長崎県は、日本の西端に位置し、海と山に抱かれながら、外の世界と向き合ってきた土地です。鎖国下においても唯一、海外との窓口として開かれていた長崎には、異文化を受け入れ、混ざり合いながら独自の文化を育んできた時間が流れています。坂の街、入り組んだ港、祈りの風景。その一つひとつが、この場所が歩んできた歴史を静かに語りかけてきます。