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宇宙に浮かぶ星々の壮大な眺め。
長野・白馬美術館で
『“長野県は宇宙県”
大西浩次・信州星景写真展』
が開催

コロカルニュース

posted:2019.9.9   from:長野県白馬村  genre:アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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writer profile

Kanae Yamada

山田佳苗

やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。

日本全国津々浦々ある中で、特に宇宙との
結びつきが強い県と言われてる長野県。

県内にはプラネタリウムや天文同好会、宇宙航空産業、
天文研究施設など宇宙に関する施設や団体が存在します。

そんな長野県で、晩夏の蒸し暑さを吹き飛ばしてくれそうな
涼やかな展覧会が行われているようです。

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北アルプスを望む長野県白馬村にある白馬美術館。
ここで8月1日(木)から10月27日(日)までの
期間に開催されているのが、『“長野県は宇宙県”
大西浩次・信州星景写真展 -森から思想する宇宙』。

日本星景写真協会理事を務める大西浩次氏が撮影した
星景写真の中から、長野県白馬村や小谷村で撮影された
未発表作品を中心に約50点を展示されています。

それはもう星々が繊細に輝いて、
ここまで壮大な景色になるのかと目を疑うほど。

この展示と併せて、2020年末に地球に帰還する〈はやぶさ2〉の
無事帰還を祈念し、『宇宙を感じる -小惑星探査機〈はやぶさ〉の地球帰還-」』
と題した特別展も同時開催。2010年に地球帰還を果たした〈はやぶさ〉の様子を
オーストラリアで撮影した作品も併せて展示されます。

「わたしたちの住んでいる「宇宙」は、
太陽系や銀河系、銀河団、宇宙の大規模構造といった
天文学的な宇宙“Universe”だけでなく、
この地球の大気や地球の中のマグマやプレートの動き、
この大地の土や岩石や山などと共に、
その大地に住む動植物、そうして人間に到るまでの
多くの生き物たちと繋がりつつ共存する総体としての
宇宙“Cosmos”である。

森の中の木々の僅かな隙間から見上げる星空を眺めなから、
遥か彼方の宇宙“Universe”を想像し、
私達の世界を包む宇宙“Cosmos”の存在を実感する。
そんな宇宙への思索を、そうして総体としての
宇宙(“Universe”=“Cosmos”)の姿を表現したい」と大西さん。

白馬の星空

輝く星々の美しい写真を観ると、なんだか涼やかな気持ちになりますね。
ここではるか宇宙に思いを巡らせて、ロマンチックなひと時を過ごすのも良さそうです。
夏休みはまだという方、ぜひ長野の白馬美術館へ足を運んでみてはいかがですか?

information

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“長野県は宇宙県”「大西浩次・信州星景写真展 -森から思想する宇宙-」

日程:2019年8月1日(木)~10月27日(日)

時間:9:00~17:30(最終入館 17:00)

場所:白馬美術館 音楽堂 長野県北安曇郡白馬村北城2937

   ※入場受付は隣接するホテル〈コートヤード・バイ・マリオット 白馬〉フロントにて承ります。

入館料:大人 300円、小・中・高校生 無料

   (入場者には星景写真の絵はがきセットをプレゼント)

主催:一般財団法人 軽井沢セミナーハウス

共催:コートヤード・バイ・マリオット 白馬

TEL:0261-72-6084

Web:https://www.laforet.co.jp/hakuba/museum/index.html

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