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posted:2024.4.17 from:北海道函館市 genre:旅行
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writer profile
Riho Nakamori
中森りほ
なかもり・りほ●東京生まれ東京在住のフリーライター/編集者。仕事やプライベートで月に1回以上、地方や海外へ。各地のおいしい食べ物やお酒、素敵なホテルや旅館を発掘するのが趣味。好きな番組は『ブラタモリ』『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』。
北海道函館市の歴史的建造物が多く残っている西部地区。
赤レンガ倉庫や函館山へ徒歩圏内で、函館観光のメインエリアである
赤レンガ倉庫群や八幡坂、日本三大夜景で知られる函館山ロープウェイから
徒歩圏内でありながら、閑静な住宅街のあるエリアです。
そんな西部地区には、函館市の景観形成指定建築物に指定された建物がありました。
この建物は、廻漕業者だった旧遠藤吉平商店が
1885年(明治18年)に建てたとされています。
同物件は函館市西部地区の一角に佇み、これまでは商店やバーとして街のひとを
迎え入れていましたが、数年前にカフェが撤退してからは空き物件となっていました。
地域住民の方々からも親しまれている建物でしたが、近年老朽化が進行し、
「どうにか活用してほしい」という声が多くあったそうです。
そんな声を受け、立ち上がったのが〈SOIL Nihonbashi〉や〈SOIL Setoda〉など
場やまちの企画や開発、運営を一気通貫で行う〈Staple〉の子会社である
〈Staple函館〉です。
活用方法を検討し、約9か月間の設計・施工期間を経て内装をリノベーション。
2024年1月10日に一棟貸しの宿泊施設
〈Portside Inn Hakodate(ポートサイドイン ハコダテ)〉
としてソフトオープンしました。
2024年春からはさらに外壁の工事を行い、
2024年初夏のグランドオープンを予定しています。
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景観形成指定建築物を、当時の職人技を踏襲するイメージで改修しているのが
〈Portside Inn Hakodate〉の特長です。
れんが壁に漆喰を塗った石造り風の外観やアーチ窓、瓦屋根といった
和洋折衷のデザインが建築時のまま残っています。
家具や備品はアンティークのもの、北海道の作家の作品を中心に選定されています。
また、〈Portside Inn Hakodate〉はリビング、ダイニング、キッチン、バスルーム、
ベッドルームのすべてを貸し切れる、1日1組限定の一棟貸しの宿泊施設です。
15時のチェックインから翌12時のチェックアウトまで、
広さ112平米のプライベートな空間を満喫できます。
函館観光、まちぐらし体験をする拠点として、おひとりさまやカップルでの利用だけでなく
子連れでも使いやすいのが魅力です。
さらに宿泊利用だけでなく、イベント利用も対応しているため
函館の新鮮な食材と、ワインや地酒を持ち込んだパーティー利用も叶います。
information
Portside Inn Hakodate(ポートサイドインハコダテ)
住所:北海道函館市大町9-14
TEL:050-8882-5586
一泊料金:7万円〜(人数により変動あり、イベント利用5万円〜)
Web:〈Portside Inn Hakodate〉公式ウェブサイト
Instagram:〈Portside Inn Hakodate〉公式Instagram
*価格はすべて税込です。
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