かつて、宮城県気仙沼市の老舗食堂として
親しまれていた「かもめ食堂」が帰ってきます!
東日本大震災の津波により店舗跡が全壊した後、
復活を目指して横浜市の「新横浜ラーメン博物館」にて営業していた同食堂。
このたびラーメン博物館を卒業し、
2015年11月19日、気仙沼に帰郷オープンすることになりました。

かつてのかもめ食堂
かもめ食堂は1942年創業の老舗食堂。
2006年に後継者不在のため閉店した、
かつて気仙沼のシンボルだった食堂です。
2011年の震災後、新横浜ラーメン博物館にて、
気仙沼の復興のシンボルとして「かもめ食堂」を復活させる
「気仙沼 かもめ食堂復活プロジェクト」が開始。
しかし震災後は復旧もままならない状況。
建築制限が解除されるまでの間、首都圏から情報を発信したいということで
2012年2月に新横浜ラーメン博物館に復活しました。
そうして震災から約4年8ヶ月、ようやく復活できることになったんです。
「うどんのはなし 福岡」の出版を機に始まった、
福岡のうどん文化とその名店を紹介する本シリーズ。
第二回は、福岡市博多区上川端町に
ある「かろのうろん」をご紹介!
前回は、博多エリアにおける
うどんの王道スタイルが味わえるお店として「因幡(いなば)うどん」の
記事を書きました。同店では、博多のうどんの特徴とされる、
澄んだつゆ、そしてやわらかい茹で置きの麺、
その両方が存分に楽しめます。
この「茹で置き」というのが、博多のうどんの
特徴のなかでも大きなもの。

「かろのうろん」
さて、今回紹介する「かろのうろん」はどんなお店なのかというと、
博多うどんにおける老舗中の老舗です。
創業は明治15年(1882)。
福岡に現存するうどん店の中で、最も長い歴史を誇ります。
「かろのうろん」という変わった店名。
創業当時は屋号がなく、角にあるうどん屋だったので「角のうどん屋」と
呼ばれていました。その後、博多弁の訛りで、「角(かど)」の「ど」、
そして「うどん」の「ど」が「ろ」に変換され、
今の屋号となります。
店がある周辺は今でこそキャナルシティ博多などの
大型商業施設があって賑やかですが、
昔はカエルが鳴くような原っぱだったそうです。

立派な店構え

さて、一番人気の「ごぼう天うどん」を頂いてみます。
持ち上げると両サイドがキュッと上がる茹でたての麺。
噛むとムニンとやわらかく、しなやかな弾力が伝わってきます。
「因幡うどん」との決定的な違いはこの“麺”です。
「因幡うどん」は昔ながらの茹で置き麺なのに対し、
「かろのうろん」は茹でたて麺を使っているので。
初めてその事実を知った時、僕は大いに驚きました。
だって、博多一の老舗うどん店が、博多うどんの象徴ともいうべき
茹でおき麺を使っていないのですから!
その理由を店主・瓜生高康さんに聞いてみました。

笑顔が素敵な店主・瓜生高康さん。
今日のおやつは、島根県隠岐の島町にあるパン屋「木村屋」さんで見つけた
「夢がいっぱい! おやつあんパン」。
なんでも、島根県の一部の地域では昔から馴染みのあるパンだそうです。
一見すると、かわいい袋にパンが5つ入ったふつうのパンに見えますが、
実はこれ、中身が全部違う味なんです。
内訳は、こしあん、白あん、チョコ、いちごジャム、クリーム。
一番上に乗っているのは「こしあん」と決まっていて、
あとはランダムに入っています。
地元の人たちに聞いたところ、子どもの頃のおやつの定番だったそう。
「チョコを引くと当たり、次にジャム、次にクリーム。
あんこは親たちにあげていた」そう。
子どもってチョコ味が好きですもんね。

牛乳と食べたいあんパン。

一番人気のチョコクリームパン。子どもが好きそうな、懐かしさを感じるチョコ味です。

いちごジャムのパン。意外とたっぷりと入っててうれしい。

パンとクリームの柔らかさが嬉しいクリームパン。

ほどよい甘さの白あん。

親子で手作りのパン屋さん。地元のスーパーなどにおろすのがメインのようですが、こちらの工場でも買う事ができます。ふかふかとした食感のパンが凄くおいしい!
こちらのおやつあんパン、隠岐の島町では未だに馴染みがあるそうですが
その後調査したところ、
島根県の中でも雲南市出身の方など一部の人しか見覚えがなく、
それも、今ではあまり見かけなくなったというレアな存在だそうです。
昔から続くパン屋さんでしか、もう作られていないのかもしれません。
なに味が当たるかお楽しみなパン、
島根で見つけたらぜひいただいてみてください。
木村屋パン店
電話 08512-2-0072
住所 島根県 隠岐郡隠岐の島町 西町八尾の二72
定休日は日曜日、水曜日は昼まで。7時半くらいにOPEN。
東日本大震災において大きな被害を受けた、
岩手県陸前高田市は、わかめの名産地。
世界三大漁場の三陸沖、広田湾で採れたわかめは
肉厚な食感と歯ごたえが特徴。都内の高級スーパーでも取引される高級食材なんです。
それが震災で大きなダメージを受け、
いま復旧しつつあるものの、いまだ販売減に悩まされているのだそう。

そこで立ち上がったのが、東京都世田谷区の「しもきた商店街振興組合」。
もともと震災後、募金やイベント(気仙フェア)を開催して
陸前高田市をサポートしてきた商店街なのですが、
広田湾(陸前高田市)産わかめの認知と消費増加のため、
イベント「W-1グランプリ」の第2回目を開催します。
このイベントでは、全国から家庭でも調理可能な「わかめメニュー」を大募集!
自由なメニューを募集する「家庭料理部門」、
わかめに合う、もしくはわかめを使った
オリジナルドレッシングを募集する「ドレッシング部門」、
また下北沢の飲食店がわかめメニューを開発し
提供する「下北沢飲食店部門」の3つがあります。
グランプリレシピの考案者には、わかめ1年分を進呈。
ちなみに昨年行われた初代グランプリは「わかめの肉巻き」でした。
ほかにもたこ焼き風「わかめ焼き(ほたて入り)」など
個性的なメニューがエントリーしています。
全国的な問題になっている「空き家」。
いま、徳島県那賀町木沢地域で空き家となっている
築146年の古民家を、東京・芝浦工業大学の学生有志団体が
再生するプロジェクトが現在進行中!
その名も「木沢の『わ』プロジェクト」。
建物の完成は2016年4月の予定。
学生たちはプロジェクトにあたって、
地域に入って丁寧にヒアリングを行い、
住民と一体となって古民家の改修活動を行っています。
時には地域に住む大工や左官などベテランの伝授を受けながら、
設計から施工まで地域住民と協働して手掛けているんです。

学生が製作した古民家の設計模型
この古民家の完成後は、地域住民が集う憩いの場であるとともに、
料理教室や自然体験の現地体験プログラムの提供、
また木沢の年配者が古来からある文化や暮らしの知恵を来訪者に伝える場としても機能。
地域活性化のためのゲストハウスとして運営されていくそうです。

地元製材所にて木材の講習

新設の縁側を施工中
そもそもこの木沢地区は、徳島市内から車で約1時間半、
97%が森林に覆われ、高齢化率は約58%という限界集落。
2014年には、唯一あった小学校も閉鎖してしまって、
町民たちが意気消沈しつつありました。
その現状に危機感を覚えた、「那賀町地域おこし協力隊」の桑高仁志さんは、
あるプロジェクトを始めます。
それが「杉の娘」の結成。
平均年齢73歳の地域の元気な年配女性たちを集め、
現状打破のために民間学校「杉の娘楽校(すぎのこがっこう)」を発足。
女性たちが「杉の娘」となって、
生徒同士で各自の特技を教え合い、
地域コミュニティを再生させる活動を始めました。

杉の娘による学生たちへのワークショップ
先日、岐阜県生まれのジュラルミン製iPhoneケース「SQUAIR」を
ご紹介いたしましたが、本日ご紹介するのは、
滋賀県生まれの高級iPhoneケース「JUSTE(ジュスト)」。
作りては、滋賀県草津市で創業42年、
金属精密加工業務を行なう「駒井工作所」。
人間工学を基にデザインした、超々ジュラルミン製のiPhoneケースたち。
シルバー・ブラック・木目(MOKUME)があり、
お値段は一つ32,000円(税別)です。
熟練の職人により、一点一点最初から最後まで手作業で仕上げています。
カラーはシルバー・ブラック・木目(MOKUME)の3色展開。

ブラック、木目、シルバー
これは、駒井工作所による、ミクロン単位の精度が求められる
現場の“モノづくりの技術”を活かした日用品を企画・販売する
「JUSTEプロジェクト」のひとつ。
駒井工作所は、普段は精密機械部品とプレス金型など、
BtoB(企業間取引)の金属加工を行っている会社。
それがBtoC(企業社対消費者)事業を初めたのには、
これまでに培った高度な金属加工技術を使って
一般消費者向けの日用品を作り、
「部品」ではなく「一つの製品」として直接消費者の手に触れて
もらえる製品を企画・開発すること。
また、それによる社内のモチベーションアップ、がありました。
実際にこのプロジェクトが、エンジニアたちのプロダクト製作欲を
掻き立てているのだそうです。

千葉県銚子市にある、県立銚子商業高等学校。
こちらの学校では、地元企業と連携した
商品開発授業の一貫で生徒さんたちが商品を企画し、
ユニークな商品をたくさん手がけています。

これまでに商品化されたのは、「銚子キャベツメロンパン」
「ぬれ煎餅アイス」「ぬれ煎餅抹茶アイス」
「銚子メロンアイス」などなど。
地場産の食材を使い、お菓子屋さんや地元の人たちと協力し合いながら、
「もっと銚子を盛り上げたい!」と頑張っています。
こちらは昨年の夏に発売され、大人気になった「銚子キャベツメロンパン」。

当時、商業科の3年生だった林明宏さん・望山明花さん、小松祐太さん、大木ゆかりさんが開発。銚子で100年続く製菓店「山口製菓舗」と一緒につくりました。中はふわふわ、外はサクサクの食感にはまる方が多いのだそう。
クッキー生地には銚子産キャベツが練り込まれ、
中にはカスタードクリームがサンドされています。
本当にキャベツが入っているなんてびっくり!
このメロンパンを銚子市の水産物即売センター「ウォッセ21」に出店している
「銚商夢市場」で販売すると大人気に。
1日に150個限定販売すると、毎回のように完売してしまうのだとか。

現在、この商品を開発した生徒さんたちは卒業し
社会人や大学生になっているそうですが、
商品開発に対する情熱は在校生たちに受け継がれているよう。
いまの生徒さんたちも「新しい商品をつくりたい」
「メロンパンをもっとおいしくしたい」と日々研究を重ねているんです。
なんと今年の冬には、メロンパンのおいしさが評価され、
山崎製パンから新商品「四角いメロンパン」を発売することに。

ヤマザキ「四角いメロンパン」120円(税抜)
これは、銚子商業高等学校と千葉商科大学、
山崎製パン千葉工場、JA全農ちば、JAちばみどりが共同で開発したメロンパン。
四角いメロンパンの中に、あっさりとしたホイップクリームと
旭市飯岡産の貴味メロンのジャムが入っています。
11月1日(日)から千葉県内および関東地区の量販店・コンビニエンスストアにて販売されます。
さらに銚子商業高校では、地元のローカル線「銚子電鉄」を
応援するプロジェクトにも取り組んでいます。
今日のおやつは、富山県魚津市の「河内屋」さんがつくる
「鮨蒲キューブ」。
「鮨蒲(すしかま)」とは、河内屋さんの先代が開発した、
かまぼこを江戸前寿司のようにシャリに見立て、
上にすしネタを乗せた食べ物。
穴子や甘えびなど本格的なネタが乗っていて、
あっさりしたかまぼこと、すてきなハーモニーを奏でます!
この「鮨蒲キューブ」は、鮨蒲を手軽に食べられるように、
と2014年に発売されたミニミニ版。
キュートなパッケージデザインは宮田裕美詠さんによるもの。

具はあなご、紅鮭、天然ぶり、うに、甘えび
「鮨蒲キューブ」に入っているのは、
あなご、紅鮭、天然ぶり、うに、甘えびという
高級ネタのかまぼこたち!

「鮨蒲キューブ」は、新幹線の中でも手軽に
鮨蒲を食べて欲しいという思いから2014年に発売開始されたもの。
魚津はかまぼこのまちであると共に、
魚津塗りの漆器が盛んに作られる漆器のまち。
地元の職人さんとコラボし、お洒落な魚津塗りの楊枝が
セットになっているのもステキです。
山の下に立ち込める霧がまるで雲の海のように見える「雲海」。
実は広島県北部の「三次(みよし)市」の秋の風物詩でもあります。
この貴重な霧の海を地元の観光資源とするべく、
展望台で朝ごはんを食べる「雲の上の朝ごはん」イベントが
2015年10月13日(火)、三次市内の高谷山展望台周辺にて開催されました。
三次市が開催したモニターツアーで、大阪〜福岡から22名が参加。
当日はお天気に恵まれ、自然が創り出す「霧の海」の美しさに息をのみました。

高谷山展望台
メインイベントは、霧の海が見下ろせる展望台での、
三次市特産品を活かした朝ごはん。


朝ごはんのメニューは、三次産の「神石高原特製ウィンナー」
「三次産カボチャと二本松牧場の牛乳を使ったポタージュスープ」
などに加え、なんと「三次のワニ串カツ」も!!
ワニとは実はサメのことで、山間部で食べられる貴重な魚として
昔から重宝されているのだそう。これにはびっくりです。

朝ご飯のメニュー
1965年、東京都足立区花畑に創業した「土屋鞄製造所」。
職人の丁寧な手仕事によるランドセルや革鞄づくりを手掛け、
その真摯なものづくりで、いま高い支持を受けるブランドです。
創業50周年を迎える「土屋鞄製造所」が、これまで培ってきた
ランドセルづくりの技術を存分に活かした、
大人のためのランドセル「OTONA RANDSEL」(オトナランドセル)を発売!
2015年11月3日より受付開始します。

左:OTONA RANDSEL 001(ブラック) 右:OTONA RANDSEL 002(ブラウン)
ランドセルは6年間使い続けるもの。
長い間使い続けても丈夫で壊れない、背負心地の良い鞄づくりで培った
技術と機能美。それらを遺憾なく活かしつつ、大人の毎日に寄り添う、
スマートなシルエットの品格漂う仕事鞄が誕生したというわけです。


大人のランドセルも、職人さんの手作り。
背中のぷっくりとした盛り感や肩ベルトのクッションは、
ランドセル独特の技術が集結している部分です。
背中に当たる盛りは3段階。最も高い腰の位置で荷物を支えることで、
よりフィットした背負い心地を体感できます。
また通気性が良く、背中に熱がこもりにくい構造なのも特徴。
お値段は各10万円(税込)。
ブラック・ブラウンの2色で、
ハリのあるヌメ革を使用したハードタイプと、
柔らかなオイルレザーのソフトタイプの2タイプがあります。

「OTONA RANDSEL 001」(ハードタイプ) ブラック・ブラウン2色 各100,000円税込

「OTONA RANDSEL 002」(ソフトタイプ) ブラック・ブラウン2色 各100,000円税込
いま群馬県の「ぐんまブランド推進課」が推し進めているのが、
県をあげた「ぐんま・すき焼きアクション」。
実は群馬は「すき焼き自給率100%」の県。
国内で初めてEU(欧州連合)に輸出された「上州和牛」や
全国的に知名度の高い「下仁田ネギ」。
そして生産量全国第1位の「こんにゃく」、
全国第4位の「生しいたけ」や全国第3位の「春菊」など、
すき焼きに必要なすべての食材を県産で揃える事ができるというのが
このキャンペーンを始めたきっかけ。
群馬から「究極のおもてなし料理」を発信するべく、
「群馬県すき焼きプロジェクト」が始動。
11月29日を「ぐんま・すき焼きの日」に制定しました。

「上州和牛」

下仁田町馬山地区を中心に採れる「下仁田町ねぎ」

生産量全国第1位の「こんにゃく(しらたき)」

生産量全国第3位!の「春菊」

生産量全国第4位!の「しいたけ」
実は群馬県は、豚が全国4位、乳用牛が全国5位など
畜産がさかんなのに対して、家計消費量は
牛肉が全国46位、豚肉が全国25位、鶏肉が全国47位!
全ての肉を含めた生鮮肉の消費量は全国47位となっており、
肉の家計消費量が少ない県。(総務省「家計調査」より)
それだけに、地元で育った肉をたくさん食べてほしい願いがあるようです。
小さな小さな「海の宝石」の「ウミウシ」は、
飼育することが難しく、水族館でもなかなか出会えない存在です。
このウミウシが国内でも最大規模の約20種100点という規模で展示される、
「海の宝石 ウミウシ展」が、大阪市港区の天保山マーケットプレース内
「海遊館サテライトギャラリー minimini水族館」にて開催中!
観覧は無料。
アオウミウシ、アカエラミノウミウシ、ムカデメリベ、
シラヒメウミウシなどが登場します。
ウミウシは、不思議でカラフルな姿がとてもかわいらしい巻き貝の仲間。
小さな体にフシギが詰まっています。
本展は、2014年7月19日(土)から約1年2ヶ月にわたり開催してきた
「海の宝石 ウミウシ展」のリニューアル版。
水槽が6基から10基に増え、展示種数は約10種50点から
約20種100点にパワーアップし、
より多くのウミウシをお楽しみいただけます。

シラヒメウミウシ
「シラヒメウミウシ」はまさに「雪うさぎ」のようななウミウシ。
成長しても体長1cmの小さな体。
黄色と赤、2色のふちどりされた身体の中に
内臓がうっすらと透けて見えます。

アカエラミノウミウシ
「アカエラミノウミウシ」。
ミノウミウシの仲間は、背中にある赤いミノ状の突起の先に
毒のある刺胞をそなえて身を守っています。

コノハミドリガイ
この「コノハミドリガイ」は自分で光合成できる、非常に珍しい生態のウミウシ。
海藻の汁をエサにしており、食べた葉緑体を用い、
光合成をして栄養を得ることができます。

ミヤコウミウシ
「ミヤコウミウシ」。
全身にちりばめられた青色の斑点の輝きは一見の価値あり。
個体によって、トルコ石のようなブルーであったり、
エメラルドのようなグリーンであったり微妙に違います。
10月10日(土)~11月3日(火)、
静岡県浜松市の鴨江アートセンターにて、写真家の若木信吾さんによる
「若木信吾写真展XX(ダブルエックス)」が開催されます。
浜松市に生まれ育ち、アメリカのロチェスター工科大学 写真学科を卒業後、
ドキュメンタリー・コマ―シャル・アートの垣根を飛び越え、
めざましい活動を展開してきた若木さん。
2007年には、祖父の琢次さんをモデルにした映画「星影のワルツ」を監督。
以来、映画「白河夜船」(原作 よしもとばなな)なども手がけ、
映画監督としても高い評価を受けています。

祖父の琢次さんを写した一枚。故郷の天竜川にて。『youngtree』(リトルモア 2001年)に収録。
今回の展示では、20年間にわたり祖父を撮り続けた「Takuji」、
幼なじみの同級生にフォースをあてた「英ちゃん 弘ちゃん」をはじめとする
17冊の作品集を中心に、若木さんのポートレートの系譜を紐解いていきます。

若木信吾『Free for All』1999年

若木信吾『英ちゃん 弘ちゃん』2015年
地域の将来を支える名品とその市場開拓を支援する、
表彰制度「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」が、
雑誌、新聞、ウェブメディア、旅行業社など30社以上の事業者が集まりスタートしました!
各事業者が部門賞を用意して、そのなかから〈地方創生賞〉を選考していきます。
コロカルでは、日本特産品促進協会(JASPO)と連携して、
NEXT HISTORY賞を募集、選考します。
■「NEXT HISTORY賞」とは?
この「NEXT HISTORY賞」は、
日本の伝統工芸、伝統技術、地域食文化、伝統素材、地域産品などを活用、継承しながらも、
コンセプト、デザイン、ビジネスフレーム等にイノベーションがある商品を表彰するものです。
現時点で大きな事業的成果がまだなくても、将来的なビジネスの可能性を持ち、
ビジョンやストーリーある商品を見つけて、ご紹介し、
表彰させていただきたいと考えています。
ノミネート方法は、ふた通り。
一般公募と、審査員・コロカル編集部・JASPOからの推薦です。
このなかから、グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞、読者賞を
選考させていただきます。
グランプリとなった商品は、
「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」の〈地方創生賞〉候補にエントリーされます。
加えて受賞された商品の特典としては、
・コロカルおよび「ふるさと名品・オブ・ザ・イヤー」での告知
・受賞マークを使用
・「コロカル商店」及びJASPO販売網での商品販売を予定
※条件面での調整が必要な場合があります。
応募の〆切は11月10日。ぜひご応募ください! 今回の応募は終了しました。
「やまがた」の食材を使ったワークショップ
「やまがた旅図鑑/桑の木豆のおはぎをつくろう」が
本日10月10日(土)、食とものづくりスタジオ FERMENTにて開催されます。
「やまがた」と言うと、真っ先にイメージするのは、
東北の山形県かもしれませんが、
岐阜県にも山県(やまがた)という市があります。
今回のワークショップを企画したのは、フードデザイナー・佐藤実紗さん。
名古屋を拠点に「食」というテーマを中心に据えたクリエティブを行う、
フードデザインオフィス「オイシイワークス」として活動する彼女は、
この「やまがた」の魅力を紹介するフリーマガジン、
『やまがた旅手帖』『やまがた旅図鑑』を長期にわたって制作してきました。

2013年に発行された『やまがた旅手帖』は、
夏の北山集落を中心に、田舎ならではのちょっぴりディープなスポットや
地元のお母さんたちの食卓風景を伝えています。

翌年2014年に発行した『やまがた旅図鑑』では、
「人」と「つなぐ」をキーワードに編集・制作され、
山県市西北部をめぐる人物図鑑がテーマとなっています。
過疎高齢化が深刻な問題ともされる里山エリアでの、
地域住民たちのリアルな暮らしや歴史風土を伝え、
未来への想いをまとめた、これらの冊子物。
その制作活動を通じ、「オイシイワークス」と「やまがた」のお母さんたちの間に、
より親密な関係性が築かれていきました。

地域のお母さんたちが中心に運営する、農家レストランの立ち上げにまで発展。
そして、今回の出張ワークショップでは、
山県市美山地域の伝統食材「桑の木豆」をつかった、
手づくりおはぎを地元のお母さんと一緒につくる、
そんな温かな内容となっています。
10月23日(金)~11月3日(火・祝)まで、
広島パルコにて、パンのフェスティバル
「パンタスティック at PARCO」が初開催されます。
期間中は、広島近郊のおいしいパン屋さんが大集合!
さらに、パンモチーフの限定グッズやTシャツ、グロッサリーなども並びます。
パン屋さんは、「パンカフェ ドゥジエム」「天然酵母ぱん rom」
「はればれシフォン」「Bono Bagle」「トネリコ」
「らふぃ木のみの里」「ちいさな森のBoulangerie NOIX」
「手づくりパンと焼菓子のおみせ hug」「焼き菓子 YOU」
「菓子工房 mike」「はればれシフォン」など、ぜんぶで約30店舗。
こちらは、今回のイベントのためにデザインされたパンTシャツ。

イラストを手がけたのは、若手イラストレーター・anccoさん。
パンをモチーフにしたグッズって、かわいい!
このほか、バッグブランド「アコモデ」によるクロワッサン型のバッグ、
“食べ物の標本”をコンセプトとする「ROTARI PARKER」のアクセサリー、
東京・押上にある人気店「SPICE CAFE」のチキンピクルスやオイル、
鹿児島の自家焙煎珈琲の店「nest coffee」によるコーヒーシロップなども。
おいしくてかわいいパンを探しに出かけたいですね。
パンタスティック at PARCO
期間 10月23日(金)~11月3日(火・祝)
会場 広島パルコ 新館7F・SPACEシンナナ
住所 広島県広島市中区本通10-1
※上記参加店、販売商品は予告なく変更になる場合がございます。
・パンタスティック at PARCO
今年も「わたしのマチオモイ帖」の作品公募が始まりました!
マチオモイ帖とは、日本全国のデザイナーや写真家、
イラストレーター、映像作家、コピーライター、編集者をはじめとするクリエイターが、
ふるさとのまちや、いま住んでいるまちなど、
自分にとって大切なまちを
小さな冊子や映像で表現するプロジェクト。
応募作品は、2016年3月に展覧会が開催される
大阪・メビック扇町をはじめ、各地で展示される予定です。
応募資格は、プロのクリエイター、またはプロのクリエイターを含むグループの方。
グループの場合は、プロの方が1名以入っており、
その方が監修を担当されていれば大丈夫です。

プロジェクトの始まりは、2011年・震災の年につくられた、
瀬戸内海の小さなまちにまつわる帳面。
ひとりの女性クリエイターの方が、育ったまちを
自分のことばで綴った冊子をつくりました。
それを見たまちの人たちは、
初めてふるさとが紹介された本を見ながら、
たのしそうに昔話を語ったそう。
また、観光客がその冊子に載っている場所を訪ねたりと、
さまざまな反響が広がったのだとか。


10月17日(土)・18日(日)、
北アルプスや飛騨山脈に囲まれた
豊かな森のそばにある城下町、飛騨古川を舞台に
「ヒダクマ秋祭り2015」が開催されます。
主催は、以前コロカルでもご紹介した株式会社飛騨の森でクマは踊ることヒダクマさん。
ヒダクマさんが目指すのは、世界のクリエイティビティと
飛騨のものづくりを融合させた、新しい林業のかたち。
今回のお祭りでは「人と森の共生のデザイン」をテーマに、
展覧会やトークショー、ワークショップ、ライブ、
匠の技を学べるオプショナルツアーなどを開催します。
10月17日(土)は、サウンドアーティストのYosi Horikawaさんが、
ライブパフォーマンスを披露。
飛騨の森で採集した音を使って、オリジナルサウンドをつくりだします。

Yosi Horikawa
源泉数・湧出量日本一を誇る大分県。
「おんせん県おおいた」の魅力を伝えるべく制作された
斬新な温泉PRムービー、その名も「シンフロ」が話題になっています!
その内容は、大分が誇るバラエティ豊かな名湯を
プロのシンクロナイズドスイミングチームが訪ね、
大分県の特産品もフィーチャーした、こだわりの水中ダンスを
繰り広げるというもの。
まずはフル動画をどうぞ!
本ムービーは、すべて現地ロケにて撮影を実施。
長時間に渡り演技をすることが難しい温水、かつ、
水深わずか50~100cmという過酷な条件のもと、
息のあった、華麗なシンクロ演技を繰り広げるのが驚き。
出演するのは、オリンピックメダリスト・藤井来夏氏が主宰する
プロのシンクロナイズドスイミングチーム「RAIKA ENTERTAINMENT」
のメンバーです。

ロケ地:別府温泉保養ランド

ロケ地:別府明礬温泉 岡本屋旅館

ロケ地:筌の口温泉 旅館新清館
やくしまるえつこさんによる「回折」のコンセプトをもとに制作された、
相対性理論とジェフ・ミルズさんによるコラボレーション作品「スペクトル」。
今年の3月に行われたライヴ「相対性理論 presents『回折III』」会場にて
限定販売されたものですが、
この秋、リクエストに応えて再販されることになりました!
なんとこちら、世界最高峰の金属加工技術を誇る新潟県燕三条で製造された
金属無垢切り出しによる総金属製オブジェに、
CDが工業用ボルトで固定されているという、何とも特殊な仕様になっています。



パッケージの内容は、やくしまるさんのドローイングが
レーザー刻印された金属オブジェ、CD、
透明プラスチックの保護板、工業用ボルト、
エアパッキン、歌詞入りオリジナルテープ、の全6パーツ。
収録楽曲は、相対性理論「ウルトラソーダ」と
ジェフ・ミルズさんがやくしまるさんから伝えられた
コンセプトをもとに「ウルトラソーダ」 の音素材等を
用いてが制作した「Say Tomorrow Mix」の2曲。
未来的かつ、オールドスクールな佇まい。
これはかっこいい!オブジェとしてもいいですね。
これまでにも巨大なアヒル(ラバーダック)など、
いろいろなものが浮かんできた大阪の川。
いまはなんと、回転寿司が浮かんでいるので話題です!
この目を疑うような光景の正体は、
「ローリングスシー」という作品。
現在開催中の、大阪のまちをアーティストの発表の場として
「カンヴァス」に見立ててアート作品を展示する「おおさかカンヴァス」の
催しのひとつ。
かつて「天下の台所」と呼ばれ、
回転寿司発祥の地とも言われる大阪をテーマにしたプロジェクト。
道頓堀川に巨大寿司オブジェを浮かべてしまいました。
この作品を作った背景には、
江戸時代、淀川を航行する旅人に「飯くらわんか~」と
船で食べ物を売っていた「くらわんか舟」が繁盛していた歴史や、
大阪万博で披露されたのをきっかけに回転寿司が全国に広まったことなどがあります。
大阪の食と寿司、舟を巡る文化的背景を、
かなり強引に?!結びつけて作品化したというわけです。

夜もおお賑わい

この「ローリングスシー」を手がけたのは、
大阪の広報代理業の会社「Class株式会社」。
誰にも負けない深い「寿司愛」と「大阪愛」が、
この作品を作らせました。
今後は10月17日(土)にもう一度道頓堀を流れる予定です。
詳細はプロジェクトWebサイトをご参照ください。
こちら実験映像
長野県・軽井沢を拠点に、エコツアーや
環境教育を行うエコツーリズムの専門家集団「ピッキオ」。
野生動植物の調査およびツキノワグマの保護管理、
自然の不思議を解き明かすエコツアーを行う団体です。
このたびこのピッキオが、「ベアドッグ」の「タマ」と「ナヌック」、
2頭を迎え入れることになりました。
「ベアドッグ」という聞き慣れない言葉。
これは北米で誕生した訓練法で、クマの匂いを察知し、
大きな声で吠え立てて、森の奥に追いやることができる
特別な訓練を受けた犬のこと。
クマを傷つけることなく、人の居住エリアから
遠ざけることができるんです。
できるだけクマを殺さずに、
人とクマが共存していくことを目指し、導入されました。
この「タマ」と「ナヌック」は、二代目のベアドッグ。
ピッキオでは最初、2004年にアメリカの
ベアドッグ育成機関「Wind River Bear Institute」より、
アジアで初めてとなるベアドッグを導入。
クマを吠え立てて導く「追い払い」によって、
軽井沢町内でのクマの目撃を減らしてきたんです。
しかし、2013年4月に初代ベアドッグが病気で急死。
それから地元の方の支援を得て、このたび二代目を
迎えることができました。

ピッキオ
この2頭のベアドッグは、2015年10月8日の深夜に軽井沢に到着!
10月12日には軽井沢の方や、支援者のためのお披露目として
「タマ&ナヌックふれあい会」が行われます。
「Wind River Bear Institute」の代表であり、
「クマ撃退スプレー」の開発者でもあるキャリー・ハント氏も来日される予定です。
■「ベアドッグがやってきた!〜クマ対策犬 タマ&ナヌックふれあい会」
日時:2015年10月12日 11:00〜11:30
会場:ピッキオビジターセンター
住所:〒389-0194 長野県北佐久郡軽井沢町星野
TEL:0267-45-7777
山口県、瀬戸内海に浮かぶ周防大島。
この島に昨年オープンした「周防大島 OTera Cafe(お寺カフェ)」が
このたび2015年度グッドデザイン賞を受賞しました。
周防大島町にある寺院「寿源寺」の中に、
地元の方の協力を得て作られた本カフェ。
変わりゆく時代の中で課題になっている、寺院の地域貢献や、
地域コミュニティへの貢献が評価された受賞となりました。

お寺100%な店内
お寺カフェで提供しているのは、おいしいご飯やお茶、スイーツなど
カフェらしいメニューと共に、お寺ならではの体験も。
本堂をおまいりしたり、仏教関係の本を読んだり、法話を聞いたり、
さらに写経をすることもできるんです。
お料理の中には地元の郷土料理「茶粥(ちゃがゆ)」も。
ほかにもオープン時に、寿源寺の檀家さんのベテラン主婦の方々に、
いろいろなメニューやあんばいを教えて頂いたレシピを取り入れていて、
どこか懐かしい優しい味付けにほっこり。

はじめまして、ヌードルライターの山田祐一郎です。
“ヌードルライター”とは自分で作ったオリジナルの肩書き。
製麺工場を営む両親のもとに生まれたこともあり、
これまで食べた麺は数え切れず。
Webサイト「ii-kiji.com」内のwebマガジン
「その一杯が食べたくて。」など、
福岡を拠点に、麺に関するいろんなことを、食べて、
調べて、感じて、発信しております。
そんな僕が、福岡のうどんの情報を集めた本
「うどんのはなし 福岡」を出版しました。
単純にうどんの店を紹介するのではなく、
どんな風に地域と関わっているのか、
どんな歴史的な背景があるのか。
とある1杯のうどんの魅力を深掘りする、
といったようなことを大切にしています。
これから、この「コロカル」でも、福岡の麺を紹介する連載を始めます。
お店のことを知っていただくとともに、
福岡の歴史的な側面も感じていただければと思います!
■博多うどんの原点の味「因幡うどん」

「因幡(いなば)うどん 渡辺通店」
さて、さんざん悩みました。最初に紹介するお店はどこにすべきか。
福岡には実にさまざまなうどんが存在しており、
県の北、北九州には「焼きうどん」「どぎどぎうどん」
「かしわうどん」など多彩なうどんがあり、
県の中央、博多はうどんの発祥の地とする説があり、
今や福岡全域に広がった「ごぼう天」や「丸天」といった
固有のトッピングが存在。
県の南から東にかけて広がる筑後には「筑後うどん」と
呼ばれる独自のうどん文化が根付いていて、
県の西側をみれば、福岡のソウルフードともいわれる
釜揚げうどんの店「牧のうどん」の本店があり、
加えて独自に工夫を凝らしたオリジナルメニューが人気のお店まであります。
いろいろと考えた結果、「因幡(いなば)うどん」から
始めることにしました。
ここでは、博多エリアにおけるうどんの“王道”スタイルが
味わえます。博多のうどんの特徴というと、澄んだつゆ、
そしてやわらかい麺。
その両方を存分に楽しめる、博多を代表する老舗です。

一番人気のごぼう天うどん。ごぼう天は博多固有のトッピングで、その形状も様々です。ここは揚げ玉にスライスごぼうをのせたタイプ。
今回ご紹介するのは、「因幡うどん」の渡辺通店。
地下鉄、西鉄の薬院駅から徒歩2、3分くらいの場所にあります。
三角市場と呼ばれる昭和レトロな飲食街の一角です。
こちらのやわらかい麺は昔ながらの“茹でおき”。
大陸に近く、古くから商人の町だった博多では、
時間を1秒も無駄にはしたくないという気質があったそう。
お店もそんなお客のため、うどんを早く提供できるよう、
あらかじめ麺を茹でておきました。
その手法が広がり、博多のうどんの麺はやわらかい、
という特徴になったようです。

お昼時はセルフサービスに。うどんを受け取り、
好きなトッピングをのせ、そのままレジへと進みます。
前のお客さんの通りにすれば大丈夫なので、初来店者でも安心ですよ。

昔ながらの茹でおき麺を存分に!思わずやさしい気持ちになれます。