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江戸に住んだサムライの生きざまに迫る
『「士 サムライ」
-天下太平を支えた人びと-』展が開催

コロカルニュース

posted:2019.9.24  from:東京都墨田区  genre:アート・デザイン・建築

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Kanae Yamada

山田佳苗

やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。

『薩摩藩の役人』フェリーチェ・ベアト撮影 1863~1870年頃 個人蔵

勝海舟や高橋泥舟の所用品も展示

東京都江戸東京博物館で、9月14日(土)より
特別展『士 サムライ-天下太平を支えた人びと-』が始まっています。

“サムライ”という言葉は世界中で使われていますが、
武家・武士・侍・浪人など、よくよく掘っていくとその詳細はさまざま。
全員が歴史的な実態をふまえてこの言葉を使っているとは言いがたく、
日本で“サムライ”についてきちんと語れる人はごくわずかではないでしょうか。

この展覧会では、風俗画や古写真、古記録、当時の道具類など、
約200点あまりの多彩な資料を展示し、江戸時代のサムライ=〝士〟の
暮らしや仕事ぶりに注目、実際に生きた彼らの姿に迫ります。

展示構成は以下のとおり。

プロローグ ―都市のサムライ―
武都江戸―太平の諸相―/武人の沿革―サムライとは何か―

第一章 士 変容 ―武人から役人へ―
下剋上―天下太平の世の軍団―/天下普請―平時の集団動員―/天下一統―出仕行列と狩猟儀礼―

第二章 士 日常 ―実生活のあれこれ―
日常の断片―泥絵と古写真から―/江戸勤番―大名屋敷の生活―/旗本御家人―御直参の勤めと暮らし―

第三章 士 非常 ―変事への対応―
災害出動―救命のための戦い―/生老病死―人生との戦い―

第四章 士 交流 ―諸芸修養と人材交流―
学芸と人脈―大田南畝と平賀源内―/士と庶の間―川崎平右衛門―/ 江戸の武芸―剣術と砲術―

第五章 士 一新 ―時代はかけめぐる―
幕末の外交使節団―使節一行と野々村一之進/幕末の軍事―講武所と軍制改革―/幕末の三舟―勝海舟・高橋泥舟・山岡鉄舟―/大政奉還―武都の変容―

エピローグ ―サムライ、新たな生き様―
サムライ観の受容と変容―和装と洋装―/一新とサムライ―川村帰元・清雄と井上廉―

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『温古写真集』霞ヶ関福岡藩黒田侯上屋敷表玄関 明治時代初期 東京都江戸東京博物館蔵

『温古写真集』霞ヶ関福岡藩黒田侯上屋敷表玄関 明治時代初期 東京都江戸東京博物館蔵

『久留米藩士江戸勤番長屋絵巻』酒宴の図 三谷勝波筆/戸田熊次郎序 明治時代 東京都江戸東京博物館蔵[展示期間:9月14日~10月6日、左期以降は複製を展示]

『久留米藩士江戸勤番長屋絵巻』酒宴の図 三谷勝波筆/戸田熊次郎序 明治時代 東京都江戸東京博物館蔵[展示期間:9月14日~10月6日、左期以降は複製を展示]

白羅紗地桐紋入火事装束 羽織・胸当・野袴 対馬宗家伝来 幕末~明治期 東京都江戸東京博物館蔵

白羅紗地桐紋入火事装束 羽織・胸当・野袴 対馬宗家伝来 幕末~明治期 東京都江戸東京博物館蔵

野々村市之進(忠実)遺品 提金具付更紗小物入 一閑張文箱 矢立并筆 手鏡(袋付)丸型四段重印籠 棹秤 幕末期 東京都江戸東京博物館蔵

野々村市之進(忠実)遺品 提金具付更紗小物入 一閑張文箱 矢立并筆 手鏡(袋付)丸型四段重印籠 棹秤 幕末期 東京都江戸東京博物館蔵

かん打銃(銘「於講武所模造」)靖國神社遊就館蔵

かん打銃(銘「於講武所模造」)靖國神社遊就館蔵

当時のサムライたちの息づかいが聞こえてくるような写真や絵巻物のほか、
火事装束や道具、古文書や鉄砲などが展示されます。

なかには時代劇テレビドラマ『遠山の金さん』で親しまれている遠山景元、
「幕末の三舟」の勝海舟、高橋泥舟、山岡鉄舟ら
現代でも名が通っているサムライたちの所用品もあるそう。

最大の武家人口を誇っていたという江戸。
そこで暮らしていたサムライの姿が、この展覧会で
ありありと見て取れるようになっています。

想像の範疇にしかなかったサムライの姿が、
この展覧会を見終わったあと、より身近なものになりそうです。
ご興味ある方はぜひ足を運んでみてください。

information

map

「士 サムライ」-天下太平を支えた人びと-

会期:2019年9月14日(土)~11月4日(月・休)

※会期中に一部展示品の入れ替えがあり。

会場:東京都江戸東京博物館1階 特別展示室 東京都墨田区横網1-4-1

営業時間:9:30~17:30 

※土曜日は19:30まで

※入館は閉館の30分前まで

休館日:月曜日、9月24日(火)、10月15日(火)

※ただし、9月16日・23日、10月14日、11月4日は開館

観覧料:一般 1,100円(880円)、大学生・専門学校生 880円(700円)、高校生・中学生・65歳以上、小学生 550円(440円)

〈特別展・常設展共通券〉

一般 1,360円(1,090円)、大学生・専門学校生 1,090円(870円)、中学生[都外]・高校生・65歳以上 680円(550円)、小学生・中学生[都内] なし(なし)

〈特別展専用前売券〉

一般 900円、大学生・専門学校生 680円、高校生・中学生・65歳以上、小学生 350円

※( )内は20名以上の団体料金

※次の場合は観覧料が無料。未就学児童。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保険福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで) 。

※小学生と都内在住・在学の中学生は、常設展示室観覧料が無料のため、共通券はなし。

※前売券は9月13日(金)まで販売

※中・高・大学・専門学校生の方は学生証を、65歳以上の方は年齢を証明するもの(健康保険証、運転免許証など)を要提示。

※シルバーデー(9月18日、10月16日)は、65歳以上の方は特別展観覧料が無料。年齢を証明できるものを要提示。

TEL:03-3626-9974(代表)

Web:https://www.edo-tokyo-museum.or.jp

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