六甲山のふもとで作られた 天然ジャムやシロップ。 神戸のブランド「VegeMerry」

六甲山のふもと、
神戸市北区を拠点に活動するブランド「VegeMerry」。
有機・無農薬・自然農法もしくは減農薬で栽培された
オーガニックの野菜や果物にこだわり、
素材の味を活かした天然のコンフィチュールや
シロップ、パン、焼菓子、ハーブティをつくってらっしゃいます。

使われる素材は、生産者さんと直接やりとりした
ものだけ。日本の食を背負う、国内の若手農家や
ベテラン農家が作った素材を野菜ソムリエが厳選しています。

兵庫県産のフルーツを使った黒コショウいちごや黒コショウいちじく、
広島県産の無農薬栽培レモンを使ったレモンマーマレードなど、
素材のしっかりとした味が楽しめます。
自然の恵みを活かしたコンフィチュールやシロップたち。
くつろぎの時間におすすめです。

・国産野菜のスプレッド「VegeMerry

今日は中秋の名月。 お月見団子津々浦々! 白くて丸い東日本、 あんこでくるむ西日本

今日9月19日は、一年で月が最も美しいと言われる中秋の名月。
満月のピークは20時13分とのことなので、
夜空を見上げるのが楽しみです。

中秋の名月といえば「お月見」。
すすきや秋の七草、お団子を備えて月を見るのが
習わしですが、このお月見団子は
日本各地で多種多様なバリエーションがあります。

東日本は丸くて白い

東日本では、白玉粉などで作った丸い団子を
ピラミッド型にしてお供えするスタイルがポピュラー。
お団子は味がついてないことが多いです。
こちらのお団子は、東京・神楽坂の和菓子屋さん「五十鈴」さんのもの。

西日本は里芋型であんこ付き

西日本(とくに関西)では、里芋を模した細長いお団子を
あんこでくるんだスタイルがポピュラーです。
十五にちなみ、一寸五分(約4.5センチ)の
大きさの丸いだんごを作るのが縁起が良いそう。
こちらは大阪市住之江区のお菓子屋さん、幸成堂さんのお月見団子。
たっぷりのこしあんがおいしそう!

こちらは京都の和菓子屋さん「仙太郎」さんのお月見団子。
白い餅が月を、あんこの部分が夜空の雲に見立てられています。

オリーブオイルをたっぷり かけた大福がおいしい! 滋賀・たねやさんの 「オリーブ大福」

今日のおやつは、滋賀県近江八幡市に本店がある
ニューウェーブな和菓子屋さん「たねや」の「オリーブ大福」。
オリーブが中に入っている大福……ではなく、
なんと大福にオリーブオイルをかけて食べるんです!

驚きのアイデアですが、これがものすごく合います! 
フレッシュなエキストラバージン・オリーブオイルの
青い風味と、お餅にきいたほんのりの塩味、こし餡の甘みが
お口のなかで素晴らしいハーモニーとなるんです。

なぜこの取り合わせが実現したのかというと、たねやさんでは
イタリア中部にあるカステッロ・モンテヴィビアーノ・ヴェッキオ(CMV)社の
エキストラバージン・オリーブオイルに惚れ込み、独占輸入しているから。

このオリーブオイルは搾油後すぐに濾過せずに
凍らせるという独特の製法で、香りも風味もまったく損われない
というすぐれものなんです。

このオリーブオイルを活かすにはどうしたらいいか?
ということで、和菓子の基本となるお餅と餡が素材として
選ばれ「オリーブ大福」が誕生したというわけです。
お餅には地元滋賀県竜王町の稲作経営者研究会の
環境こだわり米、近江の「羽二重糯」を使っています。

ご家族やお友達と一緒に食べると盛り上がりますよ。
オリーブ大福もオリーブオイルもオンラインショップで購入が可能です。

たねや「オリーブ大福」

秋田の5蔵vs佐賀の5蔵! 地酒と地野菜を食べ比べ 「サケガーデン トーキョー2013」

秋田と佐賀、日本の東西を代表する酒どころから、
とびきりの地酒と地野菜でもてなすイベント
「SAKE GARDEN TOKYO<サケガーデン トーキョー>2013」
が9月28日(土)秋葉原の「3331 Arts Chiyoda」
で開催されます。
秋田代表の「NEXT5」と、佐賀代表の「SAGAN5」による
アツいイベントです。

「NEXT5(ネクストファイブ)」とは、
秋田県で日本酒を作る蔵元の有志5人が結成したユニット。
秋田県内にある清酒蔵から、「白瀑」山本社長、
「ゆきの美人」小林社長、「春霞」栗林専務、
「一白水成」渡邉社長、「新政」佐藤社長という、
日本酒の新たな魅力を発見したいと
志願したメンバーで結成されました。

みな、経営者であり酒造りを行う製造技術者でも
あるだけに、リレー方式に主要製造工程を
各人が分担して1本のお酒をみんなで醸す
「ネクストファイブ共同醸造酒」など、
ユニークな試みを行っています。

「SAGAN5(サガン・ファイブ)」は、そんなNEXT5の
前に出現したライバル。
日本酒業界を牽引する銘醸県と言われる佐賀のトップブランド
「鍋島」「東一」「七田」「天吹」「東鶴」
という佐賀のトップブランド5蔵が揃い踏みなんです。

イベントでは、秋田と佐賀、総勢10蔵のとっておきのお酒が
フリーテイスティングできるだけでなく、
野菜ソムリエ・佐藤司さんによる
秋田/佐賀の地野菜の盛り合わせプレート&おつまみをご用意!

SAKE GARDEN TOKYO 2013

チケット購入:Sake Garden Tokyo2013 NEXT5 & SAGAN5

福島のゆべしは三角形! かんのやさんの「家伝ゆべし」

今日のおやつは、福島県郡山市の
「かんのや」さんが作る「家伝ゆべし」。

本来、ゆべしとは柚子の実を使ったお菓子なのですが、
全国各地で多種多様な形状・味・製法があります。
特に東北地方において盛んで、各県によって
さまざまなゆべしが作られています。
東北のゆべしのスタンダードは、
クルミ入りの四角いモチモチとしたお菓子。

ところが、福島代表の「かんのや」さんのゆべしは、
まるで風呂敷包みのような、船のスクリューのような形からして個性的です。
中にはあっさりした甘みのこしあんが入っています。
厳選されたお米で作られた、むっちりモチモチとした生地と上品なこしあん、
けしの実のプチプチした食感のハーモニーは、
一回食べると癖になってしまいますよ。
福島県の伝統銘菓、ぜひ一度お試しください。

かんのや「家伝ゆべし」

沖縄の知恵と恵みを日々の生活に。 「琉Q」の100%沖縄県産 アセローラジャム

沖縄発の「琉Q」は、「沖縄の知恵と恵みを日々の生活に。」
をコンセプトに、障がい者の雇用を促進しながら、
オリジナルのプロダクトを開発・発表(販売)していくプロジェクト。

沖縄の生活に溶け込み、育まれてきたモノやコト。
歴史と思いが詰まっているそのひとつひとつを、
今のライフスタイルに合わせて、
沖縄の時の刻み方のように、ひとつひとつ無理のない速度で
届けていくブランドです。

オンラインショップで販売されているのは、
沖縄の自然の恵みがいっぱいのアセローラジャムやウコン、海水塩など。
どれも100%沖縄県産、保存料や着色料などは使っていません。

ジャムには自然栽培に適する土地の北限である沖縄で採れた
アセローラだけを使っており、口に入れると爽やかな酸っぱさと
果実味たっぷりの甘さが広がるんです。

これらを作っているのは、沖縄県内で暮らす障がい者の方々。
働く意欲がありながら、障害などの理由により一般の事業所に
就職することが難しかった彼らと、
一般財団法人沖縄セルプセンターを介して協業しています。

Webサイトには、沖縄に関する様々な疑問を
Q&A方式で地元の人が答えてくれるコンテンツがあるほか、
左上には沖縄の天気と温度がリアルタイムで
表示されているのも面白いですね。

琉Q

今日のグルメ: 期間限定!仙台・阿部蒲鉾店の ハイレベルすぎる デコレーションかまぼこ「里の秋」

今日のおやつは、宮城県仙台市の笹かまメーカー
「阿部蒲鉾店」(通称阿部かま)さんの季節限定のかまぼこ「里の秋」です。

秋のモチーフをかたちどった栗、柿、きのこ、もみじの
かまぼこたちが、ちょこんと箱のなかに整列しています。
まるで和菓子のように愛らしくって、食べるのがもったいないほど。

こちらが外の箱。
中身を取り出してみると、どれもびっくりするほど立体的。
磨きぬかれた職人技を惜しみなく活かした、
珍しい立体成型のかまぼこなんです。

それでは右上から時計回りにお味をご紹介していきましょう。
まずは松茸。松茸をきざんで練り込み、ほんのり焼き色を施しています。
かさの部分がこんもりしているのがかわいらしい。
次はもみじ。バターで味付けされています。
型を抜いてから付けるすじ(葉脈)も
職人さんのデザインです。

そして柿。パプリカで色づけした蒲鉾にスモークチーズを
練り込んでいます。10年前はまっ平らな柿だったのですが、
試行錯誤の末に立体になりました。
最後はリアルな栗!立派なイガイガは抹茶素麺を揚げたもの。
中身は小豆あんが練り込まれた蒲鉾と、栗の甘露煮です。
栗の甘みと抹茶そうめんの歯ごたえのハーモニーが楽しいですよ。

「里の秋」は一箱2,100円。受付は10月23日までで、
売り切れ次第終了となります。
家族や友達と集まって、ワイワイ食べるのが楽しそうですね。
ぜひ仙台の職人さんの技を見て&味わってみてください。
通信販売は下記Webサイトから。

ギフト用に、「千代」や「笹だより」「チーズボール」など、
阿部かまさんの通常の商品との二重重ねになったセットも
7種類販売されています。

阿部蒲鉾店「里の秋」

きょうのイエノミ 旅するイエノミ スパークリング清酒と、 松本のプティ・ニュアージュ

仕事を終えたご褒美はおいしいお酒とおつまみ。
リラックスしたいなら、きょうはイエノミにしませんか。
神奈川県・横須賀市在住の料理研究家・飛田和緒さんに教わった、手軽で簡単、
しかもちょっとした旅気分が味わえる日本各地のおいしいものと
三浦半島の旬の食材を使った、和酒に合うおつまみを季節感たっぷりにご紹介していきます。

暑くて長い夏が、ようやく終わりました。
日差しはまだまだ厳しいけれど、夕方になるとひんやりと秋の気配。
どこかホッとしながらのイエノミにちょうどいいのが
シャンパン感覚で楽しめる、しゅわっとさわやかなスパークリング清酒。
お米の自然な甘さが疲れた身体にすーっとしみわたります。
その相方にお薦めなのが、料理研究家・飛田和緒さんが愛してやまない
標高1500mにある松本市の牧場から届いたチーズ。
チーズと日本酒? と思うけれど、これがまた驚きの相性の良さ。
また秋の味覚・きのこも、北信濃からお気に入りを取り寄せ
きょうのイエノミは、飛田さんの「信州LOVE」があふれた食卓になりました。

生まれも育ちも東京という飛田さんですが
ご両親が現在お住まいの長野県には、夏休みと称して必ず帰ります。
しゃっきり涼しい気候と、採れたての野菜を使ったお母さんの手料理。
ふらりと散歩を楽しんだり、家庭菜園の草取りを手伝ったり。
きっと夏の信州はいつまでも娘気分で過ごせる特別な場所なんでしょうね。
そもそも高校時代を長野市で過ごした飛田さん。
「その当時から松本に遊びにいくときはウキウキしていました」と
北アルプスをのぞむ美しい街が、ことさらお気に入りのようです。
友人知人にも松本出身の人が多いそうですが
彼女らが「絶対行ったほうがいいよ」と薦めてくれたのがこちら。
松本市内とはいえ、天空の別世界のような「清水牧場チーズ工房」です。

●ローカルな逸品「松本市・清水牧場チーズ工房のプティ・ニュアージュ」
クセになりそうな松本の牧場自家製チーズ。

「おいしいおそば屋さんもあるよ」との誘い文句にのって
車を延々と走らせて着いたのが、もう岐阜県境に近い清水牧場でした。
本当にチーズ工房があるの? と思うくらい山奥だったそうですが
その頃まだ珍しかった国産の熟成チーズとフレッシュチーズを
あるだけ買い求めて大事に持って帰ってきたそうです。
それからは、もっぱらお酒のおつまみとして大活躍。
きょうもざっくりと惜しげもなくチーズを切って、ボードにどんどん盛りつけます。
「特にプティ・ニュアージュはね、このスパークリング清酒に合うと思うの」と
ふんわり綿雲のように柔らかなフレッシュチーズにはスプーンを添えて。
お好みでちょっと塩を振っていただくと、なるほど!
うっとりするようなミルクの甘さと、ぴちぴちはじけるお米の甘さのハーモニー。
これ、特にミルキー好きな女子には目からウロコの組み合わせかも。

この「プティ・ニュアージュ」は、とにかく出来たてがおいしいと
飛田さんは撮影直前に清水牧場から届けてもらったそうです。
「スプーン持参で食べに来るファンの人もいるんですよ」
清水牧場に電話してみると、清水晴美さんがそう教えてくれました。
そのファンの方はコルシカ人で、なんと最近すぐ近くに移住してきたのだとか。
これ食べたさのあまり神奈川県から転居するとは、さすが食いしん坊のフランス人。
でも、このミルキーなおいしさを知ったら、その気持ちがわかるかも。
標高1500m以上の山間部に広がる広大な牧草地で放牧され
5月から11月にかけては、自然の青草を好きなだけ食べ湧水を飲み乳を出す。
ここのブラウンスイス牛や羊たちは、本当にストレスフリーな毎日を過ごしているのです。

ただ、いまの場所を見つけるまでは苦労の連続だったとか。
32年前から夫婦で酪農を始め、本物の「農家製fermier(フェルミエ)」
つまり自分が飼育する牛や羊の乳だけで伝統的製法のチーズを造りたいと
岡山→滋賀→長野・北御牧と牛を連れて移住を繰り返し
ようやく理想的な環境を見つけ、現在の松本市奈川に落ち着いたのは9年前。
「チーズ造りを教わったフレンチピレネーの谷に標高も植生もそっくりなんです」
だからここで造るチーズは、山岳酪農ならではの熟成タイプとフレッシュチーズだけ。
そうおっしゃる晴美さんとご主人の則平さんは、東京の日本獣医畜産大学で出会い
「牛が好き」という思いだけで、酪農の世界に飛び込んだそうです。
しかし松本にはアルプスだけじゃなく、ピレネーに似た谷まであったとは。
さすが日本が誇る山岳県、飛田さんのちょっと得意気な顔が思い浮かびました。

『清水牧場チーズ工房』(長野県/松本市)のプティ・ニュアージュ

●お取り寄せデータ

住所:長野県松本市奈川51

電話:0263-79-2800

FAX:0263-79-2801

営業時間:10:00~16:00 火、年末年始休(12~3月は火・木休)

Webサイト:http://www.avis.ne.jp/~svarasa/

※プティ・ニュアージュ 1個200g前後 650円(賞味期限:約5日間)

●便利な常備菜「きのこのマリネ」
北信濃・中野市のきのこのおいしさを再認識。

「ようやくこれが普通に買えるようになったのね」
そういって飛田さんが冷蔵庫から取りだしたのがアギ茸。
2年ほど前、長野県中野市のきのこ農家を取材したときに
ヨーロッパ系の新種ですよと紹介されたのが、アギ茸だったとか。
しゃくしゃくした歯触りと風味の良さにぞっこん惚れこみましたが
それ以降、何度取り寄せようと思っても在庫切れ。
「長野にはこんなおいしいきのこがあるって、みんなに自慢していたのに」
そのアギ茸が手に入らなくて、あるある詐欺のようになっていたそうです。
ちょっと贅沢ですが、きょう使うきのこを中野市から取り寄せたのは
アギ茸入りのきのこセットをJAが販売していると知ったから。
長野県北部に位置する中野市は、えのき茸の生産量日本一。
ゆるキャラ「えのたん」までいる「きのこ王国」として知られています。

きょうの常備菜は、きのこをザクザク大きめに切って炒めるだけ。
ポイントは味のアクセントにオリーブの実を入れることと
あえて塩・胡椒だけのシンプルな味付けにしておくこと。
その方が食べるときにビネガーをかけるなど、好みのアレンジが効くのです。
もちろんきのこは普通に手に入るもので大丈夫。
ただ「新しくておいしい食材に出合うと燃える」という飛田さんのように
見かけないきのこがあったら、とりあえず買って使ってみるのもいいのかも。
ちなみに飛田さんのご両親は、秋になると必ず山へきのこ狩りに行くとか。
どうしてそこまでして、と飛田さん自身は思っていたそうですが
年を取るほどに、なぜかその気持ちがよくわかるようになったそうです。

きのこのマリネ(常備菜)

●つくりかた

オリーブの実を薄切りにする。

きのこ各種を食べやすい大きさに切る。

包丁でつぶしたニンニクをオリーブオイルで炒める。

ニンニクの香りが出たら1、2を加えて炒め、塩、胡椒で味をととのえる。

食べる直前にイタリアンパセリのみじん切りをかける。

※きのこは食感を楽しみたいので大きめに切り、炒め過ぎは厳禁。
イタリアンパセリがなければ、シソや万能ネギなどで代用。

●飛田さんのお気に入りきのこ

JA中野市農産物産館 オランチェ(長野県/中野市)※たっぷりきのこ満足セット2000円(アギ茸入り) 詳細

●簡単おつまみ「まぐろの漬け焼き」
三崎のまぐろを香ばしい漬け焼きに。

「漬け焼き」と聞いていたのに、登場したのは真っ黒な物体。
でもこの「真っ黒」なものの正体は岩海苔。
漬けにしたまぐろを煎り胡麻と岩海苔をまぶして焼き上げただけなのに
この衣がもうなんともいえないほど香ばしい!
ちょっとしたひと手間でおいしさがグンとアップするのだから
これはもう真似するしかないですよね。
まぐろといえば、飛田さんの住む三浦半島の先端にある三崎漁港が有名だけど
最近は地元でも「三崎のまぐろ」を手に入れるのは難しいとか。
きょうは港の市場まで行って買ってきたものを使いましたが
普段使いなら安く手に入るもので十分。
刺身の残りを漬けにしてもいいので、ぜひサクで買ってくださいね。
簡単なのにちょっとオツなおつまみは、ご飯のおかずにもぴったりですよ。

まぐろの漬け焼き

●つくりかた

まぐろのサクを日本酒と醤油半々のタレに漬ける。

岩海苔を細かくちぎり、煎り胡麻と一緒にトレーに入れる。

1時間ほど漬けた1を2のトレーに入れてまぶす。

3の衣をはがさないよう油を入れたフライパンでじっくり焼く。

4がさめたら食べやすい大きさに切る。

※岩海苔がなければ普通の海苔でもOK。

●きょうの和酒 松竹梅 白壁蔵 「澪」(みお)スパークリング清酒
軽やかな泡が楽しい時間を演出します。

「澪」は宝酒造の白壁蔵で生まれた新感覚のスパークリング清酒です。
「和酒」のなかでも歴史の長い日本酒に新しい流れを作りたいと
「浅瀬の水の流れ」や「船の通った泡の跡」という意味を持つ名前を付けたとか。
米と米麹でちゃんと造られた日本酒をより飲みやすく気軽に楽しんでほしい。
そんな思いで開発に6年の時間をかけ、アルコール分は5%と控えめながら
お米本来のほのかな甘みとほどよい酸味が楽しめるよう工夫されているそうです。
もちろん糖類や酸味料は使っていません。
この「澪」が発売されたのは2年前の6月から。
販売ルート限定の商品でしたが、女性を中心にしたファンの方々の声に応え
9月17日からスーパーやコンビニで発売することになりました。
乾杯の時の食前酒、スイーツやフルーツと合わせた食後酒にぴったり。
どんなおつまみにも合わせやすいので食中酒にもいいですよ。
飲むシチュエーションを選ばないので、冷蔵庫に常備しておけばなにかと便利。
またイエノミパーティの手みやげにも最適です。
美しいブルーのボトルで楽しい時間を華やかに彩ってくださいね。

松竹梅白壁蔵「澪」(みお)スパークリング清酒 150ml 300ml 750ml

○問合せ先/宝酒造株式会社

お客様相談室

TEL 075-241-5111(平日9:00~17:00)

http://shirakabegura-mio.jp/

ジュエリーのようにきらめく 山形のサクランボ 「プチジェリチェリー」

今日のおやつは、日本が誇るさくらんぼの名生産地、
山形県寒河江市のサエグサファクトリーさんが
作っている「プチジェリチェリー」。
まるで宝石のようにきらめく、
見て楽しく食べておいしいお菓子です。

作り方は、一粒ずつ手作業で種を取り、
ゆっくり蜜煮してからゼリーでくるみ、凍らせます。
自然解凍で食べごろを待つあいだには、半透明から透明に変化する
ゼリーの色の移り変わりを楽しむことができます。

オススメの食べ方は半解凍で、シャリっとした食感と
プルプルとしたゼリーのハーモニーが味わえるとのこと。

私は気がついたら完全に解凍されてしまっていたので
完全解凍で食べたのですが、すごくジューシーなのにびっくり。
サクランボの香り高く、さらにフルフルとした食感も楽しめました。

「プチジェリチェリー」は、山形県のフルーツの
美味しさを一年中味わってもらうために、メーカーと
地元果樹農家の協力により誕生しましたお菓子。
通信販売では3ヶ月待ちですが、
山形のアンテナショップでは販売されていることも多いようです。

プチジェリチェリー

新潟県上越市で四百年の歴史! 参勤交代のおみやげだった「翁飴」

今日のおやつは、新潟県上越市の
大杉屋惣兵衛さんが作っている「翁飴」。
なんと四百年もの歴史を持つおやつです。

まさに日本の美を体現するような歴史を
感じさせるパッケージの中に、
ゼリーのような柔らかいお菓子が入っています。
砂糖を使わない自然で上品な甘みと、
あっさりとしたお味が好評なんです。
独特な食感なので、グミがお好きな方にはたまらないかも。

始まりは、大杉屋惣兵衛さんの初代が
粟から水飴をつくり始めたこと。
改良と工夫を重ねてもち米と麦から淡黄透明な水飴
を作ることに成功。さらに寒天で四角に固めて売り出しました。

これが参勤交代の諸大名や旅人の間で受け、
「越後追分の大あめや」の名でその評判が
江戸にまで伝わり、参勤交代の際にはお土産にされました。

現在では翁飴はいろいろなお店で作られていますが、
この大杉屋惣兵衛さんが元祖なのだそうです。
この他にも、ブルーベリーの果汁入りなどもあります。
新潟を訪れたらぜひお試しください。

大杉屋惣兵衛

今日のグルメ:遂に登場! 愛知県岡崎市のかなりリアルな 「オカザえもん寿司」

あいちトリエンナーレ2013で盛り上がる愛知県岡崎市。
今日も「岡崎アート広報大臣」のオカザえもんは
西に東に飛び回って岡崎市の広報に励んでいます。

今日のおやつは、そんなオカザえもんをかたちどったお寿司!
岡崎市の和食屋さん「味波 岩津店」でテスト販売されるそうです。
すし飯の量、具の配置がとても難しい太巻ですが、
かなりオカザえもんに近いですね!

見て楽しく食べておいしい
グラフィカルな太巻きが最近とっても気になります。
先日コロカルでご紹介した千葉の太巻きもぜひ合わせてご覧ください。

今日のグルメ: 佐賀県「天吹酒造」の 花酵母を使ったあでやかな日本酒

今日のおやつ……といいますか、
休日のおともに、佐賀県の「天吹酒造」のお酒をご紹介。
左からさわやかでしゅわしゅわな「純米吟醸すぱーくりんぐ」、
いちご酵母を使った「天吹 純米吟醸 いちご酵母 生」、
ナデシコの花酵母を使った「純米吟醸 雄町」、
ドライでクールな辛口の「うるとらDRY」、
そしてシシリー島のブラッドオレンジを使った
オレンジのリキュール「ブラッドオレンジ 天吹」です。

天吹酒造は元禄年間に創業し、300年の歴史をもつ酒蔵ですが、
新しい感覚をもった蔵人たちによって、新しいお酒が日々研究され作られています。
彼らの特徴は、花から分離した菌株を使った花酵母を用いて
日本酒を作っていること。アベリア、いちご、月下美人、コスモス
シャクナゲ、ツルバラ、ナデシコなど様々な花酵母が使われているのです。
佐賀平野の米とお花の酵母の出会いが、おいしいお酒を生み出しました。

天吹酒造

クマが出たぞ―!札幌・美好屋の リアルにかわいい 「クマの形をした最中」

今日のおやつは、北海道銘菓。
かわいらしいクマさんをかたちどった
そのまんまの名前もおかしい「クマの形をした最中」をご紹介!
クマのなかにはぎっしりとあんこが詰まっています。

この最中を作っているのは、北海道札幌市にある、
創業昭和39年のお菓子屋さん「美好屋」さん。
クマ型の最中は、もともと20年以上前「コロちゃん最中」の名称で
販売していたのですが、15年前に廃番になってしまいました。
それを聞きつけた若いスタッフが復活を希望し、
最中の焼き型を小樽のメーカーの倉庫から発掘してもらって
見事に復活を遂げたというドラマが秘められています。

あまりにかわいいので、どこから食べようか躊躇してしまいました
(結局腰のほうからかじりつきました)。
通信販売では、クマちゃんの皮とあんこ(クマのごはん)が
別々に入っているので、パリパリの最中が楽しめますよ。

北海道 クマの形をした最中セット

山陰銘菓。ほっかむりをかぶった ひょっとこの 「どじょう掬いまんじゅう」

今日のおやつは、島根では有名だけどその他では
ほとんど知られていない、昔ながらのカワイイお菓子
「どじょう掬いまんじゅう」。
山陰の定番お土産なのだそうです。
ほっかむりの部分は紙で、外してあげてお顔を頂きます。

日本三大民謠のひとつ「安来節」に合わせて踊る「どじょう掬い踊り」
に使うひょっとこの面をモチーフにしたキュートなデザイン。
1967年から作られているのですが、いまもその可愛らしさを失いません。

バター風味で甘みをおさえた白あんが薄皮で包まれていて、
お味もとってもいいんですよ。ちょっと菅原そうたさんデザインの
b-dashのキャラ「トニオちゃん」に似ているような。

「どじょう掬いまんじゅう」を作っているのは、
創業1686年(貞享3年)という老舗の中浦本舗。
白あんのほかにも、チョコあん、イチゴあん、抹茶あんなどのお味があります。

中浦本舗

写真:hocoronさん

福岡の「やまや」が 日本パッケージデザイン大賞。 創業者を描く「北海道産原料 きらり辛子明太子」

ただいま、松屋銀座7階・デザインギャラリー1953において、
「日本パッケージデザイン大賞2013」展が開催されています。
これは、日本パッケージデザイン協会が主催する
同名コンペティションの受賞作品展。
日本のうつくしいパッケージ・デザインが多数紹介されています。

今年、約1,160点の作品から大賞に選ばれたのは、
福岡県のメーカー「やまやコミュニケーションズ」の
「北海道産原料 きらり辛子明太子」。
北海道噴火湾で穫れた希少なスケトウダラの卵を使用した
高級明太子とたらこのセットです。

デザインを手がけたのは広告プロダクションのサン・アド。
「やまや」の創業者である山本夫妻のイメージを、
北海道札幌市出身の挿絵画家・装丁家、蓬⽥やすひろさんが
繊細に描きあげました。

これをさらに木箱で包み、
落ち着いた色調のリボンと社名ロゴシールで封をしてます。
これらによって、新鮮さと、製品にかける製造者の思いを表現しているのだそうです。
もらった人もうれしくなるような、品のある美しいパッケージですね。
受賞展は9月9日まで行われています。

北海道産原料 きらり辛子明太子

第697回デザインギャラリー1953企画展 「日本パッケージデザイン大賞2013」展

やまや クリエイティブスタッフ

クリエイティブディレクター/アートディレクター:大森清史

アートディレクター:島田陽介、徳田祐子、小林昇太

コピーライター:内藤零、公庄仁

営業プロデューサー:坂東美和子、橋本祐樹

Webディレクター:櫻井亮太郎

フォトグラファー:上原勇

書体デザイン:伊比由理恵

今日のおやつ: 鳴き出しそう!なヒヨコケーキ 小田原の名店 「パティスリープティタプティ」

今日のおやつは、神奈川県小田原市のお菓子屋さん
「パティスリープティタプティ」の名物ケーキ、「ひよこのマーチ」。

名古屋のぴよりんのライバル的存在でしょうか。
ひよこのフォルムが可愛らしい、こどもに大人気のケーキです。
季節によりデコレーションを変えていて、
ヒヨコちゃんの頭には神奈川県で開発した
黄色いオレンジ「湘南ゴールド」が乗っかっていることもあります。

うーん、ひたすらかわいいですね。
ちなみに体の中身はレアチーズケーキ。
プチシューの頭をあしらい、フランボワーズソースも入ってます。

パティスリープティタプティさんでは、この他にも
看板キャラクター「プティタ」のタルトなど、
カワイイお菓子がラインナップしています。

パティスリープティタプティ

「あまちゃん」で食べていた 腹持ち抜群のお菓子「ゆべし」

岩手県の久慈市と東京を舞台にした朝ドラ「あまちゃん」が
9月になると共に、ついに最終章に突入しました。
震災から2年半、さまざまな想いがよぎります。

今日のおやつは、本日の回で登場した「ゆべし」。
以前から「あまちゃん」に登場し、観光協会などでも食べられていたもの。
本日は北三陸鉄道で、鈴木のばっぱがお腹がすいた子どもにあげていました。

「ゆべし」は日本全国で作られているお菓子ですが、
それぞれの地域によって製法がまったく違います。
とくに東北地方で盛んに作られており、
宮城と岩手ではもち米を使った醤油、胡麻ベースの生地に
くるみなどを練り込んだ、モチモチとした食感のものが主流です。
岩手では味噌味のものもありますね。

岩ではなくゆべしです

今日の放送では、袋づめされた正方形のゆべしが使われて
いましたが、ゆべしはものすごーく腹持ちがいいので、
お腹をすかせた子どもたちも満足してくれたのではないでしょうか。
最終回まで一ヶ月足らず、
明日からのあまちゃんも見守りたいと思います。

千葉・やん米

やん米、くいくい。

前回、千葉は南房総にて、[ff_textlink_by_slug slug="tpc-foo-tasty-004"]「太巻き寿司」と「鯵料理」[/ff_textlink_by_slug]を教えて頂きました。
引き続き、まだまだお邪魔しております、真夏の千葉、古民家「ろくすけ」に。
初めて知ったのですが、古民家ってとっても涼しいんですね。
開けっ放しにした縁側から、すーーーっと風が抜けていく。
あんまり気持ちがよくて、畳の上に大の字になって寝そべりたくなる。
そんな気持ちをこらえて、今回は伝統料理「やん米(ごめ)」について伺いました。

初めて耳にする、という方もいらっしゃると思うのですが、私もそのひとりで。
実際目にするまでは、どんな様子のものかまったく想像がつきませんでした。
事前に下調べをと思い、ネットで「やん米」とか「やん米 千葉」と検索してみましたが、
「米やん」という愛称で親しまれた評論家、などがヒットし、実態にたどり着けず。
ならば、しつこく調べるのはやめにして、ここは丸腰でいこう! と当日を迎えました。

そうして、ちゃぶ台の上にある「やん米」らしきものと対面を果たしたわけですが、
これが「やん米」なのか? と判断がつかず。
不思議な、いや、不思議といっては失礼ですが、
完成形なのか? まだ途中の段階なのか?
見た目はパラッと乾燥気味のお赤飯。
ぼたもちとかお饅頭の形状を想像していたので、それとはかなりかけ離れている。
そしてその量がすごい。
これ、何人前!!! という超ド迫力。

「やん米」「やき米」「やーごめ」「えいごめ」など、
地域によってその呼び方もさまざま。
お盆のみならず、田植えどきの晴れの日や、豊作祈願の縁起物としての役割など、
昔から行事食や晴れ食として地域に根づいている。

やん米を作ってくださった鈴木俊子さんに伺ってみた。

テツ「これが、例のその、やん米ですか?」

鈴木「そうですそうです、時間がかかるので作っておきました。
うまくいったかどうか、お口に合うかどうか」

照れくさそうに微笑む鈴木さん。

鈴木「まずは食べてみたら? どうぞどうぞ」

ありがとうございます! 
いっただっきまーす!

「さぁ、召し上がれ~」

栃木の炭から富山の白エビまで、 日本じゅうのアイスが食べられる 「ご当地アイスパーラー」

残暑が……残暑がすごいことになっていますね。
もう冷たいものについてしか書きたくない……。

ということで連日アイスの話題をお届けさせて頂くことをお許しください。
本日ご紹介するのは東京都・池袋のテーマパーク「ナンジャタウン」
の「ご当地アイスパーラー」です。

この「ご当地アイスパーラー」は、今年の7月11日に登場したお店。
全国のご当地アイスを選んで食べられるのですが、
そのシステムがなかなかユニークです。

用意されている全国のご当地アイスは約50種類。
青森県弘前市の「青森りんごシャーベット」などスタンダートなものから、
宮城県石巻市の「みそラーメンアイス」や、富山県氷見市の「しろえびジェラート」
といった変わり種まで幅広くラインナップ。
ここから、好きなアイスを6つ選んでちょこっとずつ食べ比べできるのです。

ちなみに私が食べたのはこちら。

富山県の「チューリップジェラート」(バラのような華やかなお味)

宮崎県の「日向夏アイス」(日向夏のちょっとほろ苦い爽やかなお味)

北海道の「ハスカップショコラ」(ハスカップとショコラの大人な組み合わせ)

福井県の「精進アイス白ごま」(福井県産大豆と白胡麻の100%植物性アイス)

栃木県の「蔵の街名物炭アイス」(炭の味とは大胆! クリーミーでおいしいです)

北海道の「ふらのラベンダーアイス」(洗練された味わいで文句なしにおいしいです)

ここでお試しして、大きいサイズをお取り寄せするのもいいですね。

食べ比べプレートは選んだアイスによっても値段が変わりますが、
6種類360円から。全国各地で趣向を凝らしたご当地アイスを食べ比べると、
ちょっとしたおでかけ気分を味わえます。

ご当地アイスパーラー

倉敷味工房と平翠軒

添加物を使わない、誠実なソースだれの商品づくり。

岡山県倉敷市。風情あるまち並みが残る美観地区を通り抜け、
歩いて15分ほどのところにある、倉敷鉱泉。
昔ながらのラムネを製造してきた創業103年の老舗だ。
なまこ壁が凛々しい蔵を改装したという工場の事務所には、
グリーンのラムネ瓶がたくさん並んでいた。
その隣にあったのは、数種類の調味料の瓶。
ポン酢やウスターソース、デミグラスソースなど商品が並ぶ。
実は、こちらの会社のもうひとつの顔が、
こだわりのソースやたれをつくる倉敷味工房という調味料メーカー。
数年前に爆発的ヒットとなった「塩ぽんず(630円)」の生みの親だ。
高知産のゆずと塩がベースのシンプルな味わいに今もリピーターは絶えない。

いつ見ても、懐かしい気持ちになるラムネ瓶。

塩の次は味噌というラーメンの発想で生まれた「味噌ぽんず(735円)」。地元ファンも多いという岡山県の「まるみ麹」の無添加の味噌を使った風味豊かな1本。

倉敷の美観地区に店を構える、食のセレクトショップ・平翠軒でも
倉敷味工房の商品を複数取り扱っている。
平翠軒は、全国から取り寄せたおいしいもの、ストーリー深い食品を扱う名店。
ちなみに、店主の森田昭一郎さん(メイン写真左端)は、
この倉敷味工房がこだわりのソースやたれをつくることになったきっかけの人。
「おいしい焼き肉のたれがほしいと言われたんですよ」
と言う倉敷味工房の石原信義さんに対して、
「うまい焼き肉を食べるには、うまいタレが必要です。
平翠軒で扱いたいと思っても、なかなかこれっ! というものが無かったんです」
と森田さん。ふたりは、同じ大学の先輩と後輩。
商品の相談は、いつも共通の趣味である海釣りへ向かう車中だったという。
「あーでもない、こーでもないと話していましたね」(信義さん)
「でもそんなときこそポッとヒントが浮かぶんだよ」(森田さん)

「いくら売れた商品があってもね、同じものをつくり続けるだけじゃなく、新しい商品を開発していくのは面白いですね」と倉敷味工房の石原信義さん。

もともと信義さんは、ジュースを瓶詰めする設備を生かして、
業務用のソースをつくったりしていたが、
「たいていのメーカーは、○○エキスっていうのを入れるんです。
成分表示にもよく書いてありますが、それが一体何かわからないですよね。
自分がつくるものは、ちゃんと説明できるものをつくりたかった」
そこで最初につくったのが、ウスターソースそして、焼肉のたれ。
それが売れたので、
ドレッシング、デミグラスソースなどをつくり始めたのだという。

料理人ではないから、商品開発は、いたってシンプル。
試作は家庭のお母さんがするのと同じように料理本を見ながら。
実際の商品でも大型の釜で1度に大量につくると、
味に深みがなくなってしまうから小さい72Lサイズの釜で、複数回くりかえす。
大量の野菜を刻み、手間を惜しまず、手順に忠実に手づくりする。
ときにはフライパンでつくることもあるという。

事務所の本棚には、家庭にありそうな料理本が並ぶ。

「例えば、ウスターソースの場合、新鮮な野菜に徹底してこだわります。
仕入れは、近くの市場でそのとき一番おいしいものを選ぶ。
その何十キロという量の野菜をひたすら刻み、
その野菜の煮汁に、香辛料を入れて炊く。
材料は野菜と香辛料の他にはくだもの、
砂糖、塩、酢、それに、色付けのためのカラメルだけです。
野菜本来のうまみをきちんと出せれば、旨味エキスはなくても大丈夫なんです」
と、息子の信太郎さんがつくり方を説明してくれた。
しかし、そのためには、手間と時間がかかる。
寝かせる期間も含め、
2週間くらいかけて倉敷味工房のウスターソースはでき上がるという。

「それがうまいんです。おれはあんたのところのウスターしか使わんからね。
ありとあらゆるウスターソースを使っても、結局これに戻ってくるんだよ」
と森田さんが話すように、倉敷味工房の調味料は、リピーターが多い。
毎日食べたい家庭料理のようなやさしい味わいがそうさせるのかもしれない。

冷蔵庫から出てきたのは、高知から直接取り寄せているという大きな生姜。

主な材料は トマト、りんご、玉ねぎ、人参、セロリ、にんにく、生姜。味付けには化学調味料、天然調味料、各種エキス類を一切使用していないウスターソース本来の豊かな味わいの「美和 ウスターソース(420円)」。

どれだけ商品が爆発的に売れようとも、素材を厳選し、
数を限定し、手づくりにこだわってきた信義さんと信太郎さん。
「原材料の仕入れを増やせられなかったということがひとつあげられるんです。
果樹であるゆず等は、年に一度の収穫ですから
年間のうちの仕入れる量を取り決めているんです。
特に塩ぽんずは、『高知のゆず』とラベルに産地を書いてしまいましたから、
足りないからといって他の産地のものを混ぜるようなインチキはしたくなかったですね。

それに、たくさんつくって、その販売経路を考えていくよりは、
うちの商品を好きなお客さんに届ける回数を増やしていくほうが、
全体的にはプラスになるんだろうなって思うんです。
たくさんつくってたくさん売ることを目的とするのではなく、
本当によいものだけをつくりながら、細々と続けていくほうが、
自分たちには合っているんですね」(信太郎さん)

信太郎さんが着ているTシャツは、倉敷鉱泉ラムネ製造100周年記念でつくったマチスタの赤星さんがプロデュースしたもの!

とくに倉敷鉱泉は、従業員の半分が家族。
家業にとっては、「続ける」ことのほうが大切なときがある。
「だから、今後の目標はと聞かれれば、
家族、社員みんなが健康であることですね」と信太郎さんは微笑む。
「それが、家業と企業の違いかもしれませんね」と森田さんも言葉を続けた。
森田さんもまた、平翠軒という店を切り盛りする一方で、
代々続く、森田酒造3代目という家業を担う立場のひとりでもあるのだ。

地元に根付いてきた家業を担うからこそ、理解できる関係。
そしてそれに甘えることなく、ふたりが目指したのは、「誠実なものづくり」。
いま、その思いは息子の信太郎さんにも受け継がれている。
倉敷という土地で、ゆるやかに、そして誠実に、
これからも倉敷味工房は続いていくのだろう。

倉敷味工房の作業の様子。

自家菜園をはじめた信義さんが、自分でつくった野菜をもっとおいしく食べたいとつくったという「味噌炒めの素(525円)」と、試食した人たちから絶大な人気を博した「炒飯の素(525円)」は最近の新商品。

information


map

倉敷味工房/倉敷鉱泉株式会社

住所 岡山県倉敷市美和2-7-17
電話 0120-21-6020
http://www.kurashikikousen.com

>>この記事に登場した「平翠軒」にもコロカルは訪ねました!
その様子は別冊コロカルでくわしくどうぞ!

今日のおやつ: 農園の採れたてブルーベリーで作る 千歳の行列ジェラテリア 「ミルティーロ」

一瞬、秋を感じさせる涼しさが訪れ、
「夏よまだ行かないで!」と思った方が多かったのか、
またまた強烈な暑さが帰って来ましたね。

そこで今日のおやつは北海道から。
北海道の空の玄関「新千歳空港」からほど近い、
千歳市の本格派ジェラテリア「ミルティーロ」のジェラートです。

今年の4月にオープンしたばかりですが、既に行列が出来る有名店。
口に入れた時、素材の味が口いっぱいに広がるフレッシュな味わいで大人気なんです。
こちらのフレーバーは、目の前の畑で取れた有機栽培の
ブルーベリーと北海道ミルク、そしてアーモンド。

聞きなれない「ミルティーロ」という店名は、
イタリア語でブルーベリーのことを表します。

オーナーの加藤寛志さんは、もともとブルーベリーを育てる
観光農園「ベリーファーム」を経営していました。
何年もかけて、独学でブルーベリーを育てることに成功した
加藤さんは、ブルーベリーをもっとたくさんの人に食べて欲しいという
思いから、ミルティーロを開業。イタリアの各都市のジェラートを食べ歩き、
ジェラートの専門学校で学んで本場と遜色ないジェラートを作っているのだそうです。

お店のオープンデッキや広場にて、ブルーベリー畑を眺めながら
ジェラートを頂く時間は至福のひとときでしょうね。
通信販売も準備中のようなので、楽しみに待っています。

ミルティーロ

写真:@mariroomさん

今日のおやつ: 宮城の酒蔵の糀の恵みたっぷり。 「一ノ蔵あま酒」 「SAKEアイスクリーム」

今日のおやつは、 宮城県大崎市松山にある
「酒ミュージアム 一ノ蔵」「松山華の蔵」で購入した
「一ノ蔵 あま酒」と、「SAKEアイスクリーム」。

どちらもノンアルコールで、
日本酒の製造の工程でつかわれる米糀を
ふんだんに使った自然の恵みあふれるおやつです。
「一ノ蔵 あま酒」は、糖類も食塩も保存料も使わず、
米糀100%で作られた滋養豊富なもの。あっさりとした甘みで、
ふつうの甘酒が苦手な方でもきっと好きになれる現代的なお味です。
冷凍庫に入れるとシャーベットにもなりますし、
いろいろなお料理に使って頂くこともできます。

そしてSAKEアイスクリームは、ここでしか売られていない限定品。
一ノ蔵のにごり酒を使用し、糀の甘みがほんのりと香ってくる、
お酒のソルベのような軽い味わい。限定品なのがちょっと残念です。
「一ノ蔵 あま酒」は通信販売で購入できますので、ご興味のある方はゼヒ。

一ノ蔵 あま酒

今日のおやつ: おせんべいがお魚のカンヴァスに。 香川・高松の象屋元蔵 「おととせんべい」

今日のおやつは、薄いおせんべいに、
タコ、エビ、タイ、ベラ、など
さまざまなお魚が乗っけられている、まるで瀬戸内の
お魚のスクラップブックのような「おととせんべい 」。
香川県高松市の象屋元蔵(きさやもとぞう)さんで
大正時代から作られているおやつです。

おととせんべいは、昔ながらの製法を今でも守っています。
お魚は3枚に下ろして、タコは足が上を向くように
して(この技は特許だったそう)、1日から2日乾燥へ。

充分乾燥したら、生地に魚をのせて形を整え、
青草を入れて1枚1枚プレスしてまっ平らに。
その後は七輪で炙って香ばしさを加え、最後に
丸いかたちになるようにハサミで調整。

手間暇のかかった昔ながらのかわいいおせんべい、
ぜひ一度味わってみてください。

象屋元蔵

今日のおやつ: とろとろの胡麻蜜がお口で弾ける! あのマンガにも登場した 岩手の「ごま摺り団子」

今日のおやつは、岩手県一関市の老舗菓子店、
松栄堂が誇る銘菓「ごま摺り団子」。
もちもちとした食感のお団子の中に、
胡麻蜜がギュッと詰め込まれていて、
一口食べると香ばしい胡麻蜜が口のなかで弾けるおやつです。

岩手県や宮城県では店頭で販売されているほか、
全国にも根強いファンを持つヒット商品です。
仙台出身の漫画家・荒木飛呂彦氏のマンガ「ジョジョリオン」にも
登場し話題になりました。

ごま摺り団子は、もともと松栄堂(創業明治36年!)が
100年前から作っていた、梅餡を求肥で包み、さらに青紫蘇の葉で
包んだお菓子「田むらの梅」を現代風にアレンジしたもの。
松栄堂がある岩手県南地域は、豊かな稲作地帯を誇る旧伊達藩地方。
このあたりには米を中心とした食べ物が多く
「もち文化圏」と呼ばれるほど、もち料理が盛んなのです。

現在は、ごまのほかに抹茶クリーム団子、
みたらし団子、ずんだ団子もラインナップ。
いろいろなテイストでブチュッと弾ける味のハーモニーをお楽しみください。

ごま摺り団子