小中高生による オリジナル雑煮コンテスト 「第1回Z-1グランプリ」開催 全国から集まったレシピは1077

斬新なアイデアと地元食材を組み合わせたオリジナル雑煮

お正月のお雑煮といえば、地方ごとに特色を持ち、郷土料理のなかでも特別なもの。
そのお雑煮を小中高生が自由な発想でレシピを考案した
オリジナル雑煮コンテスト「第1回Z-1グランプリ」が開催されています。
2023年6月24日(土)に富山県で行われるグランプリ大会(最終審査)に向けて、
三次審査が行われました。

和食は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
その際、重要な特徴のひとつとされたのが
お正月などの年中行事との密接なかかわりです。
お正月に食べるお雑煮は、郷土色が豊か。食材や調理法が地域ごとに異なります。

雑煮と主催者の全国調理師養成施設協会の頭文字からとって『Z-1グランプリ』とのこと。

雑煮と主催者の全国調理師養成施設協会の頭文字からとって「Z-1グランプリ」とのこと。

「Z-1グランプリ」は、雑煮の食文化継承を目的に開かれたコンテストです。
参加対象は全国の小・中学生、高校生。全国から1077もの応募がありました。

テーマには「いつでも食べたい、地元食材で私のオリジナル雑煮!」が掲げられました。
応募するレシピの条件は、餅米から加工された餅を入れること、
応募者の地元食材を使うこと、1杯の材料費が500円以内であること、
SDGsを意識すること。

一次審査と二次審査を通過した5作品が
4月26日に行われた三次審査の実食審査に臨みました。

富山県在住の高校2年生が2人で考案した「富山の宝箱」。鮮やかな具が沢山。

富山県在住の高校2年生が2人で考案した「富山の宝箱」。鮮やかな具がたくさん。

富山県在住の高校2年生2人組が考えた「富山の宝箱」。
富山湾のルビーと言われる甘エビ、とろろ昆布、
特徴あるかまぼこなど富山の海の幸や山の幸がいろいろ入って具沢山。
ユズの香りが印象的です。

「春を告げるあおさのお雑煮」を考えたのはなんと三重県伊勢市在住の中学2年生。

「春を告げるあおさのお雑煮」を考えたのはなんと三重県伊勢市在住の中学2年生。

「春を告げるあおさのお雑煮」と名付けた作品は、
三重県伊勢市在住の中学2年生が考案。
三重県が生産量全国1位のあおさを餅に練り込んだ、香り豊かなお雑煮です。
春が旬とされる鰆(さわら)が焼いて添えられています。

岐阜県在住の高校2年生の作品「鶏(けい)ちゃん雑煮」。おだしが少なめなのも特徴。

岐阜県在住の高校2年生の作品「鶏(けい)ちゃん雑煮」。おだしが少なめなのも特徴。

岐阜県下呂市や郡上市の郷土料理「鶏(けい)ちゃん」から
「鶏ちゃん雑煮」を考案したのは岐阜県の高校2年生。
鶏肉のほか野菜もたっぷり入っていて、餅を油揚げに入れた餅巾着になっているのも特徴。
野菜の端材で出汁を取ってSDGsを意識しています。

三重県いなべ市在住の高校2年生が考案した「はまぐりと菜の花のだしバター雑煮」。

三重県いなべ市在住の高校2年生が考案した「はまぐりと菜の花のだしバター雑煮」。

「はまぐりと菜の花のだしバター雑煮」は三重県いなべ市の高校2年生の作品。
三重県桑名市の名産品、はまぐりと菜の花を使い、
桑名市の老舗日本料理店〈歌行燈〉のだしの素を使用して桑名にこだわっています。
ベーコンとバターが入った意外性も魅力です。

石川県能美市の高校3年生が考案した「加賀丸いもと餅もっち」。

石川県能美市の高校3年生が考案した「加賀丸いもと餅もっち」。

石川県能美市の高校3年生が考案した「加賀丸いもと餅もっち」は色鮮やか。
能美市の特産で栄養価の高い加賀丸いも、石川県特別栽培農産物のユズ、
金沢の茹でかまぼこ、ふかしが紅白で入っています。

世界大会優勝のビール職人による 尾道の景色を反映させたこだわりラガー

個性豊かな5種がクラファンで先行予約販売中!

2020年に世界大会で3部門での最優秀賞を獲得した
ビール職人・松岡風人(かざと)さんによる、
広島県尾道市で醸造されたクラフトラガー5種の先行予約販売が
クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2023年4月25日よりスタートしました。

松岡風人 広島県府中市出身。東京農業大学の応用生物科学部醸造科学科(旧農学部醸造学科)を卒業後、ビール職人・山田一巳氏に憧れて、当時山田一巳氏が醸造長を勤めていた萌木の村株式会社の八ヶ岳ブルワリーに入社。2015年からは、同ブルワリーで醸造長を務める。2020年に、英国パラグラフ・パブリッシング社が主催する世界的なビール審査会「ワールド・ビア・アワード」で、3つのビールが最優秀賞に選ばれたことをきっかけに、〈しまなみブルワリー〉の設立を決意。2021年12月に株式会社しまなみブルワリー設立。ラガースタイルのクラフトビールを特に得意とする。

松岡風人 広島県府中市出身。東京農業大学の応用生物科学部醸造科学科(旧農学部醸造学科)を卒業後、ビール職人・山田一巳氏に憧れて、当時山田一巳氏が醸造長を勤めていた萌木の村株式会社の〈八ヶ岳ブルワリー〉に入社。2015年からは、同ブルワリーで醸造長を務める。2020年に、英国〈パラグラフ・パブリッシング社〉が主催する世界的なビール審査会「ワールド・ビア・アワード」で、3つのビールが最優秀賞に選ばれたことをきっかけに、〈しまなみブルワリー〉の設立を決意。2021年12月に株式会社しまなみブルワリー設立。ラガースタイルのクラフトビールを特に得意とする。

松岡さんは、日本のビール文化を支えたビール職人・山田一巳氏に弟子入りし、
そこからクラフトラガーにこだわって15年。
2020年に世界的なビール審査会「ワールド・ビア・アワード」で
3部門での最優秀賞を獲得したことをきっかけに、大好きな故郷の広島に戻り、
瀬戸内海や美しい島々を望む広島県尾道市に〈しなまみブルワリー〉を立ち上げました。

同ブルワリーの定番商品は、
松岡さんが培ってきた全経験を詰め込んだピルスナー。
ネーミングは松岡さんが大の広島カープファンで野球好きなことから、
「ストライク」「ファースト」など野球で使われる言葉が入っています。

モルトは、麦のうまみの強いドイツ産モルトと、
酵素力が強くすっきり仕上がるカナダ産モルトを、
経験的にベストな分量で配合しています。

ラインナップは、「ラガーのど真ん中」というコンセプトで
王道のピルスナーを突き詰めた「ストライクピルスナー」。
1杯目の飲み口に特化した「ファーストラガー」。
夏と冬の季節それぞれで最適な濃色ビールを提案する「ダークラバー サマー」。
国産レモン発祥の地・尾道市瀬戸田(生口島)のレモンを使用した
スムージースタイルのデザートビール「しまなみキャット レモン」。
いちごアイスを彷彿とさせるスイーツのようなデザートビール
「しまなみキャット ストロベリー」の全5種。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

西日本最大級のモダンな 牡蠣小屋・大分・カキ街道 〈KITSUKI TERRACE〉

名物のローカル焼き牡蠣を食べられるのはGW過ぎまで

わざわざ東京や福岡など県外から牡蠣を食べに訪れるファンも多い、
大分県の海鮮バーベキューレストラン〈KITSUKI TERRACE〉。
国東半島の海岸沿いに広がる「杵築(きつき)カキ街道」沿いにあり、
計27テーブル、108席と、西日本最大級規模を誇る“牡蠣小屋“です。

大分県の海鮮バーベキューレストラン〈KITSUKI TERRACE〉

外観も内観も、牡蠣小屋という言葉からは想像がつかないほどモダンでお洒落。
両サイドが全面ガラス張りになった店内からは海を一望でき、
陽だまりの中にいるような心地よい空間で、海鮮バーベキューを楽しめます。

食材カウンターで注文し、セフルで網焼きするスタイル

食材カウンターで注文し、セルフで網焼きするスタイル。

カウンターにはさまざまな魚介類が並ぶ

カウンターにはさまざまな魚介類が並ぶ。

目の前の守江湾や、地元の国東で育ったローカル焼き牡蠣が一番人気

国東産の牡蠣〈オストラ国東 BIGオイスター〉4個1320円

国東産の牡蠣〈オストラ国東 BIGオイスター〉4個1320円。

〈KITSUKI TERRACE〉では24時間以上紫外線殺菌装置で濾過した、
安全な牡蠣だけを提供しています。
一番の名物は、2021年に誕生した国東産牡蠣ブランド
〈Ostra Kunisaki(オストラ国東)〉や、
店前に広がる大分最大の牡蠣の産地・守江湾の養殖牡蠣を使った、ローカル焼き牡蠣です。

身は大きく質感はぷりっぷり。
多くのお客さんがこれを目当てに来店するそう。
すでに〈守江湾産の牡蠣〉はシーズン外で食べられませんが、
これからの季節は糸島産の岩牡蠣が旬だそうです。

〈岩牡蠣〉

「岩牡蠣」。

さらには、大分県佐伯産の岩牡蠣(焼き牡蠣)のほか、ちりめん丼、まぐろ丼などの
新メニューが新たにお目見えする予定。

写真は昨年登場した「まぐろ丼」。今年もお目見えするかはいまのところ未定

写真は昨年登場した「まぐろ丼」。今年もお目見えするかはいまのところ未定。

〈カキ盛り 1盛り〉は約1kg1320円

〈カキ盛り 1盛り〉は約1kg 1320円。

守江湾産以外のお得な焼き牡蠣セット〈カキ盛り 1盛り〉もあり。
焼き牡蠣は牡蠣を殻ごと焼いて、
旨みを閉じ込めた牡蠣本来のおいしさを堪能できます。

地元・国東半島生まれの生牡蠣もおいしい!

〈生カキのカクテル〉1皿4個1210円

「生カキのカクテル」1皿4個1210円。

「牡蠣といえば生牡蠣でしょ!」という方も多いはず。
〈KITSUKI TERRACE〉では一年中、生牡蠣を楽しめます。
時季や仕入れによって牡蠣の種類は変わりますが、
前出の〈Ostra Kunisaki(オストラ国東)〉をはじめ、
日本初、日本唯一の干潟で養殖する牡蠣〈中津ひがた美人〉、
佐伯産の真牡蠣〈大入島オイスター〉など、
大分県生まれの生牡蠣を堪能できるのが魅力です。

サクサクジューシーな〈カキフライ〉1皿3個550円も絶品

サクサクジューシーな「カキフライ」1皿3個550円も絶品!

今年の母の日は京都旅行を プレゼントしてみては? 嵐山〈The GrandWest Arashiyama〉 が母の日限定宿泊プランを販売中。

ギフトにぴったりな“ワッフルブーケ”がセットになった特別プラン

京都・嵐山にある、全室スイートルームのブティックホテル
〈The GrandWest Arashiyama〉は、2023年4月27日から
母の日限定プランの販売を行っています。

阪急嵐山駅から徒歩5分ほどの場所にあり、アクセスも便利。

阪急嵐山駅から徒歩5分ほどの場所にあり、アクセスも便利。

客室は、すべて50平米以上と広々としたつくり。

客室は、すべて50平米以上と広々としたつくり。

このプランは、同ホテルに併設しているほか、
三条にも店を構えるカフェ〈kyocafe chacha〉とのコラボ企画。

同店の看板商品〈京ワッフル〉を母の日仕様にアレンジした
〈京ワッフルBOX“食べる花束”ワッフルブーケ(4本入り)〉が
セットになった特別プランとなっています。

手軽に食べられるワンハンドスイーツとして、SNSやさまざまな媒体で紹介されている〈kyocafe chacha〉の看板商品〈京ワッフル〉。

手軽に食べられるワンハンドスイーツとして、SNSやさまざまな媒体で紹介されている〈kyocafe chacha〉の看板商品〈京ワッフル〉。

旬の“タケノコ”、どう食べる?
10年の田舎暮らしで定番化した
絶品「保存食」レシピ

こんにちは。
「食べもの・お金・エネルギー」を自分たちでつくる
〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。

糸島では日差しが少しずつ強さを増し、
早くも夏の空気が流れるようになりました。
そして、近所のお裾分けでタケノコをいただくようになると、
いよいよ春が終わったな、と感じます。

さて、田舎暮らしをして10年。
タケノコほど急いで下処理にとりかからなくてはいけない食材はないと思っています。

タケノコは掘ったその日からどんどんえぐみが強くなるので、
すぐにアク抜きをしなければいけません。
また、下処理をして水に浸けたタケノコも数日で傷んでくるので、
食べきるにも急がなければならないのです。

収穫したタケノコを持つ男性

タケノコはとにかく「早く下処理・加工する」ことが大切。
今回は、毎年たくさんのタケノコを収穫&いただく私たちの、
調理・加工・保存のノウハウをシェアしたいと思います。

・簡単! タケノコのアク抜き

・常温で1年以上保存可能! タケノコの天日干し

・冷蔵で1か月楽しめる! タケノコのオイル漬け

タケノコを、おいしく、楽しく、食べきる我が家のアイデア、
ぜひ試してみてください。

タケノコのアク抜き

皮つきのタケノコの場合は、可食部に沿って皮に切り込みを入れます。
これによって、旨みを残しながらもアクが抜け、火が通りやすくなります。

タケノコが浸るくらいの水を入れた鍋に、
アク抜きのためのお米大さじ1(お米の研ぎ汁でもOK)と、
鷹の爪をひとつ入れ、加熱。
普通の鍋なら40〜60分くらい。
圧力鍋ならお鍋がシューシューと音を立ててから10分ほど煮て火を止めます。

掘ったばかりのタケノコは庭のかまどでグツグツ煮ます。

掘ったばかりのタケノコは庭のかまどでグツグツ煮ます。

我が家の場合、少量のタケノコなら圧力鍋を使いますが、
コンテナいっぱいにタケノコを収穫したときは、
庭のかまどで火を焚き、大きな鍋でグツグツ煮ます。
アク抜きができたら冷めるまで置き、流水で洗って、水を入れた密閉容器で保存します。

※タケノコにえぐみが残っているようなら、
少し手間ですがもう一度アク抜きしてみてください。

「ウニを食べて海を守ろう!」 再生型水産業で 世界の海を豊かにする 〈北三陸ファクトリー〉

ウニにより海藻がなくなってしまう、海の砂漠化

近年、漁業者の方々が口にするようになった「海藻が生えない」という言葉。
これは「磯焼け」と呼ばれ、海が砂漠化していることを指します。
日本国内では30年前と比較し藻場が急激に減少。
中でも悪化が加速する地域では80%減にもおよび
海外においてはオーストラリア・タスマニア島のジャイアントケルプの森を囲う海では
95%も減少していると言われています。

磯焼けの様子

磯焼けの様子

世界的に成⻑産業とも言われる水産業ですが、日本では衰退産業と揶揄され、
漁村地域はかつてない危機的状況となっています。
海藻があってはじめて、それを食べて育つウニやアワビの漁獲量と品質が保たれます。
また藻場がなくなれば、魚が卵を生んだり稚魚が育ったりする場が失われてしまいます。
加えて海藻は海中のCO2を吸収する役目があり、藻場がなくなることは地球にとって、
私たちにとって大きな打撃となり得るのです。

持続可能な漁業「うに牧場(R)」を手がける岩手県洋野町

北三陸ファクトリー

岩手県の沿岸最北端、北三陸・洋野町では
約50年前から持続可能なモデルで漁業を行ってきました。
広大な岩盤地帯に約17.5キロメートルに渡り溝を掘り、
天然の昆布が豊富に存在する漁場をつくり、
その中でウニが豊富に昆布を食べて育つことにより、
高品質なウニを持続的に生産することを可能としています。
〈北三陸ファクトリー〉ではその漁場を〈うに牧場(R)〉と名づけ
地域ブランドとして国内外に発信。
本州水揚げNo.1を誇ってきました。

「うに牧場(R)」の様子

〈うに牧場(R)〉の様子。

もともと洋野町の浜は遠浅で、干潮時には岩盤に張り付いた海藻類たちが
干上がってしまうため、海産物の高い品質を維持できない問題がありました。
漁業にとって不利な環境下を克服しようと、当時の漁業者たちは海藻を守り、
自らの生業をつくり出すため溝を掘削。
そのおかげで、干潮時に水が引いても溝には海水が残り、
ウニが安心して暮らせるようになりました。

また、満潮時には海水が流れ込み、昆布やわかめの種を溝に残し、
豊富な海藻が生える場所となっています。
最近では3106.5トンものCO2の認証が認められ(2022年11月)、
ブルーカーボンの町としても国内トップクラスです。

元造り酒屋のゲストハウス敷地内に クラフトビール醸造所 〈江口屋醸造所〉がオープン!

酒蔵跡に新たな酒造所が!

茨城県かすみがうら市内のゲストハウス〈古民家江口屋〉敷地内に、
2023年3月25日、クラフトビールの醸造所〈江口屋醸造所〉がオープンしました。

4代目の源太郎が「源勲正宗」、5代目の伊三郎が「澤の不二」の商標で
日本酒を醸造・販売していた江口屋醸造所。
その後酒造をやめて酒店となり、簡易郵便局の歴史を経て閉業しましたが、
2020年7月に宿泊施設として一新。それが今の古民家江口屋です。

日本で2番目に大きな湖・霞ヶ浦が目の前に広がり、霞ヶ浦から昇る最高の朝日と、
かまどで炊いたご飯、朝捕れのシラウオなど、新鮮な霞ヶ浦の食を堪能できる朝食。
早起きするのが楽しみになる宿です。

茨城県かすみがうら市内のゲストハウス〈古民家江口屋〉

敷地内にクラフトビールの醸造所〈江口屋醸造所〉がオープン

そんな古民家江口屋で、地域を感じる、思い出に残るような商品や体験を
つくれないだろうかと発案されたのが、新たな酒蔵の建設。
2021年1月にクラウドファンディングで233万円を集め建物の建設を行い、
2023年2月より醸造をスタートしました。

そうして醸造されたお酒のうち、以下の2種が今回限定で販売されます。

九州初のどぶろく醸造所 〈でじま芳扇堂〉がオープン!

出島駅から徒歩1分の立地にある都市型の醸造所

近年のクラフト酒ブームから新たに注目を集めているお酒があります。
それは“どぶろく”!
どぶろくは日本酒と同じ原料でつくられ、もろみを濾す工程を経ないお酒のこと。
白く濁った見た目が特徴で、米の甘みが感じられる濃厚な味わいが魅力です。

どぶろくは日本酒と同じ原料でつくられ、もろみを濾す工程を経ないお酒

どぶろくの起源は大変古く、一説によると
稲作とともに中国から日本に伝わったといわれています。
米からつくられる酒としてはもっとも歴史が長く、日本酒のルーツでもある存在です。

濾す工程のないどぶろくは、酒税法では「その他の醸造酒」に分類されることから、
清酒と比較して年間の最低醸造量の規定が少ないほか、
フルーツやスパイスなどの副原料が使えるなど特徴があります。
そのため、ここ数年で小規模の醸造所や、
老舗酒造が手がける新たなブランドなどが増えているんです。

そんなどぶろくを味わって楽しめるテーマパークのような醸造所が
長崎県の出島町に誕生しました。

〈でじま芳扇堂〉を運営する合同会社銭上創壺・代表の日向勇人さんと、「さけBar」女将の日向咲保さん。

〈でじま芳扇堂〉を運営する合同会社銭上創壺・代表の日向勇人さんと、〈さけBar〉女将の日向咲保さん。

日向勇人さんと咲保さんご夫妻が3月25日(土)に立ち上げた、
〈でじま芳扇堂(ほうせんどう)〉は九州初のどぶろく醸造所。
出島駅から徒歩1分の位置にある都市型の醸造所で、
アクセスしやすく、観光スポットとしてもおすすめです。

「世界に拓かれた扇のまち出島から、美しい日本文化を次世代へ」を理念とし、
酒蔵見学から、器の販売やお酒に合う食体験など、
日本の食文化にまつわるモノ・コトを提供しています。

結髪師の谷瞳子さんをお招きしたイベントも。実演鑑賞および日本髪の道具の展示会などを実施。

結髪師の谷瞳子さんをお招きしたイベントも。実演鑑賞および日本髪の道具の展示会などを実施。

オープン前には、パンやスパイス料理とどぶろくを楽しむ会や、
能楽など日本の伝統文化と掛け合わせたプレオープンイベントを開催。
今後も日本酒と絡めた各イベントを自主企画していくそうで、注目が集まっています。

⼩説家・原⽥マハが プロデュースした 京都のセレクトショップ〈YOLOs〉

限定カヌレやコラボ菓子など「⾷とアート」をテーマにしたセレクトショップが誕生

『フーテンのマハ』『やっぱり⾷べに⾏こう』など、
旅と⾷とアートにこだわる⼩説家・原⽥マハさん。
京都本⼤賞を受賞、ドラマ化でも話題となった『異邦⼈(いりびと)』で、
京都に魅了された原⽥さんがプロデュースした「⾷とアート」のセレクトショップ
〈YOLOs (よろず)〉が昨夏、京都にオープンしました。

⼩説家・原⽥マハさん

YOLOsプロデュースの経緯について原田さんは
「旅先でみつけた『こういうの、毎⽇欲しい』 『これがあるとグッとおいしくなる』
ものたちを、⾃分だけで楽しむのがもったいなくて、お店を作りました。
⾷事は毎⽇の楽しみであり、美味しいものは⼈⽣の彩りです。
また、⽇々の暮らしに寄り添うアートがあれば、⼈⽣はもっと豊かになるはず。
店名〈YOLOs〉は私がつけました。You Only Live Once(YOLO) ――⼈⽣は⼀度きり」
とコメントを寄せています。

原⽥さんもメンバーのひとりとなっている⾷のキュレーターチーム「YOLOsグルマンズ」
が、⽇本各地(⼀部海外)の⾷品・お酒・雑貨などのこだわりの品を厳選。
オンラインショップも開設し、YOLOsならではの
マンスリー・ギフトセレクションなどを販売しています。

「洛中カヌレ」

「YOLOsでしか⼿に⼊らない新しい京都名物を」という思いから生まれた限定商品
〈洛中カヌレ〉は、原⽥さんがネーミングとロゴ制作を担当しています。
週3⽇、YOLOs店頭にて1⽇10セット限定(2個1セット 税込1000円)発売です。
開発に半年以上かけ、吟味に吟味を重ねてついに完成したというカヌレは、
外はカリッとほろ苦く、中はしっとり、ほんのり⽢い味わいで、原田さんは
「私の⼈⽣のベストカヌレ、夢カヌレです」とコメントを寄せています。

〈⽊⼭〉と〈YOLOs〉が
コラボレーションしたお菓⼦「⾹ノ実寄セ」

〈京都和久傳〉で料理長を務めたのち、京都丸太町に⽇本料理店〈⽊⼭〉
を立ち上げた大将の⽊⼭義朗さん。
開業後1年経たずにミシュランの星を獲得した〈⽊⼭〉と〈YOLOs〉が
コラボレーションしたお菓⼦が〈⾹ノ実寄セ〉です。
お茶請けやお酒にも合うように試作をつづけてできあがった商品は、原田さんも
「お⼟産としてパリへ持参、⾷通のフランス⼈にも絶賛されて⿐⾼々でした。
⼭椒がピリリときいたリッチな味わい。
パッケージもすてきなので、ギフトに持って行くと喜ばれます」と評しています。

〈吉⽥牧場〉のチーズを〈YOLOs〉が京都の⼀般物販店として初めて常時取り扱いを開始

岡⼭県の⼭中に広がる吉備⾼原で放牧酪農をしながらチーズをつくる〈吉⽥牧場〉。
⽇本では数少ないブラウンスイスを育て、そのミルクからできる「カチョカバロ」や
「モッツァレラチーズ」は濃厚な味わいで、全国の有名レストランで使われています。
そんな吉⽥牧場のチーズをYOLOsが京都の⼀般物販店として初めて
常時取り扱いを開始しました。

原⽥さんも
「つくり⼿の吉⽥全作さんのチーズへの愛情とこだわりが、ひと⼝食べればわかります。
これはとてつもない逸品だと。
カチョカバロをフライパンで焼いて炒りアーモンドと合わせて食べるのが私の毎朝の定番。
これがないと1⽇が始まらないほどハマっています」と太鼓判を押す一品です。

また、現代アーティストの作品やクラフトも取り扱い、原⽥さん監修による
アーティストの個展を定期的に開催。
原⽥さん⾃⾝が主催するフード&アートイベント、有名シェフ、
⽂化⼈とのコラボ企画も随時開催予定です。

「Japanese TEA Selection Paris」で 金賞を受賞した 埼玉県〈備前屋〉の 〈紫にほふ釜炒り製緑茶〉

明治創業、150年以上の歴史を誇る狭山茶専門の〈備前屋〉

埼玉県日高市で150年以上続く老舗茶問屋〈備前屋〉。
明治初年の創業以来、地元の特産品である狭山茶を専門に扱っています。

いまや貴重になりつつある「野木園(のぎえん)」の
手摘み茶の栽培、生産に継続して取り組んでいます。

現在、埼玉県 西部地区の入間市、所沢市、狹山市、日高市、飯能市12か所の
製造工場から供給される荒茶を全て自社の再製工場で仕上げ、袋詰めし販売。
自らも茶園を経営し、いまや貴重になりつつある「野木園(のぎえん)」の
手摘み茶の栽培、生産に継続して取り組んでいます。

フランス唯一の日本茶コンクールで金賞と在仏日本大使特別賞をW受賞

狭山茶本来の味、香り、水色を生かした「本物の狭山茶」を追求

狭山茶本来の味、香り、水色を生かした「本物の狭山茶」を追求し、香り高い狭山茶、
昔ながらの深い味わいとコクのある備前屋の狭山茶。
その努力と成果が評価され、2023年1月にパリで開催されたフランス唯一の
日本茶コンクールで全応募数230茶のベスト18(6部門各3品)にて備前屋の
〈紫にほふ釜炒り製緑茶〉(20グラム980円)が金賞及び、
在仏日本大使特別賞をW受賞しました。

その年に作られた単一品種(シングルオリジン)で一番良いものを「紫にほふ」という名前で商品化

紫にほふ釜炒り製緑茶の「紫匂う」とは武蔵野を表す言葉(枕ことば)。
備前屋ではその年に作られた単一品種(シングルオリジン)で一番良いものを
〈紫にほふ〉という名前で商品化しています。
「江戸紫」を生んだ名草「紫草」のように萎凋香で染め上げた狭山茶「紫にほふ」は
武蔵野に育まれた香りの良い狭山茶です。
備前屋では、今年初めて「ゆめわかば」(比較的最近生まれた品種)で
釜炒り製緑茶をしてみたところ、非常にできあがりが良かったそう。
そこで今回の「Japanese TEA Selection Paris 2022」に出品されることとなりました。

本家尾張屋&写真家・稲岡亜里子
海外で撮る写真家視点を生かし、
京都の老舗そば屋を受け継ぐ

アイスランドの水と京都の水

1465年(応仁の乱の前年)創業、京都にある老舗そば・菓子店〈本家尾張屋〉の
16代目当主は、稲岡亜里子さんだ。
アイスランドで撮影した『SOL』(2008年)、
『EAGLE AND RAVEN』(2020年)という
写真集を発売している写真家でもある。

歴史を感じさせる本家尾張屋。

歴史を感じさせる本家尾張屋。

稲岡さんは、本家尾張屋の長女として生まれ育った。
かつては金閣寺の近くに住んでいたという。

「子供の頃の自宅は洋風の家で、家の中でも土足で生活していました。
でもお店にくると“ザ・ニッポン”だし、遊びに行くのもお寺とか」

小学校高学年から高校2年生まで過ごした稲岡さんの実家の部屋。今では暗室も設置している。

小学校高学年から高校2年生まで過ごした稲岡さんの実家の部屋。今では暗室も設置している。

当時はまだ家業の意味は認識していなかった。
むしろ子どもの頃から京都、そして日本という狭い世界から
飛び出したいと思っていたという。

「母が60年代にフランスに住んでいたことがあって、
よくフランス人の友だちが遊びにきていました。
その人たちは、日本人よりも表現豊かでハグとかもしてきて、
“私はこの人たちの感覚が好きだ”と思っていましたね。
みんながアイドルを追いかける頃、私はマドンナが好きだったり。
とにかく早く海外に行きたかった」

京都とはいえ、当時はまだ移住者も少なく、観光客も今ほどではない。
小さな社会でどこへ行っても“尾張屋さん”と呼ばれて、
自分のことを知られている環境。
「誰も自分のことを知らない土地に行きたい」という気持ちを抱くのもわかる。

こうして高校からアメリカへ留学し、
ニューヨークの〈パーソンズ美術大学〉で写真を学ぶ。
卒業後も6年間はニューヨークを中心に、日本と行き来しながら写真家として活動。
帰国後もしばらくは、東京で写真家として活動していた。

手にしているのが写真集『SOL』(赤々舎)。

手にしているのが写真集『SOL』(赤々舎)。

日本や京都に徐々に思いを馳せるようになった作品がある。

「2001年にニューヨークに住んでいるときに、
アメリカ同時多発テロ事件がありました。
その翌年、偶然アイスランドに行き、
水の写真を撮って癒やされている自分がいました。
もう夢中になって撮っていましたね。
きれいな水を見ているだけですごく元気になる。
水の強さ、素晴らしさを感じました」

その後、6年間通うことになるアイスランドで撮っていた風景と、
京都との共通点を感じたという。

「京都の御所とか、神社など、子供の頃の記憶とつながりました。
京都は水がきれいだったんだなと。
仕事で世界各国に行きましたが、
鴨川のようにきれいな川がまちの真ん中を流れている場所はあまりなくて。
そのときに、京都の美しさは当たり前ではないんだということに気がついたんです」

同時に、そばにとっても水は重要。
「京都の水とともに500年以上ある家」であることを強く認識した。

「自分はものづくりをしているほうが楽しいし好きです。
でも水を通して、ここを守っていきたいという気持ちになりました」

こうして、2011年に京都に戻り、本家尾張屋を継ぐことを決意する。

昨年行われた国際写真展『KYOTOGRAPHIE』にて展示されたアイスランドの写真。

昨年行われた国際写真展『KYOTOGRAPHIE』にて展示されたアイスランドの写真。

秋田県にかほ市の ふるさと納税で味わう 高齢者向け本格フレンチ

市内のフレンチレストラン、短大や介護事業者など産学連携で開発

秋田県にかほ市のふるさと納税返礼品として、市内のフレンチレストラン
〈Remède nikaho (レメデ ニカホ)〉が中心となり、県内にある聖霊女子短期大学や
介護事業者などと産学連携で開発した高齢者向けフレンチ「スプーン一杯の幸せ」が
登場しました。
地元産食材をふんだんに使用し、かむ力や飲み込む力が弱くなった方でも、
食べやすく、安心して味わえるようになっています。

〈Remède nikaho〉のオーナーシェフである渡邊健一さん

〈Remède nikaho〉のオーナーシェフである渡邊健一さん

開発のきっかけは、にかほ市の企業が集まり食の魅力をPRする団体協同組合
ニカホノサキに参加する〈Remède nikaho〉のオーナーシェフである渡邊健一さんの
子どもの頃の原体験につながります。
渡邊さんが子どもの頃、おばあさまの歯が弱く、レストランに行く度に
「やわらかいものはあるか」と聞いていたことがいまでも強く印象に残っているそう。
その後、渡邊さんが料理人になってから高齢者の料理を監修する機会があり
「料理人として自分に何ができるか」を考えるようになりました。

子どもから高齢者までおいしく味わえるフレンチのフルコース

ホテルメトロポリタン秋田(秋田市)で開催された「スプーン一杯の幸せ」の発表会

ホテルメトロポリタン秋田(秋田市)で開催された「スプーン一杯の幸せ」の発表会

渡邊さんの「飲み込みが悪くなってしまった方でも味覚がある限りは、おいしいもの、
体が喜ぶものを食べる権利がある」という想いから始まった
「高齢者向けフレンチ スプーン一杯の幸せプロジェクト」。
渡邊さんがレシピを考え、聖霊女子短期大の教員と学生が栄養バランス面から
助言を行い、試作品を高齢者施設で合計3回提供し、フィードバックを反映させ、
現在の商品が完成しました。

本品の開発にあたりシェフが特にこだわった食感はやわらかさの質。
ただやわらかくするだけでは、高齢な方は飲み込むことができないので、
適度な硬さが必要なことも専門の方や、高齢者の方からのアンケートで知ったそう。
フレンチなどの技法をフルに活用して、納得のいくところまで持っていくのが
一番苦労されたそうです。
ただ食材を細かく刻むだけではなく、うまみを残したまま
やわらかい食感を実現しています。

食事に制限を受けている方にも「食べること、おいしいと感じることの幸せを届けたい」
と、地元産食材を使用。
高齢者でも食べやすく体に優しい本格フレンチになっています。

高齢者向けの料理だと、どうしても家族でごはんを囲む際に、
祖父母だけが違う料理になってしまう傾向にあります。
子どもから祖父母まで、皆が一緒に同じ食事を囲んで楽しんでもらいたいとの考えから、
2人前のセットでの提供となっています。

秋田から季節を届ける 調味料・保存食の手づくりキット 〈ひとしお〉発売中

写真:高橋希

ひと箱完結の手づくりキット

箱を開けると、田んぼや畑、果樹園の風景が浮かぶ――。
食材とともに、そんなひと時を自宅に届けてくれる
手づくりキット〈ひとしお〉を販売するウェブサイトがオープンしています。

企画したのは、秋田市でオリジナルの焼き菓子などを販売する
BAKE&食料品店〈マザー食堂 savu.(ヴー)〉を運営する五十嵐麻美さん。
キットで手づくりできるのは調味料や保存食で、
自身の店でおもに体や環境への負担が少ない商品を扱う麻美さんがこれまでに出会った、
信頼できる生産者の農産物を中心に材料を構成しています。

秋田では馴染みのある「いぶり大根の醤油漬け」もキットで届く一例。知らない土地の郷土料理もすぐに仕込むことができます。

秋田では馴染みのある「いぶり大根の醤油漬け」もキットで届く一例。知らない土地の郷土料理もすぐに仕込むことができます。

旬の素材で構成するため商品は季節により異なりますが、
秋は、「いぶりがっこ」の元となる「燻した大根」を使用してつくる
「いぶり大根の醤油漬け」や、
秋田県大潟村で農薬・化学肥料を使わずに育てられた
〈松橋ファーム〉のショウガを使い「ジンジャーシロップ」をつくるキットを企画。
冬には、秋田県潟上市で無農薬・無化学肥料の米と野菜をつくる
〈ファームガーデンたそがれ〉の大豆・米麹と、
秋田県男鹿沖の海水からつくられた塩などで仕込む
「手前味噌」のキットを販売しました。

ひと箱に必要な材料と情報がすべて入っているため、
調味料や保存食づくりがはじめての人も、簡単に挑戦できるのが魅力です。

自宅に届くひと箱の一例「ジンジャーシロップ」キット。レシピもついていて、ジンジャーシロップをつくった後のショウガのおいしい食べ方など、キットのメイン料理だけではなく、素材を無駄なく使う知恵も教えてくれます。

自宅に届くひと箱の一例「ジンジャーシロップ」キット。レシピもついていて、ジンジャーシロップをつくった後のショウガのおいしい食べ方など、キットのメイン料理だけではなく、素材を無駄なく使う知恵も教えてくれます。

仕込むには少しの手間と時間が必要ですが、
そのわざわざを楽しんでほしい。自分で手づくりすることで、喜びもおいしさも“ひとしお”、
いちだんと深まっていく体験をしてほしい。そんな想いで〈ひとしお〉は生まれました。

スーパーに行けば買えてしまう調味料も、自分でつくってみることで記憶に残る体験になるはず。夏には「トマトソース」や「バジルソース」などのキットも登場します。 写真:高橋希

スーパーに行けば買えてしまう調味料も、自分でつくってみることで記憶に残る体験になるはず。夏には「トマトソース」や「バジルソース」などのキットも登場します。 写真:高橋希

「竹」を食べる、使う。 3地域の筍ごはんを食べ比べ! 竹箸で春の食卓を彩って

石井食品の〈筍まぜごはんの素〉が先行予約受付中

春の味覚といえば、たけのこが代表格。

4月はたけのこの収穫が最盛期を迎えるため、
目にする機会も増えているのではないでしょうか。

千葉県船橋市に本社を置く〈石井食品株式会社〉は、
国産のたけのこを無添加調理※した
〈筍まぜごはんの素〉を2018年に発売開始。

毎年、その年に採れた各地域の新鮮なたけのこを
丁寧に自社で調理しています。 

今年の販売分は4月下旬からの発送を予定しているため、
現在、イシイのオンラインストアにて先行予約受付中です。

※石井食品での製造過程においては食品添加物を使用しておりません。

軽くてしなやかな竹の箸は、日常使いに最適。

軽くてしなやかな竹の箸は、日常使いに最適。

今回は、熊本県南関町で竹の箸を製造する
〈ヤマチク〉のお箸とセットで購入できます。

日本の竹文化や伝統を絶やさないためにも、
「たけのこを食べるだけではなく、
より竹について関心を持ってもらいたい」と、
半世紀以上竹と向き合い続けているヤマチクの
お箸の取り扱いをスタート。

軽くてしなやかな竹のお箸は、
日本人にとって身近な素材であり、
手に馴染みやすく使い勝手に優れていることから、
近年その良さが見直されています。

そして今回発売する筍まぜごはんの素に使用されるのは、
千葉、京都、佐賀の3つの地域のたけのこ。

どんな味わいの違いがあるのか? 
それぞれご紹介します。

千葉大多喜の筍ごはん

千葉大多喜の筍ごはん

“白たけのこ”とも呼ばれる千葉大多喜産のたけのこ。
苦みやえぐみが少なく、柔らかさに定評があります。

大多喜の筍ごはんのポイントは、
たけのこのひめ皮からも出汁を取ること。
さらに枕崎製造の本枯節とまぐろ節の一番出汁を加えて、
たけのこの風味を最大限に生かしています。

地酒〈大多喜城〉を料理酒として使用するなど
こだわった一品に仕上がりました。

京都丹波の筍ごはん

京都丹波の筍ごはん

京都府の中部にあたる丹波地方。

冬場に古い竹を間引き、たけのこの収穫後には
肥料を埋め戻すなど手間暇をかけています。

みずみずしく、風味と香りが際立つたけのこの表面に
ひとつひとつ人の手で丁寧に焼き目をつけて、ちょっと香ばしく。
利尻昆布と本枯節の合わせ出汁で旨みを引き立たせました。

京丹波の地酒〈丹〉、醤油の〈京むらさき〉、
赤穂の〈粗塩〉で味を整え上品な味つけに。

佐賀唐津の筍ごはん

佐賀唐津の筍ごはん

佐賀唐津のやわらかなたけのこに、佐賀県産の鶏肉を合わせました。

地元の味わいにこだわり、
片口いわしと鶏がらの合わせ出汁を使い、
唐津で300年以上続く〈鳴滝酒造〉の〈聚楽太閤(じゅらくたいこう)〉や、
醤油は唐津〈宮島醤油〉の〈本醸造丸大豆醤油〉で仕上げています。

鶏肉も入っているので食べ応えあり!
地産のたけのこと鶏肉のうまみが調和した一皿をたのしめます。

たけのこの産地、味つけがそれぞれに異なるので、
3種類のセットで食べ比べをしてみるのがおすすめです。

たけのこは地上に芽を出してから10日ほどで竹になってしまう。まさに旬の味覚。

たけのこは地上に芽を出してから10日ほどで竹になってしまう。まさに旬の味覚。

たけのこはなんといっても鮮度が命。

日にあたるとアクによって苦みや渋み、
えぐみが増してしまうそう。

そのためできるだけ日が昇っていない早朝に収穫を行い、
午後には大量のたけのこのアク抜き作業をしなければならないのだとか。

ここまで手間暇と労力をかけるのは、
安心安全のおいしさを届けるため。

石井食品では、昨年のストックではなく
その年に収穫した新鮮なたけのこだけを使い、
素材本来の味わいを生かした独自の調理法を大切にしています。

石井食品の従業員も時には山へ入るのだとか。

石井食品の従業員も時には山へ入るのだとか。

石井食品の広報担当の市川菜緒子さんによると、
「昨年は寒さと水不足で筍の成長が遅かったのですが、
今年は暖かい気候のおかげで例年より早く収穫ができる見込みです。
予定通り、おいしい筍まぜごはんの素がみなさまに
お届けできそうでわくわくしています」とのこと。

筍まぜごはんにぴったりのお米もセットで販売中。
詳しくはこちらの公式サイトでチェックを。

フランス料理の
巨匠・三國清三シェフが
八丁味噌を愛する理由

八丁味噌の奥深い世界を、東海エリアの文化を発信する
Webマガジン『みたすくらす』との連携企画でお届けします。
みたすくらすで公開中の三國シェフの八丁味噌レシピはこちらから。

世界的に人気のある調味料・八丁味噌。
世界にその名を知られるフランス料理の巨匠・三國清三シェフも、
八丁味噌を愛するひとりです。
八丁味噌の魅力を、三國シェフの目線や経験から紐解きます。

味噌をフランス料理に取り入れたパイオニア、三國シェフ

近年健康志向の高まりや、その斬新な味わいで世界的にも
人気の調味料となってきている味噌。
特にアメリカでは「味噌エスプレッソ」「味噌スープ」がブームになり、
味噌工場がいくつも新設されているほど流行を極めている。
この味噌を世界的な調味料とたらしめた立役者のひとりともいえるのが、
日本が誇るフランス料理の巨匠・三國清三シェフだ。

いまでこそフランス料理に味噌が使われることは珍しくなくなったが、
「味噌・米・醤油をフランス料理に取り入れたのはおそらく私が初めて」
と三國シェフは言う。

フランスの伝統料理を理解したうえで、ジャポニゼ(日本風)を表現する三國シェフ。
この発想の原点は、27〜28歳の頃フランス・リヨン郊外に店を構える
アラン・シャペル氏の下で修業を積んだ経験にある。
お店に入り3か月ほど経った頃、三國シェフの料理に対し、
寡黙なシャペル氏が初めて言葉を投げかけた。
それは「セ・パ・ラフィネ(洗練されていない)」という言葉。
三國シェフはこの言葉の意味はわかったが、シャペル氏が
何を伝えたかったのかがわからず、来る日も来る日もその言葉の意味を考え続けたという。
それから数か月が経ち、賄い当番を任された際に三國シェフはあることに気づく。

「アラン・シャペル氏はフランス料理界のダ・ヴィンチと呼ばれた天才だった」と三國シェフ。

「アラン・シャペル氏はフランス料理界のダ・ヴィンチと呼ばれた天才だった」と三國シェフ。

「夏だからあっさりした料理をつくったら、『味が薄すぎる』と、
みんなクリームやバターをたっぷり足していました。
日本人のぼくからしたら、そうめんとかさっぱりしたものが食べたいと思うのに、
彼らは夏こそこってりしたものを食べないと暑さに勝てないと言うわけ。
そのときにやっと『フランス人の彼らにはフランス料理はもう敵わない』と気づいた。
ぼくは北海道の刺身を食いたいし、醤油を使った料理や、味噌汁も食いたい。
このとき、日本に帰ったら自分が思うフランス料理をつくろうと思ったんだよ」

シャペル氏があのとき「セ・パ・ラフィネ」と言い放ったのも
「皿のどこにもお前自身がいない」と言いたかったのではないかと三國シェフは思い至る。
ただフランス料理の技術を身につけるだけでは、自分の料理はつくれない。
当時のことについて昨年発売された三國シェフの著書『三流シェフ』のなかでも、
「フランス人のようにフランス料理をつくるのはやめる。
ぼくは日本人としてフランス料理をつくる」とその決意を記している。

石川県小松市の廃校を活用した オーベルジュ〈Auberge “eaufeu”〉。 若きシェフが卒業生を招いた ホームカミングレストランを開催

過疎化が進む地域で、廃校になった母校でのレストラン体験を

〈Auberge "eaufeu" (オーベルジュ オーフ)〉は、
少子化に伴って閉校した旧小松市立西尾小学校の建物をコンバージョンし、
12室の客室とガストロノミーレストランを擁する宿泊施設です。
小松空港から車で30分ほどの石川県小松市観音下町(かながそまち)にあります。

〈Auberge

その〈Auberge "eaufeu"〉のレストランで、
旧西尾小学校の閉校時に在籍していた子どもたちを招待する
ホームカミングレストランと称したイベントが、2023年3月19日(日)に行われました。

旧西尾小学校の閉校時に在籍していた子どもたちを招待するホームカミングレストランと称したイベントが行われました。

里山に囲まれた旧西尾小学校の校下は、少子化が進み、
平成30(2018)年3月の閉校時には30人あまりの児童が在籍していました。
2023年3月時点で当時の1年生が小学6年生、6年生は高校2年生に成長し
ホームカミングレストランに訪れたのは、そのうち17人。
もちろん保護者の付き添いはありません。

盛りつけは子どもたちの目の前で。切り分ける前の大きな黒豚のローストも登場

カードには参加者へのメッセージと食材の生産者などの名前が書かれています。裏にはスタッフからの直筆メッセージも。

カードには参加者へのメッセージと食材の生産者などの名前が書かれています。裏にはスタッフからの直筆メッセージも。

メインダイニングは、元は職員室だった部屋が使われています。
テーブルには、ナイフ、フォークなどのカトラリー、グラスなどが整然と並びます。

料理に使われる食材とその生産者らが記されたカードもテーブルに。
表にシェフの糸井章太さん、裏にはスタッフの全員が一人ひとり、
歓迎のメッセージを書き入れて、子どもたちを迎えました。

シェフの糸井章太さん。

シェフの糸井章太さん。

子どもたちが揃うと、
糸井シェフが歓迎の挨拶をして、自家製のホワイトコーラで乾杯してイベントがスタート。
ホワイトコーラは近隣の山に自生する樹木、黒文字をベースに
さまざまなスパイスの香りを移したものです。

自家製のホワイトコーラで乾杯してイベントがスタート。

この日に用意された料理はすベて、このイベントのための特別な料理。
ゲストである子どもたちの目の前で盛りつけをするスタイルで行われました。

手際良く盛り付ける様もみどころになっていました。

手際良く盛りつける様もみどころになっていました。

1皿目のサラダがテーブルにそろったところで、
各テーブルにスタッフが回ります。

添えられたパンについても「お皿に残った卵をつけて食べるとおいしいです」などと、レストランでの振る舞いについて伝えます。

「サラダはフォークとナイフで食べてもいいし、お箸で食べてもいいですよ」と声をかけ、
添えられたパンについても「お皿に残った卵をつけて食べるとおいしいです」などと、
レストランでの振る舞いについて伝えます。

「サラダはフォークとナイフで食べてもいいし、お箸で食べてもいいですよ」と声をかける

2皿目は黒豚のロースト。
はちみつを塗りながらオーブンで焼いたという丸ごとのロース肉です。
各テーブルで子どもたちに見せてから、シェフがみんなの前で切り分けました。

子どもたちは「想像していたのと違って、塊の肉が出てきたからインパクトがあった」と
普段は見ることのない大きな肉に惹きつけられた様子。

デザートのシュークリームは焼きたて。

デザートのシュークリームは焼きたて。
目の前で2種類のクリームが絞られ、粉糖で仕上げられました。
テーブルにサクサクのシュークリームが配られると、嬉しそうな表情も見えました。

仲のいい同学年でテーブルを囲み、ときどき若いスタッフと話すなど、和やかな雰囲気で食事が進みました。

食事中、子どもたちは口々に「おいしい」を連発。
最初こそ緊張した表情も見えましたが、
仲のいい同学年でテーブルを囲み、ときどき若いスタッフと話すなど、
和やかな雰囲気で食事が進みました。

約1時間半に渡ったイベントの終了後、子どもたちは、館内ツアーへ。
図書室や教室だったスペースを利用した客室や、
在校時には立ち入ることがなかった屋上にも足を踏み入れました。

和歌山県海南市の〈中野 BC〉より、 梅の花由来の乳酸菌と オリゴ糖配合の梅シロップ ギフトセットが新登場

500ml×2本、3456円、3倍希釈タイプ

果汁感を引き出した「白」と、食事シーンに合わせたい「紅」を2種飲み比べ

梅を使った商品をはじめ、酒類・アロマ・健康食品を製造販売する
和歌山県海南市の〈中野 BC〉。
乳酸菌やオリゴ糖を使用した健康に気遣う梅シロップのギフトセット
〈長久梅 梅シロップ紅・白〉が、この春新登場しました。
梅の花由来の乳酸菌とオリゴ糖配合の〈長久梅 梅シロップ白(しろ)〉と、
赤い果肉が特徴の希少品種の露茜梅しそを加えた〈長久梅 梅シロップ紅(あか)〉
の飲み比べができる2種セットです。
 
これまで中野 BCが手がけてきた梅シロップは、果肉が厚く、皮が薄く
梅の風味がしっかりと出る南高梅の特徴を全面に生かした濃厚な甘酸っぱさが特徴でした。
しかし、今回の2種類セットは、新たな要素を組み込むことで
梅のさらなる魅力を楽しめる商品になっています。

希少品種・露茜梅としそ、梅の花の乳酸菌・オリゴ糖入りの梅酒シロップ

「長久梅 梅シロップ白(しろ)」と、「長久梅 梅シロップ紅(あか)」の飲み比べが出来る2種セット

〈長久梅 梅シロップ白〉は、梅が持つ良さをより全面に出したシロップです。
非加熱で抽出した華やかな香りの梅シロップに、梅の花由来の乳酸菌(フェカリス菌)
を加えています。

フェカリス菌はビフィズス菌などに比べて小さいため一度にたくさん摂取することができ、
狭いところまで行き届く特徴を持つ乳酸菌です。
さらに砂糖ではなくオリゴ糖を使用することで、甘さは残しつつも
まろやかでやさしい味わいのシロップとなっています。

やさしいオリゴ糖の甘みと、梅の持つ「華やかさ」を楽しめるよう非加熱で抽出し
梅本来の香りを存分に生かしています。
ひと口飲めばジュワッと梅の果汁感と豊かな風味が広がるのが特徴です。

〈長久梅 梅シロップ紅(あか)〉は、和歌山県産の梅2種特徴を出したシロップです。
これまでと同様の南高梅と、赤い果肉・果汁が特徴の露茜(つゆあかね)
という品種の梅をブレンドしています。
また梅と相性の良い健康素材・紫蘇を加えることで味や香りに爽やかさをプラス。
紫蘇の清涼感が印象的で、食事にも合う味わいになっています。

冷蔵庫でキンキンに冷やしてお風呂上りに、寒い日はお湯割りでほっとひと息、
ほどよい酸味と爽やかな香りで気分までリフレッシュできる梅シロップです。
また、希釈タイプのため、お好みの濃さや飲み方で
さまざまなシーンで気軽に楽しめるようになっています。

パッケージは「大切な人に贈る花束」をイメージした梅の花を散りばめたデザイン。

パッケージは「大切な人に贈る花束」をイメージした梅の花を散りばめたデザイン。
一部の梅の花は箔押しを施してあり、光に反射して上品に輝きます。

タンポポ、レンゲ、サクラ……
春の花で仕込む、
簡単「自家製シロップ」のつくり方

※野生の花は毒を持つものもあるため、必ず毒性がないか調べてからつくりましょう。

※花を採取する際は、土地の持ち主さんに許可をとってからにしましょう。

こんにちは。
「食べもの・お金・エネルギー」を自分たちでつくる
〈いとしまシェアハウス〉のちはるです。

暖かくなり、あちこちで色とりどりの春の花が咲く季節になりました。
今回はこの道端に咲く可憐な花たちを使って、
シロップをつくってみようと思います。

春のエネルギーをたっぷりと詰め込んだお花のシロップは、
どんな味がするのでしょうか。
春の山へ飛び出して、きれいなお花をたくさん摘んできました。

山や田んぼで集めた、タンポポ、レンゲ、シロツメクサ 、オオジシバリ。

山や田んぼで集めた、タンポポ、レンゲ、シロツメクサ 、オオジシバリ。

摘んできたお花を種類別に分けます。

摘んできたお花を種類別に分けます。

春の花の王道! 「タンポポ」のシロップ

タンポポはあっという間に綿毛になってしまうので、見つけたらすぐに収穫。

タンポポはあっという間に綿毛になってしまうので、見つけたらすぐに収穫。

春の花のシロップで最も有名&手軽なのが「タンポポ」のシロップ。
草むらでもひと際強い存在感を放つタンポポは、
お散歩しながらでも簡単に見つけることができます。

タンポポはデトックス効果が高く、
冬の間に体内に蓄積された毒素や老廃物の排出を促す作用があるといわれています。

ヨーロッパではビタミンいっぱいの若芽を
そのままサラダにして食べるほど一般的な野草で、
根っこはハーブティーやコーヒーとして飲むのだそうです。
今回はこの身近な春の花を煮詰めて、簡単なシロップをつくります。

<材料>

・タンポポ 50グラム (お花50~60個くらい)

・水 200〜250ミリリットル

・お砂糖 80〜100グラム(お好みで。長期保存させたい人は多めに入れて)

・レモン(またはレモン果汁)

レモンと一緒に煮込みます。お砂糖なしの状態で味見をするととても苦い。

レモンと一緒に煮込みます。お砂糖なしの状態で味見をするととても苦い。

<つくり方>

(1)花をさっと洗う

(2)花(レモンがある場合は薄くスライスしたレモン)を鍋に入れ、軽く浸るくらいの水を入れたら弱火で15〜20分ほど煮る。煮汁に花の色が溶け出したらOK。

(3)花とレモンを取り出し、さらしで濾す。
※花などが残っていると傷みやすい。すぐに消費する人や、気にならない人はざるで濾しても。

(4)(3)でとり出した液体にお砂糖を加えて弱火で20分ほど煮る。

(5)最後にレモン果汁を入れて味を見る。少し煮て水分を飛ばし、とろみが出たら完成。煮詰めすぎるとレモンの酸味が飛びやすいので注意! 保存性を高めたい人は長めに煮る。

 
<保存方法>

しっかり水分が飛ばせていれば、常温で数か月もちます。
水分量や砂糖の量によってはカビが生えやすくなるので、
心配な人は冷蔵保存がベター。

ヨーグルトにかけて食べると絶品!

ヨーグルトにかけて食べると絶品!

スプーンですくいあげると少しトロトロとしていて、
味はまるで蜂蜜のよう。
口に含むと花の香りがいっぱいに広がる上品な味です。

初めて食べたときの衝撃が忘れられず、
あれから毎年タンポポを見かけるたびにこのシロップのことを考えてしまうのでした。

ヨーグルトに、パンケーキに、
そのままスプーンでぺろっと舐めて幸せに浸るのもおすすめです。
タンポポの花はマーマレードの隠し味として入れてもおいしそう。

ボウルいっぱいに花を摘んできても、できるのは小さな小瓶に一杯程度。
花のシロップはとっても貴重です。

世界的人気も2軒しかない
伝統製法の八丁味噌蔵、
その技術を探る

八丁味噌の奥深い世界を、東海エリアの文化を発信する
Webマガジン『みたすくらす』との連携企画でお届けします。
みたすくらすで公開中のカクキュー直伝・八丁味噌のレシピはこちらから。

徳川家康生誕の地・愛知県岡崎市に江戸時代初期から続く、
世界で2軒だけの八丁味噌蔵

愛知県岡崎市のシンボルとして親しまれている岡崎城。

愛知県岡崎市のシンボルとして親しまれている岡崎城。

2023年のNHK大河ドラマの主人公、徳川家康生誕の地として
いまあらためて注目を集めている岡崎城。
この岡崎城より西へ八丁(約870メートル)の場所にある
八丁町(旧八丁村)で始まったのが八丁味噌づくりだ。

実は八丁町で江戸時代初期から続く、八丁味噌をつくる味噌蔵は、
江戸時代から現在に至るまで2軒しかない。
そのうちのひとつが江戸時代初期の正保2(1645)年に興った
〈カクキュー〉の屋号で知られる〈合資会社八丁味噌〉だ。
今川義元の家臣であった早川家の先祖・
早川新六郎勝久(はやかわしんろくろうかつひさ)が桶狭間の戦いで敗れた後、
武士を辞め、名を久右衛門に改名し、寺で味噌づくりを学んで立ち上げた味噌蔵だ。

名前の「久」の字を四角で囲んだマークを江戸時代から使用しており
このマークから「角久(カクキュー)」と呼ばれるようになった。

愛知県では初となる国の登録有形文化財に登録された本社屋をバックにした19代目早川久右衛門さん。

愛知県では初となる国の登録有形文化財に登録された本社屋をバックにした19代目早川久右衛門さん。

そもそも日本でつくられる味噌の80%は、大豆と米と塩を原料とする「米味噌」だ。
一方、八丁味噌は大豆と塩のみを原料とする「豆味噌」に分類され、
その色目から「赤味噌」に分類される。
豆味噌は主に東海三県のみでつくられる味噌で
甘みがない代わりに大豆由来の旨みがある。

なかでも八丁町の八丁味噌は、江戸時代初期より独特の伝統製法でつくられており、
地域の気候風土に合わせて水分を極力減らして仕込むため
大豆を凝縮したような濃厚な旨みと、
ほのかな酸味と苦味が感じられる独特の風味が特徴だ。

この土地の風土と立地から生まれた、八丁味噌という文化

八丁味噌は一般的な味噌と違い、長時間煮込んでも風味が飛ばないため味噌煮込みうどんなどの名物が生まれたともいわれている。

八丁味噌は一般的な味噌と違い、長時間煮込んでも風味が飛ばないため味噌煮込みうどんなどの名物が生まれたともいわれている。

八丁味噌というと、一般的な米味噌に比べ水分が少なくて固く
赤黒いような色が特徴だ。
これはこの土地の風土が影響している。

ひとつは、八丁町が矢作川や菅生川(乙川)、早川など多くの川に挟まれた
高温多湿な土地であったこと。
このような環境にも耐えられるように仕込み水を極限まで少なくするなど
試行錯誤した結果、保存性が高く固い味噌が生まれたのだ。
また、長期熟成により色は黒に近い赤色となり、ほのかに甘い香りもする。

さらに、八丁味噌が広く知られるようになったのには、立地的な所以もある。
岡崎は東海道のなかでも3番目に大きな宿場町として知られ、
八丁町エリアも矢作川と交わる交通の要衝となった。

その結果、原料である大豆や塩、つくり上げた味噌の運搬に適した土地となる。
特に塩に関しては、岡崎市がこのエリアでの管理を任されていたという話もあるそうだ。
さらに東海道を行き交う旅人が訪れるため、味噌づくりとともに
商売にも適した土地として、八丁味噌の知名度を向上させた。

2024年大河ドラマで注目! 紫式部ゆかりのミュージアムに併設の 本格日本茶カフェ〈雲上茶寮〉が 営業再開

『源氏物語』に想いを馳せながら優雅なティータイムを

日本を代表する古典文学『源氏物語』を楽しみながら学べる
〈宇治市源氏物語ミュージアム〉。

2024年のNHK大河ドラマでは、その著者である紫式部が
主人公として描かれることが発表されており、注目のスポットでもあります。

そんな同ミュージアム館内にあるカフェ〈雲上茶寮(うんじょうさりょう)〉が
改修工事による臨時休業を終えて、2023年3月14日に営業を再開しました。

〈宇治市源氏物語ミュージアム〉館内にあるカフェ〈雲上茶寮(うんじょうさりょう)〉

このカフェは、京都宇治の抹茶専門ブランド〈抹茶共和国 Matcha Republic〉による
初の茶寮ブランドとして、2022年4月2日にオープン。

ミュージアムカフェという立場で、『源氏物語』を想起させるスイーツメニューや
伝統の日本茶と、新しい楽しみ方を発信してきました。

こだわりの日本茶は、その第一人者である茶匠の協力・指導のもとで選りすぐった
珠玉の宇治茶と日本茶を使用。

厳選した素材に、〈抹茶共和国 Matcha Republic〉が探求してきた茶葉の香りや
持ち味の引き出し方を駆使しながら、味わい深いお茶を提供しています。

こだわりの日本茶は、その第一人者である茶匠の協力・指導のもとで選りすぐった珠玉の宇治茶と日本茶を使用。

国際的なコンテストで受賞の クラフトビールメーカー〈銚子ビール〉 が醸造所とカフェを新設

国際的なクラフトビールコンテストで賞を受賞している〈銚子ビール〉

「World Beer Awards」(イギリス)など国際的なクラフトビールコンテストで
数々の賞を受賞している千葉県銚子発のクラフトビールメーカーの〈銚子ビール〉。
千葉県銚子市垣根町で200年続く〈藤兵衛〉本店の跡地に
新しいクラフトビールの醸造所〈銚子ビール藤兵衛醸造所-Choshi Good Beer Café〉が
2023年4月下旬〜5月上旬に誕生します。

受賞実績

季節ごとに限定クラフトビールなどを展開している〈銚子ビール〉。
ローストされたモルトの香ばしさ、柑橘ホップの痛快なアロマが特徴の「犬吠BlackIPA」
が2022年度の「World Beer Awards」でIPA Black部門金賞を受賞したほか
オレンジピールとコリアンダーシードが爽やかでジューシーな「犬吠WhiteIPA」、
銚子の魚に合う琥珀色のアンバーエール「銚子エール」などを展開しています。

銚子ビールのロゴは、日本一早く昇る初日の出をモチーフにして、
縁起のいい「はじまり」を応援するメッセージを込めています。
新しい挑戦に立ち向かうとき、新しいモノや発見に出会ったとき、
人生の何かの「はじまり」を応援するクラフトビールとして、
笑顔ある人生に寄り添い続けていきたいという想いが込められています。

〈USEUM SAGA〉佐賀県独自の期間限定ガストロノミーレストランの4回目は 〈Kaji syneraltgy restaurant〉と 〈とおの屋 要〉のコラボ

「美術館に飾るような器で佐賀の美食を楽しむプレミアムレストラン」がコンセプト

全国で、ローカルガストロノミーレストランや、
ディストネーションレストランといった、
“旅の目的地”となる地域発のレストランが注目されています。

東京都内や大都市には、洗練されたおいしいものが集まりますが、
わざわざ足を運んで食べに行きたくなったり、
ここでしか味わえない新鮮な食材や、
料理人の哲学を味わったりという体験に価値を見出しているのです。

佐賀県は、伊万里や有田、唐津に代表される日本の中でも有数の器の一大産地。
この文化性をいかした独自のローカルガストロノミーに注力。
「美術館に飾るような器で佐賀の美食を楽しむプレミアムレストラン」
をコンセプトとした〈USEUM SAGA〉を2021年7月から開催しています。

インスピレーションを受けたのは、2015年から全国各地で行われ、
2018年には有田町で開催された〈ダイニングアウト〉。
シンガポールのシェフ、アンドレ・チャン氏を招き、
江戸時代につくられ有田の古いまち並みを象徴する、
トンバイ塀(登り窯に使われていた耐火レンガの廃材等を塗り固めた壁)裏通りで
行われるという例を見ないシチュエーション。
佐賀の食材、器、シェフの技術を見事に融合してみせ、
噂を聞きつけ集まった食通たちの度肝を抜いた伝説の回でもありました。

ダイニングアウトは、国内外、特に東京の有名シェフを招聘するスタイルでしたが、
この成功体験をさらに佐賀県が独自にブラッシュアップしたのが、
このUSEUM SAGAです。

USEUM SAGAを牽引する佐賀県流通・貿易課の安冨喬博さんは、
「ダイニングアウトのように、これまでは県外から有名なシェフに来てもらい、
佐賀の器に盛り付けてもらうことで
器の価値を“磨いて”もらうということをやってきましたが、
県内のシェフと一緒に伴走をしながら、佐賀の食材と器を磨いていき、
レストランとしての魅力を高めていくことで、
佐賀の文化的な価値や独自性といったものを
お客さんに感じていただけたらと思います」と話します。

USEUM SAGAは、佐賀県内のシェフやレストランに光を当て、
シェフには佐賀の器のことを知ってもらい、
招聘するシェフやお客さんには佐賀のシェフたちの存在や、料理を通して、
その土地の背景やつくり手の想いに気づくといったような、
おいしいだけではない食の楽しみを知ってもらうという
きっかけづくりなのだといいます。

「USEUM」とはMUSEUM(美術館)収蔵級の器をUSEする(使う)という意味。
まさに美術館で見るような人間国宝の作品も、卓上に現れるのです。
見て、触れて、食べて。五感をフル動員しながら、
佐賀をまるごと体験するのが、このUSEUM SAGAの特長です。

2023年2月4、5日実施の第4回のシェフは、
佐賀で今最も注目を集めるレストランのひとつ〈Kaji synergy restaurant〉の
梶原大輔さん。自らが狩猟や釣りで調達した食材を用いた変幻自在な料理と、
ソムリエの経験から来る、確かなお酒のセレクトに定評があります。

〈Kaji synergy restaurant〉の梶原大輔さん。

〈Kaji synergy restaurant〉の梶原大輔さん。

そして、東京のシェフやソムリエとコラボしてきたこれまでとは異なり、
地方で活躍するシェフに着目し、コラボレーションの相手として、
岩手県遠野市の民宿〈とおの屋 要〉の佐々木要太郎さんを招聘。
発酵や保存といった東北の生活の知恵を取り入れた料理が人気の宿です。

〈とおの屋 要〉佐々木要太郎さん。

〈とおの屋 要〉佐々木要太郎さん。

そして、ふたりが共同で完成させた皿を彩るのに欠かせない、
アルコール・ノンアルコールのセレクトとサーブを、
ワインテイスター・ソムリエの大越基裕さんが担当します。

ワインテイスター・ソムリエの大越基裕さん。

ワインテイスター・ソムリエの大越基裕さん。

いわば、ローカル×ローカルの共演。
東北と九州、気候も食文化も異なる場所のふたりがどのような融合を見せてくれるのか、
そこに、器はどう絡んでくるのかーー
地元佐賀はもちろん、九州各地や遠くは埼玉からのお客さんが
Kaji synergy restaurantに集い、第4回USEUM SAGAが開幕。
お料理を一部ご紹介します。

全国26の酒蔵が集結する 日本酒イベント〈SAKE PARK〉が 4月8日・9日に渋谷で開催

カルチャーの発信拠点・渋谷〈MIYASHITA PARK〉で開催されるホットな酒イベント

全国からいま注目の酒蔵・クラフトサケ醸造所計26社が集結する〈SAKE PARK〉が
2023年4月8日(土)、9日(日)に渋谷〈MIYASHITA PARK〉の
芝生ひろばにて開催されます。

「日本酒を通して国籍、性別、年代を超えて、日本の食文化、
ものづくりを伝え広めていく」をコンセプトに立ち上がったSAKE PARK。
1970年代をピークに減産が続く日本酒業界の現状を変えるため、
日本酒に触れる機会の少なかった若い世代、そして海外の方々への
更なるアプローチができるイベントを開催したいという想いから発足しています。

今回イベントが開催される〈MIYASHITA PARK〉

今回イベントが開催されるMIYASHITA PARKは、セレクトショップや
シェアオフィス、飲食店などさまざまな店舗が集まる複合施設。
多種多様なカルチャーとそこに集まる人々が交じり合い、
新たな刺激が生まれる話題の場所です。

そんな渋谷の新たなランドマークとも言える場所で開催されるのは、
そこに集う人々にもっとお酒のことを知ってもらい、
日本が誇る酒文化を世界中へ広めていきたいという思いから。

日々移り変わる流行や最先端のカルチャーに敏感な人々が集まる渋谷だからこそ、
多種多様な人々が日本の酒文化を知るきっかけになり、
酒業界の未来をつくることができると考えたそうです。

徳島市から阿南市、美波町、海陽町へ。
四国の右下、
海沿いを南下するサステナブルな旅

倉庫街のあり方を変えた〈アクア・チッタ〉

徳島県の県庁所在地である徳島市から西方向に目を向ければ、
ごみゼロを目指すゼロ・ウェイストで有名な上勝町や、
多くのサテライトオフィス誘致の事例がある神山町など、
先進的な取り組みをしている自治体が多い。
今回は徳島市から海沿いを南下して、高知県境まで旅をする。
こちらの地域もまたソーシャルな気づきを得られる旅となった。

まずは徳島駅から車で10分弱の万代中央ふ頭へ。
東西500メートルに渡るいわゆる倉庫街だが、近年、倉庫を転用した事務所の開設、
カフェや書店、家具店、古着店などのオープンが続いている。

万代中央ふ頭の倉庫街。

万代中央ふ頭の倉庫街。

その仕掛け人といえるのがNPO法人〈アクア・チッタ〉理事の岡部斗夢さんだ。

「近くに新しい港ができて、1990年代後半から物流機能が移転し、
倉庫としての機能が低下していきました」と教えてくれた。

「しかし港湾施設なので、簡単に転用ができません。
それでも地域の活性化を目指して、とにかく掃除から始めました。
そして2005年に『アクアチッタフェスタ』を開催し、19年までに15回開催。
最終的には1万7千人を集めるイベントになりました」

アクア・チッタの理事、岡部斗夢さん。東京の〈寺田倉庫〉の活用を見て刺激を受けたという。

アクア・チッタの理事、岡部斗夢さん。東京の〈寺田倉庫〉の活用を見て刺激を受けたという。

現在では20棟の倉庫のうちおよそ3分の2が転用され、
30の事業者が利用しているという。
最近では1棟貸しではなく、
小規模事業者に向けて分割して貸す取り組みも始まっている。

「倉庫に興味を持ってくださる方はたくさんいますが、
どれも100〜150坪という大きな倉庫なので、
リノベーションをするとすぐに1千万円くらいかかってしまいます。
そこで私の〈ユニフォーク〉という会社で倉庫を借りて分割し、
シェアショップとしてお貸ししています。
6坪くらいから、そして1日や1週間という単位でも貸し出し可能です。
立ち寄りやすい空間をつくることで、地域の回遊性を高めたいと思っています」

もともとあった倉庫名や壁の質感など、雰囲気を残したリノベも多い。

もともとあった倉庫名や壁の質感など、雰囲気を残したリノベも多い。

新しい箱をつくるのではなく、すでにあるものを再利用していく取り組み。
特にこのふ頭では、建物それぞれではなく地域で統一された、
倉庫街としてブランディングされた活性化を目指す。

「港の倉庫街という風情を残したい」と岡部さんは言う。
どの施設も、倉庫としての佇まいを残しながら、うまくリノベーションされている。
“倉庫街に出かけよう”というお出かけが、
徳島市内では少しずつ人気になっているようだった。

information

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NPO法人アクア・チッタ

住所:徳島県徳島市万代町5丁目

web:NPO法人アクア・チッタ