幹也、青幻舎)。鎌倉の〈ものがたり〉として紹介されています。映画『海街diary』(監督・脚本:是枝裕和)には、「しらす丼」と「しらすトースト」が登場します。
海のシーンを想像していると、
自分と海との思い出も蘇ってくるから不思議です。
©Shinya Kigure
「いいまちには、おいしいパン屋がある」そんなシンプルな想いをかたちにすべく、
先日ご紹介した群馬県前橋市〈白井屋ホテル〉の敷地内に、
2021年11月3日(祝・水)〈白井屋ザ・ベーカリー〉がオープンしました。

割田健一〈BEAVER BREAD〉代表/埼玉県出身、群馬県育ち。高校卒業後〈ビゴの店〉(プランタン銀座)にて修業後、2006年より同店シェフを務める。2007年、パンの世界大会第1回「モンディアル・デュ・パン」の日本代表に選抜。 2011年〈銀座レカン〉グループのブーランジェリーシェフに就任し、2014年12月〈ブーランジェリーレカン〉開店。2017年11月に〈BEAVER BREAD〉をオープン。 著書『「ビーバーブレッド」割田健一のベーカリー・レッスン』(世界文化 社)
プロデュースは群馬県出身、東京・東日本橋で、
まちのパン屋として大人気の〈BEAVER BREAD〉を手がける割田健一氏。
群馬で育った割田氏が、前橋の地域創生を掲げる白井屋ホテルの想いに
共感したことから、プロジェクトはスタート。
白井屋ザ・ベーカリーは割田氏初の全面プロデュースとなりました。
- パンドミー(食パン) ©Shinya Kigure
- 白井屋の白パン ©Shinya Kigure
- シナモンロール ©Shinya Kigure
貴重な北海道産の小麦粉〈ザ・キタノカオリ〉を使用した
小麦粉の香りや風味が豊かでやわらかくもちっとした「食パン」、
ハルユタカを使ったふわっと丸い「白井屋の白パン」、
映画『かもめ食堂』の舞台となったお店のレシピをアレンジした「シナモンロール」など、
味と思いにあふれた約50種類のパンがラインナップ。
これらの焼き立てパンは、白井屋ホテルのメインダイニング〈ザ・レストラン〉、
オールデイダイニング〈ザ・ラウンジ〉でも提供されます。

柳原照弘〈TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO.CO LTD.〉/1976年生まれ。デザイナー。2002年に自身のスタジオを設立。大阪のほか、2020年にフランス・アルルにスタジオとショールームを構える。現在はフランス、日本、オランダ、デンマーク、台湾を拠点に、ブランドのクリエイティブディレクション、アートディレクション、プロダクトデザイン、インテリアデザインなど国やジャンルの境界を越えたプロジェクトを手がける。2022年、神戸に新たな創出の場として〈Vague〉というショールームを運営予定。
お店のアートディレクションと空間デザインは、
大阪やフランスを拠点に多岐にわたって活動する柳原照弘氏が担当。
職人たちが厨房でパンを焼いている姿が見える空間設計で、
キッチンには、パン職人が絶大な信頼を寄せる〈ツジ・キカイ〉の
オリジナル石窯〈クラシカ・ポンペイCDP-4T〉を導入。
この石窯が、輻射熱で素材の旨み、香りを逃さず、
外はカリッと、中はしっとりという理想のパンを焼き上げます。
- オリジナルミルククリーム、コンフィチュール ©Shinya Kigure
- オリジナルバッグ ©Shinya Kigure
- パン切り包丁 ©Shinya Kigure
これで、前橋市の中心街に面した馬場川通り沿いには、
〈白井屋ザ・パティスリー〉、〈ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ〉、
〈白井屋 ザ・ベーカリー〉の3店舗が軒を連ねることに。

白井屋ホテルは、この3店舗が人々の日常のさまざまなシーンを彩り、
集い、憩う場となり、前橋のまちなかの活性化に貢献していきたいとのこと。
photograph: Masaki Ogawa
日本のものづくり文化や技術を今に伝える、
ユニークなブランドがまたひとつ誕生しました。

その名も〈pirkamonrayke(ピリカモンライケ)〉。
アイヌ語で「良い仕事をする」という意味を持つこのプロジェクトブランドは、
北海道旭川で木製小物の製造を行う〈ササキ工芸〉が日本有数の産地と協力し、
日本のものづくりの新たな可能性を世界に提示するというもの。
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photograph : DESIGN FOR INDUSTRY
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photograph : DESIGN FOR INDUSTRY

photograph : DESIGN FOR INDUSTRY
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秋田県の最南に位置する湯沢市。
その名の通り多くの湯(温泉)が湧き出る、「地熱」エネルギー豊かなこの地には、
アツく、力強く、たくましく生きる「自熱」を持った人々がいる――。
以前、コロカルでは、湯沢市の「じねつのチカラ」を
4回にわけて紹介しました(記事はコチラ)。
SDGsでも推奨される「地熱」で注目される湯沢市では、
昨年度、「地熱のまち・湯沢」に暮らす人々に秘められた「自熱」を見つめ、
「みんなで元気になろう!」というプロジェクト〈あちちの地〉がスタート。
コンセプトBOOKも発行されました。

数量限定で配布された、湯沢の「自熱」の魅力を伝えるコンセプトBOOK『あちちの地』。
秋田市の〈ココラボラトリー〉で現在開催中の『あちちの地 展』は、
このコンセプトBOOKでとりあげた、「木地(熱)山こけし」、
「地元熱血編集部 ゆざわざわざわゆざわざわ」、
「職人の爺熱に学ぶ」など、湯沢で、アツく、たくましく暮らすヒト・モノ・コトを、
あらためて紹介する企画展です。

ココラボラトリーでの展示の様子。会場でもコンセプトBOOKを入手できるかも(先着順・1名1冊限り)。