〈アニマリス・オルディス・クォータス〉帆部分に越前和紙が使われている〈ストランドビースト〉。地質時代にならい、ビーストの特徴と誕生時期にあわせてこのように名付けられました。頭の「アニマリス」は、英語で動物を意味する「animal」とラテン語で海を意味する「Mare」を組み合わせたヤンセンの造語。
テオ・ヤンセンと越前和紙、初のコラボレーション
無数の足がシンクロするように滑らかに動く、生き物のような
アートピース〈ストランド(砂浜)ビースト(生命体)〉。
CMなどで、皆さん一度はお目にかかったことはあるかと思います。
ですが、実際に見たことはありますか?
インスタにあげるなら動画であげたい……! そんな光景が広がっています。
黄色いプラスチックチューブでできているため、
非常に軽く、風を受けると簡単に前へ進むのです。

テオ・ヤンセンは、1948年生まれ。オランダはスフェベニンゲン出身。デルフト工科大学にて物理学を専攻後、画家に転向。新聞に寄稿したコラム記事『砂浜の放浪者』をきっかけに〈ストランドビースト〉を生み出しました。「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称され、芸術と科学の融合した作品をつくり続けています。
もともとオランダの海面上昇問題を解決するために
アーティストのテオ・ヤンセンによって生み出された〈ストランドビースト〉。
現在は歩行はもちろん、方向転換や危険察知などの機能を備え、
初期モデルもよりかなりレベルが上がっているのだそうです。
そんな〈ストランドビースト〉の過去から現在までのモデル、
そして越前和紙とコラボレーションした作品が登場する
〈テオ・ヤンセン展 in ふくい〉が、現在サンドーム福井で開催されています。

会場展示風景。広々とした空間に並ぶ〈ストランドビースト〉は圧巻。

このように、巨大な〈ストランドビースト〉が会場に15作品も出現します。
本展は日本初となるドーム会場での展示会。
会場には〈ストランドビースト〉15作品が展示され、
実際に動く巨大な姿を間近で見ることができます。
また、通常パラシュート生地の帆部分を越前和紙で制作した、
この展覧会のみの公開となる作品2体が登場。
広々としたサンドーム福井で、〈ストランドビースト〉が
それぞれ展示される姿はなかなかの迫力です。
〈ストランドビースト〉と越前和紙が、
どのように交わり、実際にかたちとなって動くのかにも注目したいですね。




















































































