日本三景・松島の海水を使用した、 宮城県東松島のミニトマトハウス 再建への道のり

松島湾が生み出す宝石のような〈イグナルファーム〉のミニトマト

宮城県東松島市を拠点に、
いちご、キュウリ、ミニトマトの生産を行う〈イグナルファーム〉。
この事業は東日本大震災後の2011年12月、若手被災農業者4人で立ちあげられました。
家も家族も農地も全てを失い、悲しみに包まれる日々の中で
「もうこれ以下はない。農業だけは取り戻してやる。それならやってみっぺ」
と心に決め、これまで農業を通して地域を、未来を"良くする"ことを目標に
突き進んできた若手農家たちです。

〈イグナルファーム〉のミニトマト

イグナルファームのミニトマトは、肥料に松島湾より採水した海水を使用しています。
日本三景のひとつである松島湾の海水は、宮城県が誇る蔵王山脈よりミネラル豊富な
雪解け水が長い年月を掛け、北上川・吉田川・鳴瀬川より約200キロメートルの距離を
通過しながら松島湾内へと流れ込み、そのミネラル豊富な水が牡蠣・海苔の
養殖業米つくりを担ってきました。
つまり、はるか昔より宮城県の食を支えて来たミネラル豊富な水が
松島湾内に流れ込んで出来た海水なのです。

〈イグナルファーム〉のミニトマトは定期的に糖度を計る調査を行うなど、徹底した品質調査を行い、樹で完熟させてから収穫されます。

この松島湾の海水を使うことによって、糖度の高いミニトマトが出来上がります。
〈イグナルファーム〉のミニトマトは定期的に糖度を計る調査を行うなど、
徹底した品質調査を行い、樹で完熟させてから収穫されます。

東日本大震災後に設立も、二度の自然災害でトマトハウスが壊滅状態に

台風19号の影響で近くにある吉田川が氾濫し、濁流がミニトマトハウスに押し寄せてきたのです。

ところがミニトマトの生産を主とする〈イグナルファーム大郷〉を設立し、
生産を開始してから2年が経過した令和元年、台風19号の影響で近くにある
吉田川が氾濫し、濁流がミニトマトハウスに押し寄せてきたのです。
その後、行政の力も借りながら、令和2年の3月にミニトマトハウスを
復旧させることに成功しました。

令和4年に発生した大雨洪水被害

しかしその喜びも束の間、令和4年に発生した大雨洪水被害でミニトマトの苗木3万本が
全滅し、ビニールハウスが再び壊滅状態に陥ってしまいます。
その後イグナルファームではミニトマトの出荷がいまだに叶っていません。

フルーツたっぷりのパフェや体にやさしい焼き菓子、昔ながらのおはぎ。みんなのご褒美スイーツは何?


今月のテーマ 「ご褒美スイーツ」

今年も半年が過ぎました。
新たな挑戦や新生活をスタートさせた人も、
ちょっと甘いもので自分をねぎらいませんか?

今回は全国にお住まいのみなさんに
自分の「ご褒美スイーツ」を教えてもらいました。

とっておきのスイーツを食べて
2023年の下半期もがんばりましょう!

【東京都・武蔵野市】
農園直送の新鮮なフルーツを〈Berry coco〉で味わう

自分への“ご褒美”といったら、みなさんは何を思い浮かべますか?
私が今回ご褒美におすすめしたいのは、
甘くてみずみずしいフルーツをたっぷり使用したスイーツです。

フルーツのスイーツ

JR吉祥寺駅から徒歩3分の場所に2020年の夏にオープンした
〈Berry coco〉は、フルーツ創作料理のお店。

〈Berry coco〉吉祥寺本店の店内。

〈Berry coco〉吉祥寺本店の店内。

同店のオーナーシェフである田代 淳さんは、山梨県の出身。
料理に使用するフルーツのほとんどは実家の農園で収穫した
新鮮なフルーツを使用しています。

農園で収穫したフルーツ以外にも、契約農家から直送のものを使用しているそうです。

農園で収穫したフルーツ以外にも、契約農家から直送のものを使用しているそうです。

メニューはフルーツを使用した創作料理をはじめ、
季節のフルーツパフェ、サンド、ケーキなど
豊富なフルーツメニューを取り揃えています。

人気のフルーツサンドも6種類以上のフルーツが使用されています。

人気のフルーツサンドも6種類以上のフルーツが使用されています。

オーナーシェフの田代さんは、ホテルの料理人として研鑽を積んだ後、
オリンピック選手の専属料理人も務めた凄腕シェフ。
スイーツ以外のフードメニューの味もお墨つきです。

「自家製ローストビーフ&フルーツサラダ」1650円(税込)〜。

「自家製ローストビーフ&フルーツサラダ」1650円(税込)〜。

収穫後に追熟させたものとは違った、完熟フルーツのおいしさが味わえます。
見た目の美しさだけでなく、
「甘くておいしいフルーツを思いっきり食べたい!」という
欲求を満たしてくれるビジュアルとボリュームに感動する方も少なくありません。

〈Berry coco〉オリジナルの「季節パフェ」2838円〜(税込)。

〈Berry coco〉オリジナルの「季節パフェ」2838円(税込)〜。

現在、丸井吉祥寺店や三鷹台にもテイクアウト店舗をオープン。
極上のフルーツケーキを気軽にお持ち帰りできます。

 季節のフレール「いちじく」1155円〜(税込)。

季節のフレール「いちじく」1155円(税込)〜。

キラキラと輝く宝石箱のようなスイーツを味わったら、
また次も食べられるように頑張れちゃいますね(笑)。

information

map

Berry coco

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町2丁目6-2 末広ビル1階

TEL:0422-26-9354

Web:Berry coco

photo & text

Momo*Kinari きなり・もも

ライター・エディター。東京在住。Webや雑誌、旅行ガイドブックで撮影・執筆。 国内外でグルメや観光スポットを取材。たまに料理やモノづくり、イラストの仕事もしています。 Twitter:@Momo_kinari

いつものパンがご馳走に!
初夏だけの味覚
「野いちごバター」レシピ

こんにちは。
「食べもの・お金・エネルギー」を自分たちでつくる
〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。

散歩中に「野いちご」を探すのが楽しい季節になりました。
生い茂る草むらの中でひときわ輝く赤い実は、まるで美しい宝石のよう。
集めて手のひらに並べては、うっとりしてしまいます。

かごいっぱいに収穫した野いちご

夢中になってたくさん収穫してしまう、かごたっぷりの野いちご。まるでルビーのよう。

野いちごは雨が降ると味が水っぽくなり、
冷蔵庫に入れて冷やすと甘味がぼやけておいしくなくなってしまいます。

つまり、野いちごの一番おいしい食べ方は

・お天気の日が続いた昼間のちょっと暑い時間に

・太陽の光で少しあたたまった野いちごを5・6個を手のひらに乗せて

・ガバッと一度に口に入れて食べる! 

口の中でプチプチと実が弾け、爽やかな甘酸っぱさが広がります。
このおいしさといったら……! 

野いちごを収穫する様子

トゲがあるので素手でとると手が傷だらけになります(笑)。

初めての銘柄と出会う機会を。 日本酒の多様性を守る 日本酒定期便〈SAKEPOST〉

偶然の出会いを楽しむ。銘柄がわからない日本酒のサブスクリプション

日本酒の新たな流通を生み出す〈株式会社FARM8〉が、
2021年11月に日本酒定期便〈SAKEPOST(サケポスト)〉をリリース。
それまで新潟県内に限定していた提携酒蔵を
2023年5月に全国70蔵以上へ広げました。

〈SAKEPOST〉とは、
100mlの日本酒が毎月3種類届くサブスクリプションサービス。
一合以下の少量サイズなので、
日本酒にあまり触れたことがない人でも気軽に飲み比べを楽しめます。

しかも、ポストに入るサイズなので受け取り不要。
持ち運びも便利で捨てるのも簡単なので、
キャンプやBBQ、釣りなどのアウトドアにもぴったりです。

〈SAKEPOST〉の楽しみ方は、ちょっと独特。
自宅に届いたら、まずはグラスを用意して3種類を飲み比べ。
パッケージには銘柄が書いていないので、
飲み終わったらQRコードを読み込んで銘柄や原材料、日本酒度などを確認します。

遷移先のページをスクロールすると、
味わいや香り、合わせたいおつまみなどを聞く質問が出てくるので回答をタップ。
今まで答えた人の割合がグラフになって表示されます。
その下にいくと、「好みの味だった」「このつまみと相性抜群だった」など、
酒蔵に直接メッセージを送る機能も。
文章でうまく気持ちを表せない人向けに
「美味しかったです!」などの感想を押せるスタンプもあります。

新御徒町〈佐竹商店街〉
ニク(29)の日は
やっぱり肉と合わせたい!
あなたのまちの商店街へ。
焼酎ハイボールのアテ探し旅

全国の商店街には、その土地を物語る魅力がいっぱい!
酒ライターの岩瀬大二さんが、
タカラ「焼酎ハイボール」〈ドライ〉に合う最高のアテを探すべく、
全国の商店街を巡ります。今回は、新御徒町〈佐竹商店街〉です。

日本で2番目に古い商店街を歩く

〈佐竹商店街〉が生まれたのは1884年。
もともとは秋田藩の上屋敷があった場所。
廃藩置県で放置されていたが次第に賑わいを見せ、
明治、大正にかけて、遊行娯楽、見世物小屋、寄席をはじめ、
今でいうアミューズメント施設が密集した。

そこにしるこ屋やおでん屋、料亭など飲食店も集まり、
「夜が更けるのを忘れる」ともいわれる黄金時代を迎えたという。
しかし、東京・下町の商店街の多くが見舞われた、
関東大震災、東京大空襲というふたつの出来事で、
一度ならず二度までも苦難を迎えてしまう。
それでもなお立ち上がった。

戦後の復興、高度経済成長とともに、
当時大人気だったテレビ番組の中継地となったことなど、
追い風をたっぷり受けて繁栄を取り戻す。
これも下町の商店街、共通の“不屈”だ。

時代は移り変わり、その隆盛は歴史の1ページとなり、
今では昭和のノスタルジックさを感じられる、
静かな商店街となっているが、
また、ページはめくられ始めているような気もする。
商店街に直結するのは都営大江戸線と、
TXことつくばエクスプレスの新御徒町駅。

大江戸線の全線開業は2000年、
TXは首都圏の主要幹線としては最も新しい2005年の開業。
利便性が高まったことで近隣には、築浅のマンションや建物も多く見られ、
新しい会社、住民、来訪者が増加しているようだ。
日本で2番目に古い歴史を持つという商店街だが、
伝統の場所に今、新しい風が緩やかに吹き始めている。

明治の初めに形づくられ、繫栄と苦難を繰り返しながら、また新しい時代へ。1969(昭和44年)にアーケードが完成。生鮮商店を中心とした暮らしの台所的な活気や観光名所としての華やかさではなく、ひっそりとした空気感がいい。

明治の初めに形づくられ、繫栄と苦難を繰り返しながら、また新しい時代へ。1969(昭和44年)にアーケードが完成。生鮮商店を中心とした暮らしの台所的な活気や観光名所としての華やかさではなく、ひっそりとした空気感がいい。

今回のアテは、その新しい風の2店から。
2線の出口から2分も歩けば1店目。
「30-1」と書いて〈サンジュウ ヒク イチ〉という肉屋。

29=肉という文字遊びがおもしろい。
お店を運営する福田信吉さんが開店に至った深い思いを語ってくれた。

母体はもともと御徒町、新宿、恵比寿の3店舗を展開する〈焼肉もとやま〉。
その肉に対する深いこだわりと、職人の技と、自信。
ライフスタイルが変化し続けるなかでも変わらない、
肉を頬張るという楽しい時間をつくっていきたいという思いがある。

母体が焼肉店ということもあり、高級食材から湯せんや炒めるだけで簡単にできる商品、アテにぴったりの内臓系や豚足といった加工品まで豊富に並ぶ。この日はたまたま29日。そう「肉の日」。この日限定のお得なパックも並ぶ。自社扱いの商品以外にも福田さんがセレクトした全国の珍味やペットフードなども。

母体が焼肉店ということもあり、高級食材から湯せんや炒めるだけで簡単にできる商品、アテにぴったりの内臓系や豚足といった加工品まで豊富に並ぶ。この日はたまたま29日。そう「肉の日」。この日限定のお得なパックも並ぶ。自社扱いの商品以外にも福田さんがセレクトした全国の珍味やペットフードなども。

楽しみ方は人それぞれ。だから「肉」にはこだわっているけれど、
お客様は「肉」という言葉にはしばられず、
自分たちのスタイルで楽しんでいただければいい。
なるほど、店内に並ぶ肉や加工品、肉に合わせる調味料などを見ると、
「おいしそう」だけではなく「楽しそう」があふれている。

BBQにもっていったら家族の笑顔がぱっと花咲きそう、
いや、流行りのテラスBBQで大人の時間もありだな、
一転、ひとりの静かな休日、夕方の酒をしみじみと……
などいろいろな「楽しそう」なシーンが浮かぶラインナップ。

トマホーク(斧)型の肉を手にする福田さんと販売スタッフの市岡さん。「こういう楽しい商材もいいでしょ」(福田さん)。お客さんの「こういうのがあったらいいな」とスタッフの遊び心が結びついた楽しい品ぞろえ。

トマホーク(斧)型の肉を手にする福田さんと販売スタッフの市岡さん。「こういう楽しい商材もいいでしょ」(福田さん)。お客さんの「こういうのがあったらいいな」とスタッフの遊び心が結びついた楽しい品ぞろえ。

そのなかから売れ筋を聞くと、
人気ナンバー1は「黒毛和牛のハンバーグ」とのこと。
「まずここからはじまったんですよ」と福田さん。
焼肉屋では肉を切り、きれいに盛りつける。
するとどうしても“端材”がでてしまう。
それを生かして生まれたのがこのハンバーグで、
30-1の原点ともいえるものなのだ。

端材といっても、「牛の腕何%、モモ何%、豚は何%と、
いろいろな部位を最適な配合で混ぜています。
それはもう、職人さんのこだわりです」(福田さん)
しっとり系ですか、それとも肉感系? と聞けば
にやりと笑って「もちろん肉です。ステーキを食べるような感覚」。
肉屋の自信の言葉に期待が高まるとともに、
福田さんからさらにうれしいひと言が。

「〈焼酎ハイボール〉が大好きで毎晩のように飲んでいます。
その経験から言っても……、あいますよ」とこれもにやり。
最初のアテは、問答無用で決定。

「和牛のハンバーグ」は4個入り ソース付き3500円でECサイトでも購入可能。

「和牛のハンバーグ」は4個入り ソース付き3500円でECサイトでも購入可能。

さて、佐竹商店街に出店した理由は「創業の地」だったそう。
「47年前に焼肉屋をスタート。そのときの場所が商店街を抜けたところだったんです」
立ち退きで移転し、新しい業態である30-1を開く際にこの地にまた戻ってきた。
「たまたまですよ」と言う福田さんだが、
隆盛を知る創業店の血が再びこのタイミングで帰ってきたことは、
偶然ではないのかもしれない。

〈Far Yeast Peach Haze〉 山梨の桃を使った毎年即完の クラフトビールが今年も発売!

Far Yeast Peach Haze(ファーイースト ピーチヘイズ) 350ml アルコール度 5.5%

春夏限定のフレッシュな味わいが今年も登場

山梨県小菅村のクラフトビールメーカー〈Far Yeast Brewing株式会社〉による
「山梨応援プロジェクト」から、2023年5月23日に新作クラフトビール
〈Far Yeast Peach Haze(ファーイーストピーチヘイズ)〉が今年も発売されました。

このプロジェクトは、同社がコロナ禍でEC販売の必要性を感じたことをきっかけに、
クラフトビールを通じて山梨の魅力発掘・発信を目的に立ち上げられたもの。
持続可能な取り組みを目指し、アップサイクルを意識した商品の開発も行っています。

山梨県小菅村のクラフトビールメーカーFar Yeast Brewing株式会社

日本一お節介な食の施設を目指す 岡山県〈真庭あぐりガーデン〉

岡山県初の「おかやまSDGsアワード2020」を受賞した十字屋

「日本一お節介な食の施設」として地域の観光拠点となることを目指している
複合施設があります。
それが2023年4月29日(土)にリニューアルオープンした岡山県真庭市の
〈真庭あぐりガーデン〉です。
今回のリニューアルではカフェ・レストランやショップに農産品加工・
商品開発施設を新たに加えエリアを拡張しました。
食を通じて人と自然、地域をつなぎ持続可能な地域づくりを目指しています。

岡山県最北部に位置する真庭市

岡山県最北部に位置する真庭市は、2020年の時点で、
65歳以上の高齢者の割合が39.9%を超えました。
これは全国平均(28.7%)を大きく上回る数字です。
また、真庭市は中山間地で狭小農地が多いため、大規模化・効率化を進める産地に比べ
条件が不利な上、農家の高齢化による農業の維持が大きな課題となっています。

真庭あぐりガーデンを運営する十字屋は大正時代に真庭で米屋として創業しました。
この地で困った人の力になりたいという「お節介」な想いを理念とし、
汚物処理や汚水処理といった真庭の環境を支えるインフラ事業をおこなっています。

十字屋は、地域の資源を活かした持続可能な社会の実現のため「食」を通じて
地域と人と自然をつなぐ啓発拠点として、
2015年4月に真庭あぐりガーデンを開業しました。

「食」を通じて地域と人と自然をつなぐ啓発拠点として、2015年4月に 真庭あぐりガーデン を開業

十字屋は、生ごみの再生事業や農業支援・高齢者支援、
担い手育成などにも乗り出しました。
そして生産から加工、販売、消費、再生という地域循環をつくり、真庭が抱える
さまざまな課題を地域で解決していこうという取り組みをおこなっています。
循環型社会への取り組みが評価され、2019年には
農林水産業みらい基金に採択された十字屋。
さらに2020年には県下で初めての「おかやまSDGsアワード2020」を受賞。
そして真庭あぐりガーデンに新たに農産品加工・商品開発施設が併設されることが
決定し、2023年4月29日これらの施設を含む新しいエリアを拡張した
真庭あぐりガーデンとしてリニューアルオープンすることになりました。

「お節介おばんざい」「お節介カウンター」を新設

創業時の米屋の屋号を使ったカフェ&レストラン〈十字屋商店〉が拡大オープン

今回の真庭あぐりガーデンのリニューアルでは創業時の米屋の屋号を使った
カフェ&レストラン〈十字屋商店〉が拡大オープンしました。
真庭のバイオ液肥で育てた米「循米(めぐりまい)」をかまどで炊き上げた
ごはんを中心に、本格和食や洋食が楽しめます。

地元の食材をできるだけ添加物を使わずに調理

また、十字屋商店では注文を受けてからにぎる出来立てほやほやの「おむすび」、
地元に愛される餡子屋〈もりあん〉と一緒に丹精込めてつくった「おはぎ」、
「循米」を水車でついてできた米ぬかと
真庭郡新庄村のもち米を使ってつくるスイーツなど、
地元の食材をできるだけ添加物を使わずに調理しています。

「お節介おばんざい」

注目は規格外や過剰に出来てしまった旬の野菜を中心に、地域のおばあちゃんたちが
白砂糖を使わずやさしく自然な味わいが楽しめる懐かしい味つけで調理した
「お節介おばんざい」です。
おはぎのほか、常時6種類から3種類を選ぶことができます。
おばんざいコーナーのおばあちゃんが注文を受けるだけではなく、
その方の好き嫌いを聞き、今日のおすすめなどを話し始めます。
お節介にも調理方法まで伝えてくるかもしれません。

また、地元の生産者から集めた旬の野菜や加工品をはじめ、
量り売りの調味料の販売をする
マーケット〈旬の蔵 dezi-na(デジーナ)〉なども一層充実してオープンしました。

施設内には地域の人が気軽に相談できる「お節介カウンター」が設けられ、
今後はデジタル技術も活用しながら問題を解決していくそうです。

生産者の想いをつなぐ想いをもった従業員たち

さらに生産者の想いをつなぐ想いをもった従業員たちも、
食材や料理の説明だけではなくお節介にも生産者のことを語りだすことがあります。

こういったお節介な取り組みは、十字屋が環境衛生事業で地元集落を一軒一軒回る中、
住民が抱える生活の困りごとを聞いていたことが原点にあります。
内容は、お庭の草刈りから日用品の買い出しと多岐に渡りました。
十字屋では15年以上前から、「お節介」になんでも解決したいと「なんでもし隊」
を発足し活動をしています。
「なんでもし隊」が地域を巡回することで、地域住民の孤立を防ぎ、
見守りの役割を持つようになりました。

ジョエル・ロブションの息子が手がける 世界初の焼菓子店 〈Pâtisserie La Gare by Louis Robuchon(パティスリー ラ ガール バイ ルイ ロブション)〉 兵庫・芦屋にオープン!

出店先に芦屋を選んだ理由とは

住宅や商業施設などで構成されるビルが建築予定となるなど、
再開発が進む兵庫県のJR芦屋駅南地区。

そんな注目のエリアに2023年4月28日、フレンチの巨匠として知られた
ジョエル・ロブションの息子、ルイ・ロブションがプロデュースする焼菓子店
〈Pâtisserie La Gare by Louis Robuchon
(パティスリー ラ ガール バイ ルイ ロブション)〉がオープンしました。

〈Pâtisserie La Gare by Louis Robuchon(パティスリー ラ ガール バイ ルイ ロブション)〉

ルイ・ロブションが自身のブランドとして世界1号店となる出店先に芦屋を
選んだ理由は、かつてその地が「精道村」と呼ばれていた歴史にありました。

「精」という言葉が持つ、「念入りに手を加える」「混じり気のない純粋なもの」
「優れたもの」といった意味は、食に携わってきたルイ・ロブションにとって
最も大切にしてきた理念そのものだったといいます。

そして、それは父ジョエル・ロブションが大事にしてきた精神であり、
ルイ・ロブションが受け継ぐべき大切な「道」でもあるのです。

ルイ・ロブション氏。

ルイ・ロブション氏。

そんな父から引き継いだエスプリ(精神)を抱き、
挑戦する〈Pâtisserie La Gare by Louis Robuchon〉には、
フランス人の父と日本人の母を持つルイ・ロブションにしか表現できない焼菓子が
種類豊富に揃います。

〈みんなの工場〉 北海道砂川市にできた 〈SHIRO〉の新たな拠点

“みんな”が集える、〈SHIRO〉の開かれた工場

北海道砂川市にコスメティックブランド〈SHIRO〉による、
〈みんなの工場〉が2023年4月28日にオープンしました。

コスメティックブランドSHIROによる、〈みんなの工場〉

ここは、SHIROの製品を製造する工場やショップ、
ピンネシリの山々を望みながらゆっくりと過ごせるカフェ、
キッズスペースとラウンジ、ライブラリーなどを併設し、
人と環境に配慮した循環型の施設。
砂川市民やプロジェクトに興味を持った全国の人々が、
ワークショップや議論を重ね、つくりあげられました。

SHIROのものづくりをすべて見られるよう、
仕切りはガラスで、「工場を開く」ことをテーマに設計。

名前には、砂川市民や〈みんなの工場〉に興味がある人々と共に
ワークショップで内装外装をつくり込んだり、
森の循環を育てるために間伐した木材を使用して
“みんな”で外壁や家具をつくりあげたことや、
大人も子どもも、砂川市民も市外の人も、
住んでいる動物も植物も、誰も排除することなく
“みんな”が集える場所にしたいという想いが込められています。

ショップ内にある〈ブレンダーラボ〉

左から、ブレンダーラボ マイフレグランス 30mL 4180円、ブレンダーラボ マイフレグランス 80mL 5830円

左から、ブレンダーラボ マイフレグランス 30mL 4180円、ブレンダーラボ マイフレグランス 80mL 5830円

ショップ内にある〈ブレンダーラボ〉では、
好きな容器を選び、自分で香りをブレンドし、
世界でひとつの「マイフレグランス」をつくることが可能。

左から、FRUIT BOUQUET ヘアバーム 3410円、FRUIT BOUQUET オードパルファン4180円

左から、FRUIT BOUQUET ヘアバーム 3410円、FRUIT BOUQUET オードパルファン4180円

北海道・空知のさまざまなフルーツからインスパイアされた香り
〈フルーツブーケ〉のアイテムも、
砂川本店限定フレグランスとして販売されています。

老舗豆腐店のカフェ〈takatsuki〉が 〈岡山ガーデン〉に新オープン!

県内産の素材を使った手づくり豆腐

4月12日、岡山県岡山市にある総合施設〈岡山ガーデン〉内に、
〈増田豆富店〉が運営するカフェ〈takatsuki〉がオープンしました。

増田豆富店は創業より半世紀以上続く老舗の豆腐屋さん。
県内産の大豆トヨシロメと岡山の名⽔「雄町水系の自然水」を使って、
丁寧においしい豆腐をつくり続けています。

先代から伝わる伝統製法を守りながらも、
おからを出さない新製法のお豆腐づくりにもチャレンジ。
おからの食物繊維を豊富に含んだ栄養満点のお豆腐は、
県内だけでなく、全国の多くの人から愛されています。

takatsukiは、そんな増田豆富店のお豆腐を
食べ応えたっぷりな定食で楽しめるカフェ。
本店豆腐工場より製造されたつくり立てのお豆腐を堪能できるほか、
お豆腐の製造工程でできる豆乳やおから、豆乳加工でつくる生湯葉、
などを使ったひと皿もあります。
バリエーション豊富な創作料理で、豆腐の魅力をとことん味わえそうです。

「takatsukiプレートセット」1800円

「takatsukiプレートセット」1800円。

「takatsukiプレートセット」は、豆富つくねや豆乳出汁巻き、生湯葉刺しなど
たくさんの豆腐料理が楽しめます。
香ばしく焦がした油揚げを使った豚汁も絶品。
味噌は、岡山の備前むぎ味噌を使っています。

「湯豆富セット」2,000円 ※事前予約が必要です

「湯豆富セット」2000円 ※事前予約が必要です。

増田豆富店の豆腐の味をまずはそのまま堪能したいなら、
「湯豆富セット」もおすすめ。豆腐の旨味をたっぷり感じられますよ。

takatsukiで提供される料理は、旬のものにこだわり、
近隣の農家の野菜をはじめ、岡山県産食材や調味料を使っています。
さらに器は、岡山県の伝統工芸品“備前焼”をセレクト。
備前焼作家である伊勢崎州さんのオーダーメイド作品に盛り付け、
見た目にも美しく、岡山の魅力をふんだんに詰め込んだ定食になっています。

築200年以上の歴史を持つ、趣きある古民家で、
美しい庭園のロケーションを楽しみながら、豆腐料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

佐賀駅高架下に 佐賀の魅力を五感で体験する 〈SAGA BAR〉が開業

佐賀酒をはじめ有田焼などの伝統工芸品や県産食材が大集合

「佐賀を味わう」をコンセプトに、佐賀酒をはじめ有田焼等の伝統工芸品や
県産食材など、佐賀の「ホンモノ」の魅力を体感できる空間〈SAGA BAR〉が、
佐賀駅高架下西側エリアに誕生した商業施設〈サガハツ〉内に、
2023年4月26日(水)リニューアルオープンしました。

今回、リニューアルオープンした〈SAGA BAR〉は、佐賀酒を通した情報発信拠点として
令和元年6月に佐賀駅構内に誕生し、令和4年1月に惜しまれつつ閉店した
常設店舗が装い新たに生まれ変わったもの。
佐賀市内で飲食店4店舗を展開する株式会社バッテンが運営しています。

県内全24蔵の日本酒や焼酎、クラフトビールも味わえる

リニューアルした〈SAGA BAR〉

リニューアルした〈SAGA BAR〉では、これまでの立ち飲み&おつまみスタイルから
一新され、着席数42席のテーブルやカウンター、オープンキッチンの店内で、
県産食材をふんだんに使ったこだわりのメニューの数々を楽しめます。

県産食材をふんだんに使ったこだわりのメニューの数々を楽しめます。

ドリンクの種類も県内全24蔵の日本酒や焼酎、クラフトビール、
ノンアルコールドリンクが豊富にラインナップ。
それらに合わせる食器や酒器などに有田焼や唐津焼等の伝統工芸品を用いることで、
五感で佐賀を堪能することができる「体験型」の飲食店となっています。

“伊予の小京都”で 遊覧船に乗り朝食を楽しむ、 愛媛県 〈NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町〉 の新プラン

歴史的価値の高い建造物や文化財をリノベートしたホテル

かつての迎賓館や洋館、邸宅といった歴史的価値の高い建造物や文化財を
リノベートした、ホテルとユニークべニューのブランド
〈VMG HOTELS& UNIQUE VENUES〉。

〈NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町〉

そのひとつである〈NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町〉は、“伊予の小京都”とも呼ばれる
愛媛県大洲市の、城下町に点在する価値の高い歴史建築を
リノベートして生まれた分散型ホテルです。
2018年から観光まちづくりを開始し、現在までに22棟28室をホテルとして再生。
昔ながらの日本建築特有の床の間や欄間、蔵の解放感と威厳のある空間など、
それぞれの空間がもつ趣を存分に生かした客室になっています。

城下町に点在する価値の高い歴史建築をリノベートして生まれた分散型ホテルです。

また、分散型ホテルのため、フロントやレストランは客室と離れています。
往時の趣が残る非日常空間でのひとときを楽しむとともに、滞在を通じて
大洲のまちに点在するフロント棟やダイニングなど、客室棟を回遊することで、
大洲の歴史や文化、「古き良き日本」のまち並みや文化、そこでの営みに触れる
新しい旅の体験を提案しています。

〈あんぽ柿バター 惚っ(ぽっ)〉 あんぽ柿と果物バターの幸せな出合い

すもも、いちご、レモンなどのバターをあんぽ柿にサンド

株式会社堀内果実園は、2023年4月22日に
新商品〈あんぽ柿バター 惚っ(ぽっ)〉を発売しました。

奈良県は柿の生産量が全国2位で昔から柿の名産地です。
そんな地で、明治36年から柿作りを行うのが柿農家の 〈堀内果実園〉。

柿果樹園の様子。

柿果樹園の様子。

ある年、柿の供給過剰で卸値が大暴落したことがありました。
市場でも引き取ってもらえず、その年に収穫した柿は
泣くなく山に捨てなくてはいけなかったといいます。
その一件から、どんなときでも手間暇かけた柿を無駄にしたくないと、
堀内果実園は昔ながらの製法で作るあんぽ柿を開発しました。

環境に優しいものづくりを何より大切に考え、可能な限り農薬の量を控える特別栽培。※特別栽培農産物…化学合成農薬および化学肥料の窒素成分を慣行レベルの5割以上削減して生産する農産物のこと。

環境に優しいものづくりを何より大切に考え、可能な限り農薬の量を控える特別栽培。※特別栽培農産物…化学合成農薬および化学肥料の窒素成分を慣行レベルの5割以上削減して生産する農産物のこと。

山形県の老舗菓子店が カフェ&ストア〈きねや菓寮〉を オープン

和洋菓子の魅力を詰めこんだ新店舗

2023年4月12日、山形県山形市に
和洋菓子店〈杵屋本店〉のカフェ&ストア〈きねや菓寮〉がオープンしました。

和洋菓子店〈杵屋本店〉のカフェ&ストア〈きねや菓寮〉

〈杵屋本店〉は創業212年の老舗菓子店。
くるみ入りの自家製あんをたっぷり包んだ〈リップルパイ〉や、
昭和37年に販売がスタートした伝統の〈杵の最中〉など、
幅広いラインナップで地元の方々に愛され続けてきました。
昨年の夏には、創作羊羹〈星合いの空〉がSNSで話題になるなど、
職人の技術を駆使した芸術的な商品も注目されています。

七夕の夜空をイメージしてつくられた創作羊羹「星合いの空」1620円

七夕の夜空をイメージしてつくられた創作羊羹〈星合いの空〉1620円

そんな杵屋本店が“200年以上受け継いできた伝統や技術を生かし、
より菓子の魅力を伝える場を作りたい”という想いから立ち上げたのがきねや菓寮です。

県内の家具メーカー〈天童木工〉の椅子を採用するなど、店内のインテリアにもこだわっています。

きねや菓寮は菓子や陶器などを販売するストアに
オリジナルメニューが楽しめるカフェを併設した同社新業態の店舗。
県内の家具メーカー〈天童木工〉の椅子を採用するなど、
店内のインテリアにもこだわっています。
ロゴマークをあしらったソファーとテーブルはオーダーメイドで、
くつろぎの空間を演出しています。

人気商品をオリジナルのカフェメニューに

入って左側のカフェコーナーでは、国内外から厳選した日本茶やコーヒーとともに
できたての菓子のおいしさを存分に味わうことができます。

特に注目は、ロングセラー商品の「リップルパイ」を
カフェメニューに進化させた〈生リップルパイプレート〉。

「生リップルパイプレート」1320円

「生リップルパイプレート」1320円

特製のくるみあんと、甘さ控えめな生クリームを
リップルパイの生地でミルフィーユ仕立てにしたひと皿です。
特製の白あんに香ばしいくるみをたっぷり混ぜこんだくるみあんと、
144層のサクサクとした食感のパイ生地がよく合います。

「自家製餡プレート どら焼き・最中セット」990円

〈自家製餡プレート どら焼き・最中セット〉990円

きねや特製の自家製あんを楽しむなら、
〈自家製餡プレート どら焼き・最中セット〉もおすすめ。
どら焼きや最中の皮に、お好みであんやクリームをトッピングして
味わうことができます。
トッピングは、粒あん・こしあん・生クリームの3種類です。

「絞りたてモンブラン」イートイン 1540円、テイクアウト 1512円

〈絞りたてモンブラン〉イートイン 1540円、テイクアウト 1512円

「きねやのわらびもちドリンク 」イートイン 660円、テイクアウト 648円

〈きねやのわらびもちドリンク〉イートイン 660円、テイクアウト 648円

そのほか、毎年秋限定で販売する人気商品〈スーパーモンブラン〉のできたてが楽しめる
〈絞りたてモンブラン〉や、
ぷるぷる食感がたまらない〈わらびもちドリンク〉などのメニューも。

器にもこだわりがあり、
山形県の新庄・東山焼など、国内外の厳選した陶器を使用している点も特徴です。
細部までこだわったひと皿は、思わず写真に収めたくなるような美しさです。

公民館を再生したホテル 〈RITA 戸隠〉と フレンチレストラン〈awai〉

歴史的建物を活用した宿泊施設ブランドの「RITA」が長野市戸隠に誕生

2022年6月、鹿児島県出水市の国選定伝統的建造物群保存地区内に開業した
〈RITA出水麓 宮路邸〉を皮切りに、福岡県八女市、島根県出雲市、奈良県御所市と、
全国の歴史的建物を活用した宿泊施設を展開してきた〈RITA〉。
「遺産・継承・伝統」という意味の「HERITAGE」を由来としています。
各地にあるHE“RITA”GEを継いでいくという意味を込めて、
中心にあるRITAから命名されています。

また、建物を活用することで町並みを守り、事業の成果を地域に還元し、
まちの活性化に寄与していきたいとの事業理念から、
他を利する「利他」という意味も込められています。

木造建築の美しさを活かしたミニマルな空間と、参道のまちなみを望む客室

木造建築の美しさを活かしたミニマルな空間と、参道のまちなみを望む客室

そんな〈RITA〉の5施設目として、かつて公民館として使われていた〈旧中社公会堂〉
を再生したホテル〈RITA 戸隠〉とフレンチレストランの〈awai〉
が2023年4月28日にオープンしました。

あわいをコンセプトにした〈RITA 戸隠〉

厳しく美しい⾃然と、⾃然信仰に根ざした⼈々の営みが共存する戸隠は、
日本列島形成にも深いかかわりがある、鋭く切立った戸隠山の麓にあります。
一帯は妙高戸隠連山国立公園にも指定されており、豊かな自然環境が
保全されているこの地は、古くから山岳信仰の始まりや神話にもゆかりのある地です。

戸隠神社は、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、
2千年余の歴史をもつ神社。
「天岩戸開き神話」の地として、ゆかりの神々が祀られているほか、
地主神として水と豊作大神の九頭龍大神を祀っています。

戸隠神社中社の参道に立つ〈旧中社公会堂〉は、かつての公民館であり、
このまちを見守り続けている存在でした。
地域の住人からは「学習館」と呼ばれ、祭りの練習や、戸隠の伝統工芸である
竹細工の作業などが行われてきました。
老朽化に伴い惜しまれつつも取り壊しがほぼ決まっていましたが、
このたび「人々が集う場」として、生まれ変わりました。

2階にある、2組限定(各定員2名)の小さなホテルが〈RITA 戸隠〉。

2階にある、2組限定(各定員2名)の小さなホテルが〈RITA 戸隠〉。
戸隠は、ひとと自然、精神世界と物理世界が共存する「あわい=間」の地です。
同ホテルでは受け継がれてきた営みに静かに光をあて、ゲストが日々の喧騒から離れ、
「あわい」に身を置くことで心を澄まして自然や自身と向き合う時間を提供しています。

空間デザインはLuft、版画は小倉染色図案工房が手掛けました。

空間デザインは〈Luft〉、版画は〈小倉染色図案工房〉が手がけました。
装飾性を極力廃し、もともとの木造建築の美しさを引き出し、
空気感や間を大切にすることで、大切な人や戸隠の自然、自分自身と向き合える
ミニマルな空間に仕上がっています。
また、客室からは、参道のまちなみと荘厳な山々を見晴らすことができます。

〈STARRACE KOMORO (スタラス小諸)〉 長野県小諸市に食の注目施設が誕生!

飯綱山公園の景観を活かしたハイセンスな施設

2023年3月20日、長野県小諸市飯綱山公園に、
「農業で人と人をつなぎ、ふれあいを生み出す」をコンセプトにした
ワイナリー・ショップ&レストラン併設の複合施設
〈STARRACE KOMORO(スタラス小諸)〉がオープンしました。

館内は、ワイナリーやレストラン、農作物直売などがあり、
農業体験ができる公園施設として、
利用者と住民の交流の場を目指すといいます。

敷地となる飯綱山公園は、軽井沢から車で約30分のところにある、
小諸高原美術館やドッグランなども併設する自然豊かな施設。
浅間山、南アルプス、晴れた日には富士山まで見渡すことができます。

小諸高原美術館の象徴的なボリュームと動線軸となる大階段。

小諸高原美術館の象徴的なボリュームと動線軸となる大階段。
STARRACE KOMORO(スタラス小諸)の建築ではそれらを生かし、
丘陵地に新たなレイヤーを重ねることで、人々のアクティビティを促し、
公園を活性化させる新たな動線を創出することを狙いました。

建物は分棟され、敷地全体に適切なボリュームで建築。

そのため、建物は分棟され、敷地全体に適切なボリュームで建築。
公園と建物のつながり、内部空間と外部空間との連続性および強弱、
空と山々を見渡せる視点場への誘導を意図した設計となっています。

沖縄県産 100%の 無添加ピーナッツペースト 〈落花生ぐわぁー〉

無添加で濃厚な味わいの3種のピーナッツペースト

千葉県と並び、昔から落花生が栽培されてきた沖縄県。
しかしその栽培の難しさや生産性の低さから、いまでは県内の落花生産業は
壊滅的な状況になっています。

ネクストステージ沖縄は、2010年から伊江島の農家と手を組み、落花生栽培を再開させました。

そうした状況下から、地元やんばるの農産物を中心に生産から加工製造販売
まで行うネクストステージ沖縄は、2010年から伊江島の農家と手を組み、
落花生栽培を再開させました。
その活動により、落花生が伊江島の産業のひとつにまで成⻑しつつあります。

そんな沖縄県伊江村産の希少な落花生を100%使用した
ピーナッツペーストが〈落花生ぐわぁー〉シリーズです。
沖縄県産落花生を 100%使用しているだけでなく、砂糖や添加物・着色料も
一切使用していないため素材本来のコクと旨みを感じられます。
健康的で子どもも安心して食べられるほか、
沖縄県産落花生産業の盛り上げにも貢献しています。

石臼式ミルで丁寧にペーストした「プレミアムプレーン」

落花生ぐわぁーのラインナップは3種類です。
「プレミアムプレーン」(85グラム1100円)は、
石臼式ミルで丁寧にペーストした一品。
「このピーナッツペーストは余分なものが入っていないから
ドレッシングにも使える」と評判で
サラダや料理に合わせるのもおすすめです。
砂糖無添加なので、ピュアで濃厚なピーナッツの味わいが楽しめます。

大人のスイーツ味「カカオマス」

「カカオマス」は、県産落花生ペーストに カカオマス・黒糖・蜂蜜と
少しの塩を加えて大人のスイーツ味に仕上げています。

カラメルのような香ばしさのネパール産フェアトレードの
蜂蜜を合わせた「蜂蜜」

「蜂蜜」は、カラメルのような香ばしさのネパール産フェアトレードの
蜂蜜を合わせており、パンに塗ったり、おやつにしたりと
食べやすいフレーバーです。

沖縄発着JAL国内線全便で機内販売開始へ

2023年3月1日(水)より沖縄県伊江村産落花生を100%使用した
ピーナッツペースト〈落花生ぐわぁープレミアムプレーン〉が
沖縄発着のJAL国内線全便で機内販売を開始。

岐阜の蔵元〈小町酒造〉と 〈洋菓子と珈琲 流星〉が開発した、 父の日向け新スイーツ

南蛮文化を広げた“信長のまち”から生まれた新スイーツ

岐阜県岐南町にて、“大切な人に想いを込めて贈りたくなる”ケーキ・焼き菓子を
コンセプトに本格的なフランス菓子を販売している〈洋菓子と珈琲 流星〉。
素材の味を最大限に生かすことを大切にしており、どれも洗練された美しさを放ちます。

〈洋菓子と珈琲 流星〉

そんな〈洋菓子と珈琲 流星〉から2023年6月18日(日)の父の日にあわせ、
岐阜県各務原市の蔵元〈小町酒造〉の日本酒〈長良川〉をふんだんに使用した焼き菓子
スイーツ「長良川・純米吟醸ケーク」が店頭、オンラインストアにて登場しました。

美濃の風土を伝える「長良川」の純米吟醸と酒粕を使ったケーク

織田信長の天下取りの足がかりとなった岐阜。
その地を流れる長良川のミネラル豊富な伏流水は、三英傑の時代から現代に至るまで、
市民においしい水として親しまれています。

〈小町酒造〉の「長良川」

この長良川の伏流水を用いてつくられる〈小町酒造〉の〈長良川〉は、
歴史ある美濃の風土を伝えてくれるうま酒です。
蔵内に環境音楽を流す「静音醗酵仕込み」によってつくり出される長良川の
ふくらみのある味わいは、IWC(世界酒コンクール)でシルバーメダルを受賞するなど
数々の場で評価されています。

この百余年愛されてきた味わいを、関東のパティスリーでフランス菓子を極めた
〈洋菓子と珈琲 流星〉のシェフパティシエ・山下氏が、
父の日に向け〈長良川・純米吟醸ケーク〉という新たなスイーツとして表現しました。

小中高生による オリジナル雑煮コンテスト 「第1回Z-1グランプリ」開催 全国から集まったレシピは1077

斬新なアイデアと地元食材を組み合わせたオリジナル雑煮

お正月のお雑煮といえば、地方ごとに特色を持ち、郷土料理のなかでも特別なもの。
そのお雑煮を小中高生が自由な発想でレシピを考案した
オリジナル雑煮コンテスト「第1回Z-1グランプリ」が開催されています。
2023年6月24日(土)に富山県で行われるグランプリ大会(最終審査)に向けて、
三次審査が行われました。

和食は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
その際、重要な特徴のひとつとされたのが
お正月などの年中行事との密接なかかわりです。
お正月に食べるお雑煮は、郷土色が豊か。食材や調理法が地域ごとに異なります。

雑煮と主催者の全国調理師養成施設協会の頭文字からとって『Z-1グランプリ』とのこと。

雑煮と主催者の全国調理師養成施設協会の頭文字からとって「Z-1グランプリ」とのこと。

「Z-1グランプリ」は、雑煮の食文化継承を目的に開かれたコンテストです。
参加対象は全国の小・中学生、高校生。全国から1077もの応募がありました。

テーマには「いつでも食べたい、地元食材で私のオリジナル雑煮!」が掲げられました。
応募するレシピの条件は、餅米から加工された餅を入れること、
応募者の地元食材を使うこと、1杯の材料費が500円以内であること、
SDGsを意識すること。

一次審査と二次審査を通過した5作品が
4月26日に行われた三次審査の実食審査に臨みました。

富山県在住の高校2年生が2人で考案した「富山の宝箱」。鮮やかな具が沢山。

富山県在住の高校2年生が2人で考案した「富山の宝箱」。鮮やかな具がたくさん。

富山県在住の高校2年生2人組が考えた「富山の宝箱」。
富山湾のルビーと言われる甘エビ、とろろ昆布、
特徴あるかまぼこなど富山の海の幸や山の幸がいろいろ入って具沢山。
ユズの香りが印象的です。

「春を告げるあおさのお雑煮」を考えたのはなんと三重県伊勢市在住の中学2年生。

「春を告げるあおさのお雑煮」を考えたのはなんと三重県伊勢市在住の中学2年生。

「春を告げるあおさのお雑煮」と名付けた作品は、
三重県伊勢市在住の中学2年生が考案。
三重県が生産量全国1位のあおさを餅に練り込んだ、香り豊かなお雑煮です。
春が旬とされる鰆(さわら)が焼いて添えられています。

岐阜県在住の高校2年生の作品「鶏(けい)ちゃん雑煮」。おだしが少なめなのも特徴。

岐阜県在住の高校2年生の作品「鶏(けい)ちゃん雑煮」。おだしが少なめなのも特徴。

岐阜県下呂市や郡上市の郷土料理「鶏(けい)ちゃん」から
「鶏ちゃん雑煮」を考案したのは岐阜県の高校2年生。
鶏肉のほか野菜もたっぷり入っていて、餅を油揚げに入れた餅巾着になっているのも特徴。
野菜の端材で出汁を取ってSDGsを意識しています。

三重県いなべ市在住の高校2年生が考案した「はまぐりと菜の花のだしバター雑煮」。

三重県いなべ市在住の高校2年生が考案した「はまぐりと菜の花のだしバター雑煮」。

「はまぐりと菜の花のだしバター雑煮」は三重県いなべ市の高校2年生の作品。
三重県桑名市の名産品、はまぐりと菜の花を使い、
桑名市の老舗日本料理店〈歌行燈〉のだしの素を使用して桑名にこだわっています。
ベーコンとバターが入った意外性も魅力です。

石川県能美市の高校3年生が考案した「加賀丸いもと餅もっち」。

石川県能美市の高校3年生が考案した「加賀丸いもと餅もっち」。

石川県能美市の高校3年生が考案した「加賀丸いもと餅もっち」は色鮮やか。
能美市の特産で栄養価の高い加賀丸いも、石川県特別栽培農産物のユズ、
金沢の茹でかまぼこ、ふかしが紅白で入っています。

世界大会優勝のビール職人による 尾道の景色を反映させたこだわりラガー

個性豊かな5種がクラファンで先行予約販売中!

2020年に世界大会で3部門での最優秀賞を獲得した
ビール職人・松岡風人(かざと)さんによる、
広島県尾道市で醸造されたクラフトラガー5種の先行予約販売が
クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2023年4月25日よりスタートしました。

松岡風人 広島県府中市出身。東京農業大学の応用生物科学部醸造科学科(旧農学部醸造学科)を卒業後、ビール職人・山田一巳氏に憧れて、当時山田一巳氏が醸造長を勤めていた萌木の村株式会社の八ヶ岳ブルワリーに入社。2015年からは、同ブルワリーで醸造長を務める。2020年に、英国パラグラフ・パブリッシング社が主催する世界的なビール審査会「ワールド・ビア・アワード」で、3つのビールが最優秀賞に選ばれたことをきっかけに、〈しまなみブルワリー〉の設立を決意。2021年12月に株式会社しまなみブルワリー設立。ラガースタイルのクラフトビールを特に得意とする。

松岡風人 広島県府中市出身。東京農業大学の応用生物科学部醸造科学科(旧農学部醸造学科)を卒業後、ビール職人・山田一巳氏に憧れて、当時山田一巳氏が醸造長を勤めていた萌木の村株式会社の〈八ヶ岳ブルワリー〉に入社。2015年からは、同ブルワリーで醸造長を務める。2020年に、英国〈パラグラフ・パブリッシング社〉が主催する世界的なビール審査会「ワールド・ビア・アワード」で、3つのビールが最優秀賞に選ばれたことをきっかけに、〈しまなみブルワリー〉の設立を決意。2021年12月に株式会社しまなみブルワリー設立。ラガースタイルのクラフトビールを特に得意とする。

松岡さんは、日本のビール文化を支えたビール職人・山田一巳氏に弟子入りし、
そこからクラフトラガーにこだわって15年。
2020年に世界的なビール審査会「ワールド・ビア・アワード」で
3部門での最優秀賞を獲得したことをきっかけに、大好きな故郷の広島に戻り、
瀬戸内海や美しい島々を望む広島県尾道市に〈しなまみブルワリー〉を立ち上げました。

同ブルワリーの定番商品は、
松岡さんが培ってきた全経験を詰め込んだピルスナー。
ネーミングは松岡さんが大の広島カープファンで野球好きなことから、
「ストライク」「ファースト」など野球で使われる言葉が入っています。

モルトは、麦のうまみの強いドイツ産モルトと、
酵素力が強くすっきり仕上がるカナダ産モルトを、
経験的にベストな分量で配合しています。

ラインナップは、「ラガーのど真ん中」というコンセプトで
王道のピルスナーを突き詰めた「ストライクピルスナー」。
1杯目の飲み口に特化した「ファーストラガー」。
夏と冬の季節それぞれで最適な濃色ビールを提案する「ダークラバー サマー」。
国産レモン発祥の地・尾道市瀬戸田(生口島)のレモンを使用した
スムージースタイルのデザートビール「しまなみキャット レモン」。
いちごアイスを彷彿とさせるスイーツのようなデザートビール
「しまなみキャット ストロベリー」の全5種。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

西日本最大級のモダンな 牡蠣小屋・大分・カキ街道 〈KITSUKI TERRACE〉

名物のローカル焼き牡蠣を食べられるのはGW過ぎまで

わざわざ東京や福岡など県外から牡蠣を食べに訪れるファンも多い、
大分県の海鮮バーベキューレストラン〈KITSUKI TERRACE〉。
国東半島の海岸沿いに広がる「杵築(きつき)カキ街道」沿いにあり、
計27テーブル、108席と、西日本最大級規模を誇る“牡蠣小屋“です。

大分県の海鮮バーベキューレストラン〈KITSUKI TERRACE〉

外観も内観も、牡蠣小屋という言葉からは想像がつかないほどモダンでお洒落。
両サイドが全面ガラス張りになった店内からは海を一望でき、
陽だまりの中にいるような心地よい空間で、海鮮バーベキューを楽しめます。

食材カウンターで注文し、セフルで網焼きするスタイル

食材カウンターで注文し、セルフで網焼きするスタイル。

カウンターにはさまざまな魚介類が並ぶ

カウンターにはさまざまな魚介類が並ぶ。

目の前の守江湾や、地元の国東で育ったローカル焼き牡蠣が一番人気

国東産の牡蠣〈オストラ国東 BIGオイスター〉4個1320円

国東産の牡蠣〈オストラ国東 BIGオイスター〉4個1320円。

〈KITSUKI TERRACE〉では24時間以上紫外線殺菌装置で濾過した、
安全な牡蠣だけを提供しています。
一番の名物は、2021年に誕生した国東産牡蠣ブランド
〈Ostra Kunisaki(オストラ国東)〉や、
店前に広がる大分最大の牡蠣の産地・守江湾の養殖牡蠣を使った、ローカル焼き牡蠣です。

身は大きく質感はぷりっぷり。
多くのお客さんがこれを目当てに来店するそう。
すでに〈守江湾産の牡蠣〉はシーズン外で食べられませんが、
これからの季節は糸島産の岩牡蠣が旬だそうです。

〈岩牡蠣〉

「岩牡蠣」。

さらには、大分県佐伯産の岩牡蠣(焼き牡蠣)のほか、ちりめん丼、まぐろ丼などの
新メニューが新たにお目見えする予定。

写真は昨年登場した「まぐろ丼」。今年もお目見えするかはいまのところ未定

写真は昨年登場した「まぐろ丼」。今年もお目見えするかはいまのところ未定。

〈カキ盛り 1盛り〉は約1kg1320円

〈カキ盛り 1盛り〉は約1kg 1320円。

守江湾産以外のお得な焼き牡蠣セット〈カキ盛り 1盛り〉もあり。
焼き牡蠣は牡蠣を殻ごと焼いて、
旨みを閉じ込めた牡蠣本来のおいしさを堪能できます。

地元・国東半島生まれの生牡蠣もおいしい!

〈生カキのカクテル〉1皿4個1210円

「生カキのカクテル」1皿4個1210円。

「牡蠣といえば生牡蠣でしょ!」という方も多いはず。
〈KITSUKI TERRACE〉では一年中、生牡蠣を楽しめます。
時季や仕入れによって牡蠣の種類は変わりますが、
前出の〈Ostra Kunisaki(オストラ国東)〉をはじめ、
日本初、日本唯一の干潟で養殖する牡蠣〈中津ひがた美人〉、
佐伯産の真牡蠣〈大入島オイスター〉など、
大分県生まれの生牡蠣を堪能できるのが魅力です。

サクサクジューシーな〈カキフライ〉1皿3個550円も絶品

サクサクジューシーな「カキフライ」1皿3個550円も絶品!

今年の母の日は京都旅行を プレゼントしてみては? 嵐山〈The GrandWest Arashiyama〉 が母の日限定宿泊プランを販売中。

ギフトにぴったりな“ワッフルブーケ”がセットになった特別プラン

京都・嵐山にある、全室スイートルームのブティックホテル
〈The GrandWest Arashiyama〉は、2023年4月27日から
母の日限定プランの販売を行っています。

阪急嵐山駅から徒歩5分ほどの場所にあり、アクセスも便利。

阪急嵐山駅から徒歩5分ほどの場所にあり、アクセスも便利。

客室は、すべて50平米以上と広々としたつくり。

客室は、すべて50平米以上と広々としたつくり。

このプランは、同ホテルに併設しているほか、
三条にも店を構えるカフェ〈kyocafe chacha〉とのコラボ企画。

同店の看板商品〈京ワッフル〉を母の日仕様にアレンジした
〈京ワッフルBOX“食べる花束”ワッフルブーケ(4本入り)〉が
セットになった特別プランとなっています。

手軽に食べられるワンハンドスイーツとして、SNSやさまざまな媒体で紹介されている〈kyocafe chacha〉の看板商品〈京ワッフル〉。

手軽に食べられるワンハンドスイーツとして、SNSやさまざまな媒体で紹介されている〈kyocafe chacha〉の看板商品〈京ワッフル〉。

旬の“タケノコ”、どう食べる?
10年の田舎暮らしで定番化した
絶品「保存食」レシピ

こんにちは。
「食べもの・お金・エネルギー」を自分たちでつくる
〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。

糸島では日差しが少しずつ強さを増し、
早くも夏の空気が流れるようになりました。
そして、近所のお裾分けでタケノコをいただくようになると、
いよいよ春が終わったな、と感じます。

さて、田舎暮らしをして10年。
タケノコほど急いで下処理にとりかからなくてはいけない食材はないと思っています。

タケノコは掘ったその日からどんどんえぐみが強くなるので、
すぐにアク抜きをしなければいけません。
また、下処理をして水に浸けたタケノコも数日で傷んでくるので、
食べきるにも急がなければならないのです。

収穫したタケノコを持つ男性

タケノコはとにかく「早く下処理・加工する」ことが大切。
今回は、毎年たくさんのタケノコを収穫&いただく私たちの、
調理・加工・保存のノウハウをシェアしたいと思います。

・簡単! タケノコのアク抜き

・常温で1年以上保存可能! タケノコの天日干し

・冷蔵で1か月楽しめる! タケノコのオイル漬け

タケノコを、おいしく、楽しく、食べきる我が家のアイデア、
ぜひ試してみてください。

タケノコのアク抜き

皮つきのタケノコの場合は、可食部に沿って皮に切り込みを入れます。
これによって、旨みを残しながらもアクが抜け、火が通りやすくなります。

タケノコが浸るくらいの水を入れた鍋に、
アク抜きのためのお米大さじ1(お米の研ぎ汁でもOK)と、
鷹の爪をひとつ入れ、加熱。
普通の鍋なら40〜60分くらい。
圧力鍋ならお鍋がシューシューと音を立ててから10分ほど煮て火を止めます。

掘ったばかりのタケノコは庭のかまどでグツグツ煮ます。

掘ったばかりのタケノコは庭のかまどでグツグツ煮ます。

我が家の場合、少量のタケノコなら圧力鍋を使いますが、
コンテナいっぱいにタケノコを収穫したときは、
庭のかまどで火を焚き、大きな鍋でグツグツ煮ます。
アク抜きができたら冷めるまで置き、流水で洗って、水を入れた密閉容器で保存します。

※タケノコにえぐみが残っているようなら、
少し手間ですがもう一度アク抜きしてみてください。

「ウニを食べて海を守ろう!」 再生型水産業で 世界の海を豊かにする 〈北三陸ファクトリー〉

ウニにより海藻がなくなってしまう、海の砂漠化

近年、漁業者の方々が口にするようになった「海藻が生えない」という言葉。
これは「磯焼け」と呼ばれ、海が砂漠化していることを指します。
日本国内では30年前と比較し藻場が急激に減少。
中でも悪化が加速する地域では80%減にもおよび
海外においてはオーストラリア・タスマニア島のジャイアントケルプの森を囲う海では
95%も減少していると言われています。

磯焼けの様子

磯焼けの様子

世界的に成⻑産業とも言われる水産業ですが、日本では衰退産業と揶揄され、
漁村地域はかつてない危機的状況となっています。
海藻があってはじめて、それを食べて育つウニやアワビの漁獲量と品質が保たれます。
また藻場がなくなれば、魚が卵を生んだり稚魚が育ったりする場が失われてしまいます。
加えて海藻は海中のCO2を吸収する役目があり、藻場がなくなることは地球にとって、
私たちにとって大きな打撃となり得るのです。

持続可能な漁業「うに牧場(R)」を手がける岩手県洋野町

北三陸ファクトリー

岩手県の沿岸最北端、北三陸・洋野町では
約50年前から持続可能なモデルで漁業を行ってきました。
広大な岩盤地帯に約17.5キロメートルに渡り溝を掘り、
天然の昆布が豊富に存在する漁場をつくり、
その中でウニが豊富に昆布を食べて育つことにより、
高品質なウニを持続的に生産することを可能としています。
〈北三陸ファクトリー〉ではその漁場を〈うに牧場(R)〉と名づけ
地域ブランドとして国内外に発信。
本州水揚げNo.1を誇ってきました。

「うに牧場(R)」の様子

〈うに牧場(R)〉の様子。

もともと洋野町の浜は遠浅で、干潮時には岩盤に張り付いた海藻類たちが
干上がってしまうため、海産物の高い品質を維持できない問題がありました。
漁業にとって不利な環境下を克服しようと、当時の漁業者たちは海藻を守り、
自らの生業をつくり出すため溝を掘削。
そのおかげで、干潮時に水が引いても溝には海水が残り、
ウニが安心して暮らせるようになりました。

また、満潮時には海水が流れ込み、昆布やわかめの種を溝に残し、
豊富な海藻が生える場所となっています。
最近では3106.5トンものCO2の認証が認められ(2022年11月)、
ブルーカーボンの町としても国内トップクラスです。