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posted:2021.11.16 from:北海道上川郡下川町 genre:旅行
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writer profile
Emi Ishida
石田絵美
いしだ・えみ●埼玉県出身。ファッションやカルチャーを軸に、WEB・紙媒体で編集・執筆を行う。旅行では地元のみなさんが集まる食堂や居酒屋を訪ねるのがマイルール。酒とおいしいものをこよなく愛する飲兵衛。
SDGs未来都市に選ばれた北海道下川町。
東京23区と同等の広さを持ち、まちの約9割が森林で覆われているそうです。
そんな下川町の魅力を体験できる〈A-frame cabin iwor〉が完成しました。
1日1組限定でテント型のキャビンを1棟貸し出し、
まち自慢の自然のなかで贅沢なひとときを過ごせます。
三角形のキャビンはオーナーの〈ぐるっとしもかわ〉代表・大石陽介さん自身が、
まちの人たちの力を借りて設計・制作。
地元の材木をはじめ、町内で採れたものや加工したものなどを使い、
制作期間約180日、100名以上の協力関係者に力を借りて建設したのだそうです。
また、施設内には下川町で活躍する作家や事業所などで
丁寧につくられたアメニティ類も多数設置。
無農薬ハーブを原料にしたスキンケア商品が人気の
〈SORRY KOUBOU〉の化粧品キットや、
まちの喫茶店〈アポロ〉の自家焙煎コーヒーなど、
キャビンにいながらまるでまちの店を回ったかのようなひとときを過ごせます。
キャビンで過ごすだけでもまちの魅力を体感できますが、
A-frame cabin iwor最大の特徴は
完全オーダーメイドで行われるローカルツアーが実施されているところ。
宿泊者の希望に合わせた自由気ままな旅が可能なんです。
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宿泊プランに付帯するプランといえば、
まち散策や名産品の見学・体験ツアーなどが一般的ですが
A-frame cabin iworでは、宿泊したからこそ気になったことなど要望に合わせた
プランをオーダーできるんです。
たとえば、キャビンのなかで使用されているアメニティの
無農薬ハーブを原料にした化粧品キットを製造しているSORRY KOUBOUや、
朝食で出てきたトマトの生産者を訪れて直接話を聞いたり、
下川町で活躍する作家に会いに行くなんてことも可能です。
もちろん、まち歩きなどのベーシックな希望にも対応していて
まちをぐるっとまわるなかで偶然の出会いに身を任せたり、
ときにはハプニングに巻き込まれたりなど、
下川町の日常に飛び込んで観光地とはひと味違う旅のかたちを楽しめるのが魅力です。
「iwor(イウォロー)」とは、アイヌ語で「周辺」という意味。
その名の通りキャビンを中心にまちの周辺を楽しむだけではなく、
森のなかで過ごすいつもと違う時間の使い方や、まちの人との出会いを通して感じられる
下川町の魅力、見つけに行きませんか?
information
A-frame cabin iwor
*価格はすべて税込です。
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