連載
posted:2015.6.1 from:香川県小豆郡土庄町 genre:暮らしと移住
〈 この連載・企画は… 〉
海と山の美しい自然に恵まれた、瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島。
この島での暮らしを選び、家族とともに移住した三村ひかりが綴る、日々の出来事、地域やアートのこと。
writer profile
Hikari Mimura
三村ひかり
みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。
http://homemakers.jp/
小豆島カメラとして島在住の友人たちと撮影をするようになって約1年半。
[yahoonews_hide]去年4月からは、[/yahoonews_hide]島の暮らしの中で出会う「見たい 食べたい 会いたい」シーンを
1日1枚公開していて、もうすぐ500枚になります。
そんなふうに活動を続けてきて、
メンバー7人が島のあちこちで撮影をしていることもあり、
小豆島カメラの認知度が少しずつあがってきました。
最近ではいろんな方に声をかけてもらえるようになり、撮影の仕事も頼まれるように。
旅雑誌の小豆島ページの撮影をしたり、島でのイベントの撮影をしたり。
先日も手延うどんを使った料理の撮影をしました。
声をかけてくださったのは、キンダイ製麺さん。
キンダイさんは小豆島でそうめん、うどん、お醤油などの製造・販売をされています。
今回手延うどんを使った新しい商品をつくるにあたって、
そのレシピ考案やカタログ制作、撮影などを島の外の人に全部お願いするのではなくて、
島の中の人たちでやってみようということで、
私たち小豆島カメラも関わらせていただくことに。
何度か打ち合わせを重ねて迎えて料理撮影当日。
場所はHOMEMAKERSで。
一品ずつ順番に撮影していきます。
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料理担当は、友人のちほちゃん。
おいしそうな料理の撮影というのはほんとに楽しい。
撮っておいしい、食べておいしい、まさにおいしい撮影でした。
今回のプロジェクトでは、大阪「graf」の松井貴さんが
コーディネーターをしてくださっているのですが、
どんな食器を使うか、素材をどんなふうに置いて撮るかなどとても勉強になりました。
実践の中で学ぶことができるというのは、すごくありがたいことだなと思います。
地方で、自分たちの手でものをつくり発信する。
私たちはカメラを武器にそこで力を発揮することができれば、
これ以上うれしいことはないなと。
ひとつずつ経験し、学び、もっともっと伝える力を身につけたいなと思います。
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HOMEMAKERS
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