〆切まであと4日! 高岡伝統工芸の名手たちと共に 新たな価値創造に挑むクリエイターを 募集

ものづくりのまち、富山県高岡市

鉄、銅合金、錫、アルミ、漆、菅(すげ)などの優れた資源に、
400年にもわたり代々継承されてきた伝統工芸の技術、
そして職人たちの情熱。

日本海沿岸を代表するものづくりのまち・富山県高岡市には、
そのような素晴らしい資産に溢れています。

2019年より始まった、
富山県高岡市のものづくりの魅力を発信するイベント〈Creators Meet TAKAOKA〉では、
今回、全国から4組のクリエイターを募集し、高岡の工房とともに、
そのような由緒ある高岡の伝統工芸の新たな価値創造を目指し、
作品やプロダクトを開発・発信するプロジェクトが実地されます。

波佐見焼メーカー〈中善〉から 新ブランド〈zen to〉が誕生! 第一弾は“カレー皿”

肥前のやきもの技術と可能性を一皿に

日本有数の陶磁器の産地として知られる長崎県の波佐見町。
江戸時代から庶民に向けた器を量産し、人々の暮らしや食文化を支えてきた地域です。

〈株式会社中善〉は1917年の創業以来、波佐見の地で窯業を生業とし、
波佐見焼の技術と精神を継承しながら器づくりに尽力してきた老舗メーカー。
その中善が今年、初となるオリジナルブランド〈zen to(ゼント)〉を立ち上げました。
2020年8月3日より、オンラインショップ
セレクトショップ〈ブリック&モルタル〉(東京・中目黒)にて発売を開始します。

400年以上の歴史がある波佐見焼。中善は波佐見町で100年を越えて伝統を受け継いできた。

400年以上の歴史がある波佐見焼。中善は波佐見町で100年を越えて伝統を受け継いできた。

波佐見や有田を含む地域は「肥前」と呼ばれています。
その肥前の窯元の歴史は16世紀末、戦国の世から始まったとされ、
豊臣秀吉による朝鮮出兵で朝鮮李朝の陶工を日本へ連れ帰ったことから
磁器生産の技術がこの地のさらなる発展につながったといわれます。

17世紀後半には、海外輸出の増大によって肥前窯業界は大いに活気づき、
全国的にもやきものの一大生産地となりました。

しかし明治時代には長年続いた大村藩の支援が途絶え、
登窯の生産停止によって窯業の存亡の危機に直面したといいます。
また昭和時代に入ると戦争に職人がとられていくなか、
厳しい統制や物資不足など、苦難を乗り越えながら
今日まで生産を続けてきました。

中善の職人さんが急須のふたに施釉(せゆう)をする作業風景。施釉とは、やきものに釉薬をかけることをいう。

中善の職人さんが急須のふたに施釉(せゆう)をする作業風景。施釉とは、やきものに釉薬をかけることをいう。

シャトル窯(台車窯)で1300度で焼成後、冷却中の風景。火を止めても炉内が高温のため赤いまま。

シャトル窯(台車窯)で1300度で焼成後、冷却中の風景。火を止めても炉内が高温のため赤いまま。

波佐見町は周囲を森林に囲まれた、長崎では数少ない海に面していないまち。
山の産物に恵まれているため、燃料となる木、水、土のやきものの生産に
欠かせない条件がそろった環境なのだとか。

分業制で大量生産を得意とした波佐見の窯元は、
長年にわたって有田焼と協業しながら
肥前窯業界の発展に貢献してきました。

中善もまた、国内ブランドの製造に従事するなど
裏方に徹してきましたが、2017年に創業100周年を迎えたことを機に、
肥前地区のやきもの技術とその可能性を次世代に伝えるべく
表舞台に立つことを決意。

オリジナルブランドは中善の「善」と肥前地区の「前」の
ポジティブな2文字と「ぜんと」という言葉の響きに着目し
〈zen to〉と名付けられました。

ブランドディレクターには数々のブランドで指揮を執り、
日本を代表する陶磁器デザイナーの阿部薫太郎さんが着任。
“多様な嗜好に応える、多彩な個性”をコンセプトに掲げ、
モノを見る目がシビアでありニーズも細分化されている現代に向けて、
バラエティに富んだ選択肢を陶磁器で提案していくといいます。

群馬県桐生・縫製会社〈フクル〉の 医療用ガウンの寄付プロジェクト 思いやりのリレーをつなぐ

自社の製販一体システムを利用し、
医療用ガウンを医療の最前線へ届ける

なかなか収まる気配を見せない新型コロナウイルス感染症。
この情勢のなかで、最も過酷な現場で闘っていると言っても
過言ではないのが、医療従事者のみなさん。
日夜感染者の方の治療に尽力されていらっしゃることかと思います。

医療崩壊のニュースも囁かれる日々、
多かれ少なかれ、そのような最前線で働いている方々の
力になりたいと思っている方も少なくないのではないでしょうか。

群馬県桐生市にある縫製会社〈フクル〉は、
自社の製販一体のシステムを利用し、オリジナル医療ガウンを開発、
その医療ガウンを用いた寄付プロジェクトを行っています。

このプロジェクトは医療機関の方が直接購入できるのはもちろん、
医療関係者以外が購入し、フクルから購入者が住んでいる自治体へガウンを寄付できたり、
購入者が医療機関を指定し、フクルから直接提供することが可能です。

左から使い捨て・医療用ガウン、ウォッシャブル・撥水ガウン。

左から使い捨て・医療用ガウン、ウォッシャブル・撥水ガウン。

ガウンは3タイプ展開しており、
使い捨て・医療用ガウン(10着セット)8,800円(税込・物流送料込)
使い捨て・医療用ガウン(3着セット)3,300円(税抜・物流送料込)
そして、洗濯で何回も使えるウォッシャブル・撥水ガウン3,300円(税抜・物流送料込)

購入前に1枚無料で医療用ガウンを無料提供し、使い心地を確かめることもできます。

北海道三笠市にUターンして
工房を始める。
うつわと暮らしの木工作家、内田悠さん

札幌と旭川の間にある空知地方の南部に位置する三笠市。
北海道の石炭と鉄道の発祥の地で、主要都市や新千歳空港にも近く利便性の高いまちだ。
木工作家の内田悠さんは、3年前、移住先としても人気のこのまちに
家族でUターンして自宅と工房を構えた。
一度は故郷を出て、生まれ育ったこのまちに帰ってきた内田さん。
あらためて体感する三笠の暮らしと、自身の製作活動の変化について聞いた。

田舎の生活は、忙しくも楽しい

まるで映画に出てきそうな、鬱蒼とした森。
どこまでも続く原っぱを、2歳になる朔くんが縦横無尽に駆け回る。

「楽しそうなんですよね、子どもが。
今はひたすら庭で石を掘ることにハマっていますけど、
車を気にせず遊ばせてあげられるから、
もう少し大きくなったらもっと楽しいでしょうね」と、内田さんは目を細めた。

息子の朔くん。

息子の朔くん。

高校を卒業して、岩見沢市役所に入庁した内田さんは
6年勤務した後に上京し、イタリアンレストランなどで働いたあと、
本格的に木工を学ぶべく、岐阜県高山市の〈森林たくみ塾〉に入塾した。
奥様の美帆さんと一緒に暮らし、一度は高山市の雰囲気にも惹かれたが
「母親も住んでいるから、三笠に戻ろうか」という話になった。

「地元には同級生がたくさんいるのですが、
そのひとりである〈山﨑ワイナリー〉の4代目の山﨑太地に
『家と工房を建てたいんだけど、どこかいい場所ない?』って聞いたら
『あるよ』って。紹介してくれたのが、ここだったんです」

自宅と周辺には、およそ15ヘクタールの農地が広がっている。

自宅と周辺には、およそ15ヘクタールの農地が広がっている。

それは、もう何十年も使われていなかった広大な農地。
周辺も農地が続くため民家はほとんどなく、
内田さんは「きっと工房で音を出しても気にならないだろう」と思った。
何より惹かれたのは、その自然豊かな環境だ。

「静かで、製作の邪魔をされることもありません。
今も作業中、ふっと窓の外の緑を見ると癒されますし、
近くに湧き水の池があって、休憩がてら散歩に行ったり
山菜を採ったりもしています」

工房の窓から見える緑は、どことなく幻想的だ。

工房の窓から見える緑は、どことなく幻想的だ。

庭には「最近始めたばかり」という、家庭菜園と呼ぶには広すぎる畑がある。
主に美帆さんが手入れをし、内田さんも時間を見つけて参加しているそうだ。
小松菜、じゃがいも、さつまいも、豆類……、
「そのうち鶏を飼いたい」と美帆さんが言えば、
「狩猟免許も取りたいな」と内田さんが返し、
田舎のほうが忙しいね、と笑い合った。

東京出身の美帆さんは「自然があまりないところで生まれ育ったので、
東京とは全然違って、三笠での暮らしはすごく新鮮です」と話してくれた。
ご両親も友だちも東京にいるため、たびたび帰省するが
三笠から新千歳空港まで、車で1時間程度と近いところも便利に感じている。

奥様の美帆さん。

奥様の美帆さん。

「年に数回、東京でいろいろな情報に触れて、
刺激を受けて帰ってくる……という生活が楽しい。
三笠を拠点に、ときどき東京、という生活が
私には性に合っているようです」

廃棄されていた 「仙台七夕まつり」の飾りをリサイクル 〈TANABATA PAPER〉が誕生! 2021年へつなぐために、 クラウドファンディングも実施中

毎年廃棄されていた七夕飾りを再利用

例年8月6日~8日、色鮮やかなぼんぼりのついた吹き流し飾りで彩られる宮城県・仙台市。
新型コロナウイルス感染症対策のため、
2020年の「仙台七夕まつり」は中止になってしまいましたが、
2019年の七夕まつりで実際に使用された七夕飾りをリサイクルした
〈TANABATA PAPER〉が〈東北スタンダードマーケット〉から誕生しました!

毎年新作がつくられる七夕飾りは、
ぼんぼりや吹き流しをつなぎ合わせるために針金等を使用しており、
原料の分別に手間がかかることからリサイクルされず、
祭りが終わると廃棄されていました。

七夕飾りのぼんぼりに使用した花紙。これまでは産業廃棄物としてお金をかけて廃棄されていました。(撮影:張田亜美)

七夕飾りのぼんぼりに使用した花紙。これまでは産業廃棄物としてお金をかけて廃棄されていました。(撮影:張田亜美)

「七夕飾りをなんとか再利用したい」と考えていたのが、
明治時代から紙問屋を営む〈鳴海屋紙商事株式会社〉。
品質の高い「本物の和紙」を使い、
仙台市内のさまざまな企業から七夕飾り製作の依頼を受ける老舗です。

今では仙台七夕の象徴として飾られる、〈鶴の吹き流し〉を解体し、
〈仙臺七夕祈織〉へと再生させる活動は行っているものの、
手掛けたすべての七夕飾りを回収し、
糸や針金等の部材を手作業で取り外すには膨大な時間がかかります。

2011年の東日本大震災以来、仙台市の児童生徒約8万8千人が、復興支援への感謝や将来の夢などを祈りながら折る折り鶴を繋いだ〈鶴の吹き流し〉(写真は2019年)。

2011年の東日本大震災以来、仙台市の児童生徒約8万8千人が、復興支援への感謝や将来の夢などを祈りながら折る折り鶴を繋いだ〈鶴の吹き流し〉(写真は2019年)。

〈ろくろ舎〉 移動式工房〈ろくろ車〉の実現に 向けてクラウドファウンディングに挑戦

〈ろくろ舎〉代表、酒井義夫さんが考える新型コロナ以降のものづくりとは

福井県鯖江市を拠点に漆器のベースとなる
形を削り出す「木地師」として活動してきた
〈ろくろ舎〉代表、酒井義夫さんが新型コロナ以降のものづくりを見据えて、
クラウドファウンディングに挑戦しています。

プロジェクトの内容は、移動式工房〈ろくろ車〉をつくるというもの。

※イラストはイメージです

※イラストはイメージです

今は新型コロナウイルスの影響を受け、
漆器業界でもオンライン化が進んでいますが、
将来はその揺り戻しとして、リアルに対する
渇望が起こるのではないか、という予測から
プロジェクト実現に向けて動き出したといいます。

制作の様子

もともと対面での出会いを大事にしてきた酒井さん。
2017年から全国各地を巡り、「自分だけのお椀」をつくる
漆器のセミオーダー会〈オンリー椀〉を実施してきました。

セミオーダー会〈オンリー椀〉

これまでに訪れたのは、北海道から九州まで15都道府県、20店舗。
セレクトショップやギャラリー、居酒屋、素麺工場など、さまざまな場所で
お客さんとじっくり話し、オーダーを受けていました。

ろくろ舎オリジナル汁椀

ろくろ舎オリジナル汁椀

そうした活動を続けていくなかで沸々と沸いてきたのが
「もっと細かな要望にもお応えできないか」という思い。
そこで構想したのが移動式工房〈ろくろ車〉でした。

現在の考えているのは、車の中でろくろを回す作業ができ、
お客さんが外から見学できる車。
フルオーダーを希望する方は「もう少し薄く」
「もう少しそこを細く」など、細かいオーダーをすることもできます。

〈高野竹工〉とのコラボレーション 「bamboo pot」

〈高野竹工〉とのコラボレーション 「bamboo pot」

〈燕三条 工場の祭典〉の 2020年度開催中止発表 とともにメッセージを発信 「Stay safe生きろ、KOUBA」

「日常を道具で支えるのが職人の仕事だ」」

毎年、新潟県・燕三条地域にて開催される〈燕三条 工場の祭典〉。
毎年、多くの来場者が訪れる
ものづくりの現場を見学・体験できるイベントですが、
2020年は新型コロナウイルスの影響下、
来場者および関係者の健康・安全を鑑み、
中止となることが発表されました。

〈燕三条 工場の祭典〉実行委員会は、
「Stay safe 生きろ、KOUBA」というキャッチフレーズとともに、
次のようなステートメントを発信しています。

「いまKOUBAの火が消えても、職人の手に、心に、灯る火は消えやしない。
まずは安全を第一に力を蓄えよう。
人々は日常へ戻る日を渇望している。
その日常を道具で支えるのが職人の仕事だ」

〈燕三条 工場の祭典〉2013年にスタートしたものづくりの現場を見学・体験できるイベント。金属加工の産地、新潟県燕三条地域とその周辺地域のKOUBA(製品をうみだすKOUBA “工場”、農業に取り組むKOUBA “耕場”、地元の産品に触れ購入できるKOUBA “購場”)が一斉に工場を開放する。

〈燕三条 工場の祭典〉2013年にスタートしたものづくりの現場を見学・体験できるイベント。金属加工の産地、新潟県燕三条地域とその周辺地域のKOUBA(製品をうみだすKOUBA “工場”、農業に取り組むKOUBA “耕場”、地元の産品に触れ購入できるKOUBA “購場”)が一斉に工場を開放する。

燕三条エリアでは、100を超える参加団体が
「Stay Safe 生きろ、KOUBA」と書かれたポスターを貼ることで
今年度の開催中止を表明するとともに、
ゴールデンウィークを念頭においた不要不急の外出自粛と
安全の確保を呼びかけました。

「Stay Safe 生きろ、KOUBA」と書かれたポスター

「Stay Safe 生きろ、KOUBA」と書かれたポスター

「Stay Safe 生きろ、KOUBA」と書かれたポスター

また、燕三条では、新型コロナウイルス感染症に対し、
様々な取り組みを行っています。

そのひとつが、帰省を自粛している学生へ向けた、燕市からの“応援物資”。
新潟県外に住む燕市出身の学生さん宅へ
「燕市産のコシヒカリ5キロ」「みそ」「漬物」
「キュウリ」「手作り布マスク」を送りました。

市内有志の厚意と寄付によって実現したこの企画。
学生さんたちは心温まる贈り物に勇気付けられたようです。
また、応援物資の第2弾には、燕市民のソウルフードである「背脂ラーメン」を、
第3弾にはお菓子の詰め合わせを送りました。

きゅうり

「燕市産のコシヒカリ5キロ」「みそ」「漬物」
「キュウリ」「手作り布マスク」

一方三条市では、タクシーを活用したプロジェクト〈さんタクイートサービス〉を開始。
これは〈三条タクシー〉が、出前を行なっていない飲食店の料理を、
配達料500円で届けるというもの(市内の対象エリア限定)。
タクシーの運転手さんも営業を自粛している今、
これは新たな活路となるかもしれません。

また、体育文化会館では〈#三条エール飯 お弁当販売プロジェクト〉を実施。
市内の飲食事業者を応援するため、
また、市民が気軽に食事を購入できるよう、
市内飲食店等のお弁当を販売しました。

〈佐藤繊維〉 世界に誇る無縫製ニットの技術で 〈抗菌 洗える和紙ニットマスク〉 を開発

伝統と最新技術から生まれた、新しい抗菌マスク

山形県寒河江市にある紡績・ニットメーカー〈佐藤繊維〉。
同社の代表であり、糸作家・テキスタイルデザイナー、佐藤正樹さんが手がける糸は、
世界の一流メゾンやデザイナーたちから支持されています。
その佐藤繊維が〈抗菌 洗える和紙ニットマスク〉を発売しました。

「抗菌 洗える和紙ニットマスク」(2,700円)

〈抗菌 洗える和紙ニットマスク〉(2,700円)

主な特徴は、銅シートによる抗菌効果、
シルクプロテイン、シュガースクワランなどの天然成分由来による保湿効果、
和紙繊維のさらっとした着け心地、無縫製ニットによるフィット感。

どこにも縫い目がなく、「編み」だけで形を形成しているため、
顔の形に沿った立体感のあるマスクとなっています。

使用イメージ

銅には優れた抗菌作用があり、病棟の床や洗面台、
ドアノブなどにも採用されているのだとか。
また、菌の繁殖を抑える効果により、防臭効果も期待できます。

和紙というとごわごわしたイメージがありますが、
衣料用和紙糸で織られた服はさらっとしていて着心地がよく、
春夏のニットに最適なのだそう。
佐藤繊維のマスクを実際に使用している方によると、
汗ばむ季節でも蒸れることがなく、快適に使用できるといいます。
また、和紙特有のハリとコシがあり、
洗濯後もシワになりにくいというメリットも。
このマスクは、公式サイトにて発売中です。

抗菌 洗える和紙ニットマスクは昨今のマスク不足を受けて
急遽開発が進められ、4月初旬に発売されました。
これだけ高機能なマスクが約1か月で開発・発売されるとは、
驚くべき早さではないでしょうか。
その訳は、糸づくりから仕上げに至るまで、
一貫して自社工場で手がけていることにありそうです。

紡績から始まったものづくり

色の美しさに目を奪われるファンシーモヘアヤーン。

色の美しさに目を奪われるファンシーモヘアヤーン。

同社の創業は、1932年。
初代の佐藤長之助さんが羊の毛を刈り取り、
手編み用の糸をつくったのがはじまりでした。

紡績工場

紡績工場

1964年にはニット製造部門が新設され、ニットウェアの製造がスタート。

ニット工場で作業に携わる職人さん。

ニット工場で作業に携わる職人さん。

現在は自社工場にて自動横編機約60台、
マスク製造にも使用している無縫製編機約70台が稼働。
〈M.&KYOKO〉〈FUGA FUGA〉をはじめとする自社ブランドのプロダクトと
OEM、ODMの研究開発・企画・製造を行っています。

自社ブランドのひとつ〈FUGA FUGA〉

自社ブランドのひとつ〈FUGA FUGA〉

寒河江には、佐藤繊維の世界観を体験できる
スペシャリティストア〈GEA (ギア)〉があります。

スペシャリティストア〈GEA〉

〈請福77〉 石垣島・請福酒造が 消毒に使用できる泡盛を発売

八重山島民を感染から守る、高濃度アルコールのお酒

2020年5月、新型コロナウイルスの影響により、
消毒用エタノールが全国的に不足していますが、
沖縄県・石垣島のスーパーマーケットでは、
消毒に使用できるアルコール度数77度の泡盛〈請福77〉が販売されています。

製造を手がけているのは、石垣市宮良にある酒造会社〈請福酒造〉。
1949年の創業当初より、職人による伝統製法を守り、泡盛をつくり続けています。

こちらの商品、構想を思いついてから8日後に発売されたのだとか。
代表の漢那憲隆さんに、発売までの経緯について聞かせていただきました。

漢那さんが消毒に使用できる泡盛の構想を抱いたのは、4月6日のこと。
市役所を訪れた際に、職員の方から消毒用のアルコールが足りていないという話を聞き、
同じ日に、島内の医師からも「泡盛のアルコール度数を高めることはできないのか」と
問い合わせを受けたといいます。

それから会社に戻り、製造を担当している従業員に相談すると、
現在の施設でも製造できることがわかり、製造に着手。
設備の改修を行い、アルコール度数77度の泡盛を開発し、
4月14日には発売にこぎつけました。

〈請福77〉

〈請福77〉

当初は混雑を避けるためにスーパーマーケットでの販売は行わず、
工場にて直接販売を行っていましたが、客足が落ち着いた頃を見計らい卸売りを開始。
現在では、島内のスーパーマーケットで購入することができます。

発売当初の石垣島には新型コロナウイルスに対応できる
病床が3床しかありませんでしたが(現在は6床)、
先月13日に感染者が3名いることが明らかになり、島内は騒然としていたといいます。
漢那さんは次のように語って下さいました。

「あの時にできることがあってよかったですね。
社員も世の中に貢献できる仕事に携われて嬉しかったと思います。
泡盛は昔、刀傷の消毒に使われていたそうです。
江戸時代に琉球王朝を通じて江戸幕府へ献上されていたという文献があるんですよ」

島の人たちからの反響も大きく、みなさん口々に
「ありがとう」と言って購入していかれたということでした。

神棚の新しいかたち。 岐阜の宮大工の意思を受け継ぐ〈GIRIDO〉

神棚を現代的に解釈。まちの木工メーカーの新しい挑戦

昔はどこの家庭にも必ずあった神棚。
それが現在、時代の波にのまれ、姿を消しつつあります。

神様を家に祀るというのは、本来とても尊く、ご利益のあるもの。
その文化を現代にも継承しようと、昨年の冬に
岐阜県北方町の木工メーカー〈woodpecker(ウッドペッカー)〉が
〈GIRIDO(ギリド)〉という新しい家庭用神棚ブランドを立ち上げました。

代々神仏具製造を行う家系に生まれた福井賢治さんが立ち上げた木工メーカーwoodpecker。
GIRIDOはそのwoodpeckerを中心に、手工業デザイナーの大治将典さん、
神社建築や神棚製造の老舗・唐箕屋本店と手を組み、プロダクトを発表しています。

左から唐箕屋本店代表取締役の小保田庸平さん、〈woodpecker〉の福井賢治さん、手工業デザイナーの大治将典さん。

左から唐箕屋本店代表取締役の小保田庸平さん、〈woodpecker〉の福井賢治さん、手工業デザイナーの大治将典さん。

商品名となっている“ギリド”とは、「ギリ戸」という
神社の御扉(みとびら)を造る際に用いられる特殊な技法のこと。

御扉を開閉する際「ギギギィ」と音が鳴りますが、
これは神様にお会いできる合図となる、神聖な音なのだそう。
そんな語源を持つ「ギリ戸」という言葉に敬意を払い、ブランド名として命名されました。

開閉時に音が鳴り響く扉がついた、伝統的な置き型。 45,000円(税抜)。高さ355×幅306×奥行115mm。

開閉時に音が鳴り響く扉がついた、伝統的な置き型。 45,000円(税抜)。高さ355×幅306×奥行115mm。

軽量で壁掛けもできる壁掛け型。裏側にキーホールと磁石があり、壁を大きく傷つけることなく画鋲などで簡単に取り付けることが可能。扉は開閉できないため、音は鳴りません。25,000円(税抜)高さ303×幅207×奥行き42mm。

軽量で壁掛けもできる壁掛け型。裏側にキーホールと磁石があり、壁を大きく傷つけることなく画鋲などで簡単に取り付けることが可能。扉は開閉できないため、音は鳴りません。25,000円(税抜)高さ303×幅207×奥行き42mm。

神社仏閣を感じられる棚板「欄干」20,000円(税抜)。幅423×奥行き247×高さ85mm。

神社仏閣を感じられる棚板「欄干」20,000円(税抜)。幅423×奥行き247×高さ85mm。

柔らかな曲線の棚板「雲」18,000円(税抜)。幅423×奥行き247×高さ85mm。

柔らかな曲線の棚板「雲」18,000円(税抜)。幅423×奥行き247×高さ85mm。

世界初! 枡を使った内装材ブランド 〈MASPACIO〉が岐阜県大垣市で誕生

〈MASPACIO〉と岐阜県No.1の酒蔵・渡辺酒造店がコラボし、誕生した日本酒バー〈masu bar 蓬莱〉。二合枡が敷き詰められたバーの壁には、日本酒がディスプレイできるようになっており、迫力あるつくりになっています。

枡の新たな可能性を発掘

日本の伝統行事で、今なお欠かすことができない枡(ます)。
そんな枡を使った新たな内装材ブランド
〈MASPACIO(マスパシオ)〉がこの春誕生しました。

枡の全国生産量の約8割のシェアを誇る岐阜県大垣市。
ここで70年以上枡をつくり続ける枡専門メーカー〈有限会社 大橋量器〉が、
地域資源や伝統工芸品としての枡の可能性を広げたいとスタートしたのが
〈MASPACIO〉です。

スペイン語のmás(もっと)とespacio(空間)という言葉から名付けられ
「もっと魅力ある商空間のデザインをサポートする枡の仕上げ材でありたい」
という想いが込められたブランド。

京都にできた「日本酒とおばんざいのお店 おざぶ」は、天井際にくの字に組んだ枡を設置。ライティングされた姿はかなり迫力があり、店内をよりモダンな雰囲気に演出します。

京都にできた「日本酒とおばんざいのお店 おざぶ」は、天井際にくの字に組んだ枡を設置。ライティングされた姿はかなり迫力があり、店内をよりモダンな雰囲気に演出します。

正方形の立方体を組み合わせることで立ち現れる
リズミカルな立体感や幾何学的な美しさ、
やわらかなヒノキの温もりと上品な香り、そして日本の「和の心」と「技術」。
〈MASPACIO〉が提案する内装材は、それらの要素が合わさり、
枡の新たな可能性をひしひしと感じられます。

〈BRIDGE KUMAMOTO〉 が手がける 再生プラスチックを使った、 ごみを見る万華鏡〈REF®︎〉が誕生

万華鏡から覗く、身近な社会課題とつくり手の想い

「万華鏡」を覗いた、最後の記憶はいつだろうーー? 
キラキラと輝く小さな世界を初めて覗き込んだときの感動や、
色紙やビーズを入れて自分だけの万華鏡をつくった幼少期。
そんな思い出のある人もいるのではないでしょうか?

このたび「再生プラスチックとごみ」を素材にした万華鏡〈REF〉が
〈BRIDGE KUMAMOTO〉より発売されました。

〈BRIDGE KUMAMOTO〉の理事メンバー。左から中島昌彦、田中美咲、三城賢士、佐藤かつあき、稲田悠樹、中屋祐輔、村上直子

〈BRIDGE KUMAMOTO〉の理事メンバー。左から中島昌彦、田中美咲、三城賢士、佐藤かつあき、稲田悠樹、中屋祐輔、村上直子

BRIDGE KUMAMOTOは、「創造力は奪えない」を合言葉に
熊本のクリエイターを中心に結成された一般社団法人。
2016年の熊本地震をきっかけに設立されました。

これまでに熊本地震の象徴である被災地のブルーシートを再利用して
トートバッグにした〈ブルーシードバッグ〉を手がけるなど、
熊本県内外で被災地の支援につながる活動を続けています。

REF

今回発表されたREFは、クラウドファウンディング〈BOOSTER〉にて
4月21日よりオンラインでの受付がスタートしました。
プロジェクトには韓国、東京、熊本のクリエイターが集まり、
構想から販売までに2年の歳月をかけて製品化されました。

端午の節句に。竹紙と社会を結ぶ 〈MEETS TAKEGAMI〉の 折り紙かぶと

竹の繁殖に切り込んだ有機的なプロジェクト

竹を使って製造された紙・竹紙(たけがみ)を製造する〈中越パルプ工業株式会社〉と、
以前こちらの記事でもご登場いただいたデザイン会社〈minna(ミンナ)〉の
プロジェクト〈MEETS TAKEGAMI〉をご存知でしょうか。

年間2万トン(日本一の集荷量)の竹を集荷し、
国産竹100%の竹紙を製造することで、放置竹林の拡大を防ぎ、森林の安全を守りつつ、
竹の新たな価値創出にもつなげる取り組みを行っている中越パルプ工業株式会社は、
社会的に有益な竹紙の存在価値を高めるため、
さまざま取り組みを行っています。
このMEETS TAKEGAMIはそのひとつ。

原材料の生産者の言葉を紡ぎ、 未来へつなげるインタビューサイト 「私たちは農家ではなかった―― 「農」を選んだ人々の記録」

滋賀県甲賀市水口町で〈Family Farmer〉を営む杉山 順樹さん。記事「作付けの時や収穫の時、お客さんひとりひとりの顔を思い出すんやな。」はこちら

農家の方のさまざまな想いに触れる珠玉の記事

滋賀県でベビーフードの〈manma 四季の離乳食〉の
製造から販売まで行っている〈株式会社はたけのみかた〉が、
この春、取引している契約農家の背景に迫ったインタビューサイト
「私たちは農家ではなかった――「農」を選んだ人々の記録」をオープンさせました。

農業と子育て世代との接点づくりをミッションに、滋賀県の農家の方々が
丁寧に作った野菜を使い、赤ちゃんが安心しておいしく食べられるよう
〈manma 四季の離乳食〉を展開している〈はたけのみかた〉。

〈manma 四季の離乳食〉

〈manma 四季の離乳食〉

学生団体での活動を通して農業に心動かされ、
「農業で、社会の課題を解決したい」と、
会社を立ち上げた代表の武村幸奈さんは、まだ20代。

けれども大学時代から地道に農家の人々と信頼関係を築き、
農業と向き合い続け、事業の幅を広げています。

今回オープンしたサイトでは、取引している農家の方々ひとりひとりに迫り、
普段表で見ることのない、ひたむきな農業への想い、
働くことへの考えなどを長期間取材し、記事として掲載。

農家の方の生半可ではない生き様がありありと映し出され、
普段手に取る農作物に対しての考えが改まるほど、
読み応えのある内容となっています。

〈藤原印刷〉 窮屈な部屋を創造の空間に。 〈栞日〉、〈月とビスケット.〉にて “おおきな紙”をプレゼント

創造を爆発させてほしい

「おおきな紙、差し上げます」
日本各地に新型コロナウイルスの感染拡大防止策が広がり始めた2020年3月、
長野県松本市にある印刷会社〈藤原印刷〉が
およそ1メートル大の紙を配り始めました。

主な対象は、学校が休校になり、退屈している子どもたち。
同社と県内にある本屋やギャラリーにて、
3月16日〜4月3日(金)まで配布されました。

文字も絵も書かれていない、大きな紙。
もしかすると、子どもたちが学校や習い事、テレビ、ゲームに
忙しかったら、気にもとめなかったかもしれません。
ところが、暇を持て余した子どもたちは、その大きな紙に夢中になったようです。

『宝の地図とオバケ』というタイトルの絵。

『宝の地図とオバケ』というタイトルの絵。

大きな紙飛行機をつくった男の子。

大きな紙飛行機をつくった男の子。この後、チョロQのコースやすごろくなども制作。

お絵描き中

思いっきり絵を描いたり、紙飛行機をつくったり。
藤原印刷には、「大人も子どもも一緒になって楽しめました」
「おうち遊びもネタ切れになっていたけど、夢中になって遊んでいました」など、
多数の反響が寄せられたといいます。

お手紙

アイデアの発起人は、取締役の藤原隆充さん。
大きな紙に添えられたプリントには、次のような言葉が書かれていました。

ニュートンの万有引力の法則はペストが大流行して大学が閉鎖になり、
故郷に帰って庭でリンゴを見ている時に生まれたと言われています。

自分の自由な時間、すなわち研究・思索に没頭する
時間ができたことが世界を動かす大発見に繋がりました。
今こそ、子どもたちが好きなことに没頭するチャンスだと思います。
型にはまらず、スケール大きく使ってもらえると嬉しいです。
この紙が子ども達の創造性の一助となりますように。

藤原隆充/藤原印刷株式会社

藤原さんは東京都江東区にある製本会社〈篠原紙工〉が
子どもたちに折り紙サイズの紙を配っていたことから、
自分たちにも何かできないかと考え、工場で眠っていた紙を
プレゼントすることを思いついたといいます。

〈藤原印刷〉取締役の藤原隆充さん。本社工場にて。

〈藤原印刷〉取締役の藤原隆充さん。本社工場にて。

「休校が決まった当初、家にいるということは
ネガティブな印象を与えていたと思うんです。
でも子どもたちにとっては、好きなことに思いっきり没頭できる時間にもなりうる。
そのためには窮屈ではない、いつもとは違う環境が必要なんじゃないかなと考えて。
大きな紙を何枚も広げれば、リビング全体が画用紙になります。
子どもたちに才能を爆発させてほしいと思ったんです」(藤原さん)

配布場所として藤原さんが声をかけたのは、
松本市のブックカフェ〈栞日〉とカフェギャラリー〈月とビスケット.〉。

長野県松本市にある本屋/喫茶店〈栞日〉。湖畔のキャンプ場で本を愉しむマーケット&ライブイベント〈ALPS BOOK CAMP〉も主催しています。

長野県松本市にある本屋/喫茶店〈栞日〉。湖畔のキャンプ場で本を愉しむマーケット&ライブイベント〈ALPS BOOK CAMP〉も主催しています。

藤原さんと栞日店主の菊地徹さんは
世代も近く、日頃から意見を交わすつき合い。
新型コロナウイルスの影響が営業に及び始め、
「想像力と創造力だけは決して手放してはならない」と、
さまざまな思いを巡らせていた菊地さんは、
藤原さんから相談を受け、ふたつ返事で引き受けたといいます。

紙を配りはじめると、ひっそりとしていた店に
新聞やSNSの記事、口コミで紙のことを知った
子ども連れのお母さんやお爺さん、お婆さんが訪れ、
喜んで紙を受け取っていきました。

藤原印刷本社工場

藤原印刷本社工場

クラファン達成率1200%超え! 岐阜県関市の刃物文化から生まれた スタイリッシュな包丁〈NiNJA〉

黒を基調としたシンプルでモダンな包丁

800有余年の刃物文化が脈々と受け継がれる岐阜県関市。

鎌倉時代、元重という刀祖が、関市で刀の原料となる良質な焼刃土を見つけ、
後に移り住み刀剣鍛冶を始めてたのがきっかけで、刃物文化が発展しました。

関市の刃物は「折れず、曲がらず、よく切れる」と言われており、
現在は日本だけでなく、海外でも“関の包丁”として親しまれるほど。
そんな関市でつくられる包丁は、現在も性能は折り紙つきですが、
デザインは誕生したときからほとんど進化を遂げずにいました。

それがこのたび、「包丁にもオシャレを」をコンセプトにした、
包丁ブランド〈ニンジャ(NiNJA)〉が誕生しました。

現在クラウドファウンディングサイト〈マクアケ(Makuake)〉
購入者を募っています。なんと募集期間残り40日以上もあるのに、達成率が1200%超え。
いかに〈ニンジャ〉が注目されているかがわかりますね。

上からペディナイフ 8,800円、牛刀包丁 9,900円、三徳包丁 9,350円(全て販売予定価格、税込)

上からペディナイフ 8,800円、牛刀包丁 9,900円、三徳包丁 9,350円(全て販売予定価格、税込)

今回展開される包丁は「三徳」、「牛刀」、「ぺティ」の3種類。
黒を基調としたデザインに〈ニンジャ〉ロゴの“i”のみプリントされた、
シンプルでモダンなデザインが特徴です。

「社会と福祉をつなぐ」 宮城県・南三陸 〈のぞみ福祉作業所〉 の“アーティスト”がつくる 〈NOZOMI PAPER®〉がかわいい!

〈Letterpresscard (moai)〉(撮影:張田亜美)

南三陸の名物を描いたポストカード

こちらのポストカードに描かれているかわいいイラストは、
宮城県・南三陸の名物「モアイ」。
このほか「タコ」と「ワカメ」を描いたものもあり、
どれもほっこりさせてくれます。

左から〈moai〉、「タコ」を描いた〈tacco〉、「ワカメ」を描いた〈WAKAMEKKO〉。どれも南三陸の名物。

左から〈moai〉、「タコ」を描いた〈tacco〉、「ワカメ」を描いた〈WAKAMEKKO〉。どれも南三陸の名物。

このかわいいイラストを描いたのは、
南三陸にある生活介護事業所〈のぞみ福祉作業所〉を利用する
障害のある“アーティスト”たち。

ふかふかで厚みがある、オリジナルの〈NOZOMI PAPER®〉に、
活版印刷されています。

漉き上げられた〈NOZOMI PAPER®〉。1枚が分厚く、贅沢な仕上がり。

漉き上げられた〈NOZOMI PAPER®〉。1枚が分厚く、贅沢な仕上がり。

どうやってつくられているのか、
そのストーリーを聞いてみたくなる手触りを持った〈NOZOMI PAPER®〉は、
手作業で漉き上げられたもの。

障害のある〈のぞみ福祉作業所〉の利用者が、
原料を解体する作業から、手漉きして印刷し、梱包するまで、
すべての工程に携わっています。

〈マスクデザインチャレンジ2020〉 FabCafeと白鳩が未来を 変えるマスクを募集!

FabCafe Globalと一緒に、未来のマスクを考えよう

2020年2月、新型コロナウイルスの影響で店頭から
マスクが姿を消し、マスク不足が社会問題となりました。

そうした状況を受け、デジタル工作機械を備えたものづくり拠点〈FabCafe〉と
日本で初めて一般用マスクを開発したメーカー〈白鳩〉が
コンペティションを開催します。
募集するのは「未来を変えるマスク、または代用できるプロダクト」のアイデア。

デザイン:Kantapon Metheeku(Gongkan)

デザイン:Kantapon Metheeku(Gongkan)

求められているのは、機能性に優れたものから、
思わず装着したくなるようなスタイリッシュなものまで、
あらゆるタイプのアイデア。
応募時点では、プロトタイプはもちろん、スケッチイラストでもOKです。

審査員の皆さん。左上から時計回りに、Dr. Kenneth Kwong Si-san/鄺士山博士、グラフィックデザイナー兼宇宙開発ディレクターのPichit Virankabutraさん、プロダクトデザイナーの大村卓さん、Pinkoi共同創設者/CPOの林怡君さん。

審査員の皆さん。左上から時計回りに、Dr. Kenneth Kwong Si-san/鄺士山博士、グラフィックデザイナー兼宇宙開発ディレクターのPichit Virankabutraさん、プロダクトデザイナーの大村卓さん、Pinkoi共同創設者/CPOの林怡君さん。

賞は審査員賞(4点・賞金1,000USドル)、
白鳩賞(1点・賞金3,000USドル)、FabCafe賞(1点)の3種。
受賞作品は〈FabCafe Tokyo〉で展示され、「白鳩賞」に
選ばれた受賞者は同社とともに試作品制作を行うことができます。

世界各国にネットワークを持つ〈FabCafe〉。
その取り組みはコロカルの連載でもお届けしています。
同カフェでは、クリエイティブを通じて
社会問題や環境問題の解決に取り組んできました。

たとえばFabCafe 香港では、3Dプリンターで
コロナウイルス対策用のマスクを制作しました。

FabCafe 香港にて、3Dプリンターで制作されたマスク。

FabCafe 香港にて、3Dプリンターで制作されたマスク。

3Dプリンターが普及すれば、自宅や工房で3Dプリンター用のデータをダウンロードし、
自分でマスクをつくるということも可能になるかもしれません。

アイヌとともに時間を過ごす、 阿寒湖ガイドツアーが6月から開催。 アイヌ文化に直接触れ、 森林散策と楽器演奏を楽しむ

アイヌという文化、阿寒という土地、両方を守るために

阿寒摩周国立公園の原生林に囲まれた、ひがし北海道屈指の美しさを誇る湖、阿寒湖。
そのほとりには複数の温泉宿が立ち並び、
阿寒湖温泉街として多くの観光客を受け入れています。
この温泉街の一角にあるのが日本の先住民族アイヌによってつくられた
工芸と芸能の集落〈阿寒湖アイヌコタン〉。
釧路空港から約1時間のこの地は、民芸品と飲食店が軒を連ね、
アイヌの文化を伝えています。

2020年6月1日から、自然を敬い、阿寒湖で生きてきたアイヌの案内で
自然散策、ものづくりを楽しむガイドツアー「Anytime,Ainutime!」が開催されます。
4月30日から予約受付開始というこのガイドツアーの内容を見てみましょう。

観光とアイヌ文化が交わるこのまちで

阿寒湖温泉商店街の民芸品、飲食店が連なる通りを歩く。

阿寒湖温泉商店街の民芸品、飲食店が連なる通りを歩く。

釧路市には約1,100人のアイヌの人々がいます。
阿寒地区のアイヌコタン(コタンとは“集落”のこと)には、36戸に約120人が暮らし、
北海道で一番大きいアイヌコタンです。
昭和9年に国立公園に指定されるなど、湖畔の景観は四季を通じてすばらしいものがあり、
昭和30年代の観光ブームが到来しても変わらず、
ヒグマや鳥、人間などを題材にした木彫りの工芸品などで人々は自活をしてきました。

この観光ブームで、阿寒湖畔でもホテルの新築、増設が相次ぎ、温泉需要も増大。
『阿寒に果つ』(著・渡辺淳一)など、
阿寒周辺を舞台にした小説がベストセラーになったのも、追い風となりました。
阿寒はもともと狩り場(イオル)だったという歴史もあり、
先祖代々住み続けているという家は多くはなく、
「よそ者が多い」ことは、アイヌ文化を観光に活用する際にプラスに働いているのです。

アイヌの人々は自然に語りかけながら植物を採集したり、大切な人を思いながら、
自然をモチーフにした文様を木彫、刺繍します。
こうして、人と人、モノ、自然との関係性を大事に育んできたのです。

今回のガイドツアー「Anytime,Ainutime!」というコンセプトには、
このすばらしい文化を、「体験」を通して伝え継ぎたいという思いが込められています。

ガイドをするのは阿寒で暮らすアイヌの人々。
普段は木彫作家、民芸店の店主、伝統舞踊の踊り手など、職業はさまざま。
それぞれが受け継いできたアイヌの伝統や民話を伝えながら、ツアーは展開されます。

〈F/style(エフスタイル)〉 「使ってみたい」が揃う 生活道具のショールーム

使われてこそ磨かれる、スタンダード

新潟市の中心部から南へ車を走らせること、十数分。
にぎやかなまちの気配が途切れ、すかんと空が広がるエリアに
〈F/style(エフスタイル)〉のショールームはありました。

エフスタイルショールーム外観

倉庫を改装した建物に入ると、天井の高い凛とした空間に
衣類と生活の道具たちが並んでいます。
山形を発祥とする「月山緞通(がっさんだんつう)」のマット、
新潟市亀田に伝わる亀田縞のシャツやエプロン、
ジーンズの産地、岡山でつくられるジーンズ、
新潟県燕市産の行平鍋……。

いずれも、ロゴも装飾もない、シンプルなものばかり。
それでいて、肌触りがよく手に馴染むものであったり、ユニークな形であったり。
どれも「使ってみたい」と思わせる魅力にあふれていました。

銅の鍋や再生ビンの計量カップなど、調理器具も取り揃える。上段のわっぱ鍋の鍋は〈イソダ器物〉によるもの。

銅の鍋や再生ビンの計量カップなど、調理器具も取り揃える。上段のわっぱ鍋の鍋は〈イソダ器物〉によるもの。

新潟県燕市のイソダ器物の行平鍋。1枚の銅板をへら絞りという昔ながらの技法で成形している。持ち手は新潟の間伐材を使用した、阿賀野市の〈工房るるの小屋〉制作のもの。このほかに銅の片口や燭台、皿なども揃う。

新潟県燕市のイソダ器物の行平鍋。1枚の銅板をへら絞りという昔ながらの技法で成形している。持ち手は新潟の間伐材を使用した、阿賀野市の〈工房るるの小屋〉制作のもの。このほかに銅の片口や燭台、皿なども揃う。

店に立つのは、エフスタイルを主宰する五十嵐恵美さんと星野若菜さん。
彼女たちの仕事は「製造以外で商品が流通するまでに必要なことはすべて」。
デザインを核に、商品化から流通、接客までを担っています。

最初に拠点を構えた市街地からいまの場所に移ってきたのは2012年のこと。
友人の建築家、〈暮らしと建築社〉の須永次郎さん、理葉さん夫妻に設計を依頼し、
広大な空間に“箱を置くように”仕事場を設けて売場とスペースを分け、
開放感のあるショールームに仕上げてもらいました。

天井までさえぎる壁もドアもない、開放感あふれる空間。向かって左が仕事場、上は「コンテナ」と名づけられたフリースペース。梯子のような階段で上り、高い所を歩くのも楽しい。

天井までさえぎる壁もドアもない、開放感あふれる空間。向かって左が仕事場、上は「コンテナ」と名づけられたフリースペース。梯子のような階段で上り、高い所を歩くのも楽しい。

学生時代から一緒にものづくりをしている星野若菜さん(左)と五十嵐恵美さん(右)。

学生時代から一緒にものづくりをしている星野若菜さん(左)と五十嵐恵美さん(右)。

階段を上り2階へ上がると、エフスタイルの原点ともいえる
〈ハウスドギーマット〉が並んでいました。
ベースは麻のループ織り、犬の部分はウールのカット織り。
温かみのある素材で織り込まれた犬のシルエットが印象的です。

山形県の〈穂積繊維工業〉の職人がハンドフックを用いて織り上げた〈ハウスドギーマット〉。

山形県の〈穂積繊維工業〉の職人がハンドフックを用いて織り上げた〈ハウスドギーマット〉。

このマットの原型が生まれたのは、大学生の頃。
新潟市に生まれ育ったふたりは、山形県にある東北芸術工科大学へ進み、
プロダクトデザインを専攻。学内で開催されたワークショップに参加したときに
マットのアイデアを思いついたといいます。

「そのワークショップは工場が自社で企画・生産する能力を養うことを
目的としたもので、地元の企業を招いて開催されました。
私たちは月山緞通の高い技術を持つ〈穂積繊維工業〉とものづくりをすることになり、
社長さんに“麻とウールをミックスした、これからの暮らしに使えるマットをつくりたい”
と言われたんです。

そこで私たちが提案したのが、犬が体を休めるための室内犬用のマットでした。
そのアイデアが形になっていくときに、尊敬の気持ちが
プロダクトに変わっていったという感覚があったんですね。
いまも私たちの根底にあるスタンスは、その頃と変わっていません」(星野さん)

大学を卒業して新潟市へ戻り、「さて、何をしようか」と思ったふたり。
ふと可能性を感じていたあのマットのことを思い出し、それを世に届けたいと想起。
穂積繊維工業へ相談を持ちかけるとすぐに商品化が決まり、
2001年に「身近な産地に仕事が生まれるようなデザインと流通のかたちを」
という思いのもと、活動をスタートさせました。

月山緞通のハウスドギーマット

いざマットが発売されると玄関にマットを置く人が多く、
当初犬のためにデザインされたマットは、帰宅時に犬が迎えてくれるイメージに。
吸湿性、通気性にすぐれた素材も玄関にフィットし、
エフスタイルのヒット商品になりました。

その後、シナ織りや亀田縞などのつくり手と出会って少しずつアイテムを増やし、
これまでに約200種のアイテムを手がけています。

アパレルで伝統文化をつなぐ。
〈スノーピーク〉が
〈LOCAL WEAR〉プロジェクトで
見据える未来とは?

〈スノーピーク〉だからできるアパレルを

アウトドア用品の総合メーカーである〈スノーピーク〉が、
2018年からスタートした〈LOCAL WEAR by Snow Peak〉プロジェクト。
これは各地域に根づく伝統的な技法に特化して製品づくりを行う
新しいアパレルラインであり、
その主目的は伝統文化を次の世代に継承していくことにあるという。

そもそもスノーピークが、
アパレル事業に本腰を入れ始めたのは今から5年ほど前のこと。

現在、代表取締役副社長CDOに就く山井梨沙さんが、
ファッションデザイナーのキャリアを経て同社にジョインしたのがその端緒。
山井梨沙さんは創立者の幸雄氏を祖父に、
そして現社長の太氏を父に持つ、いわばスノーピークの3世代目にあたる人物だ。

新潟・燕三条にあるスノーピーク本社。実に創業62年目を迎える老舗アウトドアメーカーだ。

新潟・燕三条にあるスノーピーク本社。実に創業62年目を迎える老舗アウトドアメーカーだ。

「ファッション系の大学を出たあとは、ずっと東京でデザイナーをやっていました。
ところが、デザイナーとしてやっていくことに行き詰まりを感じ、
なぜ自分はアパレルの世界に身を投じたのか、
この分野で自分は何をやりたいのかを見つめ直すようになりました。
そんななかで、スノーピークでしかやれないアパレルというものが
あるのではないかと思うようになり、入社を決めました。
もともと家業に収まるつもりはまったくなかったので、自分でも意外な選択でしたね」

山井梨沙さんの入社は2012年。ほんの8年前のことではあるが、
当時のスノーピークは今ほどの知名度を獲得しておらず、
アウトドアファンの一部が知るニッチなブランドに留まっていたという。

代表取締役副社長CDO、山井梨沙さん。2014年よりスノーピークでアパレル事業をスタート。

代表取締役副社長CDO、山井梨沙さん。2014年よりスノーピークでアパレル事業をスタート。

実はスノーピークでは、過去にも何度かアパレル事業に着手したことがある。
しかし、軌道に乗らないまま立ち消えた経緯があり、
いわば同社にとって鬼門ともいえる領域だった。

ところが、山井さんはここで存分に才覚を発揮。
アパレル部門は立ち上げ2年目にして前年比300%という実績をあげ、
その後も毎年、右肩上がりの成長を続けている。
成功の秘訣はおそらく、日本を飛び越えてアメリカ市場から“攻めた”ことにある。

「アパレルを始めた当初、日本では、
『なぜアウトドア用品のメーカーが服をつくっているの?』といわれるばかりで、
どこの取引先にもまともに相手にしてもらえませんでした。
これでは埒が明かないので、だったらアメリカで売り出そうと
現地で展示会を行ったところ、思いのほか好意的な評価をいただくことができたんです」

日本以上に知名度のないアメリカで勝負することに、不安がなかったわけではない。
しかし、向こうにはブランド名よりも品質やデザインで物を見る土壌があり、
自社製品の魅力や特性をフラットに伝えることができるはずだと山井さんは確信していた。

メイド・イン・ジャパンの いいところを集約! 萬古焼の料理鍋〈bestpot〉で 料理革命を!

10分火にかけるだけで料理が完成する魔法の土鍋!

鍋を火にかけ、10分したら止める。
それだけで煮込み料理ができる土鍋〈bestpot〉をご存知ですか?

伝統工芸と高精度技術を最大限に生かしてつくられており、
蓄熱性が高く、放っておくだけで手間のかかる煮込み料理が完成。
忙しい平日でも食材の旨みたっぷりのおいしい料理が簡単につくれるんです。

土鍋は昔から、食材に熱を入れるのに適していると言われている
私たちに馴染みのあるアイテムです。

この〈bestpot〉は、蓋と本体の密閉度を極限まで高められており、
素材の水分だけで調理が可能にした優れモノ。
食材が持つ栄養分と旨みを逃さず、まるごといただけます。
お出かけ前に仕込んでおけば、帰宅後にすぐにできたての料理が完成しているんです。

鍋本体部分は、三重県四日市市の伝統工芸である〈萬古焼〉を採用。
耐熱性に優れているという特徴があります。

それに加え、鍋内部に鉄分を多く含んだ阿蘇山の火山灰を釉薬を使い、
遠赤外線放出率を80%に安定させているんだとか。

肉じゃがやかぼちゃの煮物は10分程度火にかけるだけでOK。
あとは放っておくだけで完成するので、
環境にも優しく調理できるのが嬉しいですね。

羽釜のような独特の形状で、温められた空気が鍋の側面からも内部を温める仕組みに。これにより、均一に加熱されて効率よく調理が可能となっています。

羽釜のような独特の形状で、温められた空気が鍋の側面からも内部を温める仕組みに。これにより、均一に加熱されて効率よく調理が可能となっています。

世界各国の手仕事にフォーカスした 〈国際工芸アワードとやま〉 で、出品作品を募集中

日本に限らず、織物やガラス加工など
世界各国にはさまざまな手仕事に携わる職人がいます。

そんな各国に伝わる工芸の、
伝統的な技術や作品にスポットライトを当てた、
国際公募展〈国際工芸アワードとやま〉が富山で開催されることになりました。

本公募展のユニークな点は、
制作過程の中で必ず“手仕事”が施されている作品をピックしているところ、
そして50歳以下の若き職人を対象としているところです。

匠とよばれる高い技術を持つ職人は世界中にもいますが、
若い世代にも工芸に携わる人々は少なくありません。

新しい視点で工芸活動を行う世界各国の職人たちの活躍を見られるこの公募展は、
アナログがじわじわ人気となっているいまの時代のトレンドにもマッチ。
工芸に馴染みのない人にも興味を持つきっかけとなりそうです。

青森県産ならではのあたたかさ。 青森育ちの羊毛の魅力を伝える 〈aomori wool〉が魅力的!

雪の中で育つコリデール種(大鰐自然村)

青森の羊の魅力を伝える〈aomori wool〉

本格的な冬到来を目前に、青森市の〈GALLERY NOVITA〉で、
〈冬を彩るaomori wool展2019~青森に暮らす羊たちと紡ぐ~〉が開催されました。

主催は、2016年から活動する〈青森県産羊毛の会 aomori wool〉。
青森市に暮らす女性6人が、青森育ちの羊の毛を自ら紡いで糸にし、
ホームスパンや編み物、フェルト作品の発表を通じて、その魅力を伝えています。

青森ヒバの木板に、青森県産の羊毛、羊毛フェルト、ドライフラワーをあしらってつくられたブローチ(福田直美さん作)

青森ヒバの木板に、青森県産の羊毛、羊毛フェルト、ドライフラワーをあしらってつくられたブローチ(福田直美さん作)

青森ならではのあたたかい毛質

「羊はその土地に合った毛質に育つので、
青森の羊の毛は寒さから体を守るために空気をふくんで弾力があり、
あたたかいんですよ。ムッチリ、ボンな毛質です」と話すのは、
ホームスパン作家で、代表の中川麻子さん。

羊毛の本来の色を生かした中川さんのホームスパン作品・大判ショール。「なるべく染めたくないと思っているので色のついた羊を探しているけどなかなか出会えないの」写真は階上(はしかみ)町のサフォーク。色つきはめずらしい。

羊毛の本来の色を生かした中川さんのホームスパン作品・大判ショール。「なるべく染めたくないと思っているので色のついた羊を探しているけどなかなか出会えないの」写真は階上(はしかみ)町のサフォーク。色つきはめずらしい。

写真左がその全容。

写真左がその全容。

中川さんは、メンバーのホームスパン作家大村知子さんと、
〈aomori wool〉結成前から織物の技術指導や作品発表を行なっていましたが、
当時使用していたのは輸入の羊毛。
「地元の羊の毛をつかいたいな」とぼんやりとは思っていましたが、
まだ青森の羊には出会っていませんでした。

大村さんが実際につかっている織機。以前は着物も織っていたそう。

大村さんが実際につかっている織機。以前は着物も織っていたそう。

今回出品された大村さんのホームスパン作品・大判ショール

今回出品された大村さんのホームスパン作品・大判ショール