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posted:2015.10.1 from:京都府京都市 genre:アート・デザイン・建築
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
10月6日(火)から、京都の恵文社一乗寺店にて
木版画のお祭り「もくはんいち2」がはじまります。
第一部は10月6日(火)〜10月12日(月・祝)、
第二部は10月10日(土)〜10月12日(月・祝)。
会期中には、彦坂木版工房の新作絵本「ケーキやけました」原画展や
きくちちきさん、えちがわのりゆきさんのワークショップ、
monkのサンドイッチ店などなど、たのしいプログラムが満載!
木版画好きなら、ぜひ行ってみたいイベントです。
主催は、彦坂木版工房の木版画家・彦坂有紀さんと、
アートディレクター/図案家・もりといずみさん。
二人は浮世絵を広めるために2010年から活動をはじめ、
木版画の制作・展示や、オリジナルグッズ制作、本の装丁イラストなどを手がけてきました。
開催地に京都を選んだのは、
京都が歴史ある“木版画のまち”だから。
第1回目となった昨年のもくはんいちには、
京都で伝統的な木版画をつくっている職人さんも訪れ、
こうした取り組みを喜んでくれたそう。
10月2日に発売される絵本「ケーキやけました」は、
人気の絵本「パン どうぞ」につづくケーキの本。
この絵が木版画ということにもびっくり!
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今年のもくはんいちでは、
1部は野田版画工房と彦坂木版工房による展示販売会、
2部では多彩なクリエイターによる木版ワークショップを開催します。
おすすめは、ワークショップ「絵本『ちきばんにゃー』のイラストをつくるぞ〜!」。
きくちちきさんの絵本「ちきばんにゃー」も、木版画で描かれたもの。
ご本人が下絵から摺りまで、すべての行程を手がけています。
ワークショップでは、きくちちきさん、彦坂木版工房と一緒に
絵本に出てきた絵をつくります。
開催日は10月10日(土)、予約制となっています。
詳細はこちらから!
そのほかに、とんぼせんせいの「木版でつくるとんぼせんせい」、
えちがわのりゆきさんの「うんころポチ袋を作ろう!」、
彦坂木版工房の「ケーキを描く木版画教室」のワークショップなども。
いずれもたのしそう!
会場は、京都市左京区にある恵文社一乗寺店。
個人経営の小さな本屋さんでありながら、
目利きの店員さんが選んだ本や雑貨、
イベントなどがお客さんの心をつかみ、人気に。
一乗寺のまちを変えたとまでいわれている本屋さんです。
同店の元店長・堀部篤史さんの本「街を変える小さな店 京都のはしっこ、個人店に学ぶこれからの商いのかたち。」(京阪神Lマガジン)もおすすめです。
2部では、絵本「ケーキやけました」にちなんだ「てふてふ喫茶」(10月12日)や
「monkのサンドイッチ」(10月10日、11日)も。
会場となる恵文社一乗寺店「COTTAGE」の雰囲気もすてきです。
ぜひチェックしてみてくださいね!
もくはんいち2
第一部 10月6日(火)〜10月12日(月)10時〜21時(最終日は18時まで)
第二部 10月10日(土)〜10月12日(月)時間は内容によって異なります。
会場 恵文社一乗寺店
住所 京都市左京区一乗寺払殿町10
アクセス 叡山電鉄「一乗寺」駅 徒歩3分 くわしくはこちら
主催 彦坂木版工房
・恵文社
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