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posted:2015.10.12 from:大阪府大阪市 genre:エンタメ・お楽しみ
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
小さな小さな「海の宝石」の「ウミウシ」は、
飼育することが難しく、水族館でもなかなか出会えない存在です。
このウミウシが国内でも最大規模の約20種100点という規模で展示される、
「海の宝石 ウミウシ展」が、大阪市港区の天保山マーケットプレース内
「海遊館サテライトギャラリー minimini水族館」にて開催中!
観覧は無料。
アオウミウシ、アカエラミノウミウシ、ムカデメリベ、
シラヒメウミウシなどが登場します。
ウミウシは、不思議でカラフルな姿がとてもかわいらしい巻き貝の仲間。
小さな体にフシギが詰まっています。
本展は、2014年7月19日(土)から約1年2ヶ月にわたり開催してきた
「海の宝石 ウミウシ展」のリニューアル版。
水槽が6基から10基に増え、展示種数は約10種50点から
約20種100点にパワーアップし、
より多くのウミウシをお楽しみいただけます。
「シラヒメウミウシ」はまさに「雪うさぎ」のようななウミウシ。
成長しても体長1cmの小さな体。
黄色と赤、2色のふちどりされた身体の中に
内臓がうっすらと透けて見えます。
「アカエラミノウミウシ」。
ミノウミウシの仲間は、背中にある赤いミノ状の突起の先に
毒のある刺胞をそなえて身を守っています。
この「コノハミドリガイ」は自分で光合成できる、非常に珍しい生態のウミウシ。
海藻の汁をエサにしており、食べた葉緑体を用い、
光合成をして栄養を得ることができます。
「ミヤコウミウシ」。
全身にちりばめられた青色の斑点の輝きは一見の価値あり。
個体によって、トルコ石のようなブルーであったり、
エメラルドのようなグリーンであったり微妙に違います。
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ウミウシは2~3cmぐらいの小さい種が多く、
動きもゆっくりしています。
日本だけでも1000種以上、大阪湾にも100種以上がいると
言われており、その多様さが魅力。
「ウミウシ展」では、大阪湾のウミウシを中心に、
人気のあるものから珍しいものまで、種類を入れ替えながら展示を行います。
最近では写真集などで紹介される機会も増えましたが、
水族館などでも出会うことは難しい生き物。
その小さくて愛らしい素敵なウミウシの生の姿をご鑑賞ください!
■「海の宝石 ウミウシ展」
期間:2015年10月9日(金)~2016年4月10日(日)
時間:11:00~20:00 ※天保山マーケットプレースの営業時間に準ずる
場所:天保山マーケットプレース3階 海遊館サテライトギャラリー minimini水族館
住所:大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
料金:無料
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