第14話・神戸のB面!? 下町、 新開地を歩く。

第14話
神戸のB面!?
下町、新開地を歩く

今週のグレアムさんは、神戸の下町、新開地を散策。
新開地は「神戸のB面」と呼ばれることもある、
下町気質があふれる賑やかなまち。
映画を見て、公園でスケッチをして、
顔見知りのおばあさんと一緒に、商店街でお買い物。
気取らないまちの魅力をお楽しみください。

大分・農家民宿「雲中坂」前編

地元の方と一緒に食卓を囲む。

今年の1月に、コロカルの撮影で大分県竹田市を訪ねた。
以来、その魅力に強く引き込まれている。
澄み切った空気と満天の星空、雄大な九重連山、美味しい椎茸に豆腐。
それに、何と言っても地元の方々がとても温かくて心地がよい。
今回の旅だけではその魅力を味わい尽くせないと思い、3月に再び訪れることを決めた。

航空券とレンタカーを手配、さて宿泊先をどうしたものか。
せっかくならばホテルや旅館ではなく、地元の方と交流できるような民宿に泊まりたい。
以前、取材でお世話になった「まちづくりたけた」の子安史朗さんに相談をしてみた。
すると、最高のところがあります! と紹介してくださったのが「農家民宿」。
一般のご家庭で宿泊を受け入れているのだそう。
どんな出会いが待っているのか、期待に胸がふくらんできた。

3月中旬。
熊本空港から車を2時間ほど走らせると、農家民宿「雲中坂」に到着した。
「いらっしゃーい」と、張りのある声でお母さんが出迎えてくれた。
居間へおじゃますると、そわそわした様子でお父さんが待っていてくれた。

「よろしくお願いします」

照れくさそうに笑みを浮かべるお父さん、とても優しそう。
羽田野忠夫さん、あき子さんご夫婦。

ちゃぶ台のある広い居間は、どこか懐かしくてほっとする。

母「疲れたでしょ~」

東京からおよそ5時間の旅路。
たしかに疲れたけれど、ふと見るとちゃぶ台の上にはご馳走がずらり。
それを見たら、とたんに疲れが飛んでいった。

テツ「美味しそうですね~」

母「ごはんにしましょうか、ね」

はい。

農家民宿の魅力のひとつは、家主さんと一緒に食卓を囲めること。
(宿によっては、別の場合もあります)
地のものを使った美味しいごはんをいただきながら、
いろんなお話をうかがうことができる。
季節ごとに移り変わる農作物のこと、昔から地元で愛されている料理、
その土地ならではの食材や調理法。
一緒に食卓を囲むこの時間を通じて、地元の方の暮らしを垣間みることができる。
これが、旅をするなかで何よりも楽しく貴重な経験だと思う。

さて、今晩も食卓を囲んで

「いただきます!」

真っ先に目に飛び込んできたのは、つやつやとした椎茸の含め煮。
肉厚な椎茸にこってりと味がしみ込んでいて、なんとも美味しい。

母「これ、裏の山で採ってきたんよ」

ご自宅で椎茸を栽培してるなんて、さすがは椎茸の里、竹田市。
さてお次は、みずみずしい刺身蒟蒻に箸を延ばしてみる。

父「これ、わしが作ったんよ」

蒟蒻もお手製とは、すごい!
お客さんが来るときには、ゆっくりと時間をかけて作るのだそう。
柔らかくてシュワシュワとした口触りは初めての経験。
蒟蒻芋の香りが濃くて優しくて、とっても美味しい。

酢味噌をかけていただく。

母「その漬け物も、畑で採れた大根で作ったの、食べてみて」

きれいな赤い色に染まった漬け物、甘酸っぱくてやみつきになる。
その隣にある丼へと手を伸ばす。

父「そのふき味噌も、裏山で採れたふきやし」

ご飯にたっぷり乗せていただくと、口いっぱいに春の香りが広がった。

食卓に上がっている料理のほとんどが、素材からすべて手作りなのだと知った。
あの作り方もこの作り方も聞きたい、と、つい興奮してしまう。

母「たいていのもんは裏山で作っとるねぇ、お父さん」

さきほどから話に上がる裏山というのは、どんな宝の山なのか、とても気になる。

テツ「あの、その裏山には私も連れて行っていただけたりしないでしょうか」

父「うん、ええよー。明日一緒に行く?」

お父さんが嬉しそうに微笑むものだから、私もとても嬉しくなってしまった。

子安さんご夫妻もご一緒に。

食事を済ませ、早々に布団のなかへ入ったものの、なかなか目がつむれない。
遠足前の子どもの気分、明日が待ち遠しい。

上野〈大統領〉 昼間からにぎわう昭和感あふれる もつ焼き酒場

イラストを拡大

通りまで活気あふれる、高架下の酒場。

春がやってきて、花が咲いて、虫も動き出すなら、人だって。
午後の上野駅、さまざまな場所からあらゆる路線を使って人が集まる駅。
この春も、新しい方向に線路も延びて人でいっぱい。
目的の酒場に直行するのには、もったいない春の陽気。
公園口の改札からは、ぞろぞろと上野公園に向かう人たち。
美術館を楽しむもよし、動物園で微笑むのもよし、のんびり散歩もよし。
ぼーっと噴水を見ながら、売店で買ったビールってのも。
公園を抜けるとまちの中へ。
アメ横のお店のおいちゃんたちのダミ声を左右サラウンド効果で聞きながら、
海鮮からお菓子に貴金属、売ってるものもいろいろなら、歩いている人もいろいろ。
海外からの観光客も多い。

そんな通りを曲がった高架下にあるのが「大統領」。
オープンする時間を待って、遠回りの散歩してたのではなく、
こちらの店の開店時間は朝10時。
この界隈の酒場は、ほぼ昼からやっていて、戸口が開いてたり、
道に椅子やテーブルが出てたり、買い食いみたいに立ち飲みできたりと、
楽しい店ばかりが集まっています。
お客さんも昼からたくさん入って活気が通りまであふれているのです。

第13話・地域とつながる、 塩屋の文化中心地。 「しおやと、」

第13話
いつのまにか友達が集まる
心地よいくつろぎの場所

今回は、塩屋の商店街にある
グレアムさん行きつけのスポットをご紹介。
空き店舗を利用した、ギャラリー兼コミュニティスペース「しおやと、」です。
グレアムさんも以前個展を開いた展示スペースや、
地元の生産者がつくったものを販売するショップがあります。
ここに来ればいつでも友達に会える、
心地よいくつろぎの場所なんだそう。

第12話・ やっぱり神戸がいちばん。 グレアムさんのGW。

第12話
やっぱり神戸がいちばん。
グレアムさんのGW

大型連休のゴールデンウィーク、
皆さんはどう過ごされました?
神戸のグレアムさんは、特別なことはせず、
地元でのんびり過ごしたのだそう。
でもバーベキューしたり、美術館の図書館で勉強したり、
お気に入りの映画を見たり。
すごく充実していたみたいです。

第11話・ グレアムさんのお気に入り、 塩屋のちいさな砂浜

第11話
グレアムさんのお気に入り、
塩屋のちいさな砂浜

今週のグレアムさんは、地元・塩屋の
お気に入りスポットを教えてくれます。
それは塩屋のひっそりとしたビーチ、「塩屋海岸」。
漁師さんもヒップホップな若者も、
それぞれが塩屋の暮らしを楽しんでいるところです。

お金では売らない オンラインセレクトショップ  WITHOUT MONEY SALE  並河 進さん(電通/ 社会の新しいしくみ研究室)前編

お金では測りきれない価値があるモノを手に入れる方法とは?

日本の「ものづくり」は変革期を迎えている。
お金では測れない価値をいかに創造するか、価値軸のイノベーションが必要とされている。
そんななか商品をお金では売らないオンラインセレクトショップ「WITHOUT MONEY SALE」が話題になっている。
そこで売られる商品はお金では買うことはできない。
購入者がお金のかわりに支払うのは「愛」や「知恵」「時間」。
商品に対する愛を伝えたり、知恵や時間を提供することで商品が購入できるしくみだ。

「WITHOUT MONEY SALE」第一弾。お金で買えない梅干し。徳重紅梅園「鶯宿梅の幻の梅干し」。写真提供:並河 進

企画したのは電通のコピーライター並河 進さん。
社会貢献と企業をつなぐソーシャル・プロジェクトを数多く手掛ける
「電通ソーシャル・デザイン・エンジン」の部長である。
しかし「WITHOUT MONEY SALE」は、電通の仕事ではなく、
並河さんの個人プロジェクトとして始まったという。
並河さんに「WITHOUT MONEY SALE」について、お話を伺った。

社会の新しいしくみ研究室

「この3年ぐらい、ずっと考えていることがあって
それは、2011年3月11日の震災の後、
人と人の間で交わされていたものは何か、ということなんです。
お店がやっていない、モノを買うことができない、
ひとまずお金が意味を失った状態で、人と人、知恵、身の回りのもの、
工夫、勇気、時間、情報、優しい言葉、
そういうものを出し合って、交換し合っていました」

人は、たくさんの、目に見えないものを交換し合って、生きている。
並河さんは普段気づかないそのことを意識するようになった、という。

「そのしくみを可視化・具現化することにとても関心があって、
“社会の新しいしくみ研究室”を立ち上げたんです」

第10話・グレアムさんの、 静かなお花見

第10話
グレアムさんの、
静かなお花見……

日本列島をただいま北上中の桜前線が、
グレアムさんが住む神戸の塩屋にもやってきました。
本当はお友達とお花見に行くはずだったグレアムさんですが、
どうやら春の雨に降られてしまったようです。

大分県竹田市、 最高のしいたけをめぐる旅。 〜KIRINくらしの劇場 オフホワイトハウス〜 Vol.4 竹田のしいたけフルコース を味わう!

大分県竹田市、最高のしいたけをめぐる旅。
~KIRINくらしの劇場 オフホワイトハウス~

Vol.1:[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-kyodoshoku-014"]竹田の畑でとれたふきのとうの味![/ff_textlink_by_slug]

Vol.2:[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-kyodoshoku-015"]しいたけ畑に大感動![/ff_textlink_by_slug]

Vol.3:[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-kyodoshoku-016"]しいたけフルコースを竹田のおかあさんと作ってみよう[/ff_textlink_by_slug]

Vol.4:竹田のしいたけフルコースを味わう!

大分県竹田市はしいたけパラダイスだった!

旨みがほとばしる竹田のしいたけフルコースには
どんなお料理が登場したのでしょうか?

一度に7つものしいたけフルコースを作りあげた
竹田のおかあさん&しおりさん。
てんやわんやの調理が終わり、ついにいただきます!
竹田の地元の皆さんもオフホワイトハウスに集合し、
ついに乾杯!

かんぱーい! 
しいたけの上品な旨味がつまったお料理たち。
ほんのりオレンジ風味の「オフホワイト」といただきます。
シンプルな料理の味を邪魔しない、軽いのみ心地。
フルーツのような香りとあっさりした飲みくちが、
どんな料理にも合うんです。

それではフルコースのメニューをご紹介しましょう。

1.しいたけのおすまし

干ししいたけの旨みがしっかりと出たおすまし。セリを散らして、
お醤油でシンプルに味付け。素材そのものの味をストレートに楽しむ、
しいたけフルコースの最初にふさわしい基本料理。

「お醤油で炊いたしいたけと湯がいたセリを器に入れ、
干ししいたけの戻し汁と、醤油などで味付けしただしを注ぐだけ。
カンタンです!」(しおりさん)

2.しいたけのとろろ汁

竹田産の強く粘りがある自然薯を、
干し椎茸の戻し汁で伸ばしたとろろ汁。
もともと自然薯は「山のうなぎ」と言われるほど
滋養・強壮食として珍重されてきた食品。
すりおろしたばかりの時は、簡単にはちぎれないほどの
強い粘り気がある竹田産の自然薯には、地元のおかあさんもびっくり。
ひとくちで元気が出るくらい、ものすごい栄養が詰まっています。

「おかあさんたちに習ったのは、とろろ汁に、
皮付きのままおろしたたっぷりの大根おろしとポン酢を混ぜて、
ご飯の上にかけて食べるというやり方! すごーくおいしいです!」(しおりさん)

3.しいたけと昆布の佃煮

山の旨みの代表、干ししいたけに
海の旨みの代表、昆布が加わった最強の一品。白いご飯が進みます。

4.しいたけの煮物

干ししいたけ、大根、人参、里芋、厚揚げの煮物。
柔らかく煮付けられたお野菜に、しっかりとした厚揚げ。
隅々にまで、旨みが染み渡っています。

臼杵・石垣もち

極上のさつまいもでつくるおやつ。

[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-tasty-014"]前回に引き続き、[/ff_textlink_by_slug]大分県の臼杵市におじゃましています。
「きらすまめし」という、酒のつまみにもってこいな一品を教えていただいたのち、
山本道子さん、五嶋昭子さんとあれやこれやと雑談。
そんななか、こんな話が。
「マックとか食べさせんで、石垣もちつくりゃいいのになぁ」と。
その、石垣もちとは、いったいどんなものなのか。
つくっていただけないかお願いをしてみた。

山本「あれやったら簡単やし、ええよ」

わ、嬉しい。

山本「そやけど、あんなもんでええの?
こっちじゃ珍しくないし、昔っから食べとるよ~」

テツ「そうなんですね? 知らなかったです、石垣もち」

山本「えー! そうなん? 知らんの?」

東京生まれの私は、いままで石垣もちという言葉に一度も触れたことがなかった。
九州では当たり前な食べ物も、東京では知られていない。
だから面白い。そうして、石垣もちをつくっていただけることに。

山本道子(右)さん、五嶋昭子(左)さん。

五嶋「これな、石垣もちに使うさつまいも」

段ボールを覗いてみると、太くてしっかりしたさつまいもが一杯に詰まっている。

山本「いまな、大分で売り出してるんよ、甘太くんゆうて、甘いんよ~。
これ甘太くんの焼き芋あるから、持って帰って」

すみません、ありがたくちょうだいいたします。

山本「で、いっぱい宣伝してな(笑)」

了解です。

東京に持ち帰っていただいたところ、その美味しさに悶絶。
甘くて実がぎゅっと凝縮されていて、すごく手のこんだ芋ようかんのような味わい。
すぐさま取り寄せして、親戚中に配りました。

石垣もちとは――

昔は農作業中のおやつとして、小麦粉とさつまいもと塩だけでつくられていたそう。
現代向きに、砂糖や膨らまし粉を使うようになった。
名前の由来は、別府市にある石垣地区の地名とも、
ごつごつとしたさつまいもの様子からとも言われている。

石垣もちは五嶋さんが担当してくださることに。

★石垣もち

材料(アルミカップ21個分)

小麦粉(中力粉):500g さつまいも 正味:650g 
砂糖:75g 塩:12g 重曹:小さじ1強 牛乳:約75cc 卵:1個
薄力粉と重曹は合わせてふるっておく。

1. さつまいもの皮を剥き、1センチほどの角切りにして、水に5分ほどさらす。

2. 薄力粉と砂糖、塩、ベーキングパウダーをよく混ぜる。

3. 溶きほぐした卵を2に入れ、菜箸でよく混ぜる。続いて牛乳を少しずつ加え、混ぜ合わせる。

4. よく水を切ってさつまいもを入れ、手でまとめていく。

5. 耐熱カップに入れる。

6. 蒸し器に入れ、15分ほど蒸してできあがり。

越後湯沢〈ぽんしゅ館〉 駅構内で楽しい利き酒、 ずらり120種類

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楽しい利き酒、ずらーり120種類。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
この有名すぎる川端康成『雪国』の小説の冒頭が
いつも北に向かうトンネルの中で、頭をよぎります。
ここは、上越新幹線の車内。東京駅で買った缶ビールを飲み干した頃、
長いトンネルを抜けると、まだ雪国ではなく、がっくり。
ワクワクしながら、次の長いトンネルを抜けると、雪国であった。
白く積もった雪が、視界をパッと明るさせたかと思うと、越後湯沢駅に到着。
日帰りスキー&スノーボードのお得なチケットでやってきたけど、
悪天でスキーはあきらめ、温泉を楽しんで、温まった体で駅構内の「ぽんしゅ館」へ。

お土産ものが並ぶ売り場を抜けた先、入場すると
今度は壁一面にお酒のラベルが貼られ、それぞれ自動販売機のよう。
レジカウンターで500円を払って、お猪口と金色コイン5枚に交換。
このコインを1枚投入してボタンを押すと、
指定位置に置いたおちょこに日本酒が注がれるという仕組み。
利き酒にぴったりの23ml。番号がふられた日本酒の銘柄がずらーり120番まで。
すべて新潟のお酒というからさすがの酒どころ。
これだけのお酒を目の前にすると何から飲むか迷います。

大分県竹田市、 最高のしいたけをめぐる旅。 〜KIRINくらしの劇場 オフホワイトハウス〜 Vol.3 しいたけフルコースを 竹田のおかあさんと作ってみよう

大分県竹田市、最高のしいたけをめぐる旅。
~KIRINくらしの劇場 オフホワイトハウス~

Vol.1:[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-kyodoshoku-014"]竹田の畑でとれたふきのとうの味![/ff_textlink_by_slug]

Vol.2:[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-kyodoshoku-015"]しいたけ畑に大感動![/ff_textlink_by_slug]

Vol.3:しいたけフルコースを竹田のおかあさんと作ってみよう

Vol.4:[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-kyodoshoku-017"]竹田のしいたけフルコースを味わう![/ff_textlink_by_slug]

クリエイターが集まり、
ていねいなくらしを実践している家、「オフホワイトハウス」。
ここを料理人・後藤しおりが訪ね、
竹田のくらしに根付く、くらしのヒントをお届けします!

さてさて、いよいよ「オフホワイトハウス」で竹田のしいたけを
使ったフルコース制作に取り掛かりましょう!
助っ人にかけつけてくれたのは、竹田のおかあさんたち。
鬼に金棒です。竹田の「道の駅」に行って、地元の食材を調達しました。

道の駅に行くと、「これ予約しておいたよ!」
と、巨大な自然薯を手渡されました!
ずっしりと重い、1メートルを超える自然薯。
こんなに立派な自然薯は見たことがありません。
お値段は5000円あまり。

それでは家に戻って調理開始!
こちらが竹田のおたすけ隊、オフホワイトハウスがある久住町に
住むおかあさんたち。

竹田で生まれ育った方もいれば
隣町からお嫁に来た方もいて、
でもみんな仲が良くてうらやましいご近所さんたち。
九州の郷土食をしおりさんが実践で教わります!

第9話・修復完了! 桜咲く姫路城におでかけ

第9話
修復完了! 桜咲く
姫路城におでかけ

これまで修復のためにクローズしていた、
兵庫県姫路市の「姫路城」がオープン!
グレアムさんは、お友達のえみりさんと電車でおでかけしました。
その白く優美な姿から「白鷺城」との別名を持つ姫路城。
城内をお散歩するグレアムさん、楽しそうです。

大分県竹田市、 最高のしいたけをめぐる旅。 ~KIRINくらしの劇場 オフホワイトハウス~ Vol.2 しいたけ畑に大感動!

大分県竹田市、最高のしいたけをめぐる旅。
~KIRINくらしの劇場 オフホワイトハウス~

Vol.1:[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-kyodoshoku-014"]竹田の畑でとれたふきのとうの味![/ff_textlink_by_slug]

Vol.2:しいたけ畑に大感動!

Vol.3:[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-kyodoshoku-016"]しいたけフルコースを竹田のおかあさんと作ってみよう[/ff_textlink_by_slug]

Vol.4:[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-kyodoshoku-017"]竹田のしいたけフルコースを味わう![/ff_textlink_by_slug]

料理人・後藤しおりがアレンジした、
家庭でおいしくカンタンに作れる郷土料理を、
都道府県別に紹介する連載「日本列島カンタン郷土食」。
今回この連載を手がける食いしん坊トリオこと後藤しおり、
カメラマン津留崎徹花、ライター齋藤あきこが大分県竹田市を訪問。
「KIRINくらしの劇場 オフホワイトハウス」から、竹田のくらしに根付く、
くらしのヒントをお届けします!

3人が滞在するのは竹田の山間にある「オフホワイトハウス」。
山間にあるこの家は、クリエイターが集まり、
ていねいなくらしを実践している家。
家のすぐ近くには清流が注ぐ滝があって、
湧き水が流れる川にはクレソンが自生している。
自然の恵みを味わえる、とってもすてきなお家です。

さて、カンタン郷土食チームがここにやってきた理由は、「しいたけ」。
というのも、大分県は干し椎茸の生産量が日本一。
竹田はそんな県内でもトップクラスの産地ということで、
日本の干ししいたけ界の最高峰と言える場所。
「竹田市椎茸品評会」という品評会が毎年行われ、
しいたけの品質を競っているくらい、
干ししいたけにかける熱意も高いところです。

「干ししいたけは、煮る、焼くはもちろん、揚げても焼いても
和え物、サラダにしても万能です。
干ししいたけを戻して薄く炊いたものは大好物。
ステーキよりも100倍おいしい!
わたしの日常に干ししいたけは欠かせません!」

と、しいたけ愛を熱く語るしおりさん。
オフホワイトハウスの広いキッチンを使って、
「しいたけパーティ」を開くことにしました。

それにしても気になるのが、しいたけ栽培の現場。
しいたけパーティには、ぜひ採れたてのしいたけを使いたい!
ということで、早速オフホワイトハウスのご近所にある
しいたけ農家、倉橋清晴さんを訪ねてみました。
すると快くしいたけを栽培している山に連れていってくださるそう!

大分県竹田市、 最高のしいたけをめぐる旅。 ~KIRINくらしの劇場 オフホワイトハウス〜  Vol.1 竹田の畑でとれた ふきのとうの味!

大分県竹田市、最高のしいたけをめぐる旅。
~KIRINくらしの劇場 オフホワイトハウス~

Vol.1:竹田の畑でとれたふきのとうの味!

Vol.2:[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-kyodoshoku-015"]しいたけ畑に大感動![/ff_textlink_by_slug]

Vol.3:[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-kyodoshoku-016"]しいたけフルコースを竹田のおかあさんと作ってみよう[/ff_textlink_by_slug]

Vol.4:[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-kyodoshoku-017"]竹田のしいたけフルコースを味わう![/ff_textlink_by_slug]

料理人・後藤しおりがアレンジした、
家庭でおいしくカンタンに作れる郷土料理を、
都道府県別に紹介する連載「日本列島カンタン郷土食」。
今回この連載を手がける食いしん坊トリオこと後藤しおり、
カメラマン津留崎徹花、ライター齋藤あきこが大分県竹田市を訪問。
「KIRINくらしの劇場 オフホワイトハウス」から、竹田のくらしに根付く、
くらしのヒントをお届けします!

チームが竹田に来たのは、
ていねいなくらしを体験できるという、
「オフホワイトハウス」に泊まるため。
山間にあるこの家は、クリエイターが集まり、
ていねいなくらしを実践している家。
すぐ近くには清流が注ぐ滝があって、
湧き水が流れる川にはクレソンが自生している。
自然の恵みを味わえる、すてきなお家です。

ここから、竹田探検に出かけてみたいと思います。
おいしいものが見つかるかも?

まず訪れたのは、地元の定食屋さん、「竹田丸福」。
竹田名物だという鶏のから揚げをいただきます。
胸とモモが選べるのですが、部位ごとカラっと揚げた、
かなり食べごたえあるボリュームにびっくり!
家族連れも多く、地元の人に愛される定食屋さんでした。

竹田は城下町も温泉も高原もあるハイブリッド型

しばしドライブ。竹田の特徴は、
城下町、温泉、高原という要素がひとつのまちに収まっていること。
だから、見るべきところがたくさんあるんです。

こちらは標高1000メートル級の高原エリア「久住高原」。
金色の芝生が美しく輝いています。
ここは野焼きをして牛を放牧するところ。
「久住高原牛」と呼ばれるブランド牛もいるんですよ。

高原にあるベゴニア園に立ち寄りました。
その名も「くじゅう高原フラワーズヴァレー」。
温度調整に手間がかかるため、実現しづらいベゴニア園を
自分で作ってしまったオーナーの野上善孝さん。
400種類ものベゴニアが揃っているそう。
野上さんが経営されている、お隣のカフェ「喫茶 空」は
オムライスとハンバーグが看板メニューの大人気店。
合わせてぜひ!

竹田の家庭の味

ひとしきり観光した後、
竹田の地元の人の食べものが知りたくなった我々は、
竹田市企画情報課の後藤雅人さんのご実家にお邪魔させていただくことに。
後藤さんは竹田への移住を支援していて、
移住希望者にはほんとうに親身になってくれる人。
そのおかげで居住者が増加し、テレビで取材されるなど
マスコミからも注目される、ちょっとした有名人です。

第8話・ 神戸に「イカナゴのくぎ煮」の 季節がやってきた!

第8話
神戸に〈イカナゴのくぎ煮〉の
季節がやってきた!

春がやってきました。
神戸の春の風物詩といえば、「イカナゴのくぎ煮」。
獲れたての「イカナゴ」の稚魚を醤油でコトコト煮詰める料理。
神戸のおかあさんたちにとっては春の一大イベントです。
グレアムさんもチャレンジするみたいですよ。

臼杵・きらすまめし

昔の人の知恵が生きる、大分の郷土料理。

生まれも育ちも東京という私にとって、九州という土地は格別魅力的に見える。
柔らかく雄大な山並み、線香花火のように熱された夕陽。
見たことのない景色がそこには広がっていて、
それらに触れると体の細胞がすべて解放されるような感覚にとらわれてしまう。
海のものにも山のものにも恵まれた、その豊かな食にも魅了される。
以前訪れた天草諸島の宿で、何気なく購入した乾燥ひじきがすごかった。
水に戻した瞬間、海そのものの香りがバーッと立ち上り、
自分が海中にいるような気分になった。
九州を訪れるたびに、ここで暮らしたらどんなにか素敵だろうと思いを馳せている。

九州の中でまだ足を踏み入れていなかった唯一の県、それが大分県。
一度は訪れてみたいと思っていたところに、コロカルの出張が舞い込んできた。
取材で訪れたのは、大分県の西に位置する竹田市。
そこでもまた、素晴らしい光景に遭遇してしまった。
ひとつは満天の星空。
満天という言葉では収まりきらないほど、無数の星が手に届きそうな星空で、
そんな大きい星空に包み込まれていると、自分の体がとても小さいように思えた。
そんな不思議な感覚だった。

そしてもうひとつ、椎茸が栽培されている山林。
暗い林の奥のほうまで、見渡す限りほだ木が並んでいた。
その木々には愛らしい椎茸がたくさん生えていて、そこへちょうど木漏れ日が当たり、
それはそれは美しく神秘的で、完全にその光景にノックアウトされた。
おそらく、ここ数年で最も解き放たれた瞬間だったと思う。

さて、そんな竹田市での濃密な3日間を過ごしたあと向かったのは、
東沿岸部に位置する臼杵市。
以前から気になっていた郷土料理「きらすまめし」を習うのがその目的。
このきらすまめし、大分県のホームページで見たのだけれど、
一見してどんな食べ物なのかよくわからなかった。
が、なんだかその響きが気に入った。
調べてみると、きらすまめしは臼杵市だけでつくられている料理なのだそう。
今回の大分出張のついでに、このきらすまめしを教わりたいと
臼杵市在住の方にお願いをした。

高次元なことを当たり前にこなす 日本の工場品質  INSTANT JEWEL後編

前編:[ff_titlelink_by_slug slug='tpc-thi-tsukuru-043' append=' はこちら']

重厚な工場から生まれる、カラフルポップなアクセサリー。

ものづくりにおいて、伝統工芸や職人は注目されやすい。
しかし実際に身の回りは、たくさんの工業製品に囲まれている。
それらは当たり前すぎて認識されにくいが、
日本が工業化を推し進めてきた過程において、必ず技術や職人の蓄積がある。
しかし、伝統技術の後継者不足と同様に、
工業界もまた、製造拠点が海外に流失しているのだ。これを失うのはもったいない。

工業的なアプローチでかわいいアクセサリーをつくっているのが、
インスタントジュエルだ。
プラスチック素材を中心にして、マシンメイド=機械でつくられている。
デザインを担当しているのは、
インテリアプロダクトなどを中心に手がけている大友 学(stagio inc.)さんだ。

インスタントジュエル

組み合わせなどを変えて、自由にピアスやブレスレットをアレンジできる。

「普段の仕事のなかで、なくなっていく工場もたくさん見ています。
“違うものをつくればいいのに”と思うのですが、
工場にとってはもちろんそんな簡単な話ではありません。
だから私たちのような存在が、
“ほら、違うものつくれるじゃん”という例を示していきたい」
そんな思いから、インスタントジュエルが生まれた。

工場の職人たちは、つくり手として認識されにくく、日の目を見ることが少ない。
しかし自分たちがつくっているものが、「インスタントジュエル」という存在として、
“かわいい”という価値観で買われていくようになる。

「日々、“レイコンマ”の世界で戦っているすばらしい職人さんたちです。
そんな職人さんの工場という現場感と若い女の子たちという、
一番遠い存在をガチャーンとくっつけてみたらどうなるか。
工場の職人さんたちも喜ぶと思ったんですよね」

普段、工場でつくっている製品と、このインスタントジュエルとの製造過程自体に、
それほど大きな違いはないだろう。
しかしアウトプットが異なれば、まったく違う反応がみられる。
それが付加価値であり、それを可能にするのがデザインの力だ。

第7話・神戸の中華街は 春節祭で大賑わい

第7話
神戸の中華街は、
春節祭で大賑わい

神戸の中華街・南京町では、旧暦の正月に「春節祭」を開催しています。
獅子舞演舞や歌舞団・雑技団のパフォーマンス、
京劇の扮装でのパレードなどそれはそれは
賑やかな催しが数日に渡って繰り広げられるんです。
グレアムさんは、お友達の哲学者・マークさんを
祭りの雑踏の中で発見し、追いかけます。

マシンメイドのジュエリーブランド INSTANT JEWEL前編

工業的アプローチをファッションアイテムに。

昔から受け継がれてきたものづくりの技術を、
デザイナーが掘り起こして新しいプロダクトを生み出す。
こうした試みは各地で行われるようになってきたが、
いわゆる手作業の伝統工芸であることが多い。
そうしたなかで、アプローチは同じながら、
機械でしかつくれないもの=マシンメイドを全面的に謳った
アクセサリーブランドがインスタントジュエルだ。

きっかけは、これまでも数々のプロダクトを生み出してきた
デザイナーの大友 学(stagio inc.)さん。
ところが大友さんのメインフィールドはインテリアプロダクトや生活道具であり、
ファッションとは似て非なるものであった。

「これまで、プロダクトやインダストリアル系のデザインを手がけてきました。
いろいろな工場やメーカーを回って仕事をするのが常です。
そんななかで、これまで蓄積していた工業的な知識やネットワークを使って、
“アクセサリーの新しい事業を始めませんか?”と、株式会社元林に持ちかけたんです」

元林とは、のちにインスタントジュエルの生産管理を手がけることになる会社。
同じタイミングで元林は、「デスペラード」というセレクトショップを運営している
ファッションディストリビューター/ショップであるパノラマと、別事業を進めていた。
そこで元林から、ファッションに詳しいパノラマに相談があったという。

「“この案件、どう思いますか?”と聞かれたので、“興味あります”と答えたんですよね」
というのは、パノラマの代表取締役兼クリエイティブディレクター、泉 英一さん。
泉さんは数々の海外ブランドのディストリビューションを手がけてきたバイヤーだ。

「アクセサリーは、ハンドメイドの1点ものや高価な宝石という時代ではありません。
大量生産しながらカスタムメイドして、楽しく遊び感覚で、
しかもお手頃にできないかなと、思っていたところなんです」と
泉さんにとってもちょうどよいタイミングだったのだ。
こうしてstagio inc.、パノラマ、元林の3社による事業が動き始めた。

stagio inc.の大友学さん

stagio inc.の大友学さん。デザイン事務所勤務などの経験はなく、独学でデザインを学んだという。