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「かまぼこ板」に描いたアート
八千点が愛媛県西予市に集結。
第21回全国「かまぼこ板の絵」
展覧会

コロカルニュース

posted:2015.10.2   from:愛媛県西予市  genre:アート・デザイン・建築

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writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

食べたあとは捨ててしまう、かまぼこ板。
そのかまぼこ板をキャンバスにした「かまぼこ板の絵」を
全国から募集し、優秀作品を展示する展覧会がただいま
愛媛県「西予市立美術館 ギャラリーしろかわ」にて開催中です。
こちらの絵は、今回の大賞に輝いた神奈川県の原正幸さん(53歳)
の作品「手に包む」。
会場では、国内外の15,133人から応募のあった
約8千点全ての作品を一堂に展示しています。

展示風景

特別審査員は愛媛県知事の中村時広さん。
審査員長は車だん吉さん、審査員には洋画家の折笠勝之さん、
絵日記作家の神山恭昭さんらが名を連ねます。
そもそもこの展覧会が始まったのは、この美術館で
ギャラリートークをした折笠勝之さんが、
「絵はいつで誰でも、なんにでも描けるんだ」と、
職員にかまぼこ板に描かれた油絵をプレゼントしたのがきっかけ。
1995年からかまぼこ板に描いた絵を全国から募集・展示しており、
今年は21回目の開催です。

優秀賞「川面に浮かぶ月ふたつ」中俣稔68歳(東京都)

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西予市立美術館 ギャラリーしろかわ

優秀賞「つないでゴー」佐伯寧々7歳(愛媛県)

ギャラリーしろかわは、1993年に開館。
横山大観や片岡球子、マリー・ローランサンほか、
500点以上を収蔵する美術館です。
第21回全国「かまぼこ板の絵」展覧会は12月6日(日)まで。

第21回全国「かまぼこ板の絵」展覧会

日程:2015年7月18日(土)~12月6日(日)

時間:9:00~17:00(火曜日休館、火曜日が祝日の場合その翌平日)

会場: 西予市立美術館 ギャラリーしろかわ

入館料: 一般400円、高校・大学生300円、

住所: 愛媛県西予市城川町下相680番地

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