「旅は断片。」 12人の旅人によるユニークな視点。 四国、九州・沖縄編

断片を見つける旅を

旅においてちょっとした出来事が心に残っているのではないだろうか。
さまざまなクリエイターがローカルを旅したときに感じた
そんな「断片」を綴ってもらった。

彼らの持つ旅の視点を参考にして、
おもしろい旅の断片をみつけてみたい。

そこでコロカルのリレー連載『旅からひとつかみ』から、
地域ごとにまとめて再編集していく。
第3回は【四国編】【九州・沖縄編】をお届けする。

四国編、九州・沖縄編の旅先マップ

誰も見たことがない本殿・拝殿を。 伝統技術でつくる、 あたらしい〈鳥飼八幡宮〉

福岡市の都心部を走る明治通りに面し、
近くには球場や大型商業施設があり、周囲に住宅とマンションが建ち並ぶ。
〈鳥飼八幡宮〉は、そんなにぎやかなエリアにあります。

鳥飼八幡宮の歴史は古く、『古事記』や『日本書記』にも登場する
神功皇后のゆかりの地として、社殿を建てられたのが発祥と
伝えられています。

まちがめまぐるしい変化をとげてゆくなか、神社は変わることなく、
人々を出迎えてきました。

そんな鳥飼八幡宮が、「遷宮」(神社の改築や修理)によって
大きく姿を変えたのは、一昨年のこと。

もっとも驚かされるのは、壁全体を茅(かや)で葺かれた拝殿の圧倒的な存在感。
「神社」という建物のイメージを覆すその姿は、いったい、
どのようにして生まれたのでしょうか。

〈鳥飼八幡宮〉

神様のいる場所を、常にみずみずしく

鳥飼八幡宮ではもともと、25年おきに遷宮を行ってきました。

ただしこれまでは、歴史ある本殿・拝殿を改修したり増築したりする、
小規模なものだったそうです。

しかし、今回の遷宮にあたり調査を行ったところ、建物の老朽化が著しく、
建て替えなければならないことが判明。

老朽化とはいえ、古くからある建物を壊し、つくりかえることに
抵抗はなかったのでしょうか。

鳥飼八幡宮で神職をつとめる高野さんに尋ねると、
「常若(とこわか)」という言葉を教えてくださいました。

「常若」とは、神様をお祀りする場所を、常にみずみずしく
きれいに保つ、という考え方。

たとえば伊勢神宮では、1300年も前から、20年ごとに
まったく同じ建物をつくり替える「式年遷宮」を行なっています。
それは、こういった考えに基づくものなのだそうです。

「わたしたちは、以前と同じ建物をつくるのではなく、
『あたらしい神社』をつくろうと考えました」と高野さん。

「『あたらしい』というとすこし語弊があるかもしれません。
神道の歴史は縄文時代からありますが、実ははっきりとした教義はないんです。
ですから、これを機に、古くからつづいてきた信仰のかたちを、
固定観念にとらわれずに一から考えてみよう、そして、
それがきちんと伝わる建物をつくろう、と考えたのです」

壁全体を茅(かや)で葺かれた拝殿

鳥飼八幡宮の式年遷宮は、2023年度福岡市都市景観賞・大賞を受賞しました。

二宮さんが描いたイメージ図(提供:二宮設計)

二宮さんが描いたイメージ図(提供:二宮設計)

誰も見たことがない本殿・拝殿を

「あたらしい神社」の設計を依頼されたのは、
福岡市内に事務所を構える〈二宮設計〉の二宮隆史さん・二宮清佳さん
夫妻でした。

二宮夫妻は、鳥飼八幡宮の山内宮司から、
「誰も見たことがない本殿・拝殿を」
というオーダーを受けたのだそう。

二宮隆史さんに、その頃のお話をうかがいました。
「誰も見たことがないもの……とはいえ神社であるからには、
地域の方々に納得してもらえるものにしなくては……」と、
アイデアを模索していた二宮さん。

幾度となくスケッチを描き、山内宮司と何度もイメージをすりあわせ、
検証を重ねて、巨石と茅葺で拝殿をつくる構想がまとまりました。

高野さんはいいます。
「巨石信仰は、世界共通の信仰のかたちなんです。いつの時代の人が見ても、
たとえば、ここがいつか埋まってしまったとしても、発掘された時に
『神聖な場所だったんだ』ということがすぐわかる」

天然の素材と、伝統的な技術で、あたらしい神社をつくる。
そうすればきっと、訪れた人に愛着を持ってもらえるはず。

こうして、あたらしい拝殿は、十本の巨石を柱とし、
外壁全体を茅葺にすることが決まったのでした。

茅(かや)で葺かれた拝殿

茅(かや)とは、ススキやヨシなどを束ねたもの。束ねることによってできる隙間が空気の層となって、通気性、断熱性、保温性を高めているのだそう。

神様がいらっしゃる本殿

神様がいらっしゃる本殿は、拝殿の奥に。

「旅は断片。」 14人による旅のスモールストーリー。 中部、近畿、中国編

旅の小さな思い出は、とても愛おしい

旅のなかで、奇妙なことが起こったり、
まさかの偶然が起こったり、奇跡的な出会いがあったり、いろいろなことがある。
そうした小さな断片を逃さず思い出としてしまっておきたい。

さまざまなクリエイターがローカルを旅したときの、
そんな「断片」を綴ってもらうリレー連載が、
コロカルの『旅からひとつかみ』だ。
その連載を見てみると、北海道から沖縄まで全国での出来事が綴られていた。
そこで地域ごとにまとめて記事を紹介していく。
第2回は【中部編】【近畿編】【中国編】。

中部編、近畿編、中国編の旅先マップ

ソウルのストリートカルチャー溢れる 〈Good Morning Record Bar〉が 京都にあった

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
京都府京都市。

朝はのどかでも、陽が落ちればゴリゴリのレアグルーブ

コロンボ(以下コロ): 〈Good Morning Record Bar〉って
名前からしてよくない?

カルロス(以下カル): レコードではじまる朝なんて、余裕がありそうだし、
丁寧な暮らしそう。やっぱりパット・メセニーって感じかな?

コロ: ボクだったらジョージ・ベンソンの『ブリージン』かな。
そんな気持ちいい朝はなかなかないけど。

カル: いずれにしてもフュージョン感……、
朝に対するイメージが貧困じゃない? 2020年代だよ。

高瀬川沿いに佇むガラス張りのポップな店がまえ。夜ともなると加熱気味なグルーブを発する。

高瀬川沿いに佇むガラス張りのポップな店がまえ。夜ともなると加熱気味なグルーブを発する。

コロ: お店的にはレアグルーブが多いんだって。

カル: 朝から?

コロ: いやいや、賑わってくる日没後だけど。
レアグルーブっていえば、カルロスの守備範囲じゃない?

カル: うーむ、レアグルーブ、難しいね。ジャンルでもないし定義が微妙。

コロ: あえて定義するとどうなの? 
やはりDJ文化というか、ヒップホップ以降というイメージだけど。

カル: サンプリングや元ネタという、人が注目しないところに美学を感じる
「レコード掘り師」の文化かな。
自分に照らし合わせてみると、レアグルーブは広すぎて
コンピレーションやDJミックスで知っていくものだったかも。
橋下徹選曲の「FREE SOUL」シリーズとかね。

『新潟古町100選』 古町界隈で暮らす人や働く人が選ぶ 100通りの過ごし方

新潟古町から感じる、愛すべき“地元力”

JR新潟駅から萬代橋の方面へバスで7〜8分の古町エリア。
1番町から13番町まである、新潟最大の市街地です。
この古町を愛する人たちのまちでの過ごし方を
100個のコラムとしてまとめたローカルガイドブック『新潟古町100選』が、
2024年1月に発売され、早くも重版がかかったそうです。

この本は古町界隈で暮らす人や働く人、クリエイターや作家、
飲食店の店主、行政職員などが、
人に教えたくなる古町での過ごし方を100個集めたローカルガイドブックです。
県外から観光や仕事で来訪する人はもちろん、
日英2か国語なので、外国の人にもその魅力が伝わる内容です。

紹介されているのは、グルメ、カルチャー、音楽、アート、酒、風景。
たとえば、喫茶店〈ナッツ〉上大川前店で食べるモーニングセットや、
〈ブルーカフェ〉で窓の外の並木道に季節を感じるなどなど……
その「場」への親しみやすさを感じさせるだけでなく、
著者陣が足繁く通っているからこそわかる、ニッチで愛すべき古町のポイントは、
文字数こそ少ないけれど、しっかりとツボを抑えています。
流行やハイセンスなものばかりではない魅力は、これぞ“地元力”。
100もあるのでみなさんにも絶対に刺さるものがあるはず。

「旅は断片。」 12人の旅人による小さな出来事。 全国編、北海道・東北編、関東編

心に残っている、旅のトゥルーストーリー

自由に、縛られることなく旅をしているクリエイターが持っている旅の視点は、
どんなものなのだろうか?
独特の角度で見つめているかもしれないし、
ちいさなものにギュッとフォーカスしているかもしれない。

さまざまなクリエイターがローカルを旅したときの
「ある断片」を綴ってもらうリレー連載が、
コロカルの『旅からひとつかみ』だ。
その連載を見てみると、北海道から沖縄まで全国での出来事が綴られていた。
そこで地域ごとにまとめて記事を紹介していく。
まずは【全国編】【北海道・東北編】【関東編】から。

全国編、北海道・東北編、関東編の旅先マップ

サウナなど温浴施設も充実。 自然に包まれて “自分をととのえる”ホテルが 箱根・宮城野エリアにオープン

自然とひとつになるウェルネス体験を提供

箱根三大祭のひとつ〈箱根強羅温泉大文字焼〉が行われる
明星ヶ岳(みょうじょうがたけ)の麓に広がる宮城野エリア。

箱根温泉のなかでも、昔懐かしい趣きを残した集落にある
温泉場として知られています。

そんな宮城野の別荘地内に5月17日、〈nol hakone myojindai〉が
オープンしました。

温泉露天風呂付き客室

客室は温泉露天風呂付きタイプから、4人まで一緒に宿泊できるタイプ、ペットと泊まれるタイプまで、全6タイプから選べます。

これまで会員制ホテル〈東急ハーヴェストクラブ箱根明神平〉として
運営されていた建物を改装し、新たにリゾートホテルとして生まれ変わりました。

「nol(ノル)」とは「Naturally(自分らしく、自然体で)」、
「Ordinarily(普段通り、暮らすように過ごし)」、
「Locally(その土地の日常に触れる)」の頭文字を取った造語で、
それぞれの意味のとおり“自分らしく自然体で、普段通り暮らすように過ごし、
その土地の日常に触れる”をコンセプトとしています。

京都市中心街に2020年に開業した〈nol kyoto sanjo〉に続く、
nol2店舗目となります。

温泉を使った屋内プール

温泉を使った屋内プールは、昼と夜で異なる雰囲気に。

nol hakone myojindaiの魅力は、何と言っても自家源泉の
宮城野温泉を引湯した充実の温浴施設。

サーマルプールや大浴場、スチームで温めながら潤うサーマルルームや
高温のドライサウナなどを備え、「ととのいテラス」では箱根の雄大な景色を
望みながら外気浴が楽しめます。

「ととのいテラス」

早雲山(そううんざん)をはじめ、箱根の雄大な景色を一望できる「ととのいテラス」。

また、滞在の間はコーヒーや紅茶など10種類以上のドリンクが
自由に飲めるため、宿泊者に用意されるオリジナルタンブラーに
好みのドリンクを入れて、水分補給をすることも。

ロビーラウンジに並ぶドリンク

ロビーラウンジに並ぶドリンクは、フリーフローで楽しめます。

食材も調理方法も、思いのまま。 自分だけのひと皿に出合える 〈RESTAURANT NOT A GALLERY〉

五感で楽しむ、新感覚のレストラン

海が見える空間で、アート作品に囲まれながら、
地産の食材を自分好みの調理方法で楽しむ――
そんな感性を刺激されるひとときが過ごせる、
オーダーメイドフレンチレストラン〈RESTAURANT NOT A GALLERY〉が
2024年2月、静岡県熱海市に登場しました。

レストランができた場所は、LAND ART PARK〈ACAO FOREST〉に隣接する高台へ
オープンしたギャラリー〈NOT A GALLERY〉の一角。
海抜約75メートルの高台に位置しており、窓からは美しい相模湾や空を一望できます。

店内には、国内外で活躍するアーティストの作品も展示されています。
目や耳、そして舌でも楽しめるクリエイティブな空間となっています。

シェフとともに自分だけの味を追究

メニューは、コース料理(ランチ8000円~、ディナー1万5000円~)のみ。
ランチは全5品、ディナーは全8品が提供されます。
うち、メインディッシュ(ランチ1皿、ディナー2皿)は
食材や調理方法のオーダーが可能です。

食材は、提携している静岡県内30以上の生産者から仕入れるもの。
伊豆のイノシシやシカ、金目鯛など、新鮮で旬を感じるものを日替わりで仕入れています。

まずは、ワゴンに並ぶ食材から好きなものを選びましょう。
そして「シカはローストにして」「魚介類はシンプルな料理がいい」といったように、
調理方法の希望をシェフに伝えます。

菌の力で心身を豊かに。 “善玉菌リトリート”が体験できる 〈HOLY FUNGUS〉

新しいリトリート施設

“善玉菌リトリート”という言葉を知っていますか? 
日常生活から少し離れて過ごすリトリートに、豊かな自然との触れ合いや
美活アクティビティ、キャンプを組み合わせた、リトリートの新しいかたちです。

そんな新しいリトリート体験ができる施設〈HOLY FUNGUS〉が、
2024年5月、岐阜県郡上市にオープンしました。

善玉菌リトリートという考え方を提唱したのは、
国産オーガニックコスメを手がける企業〈neo natural〉。
約30年前にアトピーの赤ちゃんでも使える石けんづくりからスタートし、
現在はさまざまなコスメ・スキンケア用品を展開しています。

〈HOLY FUNGUS〉があるのは、〈neo natural〉の製品に使用する
ハーブやヘチマなどを栽培している、有機農場のなか。
110年前の古民家を改築したセンターハウス、
ハーブ畑や田んぼなどに囲まれたキャンプサイトとバンガロー、
美しい里山を眺めながらゆったりと過ごせるウッドデッキなど、
さまざまな設備がそろいます。

プライベートスパとフィンランドサウナも完備しており、
自然を感じながらゆったりと過ごせるはず。
滞在中は〈neo natural〉のスキンケア製品も、自由に使用できます。

自然を感じる体験を多数用意

園内では、さまざまなアクティビティにも参加できます。

農場でハーブやヘチマの収穫体験をしたり、緑に囲まれた空間で朝ヨガをしたり……
里山の空気を存分に味わいながら、心身共にリラックスできる時間を
好きなだけ楽しめます。もちろん、キャンプをしたり、
園内を思い思いに散策したりするのも自由です。

体験できるアクティビティは時期によって異なり、田植えや稲刈りができることも。
何度か訪れていくつもの体験に参加し、季節の移り変わりを
肌で感じるのもいいかもしれません。

農場のマスコットであるヤギたちとの交流も、楽しみのひとつ。
のんびりした動きとちょっととぼけた表情にも癒されます。
タイミングが合えば、一緒に散歩もできますよ。

『リノベのススメ』のその後の話。 まちづくりへの新たな視座と視点を。 富山・新湊内川沿いから広がる波と 〈マチザイノオト〉プロジェクト

2013年にスタートした、コロカルの人気連載『リノベのススメ』。
全国各地のリノベーション事例を、物件に携わった当事者が紹介する企画だ。
今回の月刊特集では『エリアリノベのススメ』と称して、
1軒の建物のリノベーションをきっかけに、
まちへ派生していく“エリアリノベーション”を掘り下げていく。

『リノベのススメ』担当編集の中島彩さんにインタビューしたvol.001では、
リノベーションの潮流を踏まえつつ、過去の連載を振り返ってきた。
そのなかで登場した過去の執筆陣に、「その後」を聞いてみることにした。
前々回vol.002は〈富樫雅行建築設計事務所〉の富樫雅行さん、
前回vol.003は〈ミユキデザイン〉末永三樹さんに
「その後」を執筆してもらった。

今回は、2018年から19年のあいだ、
計8回にわたり執筆していた
〈グリーンノートレーベル〉の代表、明石博之さんが手がける
富山県射水市の新湊内川地区を実際に訪れた。

連載当時のまちの変化をセカンドウェーブとするならば、
現在はサードウェーブの流れが生まれつつあるようだ。
連載から6年経った今、
新湊内川というまちにはどのようなエリアリノベーションが行われ、
これからどんなことが起ころうとしているのか。
川沿いを歩きながら、「その後」をうかがった。

自らが地域のプレイヤーになり、当事者になるということ

まちに貢献する場づくりを行う会社、
〈グリーンノートレーベル〉の代表を務める明石博之さんが
富山県に移住したのは14年前のこと。

移住という選択は、自身の暮らしを見つめるというだけでなく、
地域の社会課題に主体的にコミットしたいという気持ちが強かったからだ。
富山県内を車でひと通り見て回ったあとに辿り着いたのは、射水市の新湊内川地区。
妻・あおいさんの故郷という縁はあったものの、
当時はこのまちが自分たちの拠点になるとは考えもしなかったという。

「日本のベニス」といわれる新湊内川エリア。両岸には漁船が係留されている。まちの中心を流れる「内川」は全長約3.4キロ。

「日本のベニス」といわれる新湊内川エリア。まちの中心を流れる「内川」は全長約3.4キロ。両岸には漁船が係留され、港町の風情が漂う。

2010年に富山県に移住し、2018年より新湊内川地区に拠点を構える〈グリーンノートレーベル〉の明石博之さんのポートレート。5年前には長年広島でお好み焼き屋を営んでいた父・富男さんも内川エリアへ移住しお店を営んでいる。

2010年に富山県に移住し、2018年より新湊内川地区に拠点を構える〈グリーンノートレーベル〉の明石博之さん。5年前には長年広島でお好み焼き屋を営んでいた父・富男さんも内川エリアへ移住しお店を営んでいる。

広島県尾道市(旧因島市)出身の明石さんは、大学時代から計19年間を東京で過ごし、
卒業後はまちづくりのコンサルティング会社に就職。
東京から全国各地に赴くなか、いつしかある思いを抱くようになっていた。

「東京に拠点がある以上、
まちづくりのプロデューサーやコーディネーターといいながら
自分はそこにいないわけじゃないですか。
俯瞰視点だけじゃなくて、もっと自分が普段接している生活圏や文化圏で
主体的に関わっていきたいと思ったんです。
実際にそこに立ったときに見えてくるものを大切にしたかったというか」

レディー・ガガの靴の作者が アートワークを担当! 富山県〈ホテルグランミラージュ〉に “令和の銭湯”がオープン

世界的アーティストと“サウナの聖地”の娘が手がけた温浴施設

富山県魚津市にある〈ホテルグランミラージュ〉の最上階に
4月26日、温浴施設〈スパ・バルナージュ〉がオープンしました。

この温浴施設の壁画を手がけたのは、レディー・ガガが履いた
シューズの作者として世界的に知られる、アーティストの
舘鼻則孝(たてはな・のりたか)氏。

アートワークを手がけた舘鼻則孝氏

アートワークを手がけた舘鼻則孝氏。©NORITAKA TATEHANA K.K., Photo by GION

舘鼻氏の曽祖父と祖父は、戦後間もなく富山県から上京し、
新宿・歌舞伎町で銭湯〈歌舞伎湯〉を営んでいた過去があり、
自身も「縁を感じた」と話すこのプロジェクトで採用したのはモザイク壁画でした。

〈歌舞伎湯〉のモザイク壁画

〈歌舞伎湯〉のモザイク壁画。©NORITAKA TATEHANA K.K.

〈歌舞伎湯〉の浴室全面に施されていた壮大なモザイク壁画に
インスピレーションを得て完成したアートワークは、施設から
実際に眺望することができる立山連峰の景色が描かれています。

立山連峰を仰ぎ見る山側の浴室には太陽が描かれた鮮やかな色彩の図を、
一方で富山湾を一望できる海側の浴室には寒色を基調とした荒々しい雷雲の図を
配するなど、ふたつの浴室で対照的な表現を目にすることができます。

山側の浴室「ヤマ/YAMASIDE」の壁画

山側の浴室「ヤマ/YAMASIDE」の壁画。©NORITAKA TATEHANA K.K., Photo by GION

海側の浴室「ウミ/UMISIDE」の壁画

海側の浴室「ウミ/UMISIDE」の壁画。©NORITAKA TATEHANA K.K., Photo by GION

薔薇と珈琲の香りを楽しむ。 週末の福岡・篠栗町ドライブ

南蔵院の巨大な釈迦涅槃像や篠栗四国八十八カ所が有名な、福岡の篠栗町。
お遍路さんや御朱印集めに勤しんでいる人にとってはもちろん、
豊かな自然に癒されたい人にもぴったりのドライブコースです。
そんな篠栗町に、ぜひ立ち寄ってほしいスポットが誕生しています。

人の心をなぐさめる、山間の薔薇の園

地元では「のみやまさん」という名前で親しまれている
高野山真言宗別格本山の「呑山観音寺」。
2023年5月には、国内でも2例目という貴重な総木造建築の
「瑜祇大宝塔(ゆぎだいほうとう)」が建立されています。

「瑜祇大宝塔(ゆぎだいほうとう)」

普段、瑜祇塔の周辺エリアは非公開なのですが、
そんな塔のすぐ下に今年、「花筵庭(かえんてい)」が開園。
春の特別拝観にあわせて5月19日(日)から〈薔薇まつり〉が始まりました。

庭園から見上げる、フォトジェニックな瑜祇大宝塔

庭園から見上げる、フォトジェニックな瑜祇大宝塔

塔の横の階段を下りると、ふわりと鼻をくすぐる薔薇の香り。
視界が開けた先には、イングリッシュローズをはじめとした薔薇、
ラベンダーやサルビアなどの宿根草が広がっています。

イングリッシュガーデン

比較的小さな野ばらや高さのあるツルバラを組み合わせ、立体的に造られたイングリッシュガーデン

「花筵」とは、花の絨毯(じゅうたん)のこと。
手づくり感のある小さなバラ園は、明るく開放的でありながら
“おこもり感”もあり、ホッと心が落ち着く空間です。
取材に伺った日(正式開園前)はまだ三分咲きでしたが、
これからさらにたくさんの薔薇が開花し、満開を迎える予定です。

花地蔵さま

園内には「花地蔵さま」も

庭園をつくったのは、呑山観音寺の副住職である村上了然さん。
きっかけは、コロナ禍で外出することが減った3、4年前のことでした。
「人との交流が減ったことで、気持ちの落ち込みを感じている方々のお話を聞き、
お寺にお参りに来た方が癒され、元気になれるような場所をつくりたいと考えました」

お寺の資材置き場として使われていたスペースを活用し、
ほとんどDIYで作り上げたという、素朴さと優しさに満ちた小さな花園。
薔薇の香りで心が穏やかになった後は、天王院本堂での
写経体験に挑戦してみるのもオススメです(志納金500円)。

特別御朱印散華

入園時にいただける特別御朱印散華は、本や手帳にはさんでお守りにも。
薔薇まつりの期間中は「小さな観音市」も開かれており、
キッチンカーや出店が日替わりで出店予定です。

information

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呑山観音寺 薔薇まつり

開催期間:2024年5月19日(日)〜6月9日(日)

開園時間:9:30~16:30(最終入場)

会場:呑山観音寺 福岡県糟屋郡篠栗町萩尾227-4

拝観料:一般400円 ※中学生以下無料

Web:公式ホームページ

Instagram:花筵庭 @nomiyama_rose_garden

ライブ参戦のついでに楽しみたい! 地元で愛される、 地産地消の“うみなかグルメ”

志賀島に続く「海の中道」は両サイドを海に挟まれた一本道
(写真提供:福岡市)

昔から“音楽がさかんな街”として有名な福岡。
1981年に開園した国立公園「海の中道海浜公園」でも、
昔からたくさんの音楽イベントが開催されています。

昭和には浜田省吾や矢沢永吉など、ビッグネームの野外コンサートが、
平成にはエイベックス所属アーティストによる〈a-nation〉、
博多弁の「何ばしよっと?」が由来の〈NUMBER SHOT〉など、
さまざまな音楽イベントが催され、全国各地から音楽ファンが集まりました。

令和5年の今年も、5月に〈CIRCLE ‘24〉が予定されています。
新旧の豪華アーティストが勢揃いする音楽イベントということもあり、
福岡まで“遠征”を予定している人もいるのではないでしょうか。

せっかく海の中道まで来たのなら、直行直帰ではもったいない!
周辺エリアには、地産地消のグルメが楽しめる
小さくて素敵なお店がたくさんあるんです。
イベント参戦ついでに、ローカルの美味しさを堪能しませんか?

スパイスを効かせた飽きない美味しさ〈MEGANE CURRY〉

「MEGANE CURRY(メガネカリー)」

海の中道をわたって志賀島に入ってすぐ右手、鳥居の近くにある
「MEGANE CURRY(メガネカリー)」。
メガネをかけたお二人によるスパイスカレー屋さんです。

メニューは「チキンカリープレート」(1100円)や
「エッグキーマカリープレート」(1200円)の定番メニューのほか、
旬の食材を使った「今日のスペシャルメニュー」(1,200円〜)、
そして3種類のカリーと副菜がセットになった
「MEGANEターリー」(1350円〜)から選べます。

「MEGANEターリー」

「ターリー」はヒンディー語で「大皿」の意味。いくつかの料理を組み合わせて大皿で提供される料理の形式のこと

使用している食材は、志賀島産の海の幸・山の幸がメイン。
サワラやイカなどの魚介類は島の漁師さんから、
ちょっとめずらしいお野菜も島の農家さんから仕入れています。
さらに、お米も志賀島産!去年は「自分たちでつくったお米」を
使っていた時期もあったのだとか。

「MEGANE CURRY(メガネカリー)」店内

もともと農業にも興味があり、食材の産地に近いところで
お店をつくりたいと考えていた、というお二人。
そんな地域密着型のお店である一方、インドやミャンマーまで足を運び、
現地の食文化をインプットするなど、カレー研究にも余念がありません。

じわじわと暑くなっていくこれから季節にぴったりのスパイスカレー。
季節の果物を使ったラッシーや、食後のスイーツもオススメです!

information

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MEGANE CURRY 

住所:福岡県福岡市東区志賀島589-2

営業時間:月〜水曜11:30〜16:00、土・日曜11:30〜19:30

定休日:木・金曜 ※営業日カレンダーはInstagramに掲載

Instagram:@megane_curry

店主の好きなアーティスト:FOLK9

カラダにも環境にも優しい〈ケンジーズドーナツ西戸崎No.13 CAFE〉

「ドーナツECOカー」

ドーナツの配達に使われているのは、使用済み揚げ油を燃料にして走る「ドーナツECOカー」

西戸崎駅から徒歩10分、住宅街にたたずむ「ケンジーズドーナツ」。
店内には本やレコード、くつろげるソファがあって、
まるで友人の家に遊びに来たような気分になれるお店です。

お店のカウンターに並ぶドーナツ

季節の揚げドーナツ「あまおうミルク」(270円)は、志賀島産のイチゴを使用

お店のカウンターに並ぶドーナツは、常時20種類ほど。
お昼ごろに揚げたてが届く「揚げドーナツ」のほか、
揚げずに焼いたヴィーガン仕様の「焼きドーナツ」、
グルテンフリーの「エナジー焼きドーナツ」が用意されています。

すべてのドーナツは毎日手作りされたもので、
素材はローカル食材にこだわり、小麦粉も福岡県産。
美味しさだけでなく、食べる人の安心・安全を目指すドーナツなのです。

ちなみに、エナジー焼きドーナツの名前は
「熱源一号」(350円)と「熱源二号」(370円)。
食べるだけで元気がチャージされそうなネーミングですよね。

「ケンジーズドーナツ」店内

店内では、古本や中古レコードの販売も行っています

西戸崎はかつて米軍基地「キャンプハカタ」があったエリア。
近くには、米軍ハウスを活用したゲストハウスも点在しています。
ドーナツをいただいた後に、ふらりと散策してみては。

information

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ケンジーズドーナツ西戸崎No.13 CAFE

住所:福岡県福岡市東区西戸崎3丁目3−13

営業時間:11:30〜18:00

定休日:月曜・火曜

Instagram:@canezees_saitozaki_no.13cafe

店主の好きなアーティスト:トム・ウェイツ、クレイジーケンバンド

銀座から京都へ。 外国人ツーリストを魅了する ザ・レコードバー〈ビートルmomo〉

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
京都府京都市。

夜な夜な外国人客でごった返す京都屈指のレコード酒場

コロンボ(以下コロ): 今回は〈ビートルmomo〉というレコード酒場。

カルロス(以下カル):  四条、高瀬川沿いという絶好のロケーションだから、
桜の季節ともなれば外国人客でごった返しているんだろうね。

コロ: ごった返しているもなにも、いまはお客さんの9割が外国人なんだって。

カル: 桜とも関係なしに?

コロ:  桜の時期は特に。お店の窓から見る高瀬川の夜桜はサイコーだよ。
コロナまでは地元のお客さんや日本人の観光客、
たまに外国人客って感じのしっとりとしたリスニングバーだったけど、
コロナを機に外国人寄りのお店へと振り切ったんだってさ。

カウンター主体のお店から外国人ツーリストを意識してテーブル席などを追加。

カウンター主体のお店から外国人ツーリストを意識してテーブル席などを追加。

カル: 店主の肥田博貴さん、
もともとは銀座8丁目の路地裏で〈beatle lane〉っていう
イカしたお店をやっていたんでしょう。

コロ: 酔っぱらって行ったら2度と辿りつけない迷路みたいな小径の
小さなレコードバー。
というか、レコードをかけるバーって感じ。
朝6時までやっていたので、入稿明けによく行ったなー。

カル: わー、昭和。不適切にもほどがある。

コロ: そうは言っても2017年閉店だから、平成後期だよ。

カル: その銀座が立ち退きで惜しまれつつ閉店し、京都に?

コロ: そうみたい。
外国人のお客さんと日本人のお客さんは音楽の聴き方が違うから、
次第に相容れなくなっていったようだよ。

カル: 日本人がレコードバーに求めるものって、
外国人にとってのそれとはかなり違うからね。

コロ: 日本スタイルのレコードバーが
ニューヨークやロンドンで増えてきたっていうけど、
まだまだその辺のムードまでは浸透していないみたい。

カル: オープンでフレンドリーなPUB文化というか、
おとなしく飲むって意識が少ない外国人が、
肥田さんのかける音楽をちゃんと聴いてくれているのだろうか?

コロ: はじめのうちはおとなしく聴いていて、
「あなたのかける曲はグレートだ」とか言ってくれるんだけど、そのうちに騒ぎ始める。
バーに来た外国人に「静かにしてくれ」っていうのも野暮かなと、
最近は意識を改めたんだってさ。

アートの島、豊島にオープンする 良品計画による滞在型宿泊施設 〈MUJI BASE TESHIMA〉 Airbnbで予約開始

アート作品と自然、ノスタルジックなまち並みが揃う島で「感じ良い暮らしと社会」を

瀬戸内海に浮かぶ香川県の豊島は、西隣の直島と並ぶアートの島。
瀬戸内のアート巡りで必ず訪れたい場所です。

瀬戸内海に浮かぶ香川県の豊島

その豊島に滞在型宿泊施設〈MUJI BASE TESHIMA〉がオープンします。
世界最大級の宿泊予約プラットフォーム、〈Airbnb〉で予約受付が始まりました。

面積14.5キロ平方メートル、人口約760人の豊島は、
水が豊富に湧き出し、緑が多く自然に恵まれています。
集落の古いまち並みは、長く潮風にさらされてノスタルジックな雰囲気です。
稲作を主とした農業もさかんで、海を臨む傾斜に棚田が広がり、
温暖な気候を利用した柑橘の果樹栽培も行われています。

家浦集落

一時は産業廃棄物の不法投棄が大きな問題になりましたが、
現在では廃棄物の処理も進み、環境の再生を目指した取り組みが続いています。

MUJI BASE TESHIMAの建物は家浦集落にある築90年あまりの古民家。
その名前の通り、所有・運営を行うのが〈無印良品〉を展開する〈良品計画〉です。
建物は2010年に瀬⼾内国際芸術祭が開催されたタイミングで、
作品兼レストラン運営スタッフの寮としてリノベーションされました。

MUJI BASE TESHIMA

その古⺠家を良品計画が受け継いで、内装の企画とデザインを担当。
良品計画が提案する「感じ良い暮らしと社会」を体現する空間が出来上がりました。

沖縄でハワイを感じる小さなホテル。 移住者夫婦がセルフビルドで完成させた 〈The Guava Shack〉

「何もしない豊かさ」を楽しむ場所

沖縄本島のほぼ中央、サンセットが美しい西海岸に位置する恩納村。
ダイビングスポット〈青の洞窟〉やビュースポット〈万座毛〉で知られる、
旅行者に人気の地域だ。

リゾートホテルが立ち並ぶ海岸沿いから離れて、高台の静かなエリアへ。
坂道の先に、青空に映える真っ白なフラットハウスが立っている。
〈The Guava Shack〉は、1日1組限定の貸し切り型ホテルだ。

植物に包まれたプライベートガーデンと屋根のあるテラス。

道路から見えない位置にある、植物に包まれたプライベートガーデンと屋根のあるテラス。鳥の声と風に癒されながらくつろいでいると、時間の流れも忘れてしまう。

室内にはリビングとベッドルーム、バスルーム、キッチンやランドリーも揃い、
長期滞在するゲストが多い。
敷地の奥に広がるのは、ココヤシにバナナ、ハイビスカスといった
南国植物にぐるりと彩られたプライベートガーデン。
沖縄の太陽と風の下、誰の目も気にせず、自宅のようにリラックスできる。

予定を詰め込んであちこち観光するのではなく、
「ここで過ごして、“何もしない豊かさ”を感じられる場所を目指しました」と、
オーナーの望月亮さん、真希さん夫妻は話す。

庭を眺められる大きな窓際にあるキッチン。

庭を眺めて料理ができるキッチンは朝日が気持ちいい。庭のテーブルで食事を楽しむゲストも。

白を基調に、ハワイの雑貨やオブジェをディスプレイしたベッドルーム。

ベッドルームは白を基調に、ハワイの雑貨やオブジェをディスプレイ。エキストラベッドを使って最大4人が宿泊可能。

外部が見えないように、バナナリーフやココヤシ、マダガスカルジャスミンなどハワイでも沖縄でも育つ植物に囲まれたガーデン。

バナナリーフやココヤシ、マダガスカルジャスミンなどハワイでも沖縄でも育つ植物に囲まれたガーデンは、外部が見えない非日常空間。

日差しから守られる屋根つきテラスでビールを飲んだり、
地元商店で買ってきた食材で料理をしたり。
徒歩圏内のビーチで泳いで帰ったら、テラスで昼寝が気持ちいい。
小さな子どもがいるファミリーなら、庭のプールで思う存分遊ぶのも最高だ。

いつもの暮らしも沖縄の太陽と風のなかで過ごすと非日常で、
土地の魅力がじんわり伝わってくる。

ハワイ特有の建築様式ラナイ(屋根のあるテラス)を踏襲したオープンエアの空間にハンギングチェアが揺れる。

ハワイ特有の建築様式ラナイ(屋根のあるテラス)を踏襲したオープンエアの空間にハンギングチェアが揺れる。

庭にはオーナーみずから製作したプールとテーブル。

庭にはオーナーみずから製作したプールとテーブル。海に出かけなくても楽しめる。

今しか見られない絶景! 山形「白川湖」の水没林ライトアップが 5月18日まで開催

期間限定で現れる神秘的な光景を夜も堪能

山形県飯豊町(いいでまち)にある白川湖(しらかわこ)。

白川ダムによってつくられたこの湖は、春になると
飯豊連峰の雪解け水が大量に流れ込み、シロヤナギの木が
水の中から生えているかのような水没林の光景が現れます。

まだ雪が残る「白の水没林」

3月下旬から4月中旬頃は、まだ雪が残る「白の水没林」が見られます。

芽吹き始めた「緑の水没林」

4月中旬から5月中旬頃にかけて、芽吹き始めた「緑の水没林」を目にできます。

田植えに向けて、5月下旬頃から白川ダムが雪解け水の放流を開始すると、
徐々に湖の水位が下がるため、この幻想的な景色は約2か月間という
限られた期間しか目にすることができません。

すぐそばにはオートキャンプ場などを併設するほか、カヌー体験(要予約)も
提供している〈白川湖岸公園〉があるため、ゴールデンウィークを中心に
貴重な絶景をひと目見ようと県内外から数多くの観光客が訪れます。

本州一早い5月3日が海開きの 白良浜を臨む〈白良荘グランドホテル〉 釣り体験付宿泊プランも登場

ワイキキビーチと姉妹浜。南国ムード漂う白良浜

関西屈指のリゾート地として名高い、和歌山県白浜町。
日本三古湯のひとつ、白浜温泉が湧出し、海と温泉が楽しめるリゾートエリアです。
一年中温暖な気候に恵まれている白浜町の
ビーチ、白良浜(しららはま)は5月3日(金)に本州一早く海開きが行われます。

白浜町のビーチ、白良浜

白良浜は、町の名前、白浜の由来にもなりました。
約620メートルに渡る白砂が美しい浜で
「日本の海水浴場百選」にも選ばれています。
ターコイズブルーの海と白い砂浜が美しく、
浜辺にそって椰子の木が植えられていてトロピカルなムードも漂い
ハワイのワイキキビーチとは姉妹浜です。

5月3日の海開きイベントには、
清掃や安全を祈念する神事などのあと、初泳ぎ、フラダンスの披露、
さらに最近話題のティラノサウルスレースも開催される予定です。

古くから伝わる温泉も自慢。歴史と格式ある宿

白良荘グランドホテル

その白良浜に面した歴史と格式ある宿が〈白良荘グランドホテル〉です。
昭和4年(1929年)に「白良荘」として創業し、
昭和43年(1968年)12月に新しい建物が完成したのを機に
現在の名前になりました。

90年以上の歴史では、
昭和天皇・皇后や秋篠宮ご夫妻が泊所として利用したこともあります。
皇族が利用したロイヤルフロアには、貴賓室と呼ばれる客室があり、
記念日などに利用する人も多いのだとか。

白浜には、効能豊かな温泉を目的に飛鳥時代の天皇も訪れていました。
万葉集や日本書紀によると斉明天皇、持統天皇、文武天皇らが
都からはるばる湯治に訪れたと記されています。

海を見渡せる「眺望の湯 潮風」の露天風呂

海を見渡せる「眺望の湯 潮風」の露天風呂

白良荘グランドホテルも温泉が自慢。
開放的な露天風呂からは美しい白良浜を一望できます。
夜は月光が照らす海から波の音が聞こえてロマンチックです。

磯辺の湯 松風

「磯辺の湯 松風」は潮騒を近くに聞きながらゆっくり。

お湯は神経痛などに適応しているほか
海水に近い塩分濃度で湯冷めしにくく、保湿効果もあります。

人生の迷い路で再燃した古本愛 人気ブログ『Y氏は暇人』の山田全自動 が〈ふるほん住吉〉を4月26日開店!

自著12冊を並べて「地産地消コーナー」と紹介する山田孝之さん。

いつのまにか路上遺産ハンター&浮世絵イラストレーターに。
そして古書店をオープン

浮世絵風イラストレーター・山田全自動として活動する山田孝之さんは、
商業誌やWebメディアで連載しSNSのフォロワーは累計260万人を超す人気作家。
「子どもの頃勘違いしてたことあるある」「絶滅危惧種あるある」など、
絶妙な視点の「あるある」ネタを絵と言葉で表現し、
「わかる!」「やられた!」と膝を打つ人が後を断ちません。

インスタグラム@y_haikuの投稿

インスタグラム(@y_haiku)の投稿に1000件以上コメントがつくこともある 提供:山田全自動

一方、山田さんは寂れた路地裏や商店街に佇む味わい深い建造物、
レトロなシャッターの看板、変顔のお地蔵さんなど
自分がひそかに発見した路上ネタや隠れ観光スポットを記録するブログ
『Y氏は暇人』を20年近く続けてきました。

「山田全自動は“わかる”と“わからない”の間を攻めていますが、
『Y氏は暇人』は“わかってくれる人だけわかってくれたらいい”という感覚で、
完全に趣味として楽しんでいます」

ふたつの作者が同一人物であることに気づいていない人も多いそうです。

〈Y氏は暇人〉として初めて自費出版した『福岡のB面』

『Y氏は暇人』として初めて自費出版した『福岡のB面』。

佐賀県鹿島市に生まれた山田さんは、2004年に関西の大学を卒業後、
大手スーツメーカーに就職しますが、福岡市内の店舗を2年で辞めます。
趣味でホームページをつくっていたことから、Webデザインの会社に再就職。

まもなくフリーランスとして活動し、
クライアントから「イラストも描けない?」と聞かれたことがきっかけで、
いろいろなタッチのイラストを描くようになりました。
イラストをFacebookにあげては、4、5人から「いいね!」がつく日々。
ある日、何の気なしに葛飾北斎の『北斎漫画』を真似して、
「よく見たらギターを弾いている江戸時代の人」のイラストを公開したところ、
200以上の「いいね!」がつきました。
こうして“古いものに現代のアイテムが紛れ込んだイラストに短い注釈を入れる”
今の山田全自動スタイルが偶然生まれたのだそうです。

2011年にはWebデザインとイラストの会社を起業し、
4、5年経つとイラストだけで食べていけるようになりました。
以前からリトルプレスを自費出版して福岡の古本市で手売りするなど、
本をつくって売る楽しさを感じていた山田さん。
この頃から「Y氏は暇人名義で路上ネタ本を出さないか」と
出版社から声がかかり、自らも企画を出版社に持ち込むように。
『福岡路上遺産』(海鳥社)『福岡穴場観光』(書肆侃侃房)など
郷土史やまち歩きの本を続々と出版しました。

「自分が書いた本が本屋に並ぶうれしさにハマっちゃったんです。
ただ、本をつくるって想像以上に大変で、何度も挫折しかけました。
“本出したい人あるある”に陥りましたね」と当時を振り返ります。

出版社から「画号をつけましょうよ」と提案され、
家の周りをぶらぶらと散歩していたところ、
「自由律俳句」(五七五や季語にとらわれない自由な俳句)の魁であった
俳人・吉岡禅寺洞(よしおかぜんじどう)の句碑を公園で発見。
「へえ、近所にこんな文化人が暮らしてたんだな」と縁を感じた山田さんは、
この俳号にインスパイアされて山田全自動を名乗ります。

薬院(福岡市中央区)の三角公園に立つ禅寺洞の句碑。

薬院(福岡市中央区)の三角公園に立つ禅寺洞の句碑。

AI時代を生きるため、自分のクリエイティブに「見切りをつけたい」

すっかり売れっ子作家に見える山田さんですが、
自分の作品をおもしろいと感じられない時期もあったそう。

「誰かに“わかる”と言われるたびに、何だかつまらないなあと。
SNSで誰もが“あるある”をつぶやいているし、わかりやすいことに嫌気がさして」

ある日、「みんなついてこれるかな」という意地悪めいた気持ちから、
少しマニアックなネタをSNSに上げました。
それは、昔から好きだった「音収集」趣味から生まれた作品。

山田さんは高校時代、ポータブルカセットプレイヤーで友達の声を録音し、
会話風にコラージュしたものを「無理やり友達に聞かせて遊んでいた」とか。

「操作する音も手間も好き」と愛機を取り出す山田さん。

「操作する音も手間も好き」と愛機を取り出す山田さん。

「1990年代はテレビがアナログ放送だった時代で、
深夜に天気予報が流れた後、放送休止信号が発信されたんですよね。
画面が休止する瞬間が世界の終わりみたいで、怖いのにどこか心惹かれました。
あの深夜の音と映像を編集したシュールな作品をつくったんです」

会心作を山田全自動のInstagramに公開したところ、フォロワーが激減。

「“よくわからないんで普通のあるあるを上げてください”っていう
コメントが並んで。初めて体験した“炎上”でしたね」

山田さんはこの一件を経て、
「共感されなくても、自分がおもしろいと感じる作品は発信しよう」と
Xアカウント・山田全自動みゅーじっく(@ytanet)を立ち上げました。

「僕は作家としての強いこだわりとか、こうなりたいとかあまりなくて。
みんながいいね! と言ってくれることを続けてきただけで、
作家としての自分はどこか“全自動”式に編集されてきた気もします。
ただ、自分だけがおもしろいと感じるものを集めたい欲はあって」

半ば受け身とも思える姿勢で作家活動を続けてきた山田さんが、
2020年代に入る頃、強烈な危機感から自分の意志で決断したことがあります。
きっかけは、AIの台頭でした。

「僕の創作アイデアも表現もあっという間に学習されて、AIでもできる日が来る。
そうなる前に、自分のクリエイティブにきちんと見切りをつけることも大事。
創作一本で生きるのは怖い、次のおもしろいことを探そうと決めました」

写真家・中川正子の旅コラム 「豊島美術館には行かなかった。 民泊で暮らしを旅する」

さまざまなクリエイターによる旅のリレーコラム連載。
第38回は、写真家の中川正子さん。
東京から岡山に移住してきてから
豊島美術館に数多く通っていた。
しかし美術館に行かない「豊島」を体感することに。
島の暮らしから何を感じたのだろう?

80代なんてまだ若者。島の元気なおばあちゃんたち

豊島のことは知っているつもりでいた。
世界でいちばん好きな美術館は〈豊島美術館〉であると公言していたくらいなのだ。
2011年に東京から岡山市に移り住んでからは、
県外からの友人を何人連れていったことか。
フェリーのデッキで海風を浴び、レンタサイクルで美術館を目指す。
巨大な空間を堪能し、いくつかほかのアートも鑑賞する。
おいしいごはんを食べてまた船に乗り込み、岡山へ帰る。
それがわたしの豊島の旅だった。

でも、島の暮らしの気配は、ぜんぜん知らなかった。
ただの通りすがりの旅人だったのだ。単なる美術館好きの。

航跡波

そんな折、友人に紹介されたのがレイコちゃん。
豊島で生まれ、10代で故郷を飛び出しオーストラリアへ。
パートナーと出会い、息子が生まれ、
30代で家族を連れ島に戻ってきた明るいエネルギー溢れる人だ。
古民家を再生したすてきな一棟貸しの宿〈とくと〉を営むかたわら、
地元の個性豊かな民泊を紹介する活動もしている。
彼女に、豊島の魅力を伝える写真をお願いできないかと頼まれ、喜んで引き受けた。

手を振るレイコちゃん

泊まったのは民泊のひとつ、ヤマネさんの家。
戦前生まれのヤマネさんがひとりで営む宿だ。レイコちゃんがニコニコ紹介してくれる。
がらがらとドアを開けると部屋は掃除が行き届いて気持ちがいい。
三角巾をきりりと巻いたヤマネさんは背筋が伸びていて笑顔が最高にチャーミング。
テキパキと動く姿には働き者の気配がある。さっと出してくれたお茶を飲む。
おばあちゃんちみたいでほっとする。

ヤマネさん

夜はレイコちゃんをはじめ、宿で地元の友だちと宴になった。
ヤマネさんのつくってくれたごはんは
食卓からはみ出んばかりに山盛りでお腹がはちきれそう。
楽しい夜はふけ、準備してもらったふかふかの布団で眠った。

景観形成指定建築物を改修した、 北海道函館の一棟貸しの宿 〈Portside Inn Hakodate〉

1885年に廻漕業者が建て、市民に親しまれてきた函館市の景観形成指定建築物

北海道函館市の歴史的建造物が多く残っている西部地区。
赤レンガ倉庫や函館山へ徒歩圏内で、函館観光のメインエリアである
赤レンガ倉庫群や八幡坂、日本三大夜景で知られる函館山ロープウェイから
徒歩圏内でありながら、閑静な住宅街のあるエリアです。

北海道函館市の歴史的建造物が多く残っている西部地区

そんな西部地区には、函館市の景観形成指定建築物に指定された建物がありました。
この建物は、廻漕業者だった旧遠藤吉平商店が
1885年(明治18年)に建てたとされています。

同物件は函館市西部地区の一角に佇み、これまでは商店やバーとして街のひとを
迎え入れていましたが、数年前にカフェが撤退してからは空き物件となっていました。
地域住民の方々からも親しまれている建物でしたが、近年老朽化が進行し、
「どうにか活用してほしい」という声が多くあったそうです。

〈SOIL Nihonbashi〉などを手がけるStapleによる函館のお宿

〈Portside Inn Hakodate(ポートサイドイン ハコダテ)〉

そんな声を受け、立ち上がったのが〈SOIL Nihonbashi〉や〈SOIL Setoda〉など
場やまちの企画や開発、運営を一気通貫で行う〈Staple〉の子会社である
〈Staple函館〉です。

活用方法を検討し、約9か月間の設計・施工期間を経て内装をリノベーション。
2024年1月10日に一棟貸しの宿泊施設
〈Portside Inn Hakodate(ポートサイドイン ハコダテ)〉
としてソフトオープンしました。
2024年春からはさらに外壁の工事を行い、
2024年初夏のグランドオープンを予定しています。

今、話題の〈ジブリパーク〉にも近い! 木や土に触れながら昔の暮らしや遊びを 体験できるグランピング施設が登場

グランピング&BBQ施設、〈ウッドデザインパーク瀬戸〉が、
焼きもののまちとして有名な愛知県瀬戸市にオープン。
車で5分ほどの場所には〈ジブリパーク〉がある、話題のエリアです。
都心からほど近い場所にありながら、豊かな自然に囲まれ、
昔ながらの暮らしや遊びが楽しめるスポットとして人気をよんでいます。

魚を釣ったり、薪を割ったり、憧れの田舎暮らしを疑似体験

慌ただしい日常からふと抜け出して、作物を育てたり、自分で魚を捕ったり、
自然のなかで遊んだり。そんな田舎暮らしを疑似体験できる、
ひと味違ったグランピングを楽しめるのが〈ウッドデザインパーク瀬戸〉のおもしろさ。
敷地内には丸太などを組んでつくられたブランコや平均台などの
木製の遊具のあるキッズパークや、人工で作った小川が流れる川遊びエリア、
マス釣りが楽しめる釣り掘など、自然との一体感が満喫できます。

また、グランピングスペースのテント横には薪を割る道具がセットされており、
その薪を使って焚火をして楽しむなど、アウトドアならではの醍醐味も。
闇が深まるなか、普段の生活では味わえない非日常空間へと誘ってくれるはず。

広場の中央には大きな焚火スペースも。

広場の中央には大きな焚火スペースも。

現代の生活を取り入れながら、少しずつ自然へ歩みよる

ウッドデザインパークの関連会社に、住宅リフォーム会社があることから、
テント内の部屋は冷暖房完備、バストイレつきと、
まるでホテルのような快適な空間となっています。
ウッド調のあたたかみのあるインテリアやおしゃれなファブリックなど
心地よく、無理のないグランピングライフを提供してくれています。

インテリアにも凝ったつくりで、プライベート空間を満喫できる。

インテリアにも凝ったつくりで、プライベート空間を満喫できる。

敷地内には、人気のサウナテントもあり、思い切り汗をかいて
リフレッシュしたあとは、水風呂やシャワーでさっぱり汗を流せます。
大自然のなかで、体ひとつで楽しむサウナは、慌ただしい日常をそぎ落とし、
シンプルでクリアな気持ちにリセットしてくれそうです。

10月30日まで予約制でテントサウナを開催。

10月30日まで予約制でテントサウナを開催。

あの〈Technics〉が 京都にカフェをオープンしたとは 聞き捨てならない話かも。

音楽好きコロンボとカルロスが
リスニングバーを探す巡礼の旅、次なるディストネーションは
京都府京都市。

ハイエンド・オーディオで聴く「プラスティック・ラブ」の衝撃

カルロス(以下カル): 〈Technics〉がカフェをオープンしたとは
聞き捨てならないね。それも京都なんでしょう?

コロンボ(以下コロ): 京都も京都、四条通り沿いのど真ん中。
昨年の12月6日、音楽の日にオープンしたんだ。

カル: 音楽の日?

コロ: エジソンが発明したフォノグラフの録音、再生が
初めて成功した日らしいよ。1877年の出来事。

カル: 世界中のDJが使い続けるターンテーブルの名機、
あの「Technics SL-1200」シリーズが発売されたのが1972年だから、
誕生のほぼ100年前だね。当然、このカフェのタンテもそうなんでしょう?

コロ: DJブースのものはもちろんだけど、
メインとなるオーディオユニットはハイエンドの「SL-1000R」。
より正確でなめらかな回転を追求し、
あらゆる振動を遮断・制御する強靭な構造らしいよ。

カル: 42キロ以上とかなり重いんだってね。
放送局用のユニットとして採用されるものもわかるね。

コロ: このカフェに鎮座する
パナソニックならでは垂涎のオーディオユニットの総額は700万円だってさ。

カル: TOYプレイヤーから始まったボクのレコード人生、
ここまで登り詰められればいいんだけどな(笑)。

コロ: 最近のレコードブームで、
入口はたしかにTOYプレイヤーからなんだけど、
たいがいそれじゃ物足りなくなくて、次のフェーズに向かうんだってね。
まあ、そりゃそうだけど。

カル: 広々としたカフェはガラス張りで天井もやたら高い。
シンプルかつソリッドな空間なんだけど、
これはデザインだけでなく音響への配慮とかもあるのかな?

コロ: すべてに音響的配慮があるそうだよ。
あえてテーブルを置いてなかったり、植栽が吸音の役割を果たしたりとね。
空間設計を担当した関祐介さんもSL-1200シリーズのユーザーで、
「デザインされているけれど主張しないところが」が気に入っているらしい。

カル: まさにその思想が空間設計にリファインされているね。
コーナーに積み上がった〈M&M Furniture〉の椅子を
お客さんがそれぞれ持って来て座るというシステムも新しいね。
そもそもなんで京都につくったのかな?

コロ: 京都の文化と
学生やインバウンドのツーリストが多いのもポイントだったみたい。

カル: 文化庁も京都に移転したしね。
テクニクスといえばグローバルブランドだから外国人にも親和性が高い。

コロ: そのおかげか、シティポップがすこぶる人気なんだ。
インバウンドの人たちのリクエストは
圧倒的かつダントツに竹内まりやさんの「プラスティック・ラブ」らしいよ。

カル: ハイエンド・オーディオどころか、
レコードで聴いたことない日本の若い子も多いだろうしね。
たしかにここで聴くと
山下達郎さんのいかしたギター・カッティングはもちろんのこと、
ストリングスがいかにきれいな鳴りかがよくわかる。ゾクゾクするね。

コロ: だよねー、別次元。
ヴィンテージ・オーティオショップの名店〈ジュピターオーディオ〉で
『クリムゾン・キングの宮殿』を聴いて以来の衝撃。
いままで聴いていた『クリムゾン・キングの宮殿』は
なんだったんだろうって(笑)。

シティポップのアンセム「プラスティック・ラブ」はダントツの人気。ハイエンド・オーディオの鳴りでぜひ!

シティポップのアンセム「プラスティック・ラブ」はダントツの人気。ハイエンド・オーディオの鳴りでぜひ!

日帰り登山から ラグジュアリーな宿泊体験まで。 ABURAYAMA FUKUOKAで 楽しめる10のこと

令和のいま、アップデートを続ける「油山」

令和元年に開園50周年を迎えた、福岡市南区の〈油山市民の森〉。
福岡に住んだことがある人なら、遠足やピクニック、
夜景を楽しむドライブなどで、一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。

そんな油山市民の森が、隣接する油山牧場
(「もーもーらんど」で覚えている人も多いはず!)と一体化して、
2023年に〈ABURAYAMA FUKUOKA〉としてリニューアル。
施設もアクティビティも、大幅にアップデートしているんです!

2024年4月には、〈Snow Peak YAKEI SUITE ABURAYAMA FUKUOKA〉もオープン。
豊かな自然のなかで楽しみたい、10のアクティビティをご紹介します。

01 泊まる

まずは、今年の春にオープンするラグジュアリーな宿泊施設
〈Snow Peak YAKEI SUITE ABURAYAMA FUKUOKA〉からご紹介。
客室は、150平米の広さを誇るプライベートヴィラ「VILLA」、
プライベートサウナ&水風呂付きの「COTTAGE」、
スノーピークがYAKEI SUITEのために開発した特別仕様のテント
「LAND CAVE」を採用した「TENT」の3タイプ。
パリでミシュラン1つ星を獲得した吉武広樹シェフがプロデュースする
本格フレンチとアウトドアが融合した食事も、お部屋でじっくり味わえます。

02 キャンプする

油山のリニューアル第1弾として、2023年にオープンした
〈Snow Peak ABURAYAMA FUKUOKA Camp field〉。
ドッグランサイト(Dサイト)がオープンしたことで、
愛犬と一緒にキャンプを楽しめるようになりました!
サイト内では、ワンちゃんがリードなしで過ごせるのもうれしいですね。

03 マウンテンバイクやトレイルランに挑戦する

思いっきりアクティブな休日にするなら、森のなかのアスレチックに挑戦してみては。
自然共生型アウトドアパーク〈フォレストアドベンチャー〉では、
ジップスライドで最長100メートル以上の空中散歩を体験できます。
今年の春には、〈トレイルアドベンチャー〉も開業。
マウンテンバイクやトレイルランで山をワイルドに駆け抜ければ、
自然とひとつになって爽快な気分が味わえそうです。

04 動物と触れ合う

心がホッとするアクティビティなら、動物とのふれあいが1番。
ABURAYAMA FUKUOKAでは、予約不要で乳牛の乳しぼり体験ができます。
ヒツジやヤギのエサやり体験のほか、乗馬体験ができるエリアも!
身長120センチ以下の小さいお子さんは、ポニーに乗馬できるそう。
※すべて当日インフォメーションで受付、定員に達し次第受付終了。