今日のおやつ: 飛騨高山に江戸時代から伝わる 胡麻たっぷり駄菓子。 打保屋「黒胡麻こくせん」

今日のおやつは、岐阜県は飛騨高山で
昔から作られているお菓子「こくせん」。
江戸時代より伝わる、飛騨高山を代表する銘菓です。
飛騨高山では駄菓子の生産が盛んで、
こくせんの他にも「豆板」、「三嶋豆」、
「甘々棒」、「げんこつ」など素朴なお菓子が
作られています。

この「こくせん」は、こだわりの濃い焙煎で
黒ごまの香りを最大限に引き出し、水飴で煮詰めて固めたもの。
ごま好きにはたまりません!

つくりてさんは、明治23年創業の駄菓子屋の老舗「打保屋(うつぼや)」さん。
いまでも多くのお菓子を職人の手作業によって作っているのだそう。
アツアツの緑茶と一緒にいただくとたまらないであろう、
ホッとする駄菓子です。

打保屋「黒胡麻こくせん」

ジンベエザメ、喰ったど〜〜っ!!(2)

この肝 なんの肝 気になる肝

いやあ、すいません。
前回はジンベエザメを食べる話じゃなくて、
サメに食べられる話になってしまいました。

では、クイズです。
写真のレバ刺はなんのレバーでしょう。①から⑤の中から選びなさい。

①牛 ②豚 ③鶏 ④ジンベエザメ ⑤その他

ふふふ。塩とゴマ油をつけて食べたのですが、
レバ刺し好きにはたまらないでしょう。
2012年7月に生食用牛レバーの販売・提供が禁止され、
食べる機会は激減しましたからね。

肉の食い方にまで国が介入する社会って、
どこか違和感を覚えるのですが、
やはり国が規制しないとダメなんでしょうかねぇ。

生肉を食べるのは、それなりのリスクがあるのはご存知の通りです。

厚労省の食中毒の統計を見ると、戦後間もない1950年代は
毎年約300人、多い年では500人が亡くなっています。

家庭での冷蔵庫の普及、冷凍技術や運送システムの発達とともに
食中毒の死者数は減り、90年代に入るとひと桁になります。

そして死者の数が減ったことに伴い「新鮮であれば大丈夫」と
考えるようになってしまったのでしょうか、
生肉の危険性に対し、鈍感になったようです。

食中毒を起こした焼肉業者のずさんな管理体制や
中国産冷凍食品の危険性を報じている雑誌が、
ジビエ料理で味わうシカの生肉を
「トロけるようにうまい」と載せていました。

さすがに、これはリスキーでしょう。

生肉を食べるといえば、エスキモー。
先日、極北圏のエスキモーの村に20数年通っては、
伝統捕鯨の見習いをしている知人に聞いてみました。

「エスキモーは生肉を食べるからビタミン不足にならないと
よく聞くけれど、本当に生で食べているの?」

答えは「全部の村でどうかはわからないが、
クジラでもアザラシでもセイウチでも、
一度凍らせるか、茹でるなど火を通している。
血の滴る生のままでは食べない」とのこと。

その点、鳥獣の肉に比べると
多くの魚は生で食べても安心です。

クイズの答えですが、正解は⑤。
ホシエイというエイの肝です。

なんだよ、ジンベエザメの回なのに、ホシエイかよ!

いやあ、その通りなのですけれど、
ホシエイのレバーが、あまりにも美味だったので
紹介したかったのです。
エイもサメと同じ軟骨魚類。いわばファミリー。

レバーのコクと白子のまろやかさが合わさったような
独特の味わいで、個人的には鳥獣の肝よりも上だと思いました。
いやあ、うまかったなあ。
こいつがあれば、牛や豚のレバ刺しがなくてもいいかもなあ。

さて、サメやエイを食べるというと東北地方、
それから広島の山間部が有名です。

現在、東京でサメ・エイは一般的な食材とはいえませんが、
関東おでんのネタでお馴染みの「はんぺん」「スジ」。
今ではスケトウダラが主に使われていますが、
もともとはサメ(ホシザメ、アオザメほか)の
肉のすり身から作られたものです。

東京湾にはアカエイも多く生息していて、
昭和30年代くらいまでは食べられていたそうですが、
今ではほとんど流通していないようです。

一部でしか食べていなかった鳥獣の生肉を食べるようになり、
わりと食べていたサメやエイを食べなくなったというわけです。

嗜好の変化って面白いですね。

サメはアンモニア臭いとよく耳にするのですが、
市場で臭いサメ肉に出会うほうが稀じゃないですかね。
肉はふわふわで、煮付けや唐揚げにしても非常に美味です。
しかも小骨がないので食べやすい。

気仙沼産のモウカ(ネズミザメ)のソテー。

青森産のアブラツノザメの蒲焼き。ネットでも入手できます。

本題に戻りましょう。
あれ? 本題ってなんだっけ。
ああ、ジンベエザメだ。

欧米では水産資源としてジンベエザメを利用することはありません。
むしろ保護の対象になっていますが、台湾やフィリピン、
インドネシアの一部地域では食用にもなっているようです。
(前回を読んでくださった読者から、台湾で食べました
との声をいただきました。ありがとうございます)

台湾の水産図鑑に載っているジンベエザメの肉です。

迫力のある肉塊です。
どんな味をイメージします?

インドネシアのレンバダ島に19年通いながら、
銛一本で鯨を捕る伝統捕鯨を追ったノンフィクションに
ジンベエザメの味の感想が載っていました。

《その日、民宿の夕食のテーブルには先日獲れたジンベエザメのスープが登場した。その肉は強烈な臭みがあり、常識的な日本人の感覚では、とても食えたものではない。しかし、食事と言っても残る献立はご飯しかない。やむを得ずかき込んだ。ところが宿の主人をはじめ、村人はご馳走だと喜んで食べていた。慢性の食料不足に悩むラマレラ。ここでは食に対する考え方が根本から違うのかもしれない。食べられるもの、消化できるものはすべて海からの大切な恵みなのだ。》
(『鯨人』石川梵/集英社新書)

ジンベエザメを食べる機会なんてないだろうと
思っていたのですが、去年の夏の終わり、
青森県深浦の定置網にジンベエザメが迷い込み、
発見されたときはすでに死んでしまっていたため、
解体され、この肉が全国の魚食マニアに流れたのです。

僕もとある店で、潮汁のようにシンプルに豆腐と炊き上げた
ジンベエザメをコチジャンでいただきました。

もちろん嫌な臭いはまったくありません。
口にするとふわりとした食感です。

しかし、肉なのに旨みが感じられず、
存在感、自己主張がまったくないのです。
強いていえば豆腐に近い感じ。

もちろん、あれだけ大きいと、
部位によって味は異なるのかもしれませんが、
台湾では「豆腐鮫」と呼ばれているようです。

食べる前は、ものすごく興奮していたのですが、
あまりのあっさり加減に少々拍子抜けでした。
というか、少々複雑な気分。

ヒトは命をいただいて生きることを
痛切に感じた、とかいうのではないのです。

畏敬の念すら抱いていた憧れの存在である
ジンベエザメを食べてしまった罪悪感。
いや、罪悪感ではないな。
むしろ、喪失感に近いかもしれません。

世界最大の魚を食べていながら、
なんかションボリしてしまったのでした。

今日のおやつ: 高知名物の「ミレービスケット」に コンポタ、にんにく、 コショウ味が登場

今日のおやつは、高知名物!
野村煎豆加工店さんが作る「ミレービスケット」。
昭和30年頃から伝統の製法で作られている
素朴なおいしさのビスケットです。
ミレービスケットの特徴は、煎豆加工屋さんの豆用の油で
ビスケットを揚げているので、独特のコクとひときわ香ばしい
サクサクの歯ざわりなこと。
さらに天日塩による塩味とビスケットの甘味が絶妙に調和!
一口食べたらもう手が止まりません。

このミレービスケット、
高知のスーパーではどこでも売っているという定番品
なのですが、実はじつは朝用、昼用、午後用など多様な
フレーバーがあるんです。
スタンダードな商品にフレーバーを付けるのは
ガリガリ君や紀文の豆乳的な感じ?
それではラインナップをご紹介しましょう。

こちらがノーマルバージョン。

「朝のミレービスケット」ことコーンポタージュ味はカップスープ的なコーンポタージュの味。たしかに朝に合いそうです。

「昼のミレービスケット」は高知名物の生姜味。けっこう生姜がきいています。

「午後のミレービスケット」はピリっと刺激的なブラックペッパー。ビールにも合いそう。

そして「真夜中のミレービスケット」はスタミナがつきそうなニンニク味。かなりキョーレツです。こちらもお酒に合いそう。

すべてのバリエーションは、通信販売で購入が可能です。

ミレービスケット

野村煎豆加工店

今日のおやつ: 別府のおみやげ「ざぼん漬け」が スタイリッシュに! 三味ざぼん店「べっこう」

今日のおやつは、大分県別府市の
「三味ざぼん店」さんのお菓子、
「ざぼん漬 べっこうカップ」。

ざぼん漬とは、砂糖と水飴と水で
ざぼんの実を炊き上げたあまーいお菓子。
古くから別府の代表的なおみやげとして
作られてきました。

そんなざぼん漬をお店のオリジナルレシピで
仕上げたのがこのシリーズ。
新しい蜜でじっくりと炊き上げた、
あっさり甘味のざぼん漬「べっこう」を、食べやすく
カットして、プレゼントにも喜ばれそうな
モダンなパッケージに入れました。
そのままでもおいしいですし、
刻んでヨーグルトなどに入れてもおいしそうです。

まるで宝石のよう!べっこうのほか、「琥珀」もあります

三味ざぼん店さんは創業65年の老舗。
ひとつひとつ手作りで、無添加で作っておられます。
「おでかけコロカル」でも紹介していますので、
ぜひ合わせて御覧ください。

ざぼん漬 べっこうカップ

おでかけコロカル「三味ざぼん店」

1日1麺!博多から九州の麺文化を伝える、ヌードルライター山田祐一郎さんの「KIJI」

博多の豚骨ラーメンや熊本ラーメン、さらに長崎ちゃんぽんなど、
多彩な麺文化を有する九州。
この地において、
日本で唯一(※本人調べ)の「ヌードルライター」として
活動するフリーライターの山田祐一郎さんは、
自らのWebサイト「KIJI」を立ち上げ、
九州のおいしい麺類を紹介されています。

麺道 はなもこし

「KIJI」には、うどん、ラーメン、ちゃんぽんから皿うどん、パスタまで、
山田さんが食べ歩いたさまざまな麺類の情報が
おいしそうな写真と一緒に、ぎっしりと詰まっています。
食べ物の情報だけではなく、お店の方の麺類へのこだわりも
一緒に紹介されているのがグッとくるところ。
これを個人で運営されているのはスゴイです。
いったいどのようにこのwebサイトを運営されているのか、
山田さんにお伺いいたしました。

山田祐一郎さん

ーー「KIJI」はどんなメンバーで制作されているんでしょうか?
山田さん:僕一人の個人プロジェクトです。旧ブログがスタートしたのが2007年で、
以来、1日1麺をモットーに食べ歩きを続けています。
ネタは友人の麺友にいただくこともあり、たまに麺だけを食べるために
ドライブへ出掛けることもありますよ。
Webサイトはy2の横山氏に作っていただきました。
横山さんのWebサイト:http://yyyyyy.in

佐賀の「大久ラーメン」

ーー麺は子供の頃からお好きだったんですか?
山田さん:実家が小さな製麺の工場でして、毎日のように麺を食べて育ってきました。
それでも嫌になっていない現在を考えると、多分、相当の麺好きです。笑

ーー他地域と較べて、九州の麺の特徴はどのようなものでしょうか?
山田さん:ラーメンでいうと豚骨スープが主流です。
熊本はマー油、ニンニクチップ、鹿児島は焦がしネギと
いったように、各地で若干仕様が異なります。
豚骨といっても濃淡、油の量の違い、元タレの効かせ方で
随分と違った印象になります。
そのわずかな差異を楽しむのも食べ歩きの醍醐味です。笑

ーー九州はあまりうどんのイメージがありませんでしたが、
おいしそうなうどんがいっぱいあるんですね。九州や山口では、
うどんのコシを重要視していないと聞いたことがあります。
山田さん:博多うどんに限りますが、商人の街だったこともあり、
昔からせっかちだったと言います。
そのため、うどんであれば生麺から茹でる10分が待てない、
という理由から、湯でおきの麺を使っていた店が昔から数多くありました。
しかしながら“コシよりも早さ”はひと昔前の話で、
今では随分と讃岐系も麺も受け入れられていて、
新しくできているお店の大半が湯でおき麺は使っていないんですよ。

ーー九州の方が東京の豚骨ラーメンを食べると「本場とは全然違う」と
おっしゃることが多いのですが、どんな違いがあるんでしょうか?
山田さん:僕は東京の豚骨も大好きなので、その辺りは何とも言えないのですが、
強いて言うなら値段でしょうか。
福岡では今も数多く500円、もしくは400円台で楽しめる名店が数多くあります。
また、甘めの醤油を好むという点では、
ラーメンに少なからず影響しているように思います。
若干、関東よりも甘めかな、という気がしないでもありません。

つどいの「ギュウそば」

ーーKIJIで紹介されているなかでもお気に入りのメニューを教えて頂けませんか?
山田さん:お店でしたら、
1.麺道はなもこし(ラーメンにかける情熱がものすごく、
リスペクトしています。豚骨ではなく濃厚な鶏ガラのラーメン)
2.つどい(豚骨の街・博多で、ギュウそば、四次元そば、
生緑といった個性的な非とんこつを提供しています)
3.らーめん屋 たつし(店主夫妻の醸し出す雰囲気がとっても素敵。
大好きなお店です。豚骨はもちろん、限定の塩と醤油も美味)
麺でしたら、今はうどんでしょうか。出汁のバランス、麺の太さなど、
考え出すと楽しくてしかたありません。

見ているだけでお腹がすいてくる「KIJI」の麺類ラインナップ。
今後も続々追加されるということで、
楽しみです。

KIJI

今日のおやつ: およげアズウィッチ! 元祖たいやき屋さんに 売られている可愛いサブレ

東京の麻布十番に、あの名曲「およげ!たいやきくん」の
モデルとなった元祖たいやき屋さん「浪花家総本店」があります。
20年ぶり位に覗いてみると、
たいやきは1時間待ちの大盛況。
なんと2時間待ちの日もあるとか。

創業して100年以上の元祖たいやき屋さん。一日一釜、8時間かけて小豆を炊き上げるそう

私はこの日時間が無かったため、
大好きなたいやきはゲットならず…
落ち込んでいると目にとまったのがこちらの「アズウィッチ」。

軽くいただける可愛らしいサイズ!1匹110円

クリームと小豆がサブレに挟まっています。
クリームと小豆は甘さ抑え目。
それがまた、しっとりとしたサブレの甘みとよく合い
コーヒーと一緒にいただくととても美味しかったです。
たいやきはお茶が合うのに対して
アズウィッチはコーヒー。
たいやきを逃した方や
小豆の美味しさを別の形で楽しみたい方にぜひ。

■浪花家総本店
 東京都港区麻布十番1-8-14 たいやきビル
 TEL 03-3583-4975
 OPEN 11:00~19:00 火曜・第3水曜休

浪花家総本店

今日のおやつ:新潟・阿賀野の だるまは三角形だった! 「三角だるま最中」

今日のおやつは、新潟県阿賀野市の和菓子店、
最上屋さんの「三角だるま最中」。
阿賀野市を代表する伝統民芸品「三角だるま」
をかたちどった最中です。
鮮やかなカラーリングと、とぼけた表情で
目を引くパッケージがおしゃれ。
ヨーロッパの民話に出てくるこびとさんの
ような風貌ですね。
中には珍しい紫蘇入りの白餡が詰まった
最中が入っています。

阿賀野市の「三角だるま」

こちらが本物の「三角だるま」。今井人形店 四号一対 1,130円

だるまといえば日本全国で作られている伝統玩具ですが、
お国柄で姿かたちが違ってくるのが面白いところ。
三角ダルマの発祥はルーツは180年ほどさかのぼり、
新潟のなかでも柏崎、見附、新発田のエリアで、
明治後半ごろから大正にかけて盛んに作られてきました。

現在、三角だるまを作るのは阿賀野市の
「今井人形店」のみ。
いまも職人さんがひとつひとつ手作りしています。
紙を円錐形に丸めて、地元・阿賀野市の粘土で
作った台座の上にくっつけて、彩色していくのだそう。
三角だるまも三角だるま最中も通信販売が可能です。

今井人形店「三角だるま」

御菓子司 最上屋「三角だるま最中」

定番のお土産「因島のはっさくゼリー」は、ゆる〜いはっさくボーイのイラストが目印!

今日のおやつは、広島うまれの「因島のはっさくゼリー」。
さわやかな柑橘フルーツ「八朔」の発祥の地である
因島で生まれたゼリーです。
パッケージのゆるーいキャラクター「はっさくBOY」
がトレードマーク。因島のおみやげの代表作として、
地元の人にも愛されています。

パッケージをあけたところ。

プルンプルンのゼリーの中に、
瀬戸の明るい太陽のもとに育った、
新鮮なはっさくがゴロリと入っています。
このはっさくが、まるで剥きたてのようにな
新鮮な食感で、普通にある果物ゼリーとは一線を画しています。
ツルっとしたゼリーの食感と、はっさくの
さわやかな苦味のハーモニーが素晴らしい。

こんなにフレッシュなおいしさなのに、
常温でも保存できるのがすごいところ。
お値段はひとつ¥140。
以前ご紹介した「はっさく大福」と
合わせて楽しみたい、
因島のスイーツ名品です。

はっさくゼリーのお取り寄せ

パフォーマンスの間に鍋を食べる会って?!いま墨田区のアートが静かに熱い「39アート in 向島」

今年はもう過ぎてしまいましたが、
毎年3月9日を「アートの記念日」(通称、サンキュー!アートの日)とし、
3月9日、及びその前後の日程でお祝いしようという運動があります。
日本各地や海外のアートスポットで
おのおの趣向をこらしたイベントの開催や、
チケット割引、プレゼントなどのサービスがうけられたりします。

今回ご紹介する「39アート in 向島」もその一つ。
墨田区向島を拠点に、近隣に住む有志たちが
この3月の毎週末、何かしら個性的なイベントを企画しています。

10個あったイベントもいよいよ後半戦!

3/23(日)の「藝とスープ」では
ダンス、歌、演奏、朗読といったパフォーマンスの途中どこかで
演者と観客が共にひとつの鍋を囲んでスープをいただく、という
ライブ感あふれる変わった会。

3/29(土)には人狼ゲームのパロディ「人鳩-JINBATO-」を
鳩の街商店街の野外広場「はとホットミニ公園」で開催。
また、向島(墨東エリア)の街あるきツアーやシンポジウムなどを開催し
墨東のこれからを考えるプロジェクト
「ボクらのこれから2013」のクロージングパーティも行われます。

墨田区といえば東京スカイツリーが超有名ですが
近年は若手の美術作家や活動家が
空き家や廃工場をアトリエにかえ、
さまざまな活動を展開している注目のエリア。
この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

「39 アート in 向島 2014」
会期:2014 年3 月1 日(土)〜3 月31 日(月)の主に土日
会場:東京都墨田区東向島、八広、文花などのアートスペース等
住所、入場料、開廊時間等は下記サイトの各企画ページよりご確認ください

39アート in 向島

今日のおやつ:シーズン終了間近! おこたで食べる、福井県の プルプル「水ようかん」

今日のおやつは、もうすぐシーズンが終了する、
福井県の水ようかん。
他の地域では夏の風物詩ですが、福井において、
水ようかんが作られるのは冬の間だけ。
福井市の人気水ようかん店「えがわ」さんでも、
11月1日より翌年3月31日までの期間だけしか売っていません。
福井の方には、「水ようかんはこたつに入って食べるもの」と
認識されているのだそう。お正月にも欠かせない存在なのだとか。

福井の水ようかんが他地域のものと違うポイントはどこか?
それは、水分の含有量が多くみずみずしいところ、
甘みに黒糖を使用しているところ、
糖度が低めなところ。
そしてなんといっても平べったい形状です。
昔は漆塗りの木箱に流し込んで固めた状態で販売されていて、
欲しい人は木の皮などに包んで持って帰っていたのだそう。
現在ではプラスチックのトレーですが、
木のへらが付いており、これで大きく切れ目を入れて
ツルッと食べてしまうのが福井流です。

パッケージの上からも水分が多いのがわかります

こちらがビニールを取ったところ。

下から見ると、6つに分かれています。ちなみにこちらはちいさめの中サイズ。通常はこの倍ぐらいあります。

「赤福」に付属しているような木のへらで切れ目を入れます。

とってもみずみずしいようかんです。防腐剤も使用していないので、生の味わい。

福井で冬に水ようかんが食べられるようになった理由は、
年末に福井に帰省する丁稚さんがお土産に
水ようかんを持って帰ってきた、もしくは持って帰ってきた
練ようかんを水で薄めて食べた、など諸説あります。
どちらにしろ、とても瑞々しい生タイプのようかんなので、
寒い時期でないと傷んでしまうというという理由があるようです。
ひとあじ違う福井の水ようかん、シーズンのうちにぜひお試しください。

えがわの水羊かん

下記動画にて、作り方が公開されています。

鎌倉〈ヒグラシ文庫〉 立ち飲みしながら、立ち読みも。 文庫片手にレモンサワーで喉を潤す

イラストを拡大

立ち飲み屋で立ち読み。鎌倉の夕方は、
文庫片手にレモンサワーで喉を潤す。

「どのお酒がお好きなんですか?」とよく聞かれます。
実は、答えに困るのです。
『たちのみ散歩』『ソバのみ散歩』というイラストエッセイの本を出した私は、
もちろんお酒は好きであるけど、お酒と一緒に味わう料理も好きであり、
なにより、お酒のある風景が一番の好物なのだから。
酒場といわれるような場所には、隣に並んだだけで、
会話が生まれたり、粋な店主の仕事っぷりにほれぼれしたり、
お客さんの様子をじっくり観察したり。
なんとも、楽しい時間が待ってるのです。そんな情景を、
イラストとともに、みなさまにお伝えできたらと思います。

夕暮れ時、夏ならヒグラシが鳴く頃。
鎌倉の小町通りの土産物屋が終い仕度をし、観光客が駅へと歩く。
その流れに逆らって向かうは、ヒグラシ文庫。
小町通りから一本入って、もう人は、ほとんど歩いていない裏路地に、
焼き鳥屋の煙とミミズクの看板を見つけたなら、
鉄階段をカンカンカンと音をたてて上がった2階。
縄のれんをくぐると黒のカウンター。
夕方4時からオープンのお店の先客は、
いかにも地元な方々と鎌倉に足しげく通う方々など。

この日は、会社帰りのサラリーマンのおじさんを、
おひとりさまの女性客が何度も名前をまちがえて呼んじゃってるかと思えば、
サラリーマンのおじさんは、もう一人の女性客と母娘?って聞くもんだから、
もぉ~失礼しちゃうわ~と、女性陣から猛反撃。
そんな酔っぱらいコント劇。

今日のおやつ:秋田名物! ちっちゃいくてかわいくておいしい 「なまはげもろこし」

今日のおやつは、秋田名物の「なまはげもろこし」。
秋田が誇るキャラクター「なまはげ」をモチーフにした、
小豆粉のお菓子「もろこし」です。
なまはげといえば「悪い子はいねが〜」と叫ぶ
パフォーマンスで知られる怖いキャラですが、
これは「お菓子だからこわくない」なんて、
かわいいキャッチコピーがついている、かわいいお菓子。

創り手は、秋田市の郷土菓子店「勝月」さん。
もろこしとは、小豆粉と砂糖を木などの
枠に入れて固めて焼いた落雁のようなお菓子で、
口に入れるとほろほろと溶けるのが特徴。
漢字では「諸越」と書きます。

わたしはてっきり、もろこしとは
日本じゅうで作られているお菓子だと思っていたのですが、
もともと、秋田市にある創業宝永二年(1705年)の
お菓子屋さん、杉山壽山堂の初代杉山良作さんが
作ったお菓子で、秋田の名物として作られているのだそう。

このほかにも、タイル状だったり生タイプだったり、
秋田では各菓子店が趣向を凝らした
様々なデザインのなまはげもろこしが
作られているのだそうです。

なまはげ諸越(もろこし)
勝月

秋田県大館市のアメッコ市へ。 帰りに駅前〈花善〉の鶏めし弁当。 これが本命コース

遠出をする価値十分な、イベント&お弁当。

秋田県大館市で、
毎年2月の第2土曜・日曜に開催される「大館アメッコ市」。
私はこのお祭りが大好き!で、毎年楽しみにしている行事のひとつ。

「この日に飴を食べると風邪をひかない」
と言われ、400年以上も続いているという民俗行事。
この日のために、秋田だけでなく、近県からも大勢の人が
縁起物の飴を買いにこのまちにやって来る。
なんとも面白い風習です。100以上の露天商が出店されて、
さまざまな飴や郷土料理を堪能できる、貴重なお祭りなのです。

ちなみに同じ日、秋田の各市では、
湯沢市「犬っこまつり」 北秋田市「もちっこ市」
男鹿市「なまはげ柴灯まつり」
などなど魅力的なイベントがずらり!
どれも行きたくて迷ってしまうが、、、飴好きの私はやっぱり大館。

でも、私の楽しみはこのアメッコ市だけでなく、
駅前にある「花善」で「鶏めし弁当」を買うことにもあり。
むしろこっちが本命かもしれない。

立派な秋田犬の銅像

大館駅前には渋谷にはひけを取らない、立派な秋田犬の銅像が並んでいる。

大町の中央通り

大町の中央通り、通称おおまちハチ公通りがアメッコ市会場。この日はまち中に枝飴が賑やかに飾られている。

店頭で売られている飴

飴はとにかく多種多様。キャラクターから枝飴(ミズキの枝にカラフルな飴がついている)まで、飴ならなんでも揃い、大人から子どもまで楽しめる。

1番人気の枝飴

やっぱり1番人気は枝飴。5本、、10本、、と大量に買い込んでいる人も見かける。

バラ売りの飴

バラ売りの飴。味のバリエーションも豊富。バナナ味から黒飴まで無いものない! というくらい。1個10円20円程度で購入できる。

今日のおやつ: スイーツ王国さっぽろの スイーツ店競演メニュー 「さっぽろ黒豆タルト」

今日のおやつは、北海道札幌市のお菓子屋さん「モンジェリ」の
「さっぽろ黒豆タルト」。
黒豆のふわふわのムースをチョコレートでコーティングし、
黒豆入りのタルト生地の上にのせました。
甘さ控えめ、あっさりとしたおいしいケーキです。

この「さっぽろ黒豆タルト」、じつは
札幌のいろいろなお菓子屋さんで作られているメニューなんです。
というのも、これは札幌をスイーツの街として位置づける
「スイーツ王国さっぽろ」活動の一環として、
札幌のお菓子屋さんが参加する「さっぽろスイーツコンペティション」
の2013年優勝メニュー。
札幌市内の25社54店舗で、それぞれ思い思いの
同メニューを作っているのだそう。
食べ比べてみたら面白いですね。
そもそも北海道は、
「洋菓子製造に使用されるミルクやバターなどの
原料を豊かに産出し、洋菓子製造に適した冷涼な
気候を持つ」ということから、スイーツ王国を打ち出しているのだそう。
納得です。

スイーツ王国さっぽろ

アーモンドコロッケが大人気!ひと足早いお花見も!神戸「アーモンドフェスティバル」

神戸にあるナッツメーカー、東洋ナッツ食品が主催する
「アーモンドフェスティバル」が
3月21日(金・祝日)と22日(土)に開催されます。
イベントの見どころは
東洋ナッツ食品の敷地内にたくさん植えられた
アーモンドの花のお花見会と、
ナッツを使った料理が並ぶ屋台。

アーモンドの花ってどんなの?と思ったら
桜の花にソックリなんですね。
桜よりもひと足早く咲くそうで、
アーモンドのイメージとはまるで違う
白やピンク色の花が楽しめます。
こちらのイベントは今年で25回目。
ローカルイベントながら年々訪問者が増え続け、
今ではなんと2万人近くの人が訪れ賑わうそうです。

バラ科サクラ属のアーモンドの花は、桜の花にソックリ!見分けがつきません

人気のアーモンドコロッケ。冷凍タイプとしても近日発売予定

恒例のお餅つき大会もあります。オリジナルきな粉(ピスタチオきな粉とアーモンドきな粉)が美味しそう!

屋台は行列ができるほど人気で
なかには友達どうしで分担して手に入れる人もいるとか。
アーモンドをたっぷり使ったコロッケほか、
揚げたてのほかほかアーモンド、
オリジナルスイーツ「エメの実」、
ナッツのわさび漬けなど、
普段食べられないものばかり。
満開の花と珍しい料理。
アーモンドをこんなに楽しめるイベントは
無いかもしれません。ぜひ!

第25回アーモンドフェスティバル
会場:兵庫県神戸市東灘区深江浜町30番地
   東洋ナッツ食品株式会社敷地内
【イベントデー】
 3月21日(祝) 10:00~16:00
 3月22日(土) 10:00~16:00
【庭園開放】
 3月24日(月)~27日(木) 10:00~15:00

第25回アーモンドフェスティバル

東洋ナッツ食品

きょうのイエノミ 旅するイエノミ 日本酒と、三陸ワカメ

仕事を終えたご褒美はおいしいお酒とおつまみ。
リラックスしたいなら、きょうはイエノミにしませんか。
神奈川県・横須賀市在住の料理研究家・飛田和緒さんに教わった、手軽で簡単、
しかもちょっとした旅気分が味わえる日本各地のおいしいものと
三浦半島の旬の食材を使った、和酒に合うおつまみを季節感たっぷりにご紹介していきます。

ようやく本格的な春がやってきました。
料理研究家・飛田和緒さんが住む三浦半島では
いちはやく菜の花が満開になり、続いて浜辺が一気に活気づきます。
春を告げるワカメ漁やハバ海苔(岩海苔の1種)づくりが終わったと思ったら
お次は釜揚げヒジキ、待望のシラス漁解禁ときて
裏山のタケノコがにょきにょきと伸び始めたら春本番。
ひと雨ごとに暖かくなる気配を感じながら
海と山からのうれしい到来物をせっせと料理する飛田さんです。
きょうのイエノミのおつまみは、そんな身近な旬の素材ばかり。
おいしい日本酒と一緒に、春の恵みを思う存分味わってみませんか?

2月頃から、飛田さんちの食卓は「ワカメ尽くし」になることもしばしば。
ワカメと卵の炒めもの、ポタージュ、フリット、オムレツ。
仲良しの漁師さんが生の新ワカメをどっさり届けてくれるので
自然と料理のバリエーションも増えていったのだとか。
なかでも飛田さんがワクワクするのが、生のワカメをゆでるとき。
「熱湯にくぐらせた瞬間、パッと鮮やかな緑になるのね」
こんな楽しみ方を知ったのも、海辺のまちに住んでから。
東京にいた頃は、ワカメの旬を意識することもなかったそうです。
いまでは、ゆでて冷凍するだけじゃなく、カラカラに干して保存するワザも取得。
生ワカメをいただくと「明日晴れるといいな」と思うほど。
なのに、わざわざ取り寄せてまで食べたい
そんなワカメが飛田さんにはあります。

●ローカルな逸品「気仙沼市・マルニシの三陸ワカメ」
たかがワカメといえなくなる三陸の海の恵み。

そのワカメと出合ったのは3年前。
友だちにもらったのがきっかけでした。
ふだん食べ慣れている相模湾のものはしゃきしゃきした歯触りだけど
そのワカメは肉厚なうえになめらかで、明らかに食感が違う。
きょうも、煎りたての胡麻をぱらりと振るだけ。
そのままで食べるのがいちばんおいしいそうです。
自家製味噌のポン酢だれや、柚子胡椒を合わせた醤油を用意し
大事にいとおしむように日本酒と一緒にいただきます。
それは宮城県気仙沼市にある「マルニシ」のもの。
飛田さんが3年前にいただいた岩手県野田村産ワカメは
津波の被害を奇跡的に免れた貴重なものだったのです。

複雑なリアス式海岸が広がる三陸沿岸は
日本一のワカメ産地としても知られていますが
マルニシの新妻さんに電話でうかがってみると
地震が起きた3月11日はワカメ漁のまさに最盛期。
三陸ワカメだけを扱う専門問屋・マルニシは
市内3か所にある工場は全壊と大規模半壊、
ワカメを保管していた冷蔵施設も3か所が全壊しました。
ただ、被災しながらも唯一残った冷蔵施設の3階部分だけは
津波に耐えたのか停電にもかかわらず-11度をきっちりキープ。
その限られた在庫をもとに4か月後に営業を再開したそうです。

とはいえ、三陸のワカメ産地はどこも甚大な被害を受け
生産量は3年たったいまも、震災前の約7割。
「でも、今年は特に出来がいい感じですね」
2014年こそ三陸ワカメ復興の年にしたい、いやそうなるはず。
そんな願いが込められた新ワカメが、いま収穫期を迎えています。
「同じ三陸といっても、浜によってワカメの個性が違うんですよ」
それは食べ比べてみればわかるはず、と新妻さん。
鮮やかな緑が美しく香りがよい宮城産。
深い緑色でもちもちと肉厚な岩手産。
美しい原生林と、その森から流れる川に含まれる栄養分と
「本気の漁師さん」たちが大切に育んできたのが三陸ワカメなのです。
北は岩手県久慈市から、南は宮城県石巻市まで。
「南から行くと、十三浜、志津川、歌津、階上(はしかみ)……」
すらすらと歌うように浜の名前を数え上げる新妻さん。
そのすべての浜のワカメを食べ比べできる日が、早く来ますように。

『マルニシ』(宮城県/気仙沼市)の三陸ワカメ

●お取り寄せデータ

住所:宮城県気仙沼市西八幡町23

電話:0226-22-1235(直売所直通)

FAX:0226-24-4160

営業時間:9:00~17:00 (直売所) 日祝休

Webサイト:http://marunishi.jp/

※飛田さんが取り寄せたのは岩手県野田村産と大船渡市末崎地区産の塩蔵品、宮古市田老町産天然わかめ。お試しなら「三陸わかめ」(宮城県南三陸町産)150g 280円を。

※三陸のワカメはすべて自主検査済み。安全安心という確認がとれている。

●便利な常備菜「タケノコのおかか煮」
ご近所からいただくタケノコはまずシンプルに。

春はなにかとあわただしい季節ですが
飛田さんの場合、タケノコをどっさりもらうのもその一因。
ご近所の知り合いがみんな裏山のタケノコを持ってくるので
なるべく早くゆでて、できれば友人にもおすそ分けせねば、とキッチンで大奮闘。
ようやくゆでおわり、冷蔵庫に収めたと思ったら
次のタケノコが到来なんてこともしばしば。
「だから炊き出しにも使えそうな巨大な寸胴鍋を買ったのよ」
うーん、その気持ちはよくわかる。
わかるけど、それじゃこんどは冷蔵庫がパンクしそうな気が……
そんな飛田さんがいちばん好きなタケノコ料理がこちら。
下ゆでしたタケノコにじっくり味を含ませ
ぱぱっとおかかをふっただけのシンプルな春のご馳走です。
おかかのかわりに実山椒のつくだ煮を加えてもおいしいんだとか。
ちなみに飛田さんは、タケノコを水煮と味付けの2通りで保存します。
その味付けバージョンのベースにもなるこのレシピ。
タケノコフライやステーキなど、簡単にアレンジできるからなるほど便利かも。
これなら冷蔵庫内の回転もよさそうですね。

タケノコのおかか煮

●つくりかた

ゆでたタケノコを大ぶりに切る。

1を鍋に入れダシをひたひたに注ぐ。

2に薄口醤油とみりんを同量入れる。

3が煮立ったら落とし蓋をして弱めの中火で20分ほど煮る。

熱々のうちにおかかをかけてさます。

※日持ちは約3日。市販の水煮タケノコを使ってもいい。

●簡単おつまみ「アサリの春野菜蒸し」
色鮮やかな緑の野菜で春色を楽しんで。

見た目がパッと鮮やかで食卓が華やぐのがこちら。
「おもてなしのとき、よく最初に大鉢でドンとおいちゃうの」
作り方が本当に簡単で、しかもすぐに出来るので
とりあえず、のおつまみにも最適なのです。
きょうは春になっておいしくなるアサリに
スナップエンドウと菜の花をどっさり載せて蒸しあげましたが
この野菜だってなんでもいい。
キャベツやインゲン、絹さやにセリ、三つ葉。
お好きな野菜で、アレンジしてみてくださいね。
また、アサリと野菜から出たスープがなんともおいしくて
飛田さんはいつもアサリの殻ですくって飲んでしまうほど。
日本酒を適当にひとまわしするだけで、
調味料を特に加えなくてもおいしいのだから、アサリってエライ。
そうそう、菜の花は筋をむくと口当たりがよくなるので
ゆでて使うときもぜひ試してみてください。
多めにつくって余ったら、少し水を足してアサリ雑炊にしても
とてもおいしくいただけるそうですよ。

アサリの春野菜蒸し

●つくりかた

砂抜きしたアサリをよくこすり洗いする。

菜の花は筋をとり食べやすい大きさに切る。

スナップエンドウは筋をむく。

鍋にアサリとオリーブオイルを入れ2と3をざっくりのせる。

4に日本酒をひと回ししてから蓋をして中火で蒸し煮する。

アサリの口が開いたらできあがり。

※味見して塩気が欲しければ塩少々を加える。

●きょうの和酒 松竹梅「白壁蔵」< 生酛純米>
ワイン文化が根付いたヨーロッパでも大好評です。

昨年末、ユネスコ無形文化遺産に
「和食:日本人の伝統的な食文化」が登録されたことは
神戸・灘の「白壁蔵」で働く人々にとっても大きな喜びとなりました。
日本酒の伝統的な仕込み方「生酛造り」にこだわり
本当の意味で食事に合うおいしいお酒を造ろう。
その方向性が間違いではなかったと勇気づけられたからです。
もともと、松竹梅「白壁蔵」< 生酛純米>は
食卓で映えるボトルデザインやコルクキャップなど
海外でも喜んでもらえる「和酒」として誕生しました。
厳選された酒造好適米と米麹、灘の宮水を使い
お米の旨さを酵母や乳酸菌による発酵で最大限に引き出した
柔らかでふくよかな味わいは、どんな食事シーンにもぴったり。
ぜひ料理との相性の良さを確かめてみてください。

松竹梅「白壁蔵」〈生酛純米〉640ml

○問合せ先/宝酒造株式会社

お客様相談室

TEL 075-241-5111(平日9:00~17:00)

http://shirakabegura.jp/

今日のおやつ: 秋田県大館の大人気ローカルパン! 「油パン」こと 手作り「アンドーナツ」

今日のおやつは、秋田県大館市の
山口製菓店さんがつくる「アンドーナツ」。
こし餡がギッシリ詰まったドーナツを
油でカリッと揚げた、
最近のヘルシー志向を
ものともしない、濃厚なおやつです。
地元の方には「油パン」という愛称で
親しまれているのが人気の証。
ローカルパンマニアの間では有名な逸品なんです。

まるでかりんとうのような濃厚さ。

アンドーナツといえば牛乳!

アンドーナツの製法は、創業以来変わりません。
職人さんがひとつひとつ手で餡を包んでいるので、
皮が薄く、こし餡の味わいを邪魔せず、見た目よりも
あっさりと食べられます。

そして今回は加熱をしないで飲める搾ったままの生乳、
北海道河西郡中札内村の「想いやり生乳」と一緒に頂きました。
やっぱりアンドーナツには牛乳しかありません。
この想いやり生乳は牛にストレスなく育てていたり、
いろいろな工夫をしていて、
牛から搾ったそのままをビンにつめて飲めるのだそうです。
このゴールデンコンビの詳細は下記Webサイトにて。

山口製菓店「アンドーナツ」
想いやり生乳

こだわりの麹で造る 「たまり醤油」 愛知・南蔵

「麹造りがすべてです」
揺るぎない口調で「南蔵」5代目・青木弥右衛門さんが話します。
青木さんの話は麹造りに始まり、麹造りに終わるほど、麹造りに信念を貫きます。

「麹造り」とは、醤油製造における第一段階の工程。
原材料を加工して桶に仕込むまでの工程を示し、
醤油の菌が活動しやすい状態にします。
実は醤油業界には「一麹二櫂三火入れ」という、
醤油を造る者なら誰もが知る醤油造りの重要工程を表す言葉があり、
その「一麹」こそ麹造り(「二櫂」はもろみの混ぜ「三火入れ」は仕上げの加熱を指す)。
醤油造りにおいて気の抜けない工程で、青木さんの意識は一段と高いのです。

時代が変動しようと、私たちはおいしい醤油を極めるのみ。

南蔵は、たまり醤油の最大生産地・愛知県知多郡武豊町で
明治5年(1872年)から営む蔵元。
「大正時代の武豊町には50軒の蔵元があったけど、いまは8軒になりました。
昔はたまり一本がひとりの日当と言われるくらい高価な調味料でしたが、
いまはずいぶん安くなりましたしね」と青木さん。
そんなに高くても地元の人は買っていたのかと驚くと
「昔はたまり醤油を買うしかなかったんですよ。
この辺りの調味料と言えば赤みそとたまり醤油と塩くらいでしたから。
でも戦後に大手の安価な醤油が出回り始め、
地元の人こそたまり醤油を使わなくなりました。
造ったたまり醤油を薄めて売る蔵も出てきて、一気に淘汰されました。
いま残っているのは、昔ながらの造りを頑固に続けたところです」
そして、南蔵も続いた頑固一徹の1社。

「たまり醤油」とは、ほとんど大豆だけで造られる醤油。
主に東海地方で生産、消費されています。
濃口醤油が大豆と小麦を約半々使うのに対し、
たまり醤油は小麦をほとんど使わないため(南蔵では小麦は使わない)、
香りに癖が出やすく、一般の人にとってはなかなかなじみがないもの。
そして地元の人のたまり醤油離れ。
そのなかで支持されているのは、何か工夫を? と尋ねると
「いえ、時代が変わろうと、私たちがどうこうすることはなくて、
私たちはとにかく“おいしい”醤油を造り続け、信用してもらう。ただそれだけです。
“当たり前のことを当たり前に”がモットーですが
そんな私たちの醤油をお客さんが選び、どこかで買ってくれています。
関東や関西のお店にも、お客様からの要望で並ぶようになりました。
いまでは地元の人よりも都市の人、年配の人より若い人のほうが買ってくれます」

南蔵の醤油のおいしさのすべてがこの麹造りから始まる。

28~30石の桶が86本並ぶ。

いい麹ができれば、いい醤油になる。

そんな選ばれしたまり醤油が造られる現場を案内していただきました。
なるほど、蔵の中は冒頭の「麹造りがすべてです」の言葉に納得させられることばかり。
「大豆が水に浸る最後の15~20分は、つきっきりで管理していますよ。
もう、1分で蒸しが全然違いますから」と青木さん。
なんてシビアな造りだろう。
そして蒸された大豆は成人男性の親指程度の塊にし、
種麹を降り注いで室(むろ)の中に入れます。
「ちょうど今日の朝入れたんですよ」と、室の扉を開いていただくと、
ふわりと柔らかい香り広がりました。
きなこのようにほっくりとした甘い香りが心をほぐします。
あぁ、この香りから生まれる醤油は、
さぞいい香りの醤油なのだろうと期待感が高まります。

「明日の朝から発熱し始めます。この時から昼までの半日が勝負。
もう常に状態を確認しています。
いい麹ができると何も添加しなくて済むから、添加しません。
大豆のたんぱく質を余すことなく醤油の旨味にすることができます。
また、蔵全体にいい菌が広がって、いい菌が働きやすい環境になるので、
桶1本1本による味の違いも出てこなくなります」

たまり醤油の仕込み桶。

搾られていくたまり醤油。

「味わってみますか?」と、木桶のもとへ。
ぐぐっと力を入れながら慎重に栓を回します。
この、桶から直接醤油が注がれるのがたまり醤油の魅力。
醤油が出てきた瞬間、早く味わいたい! という欲が止まらなくなります。
そして器に注がれた醤油を見てびっくり。
きれい!! 
なんて美しい赤色でしょう。こんな色が出るなんて……。
すっかり目を奪われました。そして香りも好印象。
たまり醤油における癖が主張しすぎることなく、気品があります。
味わいもしょっぱさを一瞬感じたあとは、濃厚な甘味や旨味が口の中で膨らみます。
この色・香り・味こそ麹へのこだわりから生まれた賜物。感動しました。

麹へのこだわりは、先代からですか? と私が尋ねると、
「父はもっとすごいですよ! 
死ぬ前も、『まだいい麹と出会ったことがない』と言い残していきましたし、
僕が若い頃は必死に造っていても『匂いが悪いじゃないか』と言われる日々でした」
と苦笑い。

仕込み桶から直接出していただく。

十水仕込みのたまり醤油(左)と五分仕込みのたまり醤油(右)。美しい赤色に感動。

そして、蔵をあとにして友人の案内で地元の日本料理「小伴天」へ。
うれしいことにお造りのつけ醤油や、魚の煮付けに
南蔵のたまり醤油が使われていました。
お造りにつけると、まずはたまり醤油の旨味が広がり、
噛むたびに魚の持ち味がどんどん引き出されていきます。
ブリの煮付けはあの美しい赤色に魚が染まり、照りが食欲をそそります。
いやぁ、満足。うまいでしょ! という、
青木社長の堂々とした声が聞こえてくるかのようでした。
「南蔵さんのたまり醤油は青木社長の人柄と同じです。
丁寧に正直に造って、癖が強くないので、濃口醤油を使う感覚で使えます。
煮物にも最後に数滴入れると、おいしそうな香りと旨味を添えてくれますよ」
と話すのは、小伴天店主・長田勇久さん。

地魚のお造りと。味わうほどに魚の持ち味が引き出される。

煮魚。美しい赤色に魚が染まり、照りが食欲をそそる。

「麹造りがすべて」
その考えは代々、刻々と蔵人の魂に刻まれ、毎年固唾をのみながら大豆を醸す。
そうしてできた麹は、最高においしくなるエネルギーを持ち、
2年余りかけてじっくりと大豆の持つ旨味を醤油へと解き放っていく。
搾られた醤油は、言葉なくとも人々の舌を満たし、欠かせない調味料となる。
できた醤油に感動する私に「やっぱり麹ですね」と青木さん。
その静かな声には、これまで青木さんが何度も確信してことを物語る深さがありました。

南蔵5代目・青木弥右衛門さん(左)と奥様(右)。

information


map

南蔵

住所 愛知県知多郡武豊町里中58
TEL 0569-73-0046
http://www.minamigura.com/

information


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日本料理 小伴天

住所 愛知県碧南市源氏神明町256
TEL 0566-48-0218
営業時間 11:30〜14:00、17:00〜21:00(L.O. 20:30)
水曜休
http://www.katch.ne.jp/~kobanten/

今日のグルメ: 海女さんが採ってきた おいしいわかめのスナック 「能登の食べる海藻図鑑」

今日のおやつは、能登で採れた海藻を
乾燥させてパックした「能登の食べる海藻図鑑」。
輪島の海女さんが舳倉島などで刈り取った、
能登産のめかぶ、わかめの葉、わかめの軸に
お砂糖と塩をまぶして、
軽い口当たりに仕上げました。
石川県の能登半島、七尾市で創業九十余年を誇る
昆布海産物やさんの「しら井」さんの製品です。

「葉」「茎」「めかぶ」の3種類がひと箱に。

この3種類はいずれもわかめの部位。
めかぶはわかめの根本にあるひだ状の部位でネバネバ
しているのが特徴。乾燥した状態ではネバネバして
いないのですが、噛んでいるうちにあのネバネバが
出てきて、ちょっとビックリしてしまう面白い食感!
同じわかめでもそれぞれの食感と味わいが違うので、
食べ比べるのが楽しいですよ。
通信販売は下記Webサイトから。

昆布海産物處 しら井「能登の食べる海藻図鑑」

今日のおやつ: 讃岐名物、昔から親しまれる おいしい黄身餡「かまど」

今日のおやつは、香川県の名物お菓子「かまど」。
かまどをかたちどったかわいいかたちと、
こくのある黄身餡、それをつつみこむ
ほっくりした皮で定番人気のお菓子です。

こちらがパッケージ

ほんとうにかまどのようなかたち。中の黄身餡がのぞいています。

かまどのなかには、黄身餡がぎっしり

かまどの黄身餡には白いんげん豆の一種、
「大手亡豆」の白あんと
県産地卵の黄味だけを使っています。
地元ではむかしからTVCMが流れていて、
誰もが知る有名なお菓子なんだそう。

お値段は9個入り800円。
下記より通信販売可能です。

名物かまど

広島の老舗〈もり〉で食べる お好み焼きは 本当においしかった

こんにちは。いまわたし齋藤は広島市に来ています!
広島といえばお好み焼き。本場広島のお好み焼きは、
子供の頃からの憧れでした。
とはいっても、広島県は人口1万人あたりの
お好み焼き店舗数が日本一
ふんだんにお好み焼き屋さんがあるので、
どこに行ったらいいのか迷ってしまうほど。

地元の方に「どこがおすすめ?」と聞いたら、
「有名店もいいけど、中学生や高校生が通うようなお店が一番間違いなく、
安くておいしいんだよ」との答え。なるほど確かに。

今回お伺いしたのは、広島市内の老舗、「もり」さん。
はたして広島のお好み焼きとはどんな風に作られるのか、
見てきました。

広島市の繁華街からすぐのところ。代官山みたいな、ちょっとおしゃれなお店が点在するエリアにあります。

切り盛りされるおねえさん。

受験だけでなくお笑いにも効く?! 切れ目が入ってすべらない。 大阪・うどん双樹 「すべらんうどん」

まえに、大阪天満宮の近くを歩いていたら
気になる旗が立っているうどん屋さんを見つけました。
それが、麺に切れ目が入って滑らないように
工夫されている「すべらんうどん」のお店、うどん双樹。

残念ながらお店で食べる時間がなかったのですが
お笑いに厳しい大阪らしいかもと友達へのお土産と自分用に
乾麺を買って帰りました。

フォークでうどんを刺してるような、気になる旗。もちろんお箸で食べてもすべりません

早く食べてみたいけどこのうどん、
普通にお腹すいたとき食べるのがもったいない。
ここぞという時に食べようととっておきました。
それで、ちょうど人前に出て話す機会があったので、その直前にいただきました。
確かにすべらなかった!(2つの意味で)

切れ目にツユがしっかり絡んでおいしくいただけ、
すべらんうどんを食べたことになんだか安心して
かなり緊張がほぐれました。

でもさきほど調べたら、大阪天満宮は合格祈願の大阪ナンバーワンスポットなんですね。
笑いですべらないように、というより合格祈願をしたあとにこちらのすべらんうどんを
食べる受験生が多いようです。

写真を見たところお店で食べるうどんの方が太くてコシがありそう。
受験や就職、そしてお笑いにも効き目がありそうな
すべらんうどん、お薦めです!

気に入って通販でも買いました。「すべらん」と書かれたシールが入っていて嬉しい!

うどん双樹・すべらんうどん

今日のおやつ: 和菓子王国の金沢から。 真っ赤でおしゃれな加賀八幡 「起上もなか」

今日のおやつは、和菓子王国、石川県金沢市うまれの
「加賀八幡 起上もなか」。創り手は金沢市の和菓子店「金沢うら田」さん。

かわいい起き上がり小法師をかたちどった最中が、
鮮やかなパッケージで包まれています。
パリパリの皮に、吟味された粒感のあるおいしい小倉が
ぎっしりと詰め込まれていて、
かわいいだけではない、本格派の味わいがすばらしい。

外の箱も真っ赤。

茨城の小粒大豆が とってもおいしい! わらの香りが芳しい、 だるま食品「わら納豆」

わらに包まれた「わらつと納豆」ってご存知ですか?
稲わらの中に煮た大豆を入れ、納豆菌で発酵させて作った、
昔ながらの納豆です。納豆がわらに直接包まれているので、
わらの香りが納豆に移って、とっても芳しくなるのが特徴。

茨城産のわらつと納豆は小粒の大豆で、
旨味がギュッと詰まっているんです。
もともと納豆は、平安時代の終わり頃に
藁に包んだ大豆がたまたま発酵して生まれたもの。
昔ながらのかたちそのままの、おいしい納豆です。

藁に包まれ、ビニールの紐でまとめて売られています。この状態でも、納豆の匂いはまったくありません。

こちらが包装紙。だるまのマークがカワイイ!