新ブランド〈或(アル)〉誕生。 製作過程のアルミパーツが そのままプロダクトに変身!

東京都練馬区で創業70年以上の老舗アルミメーカー〈アカオアルミ〉と、
クリエイティブエージェンシー〈博報堂ケトル〉がコラボ。
溶接前のやかんのそそぎ口を一輪挿しにしたり、
キッチン空調の組み込む前のパーツを茶匙にしたプロダクトを販売する
新ブランド〈或(アル)〉が立ち上がりました!

「或」ICHIRINZASHI

ICHIRINZASHI 6000円(税別)

「或」KAKI

KAKI 12000円(税別)

「或」SAJI

BON 3600円、SAJI 3000円(税別)

「或」MARU-KAKI

MARU-KAKI 3500円(税別)

よく飲食店で使われている空調のパーツ、
穴あけや加工前の無垢の造形が花瓶に。
空調のフタが茶匙に。やかんの注ぎ口は一輪挿しになっています。

ローカルの中小企業の職人のクラフトマン魂が、
日常使いできるプロダクトになったこのプロジェクト。
「博報堂ケトルのロゴデザインがアカオアルミさんのやかんのシルエットを使っている」
ということがきっかけで始まりました。

一からデザインするのではなく、
やかんなどのパーツを製品化するという試みが斬新! 
アカオアルミのアルミは練馬区の成増で精製されており、
或は東京産のアルミを栃木の工場で職人の手によって
ひとつひとつ加工されているそうです。

モリサワ×竹野染工がコラボ! 日本のフォントの 美しさを手ぬぐいに。 〈MORISAWA TYPE PRODUCT〉

2018年9月、大阪に拠点を置くフォントメーカー〈モリサワ〉から、
〈MORISAWA TYPE PRODUCT〉のオリジナルグッズ第2弾が発売されました。

MORISAWA TYPE PRODUCTは、モリサワの書体と
日本のものづくり企業がコラボレーションし、
オリジナルグッズを制作するプロジェクト。

日本のデザインや品質、機能性を世界に発信していくことを目指して、
第1弾ではフォントのお香〈hibi×モリサワ 書体で感じる日々の香り。〉を発表しました。

第2弾は手ぬぐい〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉と、
世界的タイプデザイナー、サイラス・ハイスミスとのコ
ラボレーションによる〈ABC UCHIWA ボックス〉。

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉新ゴ[夏]1,620円(税込)

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉新ゴ[夏]1,620円(税込)

手ぬぐいをランチョンマット的に使用

いずれも色鮮やかでフォント好きの
心をくすぐる仕上がりとなっています。

今回モリサワとコラボした竹野染工は
昭和36年の創業以来、江戸時代から和晒(さらし)産業が盛んな大阪・堺市を拠点に、
ロール捺染(※1)という全国で唯一の手ぬぐいの両面染色技術を用いて
手ぬぐいや浴衣、布おむつを生産してきました。

手ぬぐいを風呂敷のように使った様子

竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐいは、
ロール捺染の技術を用いて実現した、表と裏で色が違う不思議な手ぬぐい。
日本の四季をモチーフとした書体を和の色彩で表現しています。

この通り、表と裏で色もデザイン違うんです。

この通り、表と裏で色もデザイン違うんです。

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉A1明朝[春]

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉A1明朝[春]。モリサワの書体「A1 明朝」が持つ、美しいカーブとエレメントが際立つデザインを春の色で染色。1,620円(税込)

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉タカハンド[冬]

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉タカハンド[冬]。モリサワの書体「タカハンド」が持つほのぼのとしたあたたかさ、親しみやすさをモダンな冬の色で染めました。1,620 円(税込)

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉光朝[秋]。モリサワの書体「光朝」が持つ堂々とした品格と繊細な美しさを兼ね備えた造形をあたたかな秋の色で染めたもの。1,620円(税込)

〈竹野染工×モリサワ 四季が染まった書体手ぬぐい〉光朝[秋]。モリサワの書体「光朝」が持つ堂々とした品格と繊細な美しさを兼ね備えた造形をあたたかな秋の色で染めたもの。1,620円(税込)

※1 捺染(なっせん):染色法のひとつ。染料を糊(のり)にまぜ、布に直接すりつけて染めること。特に型紙を用いて模様を染めつけること。

〈尾道デニムキャラバン@飛騨〉 ユーズドデニム好き大歓喜、 あなただけのオンリーワンに出会おう!

全国のユーズドデニムファン待望のイベント〈尾道デニムキャラバン〉が
岐阜県飛騨市古川町の〈円光寺〉で開催されます。

このキャラバンのもととなっている〈尾道デニムプロジェクト〉は、広島県尾道市が舞台。
「地元・備後地方で作られるデニムを漁師や柑橘農家、大工、住職など尾道のワーカーが
1年間ワークパンツとして穿きこむことで、
通常の加工では表現できない“リアルユーズドデニム”を創作する」
とてもユニークな取り組みです。

仕事や日々の生活の中で刻まれたシワや自然な色落ちなどの個性があふれる。

仕事や日々の生活の中で刻まれたシワや自然な色落ちなどの個性があふれる。

こちらのデニム、当初は1点1点の風合いの違いや
そこに刻まれたストーリーを熟知しているスタッフとお客さまの接点を重視し、
尾道のショップのみで販売を行っていました。
しかし、より多くの方に尾道デニムの魅力を届けるため〈尾道デニムキャラバン〉と題して、
東京、大阪、名古屋をはじめ、熊本、鎌倉、香川県小豆島など、
これまで全国各地で開催し地域の方々と交流してきました。

尾道デニムはすべてが一点物。こちらは飛騨キャラバンのきっかけをつくった高原直也さんのデニム。

尾道デニムはすべてが一点物。こちらは飛騨キャラバンのきっかけをつくった高原直也さんのデニム。

東京で開催された際の〈尾道デニムキャラバン〉。

東京で開催された際の〈尾道デニムキャラバン〉。

〈こもガク×大日本市菰野博覧会〉 三重県菰野町と中川政七商店がおくる “工芸、温泉、こもの旅”

2018年10月12日(金)〜14日(日)、三重県三重郡菰野町(こものちょう)にて
〈こもガク×大日本市菰野博覧会〉が開催されます。

これは菰野町のイベント〈こもガク〉と
「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げ、
工芸業界初のSPA業態を確立する〈中川政七商店〉主催の
〈大日本市博覧会〉の協業により開催される、初めての試み。

名古屋から1時間でいける工芸と温泉のまち、菰野町のあちこちで
工場見学や温泉、里山を体験できます。

工芸に欠かせない道具たち

三重県三重郡菰野町の風景

トークイベント〈工芸産地の未来〉に登壇する〈山口陶器〉の山口典宏さん。

トークイベント〈工芸産地の未来〉に登壇する〈山口陶器〉の山口典宏さん。

菰野町は人口4万人の小さなまち。そこには、300年の歴史をもつ〈萬古焼〉や
今年開湯1300年を迎える〈湯の山温泉〉、名山「御在所岳」など、さまざまな魅力があります。

ところが近年は、
「温泉しかないまち」「出ていった若者が戻らないまち」
といったイメージが先行し、まち本来の魅力が知られる機会が限られていたのだそう。

そこで本イベントでは、まちのみなさんが一致団結して
地元工芸の工場見学やワークショップなどを開催。
温泉街で1泊し、里山体験やまちの人との触れあいなど、
寝ても覚めても菰野町の魅力を体験できる3日間を提供します。

工房/ギャラリー〈而今禾(Jikonka)〉

工房/ギャラリー〈而今禾(Jikonka)〉

〈山口陶器〉

〈山口陶器〉

「中川政七商店」の期間限定ストア〈大日本市菰野博覧会〉

三重県初進出となる「中川政七商店」の期間限定ストア〈大日本市菰野博覧会〉。全国の工芸産地と一緒につくったアイテムや、東海より選りすぐりのメーカーを集めた出店エリアも。

体験の数は、およそ95。
工場が10社、ショップが7店、トークイベントが2件、里山体験2カ所、
「こもガク塾」と呼ばれるワークショップが60件、温泉街が14カ所と、
かなりの充実ぶり。次のページでは、おすすめのイベントをご紹介します。

職人が息づく「現役 産業遺産」 を未来に。大盛り上がりの 〈鉄工島 FES 2018〉開催!

「鉄工島FES 2017 PBC Live」(c) 鈴木雄介

東京ベイゾーン・羽田空港の対岸たった100mにある人工島・京浜島。
ここには、世界的にも貴重な技術をもった鉄工所や職人が集まっています。

この島を舞台にした〈鉄工島 FES 2018〉が今年も開催!
2018年11月4日(日)の昼夜にわたり、音楽とアートの祭典が繰り広げられます。

「鉄工島FES 2017 Art 藤元明」(c) 越間有紀子

「鉄工島FES 2017 Art 藤元明」(c) 越間有紀子

京浜島は、大田区のモノづくりの最前線。
現役で稼働する鉄工所を舞台に、“工場 × アーティスト” をテーマとして、
多種多様なジャンルのライブやアート展示が展開されます。
2016年京浜島に誕生した滞在制作型アートファクトリー〈BUCKLE KÔBÔ〉をハブに、
京浜島内を回遊しながらサーキット形式で楽しめるイベントです。

「鉄工島FES 2017 メインゲート」(c) 鈴木雄介

「鉄工島FES 2017 メインゲート」(c) 鈴木雄介

「鉄工島FES 2017 Art SCENERY_SHUHALLY 松村宗亮」(c) 鈴木雄介

「鉄工島FES 2017 Art SCENERY_SHUHALLY 松村宗亮」(c) 鈴木雄介

ものづくりの未来を鉄工所から考える「ラウンドテーブル」や、
京浜島の職人の表情を映し出す「鉄工島ポートレートセッション」、
「都市防災ブートキャンプ」などのプログラムを実施予定です。

〈工芸都市 高岡の秋。2018〉 開催。100超の会場で高岡の モノづくりと祭りに出会おう!

ものづくりのまち、富山県高岡市にて、
来る2018年9月21日(金)~25日(火)にかけて、
ものづくりのフェスティバル〈工芸都市 高岡の秋。2018〉が開催されます。

「工芸都市」としてのまちの魅力を知ってもらうべく開催されるこのイベント。
中心市街地の約100箇所で展示・販売や、工場23箇所の見学、
約3000点のクラフト作品の展示など、盛大なクラフトのおもてなしを実施!

〈工芸都市 高岡の秋。2018〉

〈工芸都市 高岡の秋。2018〉

市内約100以上の会場にて開催されるイベントのメインとなるのは、
「高岡クラフト市場街」、「銅器団地オープンファクトリー」、
「ミラレ金屋町」、「工芸都市高岡2018クラフト展」の4つ。

「高岡クラフト市場街」は、歴史的な土蔵造りのまち「山町筋」を中心に開催。
地元の食とクラフトのコラボレーションや、職人さんと交流できるカフェや食事会、
鋳物体験・螺鈿体験をはじめ、「観る」「買う」「体験する」「食べる」を
網羅したイベントです。こちらの開催は、9月21日(金)~24日(月・祝)。

鋳造から加工、仕上げまで、各製作現場が特別に一般開放される「銅器団地オープンファクトリー」

銅器団地オープンファクトリー

銅器団地オープンファクトリー

個人的にオススメしたいのは、
数十社のものづくり企業が集まる高岡銅器団地で、鋳造から加工、仕上げまで、
各製作現場が特別に一般開放される「銅器団地オープンファクトリー」。
職人さんによる説明には目からウロコがポロポロ落ちちゃいます!
技術的な見どころだけでなく、各社の個性ある人々にも注目です。
こちらは9月22日(土)10~17時、戸出銅器団地エリアにて。

鋳物師の町・金屋町の魅力を工芸品の展示・販売などを通して体感するイベント「ミラレ金屋町」

ミラレ金屋町

そして「ミラレ金屋町」は、江戸時代の趣を残す風情のある
鋳物師の町・金屋町の魅力を、おもてなし茶会や住民によるガイドツアー、
工芸品の展示・販売などを通して体感するイベント。
石畳の通りを艶やかに彩る着物ファッションショーも実施します。
開催は9月22日(土)~23日(日)、詳細はこちら

〈Creema Craft Caravan in 桐生〉 開催! 群馬ほか全国から 約70名のクリエイターが集結

ハンドメイドマーケットプレイス〈Creema(クリーマ)〉が
全国各地のものづくりに縁のある街を訪れ、
その地の人々とともに市を開く〈Creema Craft Caravan(クリーマクラフトキャラバン)〉。

その第6弾が、群馬県桐生市にて
2018年10月27日(土)・28日(日)の2日間にわたって開催されます!

クリーマクラフトキャラバンの様子

クリーマクラフトキャラバン

クリーマクラフトキャラバンは、2017年9月に福岡県糸島市からスタート。
これまで、福井県鯖江市、広島県尾道市、兵庫県豊岡市、福島県福島市で開催されてきました。

桐生では、器やインテリア雑貨、アクセサリー、フードなど、桐生など群馬県で
活躍しているCreemaクリエイターをはじめ、全国各地から約70名が集合し、
オリジナル作品が並ぶマーケットとワークショップを展開します。
登場するクリエイターはこちら!(一部)

渋川飯塚ファーム

渋川飯塚ファーム

古川真紀子

古川真紀子

KIRYU TENUGUI

KIRYU TENUGUI

odd massimo

odd massimo

工房西岡

工房西岡

群馬県の美味しいフルーツにハーブを組み合わせたジャムをつくる〈渋川飯塚ファーム〉、
桐生市に工房を構える〈古川 真紀子〉、
一枚一枚ていねいに手ぬぐいを染める〈KIRYU TENUGUI〉、
カップとソーサー照明をてがける〈odd massimo〉、
自然をモチーフとした木工品をてがける〈工房西岡〉らが参加します。

〈生涯を添い遂げるマグ〉 一生使えます! 職人さんが手がける 生涯補償つきのマグが誕生

〈生涯を添い遂げるマグ 会津本郷焼〉

手づくりのうつわは、ずっと大事に使いたい ——という方へ。
なんと、万が一破損してしまっても新品と交換して使い続けられる
“生涯補償つき”のマグカップがあるんです。それがこちらの〈生涯を添い遂げるマグ〉。

八戸焼・有田焼・美濃焼

〈生涯を添い遂げるマグ 新庄東山焼〉

〈生涯を添い遂げるマグ 新庄東山焼〉

これは、同じデザインのマグを日本各地の窯元や職人さんとつくるシリーズ。
新庄東山、有田、会津本郷、八戸、美濃、楢岡などのつくり手たちが手がけています。

このシリーズを企画・販売しているのは、
日本の職人さんとともにモダンデザイン製品の
開発を行っている〈ワイヤードビーンズ〉(仙台市青葉区)。
「永く使って欲しい」「職人の手づくりの良さが少しでも暮らしを豊かにすることに
つながれば」という思いから同シリーズを企画しました。
また、生涯補償をつけることによって、
人と道具と職人の長いつながりや職人技の継承、
地場産業の活性化を実現していきたいという思いもあるそう。

マグ6種(新庄東山、有田、会津本郷、八戸、美濃、楢岡)

マグ6種(新庄東山、有田、会津本郷、八戸、美濃、楢岡)

“フン”で“運”がつく!? グッドデザイン賞も受賞した、 うみねこの〈フンてぬぐい〉を 八戸の朝市で発見!

青森県八戸市では、毎週日曜日の早朝から
日本最大級の朝市〈館鼻岸壁朝市〉が開催されています。

そこで見つけたのが、ウミネコのフンの柄のてぬぐい。
うみねこのフンを模様化したアイテムを展開する「Fun Club(フンクラブ)」として、
2013年度のグッドデザイン賞も受賞しています。ノートやステッカーもありますよ。

館鼻岸壁朝市で見つけた「フンてぬぐい」

館鼻岸壁朝市に訪れる地元住民や観光客

地元住民や観光客など、大勢の人が訪れる朝市。

〈館鼻岸壁朝市〉は、全長800mにわたって
300以上の店舗が軒を連ねる八戸名物の朝市。
地元産の魚介類や野菜、生花をはじめ、パンや煮物、ラーメン、カレーまで
なんでも揃う、まさに八戸市の食の宝庫です。

その出店のひとつである、コーヒー専門店
〈朝市珈琲〉で販売しているのが「フンてぬぐい」。

〈朝市珈琲〉の一角を間借り「フンてぬぐい」を販売

〈朝市珈琲〉の一角を間借りして、「フンてぬぐい」を販売しています。地元のお祭りをモチーフにしたてぬぐいも。

うみねこはカモメ科の鳥で、
鳴き声がネコに似ていることが名前の由来といわれています。
八戸市内には、うみねこの繁殖地として知られる蕪島があり、
毎年、春から夏にかけて3万羽以上が飛来。
うみねこの産卵や子育ての様子も間近で見ることができます。

その副産物(?)として、周辺には、うみねこのフンが大量に落ち、
上空から落ちてくるフンをよけるための傘が貸し出されているほどです。
それでもフンが被弾してしまったら、地元の住民は「運がついた」と
ポジティブになぐさめることも……。

そんな、悲喜こもごもが込められたような、
うみねこのフンをモチーフにしたのが「フンてぬぐい」なのです。

てぬぐいにフンが飛び散ったようなフンてぬぐいのデザイン

てぬぐいにフンが飛び散ったようなデザイン。体を拭くのを一瞬、躊躇しそう!?

「so much fun(ファン), so many fun(フン) ! (たくさんのフンで、たくさんのしあわせを)」

こちらを手がけたのは八戸市出身のデザイナー、髙坂 真さん。

エディトリアル、グラフィックのデザインと、編集を手がける髙坂真さん

エディトリアル、グラフィックのデザインと、編集を手がける髙坂 真さん。八戸に残る活版印刷所での印刷ディレクションも行っています。

東京でデザインの仕事をしていた髙坂さんは、
2009年に八戸市へUターンしました。

フンをモチーフにアイテム展開する構想は
もともとあったそうですが、2012年に初めて製品化。

東日本大震災によって取り壊しが決まった
八戸第一魚市場の上屋を撮りに行ったとき、
「いいフンの写真が撮れた」そう。

そこから、試行錯誤を重ねて模様を開発していきました。

工芸・食・まちを楽しむ 工芸フェスティバル 〈金沢21世紀工芸祭〉 開催

工芸のまち・石川県金沢市で、
2018年10月11日(木)から11月25日(日)までの46日間、
工芸の魅力を発信する大型工芸フェスティバル〈金沢21世紀工芸祭〉が開催されます。

金沢21世紀工芸祭のメインイメージ(ポスター)

金沢市は、クラフト分野で認定を受けたユネスコ創造都市。
〈金沢21世紀工芸祭〉のメインテーマは「工芸を遊ぼう。」 
工芸とまち、食を楽しめるワークショップや展示が開催されます。

工芸作家と料理人がコラボレーションする「趣膳食彩」の様子

趣膳食彩

〈金沢21世紀工芸祭〉には、5つのメインコンテンツがあります。
まずは、工芸作家と料理人がコラボレーションする「趣膳食彩」。
料理人と工芸作家が、食と工芸の素晴らしさを五感で味わう
プレミアムな世界をつくり出します。

町家がギャラリーとなる「工芸回廊」

工芸回廊

金沢ならではの町家がギャラリーとなる「工芸回廊」。
金沢らしい風情が残る、東山・主計町(かずえまち)の町家に、
作家とギャラリーが工芸作品を出展。
新たな街の魅力を知り、アートや工芸が身近になるきっかけを提供する回遊型展示イベントです。

金沢みらい茶会

金沢みらい茶会

金沢みらい茶会

さまざまな茶の魅力を味わう「金沢みらい茶会」は、
「茶の湯」文化が根付く金沢ならではのイベント。
「トラディショナル」「コンテンポラリー」の2大テーマで茶会を実施し、
思い思いの解釈でおもてなしの場を創造します。
ビートルズをテーマにしたり、ホテルにしつらえた移動式茶室空間で催す茶会など、
個性豊かなプログラムが揃います。

子どもから大人まで参加できるワークショップ「金沢みらい工芸部」

金工や漆芸、染色など伝統工芸を体験できるプログラム

金沢みらい工芸部

「金沢みらい工芸部」は、子どもから大人まで参加できるワークショップ。
若手工芸作家の指導のもと、金工や漆芸、染色など伝統工芸を
楽しみながら体験できる、部活動のようなプログラムです。

〈WAX’ SHOELACE〉 静岡の老舗が生み出す 穏やかな気品 の蝋引きシューレース

静岡県富士市で創業60余年。老舗の町工場、津田製紐株式会社が手掛ける
ファクトリーブランドが〈T.S.BRAND〉です。このたび、職人技の蝋引き技術を生かした、
“穏やかな気品”をもつワックスシューレース〈WAX’ SHOELACE〉が発売されました。

〈T.S.BRAND〉は、津田製紐の若き三代目が展開するファクトリーブランド。
職人の想いが詰まったこだわりの紐商品を、新しい感性で提案していきます。

WAX’ SHOELACE

WAX’ SHOELACE

WAX’ SHOELACE

〈WAX’ SHOELACE〉のコンセプトは、「極上の艶」。
石目組という表面の均一な凹凸に、
蝋引き加工を施すことで紐の表情をより際立たせています。
一層ごと手作業で行われる蝋引き加工で制作されているために、
上質で丈夫、高級感を醸し出す艶が生まれています。
手にした際にクタッと曲がることなく、安定感が抜群です。

キャンバス地や革製のスニーカーから、タウンブーツまで、靴の素材を選ばない靴紐。
カラーはBLACK、WHITE、NATURAL、DARK BROWN、LIGHT GREYの5種類。
120cmと150cmの2サイズがあり、価格は1000円(税込)です。

〈LED SWAN BULB vintage filament〉販売開始! 白熱電球のような美しい フィラメントが実現

ビンテージ風の美しいフィラメントをLEDで再現! 
千葉県柏市の〈スワン電器株式会社〉が、カフェ風のLED電球6種
〈LED SWAN BULB vintage filament(LED SWAN BULB VF)〉を開発、
2018年10月から販売を開始します。

〈LED SWAN BULB vintage filament〉ボール電球

ボール電球

〈LED SWAN BULB vintage filament〉エジソン

エジソン電球

ビーコン電球

ビーコン電球

シャンデリア電球

シャンデリア電球

スワン電球

スワン電球

オーバル電球

オーバル電球

ガラスの中を複雑に行き交うフィラメント電球は、
空間を美しく演出してくれるため、
カフェなど雰囲気が重要視される場所で多く使われています。
しかし従来このフィラメント電球は、
電気代が高く寿命も短い、白熱電球でしか表現できませんでした。

これを、LEDで実現したのが〈LED SWAN BULB vintage filament〉。
白熱電球のように美しいフィラメントにするために、
柔らかく自由自在に変形できるLEDフィラメントを使いました。
LED電球では珍しく光の調節もでき、白熱灯に近い光を再現。
調光器対応、省電力、長寿命に加え、フィラメントの形状までも再現しています。

価格は、ボール電球が3,900円、シャンデリア電球が2,600円、
オーバル電球が5,400円(いずれも税別)。
全国インテリアショップで取り扱われる予定です。

中四国最大級、 岡山のアンティーク蚤の市 〈from West〉で 一生モノと出会いたい!

アンティーク好き待望のイベント
〈from West 〜人とモノが集う場所〜〉(以下、from West)が、
2018年9月29日(土)・30日(日)に岡山のRSKバラ園で開催します。

〈from West 〜人とモノが集う場所〜〉会場へのアクセスは車での来場がオススメ。

会場へのアクセスは車での来場がオススメ。

今年で3回目となる〈from West〉は
味わいのあるアンティーク品をコレクションした、中四国最大規模の蚤の市です。
岡山はもちろん、日本全国からアンティークショップやクラフト作家、
飲食店など、約100店舗が出店。

一生モノの掘り出し物をゲットすべく、朝早くから多くのひとが訪れるイベントです。

お店によって、アンティークのタイプはさまざま。状態も自分の目で確かめられるのがいいところ。

お店によって、アンティークのタイプはさまざま。状態も自分の目で確かめられるのがいいところ。

この市が特に「アンティーク」にこだわっているのは、楽しみ方が幅広いから。
使い方を考えるワクワク感、今あるものと組み合わせるケミストリー、
そしてモノの歴史をたどり想像する面白さ。
そうしたアンティークの楽しみ方を知ってほしいという思いが、
この蚤の市にはあふれています。

工芸とわたしたちの暮らし、
遠いの? 近いの?
〈朝倉染布〉の超撥水加工の
風呂敷は、
“身近な工芸品”になるか

工芸、つくる側の視点と、買う側の視点

「工芸」と聞いて、みなさんはどんな印象をお持ちでしょうか。

わたしは現在、地域のものづくり産業に関連する
ブランディングやプロモーションを担当していますが、
冒頭にこのような質問を投げかけているものの、
今の仕事を始める前は工芸と聞くと身近なものではなくて、
とても特別な存在のように感じていました。
特に伝統工芸というと、金額が高いイメージが先行して、
日常で使うものではないという印象が強かったのを覚えています。
また、新たに今、フロムジャパンのものやこと、それに携わる人々が気軽に集うことができ、
欲しいつながりを獲得できるプラットフォームをつくりたいと考え、
「JAPAN BRAND FESTIVAL(ジャパンブランドフェスティバル)」という企画を
メンバーとともに運営しています。
仕事で地域に関わることも多く、訪れた地域でよく耳にするのが、
「いいものはたくさんつくってるんだけど、
発信がうまくなくて買いたい人になかなか届かないんだよね。
どうやったら知ってもらえるんだろう」という話。
この知られていない、伝える方法がわからないという問題は、
工芸を巡る全国的な課題になっています。

では、買う側の視点はどうでしょうか。
「工芸品って古い印象。伝統工芸品って高そうだし、あんまり買うイメージがない」
「どこで買えるの? 東京でも買える?」と、話す友人が使っていたのが、
曲げわっぱのお弁当箱。「それ、伝統工芸品だよ」と伝えると、
「えっ、そうなの?」という反応。
さすがに曲げわっぱを工芸品だと認識していなかった友人にもびっくりしましたが、
有名なコーヒーショップのドリッパーやカップ、ソーサーが有田焼でつくられていたり、
織物メーカーがネクタイやハンカチをつくっていたりと、
考える以上に普段の暮らしに寄り添うように工芸は存在しています。
この連載では、そんな身近にある工芸の魅力を、
多くのみなさんにできるだけわかりやすくお伝えできればと思っています。

使ってみないとわからない

では、どうしたら工芸の魅力をみなさんに伝えられるのでしょうか。
あれこれ考えてみても、やっぱりその物のよさは
使ってみないことにはわからないと思いました。
そこで、工芸品をさまざまな年齢や職種の方に暮らしのなかで使ってもらい、
その感想をうかがいながら、工芸品の良さや魅力を伝えていきたいと思います。

最初にご紹介するのは、
群馬県桐生市で染色を中心にテキスタイルの販売なども手がける
〈朝倉染布(あさくらせんぷ)〉さんの“超撥水”加工を施した撥水風呂敷〈ながれ〉です。
創業120年ほどの老舗のメーカーながら、技術革新にも積極的に取り組み、
“超撥水”加工のテキスタイルを開発し、
現在、風呂敷を中心にテキスタイルとしての可能性をさまざまな商材に展開しています。

朝倉染布の“超撥水”加工を施した撥水風呂敷〈ながれ〉はGOOD DESIGN賞も受賞。

このプロダクトで気になったのは“超撥水”というワードです。
傘や雨合羽、その他アウトドア製品でも、防水や撥水というワードはよく目にしますが、
実際は何が違うのでしょうか。

完全に水を遮る防水の多くは、ビニールや塗膜などで完全に遮断することで
水を通さないという性質を持っています。
ですが、同時に空気も遮断するため、通気性がよくありません。
実際、カッパなどを着たときに嫌な蒸れを感じたことがある方もいらっしゃるかと思います。
一方で水や汚れを弾く性質を持つ撥水は、
繊維自体に水を弾く加工を施すことで水を通しにくくするもので、
完全に水を防ぐことはできませんが、濡れにくくなり、
空気も通すので蒸れにくいことが特徴です。

この撥水加工技術を極限にまで高めることに成功したのが
〈朝倉染布〉さんの“超撥水”加工です。
もとは赤ちゃんのおむつに使われていた技術で、現在は競泳の水着などにも採用されており、
繊維1本1本にフライパンのテフロン加工のようなイメージで
炭化フッ素コーティングを施すことで高い撥水効果を生み出しています。

“超撥水”は、極限にまで高めた撥水性によって、
面に対して150度を超える接触角で水滴が接する現象のことです。
接触角とは、落とした液滴と物質の表面とで形成される角度のことを指し、
表面の濡れやすさを測定する方法のひとつです。
例えば、テフロンなど撥水性に優れた物質の表面の接触角は180度に近く、
このとき、乗った液滴はほぼ球形になるとのこと。

一般的な布地の接触角は100度〜120度程度なのに対し、
撥水風呂敷〈ながれ〉の接触角は150度で、
高い撥水性能を持っていることが明らかにわかります。
また、“超撥水”の性能は、約50回洗濯にかけてもほぼ変わらず、安心して洗濯ができます。
「ここ、結構自慢なんです」と〈朝倉染布〉さんは控えめにおっしゃっていましたが、
“超撥水”の布地の実現と、さらには洗濯耐久性を両立させるということは、
とても高度な技術を要するものです。
この技術が、古くから繊維業で栄えてきた群馬・桐生の織の技術と融合して、
超撥水の風呂敷として生まれ変わりました。

”超撥水”という言葉だけ見るとイメージがしにくいかもしれません。
百聞は一見に如かず、ということで、実際に撥水風呂敷〈ながれ〉に水をかけてみました。

コロコロと水玉に!

すごい、確かに弾く!
布の質感なのに、まるで水滴を浮かせているかのように水を弾くのです。
指で水を押すと、まるで踊るように布の上をするすると転がっていきます。
正直、わたしも想像以上でした。
現在は、撥水加工の素材としてはもちろん、
風呂敷やコート、傘入れなど水と関係するさまざまな商材に展開しています。

驚くほど水を弾く”超撥水”加工のテキスタイルでつくられた撥水風呂敷〈ながれ〉を、
東京在住でIT企業に勤務する石川ゆかこさん(20代)に
普段の暮らしの中で使ってもらいました。

石川さんは、日常的に風呂敷を使ったことはないようでしたが、
「週末に友人と出かけることも多く、利用シーンは結構ありそう」とのことで、
あまり制約は設けずに1週間程度の期間で使い方やシーンなども考えてもらいました。

倉敷の帆布の老舗 〈タケヤリ〉の自信作! 世界で一番厚い帆布を進化させた 〈シャンブレー帆布〉

岡山県倉敷市にある帆布の老舗〈タケヤリ〉から、
老舗の知恵と技を結集した〈シャンブレー帆布〉シリーズが販売されました。
チャコールグレーの糸を織り込んだ、表情豊かな美しい帆布です。

〈シャンブレー帆布〉シリーズの深い色味

チャコールグレーの糸が織り込まれた深い色味

創業130年の〈タケヤリ〉。タケヤリにしか織ることができない極厚帆布は、
これまでも世界中で長く愛されてきました。美しさと丈夫さを追求してできたのが、
この〈シャンブレー帆布〉。老舗の自信作です!

〈シャンブレー帆布〉は、ヨコ糸にチャコールグレーの糸を折り込んだ帆布。
特徴は、帆布の丈夫さに加え、美しい生地肌を実現したこと。
更に、汚れも目立ちにくいんです。

三本の矢をこえる”七本の糸”

三本の矢をこえる”七本の糸”

そして、この特厚のシャンブレー帆布の織糸は
七本の糸を撚り合せてできています。
七本が一本にまとまることで、とても大きな強度を生みます。

美しいパイピング仕上げ

美しいパイピング仕上げ

厚く密度の高いタケヤリの極厚帆布を縫製するのは
とても困難ですが、内側まで美しく仕上がっています。
ハンドルの生地には、撥水のパラフィン加工を施した11号帆布が使われています。
キャンプや公園に持っていっても安心です。

特厚帆布のハンドメイド製品ですが、
価格は8,300円(税抜)と、お手頃なのも魅力。

工場直結ファッションブランド
〈ファクトリエ〉が挑戦する
「希望工場価格」とは

工場を「足で探す」ことから始まった

熊本に本店を構え、東京や名古屋にも店舗を持つ〈ファクトリエ〉は
各地の工場と直接やりとりして
商品を生産しているファッションブランドだ。
2012年の起業以来、山田敏夫社長は全国の工場を飛び込みで訪れ、
技術のある工場を探し出してきた。
今回〈ファクトリエ〉を取材するため、契約工場のひとつである
愛知県の尾張一宮にある〈葛利毛織工業〉という織物工場で待ち合わせした。
山田さんはこの日の取材前も、
岐阜駅の公衆電話にある電話帳で工場を探してきたところだという。
「これが今日行ってきた工場ですよ」と、工場名と電話番号のメモを見せてくれた。
今でも、足を使って現地を訪れながら工場を探し続けているのだ。

〈葛利毛織工業〉の生地〈DOMINX〉は、〈ファクトリエ〉のスーツになる。

〈葛利毛織工業〉の生地〈DOMINX〉は、〈ファクトリエ〉のスーツになる。

〈ファクトリエ〉は工場と直接やりとりして中間コストをカットすることで、
商品の小売価格を抑えるビジネスモデルだ。
しかも希望小売価格ならぬ、“希望工場価格”を設定。
工場に決めてもらった価格で買い取り、約2倍の価格で販売する。
原価率がなんと約50%。ビジネスの常識ではあり得ない設定である。
これによって、工場側は通常よりはるかに高い利益を得ることができる。
それで売れるのだから、押し付けられたものではなく、職人としてのプライドにかけて、
最高の技術を製品に込めるようになる。
その結果、消費者も高いクオリティのものを、
市場価格の半額に近い価格で手に入れることができるようになる。

とてもシンプルな理屈でわかりやすい。しかしそれを実際の行動に移し、
ビジネスとして成立させるには、大変な努力と熱意が必要だろう。
どうしてこのようなビジネスを思いついたのか。
熊本県生まれの山田さんは、家業が洋品店だった。

〈葛利毛織工業〉は天皇陛下が着る衣類の生地も献上していたことも。

〈葛利毛織工業〉は天皇陛下が着る衣類の生地も献上していたことも。

「社名である〈ライフスタイルアクセント〉には、
人々のライフスタイルに幸せなアクセントをもたらす会社にしたいという
意味が込められています。洋品店で育った僕にとって一番イメージできたのが、
新しく買った洋服を翌日に着ていて気分があがること。
サラリーマン時代も、週末にネクタイ1本新調すると月曜日の気分が良かったんです。
洋服には、その人の明日を変える力があります」

〈ファクトリエ〉代表の山田敏夫さん。

〈ファクトリエ〉代表の山田敏夫さん。

こうしてアパレル業界に興味を持った山田さんは、パリの〈グッチ〉で働く経験をする。
その際、〈エルメス〉の工房を見学する機会があった。
そうしたパリでの体験からグッチもエルメスも、
ものづくりから生まれたブランドであることに気がついた。

「エルメスのバッグづくりは分業だと思っていましたが、
ひとりでひとつのバッグを丸縫いしていました。
ベテランの職人が多いのだろうと想定していましたが、
なんと若者がイヤフォンで音楽を聞きながら作業していましたね。
それでもひとつ完成させるのに20時間かかるから、1週間にひとつしかできない。
そして職人の刻印が入るから、
リペアするときに誰がつくったものかすぐにわかるんですね。
職人の技術を大切にする姿勢が素敵だなと感じました。
一方で日本の工場にも、エルメスに負けないくらいの技術はあるはずなんです。
でも日本はデフレで、どんどん安くしないとダメな状況。
どうしたらこんなブランドをつくれるのだろう? 
どうしたらバーキンやケリーというバッグを何百万円で売ることが可能なのだろう?
この違いはなんだろうかと、いろいろ考えました」

そして辿り着いた答えのひとつが、ものづくりの精神を持つこと。
流行やマーケティングなどの表層的なものに振り回されるのではなく、
芯が強く、戻る場所がある。そのような、ものづくりから生まれたブランドをつくりたい。
その思いから〈ファクトリエ〉を立ち上げた。

「グローバル化が進めば進むほど、最大公約数として“日本”を意識するわけです。
その時に日本の文化的なものを失っていると、
自分たちのアイデンティティや根本の精神を見失ってしまう。
仮に自動運転の時代が来たとしても、きっとクラシックカーを好きな人は買います。
つまり“これが日本のものだよ”というものづくりの文化をちゃんと残しておかないと、
日本人としての拠り所がなくなってしまいます」

〈葛利毛織工業〉の工場では、古いションへル織機が稼働している。

〈葛利毛織工業〉の工場では、古いションへル織機が稼働している。

メガネ選びが楽しくなる! 〈g.g.WAREHOUSE南堀江〉 オープン

感度の高い人が集まる大阪市の商業地区、南堀江。
ここに、新しいメガネ選びに挑戦するショップ、
〈メガネの田中 g.g.WAREHOUSE南堀江〉が2018年8月10日、オープンします!

〈g.g.WAREHOUSE南堀江〉の特徴は、
今までにない手法を用いたメガネの展示方法! 
メガネをもっと好きになる仕掛けを施しました。

様々な職業を持つ8人の架空の人物を設定し、その人があたかも
住んでいるかのような、細かなディテールまで表現した8つの部屋を店内に制作しました。
訪れた人は自分の価値観に合う部屋に入り、その部屋に隠されているメガネを探します。

ヘアスタイリストの部屋

ヘアスタイリストの部屋

文化人類学者の部屋

文化人類学者の部屋

架空のシェアオフィスをイメージした、個性的な内装。
昔倉庫だったところに、デザイナー、小説家、ヘアスタイリスト、
自転車職人などの様々な職業の人が自然に集まって、
それぞれの仕事をしているシェアオフィスがイメージされています。
新築の建物を古びた倉庫に見立てるため、壁をはがし、
経年劣化を演出するための汚し加工も施しました。

自転車職人の部屋

自転車職人の部屋

アロマセラピストの部屋

アロマセラピストの部屋

〈柴田慶信商店の曲げわっぱ展〉 ごはんがおいしくなる! katakana店主が惚れた 秋田杉の曲げわっぱ

職人さんが秋田杉の板をひとつひとつ曲げてつくる「曲げわっぱ」。
2018年9月1日(土)~14日(金)、東京・自由が丘にある
日本の“カッコイイ”を集めたお土産やさん
〈katakana(カタカナ)〉にて、曲げわっぱの展示即売会が開催されます。

曲げわっぱのお弁当箱はkatakanaを起業するきっかけにもなったそうで、
代表の河野純一さんも愛用されているそうです。

「この木のお弁当箱との出合いで、僕たちの人生が大きく変わりました。
日本の伝統工芸に興味がある人もない人も、
まずは天然の秋田杉で丁寧につくられた曲げわっぱでごはんを食べてほしい。
そして、少しでも何かを感じていただけたらうれしいです」(河野さん)。

今回お店に並ぶ曲げわっぱは、秋田大館市にある柴田慶信商店のもの

今回お店に並ぶ曲げわっぱは、秋田大館市にある柴田慶信商店のもの。
1964年に創業し、現在は2代目の柴田昌正さんが継いでいらっしゃいます。

わっぱデビューの方におすすめなのはこちらの「小判型」。

わっぱデビューの方におすすめなのは「小判型」

このほかに「長手型」など、約15型のお弁当箱が並びます。
曲げわっぱのお弁当箱は、木が呼吸し適度な湿度を保ってくれるため、
ごはんがおいしいのだとか。いつかは手に入れたいですね!

わっぱにつめたお弁当

老舗家具メーカーの底力! 静岡県裾野市発のソファ 〈MANUALgraph〉 を体感しよう。

富士山の山麓に位置し、自然豊かなまちである静岡県の裾野市。
その地で、およそ半世紀にわたって業務用家具を作り続けてきたのが
「家具職人集団」こと、〈フジライト〉です。

MANUALgraphロゴ

その〈フジライト〉が5年前に満を持して始めたソファブランド
〈MANUALgraph〉はご存知でしょうか。

「一生使える」とも称され、
結婚・出産・家を買うなどの門出を迎える方にこそ使ってみてほしいこのソファには、
「丈夫で長持ち」を得意とする〈フジライト〉での知見が、
さまざまな箇所で生かされています。

ソファ断面図

たとえば座面。バネの幅間隔が狭いものを採用することで、
バツグンの強度を保ちます。このバネは自社の完全オリジナルなんだそう。

自社の木工場での製造の様子

そしてソファの命であるフレームは自社の木工場で製造。
無垢の木材をふんだんに使用し、しっかりとした基礎部分がつくられます。

業務用家具では当たり前の、こうした部品や技術を〈MANUALgraph〉
でも応用することで、長く愛用してもらえるソファが完成するのです。

自社工場での縫製の様子

また、〈MANUALgraph〉では「木部の切り出し」「組立」「裁断」「縫製」「張り」、
全ての工程をワンストップで行います。自社完結の体制が整っているからこそ、
顧客の要望にも即座に、そしてきめ細やかな対応が可能となっています。

「こんなに素敵なソファがあるなんて……」
いざ近場で試座してみようと思っても、
こちらのソファは自社工場に併設された店舗とオンラインでのみの販売。
「品質のよいものを、手の届きやすい価格で」という信念の表れでもあります。

マスキングテープ〈mt〉の学校 〈mt school〉が北陸巡回中。 石川でのテーマは「修行」!?

デザイン:dream network activity(香川県)

大人気のマスキングテープ〈mt〉。
岡山城をマスキングテープでラッピングした〈mt art project〉も
大きな話題となりました。コロカルでの紹介記事はこちら

ただいま、「mtで学ぶ、mtでつながる」マスキングテープ〈mt〉の学校、
〈mt school〉が北陸3県を巡回中!

7月の富山教室を終え、8月2日から14日までは、石川に上陸。
コロカルでもおなじみのイベント『乙女の金沢 春ららら市』を企画・運営する
「乙女の金沢」とのコラボ企画として開催されます!

なかでも目玉企画となるのが、その名も「mt工芸修行」。まさかの「修行」です!! 
金沢および石川のさまざまな工芸作家・クリエイターを
「師匠」としてお招きし、1日2修行ずつが行われます。

実際の修行内容を見てみますと……

「creava・藤丸枝里子師匠と取り皿に染付で絵付けしよう」

開催日:8/2(木)、8/7(火)、8/9(木)、8/11(土)

費用:2500円(追加ひとつ1000円/配送の場合は配送料別途)

所要時間:30分~1時間ほど ※随時受付・予約も可

creava・藤丸枝里子師匠と取り皿に染付で絵付けしよう

「gris-gris leathers・佐藤晃紀師匠と革を染めてブレスレットを作ろう」

開催日:8/2(木)、8/12(日) 費用:2000円

所要時間:1時間ほど ※随時受付

gris-gris leathers・佐藤晃紀師匠と革を染めてブレスレットを作ろう

gris-gris leathers・佐藤晃紀師匠と革を染めてブレスレットを作ろう

「ガラス作家・田聡美師匠とガラスとレジンのアクセサリーを作ろう」

開催日:8/3(金)、8/4(土)、8/5(日) 費用:1500円

所要時間:30分ほど ※限定数 ※随時受付

ガラス作家・田聡美師匠とガラスとレジンのアクセサリーを作ろう

「能登デザイン室・奈良雄一師匠と時計をつくろう」

開催日:8/7(火)PM、8/8(水) 費用:4200円

所要時間:30分~1時間ほど ※随時受付 ※協力:タカタレムノス

能登デザイン室・奈良雄一師匠と時計をつくろう

自転車のまち、尾道発! 〈BETTER BICYCLES〉 よくばりなライフスタイルの 良き相棒に!

サイクリストの聖地として知られ、
「瀬戸内しまなみ海道」の本州側の玄関口である広島県尾道市。
外国人もよく訪れ、坂道のつづく風光明媚なまち並みもまた一つの魅力となっています。

そんな素敵なまちから、“尾道発。ちょっといい、自転車”こと、
〈BETTER BICYCLES〉が発売されました!

多くの映画やドラマなど、名作の舞台としても有名な尾道。

多くの映画やドラマなど、名作の舞台としても有名な尾道。

手がけたのは、尾道をこよなく愛する地元企業〈ディスカバーリンクせとうち〉。
サイクリストフレンドリーな複合施設〈ONOMICHI U2〉の運営や、
〈尾道デニムプロジェクト〉などで有名です。

ONOMICHI U2。

ONOMICHI U2。

尾道は海・山・街、どこを走っても心地よく、
自転車に乗る人にとっては楽園のようなまちです。
訪れる人だけでなく、地元の方の暮らしにも寄り添う、
シンプルで快適な愛着のもてる自転車があったらどうだろう……

こうした「まちが持つ価値を、ここに暮らす人たちと共に大切にしていきたい」
という思いから、〈BETTER BICYCLES〉という自転車は生まれました。

風情あるまちなかにも馴染むシンプルなデザイン。

風情あるまちなかにも馴染むシンプルなデザイン。

尾道のまちなかにある〈BETTER BICYCLES〉の店舗内。

尾道のまちなかにある〈BETTER BICYCLES〉の店舗内。

色とりどりのフレーム。

色とりどりのフレーム。

自転車のラインナップは〈ミキスト〉、〈ホリゾンタル〉、〈カーゴバイク〉の3種類。
自転車のタイプとそのフレームを基本の10色から選ぶことで、自分だけの1台が手に入ります! 
さらに、オプションでカラーにマットやテクスチャ塗装など
他にも90種類から選べます。

ミキスト 税別55,000円〜 尾道の親しみやすいまちなかにも似合うクラシカルな装い。

ミキスト 税別55,000円〜 尾道の親しみやすいまちなかにも似合うクラシカルな装い。

ミキストはスカートでもOKな、女性が乗りやすいように設計されたスポーツバイク。

ホリゾンタル 税別55,000円〜 自転車の基本形といえるホリゾンタル(水平)フレーム。

ホリゾンタル 税別55,000円〜 自転車の基本形といえるホリゾンタル(水平)フレーム。

100年前からほとんど変わらない普遍的なデザインにこだわった1台。
初めてのスポーツバイクやセカンドバイクにもおすすめです。

カーゴバイク 税別79,000円〜 1番人気、メッセンジャーも使用するカーゴバイクをサイズダウン。

カーゴバイク 税別79,000円〜 1番人気、メッセンジャーも使用するカーゴバイクをサイズダウン。

カーゴバイクは大容量のカゴが特徴的。カゴは本体についており、ハンドル操作に影響されず、かごの重さでフラフラしづらい設計に。

〈出西くらしのvillage〉 民藝の窯元・出西窯と ル コションドールによる 新しい場がオープン!

2017年3月、島根県出雲市にある民藝の窯元〈出西窯〉が
暮らしにまつわるさまざまなアイディアを発信する
新しい空間〈出西くらしのvillage〉をスタートさせました。
そして2018年5月、同敷地内にベーカリーカフェ
〈ル コションドール出西〉がオープン。早くも人気を集めているようです。

出西窯・窯元販売場〈くらしの陶・無自性館〉

出西窯・窯元販売場〈くらしの陶・無自性館〉

2018年7月に開催された〈パンのある食卓展〉の様子。限定品のプレート皿やミニお重が並びました。

2018年7月に開催された〈パンのある食卓展〉の様子。限定品のプレート皿やミニお重が並びました。

出西ブルーがきれいなドラ鉢。温野菜のまんなかにソースが入ったミニボウルを入れ、華やかな盛りつけを提案。

出西ブルーがきれいなドラ鉢。温野菜のまんなかにソースが入ったミニボウルを入れ、華やかな盛りつけを提案。

出西くらしのヴィレッジが誕生するまで

1947(昭和22)年、柳宗悦さんをはじめとする
民藝運動のメンバーに指導を仰ぎながら、
5人の若者の志によって始まった出西窯。

出西窯/出西くらしのヴィレッジ代表の多々納真さんが
「うつわを中心に生活文化全体を提案していくようなことができたら」
と構想を抱き始めたのは、いまから10年ほど前のこと。
出西窯の良さをより多くの人に伝えるために、試行錯誤を重ねていた頃でした。

それから数年後、多々納さんは鳥取市内にある〈ル コションドール〉という
ベーカリーを営む倉益孝行さんと出会います。

「お土産でいただいたル コションドールのパンがあまりにもおいしくて、
一度現場にいって買ってみようと、店を訪ねました。
そこで初めてジャムおじさんのような倉益君と出会い、
気持ちのいい青年だったし、何よりもそのおいしさに感動しました」(多々納さん)

以来、互いに行き来するようになった多々納さんと倉益さん。
数年後には出雲で暮らしを彩るうつわと
地元の素材をたっぷり使ったパン、そして料理を
提供する場所をつくる計画が動き始めました。

撮影:高野尚人

撮影:高野尚人

その構想の背景には、出西窯の先代の師匠であった
民藝プロデューサー、吉田璋也さんの影響がありました。
医師でもあった吉田さんは、鳥取で開業医を務めながら
民藝の職人たちを支援するため、彼らの手がけたものを販売する〈たくみ工藝店〉と
それらのうつわを用いて郷土料理を提供する〈たくみ割烹〉を営んでいました。

出西窯の先代は、かつて吉田さんに
自分たちがつくったうつわと食事を一緒に提供することを
薦められたことがあったといいます。
多々納さんはその話を思いだし、現代ならベーカリーとカフェという形で
そのアイデアを実現できるのではと考えたのだそうです。

工房には登り窯もあり、年に数回窯焚きを行っています。

工房には登り窯もあり、年に数回窯焚きを行っています。

登り窯ならではの焼締め飯碗。

登り窯ならではの焼締め飯碗。

〈SANJIKU×PASS THE BATON Original items〉 三軸組織の生地を使用した 新シリーズを限定発売!

2018年7月14日(土)、パスザバトン京都祇園店にて、
新しいプロダクトシリーズ〈SANJIKU × PASS THE BATON〉の発売がスタートしました!

〈SANJIKU × PASS THE BATON Original items〉Fukusa 各12,000円(税抜)

〈SANJIKU × PASS THE BATON Original items〉Fukusa 各12,000円(税抜)

〈SANJIKU × PASS THE BATON Original items〉Card case 各6,000円(税抜)

〈SANJIKU × PASS THE BATON Original items〉Card case 各6,000円(税抜)

これは1000年以上の歴史をもつ京くみひもの技術を応用してつくられた着物生地、
「三軸組織(さんじくくみおり)」を使用したシリーズ。
三軸組織のサンプル生地やあまり生地からつくられるオリジナルプロダクトです。
現在日本には、三軸組織の織機がたった2台しか残されていないのだとか。

その希少な織機から生み出された生地がいまのファッションに合う
ふくさやがま口、カードケース、ポケットチーフ、アクセサリーになりました。

こちらが、同シリーズのふくさです。

〈SANJIKU × PASS THE BATON Original items〉Fukusa 12,000円(税抜)

〈SANJIKU × PASS THE BATON Original items〉Fukusa 12,000円(税抜)

〈SANJIKU × PASS THE BATON Original items〉Fukusa 12,000円(税抜)

〈SANJIKU × PASS THE BATON Original items〉Fukusa 12,000円(税抜)

〈SANJIKU × PASS THE BATON Original items〉Fukusa 12,000円(税抜)

〈SANJIKU × PASS THE BATON Original items〉Fukusa 12,000円(税抜)

絹糸の光沢と洗練された編地模様が織りなす
グラデーションが何とも素敵ですね。

今回パスザバトンがコラボした〈SANJIKU〉は、
創業およそ70年の京都の呉服専門商社が運営する
〈OMIYA CONNECT〉の取組みにより、
三軸組織からファッション雑貨やテキスタイルを展開するブランドです。

三軸組織の織機

三軸組織の織機

三軸組織の織機

三軸組織の織機

〈SANJIKU × PASS THE BATON Original items〉Necklace 各18,000円(税抜)

〈SANJIKU × PASS THE BATON Original items〉Necklace 各18,000円(税抜)

〈パスザバトン京都祇園店〉

〈パスザバトン京都祇園店〉

〈お茶と酒 たすき〉のかき氷

〈お茶と酒 たすき〉のかき氷

SHIBAURA HOUSE 〈OPEN!FURNITURE〉 トラフ建築設計事務所、石巻工房と 水辺に家具をつくろう!

2018年7月、東京都品川区の芝橋エリアにて
〈OPEN!FURNITURE(オープン・ファニチャー)〉が始まります。

これは、コミュニティスペース〈SHIBAURA HOUSE〉の皆さんが中心となり、
〈トラフ建築設計事務所〉や〈石巻工房〉、芝浦三・四丁目商店会の皆さんと
一緒に立ち上げたプロジェクト。

OPEN!FURNITURE

OPEN!FURNITURE

プロジェクトメンバーの皆さんとまち歩きや家具の制作などに挑戦し、
パブリックスペースの新しい可能性を発見していきます。

新芝橋周辺は、地域の商店会がCANAL CAFEを出店したり、
お祭りの会場として活用している場所。
このプロジェクトでは芝浦エリアのランドマークでもある運河のそばに、
ユニークな家具を設置することで、水辺をより素敵な場所へと変えていきます。

SHIBAURA HOUSE(旧株式会社広告製版社)は、
製版をはじめとするデザイン事業を手がけながら、
新しい試みとして、地域社会との関係を築くさまざまな取り組みを行っています。

〈SHIBAURA HOUSE〉2011年に竣工した建物の設計を手がけたのは、世界で活躍する建築家・妹島和世氏さん(SANAA)。ガラス張りの建物は内部の活動が外から見えるようにデザインされています。

〈SHIBAURA HOUSE〉2011年に竣工した建物の設計を手がけたのは、世界で活躍する建築家・妹島和世氏さん(SANAA)。ガラス張りの建物は内部の活動が外から見えるようにデザインされています。

地域との関わりをつくる一方で、海外のグループや大使館と連携し、
イベントやワークショップなども開催してきました。
企業で働く人々とまちに暮らす人々が混在する地域に、
魅力的なコミュニティをつくることを目指しています。

講師として参加するトラフ建築設計事務所は、
新しい感性をもつ若手建築家、鈴野浩一さんと禿真哉さんによるユニット。

トラフ建築設計事務所

トラフ建築設計事務所

建築の設計を手がけるほか、美術展や〈ミナ ペルホネン〉の展示会の会場構成、
演劇カンパニー〈チェルフィッチュ〉の舞台美術など、数々のデザイン/アートプロジェクトにも携わっています。
今年は〈山形ビエンナーレ2018〉への参加も決まっているそう。

同じく講師として参加する石巻工房は、コロカル読者には、もうおなじみ!
2011年に誕生した宮城県石巻市を拠点とする、地域のものづくりの場です。

石巻工房

石巻工房

デザインの力でDIYの可能性を広げる家具ブランドとして、
地元の人々の自立運営する産業として、
地域を活性化する起爆剤になることを目指しています。