第15話
塩屋のバーベキューは
たどり着くまでが大変!
梅雨も終盤、いよいよバーベキューの
本格シーズンがやってきます!
グレアムさんも、お友達の家で開催される
バーベキューパーティにおでかけ。
手土産を持って、はりきって出かけるのですが、
入り組んだ塩屋の路地がグレアムさんたちを惑わせます。
なかなか辿り着くことができなくて…。
小豆島は約3万人が暮らす島で、島を一周ぐるっとまわると
100キロ以上ある大きな島です。
船でしか渡れない島(橋でつながってなくて空港もない)としては国内最大の島だそう。
港は6つあり、神戸、姫路、岡山、高松とつながっています。
地図で見たら小っちゃいですが、そこにたくさんの人が暮らし、
島にはいろんな地区があります。
私たちはここで暮らしてもうすぐ3年になりますが、
まだまだ行ったことのない場所だらけです。
近いからいつでも行けると思っていてもなかなか行けない。
先日、そのいつか行こうと思っていた場所のひとつ
「迷路のまち」というエリアを、初めてゆっくり歩きました。
迷路のまちは、土庄町の役場などがある中心地にあります。
普段からよく行く場所ではあるのですが、
じっくりと歩いてまわるというのは今回が初めて。

「迷路のまち」といえばここ! という感じの写真スポット。石積みの塀と西光寺の朱色の塔。
その昔、南北朝時代の戦いの際に、海からの敵に備えて
路地を複雑に入り組んだものにしたそうです。
それがこの土庄町周辺にいまも残る迷路のようなまち。
今回は小豆島カメラの友人たちと一緒に、
7月5日に開催される撮影ツアーの下見としてまわりました。
どのルートを歩こうか、ま、とりあえずエンジェルロードのほうまで
歩いて行こうということで、面白そうな道を選んでてくてくと。

ルートを決めずとりあえず歩く。

こういう風景に出会うのもうれしい。

奥に何があるんだろうと思わせる脇道。
車が通れないような細い路地。
特にお店があったりするわけではなく、本当に生活の場。
キレイに手入れされた鉢植えがところどころに並んでいて、
やっぱりこういう路地っていいなぁと思いながら。

玄関前の鉢植え。みんなが自分の家の玄関前をキレイにすると路地もキレイになる。

これまた味のあるビールのドラム缶。
お隣同士で細長く、字面もそっくりな島根と鳥取。
なにかと共通点の多い山陰二県の良品を、
様々なテーマで紹介するプロジェクト「シマトリネトリ(島取根鳥)」がスタート!
第1弾として、米子市にある今井書店錦町店を会場に、
島根・鳥取それぞれの地で作られる「さしすせそ」を紹介する
「山陰さしすせそ展」を開催します。
「さしすせそ」といえば、料理の基本となる5つの調味料。
いったい島根と鳥取では、どんな調味料が作られているのでしょう。
会場では、料理を引き立てる山陰の器とともにご紹介します。

昔の人はみな、使い慣れた味噌や醤油にこだわり、
それぞれ「地元のスタンダード」を持っていました。
そして作り手も地元で必要とされる分を丁寧に作り続けていました。
この食の生態系とも言える作り手と使い手の関係は、とても魅力的です。
今回セレクトを手がけたのは、
島根サイドは浜田市のシマネプロモーション、
鳥取サイドは倉吉市のCOCOROSTORE。
島根の器は松江市の袖師窯、
鳥取の器は倉吉市の国造焼が並びます。


6月24日(水)、代官山 蔦屋書店にて、
トークイベント「島で暮らす、ということ。移住編」が開催されます。
ゲストは「あたらしい離島旅行」の著者セソコマサユキさんと、
「季刊 ritokei」編集長の鯨本あつこさん。

東京で「カメラ日和」「自休自足」「手紙社」の仕事に関わり、
編集やイベントの企画・運営などを手がけてきたセソコさんは、
2012年に沖縄への移住を機に独立。
たくさんの移住者に出会い、話を聞いてきました。

セソコマサユキさん
有人離島情報専門のタブロイド紙「季刊リトケイ」編集長の鯨本さんは、
石垣島にゆかりのあるクリエイターを
掘り起こすプロジェクト「石垣島Creative Flag」や
奄美群島のフリーペーパー「奄美群島時々新聞」などにたずさわってきました。

鯨本あつこさん
このイベントでは、そんな二人と共に
「島に移り住む、ということ」について真剣に考えます。

撮影 セソコマサユキ
また、代官山 蔦屋書店の3号館1階旅行フロアでは、
7月13日(月)までブックフェア「島フェア」を開催。
旅行フロアに島への移住や働き方、観光にまつわる本が大集合します。
もちろん「あたらしい離島旅行」や「季刊リトケイ」のバックナンバーも。
どちらもイチ推し!おすすめの離島の本です。
イベントのお申込みは、店頭またはお電話にて。
くわしくはこちら!
「島で暮らす、ということ。移住編」
開催日:2015年6月24日(水)
時間:19時30分~21時00分(開場19:15)
会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
住所:東京都渋谷区猿楽町17-5
申し込み:蔦屋書店3号館1階レジにて受付/03-3770-2525(旅行フロア)
参加条件:「あたらしい離島旅行」もしくは「季刊ritokei」を3冊以上ご購入の方に参加券をお渡しします。※先着50名様限定
ページトップ写真:「あたらしい離島旅行」(WAVE出版)P.50 「あやふふぁみ」の皆さん 撮影 セソコマサユキ
小豆島には「小豆島八十八ヶ所霊場」があります。
その昔、弘法大師(空海)さんが島に立ち寄られて、
修行や祈念を行ったといわれている88の本場霊場と奥の院、合わせて94か所の霊場。
その足跡をたどって霊場を巡礼するのがお遍路で、
小豆島でもお遍路さんをよく見かけます。
四国八十八ヶ所を巡礼すると総距離が1400キロにもなるのに対して、
小豆島八十八ヶ所は約145キロ。
小さなエリアにぎゅっと霊場が集まっています。
そして、小豆島霊場には四国霊場にあまり見られない、
山谷や自然の地形を利用した「山岳霊場」がいくつかあり、
遠くから見ると、ほんとにすごい場所に建物が建っています。

第72番札所「奥之院 笠ヶ瀧(かさがたき)寺」は、こんな岩壁の上にあります。
その山岳霊場のひとつ、第72番札所「奥之院 笠ヶ瀧(かさがたき)寺」に
つい先日行ってきました。
ずっと行きたかったのですが、機会がなくてなかなか行けず。
うちからは車で10分もかからないところにあります。
いろは(娘)は、幼児園の頃、散歩で何度か訪れていました。
幼児園から往復で3時間程度、登って下るその行程、
普段からそんなふうに歩いてたらそりゃ体力がつきます。
今回はさすがに家から歩いては行けないので、参道手前まで車で。
ここでいいのかと不安になりつつ、車を停めて歩いていくと見えてきたのは長い階段。

ここでいいのかと不安になりつつ歩いて進む。

山の中にある長い階段。木々に飲み込まれそう。
梅雨入りして1週間。
ここ数日はまさに梅雨らしい天気が続いています。
しっかりとした雨が、植物たちをぐんっと成長させてくれます。
さてさてそんな雨の中での収穫作業。
5月中旬から夏野菜の一番手、ズッキーニの収穫が始まり、
ようやく野菜の種類が増えてきました。

収穫が始まったズッキーニ。いい感じで実がなり続けています。

6月は梅のシーズン。雨の合間をぬって収穫。

こうしてみるとほんとにたくましくなったいろは(娘)。

レモンもなり始めています。雨に濡れてしっとり。ここからじっくりと大きくなって収穫は12月頃です。
私たちは、自分たちが育てた野菜を何種類か組み合わせて
「HOMEMAKERSの旬野菜セット」として販売しています。
料金によって種類を変えているのですが、例えば2000円のセットで6〜9種類の野菜。
それだけの種類の野菜を年間通して揃え続けるのはとても難しいです。
畑には収穫できる野菜の種類が切り替わる端境期があります。
例えば、冬野菜の収穫が終わり夏野菜の収穫が始まる期間や、
夏野菜の収穫が終わり冬野菜の収穫が始まる期間。
今年も冬野菜から夏野菜への端境期は、
旬野菜セットを作れるほどの野菜が収穫できず……。
なので、3月中旬から5月くらいまでは販売をお休みしてました。
2014年7月、広島県の新・観光キャンペーン「泣ける!広島県」
の発表とともに発行され、異例の品切れを巻き起こした
ガイドブック「泣ける!広島県」。
今年も、広島県による究極のガイドブックがやってきます!
広島県の今年の観光スローガン、
「カンパイ!広島県 ~見んさい!食べんさい!飲みんさい!~」
にちなみ、タイトルは「カンパイ!広島県」。
2015年6月16日(火)より、全国の美容室、カフェ、
コンビニや広島県関連施設などで無料配布されるんです。
前回はPerfumeが表紙・巻頭を飾ったこのガイドブック。
今回の「カンパイ!広島県」では、
広島県出身のアーティスト、奥田民生さんが登場。
マツダスタジアム、鉄家、キング軒など
民生さんがお気に入りの広島のスポットを巡ります。


梅雨の時期でも傘いらずの特別マーケット「雨の日商店街」が
6/13(土)・14(日)/20(土)・21(日)の4日間、
愛知県の豊橋市にある大豊商店街で開催されます!
JR豊橋駅近くにある名物建築「水上ビル」をご存知でしょうか。
駅の南を流れる「用水路の上」に、東西800メートルにわたって
建てられているという珍しいビル群です。
その両サイドには商店街のアーケードがあり、
雨の日でも買い物を楽しむことができます。
誕生から50年たったいまでも、
当時から続く八百屋さんや、花火屋さん・駄菓子屋さんなどの問屋が並び、
ノスタルジックな風情を味わうことができます。
しかしその一方で、空き店舗も目立つようになってきました。

珍しい「水上ビル」。上空からの写真を見ると、水路が分かりやすいです。
今回のイベントでは、そうした空き店舗を開放し、
カフェやアンティーク、雑貨などのお店を集めて
商店街を盛り上げます。
集まるショップは、愛知県東三河地区で
活躍してるお店が多く出店。
従来より営業しているお店35店舗に加え、
延べ約40店舗のお店が出店する予定です。

ヴィンテージ雑貨やオリジナルの手づくり雑貨屋さんが多く並ぶ予定。
レトロな商店街にふさわしく、
古道具が目玉。
昭和30-40年代の乙女な雑貨や
メキシコのカラフルな雑貨、
ちょっとユニークな民俗アイテム、懐かしの映画ポスターなど
掘り出し物を見つけるチャンスです。
シトシトと降る雨の音を聞きながら、歴史のある商店街を
そぞろ歩くのも風情があっていいですね。
もちろん、晴天でも決行しますよ!
「雨の日商店街」
日時:6/13(土)・14(日)/20(土)・21(日)11:00~17:00
開催場所:大豊商店街
愛知県豊橋市駅前大通2~3丁目
大豊ビル
水上ビル(狭間公園周辺)
JR豊橋駅東口より徒歩8分
豊鉄市内線(路面電車)駅前大通電停より徒歩3分
豊鉄市内線(路面電車)新川電停より徒歩3分
イベント続きだった5月が終わり、6月です。
今年の5月は雨が少なく暑い日が続いたせいで、畑の土がカラカラ。
そして体も暑さについていかずバテ気味でしたが、そんなタイミングで梅雨入りです。
夏野菜たちをぐんっと大きくしてくれる梅雨、しっかり降ってほしいものです。
私たちが暮らす小豆島の肥土山(ひとやま)地区には、
島の中で一番広い田園地帯があります。
一番広いと言っても、新潟や東北の米どころの田園と比べたら
ほんとにほんとに小さなエリア。
山々に囲まれた狭い範囲に、小さな田んぼが何枚も並んでいます。
ちなみに今年はその小さな田んぼのひとつが「献穀田」に選ばれ、
11月に皇居で行われる「新嘗祭(にいなめさい)」にお米を献上します。
それほどおいしいお米が育てられている田園。

ちょっと高台から眺める肥土山地区の田園。

お米農家さんちのヤギさん。田園のすぐ近くです。
毎年4月末ごろから5月上旬にかけて土が起こされ、
田んぼに水が入り、田植えが始まります。
ちょうど、5月3日に開催される肥土山農村歌舞伎の時期。
この時期のまだ稲が植わっていない鏡のような水面が広がる風景も
これまたきれいなんです。

5月上旬の夕方。田植えの準備で遅くまで作業される農家さん。

肥土山農村歌舞伎舞台とお月さんといろは。

まだ稲が植わっていない田んぼは鏡のよう。
今年の1月に、コロカルの撮影で大分県竹田市を訪ねた。
以来、その魅力に強く引き込まれている。
澄み切った空気と満天の星空、雄大な九重連山、美味しい椎茸に豆腐。
それに、何と言っても地元の方々がとても温かくて心地がよい。
今回の旅だけではその魅力を味わい尽くせないと思い、3月に再び訪れることを決めた。
航空券とレンタカーを手配、さて宿泊先をどうしたものか。
せっかくならばホテルや旅館ではなく、地元の方と交流できるような民宿に泊まりたい。
以前、取材でお世話になった「まちづくりたけた」の子安史朗さんに相談をしてみた。
すると、最高のところがあります! と紹介してくださったのが「農家民宿」。
一般のご家庭で宿泊を受け入れているのだそう。
どんな出会いが待っているのか、期待に胸がふくらんできた。
3月中旬。
熊本空港から車を2時間ほど走らせると、農家民宿「雲中坂」に到着した。
「いらっしゃーい」と、張りのある声でお母さんが出迎えてくれた。
居間へおじゃますると、そわそわした様子でお父さんが待っていてくれた。
「よろしくお願いします」
照れくさそうに笑みを浮かべるお父さん、とても優しそう。
羽田野忠夫さん、あき子さんご夫婦。

ちゃぶ台のある広い居間は、どこか懐かしくてほっとする。
母「疲れたでしょ~」
東京からおよそ5時間の旅路。
たしかに疲れたけれど、ふと見るとちゃぶ台の上にはご馳走がずらり。
それを見たら、とたんに疲れが飛んでいった。
テツ「美味しそうですね~」
母「ごはんにしましょうか、ね」
はい。
農家民宿の魅力のひとつは、家主さんと一緒に食卓を囲めること。
(宿によっては、別の場合もあります)
地のものを使った美味しいごはんをいただきながら、
いろんなお話をうかがうことができる。
季節ごとに移り変わる農作物のこと、昔から地元で愛されている料理、
その土地ならではの食材や調理法。
一緒に食卓を囲むこの時間を通じて、地元の方の暮らしを垣間みることができる。
これが、旅をするなかで何よりも楽しく貴重な経験だと思う。
さて、今晩も食卓を囲んで
「いただきます!」
真っ先に目に飛び込んできたのは、つやつやとした椎茸の含め煮。
肉厚な椎茸にこってりと味がしみ込んでいて、なんとも美味しい。

母「これ、裏の山で採ってきたんよ」
ご自宅で椎茸を栽培してるなんて、さすがは椎茸の里、竹田市。
さてお次は、みずみずしい刺身蒟蒻に箸を延ばしてみる。
父「これ、わしが作ったんよ」
蒟蒻もお手製とは、すごい!
お客さんが来るときには、ゆっくりと時間をかけて作るのだそう。
柔らかくてシュワシュワとした口触りは初めての経験。
蒟蒻芋の香りが濃くて優しくて、とっても美味しい。

酢味噌をかけていただく。
母「その漬け物も、畑で採れた大根で作ったの、食べてみて」
きれいな赤い色に染まった漬け物、甘酸っぱくてやみつきになる。
その隣にある丼へと手を伸ばす。
父「そのふき味噌も、裏山で採れたふきやし」
ご飯にたっぷり乗せていただくと、口いっぱいに春の香りが広がった。
食卓に上がっている料理のほとんどが、素材からすべて手作りなのだと知った。
あの作り方もこの作り方も聞きたい、と、つい興奮してしまう。
母「たいていのもんは裏山で作っとるねぇ、お父さん」
さきほどから話に上がる裏山というのは、どんな宝の山なのか、とても気になる。
テツ「あの、その裏山には私も連れて行っていただけたりしないでしょうか」
父「うん、ええよー。明日一緒に行く?」
お父さんが嬉しそうに微笑むものだから、私もとても嬉しくなってしまった。

子安さんご夫妻もご一緒に。
食事を済ませ、早々に布団のなかへ入ったものの、なかなか目がつむれない。
遠足前の子どもの気分、明日が待ち遠しい。
小豆島カメラとして島在住の友人たちと撮影をするようになって約1年半。
[yahoonews_hide]去年4月からは、[/yahoonews_hide]島の暮らしの中で出会う「見たい 食べたい 会いたい」シーンを
1日1枚公開していて、もうすぐ500枚になります。
そんなふうに活動を続けてきて、
メンバー7人が島のあちこちで撮影をしていることもあり、
小豆島カメラの認知度が少しずつあがってきました。
最近ではいろんな方に声をかけてもらえるようになり、撮影の仕事も頼まれるように。
旅雑誌の小豆島ページの撮影をしたり、島でのイベントの撮影をしたり。
先日も手延うどんを使った料理の撮影をしました。
声をかけてくださったのは、キンダイ製麺さん。
キンダイさんは小豆島でそうめん、うどん、お醤油などの製造・販売をされています。
今回手延うどんを使った新しい商品をつくるにあたって、
そのレシピ考案やカタログ制作、撮影などを島の外の人に全部お願いするのではなくて、
島の中の人たちでやってみようということで、
私たち小豆島カメラも関わらせていただくことに。

撮影に使う器について打ち合わせ。器好きとしては幸せな時間。

朝一番で集合し、さっそく撮影の準備。
何度か打ち合わせを重ねて迎えて料理撮影当日。
場所はHOMEMAKERSで。
一品ずつ順番に撮影していきます。

今回の主役、キンダイ製麺さんの手延うどん。

一品ずつ盛りつけては撮影していきます。

撮影は小豆島カメラがいつも使っているオリンパスさんの「OM-D E-M5」と「PEN E-P5」で。

HOMEMAKERSのキッチンやカフェスペースなどで撮影。
自分らしい暮らし方を実現するツールとして、
いま注目を集めている「小屋」。
2015年7月25日(土)~8月2日(日)の9日間、
長野県茅野市にて日本初の
「小屋フェスティバル」(以下、小屋フェス)
が開催されます。
これは、計20棟のユニークな小屋が集まるほか、
地元の食材を使った飲食ブースや物販、DIYワークショップ、
ステージから流れてくる音楽を楽しみながら、
小屋という小さな空間を思いきり体験できるフェスティバル。
ただいま、このフェスに出展・出店される方を募集中です。
募集しているのは、例えばこんな方。
・小屋で食べる食事の提案をしたい飲食店の方
・小屋暮らしに似合う道具・雑貨を販売したい方
・小物から家具、小屋づくりまでDIYのワークショップを開催したい方
・小屋を舞台に演劇や音楽のステージを行ってみたい方
などなど。
お申込みはこちらから。
応募の締め切りは6月10日(水)です。
気持ちのいい5月の週末はイベント続きです。
16、17日は、小豆島カメラ企画
「生産者と暮らしに出会う旅 vol.2」が開催されました。
この旅企画第一弾は去年11月に開催。
観光地をめぐる旅じゃなくて、もう一歩踏み込んで、
島の生産者さんと直接話をしたり、収穫や料理をするなど
島の暮らしに触れたり、暮らす場所としての小豆島を楽しんでもらうもの。
外から遊びに来た人たちだけではなかなか行けない場所、
つながれない人たちとの橋渡しをするのが小豆島カメラの役目です。
第一弾に続き、今回2回目の開催です。
今回も2日間の日程。
1日目のお昼に港で集合し、さっそく生産者さんのところへ。
まずは前回のツアーでもお世話になった島のお魚屋さん「魚伝」さんへ。
「おー、どっから来たんや? お!タコか? タコのおいしい食べ方はなぁ」と、
ユニークなトークでもてなし、魚の話をいろいろ教えてくれます。
いまの時期、島で旬のサワラと鯛のあら、タコをゲット。

毎回お世話になっている魚伝さん。旬の魚介をゲット。
続いてヤマヒサさんのところへ向かい、オリーブ茶畑で茶摘みです。
ヤマヒサさんは歴史あるお醤油屋さんです。
約25年ほど前からオリーブの栽培も始められ、
いまではオリーブオイルの製造販売のほか、
世界的にも珍しいオリーブ茶専用のオリーブ茶畑も管理されています。
そこでお話を聞きながら、茶摘み。
なんとも贅沢な時間。

ヤマヒサさんのオリーブ茶畑。ポリフェノールが豊富な新芽を摘ませていただきます。

醤油づくりについてもお話を聞かせてもらいました。

オリーブの抹茶を使ったパウンドケーキとシフォンケーキまでごちそうになりました。
そして1日目の最後は、醤油蔵が建ち並ぶ「醤の郷」を散策しながら、
いわちゃん(石井岩男さん)のところへ。
いわちゃんはとても気さくでやさしい島のお父さん。
これまたこの時期旬の夏みかんを収穫させてもらいました。
さらにいわちゃんが育てたお米も分けてもらいました。

いわちゃんの畑で夏みかんを収穫。

いわちゃんはほんとに気さくでやさしい島のお父さんです。
毎回この旅の企画で共通していることは、その季節にできることを楽しむこと。
旬の食材を生産者さんのもとを訪ねて調達し、
それを使って自分たちでつくり食べるところまで。
肥土山農村歌舞伎舞台が1年に1回開かれる日、それが5月3日の農村歌舞伎の日です。
今年も無事に終わり、ほっとひと息。
と思いきや、今年はその翌週5月9日に歌舞伎舞台を使った新しい試み
「風が吹いてきたよ 2015~小豆島・肥土山音楽祭」が開催されました。
歌舞伎舞台は農村歌舞伎当日と本番前1か月間の舞台練習の日以外は
基本的には閉じられています。
2013年の瀬戸内国際芸術祭の際には、島外からのアーティストさんたちによって
舞台を使ったイベントが開催されました(「小豆島日記」#017)。
そういった特別な時以外は、ひっそりとした静かな場所です。

開場の時間とともに続々と田んぼの中の道を歩いて人が集まってきます。

この日はなんと朝から雨。カッパを着たり傘をさしたり。
5月9日は朝から雨。
なんで今年の春はことごとく大きなイベントの日が雨なんでしょ。
その前後の日は晴れ続きなんですけどね。
そんな雨にもかかわらず、開場の9時半前から続々と人が集まってきました。
いつもとはちょっと違った雰囲気の歌舞伎舞台。
あっというまに舞台前の桟敷はいっぱいとなり、10時半オープニング!

10時半より開演。地元の方による御詠歌。近所のおばちゃんが! 素敵でした。

二階堂和美さん。肥土山の舞台に歌声が響き渡ってました。

ダブルフェイマスのみなさん。こんなふうに歌舞伎舞台が使われるのはとても新鮮。
私たちはドリンク屋として出店。
舞台を見ることができない場所だったので、聞こえてくる演奏を楽しみながら、
ひたすらホットコーヒーをドリップしてました(笑)。

私たちはドリンク屋として出店。ひらすらコーヒードリップ。

島外からもたくさんのお店が。いつもとは違うかわいらしい雰囲気。
例えば、夏祭り。
たくさん並んだ屋台の、色とりどりの華やかさと、にぎやかに飛び交う声。
花火、浴衣、やぐらを囲んで踊る町の人々、はじけそうな笑顔を見せる子どもたち。
日が暮れてセミの鳴き声もすっかり止んで、代わりに響いてくるのは、祭囃子。
あのメロディと楽器の音を聞くと、ふと年齢も忘れて、
昔見た風景や思い出さえよみがえってくる――そんな経験はありませんか?
民謡は、耳にした人たちに特別な時間を与え、
その場所で過ごした人たちとつながりを感じられるような、
そんなはたらきがあるのかもしれません。
石田千さんの書籍「唄めぐり」は、北海道から沖縄まで、
日本全国各地で歌い継がれている25の民謡を紹介したエッセイ。
民謡だけでなく、地方の文化や人々とのふれあいもつづられています。

地方を行く石田さんの歩みはとても丁寧です。
歌い手さんとの会話やその場所の風景から歴史を感じ、
踊りや機織りのような伝統工芸の体験をとおして人々の思いを知り、
郷土のお料理とお酒に舌鼓を打ちながら、
時にユーモラスに、でもとても誠実に書き取っていく文章は、
読む早さも知らず知らず、確かめるようにゆっくりになっていくでしょう。
本書にはこのようにあります。
「声は空にのびて、たくさん語りあうよりも、
手をつないで伝える情けのほうが、はるかに多かったころの時間と景色を見せる」
「言葉ではなく、時の流れをきいているのだった」
2015年6月5日(金)~6月15日(月)、
静岡県の東伊豆にて、
「東伊豆まち温泉郷 ほたる観賞の夕べ」が開催されます。
元県会議員木村家の別邸であり、澄み切った水と池を誇る
自然庭園「大川竹ヶ沢公園」でほたる観賞を楽しむほか、
暗闇の中をちょうちんを持って歩く「ちょうちんウォーク」や
地元地場産品販売などの「ほたる市」が出てにぎわいます。
池の水面にもホタルの光が映り込む、幻想的な風景を
見ることができますよ。

東伊豆町の「ほたる観賞の夕べ」が初めて開催されたのは
30年以上も前のこと。
いまでは、この鑑賞会のために、観光協会員の方が
1年を通じて水と餌を管理し、
毎年3月には地元の小学生と一緒に
ホタルの幼虫を放流しているのだそう。
半年前から準備を進めてきた肥土山農村歌舞伎。
今年も5月3日に開催されました。
1週間前くらいからずっと気になっていた天気予報。
毎年ゴールデンウィークは暑いくらいのいい天気なので、
まぁ大丈夫かと思っていましたが、週間天気予報はずっと曇だったり雨だったり。
なんとか雨降らないでと祈っていましたが、
15時の開演直前にパラパラと降り出し、結局最後までやまず。
そんな天気の中で今年の歌舞伎は行われました。
時間はさかのぼり、開演12時間前、夜中の3時半。
まだ真っ暗な時間に、エプロンをつけて集会所へ。
肥土山自治会の中には6つの組があって、年ごとに順番に歌舞伎の担当をします。
毎年、歌舞伎に関わるスタッフや来賓の方々のお弁当は、
その年の担当の組の女性たちがつくります。
私はこのお弁当づくりに参加するのは初めて。
集会場へ着くと、おばちゃんたちの元気な声が響きわたっていて、
朝3時台とは思えないテンション(笑)。
さっそく私もその中に入り、まずは割子(わりご)弁当に入れる
突き飯(つきめし)づくり。
突き飯というのは、木でできた四角い型にご飯を入れ、
木の棒で突き固めてつくる四角い押し寿司みたいなもの。
ひとつのお弁当にふたつ突き飯を入れるので、300人分×2個で600個。
みんなでワイワイと話しながら、ひたすらトントンとつくります。
同時に天ぷらや玉子焼き煮しめなどのおかずもつくっていきます。

割子弁当にいれる突き飯づくり。みんなで分担してどんどんつくります。

たくさんのおかず。スタッフみんなのまかない。

つくった突き飯とおかずをお弁当につめていきます。300人分。
6時、みんなで朝ごはん。
おにぎりとたけのこの天ぷらをいただきます。
これから始まる1日を楽しみに、まだまだお弁当づくりは続きます。
おかずをお弁当につめ、夜の打ち上げ用のおにぎりと
串(おかずを串にさしたもの)もつくり、10時過ぎには完成。
軽トラに積んで、歌舞伎舞台へ移動です。
歌舞伎舞台では朝から会場の設営が始められており、
開演4時間前くらいからは役者の化粧や着付けが始まります。
本番の緊張感が漂い始めます。

当日朝から会場設営。

本番前のお昼ごはん。みんなでつくってみんなで食べる。

最初の演目の化粧が始まります。
5月17日(日)、鎌倉の由比ガ浜通りにて、
「ボーダーフェスティバル」が開催されます。
これは、ボーダー柄を身につけて由比ケ浜通りを歩くと、
色々なサービスを受けられるというフェスティバル。
由比ガ浜通りのお店の皆さんが
「あたらしいお店が増えた通りをもっと知ってもらいたい」と昨年からはじめました。
下の写真は昨年度の様子。初開催にも関わらず盛り上がりました!




鎌倉市非公認ゆるキャラ「おちむん」は今年も登場予定!11時~11時半にかけて由比ガ浜通りを歩きます。
当日は「ベストボーダー賞」を決めるコンテストも開催されます。
昨年は220組がエントリーし、鎌倉市にお住まいのNABEさんが大賞に!

ベストボーダー賞に輝いたNABEさん。シャツ、バッグ、スニーカー、サングラス、ソックスまでボーダーです。
「ベストボーダー賞」のほか、10のお店が選ぶ賞やペット部門もあります。

「NAVY YARD賞」に選ばれたゲゲゲの鬼太郎ルックのゆいくん。
エントリー方法は、当日会場でお申し込みの上、写真を撮ってもらうだけ。
「ベストボーダー賞」に選ばれた方には
全参加店で使える1万円の商品券が進呈されます。
ボーダー好きなら、ぜひ参加したいですね!
ゴールデンウィーク真っただ中。
みなさん、いい連休をお過ごしでしょうか。
この記事が公開される日には、今年の肥土山農村歌舞伎が無事終わっているはず。
歌舞伎の様子については、来週振り返ろうと思います。
さて5月3日に農村歌舞伎が終わり、なんと今週末5月9日(土)に、
同じ舞台で「風が吹いてきたよ 2015~小豆島・肥土山音楽祭」が開催されます。
肥土山の舞台と文化、景観を未来につなげるために、
“どこにもない”“ここでしかできない”農村型音楽祭を
島民を中心につくりあげようというもの。

今年第一回目となる「風が吹いてきたよ 2015~小豆島・肥土山音楽祭」

会場となる肥土山の田園と農村歌舞伎舞台。

歌舞伎舞台がある肥土山離宮八幡神社の境内で遊ぶ子どもたち。
このイベントは、私たちの友人であり、同じ移住者でもある大塚一歩さんの企画。
彼は音楽がとても好きで、いままでも小豆島にミュージシャンを招いて、
何度かライブを開催しています。
私たちも毎度楽しませてもらっていて、都会で暮らしていた時よりも
頻繁にライブに行くようになりました。
今回の「風が吹いてきたよ」(以下、風吹き)は、
いままでのライブとは規模が違い、たくさんの人が関わっています。
同世代の価値観が似た人たちだけでなく、
肥土山自治会や歌舞伎舞台保存会、地元青年会や婦人会など、
ほんとにいろんな人たちと打ち合わせを重ねてきました。
地方でイベントをする、ましてや地域のシンボル的な場所を使うとなると、
自分たちの力だけでは実現できるわけがなく、地元の人たちの協力なしではできません。
今年が1回目ということもあり、準備は1年以上前から進めてきました。
そしていよいよ今週末です!

歌舞伎舞台。年に数回しか舞台が開かれる機会はありません。

田園を散歩する地元幼児園の子どもたち。地元の人たちにとって大切な場所。
栃木の県庁所在地、宇都宮。
宇都宮の観光の盛り上げにひと役もふた役も買っているのは
何と言っても「餃子」なのだが、そのイメージがひとり歩きして、
なかなか土地の特色を打ち出せなかったのがこれまで。
最近の宇都宮は、「暮らす」というところに面白みがある。
何と言っても、東京から近い。
東京駅から宇都宮駅までおよそ2時間、新幹線なら50分弱。
高速でも2時間ほどで来られる“東京との適度な近さ”と、
市の中心部はショッピングビルや繁華街で利便性の高さを感じられながらも、
少し歩けば自然が豊かな住環境が魅力だ。
そこで、宇都宮市が打ち出したのは宇都宮の日常の暮らしの良さを感じられる
「ダブルプレイス(二拠点生活)」というライフスタイル。
「東京で働いて、週末は宇都宮で趣味などを楽しむ」
「宇都宮でのんびり暮らし、東京で仕事をする」
「宇都宮と東京を股にかけて仕事をする」「東京からのU・Iターン」など、
宇都宮とその他の地域(東京に限らず)に活動拠点を持ってもらおう
という試みなのだという。都心暮らしだけでは得られない、
地方暮らしの充実感を手に入れられるとあって、
これからの時代、確実に需要が増えることが予想される。
そんな宇都宮の日常の暮らしの良さをPRする宇都宮市と、
ダブルプレイスを実践する方にお話を伺った。
「地方への移住だとどうしてもハードルが高くなってしまいますが、
二地域生活なら気軽に始めていけるのではないでしょうか」と話すのは、
宇都宮市で都市ブランド戦略を担当する吉田和史さん。
確かに移住となると、仕事のことや住環境など、
めまぐるしく変わる身の回りの状況に、少なからず負担を感じることもあるだろう。
その点、ダブルプレイスは宇都宮に片足を置きながら、
その他の地域とも関係が持てるという柔軟性が受け入れられやすいのかもしれない。
また、完全な移住を将来的に考えている人でも、
徐々にその土地に慣れていくための「移住のお試し」という用途として、
ダブルプレイスはおすすめなのだ。

宇都宮市の吉田和史さん。「宇都宮にもうひとつ拠点を持ってみたい人や宇都宮で活動してみようと考えている人たちの受け皿となるような体制をつくっていきたいですね」
「東京などから来た人が、“宇都宮っていいところだね”と言ってくれるんです。
そういった外部からの評価によって、市民にも宇都宮の魅力に気づいてもらえれば」
という思いから、宇都宮に加えて他の地域にも活動拠点を置き、
宇都宮を(第1の、あるいは第2の)地元と捉えてもらう
「ダブルプレイス」を提唱したのだという。
吉田さんは、宇都宮でダブルプレイスを勧める理由として、
「宇都宮って“ちょうどいい”んです。東京との距離、自然と都会のバランス、
50万人都市という人口の規模。暮らしの拠点にちょうどいい環境と言えます」と語る。
「まずは、ダブルプレイス実践者に体験を語ってもらったり、
生活を見てもらったりして、希望者に“自分でもできそうだ”という
自信を持ってもらいたいです。今後は気軽に相談できるような
プラットフォームづくりを考えています。
最終的な狙いとしてはダブルプレイスを通じて、
宇都宮の暮らしの良さを知ってもらい
市民には宇都宮に対して“愛着”や、“誇り”を持ってもらい、
市外の方には、宇都宮に対して“行ってみたい”という思いや、
“好感”を抱いてもらえれば」と吉田さん。
そして、「宇都宮に来れば何か自分のやりたいことや面白いことがみつかるかも、
と予感させるようなまちでありたい」と話をしてくれた。