飛騨産業×原研哉 「座り」をもっと心地よく 〈SUWARI〉

左から、ラウンジチェア(ナラ材 W60 D53 H67.5 SH37 AH61.5cm)、チェア(ナラ材 W43 D42.5 H68 SH42cm)、スツール(ナラ材 W40 D25 H44 SH42cm)、正座椅子(ナラ材 W39 D21 H14.5cm)

和の空間にマッチする心地よい椅子

1920年、飛騨で使い道のなかったブナの木を有効活用し、
曲木家具の製造を創めた〈飛騨産業〉。
それ以降、人々の生活を豊かにする家具を数多く生み出してきました。

今春、そんな飛騨産業と原研哉氏がタッグを組み、
新作家具シリーズ〈SUWARI(座り)〉が登場します。

チェア(ナラ材 W43 D42.5 H68 SH42cm)

チェア(ナラ材 W43 D42.5 H68 SH42cm)

名前の通り、あらゆる「座り」の営みを心地のいい風景に変える、
というコンセプトのもと、さまざまなかたちの椅子やテーブルが開発された本シリーズ。

ラウンジチェア(ナラ材 W60 D53 H67.5 SH37 AH61.5cm)、サイドテーブル(ナラ材 W48 D47.5 H50cm)

ラウンジチェア(ナラ材 W60 D53 H67.5 SH37 AH61.5cm)、サイドテーブル(ナラ材 W48 D47.5 H50cm)

チェア(ナラ材 W43 D42.5 H68 SH42cm)、テーブル(ナラ材 W80 D80 H68cm)

チェア(ナラ材 W43 D42.5 H68 SH42cm)、テーブル(ナラ材 W80 D80 H68cm)

SUWARIは日本の建築空間に通底する垂直水平のリズムに合わせ
垂直水平を意識した造りで、和の空間にも自然になじみ、ほどよく引きしめます。

脚下が畳ずり構造で床面への負担も小さく、重さもそこまでないので、
畳をはじめカーペットやフローリングの上でも使いやすいところも特徴。
総じて、シンプルですが、抜群の機能性を持ち、
日本の住空間にフィットするプロダクトに仕上がっています。

シリーズの目玉である椅子は、細身かつ強靱な国産の小径木を使い、最低限の素材で構成。
座面と背面を絶妙な反りと角度にし、小ぶりながら安定感のある座り心地です。
後方にわずかに反り返った座面と、第三腰椎にフィットする背板が、
背骨を自然なS字カーブに保ち、長時間座っても疲れにくいのもポイント。
また、奥行きが浅めで重心の移動をスムーズにでき、
体軸の近くに足を置けるので、上体を支えやすく腰への負担を軽減できます。
座り心地のよさはもちろん、起立や着座にも細やかに配慮された設計がすばらしいですね。

〈スノーピーク〉が手がけるサウナ がすごい! 自然と一体になれる複合型リゾート 〈Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS〉

アウトドアブランド〈スノーピーク〉が手がける、新しい宿泊施設
〈Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS
(スノーピーク フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ)〉が
2022年4月15日(金)に開業。

豊かな自然と天然温泉で、ゆっくり溶け合える温浴エリアを中心に、
大自然と一体感を感じられる複合型リゾートとなっています。
さらに開放感のあるガラス張りのサウナも備え、注目度がますます上がります。

どこからでも美しい景色を堪能できる温浴エリア

まず〈Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS〉のメインである、
温浴エリアを紹介します。

露天風呂と内風呂で構成された温浴エリアは、
日本三百名山のひとつである粟ヶ岳の絶景を楽しめるようにと、
全面ガラス張りが大きな特徴。

洗い場と内湯。どこにいても目の前に絶景が広がる。

洗い場と内湯。どこにいても目の前に絶景が広がる。

どこにいても開放感あふれる絶景を堪能することができます。
まさに全身に自然を浴びて、至上の癒しを感じることができる空間です。

内湯

内湯

露天風呂からはさらに気持ちの良いパノラマが広がります。

〈Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS〉の露天風呂。

さらに約45平方メートルの広々としたテラスも!
ここで絶景を眺めながらぼーっと休憩する。至福のひとときになりそうです。

露天風呂とテラス

露天風呂とテラス

気になる温泉は100%自家源泉で、泉質は弱アルカリ性単純温泉。
疲労回復や美肌効果などに期待できるとのことです。

〈Azumi Setoda〉の ヘッドシェフに横田悠一氏が就任。 地元食材100%のメニューでおもてなし

茹で時間と温度を追求しタコの美味しさが凝縮された「タコのタコス」 Photo 天方晴子

瀬戸田の魅力を料理で体現

昨年、世界的なホテリエ・エイドリアン・ゼッカのディレクションにより、
広島県尾道市瀬戸田に誕生した旅館〈Azumi Setoda〉。

横田悠一シェフ(Photo Max Houtzager)

横田悠一シェフ Photo Max Houtzager

今春、そんなAzumi Setodaのレストランに横田悠一氏がヘッドシェフに就任し、
地元食材を100%使用したメニューが並びはじめました。

横田氏は、地産地消を重んじるフランスアルザス地方のレストラン〈ルセール〉、
“Farm to Table”の思想を広めたアメリカのレストラン〈ブルーヒル〉などでシェフを務め、
フランス、アメリカ、東京で各土地の食材、気候、文化と向き合いながら、
その土地ならではの魅力を料理で表現し続けてきた人物。

Azumi Setodaベッドルーム(Photo Tomohiro Sakashita)

Azumi Setodaベッドルーム。Photo Tomohiro Sakashita

客間ごとに設計されている坪庭(Photo Tomohiro Sakashita)

客間ごとに設計されている坪庭。Photo Tomohiro Sakashita

一方Azumi Setodaは、エイドリアン・ゼッカとともに、
瀬戸田の文化や歴史などを尊重しつつ、旅館として現代的な要素を取り入れ、
地域全体に賑わいをもたらす旅館を目指しています。
建築が木や石、土などの天然素材と潮風、日差しなどの気候によって
この土地らしい味わい深い表情になっていくのと同じように、
料理もこの土地ならではの素材と料理人が呼応し、
対話しながらつくり上げていくべきと考え、開業後もふさわしいシェフを探してきました。

探検、ものづくり、お祭りが魅力! 山口県美祢市、防府市、 島根県津和野町をつなぐ[後編]

〈山口ゆめ回廊博覧会〉で感じた7市町の魅力

2021年7〜12月にわたって開催された〈山口ゆめ回廊博覧会〉は、
山口市、宇部市、萩市、防府市、美祢市、山陽小野田市、島根県津和野町と、
それぞれの地域の特性を生かした催しとなりました。
この博覧会でそれぞれのまちに魅力があることを知りましたが、
まだまだ訪れてみたいスポットやお店がたくさん存在します。
そこで、山口ゆめ回廊博覧会のテーマとなっていた
「7つの市町でつなぐ、7色の回廊」に合わせて、
芸術、祈り、時、産業、大地、知、食というテーマで注目スポットを紹介します。
前編に続いて、
後編は防府市の時、美祢市の大地、島根県津和野町の祈りの魅力を紹介します!

美祢市〈秋吉台アドベンチャーツアーズ〉
「大地」を体感する冒険の旅へ

山口県中央部に位置する美祢市には、
自然豊かで壮大な秋吉台が広がります。

日本最大級のカルスト台地である秋吉台は、
地表には草原が広がり、その地下には
総延長約11キロメートルの日本最大規模の鍾乳洞〈秋芳洞〉が広がっています。
見るものを圧倒する、地下の世界はとても美しい。

そんな秋吉台の洞窟を、
専門家のガイド付きで探検できるツアーをご紹介します。

秋芳洞の入り口。

秋芳洞の入り口。

〈秋吉台アドベンチャーツアーズ〉は、
2021年春に設立された新しい洞窟探検ツアー専門の事業者です。

洞窟探検の専門家として活動する村瀬健志さんが主宰し、
これまで多くの参加者に洞窟の魅力を伝えてきました。

小学生から高齢の方まで幅広く参加しているというツアーのコースは3つ。

地底湖と洞窟探検がセットになった入門コース、
入門コースに鍾乳石見学が加わった探検コース、
日本最大の地底湖「青の泉」を目指すコースが用意されています。

地底湖にボートを浮かべたり、泥の滑り台を滑り降りたりとアクティブな体験ができるかも。

地底湖にボートを浮かべたり、泥の滑り台を滑り降りたりとアクティブな体験ができるかも。

知識豊富な村瀬さんのガイドは、
鍾乳洞の成り立ちや歴史の説明もさることながら
安全に楽しくガイドしてくれると参加者から好評だそう。
参加者のご要望に合わせたコース設定も可能です。

またつなぎ服、長靴やヘルメットなど必要な道具を
貸し出してくれるので手ぶらで参加OK! 
ただし、泥だらけになる覚悟は必要です。

ケイビングと呼ばれる洞窟探検は、
アウトドアスポーツとしても近年人気のアクティビティ。

秋吉台アドベンチャーツアーズのツアーなら、
本格的なケイビングに挑戦できること間違いなし!
小さなお子さんも安全第一でサポートしてくれるので安心ですよ。

3億5000万年前の大地が生み出す神秘的な光景を、
あなたもアドベンチャーズになって体験してみませんか?

information

map

秋吉台アドベンチャーツアーズ

住所:山口県美祢市秋吉台山1237-216

Tel:080-4555-4264

Mail:akiyoshidaicaving@gmail.com

Web:秋吉台アドベンチャーツアーズ

徳島県上勝町発 杉の間伐材からできた天然繊維 〈KEETO〉

KEETO。左から20番手、10番手、5番手、3.3番手。

森林環境の向上にも貢献

徳島県徳島市から車を50分ほど走らせたところにある上勝町。
近年は〈上勝町ゼロ・ウェイストセンター〉をはじめ、
まち全体で持続可能な取り組みが盛んに行われています。

その上勝町から、この冬誕生したのが木糸ブランド〈KEETO(キート)〉
立ち上げたのは、〈合同会社すぎとやま〉です。

緑豊かな上勝町の山間。

緑豊かな上勝町の山間。

上勝町は面積の90%が山林のまち。そのほとんどが杉の人工林です。
この人工林ですが、戦後日本各地で大量に杉や檜の造林が行われて生まれたもの。
定期的な手入れをしないと森の生態系のバランスが崩れ、
洪水や土砂崩れを引き起こす原因になると言われており、
今、社会問題にもなっています。

KEETOは杉の間伐材から生まれた、自然循環への貢献性が非常に高い木の糸。

KEETOは、そんな杉の間伐材から生まれた、自然循環への貢献性が非常に高い木の糸。
特徴は、杉本来の高い抗菌力に加え、糸にすることで軽量・速乾・吸水性が際立ち、
土に還るのも早いのだそう。

左から20g 1320円、200g 3520円、500g 7700円、1000g 500g〜はグラム単位で価格を計算。

左から20g 1320円、200g 3520円、500g 7700円、1000g 500g〜はグラム単位で価格を計算。

太さの種類は、20番手、16番手、10番手、3.3番手の4種類。
1巻が20g、200g、500g、1000gほど種類があります。
用途によってさまざまな使い方ができそうですね。

〈SHIMANTO HINOKI FURNITURE WORKS〉 四万十ヒノキの 生命力溢れるモダンな新作家具

木材の特徴を生かした3つの家具

日本最後の清流・四万十川のある、高知県四万十町の民有林面積は約40000ヘクタール。
国有林を含めると、なんと町土面積の87%が森林です。
まちでは、若者の定住促進や自伐林家との共生を図りつつ、
適切な育林と間伐を計画的に行い、森の豊かさを守っています。

四万十川のある、高知県四万十町の民有林面積は約40,000ha。国有林を含めると、なんと町土面積の87%が森林。

そんな四万十川流域で生産される四万十ヒノキは、
年間降水量が東京や大阪の2~3倍に達することから、良質で香り豊か。

先頃、その四万十ヒノキの間伐材で家具をつくる家具ブランド
〈SHIMANTO HINOKI FURNITURE WORKS(以下、SHFW)〉より、
モダンで洗練された新作家具が発売されました。

今回発売されたのは、ローテーブル〈ITTO〉、スツール〈KINO〉、
シェルフ〈MISHI〉の3つ。
ITTOとKINOは、ヒノキを製材する過程で生じる端材を利用しているため、
それぞれ形状が異なる唯一無二の家具です。

ITTO(ローテーブル)110000円 奥行550mm 幅1050mm 高さ350mm 

〈ITTO〉(ローテーブル)110000円 奥行550mm 幅1050mm 高さ350mm 

ITTO(ローテーブル)110000円 奥行550mm 幅1050mm 高さ350mm

斜面で育った四万十ヒノキの、曲がった根元を切り落とした時にできた
三角形の端材を組み合わせたローテーブル。
ヒノキの生命力を感じる、独特なフォルムがかっこいいですね。
穴が空いた材や樹皮を虫が食べた後がある材など、
それぞれ木の歴史を感じさせるものもあり、味わいがあります。
ちなみに「ITTO」という名前は、四万十町の名所
一斗俵沈下橋(いっとひょうちんかばし)から。

京都の新たな食の魅力を発見! 〈KYOTO FOOD & CRAFT MARKET〉 3月12、13日に開催

丹後から山城まで、ユニークな16のつくり手が集結

3月に入り、暖かな日差しを感じられる日が増えた今日この頃。
京都は〈京都市勧業館みやこめっせ〉にて、
地域の魅力的な食材を集めたマルシェが開催されます。

〈KYOTO FOOD & CRAFT MARKET〉と題したこのイベントは
みやこめっせ開館25周年を記念して企画されるもの。
日程は3月12日(土)、13日(日)の2日間です。

古くから豊かな食文化が栄えていた京都には、
魅力的な食材やお店が数多くあります。
しかし、まだまだ現地の人も知らない、こだわりの生産者や若いつくり手などによる
未知なる食材やフードが開発されていることも確か。

このイベントでは、北は丹後から南は山城まで、
府内全域からユニークな16のつくり手が集結。
京都の食材を使ったスイーツや丹後産の食品、調味料、京野菜にクラフトビールや
お家でも楽しめる京都で作られた食材など、バラエティ豊かな商品が並びます。

〈かけはしブルーイング〉のクラフトビール

〈かけはしブルーイング〉のクラフトビール。

〈Marché de Yorimichi〉のカヌレ

〈Marché de Yorimichi〉のカヌレ。

〈京・甘納豆処 斗六屋〉の甘納豆

〈京・甘納豆処 斗六屋〉の甘納豆。

〈南禅寺豆腐屋服部×保存食lab〉の山椒香るおぼろ豆腐

〈南禅寺豆腐屋服部×保存食lab〉の山椒香るおぼろ豆腐。

〈広河原里山野菜加工グループ〉のみょうがの甘酢漬け

〈広河原里山野菜加工グループ〉のみょうがの甘酢漬け。

〈出店者一覧〉
宇治香園(日本茶)、黄桜(クラフトビール)、
南禅寺豆腐屋服部×保存食lab(豆腐・保存食)、
ヤノ株式会社(丹後産食品)、かけはしブルーイング(クラフトビール)、
Marché de Yorimichi(スイーツ・ジャム)、京都宮津オリーブ(調味料)、
無添加食品 木村商店(冷凍食品)、京・甘納豆処 斗六屋(甘納豆)、
京都向島農園(野菜・米)・お豆の里(山国さきがけセンター)(米・発酵食品)、
広河原里山野菜加工グループ(漬物・山菜)、ぱんのちはれ(パン)、
YOSANO ROASTER KYOTO(コーヒー豆・クラフトチョコレート)、
KOHACHI beerworks(クラフトビール) ※順不同

マルシェに並ぶ屋台什器は〈木と暮らすデザインKYOTO〉プロジェクトの京都産木材を活用している。

また、マルシェに並ぶ屋台什器は、
木との新しい関係を探る京都市のプロジェクト〈木と暮らすデザインKYOTO〉
の京都産木材を活用したものだそう。
デザイン性があってかわいらしいですね。

3月26日からオンラインでも販売! 東北の職人と「マムアンちゃん」が コラボレーション

マムアンちゃんが教えてくれる職人の物語

タイの漫画家ウィスット・ポンニミットさん(通称タムくん)が描く
人気キャラクター「マムアンちゃん」と、
東北の職人がコラボレーションしたオリジナルグッズが発売になりました。

商品は、〈土笛〉、〈活版アートカード〉、〈起き上がり人形〉、
〈マッチ箱クリップ〉、〈飾りコマ〉の全部で5種類。
「マムアンちゃんをきっかけに、今まで興味がなかった人にも、
東北の手仕事を知ってもらいたい」という思いでつくられた
かわいい外見には、職人の物語が隠されています。

たとえば、〈起き上がり人形〉は、岩手県で3代続く「六原張り子」。
その名をはじめて聞く人も多いかもしれません。

岩手県のデザイナーズユニット〈コシェルドゥ〉による〈起き上がり人形〉2750円。 マムアンちゃんの特徴的なマンゴー型の髪を表現するため、通常の人形より肉付けし、起き上がるバランスになるよう試作を重ね生まれました。

岩手県のデザイナーズユニット〈コシェルドゥ〉による〈起き上がり人形〉2750円。 マムアンちゃんの特徴的なマンゴー型の髪を表現するため、通常の人形より肉付けし、起き上がるバランスになるよう試作を重ね生まれました。

金ケ崎町六原地域には、伝統芸能「鬼剣舞」や神楽の面、
干支人形の制作などを通じて、
型の内側に和紙を張る「裏張り」と呼ばれる独自の技法が伝えられてきました。
花巻市産の「成島和紙」と、起き上がるための重りに、
久慈市「小久慈焼」の土粘土が使用されているのも特徴です。

〈飾りコマ〉は、山形県の比較的新しい郷土玩具で、
米沢市で100年以上木地玩具をつくり続けてきた〈つたや〉と、
天童市のデザイン事務所〈コロン〉により生まれたシリーズ。
昔ながらのコマに、こけしやだるまの絵付けをし、土台を合わせることで、
回して遊ぶだけではなく、飾って楽しむこともできる商品で、
暮らしに合わせた職人の挑戦があったことがうかがえます。

〈飾りコマ〉2,420円。タムくんからの「マムアンちゃんはあまり背が高く見えないほうが良い」というアドバイスから、他の商品より小さくずんぐりした形の飾りコマが生まれました。

〈飾りコマ〉2420円。タムくんからの「マムアンちゃんはあまり背が高く見えないほうが良い」というアドバイスから、ほかの商品より小さくずんぐりした形の飾りコマが生まれました。

〈MAMUANG × TOHOKU〉と名付けられた今回のプロジェクトを企画したのは、
宮城県仙台市の〈カネイリミュージアムショップ6〉。
「東北の誇り」を発信するため、東北の伝統工芸品や、
職人こだわりのアイテムなどを販売するショップで、
店名の「6」は東北6県を意味しています。

〈カネイリミュージアムショップ6〉が入る〈せんだいメディアテーク〉は『仙台短篇映画祭』の会場で、2004年にマムアンちゃんのアニメーション作品が上映されました。以来タムくんは仙台でライブパフォーマンスを行うなど作品を発表。東日本大震災後の『仙台短篇映画祭3.11映画制作プロジェクト』にも参加しています。

〈カネイリミュージアムショップ6〉が入る〈せんだいメディアテーク〉は〈仙台短篇映画祭〉の会場で、2004年にマムアンちゃんのアニメーション作品が上映されました。以来タムくんは仙台でライブパフォーマンスを行うなど作品を発表。東日本大震災後の〈仙台短篇映画祭3.11映画制作プロジェクト〉にも参加しています。

2022年は、 水木しげる先生・生誕100周年。 だから、グッズが欲しい!

©水木プロダクション

「妖怪のまち」が、 なんだか騒がしい?

鳥取県境港市と言えば、
日本海に突き出た大砂州・弓浜半島の先端、
国内トップレベルの漁港として知られるまち。

さらに、忘れてはならないのが、
日本を代表する漫画家・水木しげる先生の故郷だということ。
幼少期から学生時代までをこの地で過ごした水木先生は、
東京を拠点に活躍しながら、境港市のまちおこしにも尽力。
1993(平成5)年には、市内に〈水木しげるロード〉が誕生し、
2003(平成15)年にはロード内に〈水木しげる記念館〉も開館。
鳥取県の空港・米子空港も、今では〈米子鬼太郎空港〉として親しまれるなど、
境港市の誇りなのです。

そんな境港市が2022年、ちょっとソワソワ……。
というのも、今年は水木しげる先生の生誕100周年。
〈水木しげる記念館〉前には、巨大タペストリーが登場し、
誕生日の3月8日前後には、さまざまなイベントの開催が予定されています。

〈水木しげる記念館〉には、これまでにのべ400万人以上が来館

〈水木しげる記念館〉には、これまでにのべ400万人以上が来館。

本、アート、郷土玩具に、お菓子も! 山口県の山口市、宇部市、萩市、 山陽小野田市をつなぐ[前編]

写真:平川雄一朗

『山口ゆめ回廊博覧会』で感じた7市町の魅力

2021年7〜12月にわたって開催された『山口ゆめ回廊博覧会』は、
山口市、宇部市、萩市、防府市、美祢市、山陽小野田市、島根県津和野町と、
それぞれの地域の特性を生かした催しとなりました。
この博覧会でそれぞれのまちに魅力があることを知りましたが、
まだまだ訪れてみたいスポットやお店がたくさん存在します。
そこで、山口ゆめ回廊博覧会のテーマとなっていた
「7つの市町でつなぐ、7色の回廊」に合わせて、
芸術、祈り、時、産業、大地、知、食というテーマで注目スポットを紹介します。
前編の今回は、
山口市の知、宇部市の芸術、萩市の産業、山陽小野田市の食をピックアップ。
ちなみに後編では、防府市の時、美祢市の大地、島根県津和野町の祈りが登場予定です!

山口市〈阿東文庫〉
廃校の小学校が図書館に! 約13万冊の本が集まる「知の校舎」

山口市阿東徳佐上の亀山集落に佇むのは、赤い屋根が目印の〈阿東文庫〉です。
2008年に開館した私設図書館で、旧亀山小学校の校舎が使用されています。

阿東文庫誕生のきっかけは、この地域に住む吉見正孝さんが、
廃品回収の仕事で大量に廃棄される本を見かねて譲り受けたこと。
その増え続ける蔵書を保管する場所はないかと、町に相談したところ、
2006年に廃校となった亀山小学校の教室を借りられることになったのです。

開館から14年目を迎えた今も、図書館としての機能だけでなく、
人々の交流の場として地域に開かれています。

阿東文庫交流スペース。

阿東文庫交流スペース。

阿東文庫の蔵書は、専門書や小説、雑誌やコミックなど幅広く、
だれでも自由に閲覧できます。
手に入れることの難しい明治、大正時代の書物から、
地元で発行された冊子(児童が書いた読書感想文や文集、亀山小学校の学校便りなど)も
あるそうで、この場所でしか出合うことのできない貴重な資料が並びます。

増え続ける書籍のため年々教室が埋まっていくそう。

増え続ける書籍のため年々教室が埋まっていくそう。

この木造建築の校舎がなんとも雰囲気よく、
当時子どもたちが通っていた教室のままに生かされています。
お気に入りの本をじっくり探したり、交流スペースでくつろいだり、
つい長居してしまいそう。
時間を忘れて、ゆっくり過ごすのがおすすめです。

阿東文庫の日常風景。

阿東文庫の日常風景。

時には展示会やイベントも開催する。

時には展示会やイベントも開催する。

多方面から人々が集い、地域の学びや交流の大切な場所となっている阿東文庫。
かつての子どもたちの学び舎で、新たな「知」を発見してみませんか?

information

map

阿東文庫

住所:山口県山口市阿東徳佐上1133番地 旧・亀山小学校内

TEL:080-5047-8881

開館日:土・日曜

開館時間:11:00〜16:00

※開館日であっても、開館していないこともあるので、事前に電話で確認を。

※開館日以外でも電話予約すれば見学可能。

月5.5万円で 自然の中にもうひとつの家を。 話題のサブスクリプションサービス 〈SANU 2nd Home〉に行ってみた

先日こちらでご紹介した、ライフスタイルブランド〈SANU(サヌ)〉が展開する、
都心から片道1時間半〜3時間程度の自然豊かな拠点に自由に滞在できる
セカンドホーム・サブスクリプションサービス
SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)〉。

2021年11月、第一拠点となる白樺湖と八ヶ岳のキャビンがオープンし、サービスが始動。
約1600人が初期入会申し込みを行い、
現在入会待ちの登録者数が約1500人以上なのだとか。
ライフスタイルの多様化が加速し、
より持続可能な社会が求められる現代を象徴するサービスとして、
早くも注目を集めるSANU 2nd Homeの全貌を知るため、八ヶ岳へと足を運びました。

環境負荷を最小限に抑えたサーキュラー建築

〈SANU 2nd Home Yatsugatake 1st〉のキャビンは環境負荷を最小限に抑えたサーキュラー建築。

最寄駅である甲斐大泉駅からタクシーで約2分。
雑木林が生い茂る山間の道を登る途中に見えてくるのが
〈SANU 2nd Home Yatsugatake 1st〉のキャビン。
理想の別荘を想起させるようなモダンな佇まいで、
「今晩はここに泊まるのか」と心が高鳴りました。

このキャビンは、SANUが安齋好太郎氏率いる建築チームADX社と手を組み、
極力環境負荷がかからないよう、原料調達から建設、運用、解体まで
再生・再利用し続ける仕組みづくりを軸に据え、
さまざまな工夫を凝らして建てられた「サーキュラー建築」というもの。

〈SANU 2nd Home Yatsugatake 1st〉のキャビンは岩手県釜石地方の森林組合から調達した樹齢50〜80年程の間伐材を使用。

まず、見ての通りキャビンは木でつくられていますが、
これらはすべて岩手県釜石地方の森林組合から調達した樹齢50〜80年程の間伐材。
つまり、キャビンで使用されている木材は100%国産材です。
そして、ただ木を伐採して活用するだけでなく、食の概念「Farm to Table」のように、
調達から製材、加工、施工までを可視化し、
国産材の価値向上や普及にも努めています。

収益の一部はキャビン50棟分に相当する7500本の木の植林に当てられているそう。
キャビン50棟を建てるとCO2が650t(13t×50棟)排出されるそうですが、
この7500本の木が50年間でCO2を5250t(0.7t×7500本)吸収するので、
キャビンが増えればふえるほど日本の森が豊かになるという計算です。

SANUは環境再生型プログラム「FORESTS FOR FUTURE」をサービスに取り込んでいる。

SANUはこの循環の輪を環境再生型プログラム「FORESTS FOR FUTURE」と名づけ、
プロジェクト全体でCO2排出量より吸収量が多い
カーボンネイティブを実現したと発表しています。
この大きなシステムをサービスに取り込めるなんて、純粋にすごい。

昨年11月の地元向けの内覧会でも、地元の人がたくさん来場し、
とても好意的に受け入れてもらえたと話すのは、SANUのCEOである福島弦さん。

「『(SANU CABINは)俺が人生で見てきた建築物の中で一番かっこいい』
と言ってくださる方もいて、それが強く心に残りました。
地元の方にも愛されるプロダクトをつくることができ、とてもうれしいです。
また、SANUの環境への取り組みや信念に共感し、地域に受け入れていただけたことも、
非常にありがたく、印象に残っています」

キャビンの構造は高床式。風や水の流れを妨げることなく、土壌への負荷が小さいという利点がある。

そして、よく見るとキャビンは高床式。
この構造にすることで、風や水の流れを妨げることなく、
土壌への負荷が小さいという利点が。

そのほか、キャビンを建設する際は、事前に敷地内の木の本数や樹形を全て特定し、
伐採する木の本数を最小限にとどめていたり、
製造過程ではCO2を出すコンクリートや鉄の使用を通常より80%削減。
釘やビスを極力使わず、ほぼすべての部品を分解できるように設計されており、
パーツ交換やメンテナンスを行うことで、なんと50年も運用可能で、
キャビン解体後も別の場所に再建築できたりと、
本当に一から十までサステナブルで学びも多いサービスなんです。

非接触でシームレスな滞在

そんなSANU 2nd Homeですが、到着してからもスムーズ。
クラウド宿泊運営システムsuitebookとWi-Fi型スマートロックRemoteLOCKによって
予約からチェックイン・アウトまでの手続きがアプリからスマホひとつで完結。
ホテルのフロントのようなものは存在せず、
宿泊者ごとに発行されるPINコードを錠口に入力すれば、
到着後すぐにキャビンに入ることができます。

「会員の皆さんには、自分の家の玄関を開けるように、
安心して滞在してもらいたいという思いがありました。
自宅でチェックイン・アウトが存在しないように、
キャビンもチェックインレスであることは、
サービス設計の時点から大前提としてありましたね」(福島さん)

開発当初は、業務の効率化やコロナ対策が目的ではなかったそうですが、
時代の流れが非接触型に向かい、奇しくもそのタイミングと一致。

「今後の展望は、体験の観点でいうと、キャビンには常駐するスタッフはいませんが、
現地に馴染みの店や知り合いができるなど、会員の方と地域の方のつながりを生み出せるような
きっかけづくりを考えていきたいと思っています。
ハード面では、オフグリッド型建築や石油燃料由来の建築素材を更に減らし、
国産木材の利用量を増やすことにも取り組んでいきたい。
運用面では自家発電の導入やごみの削減も視野に入れています」(福島さん)

アロマとハーブで美しく健康に。 立山連峰の麓に建つ複合施設〈Healthian-wood〉

オープンから2年。今後も事業の拡張が予定される話題のスポットに

富山の象徴でもある立山連峰。
その麓にある富山県立山町に美と健康をテーマとした
複合施設〈Healthian-wood(ヘルジアン・ウッド)〉があります。
富山といえば古くから漢方薬などくすりが有名な土地。
Healthian-woodはアロマテラピーや食事から体と心の健康を支え、
地域活性化も目指す施設として2020年3月にオープンしました。


富山県立山町にオープンした、美と健康をテーマとした複合施設〈Healthian-wood(ヘルジアン・ウッド)〉。

〈Healthian-wood〉は、精油(アロマオイル)の抽出工房と
精油の原料となるハーブ畑を立山町につくろうという思いから始まりました。
アロマやハーブによって日頃眠っている五感を刺激し、
人間性の回復ができるような美しい村となることを目指しています。

JR富山駅や富山空港からそれぞれ車で30分程のところにある敷地は、
東京ドーム2個分の約10ヘクタールと広大です。

立山連峰の美しい山並みを背景にした田園風景の中に
ハーブ園、アロマ工房、レストランとイベントスペースの建物が点在します。

これは富山の伝統的な集落形態、散居村に倣ったもの。
それぞれに特徴のある建物はウッドデッキで結ばれています。

ハーブ園のではラベンダーやローズマリー、レモングラスなど
代表的なハーブに加えて、
日本ハッカやヒメハッカなどの和ハーブを合わせて
25種類以上が栽培されています。

敷地内の畦道には、よもぎやセリのように和ハーブも自生。
これまで日本ではさまざまな生活シーンで和ハーブを取り入れてきたことに
想いを馳せることもできます。

アロマ工房ではアロマの力が体の内側からはもちろん、
心にも働きかけることで、癒しと美しさを追求する体験を提供しています。

ハーブバスソルト作りに使われる精油。

ハーブバスソルトづくりに使われる精油。

アロマ工房内には精油を抽出する設備を配置。
敷地内で育ったローズマリーのほか、立山山麓で栽培されているヒノキの間伐材、
そして周辺の住宅が保有している柚子の木に実った果実など、
地元の材料からも精油や芳香蒸留水を抽出しています。

特にヒノキや柚子は地産地消や
アップサイクルの考えも取り入れた富山の地らしい精油。
タイミングが合えば実際に抽出しているところや、
準備作業を見学することもできます。

専門資格を持つ講師が務めるワークショップも頻繁に開催。
ハーブバスソルトづくりや、藍やラベンダーの茎を使った草木染めなどが楽しめ、
ハーブを身近に生活に取り入れることや
健康と心の豊かさを見直す機会を提案しています。

〈Healthian-wood(ヘルジアン・ウッド)〉のアロマ工房ではオリジナルブランド〈Taroma®〉の精油や基礎化粧品なども販売されている。

アロマ工房はショップも兼ねていて、オリジナルブランド〈Taroma®〉の精油や基礎化粧品、ハンドクリームやハーブティーが販売されています。
サンプルを手に取って好きな香りやテクスチャーのお土産選びも可能です。

秋田市におくるラブレターを募集! 〈拝啓、秋田市〉 ワークショップも開催

「秋田市のへの愛の言葉」募集中!

秋田市で、まちへの愛の詩とラブレターを募集する企画
〈拝啓、秋田市〉が始まっています。
「秋田におくる愛の詩」を専用用紙に記入し、
まちなかに設置した専用ポストに入れてもらう取り組み。
企画したのは美術家・イラストレーターの椎木彩子さんです。

椎木さんは、イラストレーターとして本の挿画などを手がけながら、
人の言葉を採取する作品づくりも行っています。

椎木彩子さんによる絵本の展示。展覧会『未来に伝えるせたがや今ばなし』(世田谷区/2020年)のワークショップをもとに制作されました。

椎木彩子さんによる絵本の展示。展覧会〈未来に伝えるせたがや今ばなし〉(世田谷区/2020年)のワークショップをもとに制作されました。

今回椎木さんは、〈秋田市文化創造館〉が企画した
〈SPACE LABO 2021〉に参加。
〈SPACE LABO〉は、クリエイティブな視点で
まちなかを活用するプランを公募する事業で、椎木さんのプランが採用されました。

椎木さんは2月21日(月)から秋田市での滞在制作をスタート。
民話の調査やまち歩き、〈拝啓、秋田市〉などを通して、
秋田の人とまちについて考えます。

福岡〈HIGHTIDE〉 愛着をいだくステーショナリー シリーズ〈attaché〉に 再生ガラスのアイテムが新登場!

光に透けて輝く、再生ガラスのペーパーウェイト

手紙を書くとき、読書をするとき。

気分を明るく、和ませてくれるアイテムがあったなら。

福岡の文具メーカー〈HIGHTIDE〉が手掛ける、
「目に入るだけで口元がほころび、
手に取る度に少し気持ちが豊かになる」
ステーショナリーシリーズ〈attaché(アタシェ)〉に、
新しいプロダクトが仲間入りしました。

Recycled Glass Paper Weight 2200円(税込)約 φ3.8 × 高さ6.3(cm)重さ130g

Recycled Glass Paper Weight 2200円(税込)約 φ3.8 × 高さ6.3(cm)重さ130g

こちらは透明感のあるブルーが美しい、
再生ガラスを使ってつくられたペーパーウェイト。

カラーは全部で3種類。

ほんのり色づいた透明、 涼しげな淡いブルー、
特徴的なジョージアグリーンの展開です。

それぞれの瓶の持つ色をそのままに、沖縄でガラス技術を学んだ職人の手により丹精込めて仕上げられている。

それぞれの瓶の持つ色をそのままに、沖縄でガラス技術を学んだ職人の手により丹精込めて仕上げられている。

こちらのペーパーウェイト は、
福岡にあるガラス工房で職人が
ひとつひとつ丁寧に手づくりしています。

近隣の牧場から透明の牛乳瓶を、
九州圏内の飲料メーカーからラムネ瓶とコーラ瓶を調達し、
ラベルを剥がし洗浄して乾燥させるのだそう。
それからガラスを細かく砕き、いくつもの工程を経て
やっと「素材」として使えるようになるのです。

「資源を無駄にせず、環境になるべく優しく暮らしをつないでいく」

再生ガラスペーパーウェイトはそんな想いを込めて制作されました。

牛乳瓶で作られた透明色のRecycled Glass Paper Weight

牛乳瓶でつくられた透明色のRecycled Glass Paper Weight。

ラムネ瓶で作られたブルーのRecycled Glass Paper Weight

ラムネ瓶でつくられたブルーのRecycled Glass Paper Weight。

コーラ瓶で作られたジョージアグリーンのRecycled Glass Paper Weight

コーラ瓶でつくられたジョージアグリーンのRecycled Glass Paper Weight。

福岡の文具メーカー〈HIGHTIDE〉による、再生ガラスでつくられたペーパーウェイト。

丸いつまみのついた分銅のようなフォルムが
かわいらしく、手元で小さく輝きます。

すべて手づくりだからこそまったく同じ形はないので、
微妙な個体差も味として楽しんでほしいもの。

愛着を持ちながら、長く大切にしたくなるアイテムです。

ゲストハウス? デザインラボ? まちの学び舎〈やぶ前〉が 秋田県美郷町でつむぐ物語

撮影:船橋陽馬

引力のある場所

秋田県美郷町。ここに〈やぶ前〉というスペースが緩やかにオープンしたのは、2020年。
デザインラボ、ゲストハウス、まちの学び舎……。
さまざまな顔をもつこの場所には不思議な引力があり、
惹きつけられた多くの人がやってきます。

2021年末には、美郷町学友館で開催された
『美術/中間子 小池一子の仕事とMUJI IS-動詞の森-展』
とのタイアップ企画『けものみち、実はにんげんのみち』展も開催されていました。
(※『オルタナティブ! 小池一子展 アートとデザインのやわらかな運動』と題して、
〈3331 Arts Chiyoda〉でも展覧会を開催中)

秋田県美郷町にオープンした〈やぶ前〉は、デザインラボ、ゲストハウス、まちの学び舎…様々な顔をもつスペース。

やぶ前の主は、長らくロンドンを拠点に活動していた
デザイナーの和井内京子さん。
彼女が母の故郷であるこの地を訪れるようになってから、
次々と奇跡のような巡り合わせが起こっています。

数年前から「日本にも定住地とスタジオをつくりたい」と考えていた京子さんですが、
当初はアジアやヨーロッパへのアクセスを考え、
山口や沖縄など西日本を中心に視察していました。

「そうしたら弟がね、おもしろいことを言ったの。
親のふるさとがちゃんとあるのに、どうして違う場所をうろうろしているのって」

京子さんは横浜市出身ですが、子供のころ、祖母を訪ね、美郷町には何度も足を運んだことがあります。ひとり夜行列車に乗り、最寄りの「飯詰」駅まで来ていた思い出があるのだそう。

京子さんは横浜市出身ですが、子どものころ、祖母を訪ね、美郷町には何度も足を運んだことがあります。ひとり夜行列車に乗り、最寄りの「飯詰」駅まで来ていた思い出があるのだそう。

弟の言葉を聞き、ひさしぶりに美郷町を訪れた京子さん。
まちを視察するなか、ある建物の前に立ち、心が動きます。

創業は江戸末期に遡る、かつて〈志ら梅酒造〉だった木造2階建ての建物です。

「壊れかけている志ら梅酒造の前に立っちゃって、これをなんとかしないとって思ったの。
せっかくいい景観があっておもしろいまちなのに、これがなくなってしまったら、
まち自体も廃れてしまうって」

〈やぶ前〉は、美郷町六郷米町という場所にあります。

やぶ前は、美郷町六郷米町という場所にあります。

志ら梅酒造を蘇らせようと奔走し、出会ったのが、
やぶ前を共にスタートさせることになる、
美郷町で建設業を営む〈シーモワオカダデザイン〉の岡田茂義さんと、
〈澁谷デザイン事務所〉の澁谷和之さんでした。

「私が60代、岡田さんが50代、澁谷さんが40代。
美郷町に愛情をもった、10代ずつ違う3人が会うようになって、
この辺りでスタジオや倉庫をもってもいいかもなと思うようになったの」
と話す京子さん。

このときはまだ、ロンドンやブータンなど世界を飛び回って活動していましたが、
この直後にコロナ禍が始まり、美郷町に留まることになります。
そんななか、やぶ前の名前の由来になる
蕎麦屋〈やぶ茂〉へ足繁く通うようになりました。

「こんなに移動しないことはなかったけれど、自分は何者かということに気がつくために、同じ場所にいるのはいいことですね」と京子さん。

「こんなに移動しないことはなかったけれど、自分は何者かということに気がつくために、同じ場所にいるのはいいことですね」と京子さん。

「やぶ茂はやぶ前の斜め向かいにあるの。
だから『やぶ前』なのだけれど(笑)!
店を切り盛りしている愛子さんと、お蕎麦を食べながらよく話すようになったの。
やぶ前は、愛子さんのお母さんの実家でね、
お母さんはここ(やぶ前)からやぶ茂に嫁いだ人。
(やぶ前には)愛子さんの叔父にあたるお母さんの弟さんが住んでいたのだけれど、
建物を継ぐ人がいないから、使いませんか?って相談を受けたの」

岡田さんと澁谷さんともやぶ茂で集まり、
美郷の未来を話すようになっていた京子さん。
この打診をきっかけに建物を受け継ぐことを決意。
やぶ前の物語が動き出します。

〈大阪中之島美術館〉がオープン! 約30年の収集が結実した 近現代美術コレクションを一挙公開

約40年の道のりを経て、待望のオープン

大阪のキタとミナミの間、堂島川と土佐堀川に囲まれた「中之島」は、
〈大阪市立東洋陶磁美術館〉
〈中之島 香雪美術館〉
〈国立国際美術館〉といった文化施設や歴史的建造物が立地し、
訪ね歩くのが楽しいエリアです。
さらに2月2日、〈大阪中之島美術館〉がついに開館しました。

開館までには約40年にわたる長い道のりがありました。
1983年、大阪市制100周年記念事業基本構想のひとつとして
近代美術館の建設構想が持ち上がり、
1990年に近代美術館建設準備室が設置されましたが、
バブル崩壊や大阪市の財政悪化で計画が停滞し、ようやくオープンに至ったのです。

一方、準備室ができてから30年の間には、
美術館の根幹はコレクションであるという姿勢で、
19世紀後半から現在までの国内外の美術とデザインを核として収集を続けたため、
約6000点を超えるコレクションが形成されました。

開館記念展『Hello! Super Collection 超コレクション展 99のものがたり』では、
その中から選び抜いた約400点の代表的な所蔵品を一挙公開。
国内外の展覧会にも積極的に貸し出されていたため、ホームへの里帰り感もあります。
30年間館長を務めてきた菅谷富夫館長は、喜びとともに
「ここからが始まり」と決意を新たにしていました。

佐賀〈名尾手すき和紙〉 寒冬の梶の木収穫、 “かご蒸し”で1年の始まり

年始めは酷寒の中での収穫作業から

佐賀県佐賀市、脊振山の麓に工房を構える〈名尾手すき和紙〉。

佐賀市内から嘉瀬川の上流へと進んだ山間に、
その和紙工房はひっそりと佇みます。

名尾手すき和紙は江戸時代からこの地で和紙をつくり続け、
現在も伝統の製法が代々受け継がれています。

名尾手すき和紙の工房。

名尾手すき和紙の工房。

名尾地区での和紙づくりの歴史は300年以上。

製紙に欠かすことのできない清流、
そして原料となる梶の木(かじのき)が自生していた好条件もあり、
和紙づくりが盛んに。
品質のよい「名尾和紙」の評判は次第に広まったと伝えられています。

和紙の原料はおもに楮(こうぞ)や​​みつまた、
雁皮(がんぴ)の靭皮繊維が使われるのが一般的ですが、
名尾和紙で使われるのは梶の木なのだそう。

梶の木は近隣の畑で自家栽培され、
春から秋にかけて成長した枝木を冬の寒い時期に刈り取ります。

今年は1月下旬、刈り取り作業が行われました。

3反の畑に植えられている梶の木。

3反の畑に植えられている梶の木。

家族や近隣に住む人々の手によって収穫される。

家族や近隣に住む人々の手によって収穫される。

寒さが厳しいこの時期に刈り取るのは、
梶の木がいわば冬眠に入っている状態だからなのだそう。
枝木を刈り取っても根が残っている限り、
春には切った株から新しい芽が出て、夏から秋にかけてぐんと成長するといいます。
来年の冬には同じように収穫ができるというから驚きです。

梶の木は楮の原種なのだそう。伐採しても株から新しい芽が伸び一年でひとの背丈以上になる。

梶の木は楮の原種なのだそう。伐採しても株から新しい芽が伸び一年でひとの背丈以上になる。

収穫した梶の木。これから和紙の原料となる繊維を取り出す。

収穫した梶の木。これから和紙の原料となる繊維を取り出す。

山に囲まれているため耕地面積が少ないこの地では、
その昔、大勢の農家が貧しく困窮していたといいます。
江戸時代に手すき和紙の技術が取り入れられ、
製紙業が生業になったことで多くの農家が救われたのだそう。

しかし、明治以降は機械化で
大量生産された紙により製紙業が衰退。

昭和の初めごろまでは名尾地区で
100軒ほどの家が和紙づくりを営んでいたとされますが、
今では名尾和紙を手掛けるのは谷口さん一家の
名尾手すき和紙1軒のみなのです。

スイートルームもあります! 〈任天堂〉旧本社社屋が ホテル〈丸福樓〉に

〈任天堂〉旧本社社屋が、ホテルに

1889(明治22)年、花札の製造から始まった〈任天堂〉。
その創業地にあたる京都・鍵屋町に残る旧本社社屋が、
2022年4月、ホテル〈丸福樓(まるふくろう)〉として生まれ変わります。

プロデュースを手掛けたのは、東京の〈THE AOYAMA GRAND HOTEL〉、
京都の〈THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO〉ほか、
数々のホテル、レストランを運営してきた〈Plan・Do・See〉。

「日本のおもてなしを、世界中の人々へ」をスローガンに、
毎回、これまでにないスタイルの空間・サービスを求め、
ゲストを感動させてきた同社。
7つのスイートを含む、全18室を用意した新ホテルでは、
どんな時間を提供してくれるのでしょうか。

建物と同じだけ、歴史を紡いできた看板もそのまま。

建物と同じだけ、歴史を紡いできた看板もそのまま。

〈丸福樓〉の名前は、〈任天堂〉の前身である〈山内任天堂〉が、1947年に設立した〈丸福株式会社〉から。

丸福樓の名前は、任天堂の前身である〈山内任天堂〉が、1947年に設立した〈丸福株式会社〉から。

安藤忠雄氏が設計・監修に参加

丸福樓の魅力を語るに欠かせないのが、
1933(昭和8)年に竣工したアール・デコ調の建物。
任天堂の創業者である山内家の居宅としても利用されたもので、
当時の趣を残しつつ、リノベーションが施されます。

また今回は建築家・安藤忠雄氏がプロジェクトに加わり、
既存棟にスタイリッシュな新棟を融合させながら、全体を設計・監修。
各棟に配されたゲストルームは、それぞれの棟のムードに合わせたものとなり、
調度品も全室で異なるなど、訪れるたびに新鮮な気持ちが芽生えそう。

安藤忠雄氏による〈丸福樓〉の外観スケッチ。

安藤忠雄氏による丸福樓の外観スケッチ。

既存棟は当時の意匠を残しつつ、リノベーションされる。

既存棟は当時の意匠を残しつつ、リノベーションされる。

昭和初期のディテールに包まれて。

昭和初期のディテールに包まれて。

小豆島産オリーブ100%使用! 〈井上誠耕園〉の 美容オイルが気になる!

とれたてのオリーブを使った2種の美容オイル

“オリーブの島”と呼ばれる小豆島。
瀬戸内海に浮かぶこの島は、古くからオリーブの生産が盛んで
名産地として知られています。

〈井上誠耕園〉の農園で実ったオリーブ。

〈井上誠耕園〉の農園で実ったオリーブ。

そんな小豆島では、オリーブを使ったさまざまな加工品が有名です。
オリーブは食べるのもよいですが、この冬注目したいのは美容ケア用品。

小豆島でオリーブの自然農園を営む〈井上誠耕園〉から
旬のオリーブを使った美容オイル2種を紹介します。

小豆島産エキストラヴァージンオリーブオイル(2021年度・秋産) 10mL2970円/20mL5830円 ※数量限定

小豆島産エキストラヴァージンオリーブオイル(2021年度・秋産) 10ml 2970円/20ml 5830円 ※数量限定

まずひとつ目は、
昨年秋に採れたオリーブを100%使ったエキストラヴァージンオリーブオイルです。

オリーブは傷がつくと酸化が進んでしまうため、収穫はすべて手作業で行われます。
熟練した職人さんがひと粒ひと粒の熟度を見極めながら、上質なオリーブだけを厳選。
さらに搾油後は機械ではなく、ゆっくりと自然ろ過することで、
オリーブのよさをそのまま生かせる濃厚な美容オイルに仕上がりました。

こだわってつくられたオリーブオイルは肌なじみがよく、
溶け込むような上質な使い心地が魅力です。

井上誠耕園産果実100% エッセンシャルオリーブオイル 8mL3300円/30mL11000円 ※数量限定

井上誠耕園産果実100% エッセンシャルオリーブオイル 8ml 3300円/30ml 11000円 ※数量限定

そして、もうひとつ注目してもらいたいのが、
1本の木のうち10分の1程度しかとれない“天成りオリーブ”を使った
エッセンシャルオリーブオイルです。

“天成りオリーブ”は木のてっぺんに実るオリーブを指します。
太陽に一番近い場所で育つことで
はちきれんばかりに大きく育ち、黒く完熟した状態になるそうです。

〈井上誠耕園〉のエッセンシャルオリーブオイルは小豆島産オリーブ100%使用した、まさに贅沢仕様の商品。

エッセンシャルオリーブオイルは、
その希少なオリーブから搾ったオイルを100%使用した、まさに贅沢仕様の商品。
特に今年の秋は晴れの日が続いたことで、
より香り高く、濃厚で滑らかな使い心地のオイルに仕上がったそうです。

“ゲリラ炊飯バス”で 日本各地を行脚したい! 滋賀の米農家チームの新たな挑戦。 クラウドファンディング開催中

できたておにぎりに長蛇の列!

突如お店やイベント会場などに出没し、薪をくべ、
昔ながらの羽釜でお米を炊く。
そして、その場に居合わせたお客さんにできたてのおにぎりを振る舞う。
その名も「ゲリラ炊飯」。

無料で振る舞われるおいしいおにぎりを求めて、
あっという間に長蛇の列になる楽しい企画です。

イベント時のゲリラ炊飯の様子。

イベント時のゲリラ炊飯の様子。

その仕かけ人は、滋賀県の米農家チーム〈ONESLASH(ワンスラッシュ)〉。
ゲリラ炊飯などの企画をはじめ、こども食堂や学童保育、
宅食支援などにお米を届けるなどのさまざまな活動を通して、
地域の課題解決や社会課題に取り組んでいます。

この度ワンスラッシュは、ゲリラ炊飯で日本各地を行脚し、
お米の美味しさを伝えたいという思いから、現在クラウドファンディングに挑戦中。

今回のクラウドファンディングは、2022年の1月3日に公開し、
たった15日で目標金額の300万円を達成。現在支援者数も230人を超えています。

来る春には「ゲリラ炊飯」行脚をスタートするために、
次の目標を500万円に定めて、さらなる支援を呼びかけています。

ゲリラ炊飯の屋台。

ゲリラ炊飯の屋台。

滋賀県西浅井町の米農家チーム 〈ワンスラッシュ〉とは?

西浅井町の美しい景色。

西浅井町の美しい景色。

滋賀県北部にある、人口4000人の小さなまちの米農家チーム・ワンスラッシュ。
“RICE IS COMEDY(米づくりは喜劇だ)”というコンセプトを掲げて、
こだわりを持ってお米づくりをしています。
地元の20〜30代の若手が集まっているチームです。

ワンスラッシュのメンバー。

ワンスラッシュのメンバー。

チーム発足のきっかけは、自分たちが子どもの頃に参加していた村祭り。
すっかり簡素化され屋台も出ていない近年の様子を目にし、
「地元に元気がなくなってきている」と危機感を感じたそう。

そこで、最初は自分たちで屋台を出したり、
マジシャンを呼んで境内で披露してもらったりたところ
「こんなに境内に人が集まったのは何年振りだろう」と嬉しい反応をもらったのが、
すべての活動の原点だといいます。

それから、まちでマルシェのイベントを行ったり、
雪の積もる真冬にジビエ料理のイベントを行うなど、多様なイベントを次々に企画していき、
人口4000人のまちに年間3000人もの人を集められるようになるまでに。

こうした活動を通して、
地域のネガティブをポジティブに変えていきたいという思いが強まっていったのだとか。
地域の武器になる、魅力あるものは何か? と考えたとき、
目にとまったのが“農業”でした。

しかし実際には地元の農業には課題が山積み。
そこに自分たちの活動で、一石を投じられないか? と、自らお米づくりを始めたそうです。

お米をつくりながら、田植えや稲刈り期には体験イベントを開催したり、
収穫までの様子を発信したりと、積極的に活動中。

自分たちがつくったお米を、たくさんの人に食べてもらいたい、
そのおいしさを知ってもらいたいとスタートしたのが「ゲリラ炊飯」の活動でした。

〈UNWIND HOTEL&BAR 札幌〉 クラフトジンを使った オリジナルカクテル誕生

写真左「ジントニック」 1400円(税込)、写真右「ギムレット」1600円(税込)

北海道・積丹町生まれのクラフトジンを使って

2022年1月18日より、
北海道・札幌市内にある〈UNWIND HOTEL&BAR 札幌〉10階のバー〈BAR IGNIS〉で、
ホテルオリジナルのジンを使った2種類のカクテルが誕生しました。

このカクテルに使われているのは、バーと同名のクラフトジン〈GIN IGNIS〉。
かねてからカクテルの考案やクラフトジンの取り扱いを増やすなど、
バー独自の世界観を表現するための取り組みを進めてきたBAR IGNISが、
北海道積丹町にある蒸留所〈積丹スピリット〉とともに生みだした独自のジンです。

積丹半島のボタニカルを使ったジンづくりを行う蒸留所「積丹スピリット」。

積丹半島のボタニカルを使ったジンづくりを行う蒸留所〈積丹スピリット〉。

積丹スピリットは自然豊かな積丹半島で生まれた素材を使い、
“人々の魂に火を灯し勇気と希望を与える「火の酒」をつくる”という信念のもと、
ジンづくりを行っている蒸留所。
北海道に数ある蒸留所のなかから今回のタッグが生まれた理由を
BAR IGNISの新泉さんは
「バーの店名である『Ignis』はラテン語で『炎』を意味する言葉だったこともあり、
積丹スピリットさんの掲げるコンセプトと非常にご縁を感じました」
と話してくれました。

〈BAR IGNIS〉のルーフトップテラスには焚き火、室内には暖炉が設置され、
「炎」はバーの世界観を表現するには欠かせない要素のひとつです。

北海道の恵まれた自然で育った19種類のボタニカルな原料がたっぷり使うことで、
この焚き火の煙を連想させるスパイシーな味わいや
木のぬくもりが感じられるようなボタニカルの豊かな甘味など
バーの世界観にマッチする個性的な味わいをつくりだすことができました。

Creepy Nuts・DJ松永さんが 「新潟のつかいかた キャンペーン」 アンバサダーに就任! ハッピーターン1年分が当たる プレゼントキャンペーンも実施中

「新潟が心の底から大好きです」
Creepy Nuts・DJ松永さんの新潟愛

若い世代を中心に人気の Creepy Nutsのメンバー・DJ松永さんが、
「新潟のつかいかた キャンペーン」アンバサダーに就任!
「colocal」が企画運営する新潟の魅力発信ポータルサイト「新潟のつかいかた」を通して
新潟への関心を高めるとともに、新潟を実感してもらえるよう、
「新潟のつかいかた」ツイッターで、
新潟の食、モノ、旅行をプレゼントするキャンペーンを展開しています。

新潟県長岡市出身のDJ松永さん。今回のアンバサダー就任について、
「新潟が心の底から大好きです。住みながら感じたことはもちろん、
一度離れたからこそ気づけたことがたくさんあります。
新潟の魅力は本当にさまざまです。
皆さんにそれを少しでもお伝え出来るよう、誠心誠意努めて参ります。
しばしの間ですが、皆様どうぞよろしくお願いいたします」
とコメントを寄せました。

今後、「新潟のつかいかた」ではDJ松永さんのインタビューを掲載します。
また、都内でイベントも開催予定です。
こちらの詳細はまた追ってお知らせします。

本場の味により近づいた! ユザーンも体験、 福島・郡山の鯉と ベンガル料理の相性

郡山は養殖鯉の生産量日本一!

水も凍る寒さ厳しい1月22日、23日。
鯉の新たな魅力に出会うイベント〈ベンガル料理にコイして。〉が
福島県郡山市で開催されました。

郡山市において、令和2年度の養殖鯉生産量は812トン。
市町村別の生産量では日本一なのです。
海から遠い郡山では、鯉は貴重なタンパク源として
甘露煮やあらいにして慶事や弔事で食べられてきました。
しかし、現在は流通の発達と食生活の変化に伴い消費が落ち込んでいます。

今回のイベントは、シタール奏者でベンガル料理に造詣の深い石濱匡雄さんと、
タブラ奏者ユザーンさんをゲストに招き、
安全で良質な鯉の普及を目指して開催されたものです。

10代の頃からインドと日本を行ったり来たりする石濱さんは料理の腕前も達人級。
その味に惚れ込んだユザーンさんが監修した『ベンガル料理はおいしい』
というレシピ本が2019年に出版されています。

イベント1日目は、『ベンガル料理はおいしい』の著者である石濱さんを講師に
「極上のベンガル鯉カレー教室」と題した料理教室を
郡山市内にある日本調理技術専門学校で開催しました。

石濱さん私物の鍋を使い、15名の参加者とともにベンガル料理をつくった。

石濱さん私物の鍋を使い、15名の参加者とともにベンガル料理をつくリました。

石濱さんが住んでいたインド・西ベンガル州からバングラデシュにかけて広がる
ベンガル地方では、「たとえ毎日鯉を食卓に出したとしても、
誰も文句を言わないぐらい日常的に食べる食材」だそう。

教室では「鯉のジョル」(さらっとしたスパイシーな汁物)、
「鯉のカリア」(カシューナッツペーストを加えた濃厚なカレー)、
「鯉の頭と豆のスープ」の3品を参加者とともにつくりました。

ターメリックと塩を揉み込んだ鯉の頭。この後オイルで揚げ焼きに。

ターメリックと塩を揉み込んだ鯉の頭。この後オイルで揚げ焼きに。

ベンガルの魚料理は油でフライしてから使うのが特徴のひとつ。
「スパイスを揉み込んだ鯉を油で揚げると独特のいい香りが出てきます」と石濱さん。
油で揚げるのは、余分な魚の臭いを取るのと、身を崩れにくくする目的があるのだそう。
クセのない鯉の味がうまく引き出された料理はどれも、
スパイシーでありながら素材の味をしっかり味わえるのが特徴で、
むしろ口の中で味が変化する重層的な味わいです。

郡山ではなかなか食べる機会のないベンガル料理を
初めてつくるという参加者も少なくないようでしたが、
スパイスの香りと、参加者の和気あいあいとした熱気が
郡山の冷たい夜に溶けていくようでした。

絶景を眺めながら仕事が捗る! 〈休暇村南伊豆〉で贅沢ワーケーション

海を一望できるテラスには足湯やハンモックも

ここ数年、外出自粛の影響からテレワークが推進され、
場所にとらわれない働き方が定着しつつあります。
なかでも今注目を浴びているのが、ワーケーションです。

ワーケーションとは、「仕事(Work)」と「休暇(Vacation)」を合わせた造語。
オフィスではない場所で働きつつ、休暇も楽しむ新しいライフスタイルのひとつです。

最近、このワーケーションに対応した宿泊施設やリゾート地がどんどん増えてきています。
せっかくワーケーションをするなら、その土地ならではの楽しみ方も満喫したいですよね。

そこで注目したいのが、
富士箱根伊豆国立公園に位置するリゾートホテル〈休暇村南伊豆〉です。

ホテル屋上にある「潮騒テラス」からの景色。真正面に弓ヶ浜が眺められ、右側には南伊豆の町並みが広がります。

ホテル屋上にある〈潮騒テラス〉からの景色。真正面に弓ヶ浜が眺められ、右側には南伊豆のまち並みが広がります。

同ホテルは目の前に日本の渚百選に選ばれた「弓ヶ浜」が広がり、
ビーチにも徒歩約1分でアクセスできる好立地。

2022年1月8日に新たに〈リゾワテラス〉と呼ばれるワークスペースが完備され、
絶景を楽しみながら仕事ができる環境が整いました。

「潮騒テラス」で足湯を満喫しながらの贅沢ワーケーション。

〈潮騒テラス〉で足湯を満喫しながらの贅沢ワーケーション。

屋外のワークスペースは全部でふたつ。
ホテル屋上にある〈潮騒テラス〉には足湯やハンモックが用意され、
思い思いの方法で仕事のスタイルが決められます。
適度にリラックスできる環境で、自然と仕事も捗りそうです。

ロビーから見た「庭園テラス」。

ロビーから見た〈庭園テラス〉。

1階には豊かな自然が感じられる〈庭園テラス〉があります。
小鳥のさえずりや、弓ヶ浜から聞こえる波の音に癒されながら
ワークタイムを過ごすことができます。

もちろんモバイル電源が無料でレンタルできるので
Wi-Fi環境の心配はいりません。