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新しい広島銘菓になりそう!因島うまれのフレッシュな「はっさく大福」

コロカルニュース

posted:2013.5.10   from:広島県広島市  genre:食・グルメ / 買い物・お取り寄せ

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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

GWで帰省された方も多いのではないでしょうか?
わたくし、ある広島のお菓子がどーーしても食べたくなり、
帰省する友人の奥田さんにすごい勢いでお願いをして
買ってきてもらいました。

それがこの「はっさく大福」! 
瀬戸内海に浮かぶ広島県・因島発祥のフルーツ・はっさくを
材料にしたユニークな大福です。

写真が下手で申し訳ありません。
大福をあけると、プリプリのはっさくの果実がぎっしり詰まっています。
それをあっさりとした白餡でくるみ、
みかんの皮をねりこんだみかん餅で包み込んでいるのです。
フレッシュで爽やかなハーモニーがたまりません。いくつでも食べられそうです。

このはっさく大福を生み出したのは、広島市に店舗のある「もち菓子のかしはら」さん。
創業70年の由緒あるお菓子やさんです。

かしはらさんはもともと、因島のお菓子屋さんでした。
先代の伸一さんは、亡先妻さんと4年の年月をかけて
はっさく大福を完成させたのですが、2005年に先妻さんが急逝。
ショックを受けた伸一さんはお店をたたんでしまいます。

その後伸一さんは、再婚した奥様の夏子さんと、
夏子さんの娘さん洋洋さんの助けによってお店を再会。
洋洋さんと結婚した龍一さんが料理人だったこともあり、
龍一さんが伸一さんの味を受け継ぎたいと願って修行し、
2013年の4月に広島市にお店を移転したのです。

いまでは「はっさく大福」が広島駅のおみやげコーナーにも登場して、
着々と広島名物への道を歩んでいるようです。
かしはらさんのはっさく大福ストーリーはWebサイトで読むことができます。

もち菓子のかしはら|Fax注文可能

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