身近にある自然のなかで、のびのび遊ぶ
今年の夏は全国的に猛暑だった。
智頭町でも最高気温が38度くらいまで上がる日が何日かあり、
真昼は日差しが痛いほどだった。
ただ朝晩はわりと涼しく、寝苦しくて寝られない、という日は
ほとんどなかったように思う。
7月下旬、娘が通う森のようちえんは夏休みに入った。
初めての夏休み。何して過ごそうか?
しかし私はこちらに引っ越して来てから探していた仕事がようやく見つかり、
8月から平日は働くことになった。
そんなわけで、毎日どっぷり遊びにつき合うことはできなかったが、
身近な場所に豊かな自然があるのはありがたいことだった。
いまの仮住まいから、車でちょっと行ったところに芦津渓谷がある。
川沿いに山道をくねくね登っていくと、
素晴らしい原生林と、美しく澄んだ源流があり、
〈芦津セラピーロード〉と呼ばれるトレッキングコースもある。
猛烈に暑い日でも、芦津まで行くと気温がぐっと下がり、
川の水は泳ぐにはちょっと冷たいほど。
暑い暑い真夏日には、「芦津に行こう」となって、
ちょっとした食べ物と飲み物を持って、木陰にシートを敷いて、
涼みながら遊ぶのが恒例となった。

芦津の森と清流。
娘は、森のようちえんで毎日川遊びをしていたからか、
水にはそれほど入りたがらず、河原の小石集めに夢中になったり、
木陰でお絵描きや工作を楽しんだりすることが多かった。
木漏れ日の下でのお絵描きは、とても気持ちがよさそうだった。
1歳の息子は、やはり小石で遊んだり、川の水面をひたすらパシャパシャ叩いて、
水が跳ねかえってくるのを楽しんでいた。

木陰で工作に夢中。

水の中の小石を拾ったり、水面を叩いたり。
澄んだ川の水に足をひたすと、それだけで、体のなかに詰まっていた何かが
すーっと流れていくような感じがする。
何をするわけでもないけれど、そうして川辺で時間を過ごすだけで、
すっきりとよい心地になることができた。

透き通った水に足をひたす。長いことつけていられないほど冷たい。























































































