「居酒屋以上、旅未満」!?
仲間とルーズな旅時間を過ごすホテル〈星野リゾート BEB5 軽井沢〉

「TAMARIBA」という新しいパブリックスペース

長野県軽井沢町に「仲間とルーズに過ごすホテル」をコンセプトにする、
〈星野リゾート BEB 5(ベブファイブ) 軽井沢〉が
2019年2月5日にオープンした。軽井沢駅からバスで15分ほど。
軽井沢星野エリアの一角にあり、
ウッドデッキの中庭を囲むようにして73室の客室が広がる。

24時間利用できるパブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」

24時間利用できるパブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」

客室はロフトベッドのある「YAGURA Room」と「Twin Room」が中心。

客室はロフトベッドのある「YAGURA Room」と「Twin Room」が中心。

メインターゲットは20〜30代だ。
客室はロフトベッドのあるカジュアルな造りの
「YAGURA Room(ヤグラルーム)」が40室、
「Twin Room(ツインルーム)」が32室、ユニバーサルルーム1室を用意する。

全室に広めの風呂を完備。館内の自販機でアメニティや入浴剤などを販売する。滞在着は有料。徒歩すぐのところにはコンビニンスストアがある。

全室に広めの風呂を完備。館内の自販機でアメニティや入浴剤などを販売する。滞在着は有料。徒歩すぐのところにはコンビニンスストアがある。

金子尚矢・総支配人は、「新しいホテルのかたちとして、
『居酒屋以上、旅未満』の空間を若者に提供したい」と話す。
その象徴としてあるのが、「TAMARIBA(タマリバ)」と名づけられた
24時間利用できるパブリックスペースだ。

「TAMARIBA」は持ち込みOK。ワインの量り売りも人気。DJブースもあり、リクエストも大歓迎!

「TAMARIBA」は持ち込みOK。ワインの量り売りも人気。DJブースもあり、リクエストも大歓迎!

TAMARIBAには、中庭、カフェ、ライブラリー、ショップ、DJブースがあり、
カフェでは24時間、ビールや量り売りのワイン、軽食を販売する。
おしゃべりが弾んでつい夜更かし……、ソファで寝落ちも、朝寝坊も大丈夫!

朝食一例「羽根つきフレンチトースト」はスープとドリンク付きで1296円。チェックインは15時、チェックアウトは11時。

朝食一例「羽根つきフレンチトースト」はスープとドリンク付きで1296円。チェックインは15時、チェックアウトは11時。

岡山〈SETOUCHI TRAIN〉 鈴木マサル氏とコラボした ラッピング列車が運行中!

写真提供:JR西日本

瀬戸内国際芸術祭に合わせて利用したい! 思いっきり“映える”列車

さわやかな水色が際立つラッピング列車
〈SETOUCHI TRAIN〉(以下、せとうちトレイン)にはもう乗りましたか!?

▲3月13日から運行スタート。テキスタイルデザイナーの鈴木マサルさん(右)。写真提供:JR西日本

3月13日から運行スタート。テキスタイルデザイナーの鈴木マサルさん(右)。写真提供:JR西日本

走っているのをふと見かけたら、
瀬戸内海の穏やかな海と多島美の間を走る白い列車のイラストレーションに
きっと惹きつけられる〈せとうちトレイン〉。
〈マリメッコ〉や〈ムーミン〉のデザインなど、
世界的に活躍しているテキスタイルデザイナーの鈴木マサルさんが
イラストレーションを手がけました。

▲運行区間は東は姫路、西は三原まで。北上するなら倉敷から伯備線で新見まで。南下する場合は瀬戸大橋線の児島まで。写真提供:JR西日本

運行区間は東は姫路、西は三原まで。北上するなら倉敷から伯備線で新見まで。南下する場合は瀬戸大橋線の児島まで。写真提供:JR西日本

観光列車ではなく在来線の列車なので、
通勤・通学など日常のなかで乗り合わせることができるのも嬉しい! 
区間は岡山を中心にさまざまなエリアを走りますが、そのシフトは状況によって変わるため
「いつ、どこを走るのか」ギリギリまでわからないとのこと。
だからこそ、〈せとうちトレイン〉に遭遇できたら超ラッキー。
思わず探したくなってしまう楽しみもあります。

▲〈せとうちトレイン〉を景色と一緒に撮るなら尾道がおすすめ。写真提供:JR西日本

〈せとうちトレイン〉を景色と一緒に撮るなら尾道がおすすめ。写真提供:JR西日本

そして今年は、間を挟みながら
春、夏、秋と11月ごろまで瀬戸内国際芸術祭が開催されるスペシャルイヤー。
岡山や香川を訪れる観光客のみなさんにもぜひ、
せとうちトレインを見つけて楽しんでほしいです。

なぜ〈せとうちトレイン〉ができたのだろう?

▲岡山県の瀬戸内市では刀づくりが盛ん。写真提供:JR西日本

岡山県の瀬戸内市では刀づくりが盛ん。写真提供:JR西日本

〈せとうちトレイン〉は、
JR西日本岡山支社が取り組む〈ふるさとおこしプロジェクト〉の一環として誕生しました。
ポップでかわいいラッピングで沿線を盛り上げるだけでなく、
列車内を情報発信のスペースとして活用し、せとうちの魅力を伝える役割もあります。

▲岡山駅構内おみやげ店舗のショッピングバッグなども鈴木マサルさんが手がけた。写真提供:JR西日本

岡山駅構内おみやげ店舗のショッピングバッグなども鈴木マサルさんが手がけました。写真提供:JR西日本

動物や自然などをテーマに、
世代や国を超えて親しみを持てるデザインを生み出す鈴木マサルさん。
JR西日本の担当者が「みんなが共感できるデザインでまちを元気に。
自分の地域を誇れるようなきっかけづくりができれば」と考えたとき、
まさに鈴木さんのイラストレーションが
〈せとうちトレイン〉のイメージにぴったりと当てはまったそう。

宇野みなと線や赤穂線、福塩線など、
〈せとうちトレイン〉の運行期間は3年後の2022年3月頃までの予定。
これからの夏の季節は、水色の車体がよりいっそう綺麗に映えるはず。
印象的なかわいさでハッとする列車に出会って、
岡山で過ごした思い出がもっと色濃いものになれば嬉しいです。

information

map

SETOUCHI TRAIN 
せとうちトレイン

運行期間:2019年3月13日〜2022年3月ごろまでの予定

運行区間:山陽線(姫路~岡山~三原)、伯備線(岡山~新見)、赤穂線(播州赤穂~岡山)、瀬戸大橋線(岡山~児島)、宇野みなと線(岡山~宇野)、福塩線(福山~府中)

問い合わせ:JR西日本 岡山支社

Web:せとうちトレイン

新・奈良土産〈しかじか〉。 まるで“持ち帰れる奈良公園”。 鹿型スナックがぎっしり!

奈良に行ったら、新発売のスナック菓子はいかが?
奈良っぽさ満点のフレーバーにも注目

奈良公園に集う鹿をイメージしたお土産品〈しかじか 米こがし〉が、
4月20日(土)から発売されます!

公園でひしめきあう鹿たちをそのままお菓子で再現したユニークさ。

公園でひしめきあう鹿たちをそのままお菓子で再現したユニークさ。

この〈しかじか 米こがし〉は、
奈良県内にある〈中川政七商店〉の直営店でのみ入手可能。
つまんでかかげてみたくなる愛らしい鹿のフォルム、
これは行かねば、買わねば……と掻き立ててくれるお土産ができました。

〈しかじか 米こがし〉のベースとなる赤米。

〈しかじか 米こがし〉のベースとなる赤米。

「奈良」にこだわったという〈しかじか 米こがし〉。
かつては古代人が食べていたとされる、
奈良県産の栄養豊富な赤米を生地に練りこんでいます。
カリッとした焼き上がりで、いくらでも食べてしまえる軽さ。
スナックに伸びる手はきっと止まらなくなるはずです。

〈だし醤油〉税別600円。一度食べたらやみつきになる香ばしさ。

〈だし醤油〉税別600円。一度食べたらやみつきになる香ばしさ。

〈大和茶〉税別600円。ほんのり甘く御茶請けにも最適。

〈大和茶〉税別600円。ほんのり甘く御茶請けにも最適。

〈古代チーズ〉税別600円。クリーミーで上品な甘さ。

〈古代チーズ〉税別600円。クリーミーで上品な甘さ。

定番3種のフレーバーも、もちろん奈良づくし。
関西らしい旨味が広がる〈だし醤油〉、地元産の煎茶をまぶした〈大和茶〉、
1000年前の和製チーズとも言われる“蘇”をイメージした〈古代チーズ〉のラインナップです。
奈良の素材と歴史を、鹿のかわいさとともに味わえます。

夏季限定で販売される〈塩レモン〉。税別600円。

夏季限定で販売される〈塩レモン〉。税別600円。

鹿の新土産をつくったのは?

こちらの商品を手がけたのは奈良県に本社を構える、1716年創業の老舗〈中川政七商店〉。奈良観光のシンボルともいえる「鹿」をモチーフにした土産菓子ブランド〈しかじか〉の第1弾として、〈しかじか 米こがし〉を発表しました。

奈良公園周辺には約1200頭もの鹿が生息しています。

奈良公園周辺には約1200頭もの鹿が生息しています。

奈良の鹿は約1300年前に春日大社が創建された際、
春日大明神が白い鹿に乗って現れたことから、
「神様の使い」として地域で永く大切にされてきたそう。
地元の人だけでなく、今や世界中から訪れる観光客からも愛される鹿をベースに、
見て味わうだけで奈良の良さが伝わるお土産をつくったそうです。

封をあけると、ぎっしり詰まった鹿とご対面。
行った人には鹿の群れを思い出させ、
行ってない人には鹿への会いたさをつくりだす
「食べられる奈良公園」をぜひ持ち帰りましょう。

information

map

しかじか 米こがし

価格:600円(税別)

種類:だし醤油、大和茶、古代チーズ ※塩レモンは夏季限定

販売店舗:中川政七商店の直営店のみ(近鉄百貨店奈良店、日本市 奈良三条店、遊 中川本店)

会社名:株式会社中川政七商店

WEB:中川政七商店

静岡のロースター 〈IFNi ROASTING&CO.〉の オリジナル器具&食品で コーヒーがもっと身近に!

「おしゃべりをしていたら、おのずともう一杯ほしくなる」

静岡県静岡市の〈IFNi ROASTING&CO.〉(以下、IFNi)は、
生活の中に当たり前のようにあるコーヒーを提供するロースター兼直売所です。
コーヒー豆の焙煎と卸を中心に〈MARGARET HOWELL〉などの
豆のOEM生産も行なっています。

その中でも特徴的なのは、
コーヒーにまつわる器具や食品をオリジナルでつくっているところ。
今回は魅力的なアイテムの数々をご紹介します。

〈CLOTH FILTER〉台形型1〜3杯用 1,458円。

〈CLOTH FILTER〉台形型1〜3杯用 1,458円。

器具のいちおしは〈CLOTH FILTER〉。
糸から注文してつくったリネンのフィルターは繰り返し使える環境に優しいアイテムです。
エコであることも魅力ですが、すごいのはこのフィルターを通すだけで
さまざまな味を楽しめること。
1枚でさっと淹れるとペーパードリップに、2〜3枚重ねて淹れるとネルドリップ、
1〜2枚を重ねてゆっくり淹れるとフレンチプレスに近い味わいに。
さらには和食の出汁とりや紅茶のジャンピングにも使える多機能さです。

〈EVERY BOARD〉12,420円。

〈EVERY BOARD〉12,420円。

ここ最近問い合わせが多いのは〈EVERY BOARD〉。
キッチンのスペースを取りがちなドリップスタンドを多機能にアレンジ。
ドリップ用のアームを外せば、まな板や食事用のウッドトレーなど、
1枚で何役もこなしてくれる優れものです。

〈MT.FUJI DRIPPER〉3,240円。

〈MT.FUJI DRIPPER〉3,240円。

新潟県燕市の職人が手作業でつくりあげる
〈MT.FUJI DRIPPER〉もおすすめ。
軽量で清潔、ポータブルなのでアウトドアにも連れていけるアイテム。
何十年経っても型崩れしないようつくってあるそうなので、親子代々長く使えます。

「コーヒーにまつわる食品のおすすめは?」

〈COFFEE SYRUP〉caffein less 1,512円。ホット・アイス兼用。その他、ヘーゼルナッツ、チャイスパイス(どちらも1,620円)などのフレーバーあり。

〈COFFEE SYRUP〉caffein less 1,512円。ホット・アイス兼用。その他、ヘーゼルナッツ、チャイスパイス(どちらも1,620円)などのフレーバーあり。

食品なら濃縮タイプの〈COFFEE SYRUP〉がおすすめ。
牛乳や豆乳で希釈してカフェオレに、バニラアイスにかけてアフォガードに、
さらにはかき氷のシロップにも使える汎用性が魅力です。

〈珈琲羊羹〉1,350円。餡子ときび砂糖に香ばしいコーヒーがマッチ。

〈珈琲羊羹〉1,350円。餡子ときび砂糖に香ばしいコーヒーがマッチ。

〈COFFEE GRANOLA〉1,350円。オリジナルブレンドの有機コーヒー豆がパウダー状で入ったグラノーラ。お皿に残ったミルクはカフェオレとしておいしく飲める。

〈COFFEE GRANOLA〉1,350円。オリジナルブレンドの有機コーヒー豆がパウダー状で入ったグラノーラ。お皿に残ったミルクはカフェオレとしておいしく飲める。

〈IFNi〉のつくる食品は基本的にカフェインレス。
妊婦さんはもちろん、お子さんにもOKです。
実は身体によく健康食品として再認識されつつあるコーヒーを、
親子で気軽にお楽しみください。

器具に多機能さを備えることでものを増やすハードルを下げ、
ユニークな食品をつくることでコーヒーを楽しむきっかけをくれる〈IFNi〉。
難しく考えすぎずにシンプルに「コーヒーっていいね」と思える生活をはじめてみませんか。

※商品の価格はすべて税込です。

information

map

IFNi ROASTING&CO. 
イフニ ロースティング アンド コー

住所:静岡県静岡市葵区水道町125

TEL:054-255-0122

営業時間:12:00〜18:00

定休日:水・木曜。イベントや祝日などで臨時休業になる場合あり

Web:IFNi ROASTING&CO.

Web:オンラインショップ

落ち込んだ時ではなく、
楽しいときに飲む。
熊本〈こもれび家〉で飲む紅芋焼酎と
馬肉しゃぶしゃぶ

旅の醍醐味はローカル酒場! 全国おすすめ酒場探訪記 熊本編
「それでも」郷土料理があるから出会いがある

酒場にお酒を飲みにいくことは、ストレス解消? 憂さ晴らし?
いやいや、美酒を楽しみ、美味を堪能し、豊かな時間を過ごすことです。
でも、それだけじゃない。いや、それと同じくらい大切なことがある。
それは、美酒や美味を通して、人と出会い、自分の世界が広がること。
だから、世代が違っても一緒に酒場に行ける。
熊本の郷土料理居酒屋で、地元のみなさんに教えてもらったのは、
熊本のクリエイター流の酒と出会いの楽しさでした。

熊本市内中心部の繁華街といえば、下通り(しもとおり)と上通り(かみとおり)。
中でも下通りから新市街にかけては、飲食店の激戦区。
大衆居酒屋、バーやスナックはもちろん、
地元の名士、出張族にも愛され続けている
本格的な郷土料理や老舗も多いエリアです。
今回のローカル酒場は、気軽ながらもしっかり郷土料理を味わえる店。
そんな〈こもれび家〉をご案内しましょう。

〈こもれび家〉の外観

雑居ビル店舗の多い下通り、新市街エリアで堂々の門構えを誇る〈こもれび家〉。一歩入れば居心地の良さがわかります。

さて、熊本の郷土料理といえば、馬刺し、辛子蓮根などが浮かびますが
実際に地元の酒場好きにはどのような存在なのでしょう?
そのあたりの事情も合わせて、熊本の酒場の楽しみ方を教えてくれるのは
当地でデザインプロダクション〈ネストグラフィックス〉を運営し、
自らも最前線で腕を振るう河北信彦さんと酒場仲間の女性3人。

河北信彦さん

「酒場の楽しみは知らない世界と出会うこと」と語る河北さん。「来熊(らいゆう=熊本を訪れること)される際には、郷土料理や地元の酒という、知らない世界と出会っていただければ」。クリエイターや趣味人が集まる店も多数知っているだけに酒場の引き出しは多いようです。

酒場仲間の女性というから誰かと思えば若い社員さんとバイトスタッフさん。
年齢は親子ほども違う4人。しかも職場のメンバー。
最近ではなかなかなさそうな組み合わせですが普段から仲良く酒場へ。
「なぜか趣味が合うんですよ」と笑う河北さん。
社員の上妻(こうづま)莉子さんとは映画、
バイトの前田優佳さんとは『シン・ゴジラ』で盛り上がり、
村上亜由美さんは現役の熊本大生でデザインの世界に興味津々。
職場の愚痴をこぼすような酒ではなく、楽しい会話の場だから集まれる。
「落ち込んだ時ではなく、楽しいときに飲む。反省はなし(笑)」(河北さん)。

では、女性も多いので甘く爽やかな香りの焼酎で乾杯といきましょう。
今日は熊本の郷土料理を味わっていただくのですから、やはり焼酎。
と思ったところ河北さんから意外なひと言が。
「実は普段飲みでは、あまり郷土料理の店には行かないですねえ」
上妻さんも「そうですね、なにか普通のものばかりあるところ」
前田さんも「家で食べようと思っても馬刺しって安くないですから
あまり外でも食べに行こうとしないですね」
「でも」と河北さんはメニューをめくりながら、
「なんだかんだいって、熊本の人間は地元のものが好きなんだな」

その理由は? と聞けば、
「阿蘇とか有明とか天草とか地元の地名がついてるとおいしそう(笑)」
こもれび家は、地鶏の天草大王や有明あさりをはじめ、
地元食材を使った料理のバリエーションが豊富。
「こうなると郷土料理を食べたくなってくる。この焼酎とも合いそうだし」
という河北さんに、3人は「ラッキー」という笑顔。

「地元で愛される車エビも!」(上妻さん)
「久々に馬も。ヒモ(アバラ肉)の溶岩焼き」(前田さん)
「それなら僕の好きな天草大王もだな」(河北さん)
なんだ、やっぱり好きなんじゃないか、というところで村上さんがひと言。
「辛子蓮根と一文字のぐるぐるも……!」
すばらしいチームワークで注文が決まります。

鳥取・湯梨浜町にある本屋 〈汽水空港〉が リニューアルオープン!

「空港」という名の通り、様々な人が行き交う古書店

鳥取県の湯梨浜町は東郷湖そばの本屋〈汽水空港〉が、
2018年7月に再オープンを果たしました! 
2016年10月の鳥取県中部地震以来しばらく休業していましたが、
セルフビルドで新たにお店を増築。
店内には木材の爽やかな香りがあふれています。

徳永直、森鴎外らの古書

徳永直、森鴎外らの古書も並ぶ。

グラシン紙が巻かれた新刊

古書と区別できるよう、新刊にはグラシン紙が巻かれスタンプが押してある。

〈汽水空港〉は買取を行う古本屋であり、新刊も販売するお店。
新刊は衣食住やものづくり、カウンターカルチャーなど、
生きていく上での視野を広げてくれる本が並びます。

各種リトルプレス

鳥取、島根などのリトルプレスも扱う。

そして〈汽水空港〉の特徴の一つとなっているのがZINEのコーナー! 
表紙がずらりと並ぶディスプレイにわくわく、選ぶのが楽しくなります。

『野崎が行く!』

『野崎が行く!』のシリーズ1〜6。

たとえば旅行ZINE『野崎が行く!』はつい手にとってしまうシュールさ。
新刊書店にはない発見があります。
お店からすぐの古着屋〈朴訥〉店主・笹本佳奈さんの
写真集も置いてあるなど、山陰地方の作品も大充実です。

〈一番星ヴィレッジ〉 無農薬の牧草地が広大なキャンプ場に! 今年も千葉に期間限定オープン

無農薬の「生牧草」が育つ牧草地でキャンプを

千葉県市原市郊外に位置する、東京ドーム約13個分の牧草地。
その広大な空間が2019年4月27日(土) 〜 10月14日(月・祝)まで、
キャンプ場〈一番星ヴィレッジ〉に姿を変えます。

東京からは、車で約70分。林道を抜けると牧草地が広がり、
大きなケヤキの木が迎えてくれます。
牧草地の周りには森林が広がり、
ポニーの親子と遊んだり、カブトムシゾーンを探検したり、
憧れのツリーハウスに登ったり。
自然を利用したアクティビティも充実しています。

子どもたちに大人気のツリーハウス。

子どもたちに大人気のツリーハウス。

プロデュースは、マルシェイベント〈太陽と星空のサーカス〉などを手がける〈遊放浪〉。
牧草地を提供するのは、〈中央牧草センター〉と
NPO法人〈千葉・草原のこころファーム〉。

中央牧草センターは「生牧草(なまぼくそう)」の専門家なのだそう。
昭和50年の創業以来、無農薬有機質露地栽培で育てた
生の牧草を生産し、全国に供給しています。
キャンプ場内にも馬小屋や牛舎があり、動物たちとふれ合うことも。
のびのび育った動物たちに会えるなんてうれしいですね。

東京から一番近い島「大島」を
味わい尽くす5つのスポット

東京から高速ジェット船で1時間45分、飛行機なら調布飛行場からわずか
25分に位置する伊豆諸島最大の島「大島」。

夕陽を見ながら走ることができる「サンセットパームライン」など、
サイクリストをはじめ訪れる人を魅了し続けるこの島には、
豊かな自然と食材に魅せられた“職人”たちがたくさんいる。
1周約50キロの大島を巡る旅で見つけた、5つの食・体験スポットを紹介したい。

1.【食べる】きらく小屋
庭で摘んだ自家製食材のやさしい味わい

元町港から車を5分ほど走らせ、大島高校の脇の細道を下る。
緑あふれる庭の中にたたずむログハウスが、伊豆大島のカフェ〈きらく小屋〉。

木のぬくもりあふれるお店は、なんとすべてオーナーの手づくり。
都内でエンジニアをしていたオーナーが、
50代前半に早期退職し2000年に大島に移住。
大島出身の奥さんと共にうっそうと茂る森を切り拓き、
約半年間でお店をオープンさせたというから驚きだ。

大島で手に入れた廃材を利用して手づくりしたお店

大島で手に入れた廃材を利用して手づくりしたお店。店内のテーブルもすべて大島の木々でつくられている。周りには庭が広がり、その広さはなんと3400坪。

メニューには、庭で採れる明日葉を使った「あしたばチャーハン」や、
オーナーいち押しの「岩のりめんたい(パスタ)」、
パリパリの自家製生地を使った「岩のりピザ」など、
どれも食べたくなる一品が並ぶ。素材の味を生かしたやさしい塩味は、
小屋のあたたかさとも似た、心休まるおいしさ。

また、ハズしたくないのは、庭で摘んだ鮮度100%のブルーベリージュース。
ほとんど砂糖を使わず、ブルーベリーの甘みだけが
ぎゅっと凝縮された、ほかでは味わえない濃密さ! 
自然が生んだ旨みを体が喜んでいるのか、ごくごくと一気に飲んでしまう。

パスタ&チャーハン、体が目覚めるようなフレッシュジュース

パスタやチャーハンのやさしい味わい、体が目覚めるようなフレッシュジュースの酸味。どちらも合わせて堪能したい。

お土産には、庭で採れたフルーツの自家製ジャムも。
桑、プラム、ブルーベリー、ビワ、イチジク、
季節の柑橘を使ったマーマレードのジャムなどが販売されている。
店内のテーブル席、庭を眺めながらのテラス席どちらに座っても、
いつまででもいたくなる居心地のよさ。
ほっとひと息つきたい旅の道中に、ぜひ立ち寄りたい隠れ家スポットだ。

information

map

きらく小屋

住所:東京都大島町元町字八重の水244-1

TEL:04992-2-0003

営業時間:3~10月 11:00~17:00L.O. 11月~2月 11:00~16:00L.O. 

定休日:月~木曜 ※金・土・日曜のみの営業

Web:https://oshima-navi.com/gourmet/gourmet_map_10.html

2.【食べる】島のアイスクリーム屋 トリトン 
島の子どもたちに愛される、地元食材を使ったアイスクリーム屋

子どもたちが足しげく通うアイスクリーム屋が、
元町港近くにある〈島のアイスクリーム屋 トリトン〉。
東日本大震災を機にUターンで帰島した店主の浅沼務さんが、2014年12月にオープンした。

当初は大島の牧場に隣接する〈ぶらっとハウス〉で
アイスクリームの開発・販売スタッフとして働いていた
浅沼さんがお店を始めたきっかけは、
「おじさんのアイスは世界一おいしい。絶対続けてね」という島の子どものひと言。

大島の食材を使ったオリジナルレシピで、
子どもたちの「おいしい!」という笑顔が見たい――。
その一心で独立し、これまでにおよそ60種類のレシピを開発してきた。

〈島のアイスクリーム屋 トリトン〉店主の浅沼務さん

「これはおいしくない!」「もっとこうして!」という子どもの素朴な声にも真摯に応えようとする浅沼さんの姿勢が、絶品アイスクリームを生み出している。

ベースはすべて、大島牛乳でつくったバニラアイスクリーム。
そこに、島の子どもやお客さんの声からインスピレーションを得て、
大島産の食材をはじめとした厳選素材を加え、
ここでしか味わえないオリジナルアイスの数々が生まれている。

例えば「島のり」は、大島を訪れたとある女優が
「島のりを使ったアイスが食べたい」という声をもとに、約8か月かけて開発。
バニラアイス自体の甘みを極力抑えることで、島のりの香ばしさを引きたてる、
世界でここにしかない味が完成した。

「塩バニラ」と「島のり」

左が、大島産「椿ミント」×大島の海で採れた塩と大島牛乳のコラボレーション「塩バニラ」。右が、生の明日葉の食感が楽しめる「あしたば」×大島産の島のりを使った「島のり」。

ほかにも、焼き栗のアイスは島の子どもに
「本物の焼き栗を入れてつくってほしいと言われてつくった」など、
お客さんとのエピソードが次々と飛び出してくる。
たったひとりのお客さんのために、
食材の良さを引き出してつくられたアイスの数々。
こだわり抜いた大島の味を堪能したいなら、ぜひ訪れたいお店だ。

information

map

島のアイスクリーム屋 トリトン

住所:東京都大島町元町1-10-9

TEL:04992-7-5425

営業時間:月〜金曜 11:00~18:00 土・日曜・祝日10:00~18:00

定休日:不定休

Web:https://oshima-navi.com/focus/focus_no13.html

東京から一番近い島「大島」で、
ナカムラケンタさんが見つけた
新たな時間の過ごし方

東京から一番近く、
伊豆諸島で一番大きい島

東京から約120キロ南に位置する伊豆諸島最大の島「大島」。
東京・竹芝から高速ジェット船で1時間45分、
飛行機なら調布飛行場からわずか25分の、東京から一番近い島だ。
島の中央には、いまなお火口から蒸気が立ち上る「三原山」がそびえ、
その中腹には「裏砂漠」と呼ばれる日本で唯一の砂漠が広がっている。

今回、大島を訪れたのは「生きるように働く」をテーマに、
日本中のさまざまな仕事人を取材、
その生き方・働き方を発信してきたナカムラケンタさん。
都内を拠点にしながら、8年前より新島にシェアハウスを持ち、
夏場ともなると週末を島で過ごす二拠点居住を続けている。

初めて大島に降り立ったというナカムラさんの目に、
雄大な島の景色やそこに暮らす島民の姿はどう映ったのか。
第60代ミス大島で、〈えびす屋土産店〉の看板娘として
大島を発信する高田ほたるさんと、島の魅力について語ってもらった。

ナカムラケンタさんと高田ほたるさん

大島・元町港近くのカフェ&ゲストハウス〈BookTeaBed〉にて。

見渡す限りの荒涼な大地。
「何もない」を味わえる価値がある

ナカムラ: 
僕にとって大島は、新島への乗り換え地点。
近くていつでも行ける場所と思っていたら時間が経ってしまいました。
「いつか降り立って島を巡ろう」という念願が、ようやく叶いました。

高田: 
島を1周してみて、何を感じましたか?

ナカムラ: 
心地いい湿度に包まれる感じは、大島にしかない空気感だなと。
海の青や木々の緑の濃さに、自然の力強さを感じます。

高田: 
大島生まれ、大島育ちの私にとってはこの環境が当たり前で、
豊かさを実感することがありませんでした。高校卒業後に大島を離れて、
初めて「ただ島にいるだけで心が安らぐ」という感覚に気づきました。

Uターン者である高田さん

高田さんは7年間、都心で働いた後、大島へと帰島してきた。

高田: 
ナカムラさんがシェアハウスをしている新島とは、また違いますか?

ナカムラ: 
島が放つ色の濃淡が全然違います。同じ東京の島なのにこんなに違うんだなと驚くほど。
新島は白い砂浜のパステルカラーですが、大島の景色は
すべて原色だけで描けるようなはっきりとした色合いです。
大島の歴史を知りたくて、最初に島の資料が飾られている
喫茶〈藤井工房〉さんを訪れたのですが、飾られていた絵画や絵葉書、
木彫りの「あんこ人形」にも原色が多く使われ、島のエネルギーが伝わってくる。
大島を訪れてインスピレートされた作家が多くいるという話にも納得しましたね。

藤井工房

藤井工房には、大島に関する資料や色鮮やかな昔の絵葉書、大島出身の画家・中出那智子さんの作品などが飾られている。

あんこ人形も所せましと並べられている

著名な木彫り職人・木村五郎さんがつくった「あんこ人形」も所せましと並べられている。すべて大島に自生する桜や椿の枝を使用している。あんこさんとは、紺絣の着物を着て頭に手ぬぐいをした大島の伝統的な衣装を着た女性のこと。「姉っこ」がなまって「あんこ」となった。

information

map

藤井工房

住所:東京都大島町元町2-1-5

TEL:04992-2-1628

営業時間(カフェ):10:00~18:00

定休日:水・木曜

Web:http://fujii-koubou.com/

高田: 
大島の象徴である椿が、赤、白、緑のはっきりとした色合いをしています。
その鮮やかさは大きな影響を与えているかもしれません。

ナカムラ: 
まさにそうですね。三原山を中心に、島全体が大きな山のように勾配がある。
そんな独特な地形も、大島の魅力だなと思いました。
大島一周道路を走っていると突如現れる「地層大切断面」は、
東京都にいるとはおよそ信じがたいスケール感。大切断面を背景に海を臨むと、
利島や新島が一望できるのですから、見飽きることがありません。

地層大切断面

高さ約24メートル、長さ630メートルの「バームクーヘン」のような縞模様は、火山灰や腐植土が互層になってできている。1層が1度の火山活動の噴出物とされ、1万5千年間で約100回もの大噴火によってつくられたという。昭和28年の大島一周道路の建設工事中に偶然発見された。

神秘の島・神津島で
キンメダイづくしの料理に舌鼓!
5つのおすすめスポット

山に登ってキンメを食べて。
神津島をダイナミックに遊ぶ!

神々が集う島として、さまざまな神話や伝説に彩られている神津島。
火山島が織りなす海や山などのダイナミックな自然、
漁が盛んな島ならではの新鮮な魚介類、そして笑顔の絶えない温かな島の人々。
見どころの多い島だ。

断崖と白砂のコントラストが美しい、多幸湾側から見る天上山。

断崖と白砂のコントラストが美しい、多幸湾側から見る天上山。

そんな神津島でぜひとも訪れておきたいスポットや、
島の魅力を存分に味わえる飲食店や宿泊施設をご紹介。
とりあえずここを押さえておけば、間違いなしの神津島案内スタート!

1. 【体験する】 天上山
初心者も、トレッキング好きも大満足

天上山に登る

神津島で楽しめるアクティビティとして年間を通して人気なのが、
島のほぼ中央に位置する天上山のトレッキング。
標高572メートルとそれほど高くはないのだが、
標高だけで魅力を測れないのが、この山のおもしろいところ。

スタート地点は、白島登山口と黒島登山口のふたつ。
それぞれの登山口から中腹まではそれなりに傾斜がきついものの、
木の生い茂った林道は深呼吸をしたくなるような清々しさ。
外輪に出ると、それまでとは打って変わって視界を遮るものがなくなり、低木と岩や砂がむき出しになった高山のような世界が広がる。

山頂周辺は台形状になっていて、眺望以外にも見どころの多いエリア。
たとえば、伊豆諸島の神々が集まり、
水の配分について会議をしたという神話の舞台「不入ガ沢(はいらないがさわ)」や、
中洲に竜神様がまつられているハート型の「不動池」、
山の上とは思えないような白砂が広がる「表砂漠」と「裏砂漠」の荒涼とした世界、
そして“黒潮に浮かぶ展望台”というこの山の通称を実感できる「天空の丘」などなど。

森を抜けて視界が開けたときの開放感は最高

森を抜けて視界が開けたときの開放感は最高。眼下には紺碧の海と、山全体が抗火石でできている神戸山が。

不入ガ沢は神聖な場所なので、名前の通り足を踏み入れることは禁じられている。

不入ガ沢は神聖な場所なので、名前の通り足を踏み入れることは禁じられている。

また、本州では2000メートル級の山にしか生息していないような高山植物を
山頂付近では見ることができ、伊豆諸島の固有種も多いことから、
「花の百名山」に選ばれている。
山頂を周遊して、全行程を踏破するには6~7時間かかるが、
初心者など登山に自信がない人は、途中まで車でアクセスすることも可能。
登ったあとは、島の景色がちょっと違って見えるかも!

information

map

天上山白島登山口

住所:東京都神津島村那智(詳細は下記、神津島観光協会サイトをご確認ください)

Web:https://kozushima.com/sightseeing/mttenjo

2.【食べる】 居酒屋たつみ
島民が夜な夜な集うローカル酒場

来店者のポラロイド写真がずらり

小上がりの壁一面には、店の人も「いつから撮り始めたのかわからない」という、島内外からの来店者のポラロイド写真がずらり。

夜ごはんを宿ではなく外で食べるなら、島民御用達のお店はやはり気になるところ。
「ちょうちん」や「赤ちょうちん」という通称で親しまれている
〈居酒屋たつみ〉は、島民でいつも賑わっている人気店。

以前は入り口に赤ちょうちんがぶら下がっていたらしいが
(今も気が向いたら、お目見えするとか、しないとか……)、看板やのれんも特にないので、
お店であることが一見わかりにくいのが難点といえば難点。
しかし煌々と明かりが漏れるガラス戸を思い切って開けると、
カウンター席と小上がり、ずらりと並んだ短冊メニューなど
“THE 居酒屋”な空間が(奥には座敷席も)。

本格麦焼酎〈盛若〉

島のおいしい水で仕込んだ本格麦焼酎〈盛若〉は、すっきりとしたまろやかな味わい。

メニューは豊富で、島らしい味を楽しみたいなら、刺し身の盛り合わせ、
うつぼの唐揚げ、イカの塩辛などがおすすめ。
チェーン飲食店のない島で、
この店は居酒屋だけでなくファミリーレストラン的な役割も兼ねているようで、
おつまみ以外にもご飯ものや麺類なども充実していて、家族連れも多い。

刺し身の盛り合わせ

地魚をメインにした刺し身の盛り合わせ。左から中トロ、ムツ、アカサバ(ハチビキ)、アカイカ。

今でこそ何でも食べられるお店となっているが、もともとは焼き鳥屋だそうで、
地元の人には焼き鳥が人気とのこと。
島外から遊びに来た人を島民は瞬時に判別できるので、
気さくな人が話しかけてきて、思わぬコミュニケーショが生まれる可能性も。

information

map

居酒屋たつみ

住所:東京都神津島村74

TEL:04992-8-0289

営業時間:17:00~23:00

定休日:水曜

古民家1棟貸し
〈平泉倶楽部~FARM&RESORT~〉
世界遺産・平泉の
“風土”と“人”に出合う宿

平安末期、奥州藤原氏によって建立された寺院や歴史的建造物が残る、岩手県平泉。
〈中尊寺〉や〈毛越寺〉など、東北で初の世界遺産認定を受けたこの地に、
2018年7月、古民家ゲストハウス〈平泉倶楽部~FARM&RESORT~〉がオープンした。

築150年以上の古民家をリノベーションし、
1日1組限定(1組9人まで)の1棟貸しで、宿泊費は1泊10万円。
少々高い? と思う人がいるかもしれないが、
その値段にふさわしい設備や、行き届いたホスピタリティ、
特別な体験がいくつも用意されている。

まだオープンして半年だが、日本の伝統や文化、プレミアムな体験を求めて、
国内外からの問い合わせが多いのだとか。

自然光が差し込むリビングダイニング。古い建材にもしっかりとマッチしたモダンな内装。

自然光の差し込むリビングダイニング。古い建材にもしっかりとマッチしたモダンな内装。

広々としたエントランス部分には、囲炉裏と、窓に沿って据えられたベンチ。
その奥には、キッチンとカウンターが設置されたダイニング。
キッチンには調理器具、基本調味料、IHコンロなどが用意されており、
宿泊者はこれらを自由に使うことができる。

棚にディスプレイされているのは、
岩手県一関の伝統工芸品「秀衡塗(ひでひらぬり)」に「南部鉄器」。
これらももちろん使用可能。

キッチンの窓からは青々とした裏の林が見え、まるで絵画が飾られているかのような美しさ。

キッチンの窓からは青々とした裏の林が見え、まるで絵画が飾られているかのような美しさ。

漆を焼きつけた、秀衡塗のワイングラスで日本酒を。

漆を焼きつけた、秀衡塗のワイングラスで日本酒を。(写真提供:平泉倶楽部)

お風呂はふたつ用意されており、そのうちのひとつは総ヒノキ風呂。
やわらかな木目のあたたかさと、ヒノキの香りに、心身ともリラックス。
なんとも贅沢なバスタイム!

総ヒノキ風呂

3つの和室と、ベッドが設えてある洋間がひとつ。
廊下はぐるっと1周することができ、
和室を横切って次の部屋へ、という構造ではないので、
複数の家族や友人と訪れても、プライベートが守られるのはありがたい!

和室には、代々大切に祀られてきた立派な神棚が。

和室には、代々大切に祀られてきた立派な神棚が。

ベッドが置かれた洋間。こちらの部屋のみ施錠可能。

ベッドが置かれた洋間。こちらの部屋のみ施錠可能。

快適な設備が導入され、美しくリノベーションされているが、
天井の梁、太い柱、土壁など、可能な限り昔の建材を残しながら、
当時の家に刻まれた記憶も今に伝えたいという計らい。

さらには、先ほども紹介したとおり、館内には
岩手の伝統的工芸品である秀衡塗や南部鉄器だけでなく、
一関の染職人が手がけた〈京屋染物店〉の作務衣、暖簾、座布団なども。

古いタンスの上には、古民家に保管されていた農道具がオブジェとして飾られている。

古いタンスの上には、古民家に保管されていた農道具がオブジェとして飾られている。

「ここは、ゲストハウスでもありながら
ある意味、一関の伝統工芸品のショールームでもあるんです。
南部鉄器で飲む白湯、秀衡塗でいただくお食事、手染めした作務衣など、
一関・平泉地域の歴史や伝統を、五感で体感してほしいんです」

そのように語るのは、平泉倶楽部を手がけた〈株式会社イーハトーブ東北〉の松本数馬さん。
松本さんもまた、一関に生まれたひとりだ。

〈株式会社イーハトーブ東北〉の代表、松本数馬さん。

〈株式会社イーハトーブ東北〉の代表、松本数馬さん。

東京の11の島々の魅力を体感 「東京宝島ミュージアム ~あなたの知らない東京が見つかる~」 開催。 トークイベントにコロカルが出ます!

東京都心で、東京の島の魅力に触れる3日間

コロカルでは、『東京宝島ピープル』と題し、
東京の島しょ群の特集を掲載しています。
ただいま、神津島編三宅島編八丈島編が掲載中。近日中に大島編が公開予定。
ゲストと共に各島を巡り、島の文化と新しい魅力を発信しています。

それに伴い、各島を取材したゲストが、
実際に島を訪れた際の印象や取材時の裏話を披露するトークイベントを開催。
2019年3月23日(土)と24日(日)に、東京ミッドタウンの催し物
「東京宝島ミュージアム~あなたの知らない東京が見つかる~」で行われます。

上空から見た神津島。

上空から見た神津島。撮影:在本彌生

23日の13:00からは、『東京宝島ピープル』の取材で大島を巡った
日本仕事百貨代表/株式会社シゴトヒト代表取締役のナカムラケンタさんと、
コロカル編集長及川卓也が登壇。
「新しい東京人の生き方・働き方 『ただいま』と言える島・大島の魅力とは?」
というテーマで、大島での生き方・働き方を話題にしたトークセッションを行います。

さらに、14:30からは、神津島を巡ったモデル・ライターの斉藤アリスさんが、
「旅を愛するアリスさんが語る神津島のお気に入り」というテーマで、
人や島食材との出会いなど、取材を通して知った島の魅力を
及川卓也とフリートークします。

24日は、13:00からモデルの前田エマさんが、三宅島を巡った体験をもとに、
「火山島・三宅島の雄大な“自然アトラクション”体験」というテーマで、
公開中の記事には掲載できなかったアザーカットを披露しつつ、
及川卓也とトークセッションをします。
また、同日には八丈島のトークセッションも予定されており、
こちらは、人気インスタグラマーの6151さんと、東京の島旅に関する著書もある、
編集者・ライターの薮下佳代さんがお話をされます。

ガイドブックには載っていない、ゲストならではの視点で伝える、
島の魅力や楽しみ方をお楽しみに。

その他にも、
東京の11の島それぞれの魅力を“音”を通じて体感していただく展示や、
大島・神津島・三宅島・八丈島の方々が考えた島のコンセプトや宝物、
今後の取組に向けたアイデアなどをプレゼンテーション形式で発表する時間も(22日)。
また、島食材へのこだわりや、島独自の食文化への理解を深めることができる、
試食やトークセッションなども予定しており、都心にいながら、島しょ地域の魅力を
見て、聴いて、味わって、感じることができるプログラムが盛りだくさんです。

ぜひ22日からの3日間、東京ミッドタウンに足を運んでみてください。

[ff_file_include filepath='/topics/file/template/lif/tpc-lif-tokyo-takarajima-information.html']

マリンスポーツだけじゃない!
島の方々とふれあえる
三宅島のおすすめスポット5選

陸と海のアクティビティ満載の三宅島は、島の散策も楽しい。

ひょうたん山や新鼻新山(にっぱなしんざん)など、
火山による地形変化の景観が美しく残る三宅島。

雄大な自然に囲まれており、ドルフィンスイムやダイビング、
トレッキングにサイクリングと、海と陸のアクティビティが満載だ。

もちろん、それだけじゃない。
特産品を使ったメニューが味わえるおしゃれなカフェや、
雨の日でも楽しめる三宅島ならではの体験など、
地元の人とふれあいながら楽しめるグルメとスポットがたくさんある。
三宅島の魅力を存分に味わいつくそう。

1.【観る】アカコッコ館
絶滅危惧種のアカコッコを間近で観察

日本固有の野鳥・アカコッコは、国の天然記念物。
丸くてぷっくりしたフォルムに、つぶらな瞳が愛らしい。
黒い頭とオレンジのお腹が特徴的な、三宅島を代表する野鳥である。

アカコッコは絶滅危惧種に指定されている野鳥。2016年に行われた調査では、島内での生息数を約7800羽と推定した。

アカコッコは絶滅危惧種に指定されている野鳥。2016年に行なわれた調査では、島内での生息数を約7800羽と推定した。

三宅島は別名「バードアイランド」とも呼ばれており、
世界中のバードウォッチャーから愛されているスポットだ。

〈三宅島自然ふれあいセンター アカコッコ館〉は、
アカコッコはもちろん、さまざまな野鳥たちを見ることができる。
日本野鳥の会のレンジャーが常駐しているため、野鳥の特徴なども教えてくれる。

はかりに乗っているのは、実物大のアカコッコのぬいぐるみ。大きさはスズメとハトの中間くらいで、体重は約70グラム。

はかりに乗っているのは、実物大のアカコッコのぬいぐるみ。大きさはスズメとハトの中間くらいで、体重は約70グラム。

同館には、野鳥が水浴びできる水場があり、
アカコッコをはじめとした野鳥が、
餌を探したり水浴びをしたりする様子を、間近で見ることができる。

アカコッコは通年生息しているが、観察しやすい季節は3〜6月。
双眼鏡の貸し出しもあるので、心ゆくまま野鳥の観察をしてみよう。

information

map

三宅島自然ふれあいセンター アカコッコ館

住所:東京都三宅島三宅村坪田4188

TEL:04994-6-0410

営業時間:9:00~16:30

定休日:月曜(祝日の場合は翌日)

Web:http://park10.wakwak.com/~miyakejima/

風土とFOODを贅沢に味わう
八丈島5つの見どころ

全国的にも珍しい
ふたつの火山を持つ島、八丈島。

八丈富士と三原山、ふたつの山によって生み出された豊富な水源と
太古から守られてきた植物、そして豊かな風土に育まれた文化と食。

歴史を感じさせる散策路から郷土料理、島の特産品まで。
八丈島の“風土とFOOD”を存分に味わえるスポットをまとめてお届け。

1.【体験する】 大里の玉石垣と癒香
まるで南国、島内随一のフォトスポット

八丈島空港から車で5分、島の市街地を抜けた先にある大里地区は
島の歴史を語るうえで欠かせない見どころがある。

江戸時代より島庁があったこの地区は、1900年まで島の政治の中心地だった。
この一帯は、玉石垣の名前の通り、道を囲うように玉石が積み上げられている。

ひとつの玉石のまわりに6つの石を配置した「六方積み」という手法で、
規則正しく積み上げられた玉石垣は、かつて八丈島に辿り着いた流人が、
握り飯1個と引き換えに海岸から玉石をひとつひとつ運び積み上げたという言い伝えもある。

玉石垣

玉石垣は島内随所で見られるが、かつて島庁のあった大里地区の玉石垣は、規模・保存状態ともに最良。撮影スポットとしても高い人気を誇る。

南国情緒溢れる玉石垣の道を歩いた先には、
アロマやハーブティーを楽しめるセラピーカフェ〈癒香〉がある。

八丈島で採れたショウガ科の植物「月桃(げっとう)」の成分を
贅沢にとじこめたアロマウォーター〈月桃水〉も、お土産に人気。
南国気分を味わいながら散策したあとは、
香りの力で癒やしのひとときを味わいたい。

癒香大里店・外観

information

map

癒香 大里店

住所:東京都八丈島八丈町大賀郷1115

TEL:04996-2-0399

営業時間:10:00〜16:00

定休日:水・木曜(冬期3月からは水曜)

Web:http://yuko.8jyo.info/

2.【食べる】 いそざきえん
島の野菜と海の幸を味わう
古民家郷土料理店

玉石垣から車で5分、島の南部に位置する樫立地区にあるのは、
八丈島の郷土料理店〈いそざきえん〉。
古民家を改築した店舗は、広々とした座敷でゆったりとくつろげる。

いそざきえんの看板

おすすめは、1500円(税別)の〈黒潮料理〉。
八丈島近海でとれた刺身、里芋の味噌煮、海苔の酢の物、ムロアジの煮物など、
島で採れた野菜や魚をふんだんに使った料理を、贅沢に楽しめる。

黒潮料理

さまざまな料理の彩りとしても活躍する明日葉。明日葉の胡麻和えは、やわらかい食感と甘みが引き立ち、独特の苦味が抑えられている。

コースに付いてくる麦ぞうすいは、
米がとれない時代に麦を代わりに使ったとされる伝統的な家庭料理。
麦、里芋、明日葉、海苔など八丈ならではの食材を入れて味噌味で煮込んだぞうすいは
滋味深くほっくりとした味わいで心やすらぐ。

麦ぞうすい

麦ぞうすいの仕込みは前日から。2日目から、よりおいしく食べられるんだそう。

ランチは予約なしで利用可能。ディナーは要予約。
昼の落ち着いた雰囲気から一転、
夜は大きな食卓に、バナナの葉やゴムの葉を皿がわりに南国気分の食事を楽しめる。

information

map

いそざきえん

住所:東京都八丈島八丈町樫立347

TEL:04996-7-0041

営業時間:11:00〜15:00(14:00L.O.) 

※夜は当日15時までに要予約

定休日:不定休

火山景観と再生した自然。
前田エマさんが感じた
三宅島の生命力。

火山島・三宅島の今を巡る旅へ

三宅島といえば、火山を思い浮かべる人も多いだろう。
特に広く報道された2000年の噴火では、
当時、人的被害はなかったものの全島避難を余儀なくされた。
現在は2500人ほどの島民が自然と対峙しながら、平穏な暮らしを取り戻している。

三宅島では、過去噴火が繰り返され、
近年では、1940年、1962年、1983年、2000年と続き、
そのたびに、島の地形を変えている。

島そのものが“むき出しの自然”を感じさせる。

上空からの三宅島

上空から見た三宅島の様子。(提供:三宅島観光協会)

調布空港から小型機で約50分。
三宅島へ向かう上空から島を見下ろすと、
溶岩流が流下し、海岸へ張り出すように形成された岬や溶岩扇状地、
噴火により陥没した地形・カルデラの出現など、地形変化を見て取れる。

今回は、分野を問わず活躍中のモデル・前田エマさんが、
三宅島のダイナミックな自然を体感する旅に出た。

彼女もまた、飛行機の窓に張りついて、島の様子を興味深げに眺めていた。

南国のような雰囲気

冬でも湿度が高く、温暖な気候。南国のような雰囲気がある。

島に降り立つと、2月にしては15度と温暖で、
加えてヤシの木が並んでいるその様子からは想定していたより緊張感はなく、
とても穏やかな心持ちでいられた。

しかし、この後、心揺さぶる自然の脅威を目の当たりにすることになる。

“生”と“死”が混在した神秘的な〈椎取神社〉の木々が物語る、噴火の現実

空港から、三宅島自然ガイド〈mahana〉の菊地ひとみさんの案内で
椎取(しいとり)神社に向かう。

約30キロメートルの三宅島一周道路を走っていると、
のどかな風景が一変し、見たことがない光景が眼前に飛び込んできた。

白く色が抜けた木々

木々の緑と白のコントラストが目立つ。

鬱蒼とした森の中から、まるで流木のように白く色が抜けた木々が
こちらを見下ろしている。

空に伸びる白い木々

空に伸びる白い木々。思わず目を奪われる圧倒的存在感。

椎取神社はその名の通り、スダジイ(椎木の一種)の巨木が茂っており、
秋になると実が取れることからその名がついた。

鳥居の赤さより、ひと際存在感を放つ白い巨木たちは、
2000年の噴火によって立ち枯れてしまった、言わば“白骨化”したスダジイなのだという。
腐った木や枯れ木とは違って、石膏のようにしっかりと密度があって硬くなっている。

赤い鳥居は2006年に建て替えられたもので、
もともとあった拝殿と鳥居は、噴火による泥流に埋もれていた。

地面に埋もれた鳥居

鳥居の脚がすっかり埋もれている。

拝殿

拝殿も泥流に飲まれ、もう中に入ることはできない。

ここは2000年の噴火の影響を大きく受けた場所で、
人的被害はなかったものの、火山灰や火山ガス、泥流によって
植物たちは壊滅的被害を受けた。

自然ガイドの菊地さんは、当時の様子を次のように話す。

「2000年6月26日の噴火を機に山頂から噴煙を伴う噴火が発生し、
これが8月にかけて次第に活発化していきました。
8月18日には上空14000メートルまで噴煙が立ち上り、
無風だったため島内全域に降灰。

そして雨が降るとともに、山頂や山腹から泥流になってここに流れ着き、
次第に堆積していったという経緯があります。
島全体の60%近くの緑が消失したんです」

オオバヤシャブシやイタドリ、ススキ

噴火後、オオバヤシャブシやイタドリ、ススキなど生命力の強いパイオニア植物を中心に、緑の再生が始まった。

拝殿や鳥居は泥流に飲まれ、木々は立ち枯れた。
しかし、19年という歳月をかけ、緑は徐々に再生し、
白骨化した木々の根元から、新たな命が芽吹いていった。

反り出した岸壁の下に本殿が

反り出した岸壁の下に本殿が。青々とした茂みに、神秘的な空間が広がる。ひとりではなかなか立ち入らないところも巡ることができるのは、地元ガイドならでは。

これだけの被害を受けながらも、木の下部は生きている。
新しい森の形成がすでに始まっていたのだ。

「木の上部は白く白骨化しているけど、下部は白くならずに生きている。
“生”と“死”が混在した1本の木に、自然の脅威と生命力を感じます。
本殿は荘厳な雰囲気の中にあって、なんだか心が浄化されました」とエマさん。

現在は60%以上も緑は再生し、年々山頂にも緑が広がっているそうだ。
「島の人々は、その変化を見続け、たくましく著しく成長している
自然を間近に感じている」と菊地さんは話してくれた。

感覚を呼び覚ます八丈島の自然体験と
自分と向き合える“島キャンプ”ステイ

異なる生態系を成すふたつの火山

「コートを脱ぎたくなる暖かさで驚きました」

羽田空港から、わずか55分。八丈島空港に初めて降り立った、
スノーピーク代表取締役副社長 CDOの山井梨沙さんの第一声だ。

2月にもかかわらず、この日の最高気温は16度。
空港を一歩出れば、歩道の両脇にはヤシの木と赤い花を咲かせたアロエが立ち並び、
亜熱帯の島を思わせる不思議な風景が広がる。

赤い花を咲かせたアロエ

山手線の内側ほどの面積を有する八丈島。
島の東西に異なる年代に生まれたふたつの火山があるため、
上から見ると、ひょうたんのようなかたちをしている。

島の西に位置する〈八丈富士〉は、くっきりとした輪郭線を持つ若い火山だ。
日光と乾燥を好む植物が多く茂り、麓にはフリージアやストレリチアの畑が広がる。

八丈富士

正式名称は「西山」。標高854メートル、伊豆七島最大の標高とその美しさから「八丈富士」の愛称で親しまれている。

7合目にある〈ふれあい牧場〉からは、
八丈島空港と市街地、東の三原山を一望できる。

八丈島で放牧される牛

一方、東に位置する〈三原山〉は、深い皺の刻まれた老いた火山だ。
山の中腹には、島で最も大きな滝〈唐滝〉、日によって異なる輝きを放つ〈硫黄沼〉、
麓には〈やすらぎの湯〉をはじめ、いくつもの温泉を有している。

三原山

正式名称は「東山」。10万年以上前に生まれた火山で、標高は700メートル。

水にまつわる人々の営みを知る島の旅 
斉藤アリスさんが巡る神津島

天然のダムを有する、水に恵まれた島

東京から南へ約180キロに位置する、伊豆諸島のひとつ、神津島。
高速ジェット船だと竹芝から約3時間40分、
調布飛行場から小型飛行機に乗ればわずか45分でアクセスできるこの島には、
同じ東京都であることが信じられないような豊かな自然が溢れ、
島特有のゆったりとした時間が流れている。

伊豆諸島の有人島としては最も西にある神津島。面積は18.58平方キロメートル。

伊豆諸島の有人島としては最も西にある神津島。面積は18.58平方キロメートル。

『Hanako』や書籍のライターとしても活躍している、モデルの斉藤アリスさんは、
国内外いろんな場所を旅しているものの、
東京の島、伊豆諸島に降り立ったのは今回が初めてとのこと。

「海外旅行のときは必ず飛行機に乗るので、
そのプロセスを踏んだことで飛行時間は短いのにすごく遠くに来た気分です。
しかも定員19名の飛行機は人生で初めてで、
プライベートジェットで離島に行くセレブみたいでワクワクしました(笑)」
と早くも興奮気味。

神津島は周囲約22キロ、人口約2000人の島。
遊ぶにも暮らすにも、何かとちょうどよいサイズ感といえるのだが、
なかでも突出しているのが、水の豊かさ。
離島は水不足に悩まされる場所というイメージがあるかもしれないが、ここは別。
そもそも神津島は、その昔「神集島」という字を当てていたそうで、
伊豆諸島の神々がこの島に集まって水の配分について会議をしたという
「水配り伝説」があるほど。

まさに神津島の水の豊かさを物語る逸話といえるが、島暮らしに限らず、
水は人間が生きていくために必要不可欠なもの。
アリスさんもモデルという職業柄、美容の面でも水の重要性を日々感じているようだ。
「人間も動物も植物もどんな生き物にとっても、水は体を構成する一番多い要素。
だから生命は水があるところにしか宿りません。
そんな生き物にとって最も大切な水を誇れる土地というのは、
それだけでエネルギーに溢れていて、パワーをもらえそうな気がします」

前浜海岸には、水配り伝説をモチーフにした水配り像が。神津島の神様がほかの島々の神様に、水を配分する様子が表現されている。

前浜海岸には、水配り伝説をモチーフにした水配り像が。神津島の神様がほかの島々の神様に、水を配分する様子が表現されている。

向かったのは、水の恵みを象徴するようなポイントのひとつ、多幸湧水。
ここは目の前に海が広がる絶景ポイントでもあり、
ポリタンクを持って水を汲みに来る人の多い、島民愛用の湧き水。
アリスさんも島の水をさっそく飲んでみることに。
「柔らかい味わいですね。手で触れるとひんやり冷たいんだけど、
突き刺すような冷たさではなく、感触も柔らかいんです。
洗ったあと、自然と手がポカポカしてきて不思議な心地よさです」

「東京の名湧水57選」にも選ばれている多幸湧水。心地よい冷たさに、思わず頬がゆるむ。

「東京の名湧水57選」にも選ばれている多幸湧水。心地よい冷たさに、思わず頬がゆるむ。

テングサの洗い場。生活用水としても島民に親しまれている。

テングサの洗い場。生活用水としても島民に親しまれている。

そもそもなぜ、神津島は水に恵まれているのか。
自然ガイドをしている古谷亘さんは、
トレッキングでも人気のある標高572メートルの天上山にその秘密があるという。

前浜港に鎮座する、水や漁業の神様とされる龍神様から望む天上山。

前浜港に鎮座する、水や漁業の神様とされる龍神様から望む天上山。

2018年3月に移住し、〈Full Earth〉代表として神津島の自然ガイドを務める古谷亘さん。

2018年3月に移住し、〈Full Earth〉代表として神津島の自然ガイドを務める古谷亘さん。

「天上山は言ってみれば、天然のダムのようなもの。
冬に吹く強い西風の影響で、
8合目以上は木がほとんど生えていないエリアがあり、
岩や石が風化して、山頂近くには白砂の砂漠が広がっています。
雨が降るとその砂地にしみこんでろ過されて、
地下水として山の周辺から湧き出てくるのです」

白島登山口から天上山をトレッキング。序盤は鬱蒼とした森が続き、植生の豊かさを感じさせる。山登りが好きだというアリスさんの足取りは軽い。

白島登山口から天上山をトレッキング。序盤は鬱蒼とした森が続き、植生の豊かさを感じさせる。山登りが好きだというアリスさんの足取りは軽い。

8合目を過ぎると一気に低木に。パノラマの絶景に大興奮!

8合目を過ぎると一気に低木に。パノラマの絶景に大興奮!

山頂近くにある「不入ガ沢(はいらないがさわ)」は、水配り伝説の会議の舞台と言い伝えられる神聖な場所。こうした砂地に雨がしみこみ、やがて湧き水となる。

山頂近くにある「不入ガ沢(はいらないがさわ)」は、水配り伝説の会議の舞台と言い伝えられる神聖な場所。こうした砂地に雨がしみこみ、やがて湧き水となる。

例えるなら、島の真ん中に巨大な水瓶がどっしりと置かれているようなもの。
水が豊富なのも納得なのである。

長野市コーヒー探訪。
〈FORET COFFEE〉
〈ヤマとカワ珈琲店〉〈平野珈琲〉
のあるまち

PEOPLE GET READY TO NAGANO vol.4

本州のほぼ中央に位置する長野市は、東京から電車で約1.5時間。
車窓の風景は、木々の彩りへと移り変わる。
このまちの魅力は、そんな自然と隣り合わせの風土や食と美。
だけど、そればかりじゃない。

善光寺の門前町として、四方から訪れる旅人を迎え入れ、
疲れを癒してきた歴史がある。

いつの時代も、旅立つ人、旅の途中にいる人、
そして、彼らを受け入れる人たちが交差する長野市は、
次なる旅路をつなぐプラットホームだ。

そんな長野市で、自分の想いを込めた「場」を営み、
この土地ならではのカルチャーを培う人たちがいる。
彼らと交わす言葉から、これからの「ACT LOCAL」を考える。

人が行き交い、文化が交差する
「コーヒーのある場」へ

人が行き交い、文化が交差する「コーヒーのある場」には、
世界中どこでも、旅人を楽しませる偶然が待っている。

店主にローカルのおすすめを聞くのもいい。
たまたま居合わせた人が、まちを案内してくれることだってある。
イヤホンを外し、これまでためてきたマイプレイリストをオフにして、
お店の音楽やそこで交わされる言葉に身を委ねては、
自分の知らない音楽や世界に耳を傾けるもよし。
たった1杯のコーヒー。されど、そこからたくさんの偶然がつながっていく。

連載の第4弾となる今回は、長野市で「コーヒーのある場」を営む、3人の店主を紹介。
彼らに共通するのは、「全国各地に独自の関係を築いていること」。
もはや、ローカルの境界線を越えて、
三者三様に豆の販売やコーヒーの監修などを手がけ、
実直に自分が表現したい「コーヒー」と「場」を更新し続けている。

そんな彼らとの出会いや、それぞれの「場」で交わす言葉から、
長野市の旅を始めてみたら、きっと、自分だけでは想像し得なかった
新しい世界が広がっていくだろう。

〈FORET COFFE〉

〈FORET COFFE〉フルーティーな香りや甘みを残すコーヒーは、生豆本来の果実味を引き出す軽やかな味わい。外国人客らが「Good Songs」と喜ぶレコードの選曲、イラストレーター・松本セイジさんのウォールアートなども、心地よい空間のひとつ。店主の松澤岳久さんは、東京・浅草にある〈Sensing Touch of Earth〉などのコーヒー監修も務めている。

〈ヤマとカワ珈琲店〉

〈ヤマとカワ珈琲店〉コーヒー豆・焼き菓子のほか、作家作品などを扱う。まろみとコクを引き立てる中・深煎りのコーヒーは、苦みを得意としない人にも重くなりすぎない、ほどよい深み。喫茶営業はないが、コーヒー豆やドリップパックなどの販売のほかに、音楽家や作家の作品も紹介。中央通りから外れて、裏路地へわざわざ訪れる楽しさがある。店主の川下康太さんは、名古屋から長野市へ移住し、2014年に開業。

〈平野珈琲〉

〈平野珈琲〉ひと口ずつ深煎りの苦みと香りが広がるコーヒーは、ゆったりくつろげる喫茶店でありたいという、店主•平野仁さんの想いから。人通りを離れた2階建ての空間に、古いALTECのスピーカーからジャズが流れ、時間を忘れさせる。札幌市でゲストハウスやブックカフェを営んできた店主の経験と感性が、見知らぬ人たちが集まる大きなテーブルのしつらえや、さりげなく置かれた本などに表れている。

善光寺中央通りに面したコーヒースタンド〈FORET COFFEE〉、
中央通りから東へ、裏路地の先にある焙煎所〈ヤマとカワ珈琲店〉、
善光寺から西へ、閑静な住宅地に隠れ家のように佇む喫茶店〈平野珈琲〉。

3つの「コーヒーのある場」を巡れば、また長野を旅したくなる偶然に出会うだろう。
お互いに近況を報告し合う仲でもある3人の声とともに贈る本記事を片手に、
都会の喧騒を離れて、コーヒーを巡る旅を長野市で。

観光ガイドブック 『d design travel 高知』が発売! 〈D&DEPARTMENT〉から 初の四国号

これまで発刊された『d design travel』一覧。

『d design travel』25冊目は、高知です!

最高すぎるガイドブック『d design travel 高知』が
3月19日に全国で発売されます!

〈d design travel 高知〉表紙「食パンを持ったバタコさん」(c) やなせたかし

『d design travel 高知』表紙「食パンを持ったバタコさん」(c) やなせたかし

47都道府県の観光情報を、1県につき1冊ずつ
特集を組んで取り上げる『d design travel』シリーズ。
その土地に長く続く個性を大事にする「ロングライフデザイン」を
編集テーマに据え、今までに北海道、岩手、京都など24冊を刊行。
待望の25冊目にはシリーズ四国初となる、高知が選ばれました。

地元の人なら「あたりまえ」、知らない人なら「そうだったのか」とうなる、
リアリティ&地域愛がバシバシ伝わってくる『d design travel 高知』。
その濃い〜誌面の秘密は、独自の編集スタイルにあります。

ディスカッション内容はSNSで共有

参加者からいろいろな取材候補地が挙がった、ディスカッションの様子をSNSで内外に共有。

まず、公募で集まった地元住民や、旅・デザイン好きの方々など
約60名で「高知らしさ」をディスカッション。
公開編集会議で取材候補地を検討していきました。

編集会議を経て、編集部は2ヶ月間(!)現地に住み込み、
200カ所以上のスポットを訪問。その中でも「これぞ高知!」と
感動したものだけをピックアップし、初めて取材申込を行うという徹底ぶりです。

尾道にオープンした〈LOG〉は 世界的建築集団、スタジオ・ムンバイが 手がけた尾道の新スポット

〈スタジオ・ムンバイ〉プロデュースの宿泊施設〈LOG〉

映画で有名な千光寺新道の階段をのぼると現れる、淡いピンクベージュの外観。

広島県尾道市に国内外で注目を集める〈スタジオ・ムンバイ〉
プロデュースの宿泊施設〈LOG(ログ)〉がオープンしました!

昭和38年、山の手の中腹に建てられた〈新道アパート〉
という名の鉄筋モダン住宅を〈ONOMICHI U2〉などを
運営する地元企業〈せとうちホールディングス〉がリノベーション。
周りの環境にすっと溶け込む、優しい風合いにホッとします。

〈LOG〉の308号室

308号室には手漉き和紙が「ちぎり貼り」であしらわれている。

客室

光の差し込み具合もちょうどよく、すばらしい。

気になる客室をのぞいてみると、その上質な空間に驚きます。
天井、壁、床の全面に手漉き和紙が貼りめぐらされ、
今までに体験したことのない設えが目の前に。
部屋全体が繭の中のようにふんわりとして、
裸足で歩くとなおその心地よさが楽しめます。

〈Library〉

〈スタジオ・ムンバイ〉ビジョイ氏の書斎をイメージして作られた〈Library〉。

朝食の一例

朝食の一例。

宿泊者限定で利用できる〈Library〉は、
淡い緑を基調とした落ち着けるスペース。その窓からは、
軒を連ねる家屋、長く続く階段、美しい尾道水道を一望できます。
また、食事については地産地消をベースに、
料理家の細川亜衣さん監修のもと、素材のよさを引き出すメニューを開発。

〈LOG〉のカフェ&バー

〈カフェ&バー〉は宿泊をされない方でも利用が可能。

雪原の世界〈赤倉観光ホテル〉で 大自然を眺望する贅沢なひとときを

秀峰・妙高山の中腹に佇む〈赤倉観光ホテル〉へ

(写真提供:赤倉観光ホテル)

(写真提供:赤倉観光ホテル)

新潟・妙高は高原リゾートとして開拓されて100有余年。
ここには日本百名山に選ばれた名峰「妙高山」がそびえ立ち、
訪れる者はみな息を飲まずにはいられません。
それはどこから見ても美しい山容で、越後富士という異名を持つほど。

そんな風光明媚な妙高山の中腹、標高1000メートルに位置する絶景を見下ろす場所に、
源泉掛け流し天然温泉〈赤倉観光ホテル〉はあります。

創業当時のホテルのロゴマークには、スキー板とストックがクロスしているのが見て取れます。赤倉のAと、ホテルのH、その外側を囲むのは大倉組の家紋。

創業当時のホテルのロゴマークには、スキー板とストックがクロスしているのが見て取れます。赤倉のAと、ホテルのH、その外側を囲むのは大倉組の家紋。

赤倉観光ホテルは創業80年以上もの歴史を持つ、国際スキー場発祥の地。
のちにホテルオークラ東京をつくった大倉喜七郎(当時は帝国ホテル取締役会長)により
設立されたという格式高いホテルです。

その後、ゴルフ場もつくられて、ロゴマークもストックからゴルフクラブに変更。
高原リゾートとして、オークラスピリットを継承しています。

赤倉温泉の中心街は、スキーを楽しむ訪日外国人も多く見受けらます。

赤倉温泉の中心街は、スキーを楽しむ訪日外国人も多く見受けらます。

春の苗名滝は一見の価値あり。

春の苗名滝は一見の価値あり。(写真提供:妙高市観光協会)

近隣には赤倉温泉街のほか、日本の滝百選に選ばれた「苗名滝」や、
逆さ妙高山が美しい「いもり池」など、自然豊かな名所が。

どちらも冬場は積雪の関係で近づけないのですが、
春~秋に訪れた際には、ぜひ足を運びたいスポットです。

妙高山を映し出すいもり池。周辺は遊歩道があり、その季節季節の植物を愛でながら散策できます。

妙高山を映し出すいもり池。周辺は遊歩道があり、その季節季節の植物を愛でながら散策できます。(写真提供:妙高市観光協会)

冬場はスキーと温泉を堪能し、春から秋にかけては、
新緑や紅葉を楽しみがてら周辺に足を延ばしてみるのも良さそう。

ホテルに向かう道中、両側から迫り来る雪壁の間を抜けて向かいます。

ホテルに向かう道中、両側から迫り来る雪壁の間を抜けて向かいます。

冬場の赤倉観光ホテルは、周辺に寄り道せずとも
圧倒的な雪景色を終始楽しむことができます。

ただし、ここにたどり着くまでには、前後左右雪に囲まれた
白銀の世界をくぐり抜けてから。

空も大地も一面真っ白な道中は、目がくらむほどのまばゆさ。
境界線が次第に溶けていき、空間すべてが一体となっていく不思議な感覚に包まれます。
新潟の本格的な冬を目の当たりにして、非日常感を味わえることでしょう。

山に囲まれた北茨城の廃校で、 アートフェス 『桃源郷芸術祭』が開催

「芸術によるまちづくり」を掲げる北茨城市で、
2019年3月2日(土)〜3月10日(日)の9日間、
「北茨城」の魅力がつまったアートフェス、
『桃源郷芸術祭(とうげんきょうげいじゅつさい)』が開催されます。

〈期待場〉外観

会場となる〈期待場〉

今年で2回目となる桃源郷芸術祭は、
“アートと共に生きるまち”をコンセプトに、
北茨城市地域おこし協力隊がプロデュースするイベント。

海をテーマに掲げた2018年は、海沿いの会場を中心に開催しましたが、
今年、2019年の会場となるのは緑豊かな里山にある、
廃校を活用した地域の芸術活動拠点〈期待場(きたいば)〉。

会場〈期待場〉内観

会場〈期待場〉内観

この、なんとも素朴で懐かしい空間に、この地域を象徴する3つのキーワード
「木々や山々」「風」「小学校」をテーマとした作品のほか、
この地域で活動するアーティストの作品、北茨城の産業や技術を活かした作品など、
北茨城の魅力がぎゅっとつまった50点以上のアート作品が、展示・販売されます。

さまざまな作品を展示予定

北茨城市在住の彫刻家によるガラス細工(左)や、北茨城から着想を得た街の模型(右)など、さまざまな作品を展示予定。※画像は出展作家の過去作品です。

〈HATAGO井仙〉 魚沼の“おいしい!”を 五感で体験できる宿

旅館とは、その地域を伝えるためのショールーム

新潟県の玄関口、越後湯沢駅西口目の前にある〈HATAGO井仙〉。
古民家風の風情ある扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは
魚沼のおいしいものを厳選してお届けするお土産処〈んまや〉です。
塩沢地区で江戸時代に創業した〈鶴齢〉の蔵元〈青木酒造〉との
コラボレーションによって生まれた限定酒〈仙七〉、
雪の中で寝かせて熟成させた〈豪雪ワイン〉など、
ここでしか買えないものも並ぶ〈んまや〉は、
地元の人にも愛されるローカルショップです。

新潟の「んまい(うまい)」ものを集めた〈んまや〉。ネットショップも展開しています。http://nmaya.net/

新潟の「んまい(うまい)」ものを集めた〈んまや〉。ネットショップも展開しています。

この〈んまや〉の右奥には、喫茶室〈水屋〉が併設。
ここでは専属のパティシエがつくる、
魚沼産コシヒカリの米粉を使用して焼き上げたロールケーキ〈湯澤るうろ〉や
〈水出し温泉珈琲〉などの定番メニューはじめ、
地元の特産を生かしたさまざまなスイーツが楽しめます。

魚沼産コシヒカリの米粉を使用して焼き上げている〈湯澤るうろ〉1切340円は、お店の看板メニュー。持ち帰り用の一本タイプも人気。越後湯沢の新たな名物スイーツとして注目を集めています。

魚沼産コシヒカリの米粉を使用して焼き上げている〈湯澤るうろ〉1切340円は、お店の看板メニュー。持ち帰り用の一本タイプも人気。越後湯沢の新たな名物スイーツとして注目を集めています。

地鶏の卵と〈HATAGO井仙〉が引いている源泉で蒸した〈温泉プリン〉320円。

地鶏の卵と〈HATAGO井仙〉が引いている源泉で蒸した〈温泉プリン〉320円。

「旅館とは、地域を疑似体験してもらうためのショールームである」
〈HATAGO井仙〉4代目社長・井口智裕さんの言葉が染みる〈んまや〉と
〈水屋〉を堪能したあとは、宿泊部屋へ。
冬はスキーやスノーボード、春は山菜採り、
夏から秋にかけてはトレッキングなど……。
旅の目的に応じて、過ごしたい時間に合わせて宿泊部屋を選べるよう、
8タイプ16の部屋がある〈HATAGO井仙〉には、
四季を通して国内外から多くの人が宿泊します。

露天風呂の間〈雅 MIYABI〉。窓1枚で隔てた露天風呂は24時間、源泉かけ流しの温泉が楽しめます。2名1室22500円〜。

露天風呂の間〈雅 MIYABI〉。窓1枚で隔てた露天風呂は24時間、源泉かけ流しの温泉が楽しめます。2名1室22,500円〜。

「東京のお宿は金額も高く、お部屋のサイズも小さい。
であれば東京から新幹線で約1時間30分と、
さほど遠さを感じない〈HATAGO井仙〉で、
おいしい地酒と食と源泉かけ流しの温泉を堪能したい。
そう思って宿泊してくださる海外のお客様もよくいらっしゃいます」

和室露天の間〈駿SHUN〉。冬になると丸いこたつが置かれます。2名1室19200円〜

和室露天の間〈駿SHUN〉。冬になると丸いこたつが置かれます。2名1室19200円〜

〈HATAGO井仙〉ホールマネージャーの梅澤美香さんの話を聞きながら、
宿泊部屋を巡ると、海外からの宿泊客が多いことに納得。
まず、ひとつひとつの宿泊部屋はもちろん、廊下もすべて畳敷き。
つまりスリッパを使わずにすむ館内は、
まるで館内がひとつのお部屋のように暖かく、素足でほっと寛げるのです。
このさりげない和のしつらえに深く心癒されるのは、
日本人だけでなく海外の宿泊客も一緒。
また、さりげないおもてなしと言えば、魚沼の水も欠かせません。

「魚沼産コシヒカリは全国的にも有名ですが、
新潟で食べるコシヒカリはなお美味しいんですよ。
それはなぜか。お米を炊く水に理由があるんです。
お水がおいしいからお米もいっそうおいしく炊けるんです。
例えばお客様にお水をお出ししますよね。
そうすると、とてもおいしく感じられるようで
これはミネラルウォーターですか? とよく聞かれるんですが、
実際は普通の水道水。どうやら地元の人間が普通に使っているものが、
当たり前ではないことがあって、なかでも水に関しては特にお客様に驚かれます」

無色無臭のさっぱりとしたアルカリ性単純泉。

無色無臭のさっぱりとしたアルカリ性単純泉。

札幌に〈CONTACT〉オープン! TSUTAYAがおくる ドミトリーホステル&シェアオフィス

ゲストハウスとシェアオフィスが融合!
TSUTAYA(ツタヤ)が手がける新施設

北海道・札幌市に、TSUTAYAがおくる新施設
CONTACT コンタクト〉がオープン! 
シェアオフィスとドミトリーホステルが融合した、
「働く」と「旅する」が交わる場所になります。

〈CONTACT〉の狙いは、
「札幌で働くオフィスワーカー」と「札幌に訪れる旅行者」
との出会い。多くの観光客が訪れる札幌ならではの、新しいスタイルです。

ラウンジ・ワークスペース

LOUNGE・WORK SPACE/ラウンジ・ワークスペース)

1Fにはラウンジがあり、日中はビジネスユースのカフェや
コワーキングスペースとして宿泊者以外も利用可能です。
利用料金は、お一人1,500円/2時間(ドリンク付き)。

〈Café MORIHICO.〉のコーヒー、〈USAGIYA〉のお茶、
〈BEER SELLER SAPPORO〉がセレクトしたアルコールなどのメニューが。
夕方には、ビアパーティーやさまざまなイベントが開催される予定です。

〈ブーランジェリーポーム〉の食パン

宿泊者には、朝食に〈ブーランジェリーポーム〉の
食パンを無料で提供します。

〈CONTACT〉のシェアオフィス

ミーティングスペース

WORK(シェアオフィス)

2Fシェアオフィスは、月額会員のみが利用可能。
料金はお一人で月額25,000円から。
定額制で24時間使用でき、集中できるワークスペースや会議室、
フォンブース等も完備しています。

ドミトリーホステル

ドミトリーホステル

ドミトリーホステルには、女性専用フロアもあります。
料金はお一人3,000円から。
24時間利用可能な共用シャワールームや、
宿泊者が利用できるキッチンやダイニングスペースも!

KITCHEN/キッチン

KITCHEN/キッチン