小豆島の山岳霊場を巡る

四国とはまた違う、島の「八十八ヶ所」。

小豆島には「小豆島八十八ヶ所霊場」があります。
その昔、弘法大師(空海)さんが島に立ち寄られて、
修行や祈念を行ったといわれている88の本場霊場と奥の院、合わせて94か所の霊場。
その足跡をたどって霊場を巡礼するのがお遍路で、
小豆島でもお遍路さんをよく見かけます。

四国八十八ヶ所を巡礼すると総距離が1400キロにもなるのに対して、
小豆島八十八ヶ所は約145キロ。
小さなエリアにぎゅっと霊場が集まっています。
そして、小豆島霊場には四国霊場にあまり見られない、
山谷や自然の地形を利用した「山岳霊場」がいくつかあり、
遠くから見ると、ほんとにすごい場所に建物が建っています。

第72番札所「奥之院 笠ヶ瀧(かさがたき)寺」は、こんな岩壁の上にあります。

その山岳霊場のひとつ、第72番札所「奥之院 笠ヶ瀧(かさがたき)寺」に
つい先日行ってきました。
ずっと行きたかったのですが、機会がなくてなかなか行けず。
うちからは車で10分もかからないところにあります。
いろは(娘)は、幼児園の頃、散歩で何度か訪れていました。
幼児園から往復で3時間程度、登って下るその行程、
普段からそんなふうに歩いてたらそりゃ体力がつきます。

今回はさすがに家から歩いては行けないので、参道手前まで車で。
ここでいいのかと不安になりつつ、車を停めて歩いていくと見えてきたのは長い階段。

ここでいいのかと不安になりつつ歩いて進む。

山の中にある長い階段。木々に飲み込まれそう。

おぉ、こんな山の中にこんな階段があったなんて。
苔に覆われた階段、生い茂った木々にいまにも飲み込まれてしまいそうな灯籠。
なんとも言えない神秘的な雰囲気。
いやー、すごい場所だなぁと思いつつ、一段一段登ります。

苔むした階段。

階段の上まで整然と並ぶ灯籠。美しい。

なんとも言えない神秘的な場所。

映画『千と千尋の神隠し』の最初のシーンを思い出しました。
山道に迷い込んだ家族がトンネルを見つけて、なんだろうと歩いて行くシーン。
まさにそんな感覚。

階段を登り切ると、次に待っているのは岩壁。
ほんとにここ登れるの? という感じですが、鎖を持って登っていきます。

鎖を頼りに岩壁を登ります。

ようやく見えてきた本殿。

ようやく本殿。
と、その前に振り返って、いつも暮らしている肥土山の集落を一望。
山岳霊場の楽しみのひとつは、この高いところからの景色。
霊場によっては、瀬戸内海を見渡せたり、すばらしい景色を楽しむことができます。

登り切ると、肥土山の集落が見渡せます。この日はモヤがかかってましたが……。

笠ヶ滝地区の棚田。ここも美しい集落です。

本殿へは洞穴の中を通っていきます。
お参りをして、今度は下山。
ありがたい時間でした。

小豆島の山岳霊場を訪れる。
まだ私も行ったことがない場所ばかりなので、ぼちぼちと訪ねてみようと思っています。
その場所の雰囲気、そこからの眺め、小豆島らしさを
とても感じられるんじゃないかなと。
ぜひ巡ってみてください。

information


map

HOMEMAKERS 

住所:香川県小豆郡土庄町肥土山甲466-1

営業時間:金曜、土曜のみ 11:00~17:00(L.O. 16:00)

http://homemakers.jp/

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