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posted:2023.6.19 from:兵庫県芦屋市 genre:食・グルメ
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writer profile
Mae Kakizaki
柿崎真英
かきざき・まえ●ライター。宮城県仙台市出身。2019年よりフリーランスライターとして、東京を拠点に活動中。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを活かして、Webメディアや雑誌などに寄稿を行う。
住宅や商業施設などで構成されるビルが建築予定となるなど、
再開発が進む兵庫県のJR芦屋駅南地区。
そんな注目のエリアに2023年4月28日、フレンチの巨匠として知られた
ジョエル・ロブションの息子、ルイ・ロブションがプロデュースする焼菓子店
〈Pâtisserie La Gare by Louis Robuchon
(パティスリー ラ ガール バイ ルイ ロブション)〉がオープンしました。
ルイ・ロブションが自身のブランドとして世界1号店となる出店先に芦屋を
選んだ理由は、かつてその地が「精道村」と呼ばれていた歴史にありました。
「精」という言葉が持つ、「念入りに手を加える」「混じり気のない純粋なもの」
「優れたもの」といった意味は、食に携わってきたルイ・ロブションにとって
最も大切にしてきた理念そのものだったといいます。
そして、それは父ジョエル・ロブションが大事にしてきた精神であり、
ルイ・ロブションが受け継ぐべき大切な「道」でもあるのです。
そんな父から引き継いだエスプリ(精神)を抱き、
挑戦する〈Pâtisserie La Gare by Louis Robuchon〉には、
フランス人の父と日本人の母を持つルイ・ロブションにしか表現できない焼菓子が
種類豊富に揃います。
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ラインナップは、ルイ・ロブションがルーツを持つ、フランス・ポワティエで
19世紀に生まれたチーズケーキを華やかにアレンジした「トゥルトー」をはじめ、
青のりや喜界島産の黒糖、くるみを合わせた「フィナンシェ」、芋焼酎でアクセントを
効かせた「モワルー」、高級ラム酒〈Rhum J.M XO〉をたっぷりと使った「カヌレ」、
フレンチシングルモルト〈AIKAN WHISKY〉が香る「フォンダンショコラ」など
約25種類。
フィナンシェ、マドレーヌ、モワルーにはフランスが規定する
品質認証制度「A.O.C」を獲得している三つ星シェフ御用達の
高級バター〈パンプリーバター〉がふんだんに使用されています。
工房を併設した店舗では、フィナンシェやマドレーヌなど
一部の商品は焼き立てを提供。
また、店頭にはルイ・ロブションが厳選した
焼菓子に合うワインやシャンパンも並ぶとか。
父のエスプリを受け継いだ、ルイ・ロブションの
手によって生み出される魅惑の味に注目が集まります。
information
Pâtisserie La Gare by Louis Robuchon
住所:兵庫県芦屋市船戸町1-6
TEL:0797-23-0233
営業時間:10:00~20:00
定休日:不定休
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