47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
千葉でコロカルが向かったのは、サーフショップが建ち並ぶ太東エリア。
YとR、ふたりの空気感が凝縮されたサーフショップ
かつてよりサーフィン、特にロングボードのメッカである千葉の太東エリア。
数軒のサーフショップが建ち並ぶなか、
オープンして1年あまりの新しいショップ〈YR〉があります。
ともにプロサーファーである瀬筒雄太さんと良子さん夫婦によって開店しました。
サーフグッズの販売、サーフィンスクール、カフェスタンドなどを展開しています。
この場所では、かつて良子さんが〈SUPER PRETTY COZY SHOP R〉という
サーフショップを営んでいましたが、結婚を機に
ふたりのショップ〈YR〉としてリニューアルしました。

このYRフラッグが目印!

おちゃめなふたりです。
良子さんは東京生まれ。両親が太東や東京でサーフショップを経営していました。
その後、移転・閉店などを経て、現在の場所にショップをオープン。
何もわからない状態の良子さんに託されたといいます。
「子どもの頃から毎週末のようにサーフィンをしに太東には来ていました。
そして高校卒業後、こちらに引っ越してきました」(良子さん)
一方、雄太さんは、福岡出身。中学卒業後に単身で太東に移住し、その後、鎌倉へ。
良子さんとの結婚を機に、再び太東に戻ってきました。
「あまり都会に住むのが得意ではないので、僕の地元の福岡か、
当時住んでいた鎌倉か、千葉の太東か、という選択肢がありましたが、
太東が一番のんびりできそうだったし、
ここにはすでにベースがあったというのは大きいですね」と言う雄太さん。
そうしてふたりの思いが詰まった〈YR〉を昨年オープンさせます。
「何を売るにしても、どんなサービスを提供するにしても、根本にあるのは
“楽しんでもらいたい”ということ。それが大きなテーマですね」(良子さん)

ロングボードを取り扱っています。

雄太さんのサーフィンスクールもあります。
プロサーファーとして10代の頃から活躍していた雄太さん。
プロである以上は、メーカーからスポンサードを受け、
営業やプロモーションに協力するなど、広告塔としての役割があります。
そして憧れられる存在であることも求められます。
しかしそういった役割を自分が担うことに対して、少し疑問を感じ始めていました。
「いろいろな場所に行きますけど、実際にサーファーたちと接して、
コミュニケーションをとって一緒にサーフィンを楽しむ、という機会が
すごく少ないと感じていたんです。相手もこちらを“プロ”として一線を引いて見てくる。
でも、もっと実際に会って、話して、伝えていきたい。
僕は何かつまらなかったんですよね。だから実際にお店に立ち、
スクールもやりたいと思ったんです」(雄太さん)

ボードを後ろからスッと押してくれて……

立てたらこのポーズ!
スクールは午前と午後の2回。まったくの初心者も教えていますが、
雄太さんが力を入れているのは、サーフボードもウェットスーツも持っていて、
ビギナーの段階から伸び悩んでいる人です。
「僕はロングボードを教えていますが、その窓口が思ったよりも少なく、
基礎から丁寧に教えているところはあまりないんです。
ギアを揃えたはいいけど、その先どうしていいかわからないで
宙ぶらりんなサーファーが多いと思いました。
あとロングボードは、波に乗りやすいので、ほかのサーファーから
“波に乗り過ぎだよ”と非難されることも多いんです。
でもそれはすごくもったいない話。ちょっとポイントをつかむだけで、共存できます。
そういう人たちを対象に教えたい。技術的なことだけでなく、
もっとサーフィンを楽しめる内容を提案していきたいんです」(雄太さん)
サーフィン中は、波の取り合いがよく発生します。
初心者は余裕がないので、周りへの配慮を欠き、わざとではなくても、
ほかのサーファーの邪魔をしてしまうことがよくあります。
それが怖くてやめてしまう人も多く、サーフィンの楽しさを
失ってしまうのがもったいないというのです。

YRオリジナルのTシャツ。

YRオリジナルのボードショーツ。














































































































