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人とクマが共存できる土地へ。
軽井沢「ピッキオ」が導入した
クマを追い払う犬
「ベアドッグ」とは

コロカルニュース

posted:2015.10.5  from:長野県北佐久郡軽井沢町  genre:活性化と創生

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。Twitter

長野県・軽井沢を拠点に、エコツアーや
環境教育を行うエコツーリズムの専門家集団「ピッキオ」。
野生動植物の調査およびツキノワグマの保護管理、
自然の不思議を解き明かすエコツアーを行う団体です。
このたびこのピッキオが、「ベアドッグ」の「タマ」と「ナヌック」、
2頭を迎え入れることになりました。

「ベアドッグ」という聞き慣れない言葉。
これは北米で誕生した訓練法で、クマの匂いを察知し、
大きな声で吠え立てて、森の奥に追いやることができる
特別な訓練を受けた犬のこと。
クマを傷つけることなく、人の居住エリアから
遠ざけることができるんです。
できるだけクマを殺さずに、
人とクマが共存していくことを目指し、導入されました。

この「タマ」と「ナヌック」は、二代目のベアドッグ。
ピッキオでは最初、2004年にアメリカの
ベアドッグ育成機関「Wind River Bear Institute」より、
アジアで初めてとなるベアドッグを導入。
クマを吠え立てて導く「追い払い」によって、
軽井沢町内でのクマの目撃を減らしてきたんです。
しかし、2013年4月に初代ベアドッグが病気で急死。
それから地元の方の支援を得て、このたび二代目を
迎えることができました。

ピッキオ

この2頭のベアドッグは、2015年10月8日の深夜に軽井沢に到着!
10月12日には軽井沢の方や、支援者のためのお披露目として
「タマ&ナヌックふれあい会」が行われます。
「Wind River Bear Institute」の代表であり、
「クマ撃退スプレー」の開発者でもあるキャリー・ハント氏も来日される予定です。

「ベアドッグがやってきた!〜クマ対策犬 タマ&ナヌックふれあい会」

日時:2015年10月12日 11:00〜11:30

会場:ピッキオビジターセンター

住所:〒389-0194 長野県北佐久郡軽井沢町星野

TEL:0267-45-7777

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